マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

2月11日の出会い 第4部 最強の敵の女兵士 

2019-09-23 17:37:09 | マクロス短編
【2010年2月26日朝霞基地】

冬の寒い気候により雪が降り積もる朝霞基地。
朝霞基地はゼントラーディ軍の砲撃を受けて壊滅した。
周辺には数多くのゼントラーディ軍部隊が駐屯している。



だが・・・・

二階堂彩萌「あれから2週間、私達はいつまで籠ってなきゃいけないの?」
地球統合陸軍二階堂彩萌軍曹

朝霞基地に多数の生存者がおり・・・・
退避シェルターに兵士は勿論多数の民間人が避難していた。

地上に上がろうとしたら、ゼントラーディ軍の連中が屯しており・・・
退避シェルターにいた兵士達は不用意に外から出られなくなった。
何度か近隣基地に軍使を派遣したが・・・・

往復する事に最初からいた人数より圧倒的に少ない。

途中で死んだのだろう。

ただ分かる事は・・・

ジャック「練馬基地も同じ状況だと言う事だ。諦めろ二階堂。」
地球統合陸軍ジャック・エイブラム中尉

二階堂彩萌「諦めきれませんよ、こんな苦しい環境二週間ですよ。」

ジャック「それはだな・・・・・・」

練馬基地も相当厳しい状況にあると言う事。
往復してきた数少ない生還兵からの報告であった。

士気が低下しつつあり、もう助からないと悲観する兵士まで出てきた。

2010年2月26日大戦終結まで一ヶ月前の出来事であった。

OP(読む前に必聴)

【地球統合軍立川基地】

極東軍司令部外縁部にある立川基地は東立川基地と共に関東地域救護活動の拠点になった。
東京基地と言われる極東軍司令部は避難民を優先するため、救護部隊担当は立川へ終結した。
残存したりマクロス所属機から合流したVF-1やVAシリーズや各種デストロイド。

反統合同盟から接収し統合軍仕様として再生産したSv-51と52。

そしてマクロスに味方したり途中造反したゼントラーディ軍の面々もいた。

滑走路は設営部隊が必死の突貫作業で復旧していた。
関東方面救援部隊司令部は既に奇跡的に損傷軽微かつ復旧完了した横田基地に置かれており
立川より更に多い部隊が展開、F-2やF-15Jなどの残存機が多数展開している。

付近だけで数百人以上の人間で賑わっていた。

そんな中・・・・

伊達政勝「朝霞の部隊の兵士?」
地球統合宇宙軍伊達政勝少佐

原川泉「はい、練馬基地へ向かう途中敵の攻撃に遭いこちらへ。」
地球統合海軍原川泉少尉

伊達政勝「なるほどな・・・・・・」

朝霞基地から練馬基地に向かっていた兵士が、十条基地にたどり着いたらしい。
そこで巨人軍(ゼントラーディ軍)に包囲され助けて欲しいと嘆願
同基地はそれを立川へ連絡し、どう対処するか求めてきた。
十条基地は上位指揮官が戦死し、どう対処すればいい人材しか残っておらず・・・・・・

