マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

YVF-22S 異空の遭遇戦 中編

2019-06-30 22:59:29 | マクロス短編
VF-21ウォーホーク
VF-22の双子に当たるゼネラル・ギャラクシーの戦闘機である。

生産台数198機。
主な配備地火星から冥王星までの新統合軍部隊。
原点のYF-21とVF-22の合の子であるかつ、高級改良量産型と言われている。

基本、辺境惑星に配備されない為。
機体の認知度が低く、相手にされない。
悲運な可変戦闘機である。

OP(読む前に必聴)


【ゼネラル・ギャラクシー.輸送艦アロー号とバトル7間の内火艇】

翌日・・・

バトル7から再びマクシミリアン・ジーナスの内火艇が出撃した。
既に全てのプログラムを終えて、輸送艦アローに戻っており・・・・・・
YVF-22は惑星エデンのゼネラル・ギャラクシーの施設に戻る予定であった。

その前にマックスはYVF-22を試乗し、乗り具合を確かめるつもりである。

アリーナ「あっマクシミリアン・ジーナス船団長。」

マックス「君はカリーナ・バセット中尉の妹さんの・・・・・」

アリーナ「アリーナ・バセットです、軍は予備役扱いで本職はゼネラル・ギャラクシー技術部のメカニックマンと技術試験監督です。」

マックス「若いのにご苦労様です。」

マックスが部下を引き連れてあったのは、アリーナである。
アリーナは同僚と共にYVF-22の整備に当たっていた。

とは言えマクロス7船団のメカニックマン相手に研修ばっかりやってたので・・・・
アリーナは上着を脱ぎタンクトップのみの姿でゆっくりしていた。
そんな中でマックスらがやってきた。

アリーナ「しかし、あの方は今回の事知ってますか?」

マックス「一応YVF-22に関する件は知っているが、私だけ体験試乗するのは知らない。」

アリーナ「知らないか~バレたら大変ですね。」

マックス「大変だ、普通に喧嘩はともかく全銀河の元部下を騒動してきそうで怖い。ミリアは腕が強くて恐ろしいのだけでなく、カリスマ性による統率も怖い。今回は秘密だぞ!」

アリーナ「は~い(バレると思うけど)」

アリーナはあの方=ミリアが今回の試乗の件の事を知っているか聞くと・・・・
YVF-22の事は知っているが、試乗の事は知らないと・・・・

もしバレたらミリアが激怒するし、下手したら元部下を総動員するかもしれない。

事実・・・・・

ミリア「あ~もう!YVF-22が見たい!」
シティー7市長ミリア・ファリーナ・ジーナス予備役大佐

マイケル「ミリア市長、これを・・・・・」
秘書マイケル・ジョンソン

ミリア「これは私の公認してくれた自由共和党とゼントラン自由党ら与党との会合・・・・野党の民主党と保守共和党・・・・との予算・・・あぁこれじゃあ行けないじゃない!与党には恩はあるけど、今日は勘弁してぇぇぇぇ」

マイケル「ミリア市長落ち着いて!これも役目です!この前の発言はどうなるんですか?」

無所属で政治家でシティ7の市長をしているミリアは視察に行きたいが・・・・・

与野党の面々と政治の仕事をしないと行けない。
内心、ミリアは市民のため頑張りたいが・・・・
与野党の政策とは関係のない政治論争に呆れており、ストレスが溜まっていた。

この前だって教育に関する新たな法律では、無関係な罵り合いで審議が進まなかった。

ミリア「馬鹿らしい、高い給料もらっている癖に喧嘩だけ。何のために政治家しているのかしら?金のため?利益の為かしら?政治家は人を罵る為にいるわけではないでしよ?」

ミリアのストレスは厳しい

この仕事は好きだが、思想の違う相手に失脚を狙う与野党の議員の姿に正直・・・・・
愛想がつきており、心の中でうぜぇと思っていた。
与党議員でもあり、市長であるミリアからすれば進まぬ審議は腹が立つ・・・

ミリアは尊敬する初のゼントラーディ議員フェアリ・ラカジーラ(自由共和党)がいるから・・・
与党寄りであり、自由共和党会派に所属しているのだが・・・
政治家同士の政争にうんざりしていた。

これもゼントラーディ人が故か・・・・
戦いは好きだけど・・・・・下らない戦いは好きじゃない

事実、フェアリらゼントラーディ人議員も・・・・
地球人の政争は戦争よりも陰湿で、政策も考えないから大嫌いだと語っている。

ミリアからすればそんな相手とのストレス発散の為にYVF-22の視察をしたい・・・・・
が・・・・思っている矢先に与野党の政治屋相手の仕事・・・・・・

ミリア「あの利権しか考えない政治屋どもめ~!いっつも大事な政策を考えずにくだらない喧嘩して、こんな時ぐらい休ませなさいっての!」

マイケル「市長落ち着いてください!お嬢様に見られたらドン引きされます」

冷静さを失いミリアは思わず、紙の入った溶解ボックスをぶん投げようとするが・・・・
マイケルやエリスに止められる事になる。
普段ならバカねと、軽くスルーするが・・・・
今回はYVF-22の来訪があり、それが見れない為。
ミリアのイライラは更に進んだようだ。

半年後のバロータ戦役でミリアが市長なのに、バルキリーに乗って暴れていたのは・・・
ゼントラーディ人としての本能は勿論・・・・・・

与野党の政治屋に対するストレス発散

であったと言う。
後に市長を任期満了で終えた時の記念パーティで・・・・・
ミリアが政治家としてのヤバい本音を言いそうになり、周りに止められたと・・・・・
新統合宇宙軍の軍人であるミランダ・ジーナス中尉(当時)は記者の取材で語っている。

ミリア「よし市長として政治家として、市民への仕事!そして収入に見合う仕事をするわ!私こそが真の政治家として議員一同に伝えるわ!」

マイケル「流石ですミリア市長!」

ミリア「マイケル~予算審議会終わったら~YVF-22の視察入れといて!」

マイケル「えぇぇぇぇ」

ミリア「市民を守る新たな国防の盾を見るのも市長の役目です(キリッ☆)」

マイケル「あの市長、少年のような目でキラキラさせても・・・・・分かりました手配します。」

政治家としての責務を果たそうとするが・・・・・
やはり諦め切れていなかったのか、YVF-22の見学会を予約する。
マイケルは呆れ顔をしているが、止められないと思ったのか・・・

見学会の予約を入れようとする。

マックス「ぶあっくしゅん」

アリーナ「ジーナス船団長?」

マックス「なんでもない、それよりYVF-22の試乗を・・・・」

マックスは嫌な予感からのくしゃみをするが・・・・・
YVF-22の試乗を優先・・・・・ゼネラル・ギャラクシーの許可証を見せ試乗を要求する。
アリーナははいはいと、それを受理し・・・・・・

マックスにパイロットスーツを着せて、YVF-22のコックピットに乗せた。

カリーナ「あちちち、ハンバーガーが熱い・・・・でもこれがよろしいのよ。」

一方その頃・・・・
何も知らないカリーナ・バセット中尉はアボカドチーズバーガー5個を手に持ちながら歩いており
チーズバーガーを齧りながら幸せそうな顔をしていた。

憧れのミリア市長に会う機会はないが、シティ7の名物は最高。

シティ7は食べる事の大好きなカリーナは天国のような場所であった。

ドビュゥゥン

カリーナ「ん?何か飛び出す音が・・・・・」

突然、何か艦から飛び出す音が聞こえる。
一体なんだろうか?

カリーナは間抜けな面をしながら、ハンバーガーを齧りながらハンガーへ向かう。

カリーナ「うぉっす。」

アリーナ「お姉ちゃんこんにち・・・・って買いすぎ・・・・」

カリーナ「買いすぎじゃない、ベーシックだ!シェイク3個、ポテト五袋何処が買いすぎだ!」

アリーナ「まんまじゃない!!」

間抜けな顔して登場したカリーナにアリーナは挨拶と同時に突っ込み。
突っ込みに対しこれが普通と反論するが、アリーナはさらに反発する。

ハンバーガーを大量に待ってくる事は普通じゃない。

異常すぎる・・・・・
そうしたやり取りをしつつも・・・・

カリーナ「あれ?私のYVF-22は?アリーナ!」

アリーナ「あぁ試乗したわよ、ジーナス船団長が・・・・」

カリーナ「うそぉ!?アリーナ、嘘だと言ってよ!」

アリーナ「嘘じゃないよ、なんならチェイサーとして追いかける?」

カリーナ「追いかけるわよ、私の愛機だから。」

アリーナはカリーナにマックスがYVF-22を試乗したことを伝える。
それを聞いたカリーナは顔面蒼白しながら驚いた。

試乗する事なんて一度も聞いてない。

こうしている暇もない早く追いかけないと・・・・・
カリーナはマックスを追いかける為機体を探す・・・・・

カリーナ「VF-17Jナイトメアか、こいつを使うぞ!」

アリーナ「元々お姉ちゃんの愛機ね、チェイサーをそれでやるのね?」

カリーナ「そうよ、早く艦の中へ入って窒息死するよ!」

アリーナ「はいはい。艦長の許可をとるわよ」

カリーナはVF-17Jナイトメアに乗り込む。
YVF-22は自分が任された大事な機体であり、最新鋭機体である。

いくら天才パイロットの移民船団長でも、勝手に乗せるのは嫌だ!

怒りの顔をして飛び出していく・・・・

マックス「流石新型だ、中々いい機体だな。地球本国軍のVF-21ウォーホークも気になるが、売ってくれないだろうな。」

その頃、カリーナが飛び出した事を知らないマックスは悠々と飛んでいた。

やはり、この機体は最優秀。
いや予想以上の優秀な機体であった。

マックスは満足しそう確信した。

有能な機体に出会えてよかった。
今この時、最高な至福を味わっている。

カリーナ「船団長!それは私の愛機です!」

マックス「愛機か・・・・中々の言いようだねバセット中尉。」

カリーナ「私は新統合宇宙軍の軍人です、当然の事を言っているまでです。」

カリーナはようやくマックスの後方に到達した。
マックスは昔の性格のように語りかけるが、カリーナは激怒し反論した。

自分の任された機体・・・・総簡単に触らせたくない。

カリーナはマックスの乗るYVF-22の真上に移動した。

マックス「面白い私を追いかけるのだな!」

カリーナ「待て!」

BGM

マックスはカリーナを煽り、更に前へ進撃する。

カリーナは煽るマックスを追いかけるように全速で飛行する。
YVF-22のスピードは速い、VF-17の動きとは桁違いだ。

様々なDACTを経験したカリーナだが・・・・・
相手視点から見て初めてYVF-22の凄さを知った。
それだけではない、マクシミリアン・ジーナスと言う人間の技量も・・・・
とっくにバルキリー乗りを引退する年齢を過ぎているのに・・・・
この動き・・・・・・ありえない。

