マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

はこさんお礼 SS

2018-09-21 00:01:17 | マクロス短編
はこさん毎度ありがとうございます。
今回はSSです。

母と娘
         【AD.2050年.9月21日.惑星シェラーナ】
中央集権主義者.ラクテンスと地方分権主義者ビンディランスの戦いの中の西暦2050年。
ライト・インメルマンとアサヒ・インメルマンの長男ハヤテ・インメルマンが生まれた。
ライトやアサヒの同僚達や親族一同は喜び、生まれてきたハヤテを祝福する。

それからしばらくして、アサヒは久しぶりに母ラウラと散歩しようと誘った。

ラウラ「珍しいわね、散歩に誘うなんて。ハヤテを抱いて?アヤメは?」

アサヒ「今はライトと遊んでいるから、散歩は嫌みたい。」

ラウラ「結構母親離れが早いわね、アサヒに似たのかしら?」

アサヒ「まさか・・・」

ラウラ「まぁいいわ、久しぶりに親子水入らずで散歩しよう。話したい事はかなりあるし。」

ラウラはアサヒからの誘いは嬉しかったらしく上機嫌である。
それにアサヒに抱かれているハヤテを見て、更に嬉しそうに見ている。

可愛がられているハヤテはと言うとすやすやに眠っており。
あまりの可愛さにラウラはハヤテの頬にキスをする。

この一連のやり取りをした後ラウラとアサヒは家を出て、近くの小川の近くを歩いた。

ラウラ「男嫌いで衛生兵業務に一筋だったアサヒがライトと結婚し、二人の子を生むとはね。」

アサヒ「最初はライトの事は嫌いだったんですよ、変人だしだらしないし。でもシェルバン紛争の時共に戦っていくうちにライトが私にとって大事な人だと気がついたんです。だから・・・」

ラウラ「なんだ・・・私と一緒なんだね。」

アサヒ「そう言われればだね、父さんと母さんのアンサーズ時代の武勇伝は子供の頃から姉さん達と楽しく聞かせてもらったけど・・・まさか私も母さんみたいになるとはね。」

ラウラ「そうかもね。」

二人は楽しく会話しながら歩く。
普段は共に新統合軍の軍人であり、共に話す機会は少なくなったが・・・

久しぶりに会話するとなんとなく懐かしさを覚え、新鮮さを感じる。

アサヒ「ねえ母さん。」

ラウラ「なぁに?」

アサヒ「私はライトと子供達と幸せに暮らせるかな?」

ラウラ「大丈夫よ、何も無ければ幸せに暮らせるわ。」

この幸せがいつまでも続けばいいな。
アサヒは母ラウラに問いかけるように言った・・・・・
返答は何も無ければ幸せに暮らせると・・・・

アサヒ「何事もなければか・・・・」

ラウラ「心配?」

アサヒ「心配じゃないわ、ライトがそう簡単に死ぬとは思えないからね。」

ライトと生まれてきた子供達と幸せに暮らせる・・・・・
アサヒはそんな事を想像し、無言の笑顔を浮かべる。

このままそんな人生を過ごせたら・・・・・

ラウラと散歩しながらずっとそんな事を考えており。
途中で立ち寄ったカフェの中でも考えており、ラウラから大丈夫かと心配される程であった。

だけど・・・・・

そのアサヒの願いは叶わず・・・・・・

幸せは不幸にも長く続く事がなかった。

          【AD.2060年 第1次ウィンダミア独立戦争】
ライト・インメルマン・・・・戦死。
ウィンダミア独立戦争の最中ウィンダミアの都市.カーライルに次元爆弾を落とした直後、死んだと・・・

その情報が家族に伝えられたのはライトから死んでから数カ月後の事・・・・・

ライトの死の報を聞いたアサヒは・・・・あまりにも衝撃な事であり・・・・膝をつきながら失神した。

吉野大樹「アサヒ・・・アサヒ・・・」

ラウラ「アサヒ・・・起きて・・・・」

アサヒ「母さん・・・・」

吉野大樹「大丈夫か、お前は失神して・・・・・」

ラウラと大樹は失神しベッドに運ばれたアサヒを心配して看病していた。
あまりの衝撃だったのか、アサヒの目から生気を失いもう死にかけ同然のような姿をしている。

アヤメやハヤテら子供達もそんな母親を心配した表情を浮かべ不安になる。
アサヒはゆっくり置きだし、顔を両手で押さえる。

そして視線をラウラに向け・・・・

アサヒ「ライトが・・・死んだのは嘘だよね。」

ラウラ「本当だわ、ウィンダミアの独立戦争で次元兵器・・・それに味方の基地を巻き込んで・・・・」

アサヒ「母さん・・・・冗談が・・・・」

ラウラ「冗談じゃない!!死んだのよ・・・・・」

アサヒはライトを死んだ事は嘘だとし、否定しようとする

が・・・・

ラウラによりライトは正確に死んだと言われてしまう。
大樹は後ろを向き、無言の子供3人を部屋から出す。

しばらく静寂が続くが・・・・・
次第にアサヒからすすり泣く声が聞こえる。

ラウラ「アサヒ・・・・」

アサヒ「ライトが死ぬはずがない、最後まで私と・・・・・母さん・・・・」

ラウラ「・・・・・・・今は寝なさい・・・・アサヒ・・・・」

あまりにも悲惨な姿の娘にラウラは何も言う事が出来ず・・・・
アサヒに毛布を被せ寝かせる・・・・

普段は勝ち気でしっかり子供達を育てていた。
今ではその面影が見えないぐらい衰弱していた。
ラウラは気の毒過ぎて、自分まで涙を流してしまう。

ズドォォン

ラウラ「アサヒ!!」

アサヒ「母さん離してよ、死なせてよ。」

ラウラ「何を馬鹿な事を言っているのよ!!死んで何になるのよ!!」

数ヵ月後、アサヒが自宅で子供達が学校にいない時に自身が拳銃で自殺しようとした。
非番でラウラが帰ってきた所にアサヒが拳銃で自殺しようとする光景を見て。
間一髪の所で阻止された。

だけど、拳銃は発射され銃弾がラウラをかすめるかのように傷がつき。
血が流れる。

アサヒ「ライトは死んだのよ、生きて行けない。」

ラウラ「あんたまで死んだら子供はどうなるの?誰があの子達を導くの!!」

アサヒ「私は・・・・私は・・・・・」

ラウラ「いい加減にしなさい、いつものあなたは何処に行ったの?かつてライトと共に戦った魂は何処に行ったの?そんな子供達を不幸にしたまま死んでライトが喜ぶの?」

頬から血が流れるラウラはアサヒを叱る・・・・・
子供のため、アサヒのために・・・・・

アサヒが自殺したら・・・・・悲しむのは子供達であり・・・・

もっととも一番悲しむのはウィンダミア独立戦争で死んで逝ったライトだと・・・・・

アサヒ「母さん・・・・・」

ラウラ「辛いのは分かる・・・・人生はそんなもんよ、辛くても直視し苦しみ成長しなくてはいけない時がある・・・・私もかつては・・・・大事にしていた人を・・・・もう1人で苦しまないで・・・・父さんや花梨や夕灯も・・・いるじゃない・・・アヤメ.ハヤテ.ハヤナも・・・・」

アサヒ「うん・・・・・」

ようやくアサヒは落ち着きを取り戻しラウラに抱きつき泣く・・・・・
辛いのは分かる・・・・・・

自分がマイクローン化し可変戦闘機パイロットになった時、多くの出会いを経験し・・・
多くの人間の死を見て来た・・・・・
そしてついには・・・・・自分の大切な人を・・・・・・

辛い事を経験し死にたいと感じた事がある。

だけど・・・そんな時こそ仲間が支えてくれた・・・・

ラウラはアサヒを抱きしめ、大昔の事を思い出し泣く・・・・・・・
もう娘にこんな辛い目に遭わしたくないと・・・・・・・

ハヤテ「母さん、じいちゃん.ばあちゃん行ってくるよ。元気でな。」

アサヒ「行ってらっしゃいハヤテ・・・・」

それから数年後、子供達は独立しそれぞれの場所へ旅立つ。
ハヤテはいろいろと放浪しブリージンガル球状星団に辿り着き。
ケイオス.ラグナ支部デルタ小隊の所属になり活躍したと・・・・・

そして5年後の西暦2072年・・・・・・

ラウラ「アサヒ・・・・」

アサヒ「母さん・・・・・ハヤテから・・・・手紙が来てね・・・・」

ラウラ「ハヤテから・・・何かしら・・・・」

ハヤテからの手紙・・・・・
この前届けられた手紙では小隊長兼教官になったと言っているから・・・・
その進捗だろう・・・・・・

だけど・・・・アサヒの表情が違う・・・・・・・

ラウラはそれを気にしながらハヤテからの手紙を読む・・・・・・

ラウラ「え・・・・・・・・・そんな事って・・・・」

ラウラは孫であるハヤテから来た手紙を見て固まる。
その手紙が意味する意味とは・・・・・・・

そして・・・・・・・・・西暦2072年・・・・・

銀河は各地の武装勢力とゼントラーディ.独立派集団による動乱の時代を迎えようとしていた。
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千代のお見合い

2018-05-01 23:10:05 | マクロス短編
               【西暦2016年4月29日ハワイ新統合軍基地】
地球は反統合勢力の抵抗が少ないため各地では比較的に戦闘がない日々を送っていた。
新統合軍の将兵たちは休暇の時は復興したハワイのビーチでのんびりバカンスしたりスポーツに励んだりと楽しんでいる。
とは言え、治安の心配上軍の装甲車がちらほら道路の車線に展開しておりまさに軍都と言っていい程であった。

一方、ハワイ基地に勤務している初芽は・・・・・・

望月初芽「良かったね千代姉さん、今までモテなくて恋人いない歴2年以来の春だよ。」

望月千代「初芽・・・・・・それ気にしているからさ・・・・・ね・・・・・」

望月初芽「分かってる♪分かってる♪早くお見合い先の相手見よう♪」

姉である千代のお見合いに付き合っていた。
従姉妹である真田智鶴からそろそろ結婚するように言われており。
智鶴が集めた千代にお似合いな見合い相手(?)とお見合いする事になる。
本来は千代一人だけで行うはずであったが、初芽がお目付け役として付けられる事になる。

お目付け役として付けられた理由は千代が恥ずかしがって逃亡させないためである。

実はこれがお見合いが初めてではない。
これで2回目である。
前回のお見合いで千代がお見合い会場に行く前にドタキャンしてしまう事があり。
お見合い相手に迷惑をかける事があった。
幸い、家族同伴ではなく次回にすればいいと言うので特に問題らしい事はなかったのだが・・・・・・・

今回同じような事があってはならないと初芽がつけられ。
お見合い会場まで無事に到達する事が出来た。

望月初芽「せっかく、智姉さんが設定したんだからきちんとお見合いしなさい。私と兄さんに彩女とか親族を安心させてよね。」

望月千代「別に20代で結婚しなくても40代まで結婚すればいいし、そこまでなら子供を産むのにも安全ラインでしょ。今お見合いしなくても・・・・・・・・」

望月初芽「だぁめ!!そう言って永遠に独身になる人いるでしょ!!例としてあげればキム・キャビロフ大尉、順調に出世しているけど出会いがなくて独身。一緒の現場の二人の同僚は既に結婚している・・・・・・そんな虚しい事になっていいわけ?」

望月千代「あんた・・・・よくキム大尉の事やミリオム中尉達の事知っているわね、むしろ・・・・・失礼だわ。」

千代は結婚に関しての言い訳をするが、初芽からそんな事を言う人は結婚できないと言う。
出世して幸せだけど出会いのないキム・キャビロフの事をあげて言うのだが、千代は初芽を失礼だと評した。
実名をあげて言うのはかなり失礼であり無礼である。
そう思って初芽の頬を強く握るのであった。

望月千代「で・・・・和服じゃなくてよかったの?」

望月初芽「私達は軍人、軍の正装じゃないと駄目でしょ。一応私もこれだし。」

初芽と千代の正装は軍服である。
きちんと制帽を被り、初芽は警務官を示すベレー帽を被っている。
上着をちゃんと着て階級章をつけ、下はタイトスカートと黒のストッキングを履いている。
少しでも乱れがないように気を付けながら髪型と帽子の被り方に注意する。

身だしなみを整えホテルの中に入り、智鶴と合流する。

「ここの一室にて皆さまがお待ちです。」

真田智鶴「さっお見合いしていい人見つけるわよ。」

望月初芽「はぁ~い♪」

望月千代「は・・・・・い・・・・・」

智鶴がリーダーなので指揮っている。
呼びかけに応じて初芽は元気よく答えるが、千代は元々乗り気ではないため元気がない。
そんな微妙な雰囲気の中でお見合い会場の一室に入る。

真田智鶴「では男性陣の方々です。」

望月初芽「ほぅ・・・・・」

男性陣は軍人や警官であった。
特に軍人系は職務的にも陸海空海兵隊の4軍の兵士などであり、職務内容的にも離れ離れになりがちな宇宙軍は省かれている。
結婚でもしたら単身赴任しやすくなるからである。

新統合軍は別の職業についている配偶者の勤務地から話してはならないと言うルールがある。
そうすればその地で半永久的に共に夫婦生活を営みながらお互いに仕事する事が出来る。
ただし、宇宙軍.海軍.海兵隊の場合は遠洋任務なので離れ離れになる事があるのだが・・・・・