小平基地や市ヶ谷基地などに連絡しまくったが・・・・
対処できる程の余力がなく、立川に連絡する事になった。

十条基地だけじゃない、練馬基地から出撃した連絡兵も各地の基地で保護され・・・
練馬基地が巨人軍(ゼントラーディ軍)に包囲されている事を報告した。

結果・・・・・・・
司令部は硫黄島から派遣された信義とフィリアを含む硫黄島救難派遣隊にこの事を伝えた。

伊達政勝「諸君、一応伝えておくが・・・・十条基地に我が軍の兵士が保護され朝霞基地や練馬基地がゼントラーディ軍に包囲されているそうだ。」

南部中尉「ゼントラーディ軍に・・・・・」

津軽信孝「包囲か・・・・・・」

司令官の伊達は隊員を集めそれぞれ今回の件を軽く説明した。
朝霞基地と練馬基地が包囲されている事実に、信義達は衝撃を覚える。

たくさんの友軍兵士がゼントラーディ軍に包囲されている。

なんとか保っているが、いつ敵に見つかるかもしれない恐怖・・・・・
助けてを求めても嬲り殺しに遭う・・・・・・・

中には想像して恐怖で震える隊員もいた。

信義とフィリアは当然助けに行くと思っていたが・・・・・・・・

伊達政勝「敵の数が多く、救助任務は困難・・・・黙殺する・・・・・」

救助せず黙殺すると言った。

まさかの黙殺・・・・・
信義達はあまりにも非情な選択に怒りを覚える・・・・
苦しんでいる友軍兵士を見捨てる・・・・・

その選択は賛同できない・・・・・・

南部中尉「司令、よくそんな事言えますね?」

伊達政勝「貴様らを生かす為だ、こんな所で死なすわけにはいかない。朝霞と練馬には悪いが諦めるしかない。」

南部中尉「彼らだって、助ければ今後も役に立ちます。それでも見捨てるのですか?」

伊達政勝「助けるリスクの高い救出ミッションなど、ハナから出さん!ただ伝えただけだ!」

南部中尉「なっ・・・・」

信義は抗議するも伊達からただ伝えただけであり・・・・
最初から助ける気はないと残酷的な事を言う。

それを聞いた信義は腹を立て・・・

南部中尉「南部隊、出撃するぞ!」

伊達政勝「貴様!命令は出てらんぞ!」

南部中尉「出てないなら無理にでも行くまでです!部下には強制ではなく、自主で・・・・」

命令も出てないのに出撃しようと席を立った。
政勝は激怒し拳銃を取り出し、信義を制止する。

信義は政勝の恫喝に屈せず、険しい剣幕で政勝を睨んだ。

出撃は部下には強制しない・・・・
自主制だと告げて・・・・

伊達政勝「貴様、命令が聞けんなら軍法会議で脱走として銃殺刑にしてやる!」

南部中尉「伊達司令・・・俺たちは命令のために戦場にいるんじゃあない!俺たちの意思でここにいる!戦場こそが俺たちの居場所なのだ!!銃殺刑ならやれるもんならやってみろ!」