マックス「バセット中尉、余所見をしている暇か!」

カリーナ「バトロイド、くあっ」

マックス「中尉もバトロイドか、この動き・・・・君の母にそっくりだな!」

カリーナ「母さんを?」

マックスは旋回しファイターでカリーナに接近し、目の前で、バトロイドに変形。

危ないと感じたのか・・・・・
カリーナもバトロイドに変形し2機がそれぞれ至近距離で見つめ合う。
見つめあったが、すぐに距離を取る・・・・・・

マックス「優秀だが、鬼ごっこの勝ちじゃない。まだ・・・・・鬼ごっこはまだ終わってない私を捕まえてみたまえ!」

カリーナ「なっ!?待て!」

マックスは更に煽り、また飛び出す。

いきなりの飛び出しにカリーナは驚き、呆気にとられるが・・・・
すぐ正気へ戻り、マックスを追いかける。

【ウラガ級宇宙空母1番艦ウラガ】

リゾート艦リビエラにドッキングしているウラガ級宇宙空母ネームシップ浦賀。
数々の武勲をあげた武勲艦であり、スピカ3では被弾しながらも奮戦するなど・・・・
バトル7には負けずとも劣らずの

リヴィ「ミリア市長、うるさい議員に一喝演説!仕事のしない議員はずぐに辞表を出せ!議会は相手を罵ったり、政敵を失脚させる場ではない!政治の原点に戻れ!ミリア市長らしいわね。」
新統合宇宙軍リヴィ・ドーネン少尉

エラ「元軍人であり、エースのミリア。言う事は違う。」
新統合宇宙軍エラ・フィッツジェラルド少尉

リヴィ「でも船団長とは不仲。」

エラ「政治から痴話話~?」

リヴィ「軍人が政治に深く介入ない、それが鉄則よ。私は政治なんかより、ミリア市長とマックス船団長の痴話が気になるし。」

艦長がいない隙にオペレーターのリヴィとエラはガールズトーク。
今は特にする事がないため、雑談して暇を潰していた。
と言うよりいつもならもっといるが、今はいない。

楽しく会話していた二人だが・・・・

ビュゥゥゥン

エラ「!?今何か?」

リヴィ「何かの見違え・・・・」

ビュゥゥゥン

エラ「また来た!しかも至近距離!あっぶない!

目の前に何かが通りすぎる。

一度は勘違いかと思ったが、勘違いではない。
2機がブリッジスレスレに接近、そのまま通りすぎる。
二人は驚いてしまい腰を抜かしかける。



エラ「とにかく、データ照合とIFFを確認しましょう。」

リヴィ「了解。」

すぐさま席に座り、今の2機の確認を行う。

今の機体はなんだろうか?
二人はあらゆる機器を使い、機体の調べる。

結果・・・・

リヴィ「データ照合・・・・・IFF反応・・・・VF-17・・・・もう1機はVF-22。」

エラ「共にゼネラル・ギャラクシー・・・・まったく何をしているのかしら?」

リヴィ「さぁ?」

マックスの乗るYVF-22とカリーナの乗るVF-17だと判明。
何にも事情の知らない二人は、何とも言えない表情をしており・・・・

しばらく沈黙が続いた・・・・

マックス「ほう、ここまで追い付けるとは・・・・母譲りの技量の良さ、いやそれ以上か!」

カリーナ「訂正してください、母は尊敬してますが・・・・私は私です・・・国民の命を死んでも守る軍人です!」

マックス「そうかそうか、ならば私もそれに答えねばな!」

カリーナとマックスはドックファイトを続けていた。

マックスの背後を狙うカリーナは、ロックオンだけでもしようと試みる。
そうすれば一本はとれるはずだと・・・・・

マックス「うん?なるほどそう来たか、流石は優秀な士官だ!抜け目なし。ならばどうだ?」

背後を振り返ったマックスは何かを悟った。

自分がロックオンされようとしている。
ロックオンして一本とるつもりだと・・・・・
そう考えたマックスはふっと笑い、機体を急速に上に向かせ回転するかのように反転する。

カリーナ「バカな!そんな技は不可能だ!」

マックスの行動にカリーナは驚く・・・・
普通のパイロットでは出来ない荒業・・・・・

そうしているうちにマックスはカリーナの背後につき・・・

カリーナ「なっ!ロックオン!」

マックス「まだまだだね、これで君は死んだ。」

カリーナ「死んだか・・・・お見事です参りました。」

見事ロックオン、撃墜判定を出した。
これによりカリーナの敗北が決まった。

流石は天才、お見事なり・・・・
カリーナはヘルメットをとり、髪を手で整えながらマックスの方を見る。
やはり天才は考え方が違う・・・・カリーナはそう考えた。

二人は満足したのかアロー号へ戻った。

ミリア「あ~来てよかったわ~、真っ赤なボディにゼントラーディ系のボディ~幸せ~欲しいわ~」

カリーナ「ははは、大佐殿・・・・相変わらずですね。」

その後、ミリアが仕事を終えてやってきた。
赤い機体にゼントラーディ系統のボディいやクァドラン・ローに似た姿。
ミリアは年相応の女ではなく、まるで恋する女学生のようにYVF-22を気に入った。

気に入りすぎてキスしたり、コックピットの中に入ったりなどしていた。

そして・・・・

ミリア「新規導入には予算かかるけど、よし買った!マックス、地球の総司令部に導入申請とパーツのライセンス生産許可証を申請して!」

マックス「ミリア、今予算で与野党揉めているのにいいのかい?」

ミリア「ダイヤモンド・フォース、ルビー・フォース、ジャスパーローズの3特別飛行隊と私達の2機で先行導入よ!予算の面は無駄を省きます。一気には買えないわ。」

マックス「なるほどそうか・・・・」

ミリア「何かを守る為にはね、強力な力が必要なの・・・今回は高い買い物になるけど、市民の生命財産の為有効に使えるわ!」

マックス「ミリア・・・・言っている事と表情真逆だよ」

ミリアは機体のデータと姿を気にったため導入する事を決めた。
結構お高い機体であり、与野党の審議が煩くなるが・・・・

少し考えた顔をしたミリアは心の中で、説得力のある演説をしようと考えた。

カリーナ「大佐。」

ミリア「どうしたの?何かあるのかしら?」

カリーナ「YVF-22を誉めてくださってありがとうございます。担当した機体なので嬉しいです。」

ミリア「いいのよ、市民を守る為の力を見せてもらってこっちも嬉しいわ。母に負けずに頑張りなさい。」

カリーナ「ありがとうございます。」

カリーナはミリアから誉められるのが嬉しいかった。
大好きなミリアに誉められるのは大変名誉であり、カリーナの心臓はバクバクしていた。

ミリアとマックスが内火艇で去ると・・・・

アリーナ「よかったねお姉ちゃん、エースのミリアと話できて。」

カリーナ「本当によかった・・・・でもアリーナはなんで話かけなかったのよ?」

アリーナ「私はただ勇気がなかっただけだよ。」

双子の妹アリーナが近寄ってきてミリアと会話できた事に関する話をしてきた。
当の本人は勇気がなくて話しかけられなかったが・・・・

カリーナは気持ちをるんるんしながら部屋に戻り・・
アリーナはそのままYVF-22の整備に戻る

しかし・・・その後

彼女たち特にカリーナに重大な危機が迫っていようとはこの時、思ってもいなかった。

ED

【地球.月面アポロ基地】

BGM

新統合宇宙軍総司令部が置かれており、多数の大艦隊を保有する基地である。
そんなアポロ基地の一室にある資料が置かれた。
バロータ星系についての報告書である。

その報告書は決死の覚悟で持ってきた偵察隊による様々な記録。
撮影できなかったが、VF-14に類似する謎の可変戦闘機・・・・・

その報告書を一人の男が読んでいた。
その男の名前は星村和也、新統合宇宙軍の軍人であった。

星村和也少将「バロータ星系付近に未確認飛行物体か・・・・」
新統合宇宙軍参謀星村和也少将

「はいVF-14バンパイアに酷似するとの事です。下手すればVA-14ハンターに酷似したのもあるかと・・・・」

星村和也「なるほど・・・・なんと言う事だ、数年前にフロンティア船団に乗った有理と婿殿と可愛いユイちゃんら孫達が危ない!」

「いきなり冷静さを失ってどうするんですか?参謀?」

星村和也「いやすまん、絵里には内緒でな。」

報告を聞いた和也は一瞬、冷静さを見せたが取り乱した。

娘の一人星村有理と婿殿が乗っており孫娘のユイらが乗るフロンティア船団が襲われる。
そんな風に感じてしまった・・・・・・
副官に突っ込まれると、制帽を整え直し落ち着きを取り戻す。

星村和也「しかし、何者だろうな?彼らは?」

「分かりません、連中は何か確認するとすぐに逃げるので・・・」

星村和也「ぬぅ・・・・・下手すれば嵐が起こるかもしれんな。」

何者か分からぬ各地で目撃される未確認飛行物体。
一体何者なのか?

それは分からない・・・

「参謀、宇宙軍総司令官や地球の総司令部へ」

星村和也「やめておけ、今の司令官は地球至上主義者聞く耳持たんさ。ブリタイ司令官は左遷されるし、無駄に動けばこちらの首が飛ぶ。それに私の権限で部隊は動かせん。」

「そうでありますが・・・・・・」

星村和也「今は情報収集が優先だ、慌てるな。」

「はっ」

その後、参謀といろんなとやり取りを交わす和也であるが・・
下手すれば嵐が起こるかもしれないと一気に不安がった。

その嫌な予感はこれから半年後に起きてしまう事になり・・・・・

嫌な予感はマクロス7船団を一躍有名にさせる事になる。

次回

マクロス7船団から離れたアロー号

しかし

アロー号の前にVF-14に酷似した機体が現れる。
唯一まともに戦えるパイロットはカリーナしかおらず単身出撃し迎撃に入った。
これが過酷で過酷な数十時間の死闘の始まりであった。

もうカリーナは限界だな・・・・・

次回 異空の遭遇戦 後編

カリーナに死神が迫る
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YVF-22S 異空の遭遇戦 前編

2019-06-24 00:02:34 | マクロス短編
第1次星間大戦以後

新統合軍はゼントラーディ軍などの未知の驚異に対抗する為・・・
アドバイスド・バルキリープランを発動した。

移民活動に次ぐ戦場の拡大に、数々の可変戦闘機が生まれ数々の兵器が戦場へ躍り出る。

その結果・・・・・
リン・ミンメイやシャロン・アップルなどの歌姫の繁栄の影に、数々の兵器が出ては消えて逝った。

OP(読む前に必聴)


【西暦2044年9月3日第37次超長距離移民船団マクロス7】

熱気バサラらファイアーボンバーの伝説が生れたバロータ戦役が勃発する半年前。
ゼネラル・ギャラクシー輸送艦アロー号が寄港した。

アロー号が寄港したのは最新型VFであるVF-22シュトゥルムフォーゲルⅡを売り込む為であった。

寄港してすぐにアロー号に新統合軍のランチが到着した。

マックス「ようこそマクロス7船団へ、私が船団長のマクシミリアン・ジーナス中将です。
マクロス7船団長マクシミリアン・ジーナス中将

デイビット「ゼネラル・ギャラクシー上級技師長のデイビット・カークスです。よろしくお願いします。」
ゼネラル・ギャラクシー.デイビット・カークス上級技師長

マクシミリアン・ジーナス。
第1次星間大戦の英雄であり、今は超長距離移民船団マクロス7を預かる船団長である。
マックスは数年年前にイサム・ダイソン大尉がプレゼン飛行した・・・・
VF-19と同様にVF-22に関心を持っており、今回のプレゼン飛行を受け入れた。

カリーナ「新統合宇宙軍カリーナ・バセット中尉であります、今回のテストパイロットとして参加してます。マクシミリアン・ジーナス中将よろしくお願いします。」
新統合宇宙軍カリーナ・バセット中尉

