マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

望月千代と望月千代女 チェンジ 

2018-04-11 23:31:21 | マクロス短編
望月千代は居眠りをしていた、午前中の訓練を終え昼飯を食べ・・・・。
チェヨンが起こすから安心してと言うから安心して寝れる・・・・・
今日は確か金曜日で明日が休みのはず・・・・・・・
カフェの座席で寝ていたはずなのだが、何か違和感がある・・・・

うっすら覚醒していくが何かがおかしい・・・・・
目の前が木製のような・・・・

「千代女様・・・・・・・」

千代女・・・・・・・
千代は自分が千代女と呼ばれて違和感を持つ。
私の名前は千代女じゃないと・・・・・

紅葉「千代女様・・・・・・」

望月千代「紅葉・・・・・へっ・・・・・・ここは・・・・・」

紅葉「現在、北条の領地八王子です。」

望月千代「は.八王子!?」

千代は紅葉から八王子にいると伝えられ驚く。
自分は北米のフォート・ルイス基地に出向していたはず・・・・・
なんで故郷(日本)の八王子にいるのか・・・・・・・

それに・・・・よく見たら緑が多い・・・・・・
一体何が起きているんだ!!

と千代はパニックを起こす・・・・・
胸元を見てしまうと、胸を露出しており千代は恥ずかしがり。
紅葉は千代の反応に不思議がる・・・・・・

望月千代「紅葉・・・・そのダサい髪型何!!もっとすらっと・・・・」

紅葉「何を言っているのか分かりません、千代女様・・・・・・」

千代は混乱する・・・・・・・
何故私が戦国時代にいるのか・・・・・・それにいつもの服装じゃない・・・・・
何か入れ替わったのか・・・・・・・・・・・・

その一方・・・・・・・・・・・・

     【西暦2012年5月4日 北米軍管区フォート・ルイス基地】
とそんな事が起きている千代とは逆の西暦2012年。
第1次星間大戦から2年目の新統合軍北米軍管区フォート・ルイス基地。
お昼休みで基地のカフェで眠る千代・・・・・

だけど・・・・・・

望月千代女「うん・・・・・・」

それは望月千代女であった・・・・・
何かを違和感を感じて起きたようであった。
周りは見た事のない風景・・・・・

それに白人や中国人などのアジア系など・・・・・・
黒人など・・・・・いろんな人がいる・・・・・
付き合いの歴史が多いアジア人は分かるが・・・・・
白人などはまだ関係が薄いので南蛮人である。

望月千代女「・・・・ここは・・・・・・」

それにしても一体何処なのか・・・・・・
席を立とうとすると・・・・・

チェヨン「もう起きたんだ、いつもならギリギリまで寝ているのに。」

新統合陸軍の制服を着て足を組みながらこっちを見るチェヨン。
千代女は一体誰と思った・・・・
確か・・・・紅葉と一緒にいたはずだが、まったく違う女が近くにいる・・・・

千代女の頭が混乱する。

チェヨン「そろそろヘリが到着して補給基地に行く予定だからヘリポートへ行こう。」

チェヨンはそう言いながらヘリポートへ向かう。
千代女は慌てたが何も分からないのでチェヨンについて行く。

                【1569年.滝山城付近】
なんとなく雰囲気に合わせて行こうと千代は望月千代女として滝山城付近に来ていた。
今回の役目は攻略目標である北条家の城滝山城の破壊工作と言う。
滝山城とは上杉謙信が南下するのを防ぐために作られた最前線基地である。

破壊工作の目的は小田原城を攻撃するための前哨戦であり。
ここを攻略しその勢いで小田原城を攻める予定である。

紅葉「ちょっと千代女様さっきからおかしいですよ。千代女じゃないとかここは何処とか・・・・・」

望月千代女「あのね紅葉、悪ふざけ止めて反統合勢力の残党の施設の事はいいとしても・・・・・北条氏とか武田とか戦国時代の時代劇じゃないのよ。」

紅葉「時代劇・・・・・」

だけど完全に現代感覚が抜けてない千代はいらいらしながらいろいろと言う。
まだ現実を受け入れていないから・・・・・・

だが・・・・・・・

中山家範「そろそろ滝山城だな。」
北条氏照家臣.中山家範

望月千代「!?」

本能的にそうしているのか、自然的な流れで北条家の軍勢が来ると隠れてしまう。
元々陸軍の歩兵であるが工作員的な事をしていた。
それ故か敵がいると自然に隠れてしまう・・・・・・