真田智鶴「まず左から、新統合陸軍極東太平洋軍管区横須賀基地第27洋上警備艦隊アドバンスドアーレイバーグ級サガミ所属のジャック・フリードマン大尉」

ジャック「ジャックです。お会いできて光栄です。」
新統合陸軍極東太平洋軍管区横須賀基地第27洋上警備艦隊ジャック・フリードマン大尉

左にいるジャックから始まり紹介が始まる。  
今回のお見合いに参加されられたのは・・・・・・・・・

新統合陸軍.東アジア軍管区上海基地のクラウド・ワイズマン中尉。
新統合空軍.オセアニア軍管区アデレード空軍基地のアドリアン・オーバン大尉
新統合陸軍.極東太平洋軍管区硫黄島父島警備基地の望月盛義.大尉

の合計4名いる。
初芽はクラウドにお熱であったが・・・・・千代は・・・・・

望月千代「・・・・・・・・・・」

望月初芽「ちょっと姉さん・・・・・・」

あんまり関心がなかった。
初芽は楽しくやっていたが、千代は楽しんでない。
この様子に・・・・・・・・

望月盛義「千代さん、楽しくないですか・・・・・・」
新統合陸軍.極東太平洋軍管区硫黄島父島警備基地.望月盛義.大尉

望月千代「あっ・・・・・・・・いえ・・・・・・・・・」

望月盛義「自分はなんかその申し訳なくて・・・・・・・・・」

男性陣の一人望月盛義が千代を心配して話しかけてくる。
周りは盛義を見る。
すると千代は・・・・・・・

望月千代「そんな事言わないで、心配させるような事を私がしましたから。」

盛義に謝った。
千代の謝罪に盛義は照れながら頭をかいた。
二人のやりとりを見てお似合いだと思った。

望月初芽「ふふふーん、千代姉さんは望月大尉が好きなの・・・・・」

望月千代「ちょっと茶化さないで・・・・・・・」

小声で初芽は千代に盛義からの言葉以降。
態度が柔らかくなった千代を茶化す。
千代は恥ずかしながら下を向くのであった。
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吉野朝灯の初勤務地への緊張

2018-04-18 23:29:53 | マクロス短編
吉野朝灯は新統合軍士官学校を卒業し、初めて配属先に向かう。
惑星エデンの新統合軍ニューヒッカム航空統合基地。
スーパーノヴァ計画の舞台となった基地の一つである。
士官学校でかなりいろんな事を学んだ朝灯であるが・・・・・

士官学校入学前は母のラウラから可変戦闘機のパイロットになりなさいと言われていた。

元々軍医になりたかった朝灯は母の反対を押し切り士官学校の医務課に進み。
先月ようやく卒業する事が出来た。

吉野朝灯「いよいよか・・・・・・」

朝灯は輸送船代わりのウラガ級クラウベアの自分の部屋でそうつぶやく。
これから上手くやれるのか心配であった。
姉たちも新統合軍の軍人であるので、自分だけ駄目でしたは恥ずかしい。

姉たちを越える程の力を発揮し、自分も優秀であると伝えたいし。
衛生兵でありそこでも活躍できるんだと父大樹や母ラウラに伝えたい。
朝灯はぐっとしながらこれからの自分を予想し頑張ろうと決意する。

そんな朝灯が惑星エデンに向かう数日前・・・・

吉野夕灯「朝灯、そろそろ初勤務だね。」
朝灯の姉.吉野夕灯.少尉

吉野朝灯「そうだよ、お姉ちゃん。」

吉野夕灯「男嫌いな朝灯はうまく軍隊生活に適応できるのかしら?」

吉野朝灯「うっさい!!」

新統合軍に先に入隊していた姉夕灯から呼び止められ・・・・・
朝灯の初勤務地である惑星エデンにおける初勤務について触れられる。
大好きな姉からの質問に、朝灯は元気に答えるが・・・・・・
男嫌いを触れられると態度を急変・・・・激怒する。
男嫌いな朝灯だが、触れられるのも嫌いであった。

それを確認した夕灯は腕を組みながら朝灯を呆れながら見る。
するともう一人の蒼い髪をした若い女性が入る。

吉野花梨「まったく朝灯の男嫌いは病気ね。」
朝灯の姉.吉野花梨.中尉

吉野朝灯「何が病気ですか、私が男を好きにならなくてもどうでもいいでしょ。」

吉野花梨「将来、あなたが一人になるのを心配しているし軍隊でやっていけるのかも・・・・・・」

吉野朝灯「大きなお世話です。お姉ちゃん。」

もう一人の朝灯の姉花梨。
穏やかな性格をした優しい女性であり、軍の制服を着て登場したので。
花梨も軍人である。
ラウラと大樹の中で年長もあり母譲りの勝気さを封印しいろいろ父の文化的な性格を受け継ぎ、立派なキャリアウーマン型の女性士官になっていた。

そんな彼女も朝灯を心配した。

吉野夕灯「共に飛び級で士官学校に入学したが、お堅い規則にしばられるのもよくないって・・・・彼氏の一人や二人作ったら?」

吉野朝灯「結構です、夕灯お姉ちゃん」

吉野花梨「私達はいたわよ、ねぇ夕灯・・・・・」

吉野夕灯「そうそう・・・・下手したら・・・・ふふふふふふふ」

吉野朝灯「お姉ちゃん!!」

朝灯の彼氏の事・・・・・・・・

二人の姉は朝灯を困らせる。
朝灯は別に彼氏はいてもいなくてもどうでもいいじゃないかと抗議するような目で見るが・・・・
そんな抗議する朝灯の目を花梨と夕灯は無視した。

すると・・・・・

ラウラ「二人とも朝灯を困らしてどうするの?」

『母さん』

ラウラ「朝灯が彼氏を持とうが、持たないが朝灯の自由でしょ。」

母のラウラがやってくる。
花梨と夕灯はバツの悪そうな顔をしながら母ラウラの顔を見る。

この時朝灯は母ラウラを救世主を見るかのような表情をしていた。
よくぞ言ってくれた!!意地悪で一種のセクハラをする姉たちに喝を入れてくれた。
そう思っている朝灯・・・・・・・だけど・・・・

母ラウラから朝灯を裏切るとんでもない発言をする・・・・・・

ラウラ「お見合いでいい人を見つけるからさ!!」

吉野朝灯「えっ!?」

お見合い結婚・・・・・・
その手があったか・・・・・・朝灯はこの母からの裏切り発言に傷つく・・・・・・
朝灯が結婚できない危機に陥ったら母ラウラからお見合いさせられる。

お見合い・・・・・・・・
なんでその事を言ってくるのか・・・・・・

吉野朝灯「何を言っているのよ母さんまで、私がお見合いなんて・・・・」

吉野夕灯「別にいいじゃない、男嫌いな朝灯でも納得ないい男見つかるわよ。」

吉野朝灯「私が好きじゃない男の人でしょ、男嫌いの私からしたら醜い話よ!母さんやお姉ちゃんなんか大嫌い!!」

朝灯は母と姉達に抗議しながら、自分の部屋に戻っていく。
それを聞いて怒りながら自室へ戻る朝灯を見たラウラと姉達は何か悪い事をしたなと反省する。
出発するまでの間、殆ど会話をかわす事はなかった・・・・・

だけど朝灯からの悪いイメージは払しょくされていない様子であった。

吉野朝灯「ぐっ・・・・・・私はとんでもない姉達と母親を持ったわね・・・・・・・・」

ウラガ級の自室の中で悪い思い出を思い出す。
母ラウラはゼントラーディ軍ラプラミズ艦隊のエースで、あのミリアにあと一歩で勝てそうになった武勇伝のある女性兵士。
憧れていたのに・・・・・・・母まで押し付けるとは・・・・・・・・・

朝灯は落ち込みながら家族の写真を見る・・・・・・・・・
すると・・・・・

吉野朝灯「よく考えたら私も姉さんはともかく母さんの気持ち考えた事がなかったな・・・・・・・母さんなりに考えた事・・・・・・・・少し強く出すぎてしまったな・・・・・・・・・・」

母ラウラの事を考えた事がなかった。
自分は被害者面をしていたが、よく考えたら自分も母親の事を理解せず反抗し傷つけてしまった。
確かに自分は昔から男嫌いだが・・・・・それが故に母が心配する・・・・

言いすぎてしまった・・・・・・朝灯は反省する。
この直後、何を思ったのか紙を取り出し母の母語であるゼントラーディ語で手紙を書いた。

吉野夕灯「母さん母さん。」

ラウラ「どうしたのよ、官舎じゃなくて実家に戻ってきて・・・・・」

近くの基地に勤務している夕灯が慌てながらやってくる。
普段ならラウラと大樹の家に戻らないが、たまたま近くによる用がありここに訪れた。
だけどなんで慌てるのか、夕灯の声を聞いてラウラが出てくる。

吉野夕灯「これ!!」

ラウラ「これって・・・・・・・・・・!!」

手紙・・・・・・朝灯からの手紙である。
開いてみるとゼントラーディ語で書かれている。
謝罪の言葉や母ラウラへの感謝の言葉など・・・・・・

吉野大樹「ほう・・・・・珍しいなあの子が謝るとは珍しい・・・・」

ラウラ「あの子・・・・・」

吉野大樹「まぁ朝灯の年頃は反抗期だからな・・・・・」

ラウラ「反抗から脱して大人になる・・・・私は嬉しいわ。」

ラウラは朝灯からの言葉に感謝する。
朝灯に無理やりお見合いをおしつけたが・・・・・
手紙を読んだラウラは涙し喜びと朝灯への謝罪の思いを・・・・・・・・

その後、朝灯はライト・インメルマンと出会い3人の子宝に恵まれ。
ラウラと大樹の元へ帰ってきている
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デワントンさんと絵里さんのゼントラン・ママの二人だけの雑談

2018-04-12 14:03:55 | マクロス短編
                【月面アポロ基地市街地】
西暦2021年5月14日。
惑星エデンからそろそろ愛する夫、茂人が帰ってくると言う。
そのニュースを聞いて妻デワントンは喜んだ。

この話を聞いたのはクラビウスからアポロまでの電車の中であったと言う。
軍からの連絡でその事を知るデワントン。
そもそもなんで電車の中で聞いているのか・・・・・

それは本日の物語・・・・・
そうしているうちにデワントンを乗せている電車はアポロに到着する。

デワントン「やっと着いたわね・・・・・・今日は子供達は学校だし、銭湯は休みだから・・・・大丈夫よね。アポロシティ懐かしいわ。」

今日はデワントンにとって休日であった。
子供は学校に行っているし、本業の銭湯は定休日。
いろいろと作業する事はにし、暇でしょうがない。

ここで同時に暇であるかつての同僚を呼んでいる。
その同僚とは・・・・・・・・・

星村絵里「デワントン!!」

シーアンタレス隊副隊長の星村絵里こと・・・・・モーア・カリダムであった。
彼女も緊急時ではない限り暇な人間である。

デワントン「久しぶりね、モーア。」

星村絵里「久しぶりです、デワントン。」

直接会うのはあまりにも久しぶりなのか二人は抱き合って再会を喜ぶ。
この前会話したのはラウラの事に関する論議・・・・・
プライベートでは半年ぶりであった。

お互い変わらず元気で美しい。
でも二人はお互いが健在である事が嬉しい。

二人は再会を喜ぶとカフェテリアに入り、食事しながら会話をする。

星村絵里「最近どうですか?桐原少佐とは?」

デワントン「惑星エデンに単身赴任中、もうそろそろ戻ってくるらしいけど・・・・しばらくしたら別命により何処か行くらしいわ。」

星村絵里「大変ですね。」

絵里はデワントンの旦那、茂人の事を聞く。
茂人はバルキリーマニアであり、デワントンそっちのけでバルキリーを愛してないか心配だったが!
案外、真面目に過ごしている。
それを聞いた絵里は残念と安心したが混ざりあった感情でデワントンの答えに満足した。

デワントン「でも茂人は浮気はしない・・・・きっちりあの大戦で私を助けてくれたし・・・・戦場で心通じ合えたし・・・・・」

星村絵里「戦場の見えない相手=敵との恋ですね。」

デワントン「そんなもんよ、戦場で結ばれた恋は絆だしそう簡単に破れる事ないわ。早く戻ってこないかなと思っているわ。」

やはりデワントンは一途。
デワントンは第1次星間大戦で茂人と戦いの中を通じてお互い想うようになった。
その中で二回程、茂人はデワントンを助け地上戦で初めてお互いに顔を合わせ真の姿を知る。
そして共闘し可変戦闘機では教え子同僚教官を経て結婚した。

デワントン「そっちはどうなのよ?」

星村絵里「良好ですよ、和也も浮気しないし言う事聞いてくれるし。いい夫です。」

デワントン「それは・・・・・」

星村絵里「それは・・・・と・・・・・・・」

デワントン「ううんなんでもない(完全に尻に敷いているのね。)」

絵里は同じような物だが、尻に敷いているようである。
軍の指揮官ではそんな事はするわけないし、尻に敷いているのはプライベートの方だろう。
まったく真面目になったと思いきや根は変わらずなのか。

デワントンはそう思った。
しばらく二人は仕事だったり料理とかの話題をした。

デワントン「それにしても茂人とラウラ無事かな・・・・・・・・」

星村絵里「ラウラですか?」

デワントン「そうラウラ・・・・・茂人の元でしっかりやっているかなと・・・・この前の通信では大丈夫そうだけど。」

デワントンは出撃している夫茂人やラウラの事を心配する。
アルタミラには男女のゼントラーディ人はいるのだが、夫茂人の教え子ラウラが心配だった。
何たっていつ何処ではぐれゼントラーディや反統合勢力の攻撃があるのか分からない。

無事だといいと思う。
まぁ茂人は大丈夫だと思うので、話の中心はラウラになったが。
危険なことだけじゃない、夫の部隊でうまくやれているか。
可変戦闘機の腕前だけでなく、他の仲間と打ち解けてうまくやっているかも重要である。
それを聞いた絵里は胸を張って........