マックス「よろしく、スピカ3戦役以来だね。当時は15歳だったね。」

カリーナ「はい、あの時は死ぬかと思ってました。」

今回のYVF-22のテストパイロットは・・・・
かつてマックスとミリアと共にスピカ3戦役に参戦した若き女性エース・・・・
新統合軍のパイロットで、今はゼネラル・ギャラクシー出向のカリーナ・バセット中尉であった。

地球人とメルトランのハーフで
そのまま軍人に進む軍人バカな若きパイロットである・・・・・

今回ゼネラル・ギャラクシーに出向し今回のプレゼンに参加している。

カリーナ「赤い機体ですけど、ジーナス市長は怒らないでしょうか?」

マックス「大丈夫だよ、機体のデータを見せたらしょうがないって。」

カリーナ「よかった~」

カリーナはミリアの信者とも言うべきファンであり・・・・
今回のYVF-22のレッドカラーを見て・・・・・
赤がトレードマークのミリアに怒られるのではないかと思ったが・・・・

しょうがないとミリアは思っており、不問とされカリーナは安心した。

事実、ミリア以外の真っ赤なVF-4があり・・・
ミリアは特に気にする素振りを見せてなかった。

今回の主人公はカリーナだが、もう一人いる。

アリーナ「機体チェック急いで!」
ゼネラル・ギャラクシー整備班長アリーナ・バセット予備役准尉

カリーナの双子のボブカットとつなぎ姿が特徴な妹アリーナ・バセット。
姉とは対照的に民間企業の道へ進み、ゼネラル・ギャラクシーの社員になった。
軍事兵器の整備士になるため、予備役試験を受け合格しており・・・・

一応半分パイロットである。

カリーナ「ふぅ終わったよ、アリーナ。」

アリーナ「お姉ちゃん、どう反応は?」

カリーナ「オフコース、問題ないよ。なんか肩の荷が下りたよ。」

アリーナ「まだ始まったばっかでしょ。」

カリーナとアリーナは立場は違えど仲のいい
まだ姉妹はたくさんいるが、カリーナとアリーナは双子もあってか・・・
友情の深さはそれぞれ他の姉妹との関係よりも深かった。

それからしばらく・・・・

アリーナ「はいはいマクロス7船団のメカニックマンやメカニックウーマン集合。これからVF-22説明するからね。」

アリーナはマクロス7船団のメカニックマンを相手にVF-22に関する講義をしていた。
VF-22の知識をきっちり覚えているアリーナは、7船団のメカニックにVF-22の良さを説いた
メリットは勿論、デメリットを熱く解説・・・・

7船団のメカニック達にVF-22の理解をさせていった。

それから3時間後。

美保美穂『レッドパプリカ、まず飛行試験を行ってください』
新統合宇宙軍美保美穂少尉

カリーナ「了解・・・・って・・・美穂じゃない、お久しぶり。」

美保美穂『カリーナ!なんでここに?』

カリーナ「いろいろあってね、まさか統合宇宙軍士官学校航行情報処理科卒業の美穂が艦隊旗艦のオペレーターやるぅ。」

美保美穂『いや~照れるな~』

試験飛行の時、カリーナは飛行するが・・・・
オペレートを担当した美保美穂との再会に興奮した。
カリーナと美穂は学科は違えど、同期関係であった。

仲のいい学友関係であり、プライベートではかなり共に遊んでいた。

カリーナは学校入学して早々、自ら志願してスピカ沖海戦に参加すると・・・
他の学友と共に御守りを渡している。

久しぶりの再会にカリーナと美穂はかなり興奮しお喋りしている。

だが・・・・・・

サリー『ちょっと後ろ後ろ~』
新統合宇宙軍サリー・セイント・フォード少尉

マックス『バセット中尉、美保少尉。仕事に集中しなさい』

『ごめんなさい!』

流石に煩かったのか、マックス艦長に怒られてしまう。
とは言え、二人はかなりおもしろく感じたしいい話の種が生まれたと・・・

怒られた直後に笑って言い合った。

マックス艦長は呆れてしまうが、結果は良好であった。

カリーナ「大気圏内か。」

カリーナらVF-22売り込みチームはウラガ級のサラトガⅡとアバディーンと共に・・・・
新統合軍が補給基地として運用している惑星マダットへ降り立った。
無論、演習のある一環で駆逐艦20隻も参加している。

マダットは移民に適しているが、多国籍軍が駐留する軍事惑星と化しており・・・

今回のDACT訓練の演習空域に適しており・・・・
今回の演習の現場として選ばれた。

タビー「ダイヤモンド・フォースも参加しているのか、連中に馬鹿にされないようにやらんとな。」
新統合宇宙軍タビー・デッカー大尉

今回の演習は二回行われる予定であり・・・・
最初は一般部隊のみで行われる・・・・

一般部隊の隊長タビー・デッカー大尉はダイヤモンド・フォースに対抗心を燃やしており・・・
良いところを見せようと張り切っていた。
そこまではよかったが・・・・・

タビー「まもなくエンゲージ行く・・・・」

「うわぁぁぁやられた」

「こっちもやられた!馬鹿なぁぁぁ」

タビー「なんだと!おわ!?」

カリーナの駆るYVF-22は接敵前に呆気なく壊滅。
カッコ悪い以下の醜態を晒す結果になった・・・・
更に・・・・・

「艦長!YVF-22、突破。味方の被害が・・・・」

「ぬぅ!」

YVF-22はタビーら可変戦闘機編隊を撃破多数の上突破。
攻撃目標である空母艦隊への接近に成功した。

2隻のウラガ級と護衛艦隊らは防戦する。

が・・・・・

「ウラガ級サラトガⅡダウン。」

「馬鹿な早すぎるぞ。おわっ!?」

カリーナ「制圧!ゲームセット」

呆気なく艦隊空母を撃破に次ぐ撃破・・・・・
この働きはこの後参加予定のダイヤモンド・フォースを驚かせる。

第1回目終了後、どうすれば撃破すればいいか。
指揮官の間で協議した。
結果・・・・・

カリーナ「やるわね、囮にした8機を私に引き寄せて、その隙にフォーメーションを組んで撃破するなんて。」

8機=三個小隊を囮にし、その隙に別の小隊が挟撃・・・・
そして、ダイヤモンド・フォースのフォーメーションによりカリーナは敗北した。

これにより引き分け言う結果に終わったが・・・・

ガムリン「俺達の負けだな、もう1機いたら負けていた。」
ダイヤモンド・フォース.ガムリン木崎中尉

部隊隊員ガムリン・木崎はこう呟いた。

ただでさえ1機でも容易に勝つ事は出来ないのに・・・・
もし複数のVF-22がいたら、確実に負けていただろうと・・・

その後も数々のシチュエーションでDACTが行われた。
ダイヤモンド・フォースとのDACTではVF-22が圧勝するなどの様子も見られた。

アリーナ「初期コストは高いですが、メンテナンスのマンパワーや機器の交換はVF-17より短く済みます。」

戦闘だけじゃない
技術面における研修も続けられる。

研修において、マクロス7のメカニックマンは熱心に勉強していた。
それもあり、YVF-22のある程度の点検や修理の作業が出来るようになり・・・
着実にノウハウの蓄積が出来ていた。

すぐさまこの結果をマックスに報告した。

マックス「ラプターの真の後継者だな。」

ウィストン「ラプターですか?」
新統合宇宙軍参謀ウィストン・ジェナス大佐

マックス「下手したら戦場を支配する猛獣とも言える、はっきり危険すぎる。」

報告を聞いたマックスは・・・・・
VF-22をかつての戦闘機F-22ラプターの真の後継者と例えた。

F-22ラプターとは地球統合軍・新統合軍の主流になったアメリカ軍が開発した・・・
世界で最強のステルス戦闘機の事である。
マックスは戦後、損傷軽微で済んだエルメンドル基地に訪れており・・・・
残存したF-22+ラプタープラスに搭乗した。

改良されたとは言え、ラプターの実力は可変戦闘機には負けない程であった。
無論、F-23も強力である。

その後

VAF-1デルタダートなどマックスを驚かせた機体はあったが・・・・
ラプターの後継機と呼べるほどの機体はなかった。

だが

今・・・・VF-22と言う優勝な機体に出合えた。
これこそラプターの真の後継者と・・・

マックスは満足した顔をしながら・・・・

マックス「VF-19エクスカリバーもいいが、私はVF-22が好きだな。この結果を受けて、採用する事を決める。ジェナス大佐、統合政府に導入とパーツのライセンス生産の許可を申請したまへ。」

ウィストン「はっ」

マックス「それと・・・・」

ウィストン「それと?」

マックス「体験試乗できないか、ゼネラル・ギャラクシーに交渉してくれないか?」

と導入とライセンス生産の申請とYVF-22の体験試乗の希望を口にした。

導入やパーツのライセンス生産は勿論・・・・・
YVF-22の体験試乗は是非ともやりたい・・・・
マックスはそう考えていた。

その一方

カリーナ「ケバブ 更に追加4つ。」

アリーナ「お姉ちゃん食べ過ぎだって!」

DACTを終えたカリーナは食堂でケバブを食べていた。
あまりにも凄すぎる食欲に周りの将兵達から注目されてしまう。

アリーナはそんな姉を諌めるが・・・・姉はまだまだ食べるり

ドッカー「あの姉ちゃん、よく食べるな。DACT終えたと思ったら研修参加タフだな。」

ガムリン「地球人とゼントラーディ人のハーフ、そう考えたら当然ですよ。」

ヨーグルトソース味のケバブを食べて、カリーナの様子を伺う。
優秀なパイロットが故に、ダイヤモンド・フォースとしてはカリーナと言うエースパイロットが気になる。

特にガムリンはまだカリーナに勝てないと思っている為、尚更だ。

そんな彼らだが、また一騒動が起こる事はまだ知らない

ED

YVF-22の体験試乗が行われるマクロス7船団。
満足げな表情を浮かべるマクシミリアン艦長。

途中、ミリア市長からの電話が来ないか心配

すべての任務を終え惑星エデンに帰ろうとすると未確認飛行物体が・・・・

果たして敵か味方どっちなのか?