伊達政勝「貴様・・・・・」

南部中尉「では行くぞ!」

伊達政勝「南部待て!」

大浦未海「司令、銃を治めてください・・・・南部中尉の処遇は上層部へ」

政勝は信義に向けて拳銃を構えるも・・・・
信義は捨て台詞と自主的について行くであろう部下に呼び掛けを行い・・・・
そのまま出ていく・・・・

銃を信義に向けて撃とうとする政勝だが、未海と原川少尉が立ちふさがり・・・
押さえられる。

津軽信孝「さぁて俺達は練馬に行きますか・・・・」

伊達政勝「津軽・・・・・・貴様ぁ・・・・」

津軽信孝「かつての合衆国の日系人部隊第442連隊戦闘団はテキサス大隊こと第34師団141連隊第1大隊を危険と承知で救助してます。俺たちがそれをやるわけです。」

伊達政勝「あれはだなぁ・・・・」

津軽信孝「まぁ見捨てても、味方が孤立しているのを故意に見捨て保身を守るだけに専念し、上が知ったらどんな処分が下るのか伊達司令楽しみですなぁ。」

伊達政勝「ぐっ・・・・・」

信孝も動き出す・・・・
比較的に熱血気味な信義と違い信孝の言葉は暗く陰湿で核心を突く・・・・
伊達司令は信孝の言葉に押され、信義の時とは違い・・・

そのまま部屋から出ていくのを制止できなかった。

大浦未海「では失礼します」

結果的に精神的メンタルがやられた伊達司令官は・・・・指揮をとれず・・・
代わりに極東方面軍の伊達司令の同姓の伊達宗政大佐と弟の伊達宗忠中佐が代理を担当する。

そして

作戦室には誰もいなくなり・・・伊達司令だけが残る・・・

伊達政勝「反逆者どもめ・・・・・・」

信義と信孝はそれぞれ機体が駐機している仮説格納庫へ向かった。
機体はしっかり整備されており・・・・・
Sv-51とSv-52に誘導弾が搭載されていた。

一斉にその場にいた整備兵が敬礼した。

フィリア「私は負けないわだって強いんだもん」

南部中尉「フィリアは自信満々だな、来るとは思ってたけど。」

劉志開「我々も忘れないでください。」
地球統合空軍.劉志開准尉

ジェームズ「我々も南部中尉の部下です。」
地球統合空軍ジェームズ・クルーズ少尉

南部中尉「おぉうそうだったな。」

南部隊の面々は個性的なメンバーだ。
統合戦争で敵味方で対立したとは実戦経験は豊富であり・・・・
2人は統合戦争ではライバル関係だった男達だ。

それにフィリアも数ヵ月前は敵であった。

かつては敵同士で別れた者が一つの部隊にいる。
感動的だ!

信義はそう考えていると・・・・・

南部中尉「ジョンソン少尉。」

ミラード「エスコートは自分に任せてください。ゼントラーディ軍との戦いは自分が一番慣れてますので・・・・」

南部中尉「そうか・・・・・任せる・・・」

先導役として出てきたのはミラード・ジョンソン少尉。
彼はSDF-1マクロスのパイロットとしてゼントラーディ軍と戦うなど・・・・
地球人パイロットとして対ゼントラーディ戦に関しては人一倍だ!

最初は戸惑った信義だが、ミラードの言葉を聞いて直ぐに安心し任せた。

一方で・・・・・・・

ラズム「・・・・・」

朝霞基地に以前信義と対決したラズム・キルヴェラ空間機甲長がいた。
ラズムの愛機のシュルケル・ウーには、落ちて拾った機銃を持っており・・・・・

コックピットのキャノピーをあげ、真顔で遠くを見つめている。

サリア「残辱のラズムが、何も考えないで遠くを見つめるとは以外だな・・・・」
ゼントラーディ軍グレリア直衛艦隊サリア・ナテーム1級空士長

ラズム「ほっとけ・・・・上手くマイクローンどもを殺せる方法を考えていただけだ。」

サリア「ちっぽけなマイクローンを上手く殺せる方法ね・・・ラズムらしくない。」

ラズム「油断するな、特兵のサリア・・・・マイクローンは単体だと恐ろしいぞ!」

サリア「単体では恐ろしいね・・」

ラズムに話しかけたのはグレリア直衛艦隊のサリア・ナテーム。
かなり残忍な性格であり、地球人を見下す偏った価値観を持つメルトランである。

数日前にラズムと合流し、朝霞基地や練馬基地にかけての地域に共に野営している。

ラズム「だが、殺す価値には十分にある楽しめて殺せるお前も好きだろ?」

サリア「確かに好きだけどね、その言葉は賛同する。」

二人は仲のいいように見えるが、仲がよくはない。
ゼントラーディ軍は物凄い派閥主義社会であり・・・・・
同じ艦隊同じ性別であれど、部隊ごとに派閥が形成され・・

部隊の指揮官を元に派閥を無し・・・
日々戦果(スコア)を競ったり、艦隊指揮官に取り入る為に争うなど・・・
常に荒々しく、ラプラミズ艦隊のミリア隊とキヨラ隊の関係が有名。

