マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

記録

2018-04-02 20:39:54 | 日記
ザク部隊に対して戦車だけの弱小部隊がいかに立ち向かうかをコンセプトに
戦術を駆使して戦う話でした。
つまりいつもチェイスが言ってるように同条件で勝てない相手には有利な条件の場へ引きずり込むということです。
設置した地雷原へ誘い込んだり、決死隊がザクに取りついて鹵獲。
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第164話 バトル・シップ・ゼントラン・トラッシュ

2018-04-02 15:26:46 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
            【ゼントラーディ軍艦艇残骸付近】
ラウラはゼントラーディ軍スヴァールサラン級戦艦の残骸付近にいた。
カールに叱責されて少しは前向きになれたが、ラウラが受けた傷は治らなかった。
果たして自分は生きていていい人間なのか?そこの疑問が常に頭の中を過る。

ラウラ「..........」

       ズドドドドドドドドドドドドズドドドドドドドド

ラウラ「!!」

そんなラウラに銃撃する奴が来る。
正確射撃、一歩間違えれば死ぬかもしれない射撃。
銃撃を回避したラウラはバトロイド形態に変形し備える。

やはり向かって来る奴はアイツか!!

「あのエンブレムやっと、見つけたぞ今度こそ殺すぅぅぅぅぅぅ!」

ファントムⅢ、名前の通りの亡霊野郎。
こいつが一体どのくらい殺したか知っている、ゴルランやマサリアなどの同胞。
多くの若きエデン防衛軍の兵士たち。

このファントムⅢは殺して来たんだ。
圧倒的な腕前を駆使して、この亡霊と悪魔の合成した何かめ!!

ラウラ「お前は......ぐっ....」

       ビュゥゥゥゥゥン ビュゥゥゥゥゥン

ラウラはそう思いつつゼントラーディ軍の戦艦の残骸の中にガウォーク形態で入り込む。
懐かしきスヴァールサラン級の内部の中に。
暫くファントムⅢもその様子を観察していたが。

同じ様にスヴァールサラン級の艦内に入っていく。
なぜこの時ファントムⅢがスヴァールサラン級に入っていくいくつか行くラウラの様子を見たのか?
普通ならば、ラウラを追いかけて追撃するのが普通である。
それをファントムⅢはしなかった。
なぜそのような真似をしたのかその後の記録も分からず仕舞いであった。

ラウラ「ここはまだ重力が残っているわね。」

スヴァールサラン級の艦内を歩くラウラ。
かつて自分が所属したゼントラーディ軍時代の記憶が思い出しそうな場所である。
             ガシン ガシン

ラウラ「中は慣れている、ここはブリッジがあった所、懐かしいわね・・・・」

スヴァールサラン級は自身が所属したラプラミズ直衛艦隊にもあり。
ゼントラーディ軍時代のラウラとキヨラら所属部隊はスヴァールサラン級を母艦とした。
もしあの頃のままだったらこの今の苦しみを味わう事はなかったのだろうか。

いや地球の事を学んだ今の自分にはそれは無縁だろう。
それを考えたら情けない人間になる。
ラウラはそう思った。

ところで..........

ラウラ「しかし機体につけているこれは......」

この変わった海兵隊装備であるこれはなんだろうか?
スーパーパックやアーマードパックの合の子みたいな感じの装備は?
装着されたM-Z1に疑問を感じる。
この装備が母艦アルタミラにある事はつい最近知った。

ガタンッ

ラウラ「!!」

ゼントラーディ歩哨用のライフルが転がる。
ここは重力が働いているので、ライフルが転がると言う事は何かいると言う事である。
まさかあいつなのか?それとも生き残りのはぐれゼントラーディなのか?
何かも分からない現象にラウラは息を飲み緊張しながら備える。

敵が出るか死体が出るかのどちらかを...........