次回 YVF-22異空の遭遇戦 中編
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スピカ沖海戦

2019-06-16 23:55:05 | マクロス短編
【西暦2037年 グァンタナモ級宇宙空母ブーゲンヴィル】

主星から入植した惑星ランバートを防衛する新統合宇宙軍艦隊の空母の一つ。
グァンタナモ級宇宙空母ブーゲンヴィル。

今日も惑星ランバートの平和を守っていた。

そんなランバートを守るブーゲンヴィルの艦長室では・・・・・・

「ダイソン少尉、貴官をロイ・フォッカー章を剥奪する。」

イサム「何故でありますか?」
新統合宇宙軍イサム・ダイソン少尉

「何故でありますか?ではない!この前、我が艦のオペレーターと無断でバルキリーを使い宇宙デートした事が原因だろうが!バルキリーを無断使用は重大な軍法会議ものだぞ!」

イサム「うっ」

新統合宇宙軍の問題児イサム・ダイソンが艦長に起こられていた。
その理由はバルキリーの無断使用である。

オペレーターを口説きVF-11Bサンダーボルトで宇宙デートをした。
オペレーターは軽い処罰で済んだが・・・・

イサムが首謀者の為、かなり重たい処分にされてしまう。

重たいと言ってもロイ・フォッカー章の剥奪だが・・・・

ログ「ロイ・フォッカー章剥奪やるね~」
新統合宇宙軍ログ・パーソン少尉

イサム「うるせぇ、所詮は章だ。いらね~よ。」

とは言え、イサムは懲りてないらしく。
今後も繰り返しそうな感じで、悪友ログと共に艦長室から離れた。
これがいつものイサム・ダイソンと言う男の日常である。

この年・・・前年にヌェルド基幹艦隊と共闘していたカムジン・クラヴシェラ一味とプラド基幹艦隊が来襲。
新統合軍地球本国軍と交戦状態に入った。

幸い艦隊規模は少なく、プラド基幹艦隊やレプレンティス艦隊から造反者を出し・・
ミンメイアタックにより撃退、カムジンは戦死に成功。
先に離脱したレプレンティス艦隊はクーデターが起こり・・・・
新統合政府に投降した。

しかし

この年の9月。

ログ「大変だ!スピカ3が!」

イサム「何!?」

地球から260光年離れたスピカ3がゼントラーディ軍第1534基幹艦隊に襲われた。
統合軍は巡洋艦16隻空母9隻駆逐艦48隻.可変戦闘機700機が迎撃。
反応弾を使い、2万人程の民間人をスピカ1や2に離脱させたが・・・・

スピカ3軍は僅か1時間で壊滅。
艦隊の総攻撃によりスピカ3は殆ど壊滅。
スピカ人や地球人を含め数十万人が死傷した。

幸いにもスピカ3司令部は生きており、最悪な結果をマクロスシティーに向けて送信した。

【地球.マクロスシティー】

地球のマクロスシティーは大混乱に陥っていた。
マクロスシティー市街地には装甲車や戦車、デストロイド・バトルロイドが展開し・・・
アサルトライフルを装備した兵士が装甲車から降車していた。

市民達は地下のシェルターに避難されており・・・
シェルターに向かう道には長蛇の列が出来ていた。

しかし

スピカ3が壊滅した事は報じておらず・・・
市民には全体の避難訓練と称しており、パニックは起こらなかったと言う。

ロジャー「大統領閣下、幸い生き残ったスピカ3司令部より報告。地上は20年以上前の地球と同じく荒廃し復興に時間がかかり、貴重な人材を損失す。スピカ1やスピカ2司令部からも、スピカ3の避難民を収容すと・・・」
新統合陸軍ロジャー・ライフェイ大将

ジェームズ「そうか・・・・・・・いずれは来るかと思われたが・・・・だが避難民が生き残ってよかった」
新統合政府大統領ジェームズ・クリーブランド

フランクリン「軍の上層部の結果、ゼントラーディ艦隊の進撃ルートは他の星間を無視してまっすぐ地球へ・・・」
国防長官フランクリン・マックフィール

ジェームズ「ぬぅ」

大統領府の大統領執務室では陸軍大将と国防長官が事の詳細を話していた。
事態は最悪であるが、避難民はなんとかたどり着けたとかいろいろ。

避難民が無事に近隣惑星へ離脱して安心したニュースはあったが・・・・

ゼントラーディ艦隊は地球へ進撃してくる。
下手すれば地球は再び不毛の地へ戻ってしまう・・・・
今までの歴史が消えた暗黒の土地へ・・・・

ジェームズ「国防長官300光年以内の戦力を結集してくれ、大至急にだ。」

大統領ジェームズは二度とあの惨劇を繰り返さない為に地球から300光年以内の部隊を召集命令を出した。
フランクリン国防長官は大統領命令を受け入れ・・・・
SDF-1マクロス内部に入り各地の統合軍に集結命令を発令した。

太陽系の部隊は勿論、惑星エデンなどの植民惑星の防衛部隊が特定の場所に集結。
集結ポイントはスピカ3を襲ったゼントラーディ艦隊がフォールドする付近。

艦隊集結は勿論、フォールド付近に反応弾と類似した性能を持つエネルギー機雷を配置。
少しでも数を減らすだけの工作をいくらでも実施。
旧式装備をレンドリースした統合政府と同盟国家や独自兵器を持つ同盟国家に応援要請を出し・・・・
これでもかと言う程の戦力を結集させる。

艦隊集結命令から数日後・・・・

イサム「ほえ~かなりの艦隊集まっているな、これほどの大艦隊は始めてだ!」

ログ「ゼントラーディ艦隊の襲来だ、ヌェルド艦隊やプラド艦隊を越す大艦隊だ!ボドル基幹艦隊以来だ。」

イサム「まじ最悪だなと言いたいが、結構スリリングありそうだな。」

ログ「そうか?」

イサム達の部隊も召集された。
惑星ランバートを含む星系の艦隊の4割を出撃・・・・
惑星エデンから出撃した艦隊と合流し、艦隊編成を行った。

エデン艦隊の旗艦はウラガ級空母ヴィクラマーディティヤであり・・・・
他にも多数のウラガ級が参戦している。

これほどの大艦隊はイサムは入隊して始めてでありかなり興奮している。

ログ「しかし12万隻ってありえるか?前の大戦でも400万隻・・・・きちぇぜ。」

イサム「軽いもんだろ、親父もその艦隊と戦って生き抜いているんだ!むしろ怯えたら敗けだぜ!」

ログ「でもよぉ。」

イサム「でもよぉ、じゃねぇ!生き残って女の一人や二人抱こうぜ!」

ログ「まったく、お前の怖いもの知らずが羨ましく思えるぜ。」

悪友のログは12万隻に関して怯えているが・・・・
イサムは恐れておらず、むしろ楽しんでいる気がした。

怖いものを知らないのか?

ログはそう思ってしまい、むしろ羨ましく思ってしまう。
イサム達は談笑しつつ、格納庫へ向かった。

ジェフリー「全機、アタックフォーメーション。覚悟を決めろよ!」
新統合宇宙軍ジェフリー・ワイルダー少佐

『ハッ』

ジェフリー「インメルマン!今回が初陣だな。緊張しているか?」

ライト「緊張してますよ、リーダー。初実戦なので。」
新統合宇宙軍ライト・インメルマン准尉

ジェフリー「初実戦か・・・・まぁいい、若い人間ほど死に急ぐなよ。お前は我が隊の中で一番若いからな!」

ライト「分かってますよ、そう簡単に死ぬ気はないんで。」

イサムのいる艦隊から離れた場所にある地球本国艦隊。
地球本国艦隊には歴戦のベテランバルキリー乗りであるジェフリー・ワイルダーがおり・・・・
その近くにまだ新兵のライト・インメルマンがいた。

ジェフリーはVF-12に乗っており、ライトは他の隊員と共にVF-11Bに乗っていた。

ジェフリー「ふぅ、下手すれば死ぬかも知れないな。死んだらあいつの元へ行けるかもしれんな。」

コックピットの中で、ジェフリーはペンダントを取り出し・・・
亡き妻の写真を見ながら、今回の戦いに関しての本音を漏らした。

今回の戦いは異例のない戦闘。

今まで経験した事のない。
いくら自分でも死ぬかも知れないない。
ジェフリーはそう考えており・・・
同時にライトのような若い兵士を死なすかもしれない戦闘に参加させた事を後悔した。

イサム「うぉダイダロス二世じゃねぇか、こんなのもいるのか!」

イサムはダイダロス二世級強襲揚陸艦ダイダロス二世とプロメテウス二世の二隻を見つける。
古めかしいデザインであり、他の艦と比べたらレトロ臭いし場違いな感じがしている、
こんな古めかしい艦が役に立つのかよとイサムは思っていたが・・・・

霧生隼人「お前ら何処の部隊だ?」
新統合宇宙軍霧生隼人大尉

イサム「はっ自分はランバート防衛軍ランダス中隊のイサム・ダイソン少尉であります。」

ログ「自分はログ・パーソン少尉です。」

ミスティー「辺境の部隊ね。」
新統合宇宙軍ミスティー・クラウス中尉

イサム「はっ辺境でつまんないでありますが、美人な中尉殿がうちの隊長になれば・・・」

ミスティー「それはないから!」

レトラーデ「右に同じく」
新統合宇宙軍レトラーデ・エレンディル少尉

その部隊の霧生隼人らに絡まれる。
美人が多かった為、イサムは照れてしまうが・・・・・

ついナンパしてしまい女性陣から絡まれる。

コミリア「若いっていいわね。」
新統合宇宙軍火星方面軍コミリア・マリア・ジーナス大尉

ロット「まだ20代後半だろ。」
新統合宇宙軍火星方面軍ロット・シーン大尉

その様子をコミリアとロットに見られており・・・・
コミリアから羨ましいがられてしまう。

と言いつつもコミリアはまだ20後半の為、ロットから突っ込みを受ける。

【新統合宇宙軍第2艦隊旗艦ネクストマクロス級戦艦テキサス】

ネクストマクロス級戦艦テキサス。
地球本国軍月面アポロ基地に所属する第1機動艦隊兼第2艦隊の旗艦テキサス。
バトル級と似ている部分があるが、空母能力よりも戦艦としての能力に特化している。

ネクストマクロス級は2020年代に一番艦アポロを始め・・・・
銀河系に3隻が配備されている。

他の艦は地球の最終防衛エリアに配備されており・・・・
第1機動艦隊のテキサスがバトル級やSDNF級を統括し、艦隊指揮を執っている。

「閣下、第1艦隊旗艦ノプティ・バガニスのブリタイ総司令より連絡。第2艦隊の配置はまだかです。」

吉野大樹「配置はもうすぐ終わると伝えてくれ・・・」
新統合宇宙軍吉野大樹少将

「はっ」

吉野大樹「出世に出世し最年少で少将になったけど、まさかいきなりこれか・・・・」

ネクストマクロス級戦艦の艦長兼第2艦隊司令官は吉野大樹少将。
かつてアンサーズ二代目中隊長として活躍し、同僚だったラウラ・ベルタリアと結婚した。
順調に出世し第1機動艦隊の司令官になっていた。

なって早々これとは・・・・

吉野祐未「よしよし来た来た!皆の者、地球を守るわよ!」
新統合宇宙軍吉野祐未/ラウラ・ベルタリア大佐

吉野大樹「祐未、VF-14を持ち出して何をしている!」

吉野祐未「陣頭指揮よ!将たる者!前にでないと!」

吉野大樹「あのな~」

更に悩ませるの事が妻で副艦長のラウラの出撃。
彼女はゼントラーディ軍のエースであり、数々の事件を共に解決してきた。

まさか今回出撃するとは・・・・・
大樹は頭をかかえ、ラウラが笑顔で飛び回る姿を見る。
ゼントラーディだからしょうがないと諦めてしまったが

「艦隊コントロール、バトル6・バトル7・バトル8・バトル9・バトル10展開。」

「全部隊、反応弾搭載完了」

吉野大樹「全軍に告ぐ、この戦いに負けたら地球人類に未来はない。奮闘し、明日への勝利を掴もう。諸君の奮闘に期待する。」

艦隊指揮をとる大樹は各員に演説する。
ここで負けたら、後がない。

人類の未来の為に頑張ろうと・・・・・・・
軽い演説を終えた大樹は席に座り、艦隊指揮をとった。

シホ「パパやママの同胞とは言え、二度も罪のない人々を殺すなんて許せない!ホウセンカ2シホ出るわよ!」
新統合宇宙軍シホ・ラカジーラ准尉

自由共和党のフェアリ・ラカジーラ議員の娘でゼントラーディ人地球人二世の若き姫鷲である。
シホ・ラカジーラがウラガ級空母ホウオウより出撃しようとしていた。
彼女はまだ訓練生だが、偶然スピカ3の事件を知り怒りを覚え艦隊参加を志願した。