星村絵里「でも大丈夫!!ラウラなら大丈夫ですよ!!」

デワントン「そうかな・・・・・」

星村絵里「私が言うんですから大丈夫ですよ!!!」

ラウラは大丈夫と言う絵里。
デワントンは一瞬、自信満々に言う絵里の言葉を聞いて不安になる。
更に自信満々に言うのでその不安は倍増になってしまい。
とうとう。

デワントン「モーア・・・・あんたが言うと・・・・心配・・・・・・」

星村絵里「えっ・・・・そうですか・・・・・・・・・」

絵里が言うと更に心配になると言う。
これはミリアも言っていた事だが、モーア(絵里)は腕前はいいが信頼性は微妙だと。
それは絵里の好戦的な性格で、戦おう戦おうなどとミリアに言っていた故である。
ミリアの副官であったデワントンとメールと共にその光景を見ており、心配だと思った。

人間的には好きだけど、元気で好戦的な性格はどうもと思う。
今は落ち着いていて大丈夫だけど。

デワントン「そろそろ子供が帰宅する時間だわ・・・今日は楽しかったありがとう。」

星村絵里「お互い子育て頑張りましょうね。」

デワントン「そっちもね。」

二人は数時間話した後、そろそろ家に帰る。
理由は愛する子供達が帰ってきた来るからである。
子供達のために食事を作ってあげなくてはいけない、その前に料理をしなくてはいけない。
その前に買い物はあるが......

星村絵里「では・・・・・」

デワントン「さよなら・・・・・・また会いましょう!!」

二人は涼しい顔をしながらハイタッチする。
再び会える事を楽しみにしながら。

別れた後、それぞれの家に帰る。
デワントンは電車に乗り、月面クラビウス基地の市街地へと帰る。
そこで買い物をし、料理を作り子供達を帰りを待った。

そして、夫茂人が乗るアルタミラは惑星エデンから帰りクラビウス基地へと近づいて来る。
夫の帰還は近し。
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陸軍の再編・・・・・・

2018-04-12 00:30:27 | マクロス短編
第1次星間大戦以後、陸軍は衰退した。
可変戦闘機並び宇宙艦隊主体の戦闘になり、宇宙軍は増強され。
それに対し、陸軍や海軍.空軍は縮小された。
中でも人類誕生以降の戦争の主役の陸軍は悲惨だ。

宇宙軍
海兵隊
空軍
海軍
と並ぶ5軍の中では唯一可変戦闘機を保有していない。

その煽りで軍再建を後回しにされたのである。
陸軍はなんとか2020年までに軍事力の再編を行う事に成功するも。
警備戦力よりも上と言う不遇な待遇でしかなかった。

そんな不遇な陸軍のとある話である。

   【西暦2020年8月9日 地球.オセアニア軍管区.エスペランス陣地】
かつては統合戦争の主役であったM1エイブラムス。
正しくはOTMの技術で再設計されM1エイブラムス+はオセアニア軍管区エスぺランス陣地にいた。
大戦前は豊かな自然が広まっていたが、ゼントラーディ軍の砲撃で壊滅。
今では自然と砂漠が混じる不思議な環境になっていた。

ベイブ「こちら第9警備小隊異常なし、はぐれゼントランや反統合勢力の姿は無しどうぞ~」
新統合陸軍.ベイブ・トークマン軍曹

『こちら司令部了解、交代の部隊は後3時間で到着するのでそれまで警戒されたしどうぞ。』

ベイブ「了解了解。」

ベイブ・トークマン軍曹、現時点で彼女無しが年齢と同じの23歳の若者。
エスぺランス陣地において地味な警戒任務を行っている。
軍に入ったのも、女性にモテるためだと言う事だが。
軍に入隊してもモテなかった。

ベイブ「いつまでこんな事をすればいいのかね・・・・・・・」

装甲車ブッシュマスターのドアに背を任せタバコを吸うベイブ。
こんな空しい空しい陸軍事情に涙する。
なんたって、最近掃討戦が進んだせいで敵の数が少ない。
平和だけど退屈であった。

マイク「またベジマイトかよ、いい加減に飽きたな。」
新統合陸軍マイク・ターンブル軍曹

ベイブ「そうだよ、エスぺランスじゃこれしかないって。」

マイク「それだけと言ってもベジマイトだけはないだろ・・・・ったく・・・・」

エスぺランス陣地は周りには街なんてない。
第1次星間大戦後、街はキャンベラやシドニーなどの主要都市しか再編されず。
後は軍事基地が残骸のみと言う結果になっている。

補給物資は定期的に輸送機で送られてくるが、マシな物がない。
ベジマイトを食べるのが日常だが、オセアニア出身者しか馴染めず。
多くの人員は直ぐに飽きてしまうもそれしかないので嫌々食べている。

ベイブ「おっVAH-1じゃねぇか。」

マイク「おい聞いてないのかベイブ・・・・・・」

ベイブ「何が?」

マイク「可変攻撃ヘリ3機が戦力に加わるって。」

ベイブ「知らねぇな。」

マイク「知らねぇって・・・・お前・・・・無関心な程にもあるぞ。」

特にベイブは勤務態度の悪い軍人であった。
始末書を書くのは日常茶飯事であり、上官からの評判は悪い。
同志から好かれているが、あまりにも反抗的かつ無関心さなどが理由らしい。
むしろ懲戒免職にならないだけマシと言う程であった。

とは言え、新統合陸軍はベイブのようなアホな連中でもいるようにたるんでしまった。

この前なんてオセアニア軍管区の陸軍司令参謀が来た時、ベイブは居眠りして。
陸軍司令参謀からぶん殴られてしまったと言うのが御笑いだ・・・・・

マイク「しかしよ、そんなに適当でいいのかよ?」

ベイブ「いいのいいの。」

マイク「おいおいそれは流石にないぜ。」

結局アホは死んでもならないもんである。
その代表例がベイブその人である。

こうした馬鹿な兵隊がいる程、エスぺランス陣地は暇であり。
昼間でも酒を飲む奴がいるなど、陸軍のだらけぶりが出始めていた。

本当にこのままでいいのかとマイクのような真面目な人間は嘆く・・・・
改善点なしの無法地帯・・・・・
このままいくのかと思われた・・・・・・・・

そんな中であった・・・・・
エスぺランス陣地から離れた哨戒パトロールエリアにて異変が起こる。

「気をつけろ、何かいるぞ・・・・俺は司令部に連絡する。」

ジープで警戒中のエスぺランス陣地所属のジープ1台とバイク2台のパトロール隊が河川の中で怪しい動きを見つけた。
スカウト兵がその怪しい物体の正体を探りに迫り、指揮官が司令部へ連絡をとろうとしていた。
念のため、海軍にも一応の連絡をする。

「こちら第23哨戒部隊・・・怪し・・・・・」

指揮官は司令部へ連絡をとろうとした・・・
ここで独自に判断して動くのはまずいと・・・そう判断したからである。
司令部と連絡し事の詳細を話そうとした・・・・・

その時・・・・・・・

ズバァァァァァァン

「うわぁぁぁぁぁぁ」

デストロイド・オクトスの発展型オクトスⅡが上陸して来た。
1機だけではない、6機のオクトスⅡが次々と河から上陸してくる。
そして海面から輸送潜水艇が浮上し、武装した歩兵が出てくる。

哨戒兵はすぐさま乗り物に乗り込みその場から逃げるも・・・・
ジープはオクトスⅡに焼かれる。

ズドォォォォン

『なんだ?』

突然爆発が起こった方向へ目を向けるベイブとマイク。
ヘルメットを被りアサルトライフルを持ちながら戦闘態勢を取る。
爆発した方向には炎上する何かがある。
第23哨戒部隊がいたはず・・・・・・・・

マイク「まさか反統合勢力の仕業なのか・・・・・・・・」

爆発し炎上する光景に驚くベイブとマイク。
その時・・・・・・・・


ズドォォォォン

『うわっ!?』

後ろにいたデストロイド・モンスターが攻撃を受け爆発する。
爆発し攻撃した方向を見ると・・・・・Sv-51がいた。

ベイブ「やべぇバルキリーだ!!」

マイク「総員退避!!」

VFと歩兵じゃ分が悪い。
このままでは勝てない・・・・・・・・二人は一目散に逃げていった・・・・
VAH-1コマンチ2機が抵抗するもオクトスⅡとSv-51の連携で撃破される。

この事件はオセアニア襲撃事件と称され。
1時間で鎮圧される事になるのだが、陸軍の重要性が見直されるきっかけになった。
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望月千代と望月千代女 チェンジ 

2018-04-11 23:31:21 | マクロス短編
望月千代は居眠りをしていた、午前中の訓練を終え昼飯を食べ・・・・。
チェヨンが起こすから安心してと言うから安心して寝れる・・・・・
今日は確か金曜日で明日が休みのはず・・・・・・・
カフェの座席で寝ていたはずなのだが、何か違和感がある・・・・

うっすら覚醒していくが何かがおかしい・・・・・
目の前が木製のような・・・・

「千代女様・・・・・・・」

千代女・・・・・・・
千代は自分が千代女と呼ばれて違和感を持つ。
私の名前は千代女じゃないと・・・・・

紅葉「千代女様・・・・・・」

望月千代「紅葉・・・・・へっ・・・・・・ここは・・・・・」

紅葉「現在、北条の領地八王子です。」

望月千代「は.八王子!?」

千代は紅葉から八王子にいると伝えられ驚く。
自分は北米のフォート・ルイス基地に出向していたはず・・・・・
なんで故郷(日本)の八王子にいるのか・・・・・・・

それに・・・・よく見たら緑が多い・・・・・・
一体何が起きているんだ!!

と千代はパニックを起こす・・・・・
胸元を見てしまうと、胸を露出しており千代は恥ずかしがり。
紅葉は千代の反応に不思議がる・・・・・・

望月千代「紅葉・・・・そのダサい髪型何!!もっとすらっと・・・・」

紅葉「何を言っているのか分かりません、千代女様・・・・・・」

千代は混乱する・・・・・・・
何故私が戦国時代にいるのか・・・・・・それにいつもの服装じゃない・・・・・
何か入れ替わったのか・・・・・・・・・・・・

その一方・・・・・・・・・・・・

     【西暦2012年5月4日 北米軍管区フォート・ルイス基地】
とそんな事が起きている千代とは逆の西暦2012年。
第1次星間大戦から2年目の新統合軍北米軍管区フォート・ルイス基地。
お昼休みで基地のカフェで眠る千代・・・・・

だけど・・・・・・

望月千代女「うん・・・・・・」

それは望月千代女であった・・・・・
何かを違和感を感じて起きたようであった。
周りは見た事のない風景・・・・・

それに白人や中国人などのアジア系など・・・・・・
黒人など・・・・・いろんな人がいる・・・・・
付き合いの歴史が多いアジア人は分かるが・・・・・
白人などはまだ関係が薄いので南蛮人である。

望月千代女「・・・・ここは・・・・・・」

それにしても一体何処なのか・・・・・・
席を立とうとすると・・・・・

チェヨン「もう起きたんだ、いつもならギリギリまで寝ているのに。」

新統合陸軍の制服を着て足を組みながらこっちを見るチェヨン。
千代女は一体誰と思った・・・・
確か・・・・紅葉と一緒にいたはずだが、まったく違う女が近くにいる・・・・

千代女の頭が混乱する。

チェヨン「そろそろヘリが到着して補給基地に行く予定だからヘリポートへ行こう。」

チェヨンはそう言いながらヘリポートへ向かう。
千代女は慌てたが何も分からないのでチェヨンについて行く。

                【1569年.滝山城付近】
なんとなく雰囲気に合わせて行こうと千代は望月千代女として滝山城付近に来ていた。
今回の役目は攻略目標である北条家の城滝山城の破壊工作と言う。
滝山城とは上杉謙信が南下するのを防ぐために作られた最前線基地である。

破壊工作の目的は小田原城を攻撃するための前哨戦であり。
ここを攻略しその勢いで小田原城を攻める予定である。

紅葉「ちょっと千代女様さっきからおかしいですよ。千代女じゃないとかここは何処とか・・・・・」

望月千代女「あのね紅葉、悪ふざけ止めて反統合勢力の残党の施設の事はいいとしても・・・・・北条氏とか武田とか戦国時代の時代劇じゃないのよ。」

紅葉「時代劇・・・・・」

だけど完全に現代感覚が抜けてない千代はいらいらしながらいろいろと言う。
まだ現実を受け入れていないから・・・・・・

だが・・・・・・・

中山家範「そろそろ滝山城だな。」
北条氏照家臣.中山家範

望月千代「!?」

本能的にそうしているのか、自然的な流れで北条家の軍勢が来ると隠れてしまう。
元々陸軍の歩兵であるが工作員的な事をしていた。
それ故か敵がいると自然に隠れてしまう・・・・・・