上記の通りはともかく別の艦隊同士いや男女関係の溝が大きい・・・・
それが今のラズムとサリアの関係であり、今は利害一致してるため協力している。

味方ではあるが味方ではない。
それが今の彼らである。

二階堂彩萌「あちゃ~異星人達の連中だわ。」

「やっぱりか・・・・・そんな厳しい中で質問だが、二階堂の嬢ちゃん、何故志願した?」

二階堂彩萌「私も大人の兵士です、いけます。」

「待て!君はまだ若い20歳にも満たないじゃないか!エイブラム中尉の元にいろ!」

二階堂彩萌「いえ行きます、流石に頭の固いおっさん達に任せられないんでね。」

「ふん言ってろ生娘、嬢ちゃんよ!死んでも文句言うなよ!」

基地のシェルターの出口に向かって彩萌達が出てきた。
出口のドアはゼントラーディ軍艦隊の砲撃で吹き飛ばされており・・・
いつでも出れるような状態になってた。

その為、撤去作業せず・・・・
以前出発した連絡係の兵士たちが出撃している。

「行け!お嬢ちゃん!」

二階堂彩萌「はい!」

BGM

彩萌らは朝霞基地の地下シェルターの僅かな出口から出てきた。
89式自動小銃を持ちながら・・・・・・・
ラズムとサリアらゼントラーディ軍部隊を避けるように密かに進む。

迷彩服2型と88式鉄帽を身に付けながら銃を持ちながら前へ・・・・
正直とても恐ろしい・・・・・

二階堂彩萌「私が前へ出ます、安全でしたら合図します。」

「頼んだぞ、嬢ちゃん」

二階堂彩萌「GO!」

恐ろしいが、逃げたって脅威が消え去るわけではない。
脅威を今なんとかしなければ更に犠牲者が増え・・・
シェルターにいる将兵の苦しみが続いている。

その苦しみや犠牲者を増やさない為にも今は危険を犯してでも・・

「なんだあれは?」

ヌージャデル・ガーの1機が振り返った。

何か小さな影を偶然、兵士の目に留まり・・・
気になったので、その場所を確認した。

兵士は気のせいであればいいのだが・・・・と思っていた・・・・

二階堂彩萌「あわわわ」

「マイクローンの兵士!」

「走れ!」

彩萌達は見つかり、兵士は彩萌を見つけた。
見つかった彩萌達は上官の掛け声と共に走り出す。

だが・・・・

走り出したと同時にヌージャデル・ガーが動きだし。
逃げている彩萌を捕まえようと、追いかけ始める。

ラズム「貴様、何をしている?」

「マイクローンの兵士です、捕まえます。」

ラズム「最近は大人しくしてたと思ったら、まぁいい捕まえろ!リギューツ、ガレツお前らも手伝え!」

『サ・エスセス(了解)』

その光景はラズムの目に入り・・・
ゼントラーディ軍の兵士はきちんと彩萌達を捕まえると報告するとラズムは笑顔になり・・・・・
部下に命じて増派・・・・・

彩萌達を追い詰める。

「うわぁぁぁぁぁ」

二階堂彩萌「先輩・・・・・」

「走れ!俺に構うな・・・・・・」

執拗なラズムらゼントラーディ軍の追撃により彩萌の先輩が捕まった。
ヌージャデル・ガーに捕まれる先輩・・・・

彩萌は涙を流しながら、振り返る事なく・・・・
言われた通りに逃げる・・・・

その直後、先輩は次り潰され殺された。

「嬢ちゃん、お前だけでも行け!!」

二階堂彩萌「でも・・・・・・あっ・・・・」

「若いやつは行け!生きろ!!」

もう絶望的と感じたのか、生存本能なのか・・・・
彩萌達より先輩やベテランの同伴者らが殿軍を務める。

そんな事をしたくない彩萌は立ち止まろうとするが・・・・・一応の退避口に追い込まれ落っこちる。

「くたばれ!巨人野郎!!」

殿軍を務めた白人のベテラン兵士がSMAWロケットランチャーのSMAWーNEぶっ放す。
ぶっ放したロケットランチャーの弾はヌージャデル・ガーの頭部に命中・・・・
被弾したが、あたり所が悪く気化弾なため・・・・
爆炎が顔に入り込み、ゼントラーディ兵の顔を焼いた。

「くそマイクローンが!!」

仲間の死を目のあたりにした別のゼントラーディ兵が激怒・・・・・
ロケットランチャーを持ちながら別の地点に移動中のベテラン兵士を殺害した。

次々に仲間が死んでいく・・・・・・・・

89式小銃を持ちながらガタガタ震える・・・・・・

助けて・・・・
助けて・・・・
助けて・・・・
助けて・・・・
助けて・・・・

小さくて小柄な兵士の彼女は今は圧倒的暴力の脅威に晒される弱者・・・・
このまま死ぬのか・・・楽しい人生を謳歌できないまま死ぬのか・・・
彩萌は一人空しくクレーター仮塹壕の中で震える・・・・・

助けを必死に待ちながら・・・・・・・・・・

ズゴォォォン

二階堂彩萌「えっ・・・・・・・」

突然付近にいたヌージャデル・ガーとリガードが複数機爆発した。
一体何が起きたのか・・・・・・

誰がこの状況を作り出したのか?