罪のない民間人の命を奪った酷い奴ら。
復讐しても命は還ってこないでも、それ相応以上の代償を追わせてやる。
愛機で最新鋭機の予備機VF-17DAに乗り込み出撃した。

後に彼女はこの戦いで母フェアリの恐ろしき影の人格を引き継いだ戦闘を行う。

マックス「マクロス7船団出港前なのに、これとはね。」
新統合宇宙軍マクシミリアン・ジーナス准将

ミリア「仕方ないんじゃない、船団長として暇になる前に頑張らないと。マックス、背中任せたわ。」
新統合宇宙軍ミリア・ファリーナ・ジーナス大佐

マックス「私も頼むよ。」

マックスとミリアはマクロス7船団として来年出発する予定だが・・・・
ブリタイからの頼みで参戦した、今回参戦するのは既に結婚していたミラクルや・・・・
幼年学校に通ってたミューズとテレーズの双子の姉妹も参戦していた。

それだけではない。

星村和也「ジーナス准将、また共闘ですね。」
アルゲニクス級サドワラ改艦長星村和也准将

星村絵里「ミリアと再び共闘できて嬉しいよ!これで最後だし。」
新統合宇宙軍星村絵里大佐

ミリア「最後じゃないわよ、そういえば娘達は?」

星村和也「娘達は最終防衛エリアの月に残してます。沢山いる娘とは言え死なせたくないからね。」

ミリアの部下である星村絵里やその旦那星村和也も参戦。
二人に驚かれるが、軍籍にいる娘達は最終防衛エリアに残したと言うか。
無論絵里だけではなく、他のミリアの部下の軍籍にいる子供は最終防衛エリアに残らせていた。

そして自身は最前線へと

モアラミア「パパママお久~」
予備役モアラミア・ジフォン予備役少尉

マックス「モアまで~」

数々のエースパイロットが結集。
戦場のギャンブラー滝田英史などのSDF-1マクロスのエース達が老体を無理して参戦。

特殊部隊VF-Xキルケーを始め、数多くの大部隊も結集している。

まさに第1星間大戦以来の大決戦である。

「ブリタイ司令・・・・ゼントラーディ基幹艦隊デフォールドの時間です」

ブリタイ「いよいよか」
新統合宇宙軍総司令官ブリタイ・クリダニク大将

ナレスワン「いよいよ始まるか・・・・」
新統合宇宙軍第3戦隊司令官ナレスワン大佐

吉野大樹「全艦隊戦闘配備。」

指揮官達はいよいよ来るゼントラーディ基幹艦隊を待ち構える。
大規模統合軍任務艦隊(タスクフリート)の面々は来るべき敵の来襲に備える。

統合政府の応援要請に応じた同盟国で編成された多国籍軍である統合連邦軍艦隊も・・・・

金龍「来るぞデフォールドしてくるぞ!」
ダイヤモンドフォース金龍中尉

マハラ「くっ」
新統合宇宙軍マハラ・ファブリオウ少尉

いよいよゼントラーディ基幹艦隊がデフォールドしてくる。
新統合軍を始めとする多国籍軍の兵士達は息を呑みこみ、じっと待つ

そして・・・・・

「敵艦デフォールド!」

吉野大樹「機雷爆発!どんどんやれ!」

ズカァンズカァンズカァンズカァン

ゼントラーディ基幹艦隊デフォールド。
それと同時に司令官である大樹は敵艦隊がデフォールドすると設置した機雷を自爆させた。
エネルギー機雷の爆発はかなり大きかった。

中には撃沈して沈むスヴァール・サラン級の姿が見え、激突し自滅する艦隊が増える。

効果は抜群だ!

「全機 突入!大型ミサイル一斉射!」

最新鋭機の100機のVFー15部隊が対艦ミサイルを一斉に発射し離脱した。
混乱の最中の基幹艦隊に前衛艦隊の一部にダメージを負ってしまう。
特に優先的に艦隊旗艦が狙われ、混乱の具合は更に酷くなった。

それにスピカ3の防衛部隊にやられた所もあるのか、かなり脆い。

吉野大樹「例の音楽をかけろ!ゼントラーディのチャンネルは分かっている!そして・・・・バルキリー部隊突入!我が艦隊はバトル級と共にトランスフォーメーションを実施する!」

大樹は席を立ちあがり、音楽の準備をさせた。
どんどん第二次のVF-15のハラスメントアタックの対艦攻撃が続けられる中。
音楽の準備は進む。

そして~

♪(ワルキューレの騎行)

イサム「!?これはワルキューレの騎行じゃねぇか!上はスピカの恨みを地獄の黙示録のように張らすんだな!」

「全機突撃!ダイソン独り言を言うな!」

イサム「了解行くぜ可愛い子ちゃんイャッホー」

戦場にワルキューレの騎行が流れる。
それを聞いたゼントラーディ軍の人達は怯えだし、陣形が乱れる。
陣形が乱れた所をイサムを含むバルキリー部隊が突撃する。

まだ艦載機は出て来ない・・・・ならば好機なり!

バルキリー部隊は敵艦隊旗艦に向けて進撃する。
敵艦隊旗艦を見つけると、すぐさま反応弾を撃ち込み撃沈。
艦隊の動きを乱れさせる。

ゼントラーディ軍は旗艦を失うと艦隊機能を失う。
前の大戦でエキセドル記録参謀ら記録参謀達から得られた知識である。

「シュペール・キャヴァリエス隊各機発進!」

「シルバーウィングス隊並びにアンサーズ隊も前に出せ!」

「ゴースト隊、全機射出!ギョリンフォーメーションに展開!」

音楽が流れている中、数多くの部隊が射出。
ゴースト部隊(ゴーストイーグルX8)の数は1万機が発進。

アタックドローンも後ろからついていく形で多数発進している。

「吉野司令、部隊インファイトゾーンへ突入。エンゲージ。」

吉野大樹「いよいよか。」

ついに部隊がゼントラーディ軍部隊と衝突した。
ゼントラーディ軍部隊により、多少損害を出したが・・・

混乱しているせいか、新統合宇宙軍が圧倒的有利に進んだ。

マックスとミリアの華麗なる連携攻撃。
ミリア配下のメルトラン有志達による、ミリアチームフォーメーションの攻撃。
そしてミリアも混ざったミリアチームフォーメーションⅡを駆使。
(彼女達は全員生還している)

ダイヤモンドフォースフォーメーションによる攻撃。
新統合宇宙軍のエース達のエース達による奮戦はゼントラーディ軍兵士達に恐怖を与えた。

イサム「おらおら!惑星エデンが生んだ暴れん坊イサム・ダイソンは俺の事よ!」

イサムは乱戦の中、1つの敵旗艦の撃破に成功。
出てきたヌージャデル・ガーやリガードなどの艦載機を相手する。

バトロイドに変形し、複雑な機動をヌージャデル・ガーを次々に撃墜し・・・・

リガードやジナールをミサイルを無駄なく使い撃破する。

ギリアム「そこのお前、中々いい腕をしているな!」
新統合宇宙軍VF-Xレイヴンズギリアム・アングレート大尉

イサム「ガルド・・・・・てめぇ、軍にってちげぇ!」

ギリアム「おいおい初対面の人間を誰かさんと間違えるとはぁ、酷くねぇか?」

乱戦の中、イサムは特殊部隊レイヴンズのギリアム・アングレートに目をつけられる。
イサムの腕が気になったようであり、何かしらの関心を持っただろう。

声もあってかイサムは幼なじみのガルドを思い出す。

ウィルバー「ギリアム、行くぞ」!
新統合宇宙軍ウィルバー・ガーランド大尉

ギリアム「そうだったな、待たな!卵野郎!」

イサム「誰が卵野郎だ!まるでガルドの野郎みたいな嫌味な野郎だぜ!」

ギリアムは他のレイヴンズ隊員と共に他の戦場へ向かった。
イサムとの別れ際に卵野郎と言う言葉を残してイサムを怒らせた。

本当に嫌な野郎だ!イサムはギリアムを見た感想はそうだった。

吉野祐未「楽勝!楽勝!今の敵は私の前では敗残兵なり!」

ミリア「やっぱりだと思ったけど、ラウラ・・・・あなたもいたのね。末娘が10歳になると言うのに。」

吉野祐未「ミリアこそ、末娘6歳だろ~が!」

現在の戦況は新統合軍が優勢だった。
新統合軍の損害は軽微、まだ艦艇も被害が出てない。
敵ゼントラーディ基幹艦隊旗艦はであるフルブス・バレンスへの道も開けている。
だが・・・・

「凄い連中は大混乱、大勝利間違いないですね。」

吉野大樹「いや油断するな、我々が勝っている相手はほんの一部だ!長期戦になれば不利になるのは自分達だ!戦いで自惚れるのはこの戦いを完全に終わらせてからにしろ!」

「すいません、司令・・・・・・」

吉野大樹「ローグ中隊ら特別攻撃部隊の準備させておけ、それまで相手を出来るだけ惹き付けるんだ!」

大樹はこの戦いはまだ勝っていないと思っていた。
相手はまだほんの一部であり、フルブス バレンスまでの道は遠かった。

そへたすれば艦載機群に押しきられ、艦隊対宙戦場を強いられる事になり・・・・
どんどん勝率を下げる事になってしまう。
無論、第1艦隊のブリタイも同じことを考えており、長期戦を危惧していた。

「くそ敵は力を取り戻した、応援を・・・・・ぐぁぁぁぁ」

「敵は強い誰か誰かァァァァ」

次第に新統合宇宙軍の兵士達の悲鳴が聞こえてくる。

だんだんと戦線が押されて来はじめているようであり・・・・・
次々にVFやVAの数が減っていき、多国籍軍の連邦軍も損害が増えてきている。
大樹は・・・・

吉野大樹「特別攻撃部隊、第1独立戦隊VF-Xキルケー母艦.特務戦闘空母ウルヴァリンへ移乗。キルケーは別エリアにて待機、フォールド準備せよ!反応弾の装着は?」

「全機、装着完了であります。」

吉野大樹「よし、作戦開始は20分を目安にフルブス・バレンスに突入。出来るだけ敵を引き連れ、キルケーと特別攻撃部隊の作戦成功させる。成功しなければ我々は二時間持たないぞぞ!」

特別攻撃部隊とキルケーに別エリアへの移動を命じた。
今移動させないとゼントラーディ軍に極秘作戦を察知され失敗してしまう可能性がある。
それに今移動させないと敵に見つかってしまう。