望月千代「三つ鱗・・・・・・北条・・・・・・・」

北条は知っている、相模の戦国武将で北条早雲を祖にした。
関東最強の戦国大名・・・・・・・・・士官学校で前北条氏と共に習っている・・・・
あの武将の名前は知らないけど・・・・・・・北条の軍勢なのは確か・・・・

紅葉「このままでは滝山城に行けませんね。どうします・・・・・」

望月千代「迂回するしかない・・・・・」

結局、これだけの相手に勝てるわけないので迂回して別のルートを進む。
そしてとある場所の小屋で寝る・・・・・

      【西暦2012年5月4日 北米軍管区フォート・ルイス基地】
千代こと千代女はチェヨンと共にヘリポートに来ていた。
別の場所にある補給基地に向かおうとした。
だけど・・・・・・・・・・

チェヨン「ちょっとどうしたのよ、なんで乗らないのよ。」

望月千代女「こんな得体の知らない物に乗りたくない。」

チェヨン「UH-1よ、さぁさぁ早く乗るよ。ていうかちょっと今日の千代おかくしないい?」

ヘリと言う概念を知らないので怖がって乗りたくない。
チェヨンはこのまま千代に扮している千代女が乗らないと仕事ができないので無理矢理連れていく。
なんとか乗らせる事に成功した・・・・・・・・

望月千代女「空を飛んでいる・・・・・空を飛んでいる・・・・・・」

空を飛ぶ乗り物に恐怖する。
戦国時代の人間である千代女は空を飛ぶ経験はなく。
それを経験するのはジェットコースター並の恐怖である。
あまりの恐さに失神した・・・・・・・・・・・・

望月千代「へっ!?」

チェヨン「もう起きたんだ・・・・早いね・・・・・」

千代が起きるとヘリの中であった。
一体何が・・・・・・・・起きたのか・・・・

まさか・・・・・・・夢だったのか・・・・・・・
千代は不思議がる・・・・・・

一方の望月千代女も・・・・戦国の世で目を覚まし千代と同じ反応をしたという。
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初芽がゼントラーディ人にモテた日

2018-04-08 23:06:58 | マクロス短編
         【西暦2010年1月 SDF-1マクロス】
ブリタイ・クリダニク率いるゼントラーディ軍アドクラス艦隊がマクロスを強襲した。
SDF-1マクロスら地球統合軍はダイダロス・アタックを敢行するも。
その動きを研究したエキセドル・フォルモはそれを逆手に取った作戦を実行。

マクロス内部の都市部に侵入、陸軍部隊が交戦状態になる。
そんな中でワレラ・ナンテス.ロリー・ドセル.コンダ・ブロムコらが集団投降する事件が起きる。

その原因は彼らがスパイ活動中に得た地球文化であり。
地球文化に憧れ3人に同調した一部の兵士らは戦闘の混乱に紛れマクロスに忍びこんだ。
元々巨人族であるゼントラーディ人だが、マイクローン化し地球人と同じサイズになっていた。

桐原茂義「出動だ!!馬鹿兄貴からの連絡だ!敵兵が集団投降らしい。」

劉紅花「出動ね・・・・・歩兵部隊だけじゃないの?」

桐原茂義「集団投降者の尋問は昔から憲兵・・・・・いや警務官の仕事だ・・・」

警務隊司令部はシェルターで避難民らの警護にあたっていたが。
ようやく戦闘が終わり、軍事施設付近で陸軍兵士や海兵隊隊員.空軍兵士.海軍兵士らと共に治安の維持と復旧作業に努める。

そんな中で集団投降者の情報、陸軍部隊は既に向かっているが・・・・
捕虜の移送は憲兵たる警務隊の出動が求められる。
茂義は他の警務隊と共に紅花を連れて行こうとするが・・・・・・・
一人足りない・・・・・・・

望月は何処だ!!

初芽である・・・・そう言えば・・・・
姉と一緒に復興作業の手伝いに行っているらしい。
茂義は呆れながらも他の部下には先に行かせ、紅花を連れて初芽を呼びに行った。

望月初芽「酷いもんね、ここまで酷く市街地がやられるなんて。」

望月千代「上もダイダロス・アタックを過信した結果よ、どんなにいい戦法でも変化がなければ形骸化するわ。」

初芽は千代と共に負傷した兵士を担架に乗せて病院まで運んでいた。
失神しているが、足を怪我している程度で済んでいる。
とは言え、数百人が死んだり怪我をしている。

これだけ済んだだけでもマシであった。
負傷者を担架で運び終えると次の人命の救助に移る。

ミヒャン「お姉ちゃん、これあげる。」
民間人.ホン・ミヒャン.(後に新統合陸軍に入隊)

望月初芽「ありがとうね、大事に取っておくわ。」

避難所を通る道中に民間人で後に新統合陸軍に入隊するミヒャンからミンメイ人形を貰う。
それを見ていた千代は・・・・・・

望月千代「子供相手だとすっかりいいお姉さんね。」

望月初芽「子供は可愛いもんよ、どんな民族であれ人間の一番可愛い時は純粋な心の子供時代だから。私も軽く3人は欲しいわね。」

望月千代「結婚願望強いわね、でもそのためにはある程度の出世といい旦那と出会う事ね。」

結婚について話す・・・・・
将来結婚するかもしれない・・・・・
二人ともまだ10代なのでまだまだ若い・・・・・

今後、どうするかはまだ分からない・・・・・・

劉紅花「初芽ちゃん・・・・・仕事よ!」

望月初芽「仕事ですか・・・・了解しました・・・・姉さん・・・・・」

望月千代「分かっている別のバディ(相棒)探すから行ってきなさい。」

紅花が千代と歩いている初芽を呼ぶ。
仕事だと聞いた初芽は千代と別れを告げて紅花と共に仕事場に向かう。
その頃・・・・・・・

「あれが俺達と戦っている敵かよ。」

「まんま殆ど俺らと変わんないな。」

「案外気色悪い宇宙人かと思ったけど・・・・・・」

「私達と変わらなくて安心したわ。」

大勢の統合軍兵士に囲まれ畏怖の目、興味津津な目で見られながら連行されるゼントラーディ人。
逆に彼らからの視点からすると・・・・・・

「ゼントラン テ メルトラン タルケ ダカン(男と女が同じ場所にいるぞ!)」

「ロリー・・・・・ダルメス・ケール(ロリー達の言う事が本当だったんだ。)」

「ヤック・デ・カルチャー・マイクラーン(なんて恐ろしい事をマイクローンはするんだ・・・・・)」

母語でバレないように、地球人達を見た感想を言う。
軍服に身を包んでいるが、男と女。
別々の部隊ずつ配置されている彼らから見たら珍しく。
なんて恐ろしい事をしているのかと思ってしまう。

既に知っているワレラ・ロリー・コンダの3馬鹿は知っているので平気な顔をする。

桐原茂義「警務隊、到着しました。」

「うむ、首謀者3名は別の班で連れていくので君たちは他の面々を連れてゆけ。」

桐原茂義「了解しました。」

初芽達の仕事はワレラ・ロリー・コンダの3人以外のゼントラーディ人の護送。
一応、投降者かつ亡命者とは言え捕虜。
亡命が決定するまで一時的に行動を制限しなくてはならない。

初芽達は彼らを護衛しながら目的地に向かう。
すると・・・・・・・・

「マイクローンのメルトランはいつもゼントランと一緒にいるのか?」

劉紅花「はいそうですよ、まぁ場所によっては分かれますが。」

「キスとかするのか・・・・」

劉紅花「よく知っていますね。」

親しく会話する紅花とゼントラーディ人達。
それを先頭に歩いていた茂義は・・・・・

ーちくしょう、俺の恋人だぞ・・・・

と焼きもちを焼いている。
紅花も・・・・・それを確認しており・・・・

ーこれも仕事のうちだから我慢してねシゲ・・・・

とそんな信号を送る。
そんな中で・・・・・・・・・・・

望月初芽「さて・・・・早く終わらして姉さんからダジーリンの奪還と・・・・・・・・・・・・なんだ・・・・・えっ!?ちょっと・・・・・・」

突然初芽が驚く・・・・・
その原因は・・・・・・・・
ゼントラーディ人達が振り返って初芽の方を見た事であった。
一斉に向けられる視線に初芽はビビる。

「おい何処を見ているんだ!!」

慌てて護送中の警務官がゼントラーディ人達に振り返った理由を聞くが・・・・
まさか・・・・・初芽であるのは遅れて知る事になる・・・・

「なんて・・・・心がドキドキしてしまうメルトラン(女)なんだ・・・・」

「あぁなんというか・・・・・」

望月千代「ちょっと・・・・・それはね・・・・・・」

初芽はゼントラーディ人達にモテてしまう。
この反応にはベレー帽を何度も無意味に被りなおすなど初芽も恥ずかしながら照れる。
なんで私なんかがモテるんでしょうねと心の中で思う事に・・・・・

劉紅花「何よ・・・・私の時よりモテて・・・」

自分よりモテる初芽に嫉妬する紅花・・・・・
いくら可愛い後輩とは言え、女としてこれは見過ごせなかった。
そんな中で事件が起きる・・・・・・・・・・

「しかしこれがメルトランの体か・・・・・・・」

プニッ

望月初芽「!?」

劉紅花「あっ・・・・・・」

桐原茂義「総員・・・・たい・・・・・・・・」

ふざけるな!!この馬鹿!!

モテるが体を触るのはNGだ・・・・・・
ここは地球人の助平な男とあんまり大差がない・・・・・・
とその後、捕虜にビンタを喰らわせるが・・・・
捕虜虐待疑惑が出るため・・・・・

茂義がそのゼントラーディ人も悪いと言う事があってか・・・・・
始末書程度と減給程度で済まされている。

その事は・・・・・・・・・・・

チェヨン「そう言えば、初芽ちゃん・・・・ゼントラーディ人にモテているらしいね。」

ブッ!!

チェヨン「わっ!?」

望月千代「マジ!?」

チェヨン「驚くのはいいけど、私に向けてお茶を吹くの・・・・やめてくれないかな・・・・気持ち分かるけど・・・・・・」

千代も飲んでいたお茶を噴き出す程驚く。
まさか、妹が先にモテるなんて・・・・・・・
下手したら先に結婚してしまうのではないかと言う焦りも・・・・・

その後、二人ともう一人の妹である彩女も共に結婚する事になるが・・・・
一番早く結婚したのは初芽であり、兄義綱を始め驚かせる事になるのであった・・・・
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千代と初芽のもう一人の妹 事実発覚編

2018-04-02 00:01:02 | マクロス短編
第1次星間大戦が終わってから5年後の事の・・・・・・・・・・
西暦2015年のある日であった。
久しぶりに再会した兄義綱から衝撃な事実を伝えられる。
それは・・・・・・・・・・・

望月義綱「実はもう一人妹がいる、子供の居なかった家に引き取られ分かれた妹が・・・・・名前は・・・・彩女と言うんだけど。」

もう一人妹が居たと言う事実を・・・・・・
その言葉に同席していた初芽と共に衝撃を受けた・・・・・
まさかもう一人の妹と言う言葉は家が直撃弾で爆発する程に等しい衝撃であった。

望月千代「でも兄さん、いくら妹がいても・・・・先の大戦で死んだ可能性があるよ・・・・今更・・・・・・」

望月義綱「実は・・・・・・・・・・・・生きているんだ・・・・・・」

望月千代「生きているって・・・・・」

望月初芽「なんでそれが・・・・・・」

望月義綱「実はね・・・・千代・・・・・お前に会いたい人がいるから後日、シティの東にあるカフェドルファーに行ってくれないかな?」

望月千代「うん・・・・・いいけど・・・・・・・」

その妹は先の大戦を生き抜いている。
それに千代に会いたいと言う人がマクロスシティのカフェドルファーにいるとの事。
確認した千代は分かったと答えその日まで待った・・・

そして連絡が入り、日付が分かったため現場に向かった。

望月千代「まさかあなたとは・・・・・紅葉。」

大井紅葉「はい、こうでなければコンタクトを取る事が出来なくて。インド海洋基地でアグレッサーの大幅人員交代以来ですね。」

望月千代「うん・・・・・・」

現場に向かった千代の前に現れたのは紅葉である。
半年前にアグレッサー部隊が人事変更で隊員がバラバラになり、それ以来紅葉とは顔を合わせていない。
むしろ、連絡すらできていなかった。
そんな紅葉が今更になって会って来たのか・・・・・・・・

大井紅葉「この人物です、新統合宇宙軍月面アポロ基地所属滋野彩女少尉。」

望月千代「その人物と私が何か・・・・・・・」

大井紅葉「彼女はあなたの妹です。」

望月千代「!!」

新統合宇宙軍月面アポロ基地所属の滋野彩女が自分の妹だと言う事である。
写真はいかにも自分や初芽そして義綱とそっくりな女性が・・・・
一体どのような人物なのか、写真を見てもいまいちはっきりしない・・・・・