望月千代「三つ鱗・・・・・・北条・・・・・・・」

北条は知っている、相模の戦国武将で北条早雲を祖にした。
関東最強の戦国大名・・・・・・・・・士官学校で前北条氏と共に習っている・・・・
あの武将の名前は知らないけど・・・・・・・北条の軍勢なのは確か・・・・

紅葉「このままでは滝山城に行けませんね。どうします・・・・・」

望月千代「迂回するしかない・・・・・」

結局、これだけの相手に勝てるわけないので迂回して別のルートを進む。
そしてとある場所の小屋で寝る・・・・・

      【西暦2012年5月4日 北米軍管区フォート・ルイス基地】
千代こと千代女はチェヨンと共にヘリポートに来ていた。
別の場所にある補給基地に向かおうとした。
だけど・・・・・・・・・・

チェヨン「ちょっとどうしたのよ、なんで乗らないのよ。」

望月千代女「こんな得体の知らない物に乗りたくない。」

チェヨン「UH-1よ、さぁさぁ早く乗るよ。ていうかちょっと今日の千代おかくしないい?」

ヘリと言う概念を知らないので怖がって乗りたくない。
チェヨンはこのまま千代に扮している千代女が乗らないと仕事ができないので無理矢理連れていく。
なんとか乗らせる事に成功した・・・・・・・・

望月千代女「空を飛んでいる・・・・・空を飛んでいる・・・・・・」

空を飛ぶ乗り物に恐怖する。
戦国時代の人間である千代女は空を飛ぶ経験はなく。
それを経験するのはジェットコースター並の恐怖である。
あまりの恐さに失神した・・・・・・・・・・・・

望月千代「へっ!?」

チェヨン「もう起きたんだ・・・・早いね・・・・・」

千代が起きるとヘリの中であった。
一体何が・・・・・・・・起きたのか・・・・

まさか・・・・・・・夢だったのか・・・・・・・
千代は不思議がる・・・・・・

一方の望月千代女も・・・・戦国の世で目を覚まし千代と同じ反応をしたという。
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第170話 久しぶりの会話

2018-04-11 12:12:15 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
         【西暦2021年5月12日 ヤカゼ ブリッジ】
戦闘が終わって数時間が経った。
生き残りが抵抗しているとしてブルーボマー部隊は出動した。
抵抗していたのはゼントラーディ軍のスヴァールサラン級であり・・・
今回の事件とは無関係のゼントランであり、すぐさま蹴散らし降参させ連行する。

オノデラ大佐「ご苦労大尉。」

藤原大尉「任務は終わったぜ。」

オノデラ大佐「御苦労。」

友軍側のスヴァール・サラン級に引き渡し幸喜達も戻ってくる。
これで一連の騒動は終わるが・・・・・・
藤原達はまだ何かある模様である・・・・・・・

藤原大尉「ザースロン機関のあるエージェントには感謝だな。えぇぇぇぇアダム.....」

式部雅弘「アダムスカだろ、大尉殿。」

藤原大尉「そうそうアダムスカだ、目つきの悪気殺人鬼みたいな奴。」

榊中尉「アルタミラより通信です。」
ヤカゼ.通信士.榊守.准尉

ザースロン機関。
オルガ達が所属している対テロ工作機関である・・・・・
今回、ブルーボマーが動いたのはザースロン機関が支援していたのである。
情報を入手し演習宙域から離れていたのにも関わらず急行したのである。

そんな中でアルタミラから通信が入る・・・・・・

桐原少佐「藤原先ほどはありがとうな・・・・・」

藤原大尉「別にいいぜ、昔の恩もあるしな。」

茂人と幸喜は昔を懐かしみながら話す。
幸喜と沙羅は茂人とその妻デワントンの教え子。
デワントンもいれば完璧だが、当のデワントンは月面クラビウス基地の市街地に子供といる。
月面に一度戻るからデワントンにいい思い出話になる。

その一方で.........