艦隊が対宙戦闘に入るのはまもなくだし、戦線維持は二時間以内。

もう時間がない。

イサム「野郎、数は多いな!ログ 中隊長は?」

ログ「反応がない、やられたんだと思う。」

イサム「くそったれ、もう少し手加減とかしろよな!全く!」

イサム達は乱戦の中、ゼントラーディ軍と戦っていた。
中隊長が戦死し、他の部隊の隊員と散り散りになってしまい孤立・・・・

近くに味方のVF-11Aサンダーボルトがいたが、救援に迎えないと判断したのかすぐに待避した。

ログ「ぐぁぁぁ、被弾がぁぁぁ。」

イサム「ログ!てめぇぇぇらぁぁぁ」

その最中、悪友ログがヌージャデル・ガーの集中攻撃を受けて戦死した。
ログの死を見たイサムは魂が無くなったガンポッドを捨て、ログのガンポッドを拾い・・・・

ヌージャデル・ガーに向けて反撃を実行した。

しかし

イサムはどんどん追い込まれており、戦況的にかなり不味い状況だった。

ジェフリー「そこのお前!退いてろ!」

イサム「なんだ?」

ジェフリーが乗るVF-12が部隊を率いてやってきた。
綿密なフォーメーションを組ながら、ヌージャデル・ガー編隊を蹴散らし敗走させる。

その部隊の一人であるライトもファイター形態を駆使し、ヌージャデル・ガー2機撃破した。

撃破し終えるとイサムを無視して別のエリアへ向かった。

イサム「・・・・・ざまぁねぇな。」

イサムは弾薬の補給の為、艦隊へ帰還を目指す。
これからイサムに出来る事は個人芸であり、一人で戦う事。

もう相棒のログはいない・・・・
もう一人で戦うしかない。
イサムはファイター形態に変形し離脱した。

「敵艦載機体部隊接近!」

三河少佐「いよいよか・・・このままでは殺られる一方だ、駆逐艦乗りの意地を見せてやる!総員対宙戦闘用意!連中に目にものを言わせてやれ!」
新統合宇宙軍ノーザンプトン級ステルスフリゲートラドフォード艦長三河洋介少佐

イサムが帰還を目指している頃、敵艦載機部隊が突破した。
前衛のノーザプトン級ステルスフリゲートは雨霰の対宙迎撃を行う。

次々に撃墜していき、艦載機は数を減らしてく。

しかし

「司令、右舷のペンサコーラ、ミルウォーキー大破戦線離脱します。」

「デンバー、ガルベストン、轟沈。」

吉野大樹「4隻やられたか・・・・まずいな。」

「空母プリンストン(グァンタナモ級)より報告、大破し復帰不可能。総員退艦命令が出されました!」

吉野大樹「この段階でこれか・・・・敵の主砲による攻撃があれば我が艦隊は一溜りもない。」

敵が懐に入り込み、駆逐艦4隻損失・空母1隻廃棄する損害を出してしまった。
このままでは不味い、幸い主砲が撃ってこないとは言えこの損害・・・・

無視できない。

時間が長引けば・・・・更に被害が・・・・

吉野大樹「マクロスキャノンの様子はどうだ?」

「発射可能です。」

吉野大樹「そうか・・・・ノーザンプトン、チェスター、ルイビル、シカゴ、ヒューストン射線から離れろ!バルキリー部隊は待避!我が艦以下バトル級はマクロスキャノンを発射する!」

大きな被害が出るスピードを遅くする為。

前々から貯めていたマクロスキャノンのエネルギーを使う事を決断。
バトル7を中心にした複数のバトル級がトランスフォーメーション形態で並び・・・・
一斉にゼントラーディ艦隊へ向けてマクロスキャノンが発射された。

発射されたマクロスキャノンは艦隊を呑み込み、敵艦載機数をかなり減らし・・・・
敵艦隊旗艦を含む、ゼントラーディ艦艇がかなり轟沈した。

「やった成功だ!」

吉野大樹「まだ油断するな!敵はまだいるんだぞ!」

攻撃成功したとは言え、敵は圧倒的にいる。
どんどん敵が接近してきており、攻撃は更に続く。

目の前で妻のラウラが部隊を率いて迎撃しているが、いつまで続くか・・・

大樹は心の中である決意を固めた。

イサム「くそ母艦は何処だ?あれか・・・中破して降りられねぇじゃねぇか!しょうがない近くの艦を・・・・ビスマーク・シーか・・・・行くか!」

イサムはようやく母艦であるグァンタナモ級宇宙空母ブーゲンヴィルを見つけたが・・・
空母が被弾していた、別の空母で同型艦のビスマーク・シーに着艦する事に決めた。

ビスマーク・シーは2機のVF-13に護衛されながら航行していた。

イサムは着艦コースに入り、ビスマーク・シーに交信を試みる

が・・・・・

イサム「こちらブーゲンヴィル所属ランダス中隊のイサム・ダイソン少尉、これより着艦する。」

『了解、これより収容する。武器の補給完了したら、すぐ発進してくれ!』

イサム「了解りょうか~い」

『いや待て、被弾したゼントラーディ軍被弾した重攻撃機接近!動きが変だぞ・・・こいつはカミカゼだ!カミカゼアタックだ!』

イサム「なんだと!?なっ」

ズガァァァン

『総員待避、艦から脱出しろ・・・』
『いやぁぁぁ、死にたくない』
『急げ爆発する・・・』

ズドボォォォン

イサム「なんだよおい・・・・」

ようやく見つけた空母も、被弾していたゼントラーディ軍重攻撃機のカミカゼにやられ大破した。
ビスマーク・シーから脱出艇が出ており、ダメージ・コントロールが効かなくなり廃棄したのだろう・・・

満身創痍のビスマーク・シーはゼントラーディ軍艦載機の集中攻撃を受けまもなく撃沈。

イサムは冷静さを失いかけたが・・・・

「そこのパイロット!」

イサム「なんだ?」

「俺のマガジンやる、ガンポッドで暫く戦える。そして別の空母を目指せ!」

イサム「でもよ・・・・」

「一人でも戦える兵士が必要だ!行け!」

イサム「くっ了解。」

近くにいたVF-13がマガジンをくれた。
VF-11とVF-13は同じハワードGU-15ガンポッドを使っており・・・
マガジンは共通していた。

イサムは最初は断るが、マガジンを受け取って別の空母を探した。

イサム「この野郎!」

敵を倒しながら、戦場を駆けるイサム。
大勢の味方が戦い、大勢の敵が味方を囲うなど・・・・
戦場模様は乱戦に陥っていた。

無我夢中に戦場を駆けると、暗礁宙域にたどり着く。
そこで・・・・

イサム「これは・・・・」

イサムは密かに隠れているキルケーの母艦で、特別攻撃隊が搭載されている。
特務戦闘空母ウルヴァリンが残骸に偽装しながら、潜んでいた。

乱戦からさほど遠くはないが、上手く隠れており・・・・

次々とアーマード装備のVF-17ナイトメアが搭載されていく。

イサム「こちらブーゲンヴィル所属ランダス中隊のイサム・ダイソン少尉だ!着艦許可を求める。」

『こちらウルヴァリン、着艦を許可はしたくないが。余計な騒ぎを起こしたくない、着艦を許可する。』

イサム「了解。」

ウルヴァリンとコンタクトをとったイサムは着艦の許可をもらった。
当初は嫌な顔をされたが、余計な面倒を起こしたくないのか着艦の許可を出した。

どんな理由にせよイサムにとってありがたい事であり、補給を受けられる。

この時イサムは知らない。
これからとんでもない目に遭ってしまう事を・・・・・

カリーナ「キリがない、いい加減。最終防衛線に後退しないかな?」
新統合宇宙軍カリーナ・バセット少尉

シホ「弱気ね、あなた。タフな精神性はどうしたのよ?」

カリーナ「一度部隊の態勢を建て直す事も必要かと~、嫌別にいい。」

新統合宇宙軍艦隊の兵士達の士気は低下しつつあった。
最終防衛エリアに撤退しようと言う声が出てきている。

このままでは・・・・・

その時・・・・

金龍「シモンズ!俺達はもうダメなのか・・・・」

ミリア「いい加減にして私達の船団を守るダイヤモンドフォースでしょ!」

金龍「と言っても・・・」

ドッカー「勝てるわけねぇだろ!」
新統合宇宙軍ドッカー准尉

マックス「待ちたまへ、絶望するのは早い!レーダーを見た方がいい。」

金龍「これは・・・」

ミリア「デフォールド反応!バトル級以下の友軍艦隊が!」

突然、別のエリアから多数の統合軍艦隊が来襲した。
その艦隊から多数の艦載機が発艦し・・・・

先発部隊が反応弾頭による攻撃を開始した。

レイモンド「こちらバトル1、船団全体では支援出来ないが援護するぞ!」
超長距離移民船団マクロス1船団長レイモンド・ニミッツ中将

やってきたのは既に出港していたバトル1~5などの移民船団軍・・・。
護衛艦隊の数はそれぞれ20隻合計100隻ではあるが大艦隊。
中にはマクロスより大型のネオ ノプティ バガニスbisやスヴァール・サランbisがいた為。

かなり戦力があがった。

吉野大樹「ニミッツ提督、あなた方がやられたら移民船団旗艦は?」

レイモンド「若造よ、スピカ3は残念だったが同じ事を三度繰り返すでない。それに二度も地球を焼かれるのは御免だ、故郷を燃やされるのは堪えられんのだ!だから地球への最後の奉公として支援する。」

吉野大樹「提督・・・・・」

曹元徳「船団は主力に守られている大丈夫さ、だから俺達も可能な限り戦力持ってきた!負けるんじゃないぞ!」
超長距離移民船団マクロス2船団長曹元徳中将

移民船団軍は大樹を激励し・・・・部隊を突入させる。

戦況はなんとか振り出しに戻り、新統合宇宙軍は態勢を取り戻す。
士気は向上し反撃を開始した。

アメリカ海兵隊.戦いの歌♪

吉野大樹「ふんばれ!特別攻撃隊が間もなく攻撃開始するぞ!」

大樹は指揮棒を振り、艦隊を鼓舞する。
士気が上がっているとは言え、数に押されやられてしまう。
出来るだけ持ちこたえて、作戦を成功させねば・・・・

と・・・新統合宇宙軍と連邦軍ら多国籍軍は奮闘する。

「フォールドイン、目の前にフルブス・バレンス級・・・しかも艦のゲート開いてます。」

「よし突撃しろ!全速前進!」

特務戦闘空母ウルヴァリンはゼントラーディ軍艦隊旗艦フルブス・バレンスの前に出た。
既にスヴァール・サラン級が出ようとしており・・・・
ウルヴァリンはもうスピードでフルブス・バレンスに侵入した。

ゼントラーディ軍はパニックに陥り、敵が突然デフォールドし旗艦への侵入を許してしまうなど・・・
彼らからすればありえない事であった。

(フォールド航法期間は1分未満な為、数十分ロス。初期であれば、数時間かかっていた。)

イサム「まさかよ、かつての第二次世界大戦のヤマモトオプション(山本五十六を撃墜した事に因む)を行うとはな。アレックスよ。」

アレックス「イサム、親戚である俺が言う今はボドルオプションだ!」
新統合宇宙軍第1独立戦隊VF-Xキルケー隊長アレックス・ダイソン大尉

リック「バカが降り立つとは、情けない。」
新統合宇宙軍特別攻撃隊長リック・ライクリング少佐

イサム「なぁんだと!?」

リック「やめろイサム!ここで殴ったら面倒になるか!」

イサムは補給を済ませた後、ハンガーの中でアーマード装備に換装された愛機に乗っていた。
今のキルケーの司令官がイサムの親戚もあり・・・・
彼の計らいにより、イサムを特別攻撃隊に加えた。