そもそもの事であるが・・・・・・・・・・・・

大井紅葉「と言ったものの、彼女は対テロ特務工作機関ザースロン機関の一員です。」

望月千代「ちょっと待って・・・・・・なんであなたが知っているのよ?」

大井紅葉「なんでって私も情報局の工作員ですよ。」

望月千代「そうじゃない、なんで妹って・・・・・・知っているのよ・・・・・」

なんで紅葉がそれを知っているのか。
情報局の工作員である事は前々から知っている・・・・・
だけど、生き別れた妹の事を知っているのか・・・・

大井紅葉「実はザースロン機関から連絡がありまして、ぜひあなたを引き抜きたいし生き別れた妹と同じ職場にさせたいと打診があり。本来は行けない事ですが、あなたの兄上に工作員である妹さんの事を伏せお知らせしたのです。」

望月千代「・・・・・・・・」

大井紅葉「もっともその兄上様が妹彩女さんを知っていたのは幸いでした・・・・・はい・・・・」

望月千代「はぁ・・・・・・・」

ザースロン機関・・・・・・
対テロ特務機関からの情報・・・・自分を引き抜きたいとの打診・・・・・
千代は頭を抱えて悩んだ・・・・・・・・・・

望月千代「彩女はともかくその話はいいでしょ。」

大井紅葉「千代さんがそう言うのは分かっていま、我が情報局だってそんなのは黙認しません・・・・・・いいアルバイト的存在です。」

望月千代「アルバイトって・・・・・人をなんだと思っているんだあんたら・・・・・」

その話は情報局としても認めないつもりである。
なんたって協力関係にあるとは言え、実質情報局とザースロン機関は犬猿の仲。
そこまで仲がいいわけではなく、お互いにけん制している・・・・・

いい工作員スキルを持っている新統合陸軍軍人である千代を手放したくないのだ・・・・

大井紅葉「で現在、滋野少尉がいるのは新統合宇宙軍司令部が置かれている月面アポロ基地です。基地管制のオペレーターをやっているそうです。」

望月千代「オペレーターか以外だわ。」

大井紅葉「ザースロン機関に引き取られた時かなり学んだそうであります。」

話を戻すが、彩女がいるのは新統合宇宙軍総司令部のある月面アポロ基地で。
基地管制のオペレーター、千代も思わず驚く職種である。
彩女の能力はそもそももあるし、ザースロン機関に教育されたものらしいとの事。

大井紅葉「今度大型連休があるので月面アポロ基地に行く便を妹さん初芽さんとお兄様義綱さんを含め情報局はチケットを支給したいと思います。」

望月千代「大型連休ね・・・・・兄さんは家族持ちだし家族サービスしたそうだから、私と初芽の分だけにしてね。」

大井紅葉「分かりました上司にそう伝えておきます。」

彩女に会う事は情報局が決めている事らしい。
つまり何らかの会合のために・・・・・

千代は初芽と共に彩女に会いたいと思っており紅葉の言葉に従う。

大井紅葉「それでは私はこれにて失礼しますが、今度。私、あなたの部下になりますのでよろしくお願いします。」

望月千代「あらそうなの・・・・よろしくね。」

千代と紅葉はここで別れる。
長い別れではなく、今度紅葉は自分の部下として来てくれるらしい。

そんな事もあってか別れ際には千代と紅葉は握手をしていた。

望月千代「さて初芽にはなんて説明しようかな。結構案外難しそうな問題かもしれないわね。」

今回の事は自分は承知したが、初芽はなんというのか・・・・・
初芽の勤務先はハワイだしいろんな面もある。
大型連休があるとは言え・・・・・・・・もし仕事の都合で行けない場合もあるかもしれない・・・・・・

果たして・・・・・・・・・

【データアーカイブ】

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参謀本部の招集

2018-03-29 15:17:09 | マクロス短編

兵士が誰よりも平和を願うのは、
戦争で心身ともに最も深い傷を負い、
それに耐えなければならないのは兵士だからである。
(アメリカ陸軍.ダグラス・マッカーサー将軍)


【西暦2016年4月8日.北米.アラスカ.マクロスシティ新統合軍総司令本部内参謀本部】




望月千代は軍参謀本部に召集された。
今回は6年ほど前に起きたある事件の詳細を話すための招集だと言う。
千代に取って忌まわしき記憶であるが、軍参謀本部への命令は絶対であり。
嫌でも逆らう事なく従うしかない・・・・・・

「望月中尉・・・・・こちらで参謀長らがお待ちしております。」

望月千代「分かった・・・・」

千代は平静を保っているが、軍参謀長と会うのは緊張する。
軍参謀長は新統合軍を指揮する人間の№3である。
他の人間だって緊張してしまうだろう・・・・・

望月千代「新統合陸軍第1機械化歩兵連隊所属望月千代中尉、召集命令に従い参上しました。」

デイビット「忙しい中御苦労、君を呼んだのは通知書の通りだ。悪く言うようだが、君には拒否権はない・・・・いいな。」
新統合軍参謀長デイビット・プライス大将

望月千代「それが兵士である以上覚悟しています。」

参謀長であるデイビット・プライス大将は北米方面軍元司令官。
先の大戦ではペンタゴン(北米方面軍司令部)の地下で生存し、その後統合軍の高級幹部として活躍した有能な指揮官である。
参謀次官の一人には1980年に起きた駐英イラン大使館占拠事件解決のために投入されたイギリス陸軍特殊空挺部隊に所属していたジョン・マッカリース中将や統合戦争で活躍した田中辰彦中将がいる。

そうした緊張下の話が進められる。
次々といろんな質問を聞かれ千代は次々と答える・・・・・・
だが・・・・・・・・

デイビット「6年前、君は警備兵の一人として反統合同盟残存勢力と交戦。地下に保管されている反応弾の起爆を阻止。数万の人命と戦争の永続化を阻止した間違いないですね。」

望月千代「はいその通りです。」

田中辰彦「しかしだな・・・・・・中尉・・・・・・事件の首謀者の一人信濃弾正が消えたつまり逃亡した事の・・・・・失態だが・・・・・・・なぜ犯したのかね・・・・・・・・・・」
新統合軍田中辰彦参謀次官

望月千代「・・・・・・・・」

千代は信濃弾正の事についてである。
信濃弾正は終戦を壊そうとした作戦に失敗した後、突如消えた。
新統合軍は地球各地や月面、入植した惑星エデンや移民船団などを探索した。
が結局見つからず、捜索が打ち消された。

軍の方針は逮捕または射殺、逮捕した場合。
軍事裁判で戦争犯罪人として法廷に立たせ極刑にするつもりであったという。

デイビット「まぁ田中参謀次官、別にいいではないか。望月中尉と妹の望月警務准尉はあの時、満身創痍で回りから支えて貰わなければ立てない体であった。逃亡の手助けをしたわけではないしそこまででいいじゃないか。証人は大勢いる。」

田中辰彦「まぁ・・・・それはそうでありましたな・・・・・・」

デイビット「もっとも6年前の望月中尉の失敗を今更追及するのは大人げなくてしょうがないよ、君のかつての母国の武士道精神から外れるのでは・・・・・」

田中辰彦「ちょっと違う気がしますが・・・・なんとも・・・・・」

デイビットの言葉に田中参謀次官はバツの悪そうな顔をして黙り込む。
千代をスパイとして追及するつもりだったのか別の何かか・・・・
そんな事は千代にとってどうでもいい事であった。

デイビット「とはいえ・・・・・・・・・中尉・・・・・?」

望月千代「ハッ・・・・・」

デイビット「今更なんだが・・・・・君はあの時の戦いをどう思ったのか聞かせてくれないかな?」

終戦直前に起きた戦いで千代が思った事・・・・・・
それをデイビットは聞いてきた・・・・・・
千代はそれぐらいならいいと・・・・・・

望月千代「あの時に私が感じた事は、現時点で最大に心に傷を負った戦いと言う事です。」

デイビット「そうか・・・・それだけでいい・・・・・・」

望月千代「それだけですか?」

デイビット「それだけだ、それだけで十分だよ。」

千代が言った事は本音・・・・・・それを聞いたデイビットはそれだけで十分だと思った。
この事に千代は不思議がられるが、それだけでいいと同じように感じる・・・・・

大井紅葉「どうでしたか望月中尉?」

望月千代「なんともない・・・・・・過去の事を聞かれたよ。」

大井紅葉「過去ですか・・・・・・・」

全ての事が終わり部屋から出る千代。
待機していた部下紅葉がどうだったかと聞いてきたので事を言った。
過去の事に関してと・・・・・・・・・・・・

デイビット「不思議だな望月中尉と言うのは・・・・・・」

ジョン「望月中尉ですか?情報局やザースロン機関やVF-Xの連中が欲しがるスーパーソルジャーですが・・・・不思議ですか?」
新統合軍情報参謀ジョン・マクタビッシュ少将

デイビット「不思議だよ・・・・存在自体がな・・・・」

ジョン「はぁ・・・・・・・」

千代が去った後、いろいろと語る軍上層部。
不思議な存在扱いにされてしまう結果になってしまった。
ただ・・・・・

デイビット「あの口ぶりでは望月中尉と信濃弾正は親戚か何かか・・・それとも恋人か・・・・そして信濃弾正は逃げたのではなく死んだのかと・・・・・・・・」

デイビットは何かに気がつく素振りをするが・・・・
誰にも聞こえないように言ったのでこの後何もなかった・・・・・・・




軍参謀本部の招集から解放された千代はビルから出て制服のまま何処かへ出かける。
出かけた先は花屋であった。
そこで菊の花などを買い隣の八百屋で惑星エデンで採れたフライング・アップルを食べ何処かへ行く。

1時間後、ひっそりとした場所に名前の書かれていない墓標があった。

「・・・・・さん・・・・・・・」

そこで千代は墓前の前に花を持ちながら涙を浮かべ、誰かの名前を言う。
あまりの辛さに千代は腰を落としてしまい、泣く・・・・・
一体あの日千代の身に何があったのか・・・・・・

どんな悲劇が訪れたのだろうか?
それは別の物語が語ってくれる・・・・・・・・
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警務官望月初芽さん 殺人鬼を追え!! 後編

2018-03-06 18:39:22 | マクロス短編
初芽との戦闘の後、逃走し可馨を追いつめる不気味な男。
圧倒的な力に可馨はどんどん追いつめられていく。

「ぐがぁぁぁぁ」

黄可馨「いやぁぁぁぁぁ」

可馨は悲鳴を浴びながら逃げる。
ナイフを持ちながら暴れる不気味な男に恐怖しながら。
だけど、それでも生き残る時間を増やそうと不気味な男に抵抗する。

                ザシュッ

黄可馨「あぁぁ」

不気味な男に右足を斬られた。
あまり大量出血する程の怪我じゃないが、回避率に影響が出る。
回避率が低下した事によりナイフと体の距離が短くなる。

「どうした何故撃たん?」

「それが黄少尉が狙撃点に入って撃てません。」

「何だと!?・・・・・・・・・・くそぉ・・・・・・」

狙撃支援を行おうとするが、不気味な男の間に可馨がいるのでできない。
狙撃指揮官の軍人や警官は舌打ちをしながら黙って見ているしかない。
そうしているうちにもどんどん可馨は追いつめられていく。

最終的には後ろに壁、射撃支援するにも死角に入る。

「お前でもいい俺に血を浴びさせてくれ、健康な若い人間の血を・・・・・・・・・」

黄可馨「やめて・・・・・許して・・・・・・・」

「へへへへへへひひひひひひひひひひひひ」

黄可馨「嫌・・・・・・・・・・来ないで・・・・・・・」

「ひやぁぁぁぁぁぁぁ」

黄可馨「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ

追いつめられた可馨はもう完全に死ぬのだと認識し恐怖する。
命乞いをするが、不気味な男はそれを気にせず可馨に接近・・・
そして近くまで来たら一気にスピードを出し可馨を襲う。

ーもう駄目

悲鳴をあげて初芽に助けを求めた・・・・
その時・・・・・・・・

「ぐぉぉぉぉぉぉ」

黄可馨「えっ・・・・・・・・」

望月初芽「遅くなってごめんね可ちゃん。」

初芽が不気味な男にナイフを投げつけ現れた。
投げつけたナイフは見事に刺さりその場でもがき苦しんだ。
可馨はその隙をついて脱出し、初芽に抱きついた。

かなり怖かったのか可馨は初芽の防弾チョッキをかなり濡らす程声は出ないがかなり泣いた。

ーそこまで怖かったのか・・・・・

泣いている可馨を確認した初芽は不気味な男への怒りを覚え睨みつける。
その不気味な男は苦しみが消えたのか立ち上がって初芽達の方に向く。

「ぎゅるるるるるるるるるる」

望月初芽「可ちゃん下がって・・・・・こいつは私が殺る・・・・・」

黄可馨「うん・・・・・・」

初芽は不気味な男を完全に殺す事を決めた。
何人の罪なき人間が殺され傷つけられた。
更に大事な親友が傷つけられた・・・

もう・・・・・・・・・許さない・・・・・・・

初芽は別のナイフを取り出すが何かが違う・・・・

「ぎゃぁぁばぁぁぁぁぁぁ」

不気味な男が初芽に襲ってくるが初芽は動かない・・・
可馨は殺されると思うが・・・・・初芽は不気味な男とある程度の距離になると笑う・・・

そして・・・・・・・・・・・・

                ザシュッ

不気味な男の額がザクロのように割れた。
しかも、初芽がナイフで攻撃する射程外から。
苦しむが・・・・更に

                ザシュッ

「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

次は首がザクロのように斬り裂かれた。
可馨は何がどうなっているのと思った・・・・・

すると初芽の手には血で濡れたナイフを持っていた。
さっきは血まみれではなかったのだが・・・・・

望月初芽「先祖代々の忍び武器、飛び短刀・・・・・素人では真似はできないが・・・忍びの末裔である私達に扱える技よ・・・簡単に言えば忍術。」

初芽が使ったのは飛び短刀と言う武器であった。
今回はナイフで使われているが、元々は短刀に丈夫な糸を付けてリズム良く攻撃する武器である。
初芽は2本のナイフを持っているが、うち一本は飛び短刀に改造していたのである。