ラウラ「・・・・」

何にも言えない雰囲気。
そんな雰囲気の中でファントムⅢが出てくるのは一瞬だろう。
自分の生死を決めるのは一瞬

その一瞬はこの考えが思い付いた直後に来る。

「見つけたぞ!ラウラ・ベルタリア!」

ラウラ「くそ。」

        ズドドドドドドドドドドドドドドド

バトロイド形態に変形していたファントムⅢがラウラを強襲する。
ラウラはバトロイド形態である自分の愛機を動かしそれに対応する。
ガンポッドを掃射しながら。

ラウラ「くっ....」

「そっちか....」

ラウラは一足先にゼントラーディ軍艦艇の残骸から脱出する。
障害物の多いスヴァールサラン級内部で戦ったら負ける。
以前、同じことをしているが今回とは事情が違う。

相手は完全にこの手首の戦闘に慣れている。

ラウラ「これで落ちろ!」

シュババババババーン
ズドシャーン ズドカーン ズガン ドガーン

ラウラ「やったか.......」

ラウラは珍しく反撃をする。
黙ってやられては、ゼントラーディ人としての誇りが廃る。
そんな真似をするほど、ラウラは馬鹿ではない。

ガンポッドとミサイルをファントムⅢに撃ち込み爆発させる。
これで勝ったはず、そう思ったラウラ。
さっきまで死にたいと考えていたが、何か可笑しい感覚。
ラウラはそれを不思議がる。

ズゴォォォン

ラウラ「ヤック!!」

「甘いねぇラウラ・ベルタリア、これで私を殺せると思ったら大間違いよ。」

ラウラ「くそ、何故落ちない。」

ファントムⅢはラウラの攻撃を回避していた。
さっき爆発したのはデブリか隕石。
爆風による損傷あるが、戦闘は完全に支障がない。
さっきとは殆ど変わる事はない。

ラウラはファイター形態に変形しその場から待避する。
ただ回避するのではない、対空ミサイルを射出して。

「ファイターで逃げるか、ゼントラーディ人である貴様はファイターによる戦闘は不向き!」

ラウラ「隕石に当たった、だけどいつまで持つか......」

「そろそろ、話でもしましょうかラウラに死ぬ前の私の姿をね。ふふふふ。」

ミサイルは隕石に命中。
物凄いスピードで迫るファントムⅢ。
ファントムⅢのパイロットはラウラに自分自身の姿を曝け出そうとする。
確実に殺すから、ラウラにこれから殺してくる相手の姿を見せるために。

ラウラ「オープン回線?相手からか、仇の顔は見ないと。」

ラウラのバルキリーにオープン回線で通信してくる。
一体なんだろうと気になりつつ、ラウラはオープン回線を開く。

ラウラ「!!」

そこにはラウラにとって信じられない物が映っていた。
頭が破裂するほどの衝撃的なファントムⅢのパイロットの姿に。
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千代と初芽のもう一人の妹 事実発覚編

2018-04-02 00:01:02 | マクロス短編
第1次星間大戦が終わってから5年後の事の・・・・・・・・・・
西暦2015年のある日であった。
久しぶりに再会した兄義綱から衝撃な事実を伝えられる。
それは・・・・・・・・・・・

望月義綱「実はもう一人妹がいる、子供の居なかった家に引き取られ分かれた妹が・・・・・名前は・・・・彩女と言うんだけど。」

もう一人妹が居たと言う事実を・・・・・・
その言葉に同席していた初芽と共に衝撃を受けた・・・・・
まさかもう一人の妹と言う言葉は家が直撃弾で爆発する程に等しい衝撃であった。

望月千代「でも兄さん、いくら妹がいても・・・・先の大戦で死んだ可能性があるよ・・・・今更・・・・・・」

望月義綱「実は・・・・・・・・・・・・生きているんだ・・・・・・」

望月千代「生きているって・・・・・」

望月初芽「なんでそれが・・・・・・」

望月義綱「実はね・・・・千代・・・・・お前に会いたい人がいるから後日、シティの東にあるカフェドルファーに行ってくれないかな?」

望月千代「うん・・・・・いいけど・・・・・・・」

その妹は先の大戦を生き抜いている。
それに千代に会いたいと言う人がマクロスシティのカフェドルファーにいるとの事。
確認した千代は分かったと答えその日まで待った・・・

そして連絡が入り、日付が分かったため現場に向かった。

望月千代「まさかあなたとは・・・・・紅葉。」

大井紅葉「はい、こうでなければコンタクトを取る事が出来なくて。インド海洋基地でアグレッサーの大幅人員交代以来ですね。」

望月千代「うん・・・・・・」

現場に向かった千代の前に現れたのは紅葉である。
半年前にアグレッサー部隊が人事変更で隊員がバラバラになり、それ以来紅葉とは顔を合わせていない。
むしろ、連絡すらできていなかった。
そんな紅葉が今更になって会って来たのか・・・・・・・・