結構愚痴を言っているが・・・・

イサム「いつまで空母に籠るんだよ!」

アレックス「第一カタパルトだ!キルケー部隊はエレベーターに乗れ!」

イサム「そんな無茶苦茶な!」

アレックス「お前ほどでもねぇよ、イサム。」

いつになったら甲板に出るのかと思ってたら、第1甲板が開き特別攻撃隊が前に立っており・・・
キルケー部隊はエレベーターに乗っていた。

イサムは無茶苦茶だと思いながらも特別攻撃隊と共に甲板へ向かった。

そして・・・・・

イサム「目の前にブリッジだと!?敵の親玉がいやがるな。しかもハゲじゃねぇか!」

アレックス『今だ!全弾発射!』

ウルヴァリンは敵の艦橋を狙撃出来る位置にたどり着いた。
アレックスの指示により、イサムは特別攻撃隊と共に全弾頭を発射した。

発射したミサイルは艦橋へ向かっていく・・・

「バカなこんなはずがぁぁぁぁぁぁ」

フルブス・バレンスは沈黙した。
キルケー部隊と特別攻撃隊の反弾頭の攻撃により、基幹艦隊司令官は爆発に呑まれ戦死。
艦隊ブリッジ損失により、フルブス・バレンスの艦隊指揮機能を損失。

フルブス・バレンスは沈黙した。
艦内にいたゼントラーディ兵士達は怖じ気づき、艦内から抜け出しどんどん艦艇が発進。
数分後には殆ど艦艇が消えた。

「敵艦隊が撤退していく・・・」

「敵は攻撃して来ないぞ・・・」

突然、攻撃してこなくなったゼントラーディ軍部隊に新統合軍兵士は戸惑う。
攻撃してこないどころか艦内に入ってどんどん撤退していく。

新統合軍の兵士は深追いせず、脱出ポッドや動かなくなった友軍を回収し艦隊へ向かった。

「主力艦隊より連絡、ゼントラーディ軍敗走。どんどんフォールドして行きます」

アレックス「よし我々の最後の作業を行うぞ!」

「ハッ」

報告を聞いたアレックスとイサム達は・・・

敵が殆ど消えたフルブス・バレンス内部に侵入。
コンテナを持ちながらあら場所へ目指した。

イサムはコンテナを見て何が入っているのか、分からなかった。

その答えを知ったのは、反応炉があるエンジンルームであった。

アレックス「反応炉に爆弾設置!主力艦隊に連絡。反応炉に爆弾設置、フルブス・バレンスを処分する。」

イサム「処分するだって、脱出は・・・」

アレックス「出来る!まだ時間はある!巻き込まれたくなければ急げ!」

それは時限爆弾・・・・
かなり協力な時限爆弾であり、軍艦を沈めるだけの威力はある。
今回、全部隊撤退するだけの時間的余裕はあり・・・
十分脱出するだけの時間はある。

しかし

間に合わなければ大爆発に巻き込まれてしまう。

イサムはアレックスの指示に従い脱出を目指した。

吉野大樹「全軍、敵に構うな。一時的に安全圏へフォールドする。バルキリー部隊 収容。我が艦隊は冥王星付近 最終防衛エリアに撤退する。」

レイモンド『我々も安全圏へ待避する、掃討戦は参加するつもりだ!』

吉野大樹「了解です。」

大樹ら新統合宇宙軍艦隊は脱出挺や艦載機を収容しながら脱出準備をしていた。
艦載機はどんどんトランスフォーメーションが完了したバトル級やSDNF級に収容され・・・
その他はウラガ級やグァンタナモ級に収容された・・・

被弾した艦は幸い全艦トランスフォーメーション能力は失ってないが・・・
艦体に収容できないため、ステルスフリゲートに臨時に収容された。

吉野祐未「大樹状況は?」

吉野大樹「VF-Xの母艦はこの事を想定して余計な機体を収容してなかったから、余剰な機体も収容出来たよ。輸送艦も同じさ。」

吉野祐未「そう・・・・」

「収容完了しました。後はフォールドのみです。」

吉野大樹「安全圏なら何処でもいい、脱出出来るなら何処でもいい。行ける艦はどんどん行け!」

大樹は妻ラウラの質問に答えつつ、艦隊に指示を出した。
時間は迫っている、出来るだけ多くの部隊が脱出する事を目指した。

どんどん艦艇が収容を終えフォールド出来るだけのエネルギーの確保に成功すると
次々と新統合宇宙軍艦艇が脱出していく。

「移民船団艦隊、フォールド。全艦隊撤退。」

「生き残っている全艦脱出準備完了、つまりフォールドできます。」

吉野大樹「よし我が艦隊も脱出する。全艦フォールド!」

部隊の脱出を確認した大樹は全艦にフォールド指示。
大樹の乗るテキサスはフォールドした。

この場に残ったのは、まだ撤退してないゼントラーディ軍艦艇であった。

イサム「長い廊下だぜ・・・」

アレックス「使い終わったアーマードはパージしろ!急げ!」

イサム達は長い通路を走りながら脱出を目指す。
スピード向上のため、アーマードをパージし機動力をあげる。

爆発時間まで後少し、グズグズしてたら爆発に巻き込まれてしまう。

急がねば・・・・

ビュビュビュビビュビュ

アレックス「邪魔だどけ!」

イサム「てめぇらに構っている暇はねぇんだ!」

イサムらは邪魔するリガードやヌージャデル・ガーを撃破しながら突破。
ウルヴァリンが待っているエリアまで到達した。

入り口付近に2機のVF-17が待っていた。

リック「急げ!フォールドするぞ!爆発は後少しだ!」

ウェッジ「急げ!」
新統合宇宙軍ウェッジ・アルカディーズ大尉

イサム「あぁ!」

イサム達はどんどんウルヴァリンの甲板に飛び乗り、第1カタパルト内部に入る。
既に他の面々も乗ってあり、イサムとアレックスそして他の隊員は安堵。

最後にリックとウェッジが乗り込む。

「全員収容完了」

「うむ」

「待ってください艦 上方にヌージャデル・ガー」

「構うな!全員収容した、フォールドイン!」

その直後

ヌージャデル・ガー編隊に襲われるが、フォールド準備は終わっており・・・
艦長はフォールドインし、フォールドを完了させた。

消えたウルヴァリンに戸惑うも・・・・

何か気がつく・・・・
何か異様な気配に・・・・・・

【惑星エデン.エデン防衛艦隊ウラガ級シェナンゴ】

惑星エデンの防衛艦隊で居残り組であるシェナンゴ。
護衛部隊を展開させながらゼントラーディ軍の来襲に備えていた。

そんな中・・・・

「艦長・・・・決戦予定エリアにて、爆発。27年前に地球周辺で起きたボドル基幹艦隊のフルブス・バレンスの爆発に類似してます。」

「やったのか・・・・」

フルブス・バレンスに仕掛けられた時限爆弾が起動し、大爆発を起こした。
オペレーターから報告を聞いた艦長は制帽の唾を食いと食い込ませながら・・・

なんとか勝ったと確信した。

その後、新統合宇宙軍の艦隊は部隊の再編を急ぎ・・・・
数日後、艦隊編成を終えるとゼントラーディ軍部隊の掃討戦に入った。

この戦いで統合宇宙軍は参加兵力の4割以上を失い・・・
300光年以内の統合軍が保有する反応弾の9割を使いきってしまった。
結果、当時起きたシェルバン戦役を中断させる結果になり・・・
シェルバン共和国と休戦協定を結んだ。

そして・・・・

後にスピカ3沖海戦と呼ばれる戦いは・・・・

新統合軍における次期可変戦闘機開発計画スーパーノヴァを躍進する大きなきっかけになった。

二ヶ月後

イサム「ふぅ今度の配属先はスピカ3か、ロイ・フォッカー章をもらえたが左遷は変わらずか・・・いやまた剥奪されたか・・・」

イサムはその後、キルケー部隊から解放され・・・・
修理したグァンタナモ級ブーゲンヴィルに戻り、功績よりロイ・フォッカー章を手に入れた。
がまたまた問題を起こしてロイ・フォッカー章を剥奪の上左遷された。

その結果、惑星スピカ3に勤務している。

イサム「まっいいか。」

イサムはどうせまた転属になると、気にせず惑星スピカ3の救護活動を行う。
案の定また問題を起こして、また別の現場へ転属にされる。

そして2年後、イサムはスーパーノヴァ計画に関与し・・・

シャロン・アップル事件に巻き込まれ、有名になる。
のだが、今のイサムにはまだ分からなかった。
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メルトラン兵士

2019-06-13 21:57:15 | ゼントラーディ系図鑑






















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地球に辿り着くのに何千万マイル?

2019-06-13 12:15:10 | マクロス短編
西暦2080年
第1次星間大戦の記憶が薄れてきた時代・・・・・

地球から遠く離れた星系ルンダ

入植惑星から出港した近距離移民船団が入植した星系であり・・・・
現地種族ルンダ星系人と交流をとっていた。

そんなルンダにある近距離移民船団がたどり着いた惑星グレイヴではある物語が始まろうとしていた。

ミレイア「皆ありがとう!」
サーメル.ミレイア・クルメイバ

サーラ「また応援してね。」
サーメル.サーラ・キルメイル

惑星グレイヴで人気の歌手グループサーメルのライブが行われていた。
結成から1年経過しているが、今も人気があり・・・・
ライヴにはかなりの人数が埋る程である。

人気のあまりコラボした商品は完売するのだとか・・・・・

ライ「サーメルいいよな。」
民間軍事会社RW.ライ・ズポラータ少尉

「こらアイドルに浮かれてないで仕事しろ!」

ライ「はいはい。」

サーメルを護衛するPMCのライ・ズポラータ少尉は乗機のVF-31Aの中からこうつぶやいた。
ライと言う男はサーメルのファンであり、かなりグッズを集めており・・・・
護衛の任務になるとやけに張り切ってしまう。

中でも・・・・・・

クローザ「ありがとう!サンキュー!」
サーメル.クローザ・シュバイカー

クローザと言うサーメルのメンバーが一番可愛い。
ライが推しているサーメルのメンバーであり・・・
メインボーカル・・・・

こんな可愛い娘と仕事出来て、ライは毎日幸せである。

とは言えだが・・・・・
サーメルのメンバーの中でクローザの正体は不明だ。
プライベートでは滅多に見ないし・・・・・

ライ「気になるな。」

フィーナ「気になる?何が?」
民間軍事会社RW.フィーナ・サラトーダ少尉

ライ「クローザちゃんの正体だよ、サーメルのメンバーとはよく会い会食するけどクローザちゃんだけ見てない。」

フィーナ「確かに考えてみれば、ってストーカーはやめてよね。」

ライ「分かっているって、ストーカーなんてしねぇよ。ただ気になっただけさ。」

民間軍事会社PW惑星グレイヴ支社の食堂で、ライはクローザの事を呟いた。
同僚であるゼントラーディ人のクォーターであるフィーナはもろに聞いて質問すると・・・・
ライは呟いた内容を話した。

フィーナからストーカーしないか苦言を言ってくるが・・・・
クローザより恋愛的対象として見てない為、ストーカー行為による調査を否定する。

ライ「まぁ考えても仕方がないよな、クローザちゃんは高嶺の花だし恋愛的に付き合ったらまずいからな~」

食堂から出るとライはクローザの事をいろいろ考える。

いつもミステリアスな行動、時折見せる歌姫らしかぬ表情見せたり・・・・
今まで考えた事なかったが、一体何者なんだろうか?

