マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第55話 凄腕を求めて

2017-05-31 21:29:47 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
『敵機接近!敵機接近!各バルキリー部隊は発艦せよ!繰り返す各バルキリー部隊は発艦せよ!』

SDF-1マクロスのレーダー網にミリア率いるバトルスーツ・空戦ポッド統合運用部隊の反応が移る。
直ぐ様待機要員を含め出撃可能なパイロットを動員する。
当然桐原率いるノンバリケン小隊も同様である。

30機のクァドランに数十機のジナール編隊。
合計は50機以上と推測される。

桐原中尉「おっバーミリオン小隊だ!隊長不在でも行くのか・・・・」

最初に飛びあがったのはバーミリオン小隊、マックスと柿崎だ。
次に出るのが・・・ウィンザー隊であり、次が俺達・・・・・
まぁ単純な流れであるがこいつは仕事だとっとと出るとすっか・・・・・

桐原中尉「ノンバリケンリーダー発進!!」

             キィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン

ノンバリケン小隊はマックス・柿崎・ウィンザー中隊に続いて飛び出す。
後ろからはロイ隊長や滝田やジョニーなどのそうそうたる面々が結集する。
かなりの編隊を構成する事になる・・・・・・

ロイ「来たぞアタック!!」

お互いに接敵し攻撃を開始する。
バルキリー部隊とジナール空戦部隊がお互いに損害が出る程の損害がでるが・・・・
クァドラン・ロー部隊は被害がない。

モリス「マイクローンめ私達を撃墜できないか・・・・・・情けない奴だ・・・・・・・・」
ミリア隊.モリス・ヘルネース

モリスは次々にバルキリーを落としさっそく1機のバルキリーに狙いをつけた・・・・・・・

マックス「流石パープルリーダーですね。」

ジョニー「謙遜するなあの素早いバトルスーツは早くて撃墜できない・・・・・・・・ん?マックスお客さんだ!」

マックス「お客さん!?あれですか?」

マックスは襲いかかってくるモリスと交戦状態に入る。
モリスは余裕と言わんばかりに挑んだが・・・・・・・

モリス「ぎゃぁぁぁぁぁ」

                       ズドォォン

マックス「まず1機!!」

とマックスにあっさり破れてしまう。
直ぐ様近くにいたミネリアのクァドラン・ローに狙いをつけて撃墜。
これでミリア隊の精鋭二人が戦死する。

モーア「モリス・・・ミネリア・・・・・」

メフィア「あっ・・・・・・クロンまで・・・・・・・」

次々とミリア隊の面々を次々にやられる光景を見ていつも好戦的なモーアは仲間と共に悲痛な目でマックス機を見る。
あれが凄腕・・・・・・・・想像以上に強い・・・・・・
モーアは仲間の仇を討とうとするが・・・・・・・・・

メール「待てあれはミリア1級空士長の相手・・・・手を出すな・・・・・・・・」

モーア「エスケスタ・・・・・・」

ミリアがマックス機に狙いを定めたため副官メールに制止される。
しょうがないからデワントンが見つけた凄腕を相手にしようかとしたが・・・・・・・

                        シュババババババババーン
                 ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

モーア「デワントン空士長・・・・・・獲物を取らないでくださいよ・・・・・・・」

メール「仲間が死んでそれ?」

モーアがデワントンと戦っている桐原を見て獲物だと言っており。
流石にメフィアなどの面々はモーアに呆れる。
目の前で仲間が死んでいるのに・・・・・・・・・

桐原中尉「腕前は同じあの時の敵か!!くそ・・・・・・強いあいつか・・・・会ってみたいが未知の敵だ!今は殺すしかないんだ!!」

デワントン「こうして巡り合えるのは嬉しい、だけどこれは戦争だ・・・・・・今日こそうち果たしてやる!!会いたいが・・・・・・どうせ会う事なんて!!」

桐原とデワントンはお互いにぶつかりながら戦う。
会いたいと思うがここは戦場、会えるわけがない・・・・・・
二人はその事実を知りながら戦う・・・・・・

もし会えるとしたら・・・・・・・・
どれ程嬉しいか・・・・

桐原中尉「・・・・出来るならばとっとと逃げろ!!それで殺さずに済む!!」

デワントン「済まんが死んでくれ・・・・・殺したくはないが死んでくれ!!!」

今ある感情が違えど・・・・・・・
お互いの気持ちは一致する・・・・・・・・これも戦場の非情さか・・・・
だが戦争を辞める程・・・・・・そうそう甘くはない・・・・・・
撃たねば死ぬ・・・・・・撃たねば仲間が死ぬ・・・・・・
死の世界に身を置く戦士にそうそうと抜け出す事はできない。

だからって戦争なくせばいいと言う無責任な事は言えない。
どうせすぐに戦争を始める・・・・・・・戦争を嫌がる奴は戦争の準備期間である平和と言う単語を利用し保身を守る事を精一杯する・・・・・・・・・

そんな考えは大昔からある・・・・・・もし実現できればこうして戦争はやららない・・・・・・・・
だが・・・・・・・・・・・今はこの相手を殺したくはない・・・・・・・・・・

桐原は心の中で想い、デワントンの乗るクァドラン・ローを撃墜しないように心掛ける・・・・・・
しかし・・・・・・・・・・デワントンはそうはいかない戦争こそが最大の快楽・・・・破壊と戦果こそが正義のゼントラーディ人である彼女は桐原を殺さないと・・・・・仲間に示しがつかない・・・・・・・・

桐原中尉「くそ・・・・・・・・・殺す気か!!だったら撃退する事を諦める・・・・・・だったら殺す!これが生き残るためだから・・・・・・」

デワントン「あいつ・・・・・殺る気になった・・・・・・・その気ならば・・・・・・・・・」

桐原とデワントンは殺気と自分自身の能力を最大に引き出してどちらかが死ぬデスゲームを始める。
本当は殺したくはないが・・・・・・・・・・
だが・・・・・・・・・やるしかない・・・・・・
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うますぎたでした。