彩萌は辺りを見渡した。

南部中尉「フィリアら3名は他をやれ!」

『了解』

南部中尉「ジョンソン少尉は俺に続け!」

ミラード「了解だ!」

見渡した先にいたのは信義率いる南部隊であった。
同時刻では津軽隊が練馬基地周辺のゼントラーディ軍部隊の攻撃を開始し・・・・
多大な損害を与えている。

彩萌からすれば天の恵みであり・・・・

二階堂彩萌「やっちまえ!やっちまえ!」

と叫ぶ程よろこんだ。

その一方で・・・・・・

ラズム「マイクローンか俺が相手してやる、サリア・・・後の奴やれ!」

サリア「命令か・・・・・偉そうに・・・・・」

ラズムとサリアが動き出す。

既に彼ら彼女らの部下が動いているが・・・・

所詮は烏合の衆であり、次々に一方的に撃破されていった。
そんな烏合の衆を纏めるには圧倒的カリスマ性を持つ二人が出なくてはならない。

勝つためにはなんでもする・・・・・・・・・それが彼らだ・・・・・・

ミラード「中尉、敵1機他の奴とは違います。」

南部中尉「1機が他の奴とは違う・・・・・・・・?あれは!?その機体はまさか・・・・・」

ラズム「会いたかったぜ、あの時のマイクローン。今日こそじっくり嬲り殺しにしてやるからな。」

そのカリスマ性を持つ一人ラズムが信義の前に立ちふさがる。
ラズムは信義と同胞であるフィリアに憎悪を抱いており・・・・

どのようにして殺してやろうか考えていた。

南部中尉「ミラードこいつは俺がやる!!」

ラズム「雑魚には興味ねぇお前をぶっ殺してやる!!」

BGM

信義とラズムは激しい機動戦が始まった。
ゼントラーディ軍と戦い慣れしていない信義だが・・・
自然とラズムと言う強敵を目の前にし・・・・

どう対処するかのマニュアルが脳内ででき始めていた。

ラズム「こいつ、動きがよくなってきやがる!おもしれぇ!!おもしれぇ!!」

南部中尉「こいつは戦争を楽しんでいる、ゼントラーディ軍だからか・・・・・・貴様らも友軍に助けられずに苦しいだろうになぜ戦える!!」

二人はお互いの信念をぶつけあう。

バトロイドに変形して、特有の機動戦を試したり・・・・・・
ガウォークとバトロイドを合した戦術を行って戦う・・・・・・・・・
信義はそんな戦い方をしていた。

その一方でラズムの攻撃は乱暴な猛攻・・・・
シュルケル・ウー特有の機動戦を行っているが・・・・・・

近くに近寄ってはパルスレーザーで殴り込みするなど・・・・
一時はヒヤッとさせる場面が多発した。

南部中尉「どうにかして奴を仕留めないと今後、友軍に多大な被害を出してしまうなんとかしなければだな。」

とは言え計算されつくした攻撃の仕方であるため・・・
このまま放置しておけばほかの友軍に多大な損害を与えてしまう事になる。

ここで倒さないと・・・・・・・・

二階堂彩萌「なんとか助かったけど、帰る・・・・・今のところ帰らないと死ぬ!!」

一方の彩萌は二人の戦闘に巻き込まれ逃げ回っている。
下手すれば流れ弾にやられてしまう必死で逃げないと大変な事になる。

彩萌はそう考えながら逃げ続ける・・・・・・

元にいた朝霞基地の地下シェルターの入り口まで・・・・・・・

南部中尉「くそっ」

ラズム「頭部を掴んでやる踏み潰してやる。」

信義とラズムの死闘は続く。
果てしなき死闘は永遠に続くと思われるかのように・・・・

一方で・・・・

フィリア「クァドラン・ロー編隊には気をつけて!!」