「ぎゃさぁぁぁ」

2回ほど斬られて暴れて暴走を始める。
ナイフを振り回し、初芽と可馨を殺そうとする。

望月初芽「可ちゃん・・・・離れて・・・・・・・・・・・」

初芽は可馨を自分の元から話飛び短刀を普通のナイフのように持ち始める。
一歩でも間違ったら自分自身が死ぬ・・・・・・・・・・

どうやって不気味な男と対峙するかは数秒で考えなくてはいけない・・・・・

ーいや出た・・・・もう数秒もいらない・・・・・
ー自分が出す・・・・判断の答えは・・・・・・・・・

           ガッ・・・・タンッ

望月初芽「重かったけど、突破口が開けた・・・・・・・・・・くたばれ!!」

グサッ

「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

不気味な男のナイフを受け止め、力推しで負ける前に体をぐっと下に向けて懐に入り込み。
顎に向けてナイフを突き刺した。

突き刺された不気味な男は声に成らない程に苦しんだ。

望月初芽「グッドラック!来世、罪を犯さないような人間に転生できる事を・・・・」

ズドォォン

もがき苦しんでいる不気味な男に拳銃を向け発砲しトドメを刺した。
当分、暴れていたが・・・・・
その後しばらくして力尽き絶命した。

二人はこれで終わったのかと思った。

その時・・・・・・・・・

バタバタバタバタバタバタ

「MOVE!!GOGOGOGOGO」

望月初芽「何!?」

まるで待っていたかのように約30名の完全武装の歩兵が路地裏に展開してきた。
初芽と可馨は何が起きているのか理解していない。

「よしサンプルを入れろ・・・・・」

「ハッ」

その完全武装の兵士は不気味な男の首をレーザーで切断、何かの黒い箱に入れ。
胴体は大勢の兵士によって大きなトラックに入れられた。

それが終わると完全武装の兵士達はそれを追うように帰っていた。
内複数名が・・・・・

「この件は他言無用だ・・・・上にいる上官や警察にもそう伝えておけ。」

望月初芽「はぁ・・・・了解しました。」

と一言だけ言って伝え帰っていく。

ー一体あいつらは何者なんだろうか・・・・

今の初芽はあいつらの正体について真剣に考えた。
同じ新統合軍の兵士なのは確かなのだが・・・・・・

まさかあれは軍が開発した生物兵器・・・・・・・・・この街は・・・・・・・

だが、その後何も手がかりを得ないまま。
この事件が終わった・・・・・・・・のであった。

望月千代『へぇ・・・・殺人鬼ね・・・・』

望月初芽「諜報に詳しい千代姉さんなら何か分かるでしょ。」

望月千代『そうね・・・・・・・』

極東・太平洋軍管区.日本列島.福島郡山陸軍基地で勤務している姉千代に今回の事件の事を話した。
初芽は千代にこの事件について何か知っているのではないかと聞くが・・・・・

望月千代『ごめん、その件はパス・・・・・』

望月初芽「えぇなんで?」

望月千代『だって・・・・・一部の危険な集団に消されるからよ、だから諦めなさい・・・・そんなに慌てなくても真実は自然に浮かぶ物よ。そうじゃないと、初芽・・・・あなた死ぬわ・・・・これは正義感だけで済む問題じゃない・・・』

望月初芽「・・・・・・・・・・・・・」

千代から調査するのを諦めろと言う。
この問題は自然に出てくるものだと・・・・・・
初芽はこの千代の方針に反発したいが・・・・

望月初芽「分かったわ・・・・姉さん・・・・・」

結局・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この事件の真相を知る事を初芽は諦める。
姉からの忠告、軍上層部の一部と一部過激派の思惑。
初芽は・・・・・自分個人の正義だけでは太刀打ちできない事に悔しがる。

一生・・・・・・・・・・・・・

                     【余談】

後の事であるが黄可馨はこの事件をきっかけに陸軍レンジャー訓練に参加する事を決めた。

正直守ってもらう前提だとどうしても心配だと・・・・・

後に結婚し退役、娘が生まれるが。
自分自身のために護身術を覚えさせたと言う。
初芽との関係は、同様に結婚し子供が出来たので良きママ友関係になったと言う。

遠く離れた地に住み稀に家族と共に来る千代の家族や義綱の家族とも良き関係になったと言う。

それに関しては別の物語で語られるだろう。

【エピローグ6】
【新統合軍参謀.スタンリー・ビルバット中将の研究.(西暦2108年.3月9日)】
西暦2015年.ホノルルシティを震撼させた殺人鬼事件は、望月初芽(後の石田初芽)と黄可馨の活躍により警察とハワイ行政区知事により表彰され。
軍からも1階級昇進で中尉になった・・・・・・

だが、こうしたのも軍の根回し・・・
いやある派閥の根回しがあったからと言われる。

西暦2018年4月8日、惑星ニュー・エイジアにて新統合軍生物研究施設がバイオハザードが発生した。
職員や民間人に多数の被害を出し、破棄される事になった。

だが、この生物兵器開発は新統合軍総司令本部内参謀本部の正規な計画ではなく。
ある極端な思想を持つ派閥の独断で行われた結果と言う。

開発を行った派閥は事実を隠ぺいする事になるが。

その4年後、事実をとあるきっかけで見つけたある統合軍の高官はVF-Xダンシング・スカルのモアラミア・ファリーナ・ジーナス准尉に命じて施設は破壊し情報を収集。
生物兵器の破壊後、各VF-X部隊が突入情報を収集。

VF-X隊員はその時収集した内容に驚愕する。

事実が公にされ、開発を行った派閥は警務隊により逮捕。
軍事裁判で無期懲役刑の判決を出された。

ニュー・エイジアの生物研究施設で発見された物は・・・・

・死体を利用し別の疑似の命を入れパイロットとして運用する。
・生物兵器を運用
・ゼントラーディの闘争の血を凝縮した戦闘興奮剤
・あるゼントラーディ人のクローンによる兵士部隊
などであり。

初芽が遭遇したのはそのゼントラーディ人の血を凝縮した戦闘興奮剤である。
それを囚人に打ち込ませ各地の街を襲いデータを収集したと・・・・

かなりの死者は出たが、その派閥からすればいいサンプルだったのだろう。
これから可変戦闘機主体とした戦闘がメインになるのに何のために実験したか・・・・

100年近く前の人間が考える事は正直分からない。

事件はともあれ研究施設の永久破棄と。
新統合軍部隊による監視と言う事で、幕を閉じるが・・・・・
惑星ベルファンにて実行派閥残党の一派がクーデターを起こしたり。
後にマインドシステムでマクシミリアン・ジーナスを恨む派閥残党の一人アブラハム・ド・バセロン宇宙軍大佐の計略。
一部のテクノロジーを奪取したマクロス・ギャラクシー船団や反統合勢力により、事件の負の遺産は戦場で永遠に使われる事になる。

歴史とはいかに残酷か・・・・・・・・・・・・
力と科学の道を使い方を誤ると悪い結果になるのか・・・・・

我々新統合軍いや・・・・人類は知らなくてはいけない・・・・
この先、大きな過ちを犯さないためにも・・・・・

_____________________________________

ビルバット中将の本か発表され数千年後、新統合軍の末裔の一つG.O.A軍が惑星ムバンダガで細菌兵器を使い大量殺戮作戦を実施。
同様の末裔軍八惑星連合も非人道的兵器の使用を行っている・・・・・

悲劇は繰り返される事になる・・・・・・・・・・・・・

この世で本当に恐ろしいのは人間なのかもしれない・・・・・・・
その結果がどうなるのかは知っている者はこの世にいないだろう。

ただ歴史で言える事は輝かしい歴史あれば黒い歴史ありと・・・・
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警務官望月初芽さん 殺人鬼を追え!! 中編

2018-03-05 15:51:28 | マクロス短編
初芽は同僚の可馨と共にホノルル警察の依頼で殺人犯を誘き寄せる囮捜査に参加した。
可馨を囮にして初芽は出てきた所を強襲し制圧。

前提としては捕らえる事であるが、可馨や自分自身が危なくなった場合は殺害してもいい事になっている。

可馨は囮として殺人犯が出てくる路地裏に待機し、初芽は監視する。
このまま現れるのを待つだけだが、初芽の背後から不気味な影が迫る・・・・

黄可馨「初ちゃん・・・・・」

可馨は不安になり初芽に電話した。
この路地裏はハワイの温暖で楽園のような街並みとは正反対の悪魔の巣だ!
ゼントラーディ軍の攻撃で荒廃する以前と同じくアラワイ運河沿いやアラモアナ方面は夜になると助けを呼びにくくなるし。
ワイアナエコースト一帯は戦後に生まれたハワイアンギャングと日系のジャパニーズギャング.コリアンギャング.イタリアンギャング.チャイニーズギャングなどのならず者が抗争している。

現在いる、この場所も窃盗などの犯罪が起きている。

だから、可馨も不安になってしまうのもしょうがない。

望月初芽「どうしたの可馨?」

黄可馨『初っちゃん、私大丈夫かな?不安で・・・・』

望月初芽「大丈夫だよ、可ちゃんも格闘戦など得意じゃん。そんなに不安がる事じゃないよ。」

黄可馨『でもね・・・こんな派手な恰好だし殺人鬼以外の淫らな変態に襲われ・・・』

望月初芽「ぼこぼこにしてホノルルシティ警察に引き渡すから安心して♪」

黄可馨『可怕的早萌(初芽怖い)』

楽しく会話をしているが、初芽のぼこぼこ発言に可馨は母語を口にする程怖がる。
初芽は姉千代には劣るが優秀な兵士である。
短期間で行った沖縄基地では、10件の荒くれ兵士を検挙しており。
ベテラン兵士にも勝つ程の実力がある。

それほどまでに凄い兵士である。

楽しく会話をする初芽であるが・・・・後ろから・・・

「若い人間の血・・・そろそろ・・・くれ・・・・・」

不気味な男がナイフを持ちながら初芽の背後に忍びよった。
口からよだれを出しており、何か薬物に手を出した感じがする。
どんどん初芽に接近しすぐ後ろに接近する。

そして・・・・・・・・・・

               グサッ

不気味な男は初芽を刺した・・・・
刺した瞬間、不気味な男は変な声を出して笑っていたが・・・・・・

「ぐばぁぁぁ」

望月初芽「残念でした・・・・・・・・少し怪我をしたけど、治療用テープを張れば・・・・すぐに止血できちゃうんだよね~。」

初芽は体を動かし、左腕の一部をナイフで刺されるが大きな怪我を負う事を回避。
更に体を動かして不気味な男の顎を蹴り、距離を取る。
そして腰から治療用テープを張り、刺された個所を止血する・・・・・

残った血は初芽の口で舐めとる。

「きざまぁぁぁゆるざぁぁんぞ」

望月初芽「こいつは制圧する必要はないわ、尋問しても何も聞き出せない。完全に廃人ね、何か危険なヤク(薬物)でもしているのか・・・・・・・・」

「うごあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

こいつは明らかに普通の人間じゃない。
それに明らかに危険な薬物を使っている・・・・・・・・もう元に戻る事が出来ない程に・・・

明らかに殺害可能要件。
初芽はナイフを取り、襲ってきた不気味な男を迎撃態勢を取った。

                 キィーン

望月初芽「こいつ・・・・・・」

ー狂っている割にはナイフの攻撃が正確だ・・・・・・・・・・
ー一歩判断を間違えれば自分自身が殺されてしまう・・・・・・・

「ぶぼぉぉぉぉぉぉぉ」

望月初芽「とあぁぁ」

             ガシッ ダンッ!!