桐原少佐「エデンにいたのか?」

藤原大尉「はい10年前の訓練の後、グローバル議長の推薦で飛行隊で配属。近距離移民船団に参加しエデンに入植しその後に起きたエデン紛争で上手く鎮圧し、今では特殊部隊の隊長です。」

桐原少佐「出世したもんだな。」

幸喜達は茂人達の指導後、地上部隊勤務を経て近距離移民船団に参加した。
惑星エデンが見つかり入植、潜り込んでた反統合勢力と既に統合戦争後、辛うじて地球を脱出した反統合系の先住民との戦い。
はぐれゼントラーディとの戦いで、戦士として成長。

功績が認められ特殊部隊になったり、沙羅と気になる仲になり結婚し今に至る。

照れながら幸喜はその経緯を言うが、沙羅との結婚を言ってなく。
不満に思った沙羅が....

藤原沙羅「でも粗暴で無謀な癖は治ってませんよ。」

藤原大尉「おい沙羅。」

緑色のお下げ髪をさらっと触れながらも、幸喜の粗暴で無謀な癖が治ってないと暴露する。
それを聞いた茂人は苦笑しながらそうかと言う。
もっともだが.....

桐原少佐「沙羅?ミリャンではないのか?」

なんで沙羅なのかと聞く。
さっき結婚したとかなんか言ったが、沙羅はミリアと同じ遺伝子から産まれたゼントラーディ人で....
ミリャンが本来の名前のはず。

なんで沙羅と言う名前なのか?
その理由は直ぐに分かる。

藤原大尉「実は結婚したんです、日本名だとめんどくさいからお互いの同意で改名したんです。」

藤原沙羅「支援は同様に日本名に改名した同じ第5独立戦隊シーアンタレス副隊長.星村絵里中尉です。」

結婚したそのはずである。
メルトランの女性の大半は日系の男性と結婚する時、大半は日系の名前にすると言う。
ミリャンも幸喜と結婚する事になり、改名したらしい。

それにこれに関しては星村絵里が協力したらしい。

桐原少佐「絵里か....モーア・カリダムか、懐かしいな一条の坊主がアポロに行った時の同僚でフォッカーの兄貴を死に追いやった張本人であり出向終わりには和解したゼントラーディの女の子で。月面方面軍参謀の星村建閣下の出来すぎるパイロットな息子と結婚とはびっくりだったな。」

藤原沙羅「元気でゼントラーディ人らしくない人でしたけど。」

星村絵里も同じ日系人男性と結婚したゼントラーディ人で。
本名はモーア・カリダムである。
沙羅から見た印象はゼントラーディ人らしくない程、元気な女性であったと。
まぁ確かになと思う。

散々、デワントンから絵里の事を聞いたり実際に会っているから分かる。
昔よりは真面目にはなっているけど、基本はあんまり変わらない。
もう結婚した海野千代(旧姓望月)を無断で助けて上官に迷惑をかける。

でも、そのおかげで千代達は助けられ。
そのエピソードもデワントンから聞いているし、いい人なのか戦い馬鹿なのか分からない。
とは言え人懐っこい性格だから仕方ないと思った。

藤原大尉「では訓練部隊の残余は我々がエデン軍艦隊共に帰還します。では少佐また会いましょう。」

藤原沙羅「さよなら教官♪」

ブルーボマー隊はエデン防衛軍宇宙艦隊と合流し帰還する。
既に被弾機などや出撃部隊の収容などが終わっている。
このまま帰るしかないので、さっさと帰っていく。

そんな状況で元教え子達は軽い気持ち。

桐原少佐「相変わらずだな。」

茂人はその姿を見て相変わらずだなと思った。
あの二人は明るい、沙羅ことミリャンはミリアと同じ姿ながら元気な印象がある。
幸喜は粗暴だが熱血漢であり、仲間思い。

そんな姿を見て茂人は安心する。
すると.......

ラウラ「・・・・」

桐原少佐「どうしたんだラウラ?」

茂人の後ろにラウラがいた。
既に宇宙軍の制服に着替えているが、胸元はまだ締め切っておらず。
黒のタンクトップとラウラの胸が見える。

だがラウラの表情は何処か暗い部分がある。
一体どうしたんだろうかと、茂人は見る。

ラウラ「いえなんでもありません、時間通りにブリーフィングルームへ行きます。」

桐原少佐「?」

何でもない、ラウラが言った事。
ブリーフィングする事は知っているのだが、ラウラも知っているだろう。
なのにラウラなぜ知っている事を聞きたのか?いや別の何かを聞きたかったのか?
それにあの不安そうな顔は何があったのか?

茂人は不思議そうに見ながらラウラの後ろ姿を見る。
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