劉志開「了解です、どんな風に?」

フィリア「機動戦に持ち込まれたら劉さん達に不利、ある程度距離をとって戦って!!この機体じゃ確証ないけど・・・」

フィリア率いる部隊も順調に戦い続けていた。
リガードやクァドラン・ノナと言った強敵が存在していたが・・・・

エースパイロットであったフィリアの腕前もあってか、簡単に撃墜ができ・・・・・
容易にせん滅する事が出来た。

ジェームズ「流石ですね、フィリアさん。」

フィリア「私もエースパイロット出身よ、これぐらい当然だわ。」

この戦況に関して・・・・
フィリアはエースパイロット出身ともあってか、当然の戦果と自負している。

だが・・・・・

そう簡単にフィリア達を楽な展開通りに進ませる事はなかった。

それはクァドラン・ロー編隊と接敵した時・・・・・

劉志開「よし我々はフィリアちゃんと共に周りの敵を・・・・・」

ズゴォォン

ジェームズ「なんだ!?どうした劉!?」

フィリアと共にしていた劉が撃墜された。
一瞬にして火だるまになり、見る影もなくなっている。
圧倒的スピードでどんどん攻撃してきて・・・・・

クァドラン・ローは二人の連携を分断した。

ジェームズ「連携が強すぎる、今までの奴らとは大きく違うぞ!」

フィリア「連中もエースです、今までの連中と大違いです。」

高い機動力を持つクァドラン・ローに翻弄される。

ボドル基幹艦隊決戦の時かなりやりあったが・・・・・・
機体が違うと、かなり印象が大きく違う・・・・

これが地球人から見た我々の姿なのだろうか・・・・・

ジェームズ「振りきれないなんとかしてくれ!」

フィリア「慌てないで、クァドラン・ローにも弱点がそれを使って逃げて!」

ジェームズ「無理だぁぁぁぁぁか・・・母さ・・・・」

スガァァァン

フィリア「あっ・・・・・・・・・」

圧倒的な強さによりジェームズが殺される。
クァドラン・ローは意気揚々に僚機のクァドラン・ローを呼び込み・・・
かつてのドイツの戦闘機戦術のケッテ戦術に似たフォーメーションを展開し・・・

フィリアが上手く回避出来ないように攻撃してくる。

それでも負けるのが嫌なのか・・・
バトロイドに変形しGsh-37155mmガンポッドを駆使しクァドラン・ローの一機を撃墜した。

サリア「中々やる奴だね、まるで私たちと同じ空士タイプのメルトランのようだ。」

「1級空士長・・・・・・・・それじゃあ・・・・・・」

サリア「我々を裏切ったラプラミズ艦隊か途中造反した直衛艦隊の部隊か・・・・まぁ私からすればどちらでもいいんだけどねぇ。」

今のフィリアの戦いを見てサリアは戦っている相手が同胞だと確信した。
同胞ならばどんな奴なのか気になる。

ネジ開けてでも、見てみたいそう考え始める。

フィリア「同胞ならなんとか説得してこれ以上犠牲を出したくない・・・・」

フィリアはサリア達を説得しようと考えた。
同胞と殺しあいはしたくない、なんとか説得して投降させないと。

ゼントラーディ人として不要な優しさを元に助けようと考え・・・・

サリア達のクァドラン・ローに向けて・・・・
ゼントラーディ軍向けの通信周波数で呼び掛けを行おうとする

が・・・・

メフィア「・・・・・・私はゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊ラプラミズ艦隊ラーズ隊所属フィリア・ナージャ3級空士長、同胞なら無益な戦闘は・・・・・・あっ・・・・」

