マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

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第180話 風呂騒動の始まり

2018-04-24 23:51:13 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
     【2021年5月21日クラビウス基地ドック係留中のアルタミラ】

クラビウス基地在留2日のアルタミラ。
普段通りに業務を行ったり訓練などを行っていた。
このまま平穏な日々を過ごせるかと思われたが・・・・・・

まさかとんでもない惨劇に見舞われるとは思わなかった。
その惨劇は整備長千葉の叫びから始まる。

千葉曹長「ぬわぁぁにぃぃぃぃシャワー室が故障だとぉぉぉぉぉ?」

ウェルナー伍長「ハッ・・・・・・・クラビウス基地のアルタミラのシャワー室が故障しました。」
アルタミラ整備班カーロン・ウェルナー伍長

千葉曹長「なぁぁぜなんだ!」

ウェルナー伍長「じ.自分には分からないであります。女子も同じようなんです。」

千葉曹長「女子もぉぉぉぉぉ?」

アルタミラに備えている自分の身体を清潔するにおいて重要なシャワー室が故障した。
しかも男性シャワー室だけでなく女性シャワー室も壊れた。
千葉は一体何が原因なのかとウェルナー伍長に問いただすが・・・・・・・・

経験不足であるウェルナー伍長に分かるわけがない。
シャワーの故障原因なんて・・・・・
その事で千葉は切れてしまい、冷静さを完全に失っていた。          
後ろから熊谷が見ているがどのように対応するのか考えていなかった。

ウェルナー伍長「もう一度言いますが・・・・・・・詳しい詳細は分からないであります。」   

千葉曹長「分からないだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?なんとかしろ!!」

ウェルナー伍長「そう言われましても・・・・・・・・・」

熊谷軍曹「くそ、俺たちは汗だくなのによ。」

千葉曹長「ちくしょーめ!」

叫びながら今回の事故を解決しようとしていない。
普通なら冷静になって直して行こうと言う流れになるのだが、そうはならない。
このままではアルタミラ全乗員の衛生面が保てない異常事態になってしまう。

それでもなお千葉は冷静にならない。

桐原少佐「あれシャワー故障?」

ウェルナー伍長「桐原少佐」

千葉曹長「シャワーが使えないんですよ、男女ともに故障してしまって。」

桐原少佐「そりゃあ大変だね、っで艦長に報告したの?」

千葉曹長「それはまだで......」 

そんな状況下でアンサーズ隊長.茂人がやってくる。
茂人の顔を見た千葉は冷静さを取り戻し事の詳細を伝え、茂人から艦長に報告したかと聞いた。
千葉はハッとなりしまったと言う顔をし、報告していない事を言う。

どんな社会においても、報告・連絡・相談・三つ合わせて報連相は重要である。
それを忘れてしまった千葉達は自らを恥じた。

桐原少佐「じゃあ今聞いて見る?」

茂人は上に連絡しようとする。
とにかく慌てていても何も始まらないし報連相は重要であるとそう判断したからである。
このまま放置していればアルタミラの衛生環境は最悪な状態になり病気になる人間が増えてしまう可能性がある。
茂人は指揮官の一人なので、艦長に相談し指示を仰ぐ・・・・・・・・

桐原少佐「艦長、桐原です。シャワーが男女とも故障したそうです..........」

ジェイルに電話する茂人。
いろいろと会話しどんな対応をすればいいのか聞いた。
暫く話している中で整備班の面々は息を飲みながら見守る。

下手すれば最悪な結果になるかもしれない。
鬼が出るか蛇が出るか・・・・・・・・

はたしてその結果はいかに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

桐原少佐「はいそうですか分かりました。」

千葉曹長「でっなんて?」

桐原少佐「艦長からの命令、整備班はシャワーを一度解体し全力で修理、ちなみに女子シャワー室は女性整備兵のみで修理する事以上。」

千葉曹長「.......という事は.......」

熊谷軍曹「俺たちの風呂は?」

桐原少佐「風呂が直るまで無しです、部下にも風呂に関しては基地の風呂で対応するようにと言っておきますんで。」

整備班はシャワーを解体し全力で修理する事とジェイルから命令された。
更にそれまでの間、アルタミラの整備班は風呂なし・・・・・・
他の面々は基地の風呂で対応させると・・・・・・

この時の茂人の顔は誰が見ても適当でありなんかやる気がない。
SDF-1マクロス乗艦以前の南アタリア島時代からずっと茂人と縁のある千葉は何か残しているなと感じる。
何を残しているのか・・・・・・・・・・・
そう思って茂人を疑うような目で見るが・・・・・・・・・・・どうにも・・・・・・・。
そのお残しが言われるのはこの直後であった。

桐原少佐「あっ俺は家の風呂もとい、銭湯へ行きますんで・・・・特に問題ありません。」

熊谷軍曹「なんで銭湯なんですか?(って家の風呂もといって言ったよな。)基地の風呂とかあるじゃないですか。」

桐原少佐「そちらは混雑しているから嫌なのよ、クラビウス基地は大きな基地だけど風呂の数が少なくおまけに大人数いるから混雑して大変なのよ。」

千葉曹長「っで改めて聞きますが、何処に行くんですか?」

桐原少佐「デワが経営しているスーパー銭湯。」

茂人の実家スーパー銭湯。
予備役軍人である茂人は妻のデワントンと共にスーパー銭湯を経営していた。
普通に景気が良く、お湯のバリエーションが豊富であり少しばかり有名であった。

千葉曹長「スーパー銭湯?茂坊お前の嫁、デワちゃんはスーパー銭湯経営しているのか?」

桐原少佐「はいそうですが.......まぁとにかく、銭湯には入れないが、修理したシャワーの一番風呂はいれさせてあげるからさ。頑張ってね。」

千葉曹長「少佐そんな殺生な.......さっき仕事終わったばっかりで汗だくなんですよ。」

千葉は茂人がスーパー銭湯が嫁デワントンと一緒に経営しそれに入ろうとしている事を羨ましがる。
だけど、茂人は配慮を忘れたのか気にしない。

桐原少佐「整備班は汗をかいて結構青春はいいじゃないですか!!」

熊谷軍曹「それはブラック職場じゃい!」

茂人は適当に帰っていく・・・・・・
この場にいる一同は・・・・・・・・茂人に羨ましい目線を送るが・・・・
偶然、大樹は近くにいた。

その事をアンサーズの男性陣に事の詳細を話した。

神楽少尉「隊長、俺たちが汗だくなのに一人だけ銭湯だとぉぉぉ。」

茂人の自宅の風呂に関してアンサーズの男性陣の面々は怒り心頭であった。
狭い狭い基地のシャワーなんか入りたくない。
混むし入りずらいし、ただでさえアルタミラのシャワーがマシなのに・・・・・

そんな中である事に気がつく・・・・・・

吉野大樹「嫁が経営していると言ったな。」

ハイウェイ「少尉、大尉。ただ風呂できますね。」

茂人の嫁デワントンの顔を見に行く・・・・・・・・
それとただ風呂・・・・・・・・
この二つの単語・・・・・・これだけでも男性陣のハートを熱くさせるには十分であった。

吉野大樹「女性陣にも伝えろ、丁度隊長の嫁さんの顔を見たかった所だったからな。」

ハイウェイ「同感です大尉。」

吉野大樹「隊長は案外、逃げるのに早いから厳密に伝えろよ!」

『ハッ』

大樹はすぐさま、いろんな人に茂人の家への襲来する計画を教えに行く。
アンサーズの男性グループが動き出す。
その一方の女性陣の面々は・・・・・・・・・・・・
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