「ぐぉぉぉおあぁぁぁ」

望月初芽「まるでアニメの生物兵器ね・・・・・・・・・・・」

ー狂っている・・・・・・・・・・・・

「ぐあぁぁぁぁぁ」

望月初芽「くっ・・・・・やられる・・・・・・・・・」

ーだけど・・・・・・・・・・

「ぐぎゃぁぁぁぁぁ」

望月初芽「左腕は使えないはず・・・・・・・・どうだ・・・・・・」

ー腕前は自分自身が多少上だ・・・・・・

初芽は不気味な男の左腕をザクロが実を開けるかのように斬り裂き。
飛び出た返り血を顔を濡らす。
不気味な男は叫び声をあげるが、直ぐに表情は狂った表情に戻る。

「ぐぁぁぁぁぁ」

望月初芽「よっ」

                      ドッ

「ぐぁ」

不気味な男から殴られるが、初芽の体の柔らかさを生かし回避。
腹を蹴って怯ませる。

怯ませるのに成功するが、不気味な男も態勢を戻す。

ぐっと身を構える初芽・・・・・
その時・・・・・・

ズドォォォン

「ぐばぁぁぁ」

望月初芽「何!?」

突然、銃声と共に不気味な男の肩から血が飛び出す。

「命中・・・・しかし・・・・奴は・・・・・」

「まだ死なんのか・・・・・・」

警察と軍の狙撃部隊だ・・・・・
建物の上から狙撃支援をしている。
これなら楽に戦えると初芽は判断する・・・・・・・・・・・
が・・・・・・・・・・・

ダッ

不気味な男は突っ込んで来る。
初芽はそこを決めてとして決着をつけようとする・・・・・・
ナイフではなく、拳銃で・・・・・

だが・・・・・・・・

望月初芽「えっ・・・・・・・・・」

不気味な男は初芽を相手せずそのまま何処かへ行ってしまう。
一体何処へ行くのか・・・・
初芽は考えるが・・・・
頭の中で最悪な事が思い浮かんでしまう。

望月初芽「可ちゃん!?」

それは囮として行動していた可馨である。
このままでは可馨が殺されてしまう・・・・・・・・
初芽は大急ぎで可馨の元へ向かう・・・・・

黄可馨「銃声があったけど、初ちゃんの所で・・・・・」

囮役としてその場にいた可馨も不安そうに初芽のいる方を見ている。
一体何が行われているのか分かってない。
すると・・・・・・・・・・

「ぐぉぉぉぉぉぉ」

黄可馨「何!?あいつ・・・・・・・・・・」

不気味な男がやってくる。
例の殺人鬼と判断した可馨は拳銃を構える。
発砲しようとするが・・・・・・

ズゴォン

黄可馨「あっ」

銃声と共に拳銃を殴り飛ばされてしまう。
可馨は咄嗟に回避するが、どんどん追いつめられる・・・・・・・・

ー助けて初ちゃん・・・・・

助けを求める可馨・・・・
初芽は果たして間に合う事が出来るのか・・・・・・
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警務官望月初芽さん 殺人鬼を追え!! 前編

2018-03-04 23:08:02 | マクロス短編
2013年、近距離移民船団が10.4光年先のグロームブリッジ34星系にある惑星エデンを見つけ開拓した。
人類の進歩が期待される世の中になり、人々の暮らしは忙しくなる・・・・

ただ・・・・・・・・・・

          【西暦2015年ハワイ基地オアフ島ホノルルシティ】
一人の女性が何かに恐怖で引きつった顔をしながら逃げている。
美しい顔を台無しにしながら何かに怯える。
必死に走りながら逃げる、何処か隠れる場所でも・・と・・・・・・

しばらく逃げているうちに・・・・・・・・・

「はぁやっと巻いた・・・・・・・・・」

なんとか逃げ切った。
電柱に背を預け一安心する・・・・・・・・・・
が・・・・・・・・・・

ザシュ

「えっ・・・・・・・・・・」

「残念だったな・・・・姉ちゃん、この俺に女の生き血を・・・・・」

「あっ・・・・・・・・あぁ・・・・・・・」

「じっくり俺を楽しませろよ・・・・へへへへへへ」

女性のいた先に謎の表情が不気味な男がいた。
痛みを感じ恐る恐る下を見るとナイフで腹を刺されていた。
ナイフをゆっくりかき混ぜて、女性をゆっくり苦しめる不気味な男・・・・・

その後、一人の女性の遺体が朝方にマラソン中の学生らによって発見される。
この事件は・・・・・・・・・・警察だけではなく新統合軍警務隊を巻き込む事になる。

発見後、すぐに通報され新統合警察局北米行政区警ハワイ支局の警官らが派遣された。

「酷いなまだ若い女性をこのように殺害されるとは。」

「警部、既にホノルルでは数件で若い男女5名が殺傷されています。一名を取り留めた者は恐怖に怯え何もしゃべれない状態です。」

「そうか・・・・・・・・・」

既に同様の事件が数件起きている。
死亡3名.負傷2名、どれも若い男女ばかりである。
今回殺害されたのは・・・・・・・・・

「エミル・モルファー.所属は新統合陸軍.階級少尉、軍人です。」

「軍人か、軍警務隊も黙っていないな。」

軍人・・・・・・
殺害された女性は新統合陸軍に所属する女性士官であった。
外地で軍士官が殺害や事件が起きた場合警務隊は一般警察と共に捜査や逮捕権を得る。
一般人が加害者の場合司法は警察に引き渡しの後、検察を経て裁判所送りになる。

                【新統合軍オワフ島基地】
望月初芽はハワイ本島の太平洋艦隊司令部からの輸送機に乗っていた。
マウイ島を経ての到着であった。

「望月少尉・・・・・これを・・・・・」

望月初芽「ついて早々何?・・・・・・召集・・・・・ん・・・・・?」

「とにかく警務隊本部まで来てください。」

ハワイに到着して早々初芽は警務隊本部から招集された。
一体何があったのか・・・・・そう思いつつ本部に向かう。
本部に向かうと既に多くの人がいた・・・・・
それに・・・・・・・・・

望月初芽「ホノルルシティ警察の・・・・・・・」

警察の方々が・・・・・
一体なんのようかと思った・・・・・
まさか・・・・自分がいない間に事件が起きたのかと・・・・・・

クラウス「全員集まったので、ホノルルシティ警察のこの私、クラウス・シュバイカーが説明させていただきます。」
ホノルルシティ警察.クラウス・シュバイカー

ハワイ基地(ハワイ全域の基地を指す)に訪れていた警官の一人。
クラウス・シュバイカーが今回の事件の事を説明する。
今まで起きている事件の内容。
加害者の予測している人物像・・・・・・・・・

そして・・・・・・・・・・

今回殺された通り魔の被害者がこの基地に所属する女性士官である事を・・・・
軍との協定に基づき、外で活動中軍の士官が殺害された場合警務隊が動き。
逆に軍人が犯罪を犯せば警察に任せる協定があった。

それも皆、大戦直後の軍政下において決められた事であった。

クラウス「今回、我がホノルルシティ警察は既に市中を警戒していますが。被疑者は見つけられていません。なので、今回囮捜査の協力してもらいます・・・その人員ですが・・・・・・黄少尉.望月少尉・・・・お願いできますか?」

望月初芽「えっ・・・・・」

黄可馨「私達!?」
新統合軍警務官.黄可馨.少尉

事件の説明の後、警務隊に囮捜査の協力する。
その捜査の協力に選ばれたのは初芽と初芽の後輩で親友の可馨であった。
二人は見つめあってまさかと言う顔をして驚く。

望月初芽「クラウス警部、手当はいくらでますか?」

クラウス「手当は出ない以上。」

望月初芽「え・・・・嘘・・・・・・」

クラウス「なお望月少尉は取り押さえ役で・・・・黄少尉がおとり役だ・・・・」

なんか不憫な感じがする・・・・・・・
可馨は一気に顔が青ざめてしまう・・・・
なんとも精神的にまいってしまう任務なんだ・・・・・

初芽は心の中で思った。

さっそく2人は私服に着替え基地から出てホノルルシティの中へ消えた。
それを負う用に、観光客を装った警察特殊部隊と軍人らが付いていき。

同じように消えていった。

黄可馨「大丈夫かな・・・・初芽・・・・頼むよ・・・・・・」

可馨はホノルルシティにおいて殺人鬼が出てくる路地裏で私服に着替えていた。
特に派手な恰好していると出やすいので、若干肌を露出している服装である。
正直これは恥ずかしいと可馨は思った・・・・・

望月初芽「本当に来るのか・・・・・」

初芽はおとり役の可馨を監視しながらずっと不審者が出るのも待つ・・・・
出てきた所で初芽の出番になる。
取り押さえる事を前提にしているが、自らからの判断で危険と認識したら殺害しても良し・・・
緊張しながらずっと見続ける・・・・・・

その初芽の背後に不気味な影が迫る・・・・・・
まるで目つきの悪い感じの不気味な男が・・・・

「お前の血・・・・・俺に捧げてくれ~」
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節分スナイパー

2018-02-05 00:06:56 | マクロス短編
節分。
日本の雑節の一つであり、柊鰯を飾り。
「福は内、鬼は外」と声を出し福豆(煎り大豆)を投げる日本で有名な伝統行事である。
以外だが・・・・・・・・

坂田軍曹「俺達は福は内だけだって親父が言っていたぜ!」
新統合宇宙軍坂田智弘軍曹

渡辺軍曹「先祖さまがなんとか出そうだ。」
新統合宇宙軍渡辺達夫軍曹

渡辺さんと坂田さんは福は内のみで言うだけで済む。
この二つの姓は共に頼光四天王と呼ばれた鬼を倒した伝説を持つ坂田金時と渡辺綱を先祖や由来に持ち。
それを鬼が恐れたためと言われている。

大坂発祥の恵方巻を食べる・・・・
普通はそうだが・・・・・・・

                【西暦2011年2月4日】
いつものように陸軍基地で勤務している千代。
今回は雪が降っているため、事務中心とした勤務になっていた。

望月千代「チェヨン・・・・どう思う?」

チェヨン「どうって・・・・・・・」

望月千代「このニュースよ。」

休憩時間の間で隣の席にいるチェヨンに携帯を取り出してあるニュースを見る。
そのニュースに書かれていたのは・・・・・・・・・

【軍官舎で珍事.2月3日から鬼は外福は内で大豆を撃たれ負傷者続出】

チェヨン「何これ?」

望月千代「マクロスシティ西部の軍官舎で記事の通りの事が起きているんですって。」

チェヨン「嘘だぁ・・・・これは明らかに査問委員会物よ、確かに大豆は余剰と言う程生産回復したけどさ・・・・・・・・・・マジ?」

望月千代「マジよ・・・・・・・」

マクロスシティ西部.軍官舎で鬼は外福は内の掛け声の元大豆で撃たれ負傷する人が続出した事である。
警務隊が犯人を見つけるべく、派遣するが中々犯人らしき目撃情報がないばかりか。
警務隊まで節分大豆狙撃の餌食になる被害が出て撤退している。

軍官舎ではこの被害に怯える人が続出、朝近隣の基地に向かう際は全員匍匐前進で出勤する事になったと言う。

チェヨン「でどうするのよ・・・・・・・」

望月千代「勤務終わったら、西部官舎へ向かい狙撃犯を捕らえます・・・・チェヨン・・・カモン♪。」

チェヨン「えっ・・私まで・・・・・・・・・雪は・・・・・・・・」

望月千代「私が夕飯奢るからそれでは・・・・・」

チェヨン「乗った!!」

人名が足らないのでチェヨンも導入する。
無論、交換条件は夕飯を送ると言う事で・・・
さっそく節分狙撃事件の犯人を捕らえるべき妥当な人物として・・・・

劉紅花「はい初芽ちゃん連れて来ました。」

望月初芽「協力感謝するわ、姉さん.チェヨンちゃん。」

初芽とその上官紅花である。
千代は任せてくれとガッツポーズしチェヨンはやはりそう来るかの顔をする。
さっそく西部官舎内に入っていく・・・・・・・

「今度は姉ちゃん4人か・・・・・・・・今日の鬼は姉ちゃん達か・・・・」

ある建物の物陰から千代達を狙う怪しい影・・・・・
大豆の入った袋を取り出し、モデルガンのアサルトライフルに入れ構える。

そして・・・・・・・・

       ドドドドドドドドドドドドドドドドド

望月千代「!!」

望月初芽「なんだ!?」

大豆マシンガンが一斉に発射される。
全員当たっていないが・・・・

望月千代「これは椎茸の匂い・・・・・・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」

劉紅花「えぇぇ!?」

望月初芽「姉さんなんなのよ!その恥ずかしい結果は!!」

大豆に椎茸の匂いが塗っており、その匂いを嗅いだ千代が拒否反応を起こし。
何処かへ逃亡してしまう。
それに呆れる一同・・・・・だけど何処にスナイパーが狙撃しているかわからない・・・・

初芽は目を閉じて敵を探す・・・・・・・・・・

望月初芽「よしそこか!!」

チェヨン「何処へ!!」

望月初芽「秘密!!」

初芽は何処かへ行ってしまう。
二人は初芽まで逃げたと思った・・・・
それを見たスナイパーはさっきの奴と同じで大したことがないと。
狙撃しながら言う・・・・・

しかし・・・・・・・・・

バッ

「とぉぉや!!」

「うんなんの声だ・・・・・・・・・」

スナイパーのいる背後から変な声が聞こえる。
一体なんの声だろうと思っていた・・・・

その声の正体はいかに・・・・
スナイパーは気にする気はなかったようだが・・・・
この直後に正体をするとは思いもしなかった。

望月初芽「いい加減にしなさい。」

源光頼「なんでここが!!」
新統合軍士官候補生源光頼

望月初芽「一応・・・・・・・・・私は・・・・・・・・・・・」

警務官のプロだ!!
ダシッ!!!