サリア「ほう貴様が私の相手か、下級士官。いや落ちこぼれのフィリア・ナージャちゃん。」

メフィア「なぜあなたが・・・・・・・生きて・・・・」

サリア「あんたの隊長に殺されかけた因縁忘れないよ。フィリアちゃん。」

目の前に現れたサリアの姿を見て顔面蒼白になった。
フィリアの顔を見たサリアは悪意に満ちた表情を浮かべ、笑顔を浮かべる。
まるで、自分が望んだターゲットが現れたかのように・・・・・・

サリアとフィリアに何の因果関係があるのか?
果たしてその真相は・・・・・・・

ED

【次回】

同胞に出会った・・・
サリアの言葉によりフィリアは顔面蒼白になり苦しむ。
思い出されるフィリアの悲しき過去・・・

小銃を持ち戦う彩萌

ラズムと激しい戦いを繰り広げる信義
信義達は友軍部隊を救う事が出きるのか?

次回 血塗られたフィリアの記憶
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写真撮影 令和元年

2019-09-18 02:42:48 | 日記













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ホテルのコース料理

2019-09-18 02:39:54 | グルメ





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横田基地 日米友好祭

2019-09-14 21:10:10 | 外出の記録































◆長田コメント
自衛隊のヘリコプターのイベントの後横田基地の日米友好祭に参加しました。
かなり有意義な時間をすごし、オスプレイ内部にも入りました。
アメリカングルメがたくさんあり、行く価値が高い。

明日もあるのでぜひ行ってみよう












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立川駐屯地のヘリコプター試乗

2019-09-14 20:27:19 | 外出の記録


陸上自衛隊立川駐屯地に行きました。
UH-1の体験試乗です。







UH-1はアメリカ軍が開発したヘリコプターです。
輸送タイプのヘリコプターであり、結構小型です



立川駐屯地は結構広い感じがしますが
近くにある横田基地に比べたら小さい方です。



飛び立つとこんな風に浮き上がります。
中々凄い光景で驚きました。








空から見るとこんな感じ
中々見れない風景ですね。

滅多に体験できないので、貴重です。



最後はシンゴジラに登場した廊下です
映画で見た人は見てますよ。
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ハンバーグステーキの美味しい新宿のお店

2019-09-14 19:33:17 | グルメ



東京都新宿区西新宿2-4-1
新宿NSビル
ROSE&CROWN 新宿NSビル店

結構美味しかったです。
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サクラ・ノートレア

2019-09-12 02:09:31 | 地球人系図鑑



【所属】
新統合軍
【生年】
1999年
【階級】
少尉
【解説】
イギリス系の女性士官
吉野大樹とは同期の関係であり、カゴメとは遠い縁戚である。
クラビウス基地の事務員として勤務しており、基地の受け付けで働いている。
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緋水・ラッスケラ

2019-09-12 01:56:16 | 地球人系図鑑


【所属】
民間軍事会社ASTM
【階級】
少尉
【生年】
2021年
【解説】
ラスタ人と地球人のハーフの女性傭兵
傭兵業としてさまざまな任務を行っており・・・
ネルケーザドラゴンと言う異名を持つ。

愛機はVF-11サンダーボルト

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パク・ジョンヨン

2019-09-12 01:40:51 | 地球人系図鑑



【所属】
新統合軍
【性別】
女性
【生年】
1998年
【階級】
少尉
【解説】
新統合軍の韓国系の女性兵士。
マリトラーン自治軍の所属であり、かなり性格が臆病。
服装からして陸軍の軍人である。

臆病なのに軍の仕事しても大丈夫か心配されるのがしばしば
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ベアーズキッチン かき氷

2019-09-03 21:53:19 | グルメ
ベアーズ キッチン
〒279-0002
千葉県浦安市北栄4丁目
21−9 U-BIG SQUARE


この前のアド町に出ましたかき氷屋です。
店内は狭いですけど、店の雰囲気はいいです。
ふわふわかき氷を堪能でき、味がジューシーで頭がキンッでうまいぞぉぉぉぉぉ

ベアーズキッチンを長田がオススメします
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