ライはそう考えていると・・・・

クローザ「タフドックからコマンダー、プラネット・グレイヴ異常なし。我はサーメルを引き連れ地球へ帰還する、途中迎え、オーバー(以上)」

『こちらコマンダー了解、タフドックの帰還を祈る。』

クローザ「了解。」

ライ「あれは・・・・・クローザちゃんか?」

物陰で鋭い目線で誰かと会話するクローザの姿が見えた。

明るく元気であり、プライベートはミステリアス・・・・が特徴な・・・・
いや時折見せる鋭い表情を見せるから、歌姫以外の事をしている。

そう確信したライは会話を終えて何処かへ行くクローザを追った・・・

が・・・・・

クローザ「止まれ!何故俺をつける?」

ライ「いやぁクローザちゃん、つけるつもりじゃ・・・・」

クローザ「護衛のPMCか・・・・俺に何のようだ?」

あっさりとクローザに見つかってしまう。

見つかりにくい行動をしてたのに、こうもあっさり・・・・
ライは動揺してしまう・・・・

予想以上に何かを察する能力・・・・
身体能力の高さ・・・・
冷静さ・・・・・・

かなり強い・・・・・

ライは推していた歌姫の強さにかなり驚く・・・

しかし

ライ「その前に俺だと?クローザちゃんって俺っ娘だったの?」

クローザ「俺っ娘?違うな・・・・・いい忘れていたが・・・俺だ!俺は男だ!」

ライ「男だと!?」

普段言わないクローザの俺の一人称が気になった。
もしかしたら俺っ娘かと思われたが・・・・

実は男であった・・・・

ライが動揺している中で、クローザはかつらを取って・・・
単発の若い黒髪姿に戻った。

クローザ「俺は新統合宇宙軍情報部の人間だ!まぁ詳しい所属機関は教えないけどね。」

ライ「情報部だと?偽名だな!」

クローザ「そうだね偽名だよ、本物のクローザ・シュバイカーは地球にいる。彼女は、地球で起きたテロで怪我して入院しててね。俺は彼女と似たような顔つきだから、この枠グレイヴの調査を兼ねてクローザ・シュバイカーとして行動してきたなんだ。」

ライ「そんな俺が推していた歌姫が男とは・・・」

クローザ「聞いてないみたいだな。」

クローザは自らの身分を開かした。
情報部に所属している士官であり、テロで怪我したクローザの代役になった別人。
といろんな事をライに伝える・・・

クローザ「今回、俺の話を聞いたのはお前さんだけだ。まぁ君の性格的にも俺の所属、バラさないと思うけどね。」

ライ「バラしたら?」

クローザ「PMCだから殺すそれだけさ、俺はそんな訓練を受けている。」

ライ「分かったバラさないでおこう・・・・」

いつも知っているのと違うクローザ。
今見ているのはかなり人を殺してきたような殺気を放つ別人のようだった。

いや

別人だった・・・・・・
今回の事を下手にバラしてしまえば、殺してくるだろう・・・・
殺してくるのだろうではなく確実に殺しにかかる。

更に・・・・・

クローザ「本物のクローザ・シュバイカーは地球にいる、今回.地球講演あるだろ?俺と本物が入れ替わる手はずになっている。」

ライ「何が言いたい?」

クローザ「その時までの護衛を頼む、と言った方が正解だろう。今回の秘密を知った人間ならばできるだろう?」

ライ「そんなバナナ・・・」

クローザ「ふざけているな、断るつもりだな・・・・今殺しても・・・」

ライ「おわわ待て!分かった護衛するからさぁ。」

地球に到着した時の入れ替わり時の護衛を頼まれる。
頼まれると言うよりかは強制的にやらされる感じであり、断れない。

拳銃を取り出し、殺すとちらつきながら言ってくる・・・・

今のクローザ見たら確実に殺してくる雰囲気だ。
断れない。

ライは推している歌姫が男。
しかも新統合軍情報部の人間・・・・

とてもショックであり、当分立ち直れない感情に陥る。

翌日

クローザ「おっはよ~今日もいい天気だね♪」

ライ「・・・・・・・」

翌日に起きれば、クローザはいつもと同じようになっている。
今のクローザは元気でいつもの雰囲気の奴だが、正体は男であり別人・・・・

そして新統合軍情報部の人間・・・・

恐ろしさ前回の奴である。

ファーナ「母がゼントラーディ人のハーフであり、ゾラ人のクォーターのライ君、元気ないね。クローザちゃん出ているよ。」

ライ「分かっているさ・・・・・」

ファーナ「元気がないねぇ、今度地球講演なのに・・・・地球本国だよ!もっと元気に行けばいいのに。」

VF-25ASサイレントメサイアのコックピットで・・・・・
クローザを見て震えるライを心配するファーナ。

心配してくれているファーナであるが、どんどんトラウマ的要素をぶちこんでくる。

正直、少しだけ忘れたい・・・・
ライはそう思っていた。

サーラ「地球か・・・・・」

サーメルの舞台が終わると・・・・・・・
3人いるサーメルのメンバーの一人サーラが地球の事を考えていた。
何か地球への想いがあるのか分からないが・・・・・・・・

今のサーラはまるで恋する乙女のような表情を浮かべている。

リレイラ「サーラどうしたの?」
サーメル.リーダー.リレイラ・ハシュケット

サーラ「ううん何でもないわ、強いて言うならお腹空いたかな?」

リレイラ「お腹空いたのなら食堂へ行きなさい。今日の食堂のランチはかなり豪華よ。」

サーラ「楽しみだな~」

サーラはリーダーのリレイラの言葉を聞いて食堂へ向かう。
まだサーラは十代の乙女・・・・まだまだ未来がある・・・

これからの将来が有望である

そして・・・・

地球に向かう当日。
サーメルはPMCPWが保有するリゼリオン級高速駆逐輸送機艦に乗り地球へ向かう事になった。
サーメルやライとファーナら護衛のみならず、地球へ出張する新統合軍軍人達も乗っており・・・
VF-31AカイロスやVF-XXゼントラーディアンバルキリーで混成された護衛も乗り込んでいる。

いざとなったら彼らも迎撃戦に参加し、サーメルら乗員の防衛に入る。

サーラ「ライさんおはよう!」

ライ「わっふ・・・・げほげほ・・・おはよう。」

サーラ「どうしたの?咳き込んで?大丈夫ですか?」

ライ「大丈夫・・・・・大丈夫問題は特にありません。サーメルを護衛するのは俺達の役目なんで・・・・」

サーラ「?変な人。」

ライが乗艦していると・・・・
サーラが後ろからライの背中を触り挨拶してきた。

後ろから触られたり、挨拶してきたサーラに驚いたのかライは変な声を思わず出してしまった。

心配してくるサーラの声に緊張したのか、ライは変な事を言ってしまい・・・・・・
サーラから変な人扱いされてしまった。

フィーナ「相変わらず女には耐性はないわね、まさかの震え声可愛いわぁ。」

ライ「うるせぇよ!」

フィーナ「まぁ頑張りましょう、往復を含めた長い長い地球の旅で~」

「うるせぇよ!フィーナ!からかうな!馬鹿野郎!」

その一連の様子を見ていたフィーナからからかわれる。
頼りない男らしくない情けない・・・・反応をフィーナに見られており・・・・

変な事を言ってしまって変な声を出してしまったライはフィーナからすればいじりの対象でしかない・・・・・むしろどんどんいじっていきたい程である。

ライはその後、サーメルのメンバーといる所をフィーナに見られると・・・・
物凄く怖い笑顔をライに見せつけるかのように見せてきて恐怖させる。
このフィーナの笑顔はライをトラウマにさせる程怖く
ライが悪夢にうなされる程であったと言う。

一方

「隊長、惑星グレイヴより輸送艦隊が出港。かなりの部隊です。」

「ほう中々楽しませる程の規模であるな、中々面白いと見た。」

「面白いでありますか?」

ライ達やサーメルの面々を載せた輸送艦隊を監視する者がいた。

国籍マークのないVF-31Aカイロスなど様々な機種が監視者達の後ろにあり・・・・
弾薬の換装しながら、いつ来るか分からない出撃に備えていた。

「しかし、我々だけで出切るのですかね?」

「正直分からんな、だが我々はやらねばならぬ。相手は数は多いだろうが、絶望的格差ではない、奇襲攻撃を仕掛けてある連中を頂く。」

「ある連中でありますか・・・・」

監視している連中はライ達護衛部隊より少ない数ではあるが・・・
士気は旺盛、ベテランが多くかなり精強な部隊である。

中には見慣れない可変戦闘機などが待機している。

どう見ても新統合軍や反統合勢力が運用してなさそうな可変戦闘機が・・・・

「さてそろそろ始めるとしますか、我々の戦争を・・・・サーメルは・・・・ 我々シェルバンが手に入れる!」

男はかつて二度も新統合政府と戦争し今も抗争を繰り広げているシェルバンと言う国の名を出し、愛機へ向かって歩き出す。

彼らが乗るバルキリーはシェルバン共和国が開発した可変戦闘機SVF-32であり・・・
旧式であったが、かなり性能のいい可変戦闘機である。

この彼らの存在がライ達に重大な危機を招く事になる。
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メルトラン5

2019-06-13 01:23:02 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2024年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
霧生隼人達を襲撃したが、ミスティー・クラウスの造反し・・・
艦隊が離脱する前にレプレンティス艦隊から離れ統合軍に寝返る。




【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2026年
【階級】
准尉
【解説】

レプレンティス艦隊に所属していたメルトラン。
ミスティー・クラウスの造反に伴い、新統合軍に寝返る。
マイクローン化しサンダーボルトのパイロットになる。
スピカ3事件にも参戦し、功績を得る。
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メルトラン兵25

2019-06-13 01:17:29 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2026年
【階級】
准尉
【解説】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2016年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
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メルトラン兵士24

2019-06-13 01:15:01 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2018年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人




【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2016年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
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メルトラン兵士23

2019-06-13 01:12:02 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2026年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人




【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2027年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
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メルトラン22

2019-06-13 01:07:55 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2016年
【階級】
准尉
【解説】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人




【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2017年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
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メルトラン兵士20

2019-06-13 00:59:24 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2022年
【階級】
少尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人




【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2027年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人


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メルトラン兵士19

2019-06-13 00:57:09 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2024年
【階級】
准尉
【解説】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
当初は反対していた。





【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2028年
【階級】
准尉
【解説】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
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メルトラン兵士18

2019-06-13 00:53:19 | ゼントラーディ系図鑑


【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2020年
【階級】
准尉
【解説】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人




【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2021年
【階級】
准尉
【解説】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
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メルトラン兵士18

2019-06-13 00:49:06 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
【生年】
2026年
【解説】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱により拘束される兵士の一人。
戦後はマイクローンとしての生活を送ることになる。




【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2016年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
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メルトラン17

2019-06-13 00:06:51 | ゼントラーディ系図鑑



【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2016年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
ミリア・ファリーナと同じ遺伝子のメルトラン




【所属】
ゼントラーディ軍
新統合軍
【生年】
2027年
【階級】
准尉
【階級】
レプレンティス艦隊に所属していたメルトランの兵士。
アッサの反乱に加担した兵士の一人
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