初芽は突如出現する。

そして・・・・・・声をあげていたずら少年源光頼を見つけ背後から足蹴りする。
あっけなく終わった事に紅花とチェヨンは唖然とする・・・・・

なんやかんやで節分を騒がせた節分スナイパー事件は終わった・・・・・

大豆スナイパー事、士官候補生源光頼は初芽により捕まった。
その後、士官学校では停学処分となり十分に反省させられる事になったのである。
一応初芽は伍長から軍曹への昇格が認められ・・・・

望月初芽「姉さんを平気で堂々と言えるわ・・・・」

望月千代「いずれ階級抜けられて姉さんから千代になるのが怖いわ~」

千代と堂々と肩を並べるだけの軍人になるのである。
その反面、千代は初芽に若干階級上になりいばるのではないかと脅威を覚えるのであった。

そしてその後、千代と初芽は二人で恵方巻を食べるのだが・・・・
とっくに節分は過ぎていたのであった。
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ドッペルゲンガー

2018-01-11 13:29:39 | マクロス短編


「こちらデナリ3からジョシュワタワーへ、周辺警戒完了。着陸の許可を求む」

『こちらジョシュワタワー、第3ポートが空いている。第3ポートへの着陸を許可する。』

「デナリ3了解、着陸する。」

1機の可変攻撃ヘリ.VAH-1Eコマンチガーディアンが降り立つ・・・・・

望月千代「コマンチガーディアン・・・か・・・・」

デイル「千代ちゃん、ヘリに興味あるのか?」
新統合陸軍歩兵.デイル・マックイーン曹長

望月千代「普通にね・・・」

その光景を基地に向かっているトラックに乗っている千代が目撃する。
この後の出来事が、千代の気持ちを惑わせる事になる。

           【西暦2011年1月11日.マクロスシティ.近郊.新統合陸軍ジョシュワ基地】
千代は上官の命令でマクロスシティ近郊に完成した新統合陸軍ジョシュワ基地の手伝いに行っていた。
陸軍歩兵特化連隊や可変攻撃ヘリコプター部隊.高射中隊が配備される予定であり、いろんな兵器が揃っていた。
今回千代が与えられた任務は小銃を持って基地の警護に当たる事である。

これから完成式があり、不穏勢力に攻撃されたり破壊されないようにするためである。

望月千代「新築の基地っていいわね。」

エイミー「あらっうちの基地だって建築してから1年目よ、早いんじゃない?」
新統合陸軍歩兵.エミリー・ピックフォード軍曹

望月千代「そうかな?」

千代は同期でありチェヨンや信一郎以外の友人であるエミリーと誰も知らない女性兵士2名と共にヘリポート周辺を巡回警備している。
ある地点に行くと、それぞれ個人のルートに沿っていくので千代はエミリーと分かれヘリポート周辺に移動した。

すると・・・・・・・

望月千代「ぬっ!?」

海野彩子「誰!?って・・・・・・私・・・・」
新統合陸軍第3航空隊.海野彩子.准尉

望月千代「はっ・・・えぇ・・・・・」

目の前にヘリのパイロットスーツとヘルメットを被り、自分と瓜二つ。
これってもしかして、、自分自身の姿を自分で見る幻覚・・・・・
千代は驚きながらも・・・・・

望月千代「どうも警備としています、望月千代軍曹です。」

海野彩子「海野彩子准尉です、よろしく。」

望月千代「よ.よろしく・・・・」

自己紹介した。
安心した・・・・思ったより普通だ・・・・・・
彩子から自己紹介されると以外に普通な人で安心する・・・・・

海野彩子「あなたは陸軍兵士として戦場へ・・・・」

望月千代「はい、結構人使いの荒い上層部に結構使われましたけど。」

海野彩子「しょうがないですよ、上は頭の固い連中しかいませんし。私はヘリガンナーとして日本で戦いましたがそこでお世話になった人は頭ダイヤモンドレベルの硬さでしたから。」

千代と彩子は意気投合しいろいろと話し合った。
そんな中・・・・

海野彩子「麻雀しませんか?」

望月千代「いいですけど、初めてなんで手加減してもらえますか?」

彩子から麻雀しないかと言われる。
千代は了承するが、手加減してくれと言う。

海野彩子「大丈夫手加減しますよ。」

それに笑顔で答えたので安心するが・・・・・・・・後で全力で後悔する事になる・・・・・・・・・・・・・

望月千代「なっ・・・・・・・・・」

海野彩子「・・・・・私の勝ちです。30ギャラン(日本円で1万円)いただきです。」

望月千代「初めてなのに・・・・・・」

海野彩子「御免私、加減しらない。」

千代は彩子にワンサイドゲーム的にぼろ負けした。
試合を見守っていたエイミーは頭を抱える・・・・・

夏美帆「海野彩子今度こそ麻雀で勝つ!」
新統合陸軍歩兵.夏美帆.軍曹

スンヨン「何度も巻き上げて・・・たまには加減しなさい!」
新統合陸軍観測員アン・イ・スンヨン.少尉

斎藤胡蝶「これで元奪い返すわ!」
新統合陸軍管制官.斎藤胡蝶.准尉

海野彩子「いい加減に諦めたらどうですか、ザーサイ・キムチ・たくわんコンビ!」

『言うなそのコンビ名!!』

何度も彩子に敗れる女性兵士コンビがやってくる。
千代は戦場の感からかなんとも言えない感情になり始める・・・・・・・・

またザーサイ・キムチ・たくわんと言うコードネームは好敵手の意味で。
彩子がつけているコードネームはボルシチ・ピザなどいろいろある・・・・・・
その後、4人で麻雀するのだが・・・・・

斎藤胡蝶「またか・・・・・・・・・・」

海野彩子「ザーサイ・キムチ・たくわんコンビ撃破、何度目か知りませんが・・・・・もらっていきますね。」

望月千代「あわわわわわわわわ・・・・・」

圧倒的な力に驚愕する・・・・・・・・・・どれも強敵そうな雰囲気だが、彩子は簡単に倒している。
これほどまでにやばい人が自分とそっくりな人でいるとは・・・・・・・(千代も戦闘ではかなりやばい人)
千代は生涯終えるまでこの出来事を忘れる事はなかったという。

【おまけ】
【名前】
海野彩子
【所属】
地球統合軍極東太平洋方面軍第23航空戦闘団
新統合陸軍第3航空隊
【階級】
准尉
【生年月日】
1992年2月9日
【出身】
群馬県高崎市
【性別】
女性
【種族】
地球人/日系人
【趣味】
麻雀
【解説】
千代が出会った瓜二つのヘリガンナーで可変攻撃ヘリVAH-1Eコマンチガーディアンを愛機とする。
麻雀が得意で、同僚の半分から金を巻き取った伝説があり上層部からも多少警戒されているらしい。
加減知らずで初心者である千代をワンサイドゲームで勝利する。
知識が偏っており、遅刻や物品破損の常習犯と問題人物で仲間からもう少ししっかりしてもらいたいと思っているが。
人柄がよく恨まれない。
姉恭子と妹奈津がおり、第1次星間大戦時.にシェルターにいたため3姉妹とも生きているが両親はその時死亡している。
千代と正反対なところがあり、椎茸が大好物であり本業もかなりの実力のエースガンナー。
【モデル】

雀荘のサエコさんの主人公で信長の忍びの千代女にそっくりな神崎サエコがモデルで、名前もサエコと呼ぶ。
海野は千代の苗字望月氏と同じ先祖を持つ海野氏から由来している。
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さんま寿司の日がやってきた。

2018-01-10 23:37:45 | マクロス短編
千代の同期と後輩に三重県出身の人がいる。
赤堀祐一と関雪奈の二人である、二人はSDF-1に乗艦しており。
赤堀は士官候補生で雪奈は戦後入隊した士官候補生第1期生であった。

特に千代と雪奈は関係があり、雪奈が士官学校に入学したのは千代のようになりたいと・・・・
陸軍志望でありマクロスシティアラスカ区に開校した陸軍士官学校に通っている。
無論、千代の同期であり同郷出身者であるので交流がある。

そんなAD.2011年1月10日、正月が終わり雪が積もっている中.軍官舎公民館で同じ三重県生まれの軍人や住民と共に何かを作っていた。
その近くを・・・・・

望月初芽「腹減った、姉さん後で何か奢って・・・・」

望月千代「あんた給料もらったでしょ・・・・・自分で買いなさい。」

望月初芽「新年だしいいでしょ、奢らないと・・・・椎茸詰め合わせ送るからさ。」

望月千代「それはやめて・・・あんなおぞましいキノコ・・・・来ないで!!・・・・分かった奢るって・・・・」

望月初芽「やりぃ!」

千代と初芽姉妹が歩く・・・・・
長くて大変寒い冬と、短くて涼しい夏のある極寒のアラスカの地。
防寒着を着ないと完全に凍死しそうな寒さ・・・・・・・・・

その寒さに負けず、二人はいつものように楽しんでいた。

望月千代「そう言えば軍官舎公民館の方人だかりがあるよね。」

望月初芽「ああ・・・・・・それね旧三重県出資者やその他いろいろが無くなりつつある日本のローカル文化を残すべくイベントしているんだって。」

望月千代「へぇ・・・・」

三重県出身者の集まりに千代達は関心を示す。
覗いていきたいけど・・・・時間があるかどうか分からない・・・・
寒いしそのまま立ち去ろうとしたが・・・・

関雪奈「望月先輩、寒い中御苦労さまです。」
士官候補生.関雪奈.伍長

望月千代「雪奈!?ここにいたの?」

関雪奈「はい、三重県の伝統を絶やさないために活動しています。先輩も妹さんもどうですか?赤掘さんもいます。」

千代に憧れて士官学校に入学した関雪奈。
今年で2年目になる。
顔つきは幼さが残っているが、大人的な雰囲気がある。
笑顔で千代の手を引っ張り軍官舎公民館へ案内する。

赤堀祐一「よぉ千代っ子久しぶりだな。」
新統合陸軍通信兵.赤堀祐一曹長

望月千代「赤掘くんも久しぶりね、・・・・」

千代は久しぶりに同期であり士官学校卒業後、陸軍通信兵として勤務している赤掘と再会する。
すると、おじさんとおばさん.誰か知らない日系の若い女性と共に何かを作っている。

望月千代「赤掘君・・・・・それに今作っているのは何・・・・?」

赤掘祐一「あぁ秋刀魚寿司だよ、俺の故郷の郷土料理さ。」

赤掘達が何を作っている物が気になった千代は、質問する・・・・
それに赤掘は応える・・・・・


秋刀魚寿司
三重県の志摩半島から和歌山県に至る熊野灘沿岸一帯、奈良県十津川村や奈良県旧大塔村で食べられる祝い事、祭りなどの際に作られる郷土料理の事である。
二人は三重県の志摩の生まれであり、この場にいるのは熊野灘や奈良県十津村などの出身者ばかりと興味本位で来たその他の面々である。

望月初芽「美味しそうね、秋刀魚って捕れるの?」

赤掘祐一「あぁマイクローン装置を応用して秋刀魚の数を復興させ養殖しようやく食卓に出れる程の値段になったから捕れる・・・・だけど値段は高いけどなぁ・・・・」

望月初芽「だろうね、一部の食品は今だに配給制だし。」

第1次星間大戦で地球が壊滅状態になり、生態系が崩れ秋刀魚の漁獲を心配する初芽だが。
赤掘は秋刀魚の数を復興し養殖に成功していると言う。

事実、新統合政府はいろんな生物の復興を行っている。
牛・豚・鶏・羊などの食用に必要になる生き物など。
一部配給制は続いているが、値段は高いけど国民の手に入れる事ができる程の数までになっている。

望月千代「・・・・・・上手い・・・・・」

関雪奈「でしょ、赤掘君は料理大好きだからこんなのは簡単なのよ。」

望月千代「ホント・・・・・・・スポーツが大好きで喧嘩ばっかりしていた赤掘君にこんな特技が・・・・・・・・」

赤掘祐一「以外な趣味って奴さ・・・・」

千代は赤掘が作った秋刀魚寿司の味に感動し、料理が趣味である事を始めて知る。
士官学校時代とSDF-1マクロス乗艦時はスポーツが大好きで同期とよく喧嘩するヤンキー風の軍人であった。

案外趣味に没頭し勉強が出来る方ではないが、戦闘技術と通信能力は同期の中で一番優れていた。

無論情報収集も・・・・・・

赤掘祐一「そう言えば千代っ子って士官学校の頃から気になっていたんだが・・・・正月の時に巫女さんの格好するけど、趣味か?」

望月千代「違っ・・・・・仕事よ、私の家系は神道を信仰しているから。」

赤掘祐一「ふ~ん、初芽ちゃんも・・・・」

望月初芽「いえ姉さんだけです、確かに神道を信仰しているけど巫女の仕事は半分姉さんの趣味です・・・・正直軍人で巫女やるのもおかしい姉さんです。」

望月千代「初芽・・・・何を言っているのよ・・・・・」

千代の巫女に関する事・・・・
士官学校の時から新年の時、近所の神社で巫女の格好をし仕事をする。
よくある光景だが、同期から不思議がられていた。

千代曰く・・・・仕事でやっているが、興味なしの初芽から半分趣味だと暴露される。
赤掘と雪奈は千代をなんか意味深い目で見られ・・・・千代は赤面し顔を手で隠し恥ずかしがった。
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