大井紅葉「この人物です、新統合宇宙軍月面アポロ基地所属滋野彩女少尉。」

望月千代「その人物と私が何か・・・・・・・」

大井紅葉「彼女はあなたの妹です。」

望月千代「!!」

新統合宇宙軍月面アポロ基地所属の滋野彩女が自分の妹だと言う事である。
写真はいかにも自分や初芽そして義綱とそっくりな女性が・・・・
一体どのような人物なのか、写真を見てもいまいちはっきりしない・・・・・

そもそもの事であるが・・・・・・・・・・・・

大井紅葉「と言ったものの、彼女は対テロ特務工作機関ザースロン機関の一員です。」

望月千代「ちょっと待って・・・・・・なんであなたが知っているのよ?」

大井紅葉「なんでって私も情報局の工作員ですよ。」

望月千代「そうじゃない、なんで妹って・・・・・・知っているのよ・・・・・」

なんで紅葉がそれを知っているのか。
情報局の工作員である事は前々から知っている・・・・・
だけど、生き別れた妹の事を知っているのか・・・・

大井紅葉「実はザースロン機関から連絡がありまして、ぜひあなたを引き抜きたいし生き別れた妹と同じ職場にさせたいと打診があり。本来は行けない事ですが、あなたの兄上に工作員である妹さんの事を伏せお知らせしたのです。」

望月千代「・・・・・・・・」

大井紅葉「もっともその兄上様が妹彩女さんを知っていたのは幸いでした・・・・・はい・・・・」

望月千代「はぁ・・・・・・・」

ザースロン機関・・・・・・
対テロ特務機関からの情報・・・・自分を引き抜きたいとの打診・・・・・
千代は頭を抱えて悩んだ・・・・・・・・・・

望月千代「彩女はともかくその話はいいでしょ。」

大井紅葉「千代さんがそう言うのは分かっていま、我が情報局だってそんなのは黙認しません・・・・・・いいアルバイト的存在です。」

望月千代「アルバイトって・・・・・人をなんだと思っているんだあんたら・・・・・」

その話は情報局としても認めないつもりである。
なんたって協力関係にあるとは言え、実質情報局とザースロン機関は犬猿の仲。
そこまで仲がいいわけではなく、お互いにけん制している・・・・・

いい工作員スキルを持っている新統合陸軍軍人である千代を手放したくないのだ・・・・

大井紅葉「で現在、滋野少尉がいるのは新統合宇宙軍司令部が置かれている月面アポロ基地です。基地管制のオペレーターをやっているそうです。」

望月千代「オペレーターか以外だわ。」

大井紅葉「ザースロン機関に引き取られた時かなり学んだそうであります。」

話を戻すが、彩女がいるのは新統合宇宙軍総司令部のある月面アポロ基地で。
基地管制のオペレーター、千代も思わず驚く職種である。
彩女の能力はそもそももあるし、ザースロン機関に教育されたものらしいとの事。

大井紅葉「今度大型連休があるので月面アポロ基地に行く便を妹さん初芽さんとお兄様義綱さんを含め情報局はチケットを支給したいと思います。」

望月千代「大型連休ね・・・・・兄さんは家族持ちだし家族サービスしたそうだから、私と初芽の分だけにしてね。」

大井紅葉「分かりました上司にそう伝えておきます。」

彩女に会う事は情報局が決めている事らしい。
つまり何らかの会合のために・・・・・

千代は初芽と共に彩女に会いたいと思っており紅葉の言葉に従う。

大井紅葉「それでは私はこれにて失礼しますが、今度。私、あなたの部下になりますのでよろしくお願いします。」

望月千代「あらそうなの・・・・よろしくね。」

千代と紅葉はここで別れる。
長い別れではなく、今度紅葉は自分の部下として来てくれるらしい。

そんな事もあってか別れ際には千代と紅葉は握手をしていた。

望月千代「さて初芽にはなんて説明しようかな。結構案外難しそうな問題かもしれないわね。」

今回の事は自分は承知したが、初芽はなんというのか・・・・・
初芽の勤務先はハワイだしいろんな面もある。
大型連休があるとは言え・・・・・・・・もし仕事の都合で行けない場合もあるかもしれない・・・・・・

果たして・・・・・・・・・

【データアーカイブ】

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