2017-05-30 22:49:16 | 日記
今日もうますぎWAVEを聴きました。
今日はやけに下品な話があったぞ、それと久しぶりに杉田さんの家の犬の話題も出ました。
なんと死亡説が出ていたそうです。

そして相沢舞さんは夏ゲームポイントが溜まったせいで一人茨城県の牛久大仏へ行くそうです。
最近牛久大仏がスパロボに出たらの話題があったからです。

来週もうますぎWAVE。
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第54話 出撃前夜

2017-05-30 22:43:54 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
カムジンから凄腕の情報を聞いたミリアは、全隊員を招集する。
マクロスを襲撃するのでクァドラン隊(通称.ミリア隊)だけではなく、戦闘の際に動員できる空戦ポッドの兵士も動員している。
カムジンのようにマクロスを沈める気はないが、凄腕を引き出すためにはある程度の部隊を出さないといけない。

大きな獲物を引き出すにはこれ程やらなければ、ミリアは万全な準備で獲物と戦う準備をする。
デワントン以下のメンバー30名が結集する。
ミリアが大事にする可愛い部下達、モーアは問題児だがなんだかんだで大事である。

◆◆ミリア・ファリーナ
◆デワントン・フィアロ
◆メール・ナリフェーン
モーア・カリダム
メフィア・メルダーン
エリアーノ・ミフェス
ミィーズ・ケラン
ネネ・シャーロック
クラン・ノーズ
アマテラ・サーノ
イリア・ファローン
シャロ・ノーズ
エアット・スペルズ
シャン・クロッケル
オーサ・ロス
アルル・ナリオ
ユリア・ムローン
アリッサム・ヒスロー
コムロ・ニシカン
ラサラ・ネール
クレリア・アルノート
メデューサ・ハンブロック
アンリ・ヤブローズ
エンミラ・ファリーナ
メデュラ・シャーニナ
オメル・ストール
ルーナ・ロレッサ
モシアート・クロウド
モリア・ヘルネース
ミネリア・アジハ
クロン・バジェス
ジャリア・トリモス

30名余の隊員は士気は旺盛ミリアへの忠誠心は高い。
ミリアは高い忠誠心に答え、部下を手厚く扱う。
これによりミリア隊は強力な連携の元、直衛艦隊最強の部隊を形成する。

ミリアが彼女らを招集する理由を直接伝えると・・・・・・

アマテラ「凄腕ですか・・・・・・ミリア1級空士長凄腕は私にやらせてください。」
ミリア隊.アマテラ・サーノ3級空士長

モーア「アマテラ、何を言っているんだよ?凄腕と相手するのは私に決まっているでしょ。」

私的利用に対して不満はなく凄腕相手であったため、むしろ皆興味あり皆乗り気であり。
更なる士気を高める事になった。
凄腕を直接相手するのはミリアだけだと宣言したためそこは不満が出るがそれ以外はやってもいいと伝えると。
それは不満がないのか歓喜の声が出る。

ミリアは部下の扱いはかなり上手い。
不満が出るところをとっさに穴に修復液を入れる。

デワントン「ミリア1級空士長。」

ミリア「なんだデワントン?」

デワントン「キヨラ隊が見ている前でマイクローンと相手するのですか?」

ミリア「そうだが・・・・・・・それがどうしたんだ?」

デワントン「文句でも言われそうなんですが・・・・・・・・・・・」

ミリア「気にするなキヨラには出撃させないようにさせる。」

デワントン「本当ですか?」

ミリア「本当だ。」

真面目な性格のデワントンに一番ライバルで同じ艦のキヨラ隊が嫉妬して出撃しないかと聞かれる。
デワントン的にはキヨラが出撃してマクロスを撃沈する事を心配していた。
キヨラはミリア以上の凶暴な性格であり、部下であるラウラが一番の暴れん坊であり。
勢いにか任せてマクロスを撃沈する事が十分にありえる。
心配している傍らミリアは出撃しないように何らかの工作をしているらしい。

キヨラ「なぜミリアが出撃する許可が出ているのに私達の部隊は出れないんだ!!」

ティレノール「これはラプラミズ司令の直々の命令である無断で出撃するなら全機動部隊を持ってキヨラ・テキーヴァお前の部隊事を消去刑するぞそれでもよろしいのですか?」

キヨラ「くそったれ!!」

ミリアの工作はラプラミズ司令を使った事である。
ラプラミズはミリアを凄く信頼している、それを利用し直訴しキヨラ隊を足止めしている。
キヨラはこのミリアのラプラミズを利用した作戦に壮絶な怒りを覚える。

これが後に戦後を生き延びたミリア隊とキヨラ隊に多大なる禍根を残す事になるのだがそれは別の話である。

「これより大気圏降下します、目標マクロス。そこでミリア隊と第1・2空戦ポッド部隊を出撃させます。」

ラプラミズ「ミリアの我儘だがしょうがない、各部隊発進。キヨラ隊と第3・4・5空戦ポッド部隊は直掩として待機せよ!!」

突撃艦よりミリア率いるクァドラン・ロー部隊が出撃する。
全機は90機ぐらいの兵力である。
マクロス的には今まで相手してきた兵力よりかは少ないかもしれないが十分に大戦力。

ミリア「いいか・・・私が目指す相手が出てきたら絶対に手出しは無用。お前達は私がその者と一対一で戦える状況を作ってくれればそれでいい。」

メール「分かりました。他はお任せください。」

ミリアの攻撃目標はマクロスの凄腕パイロット。
一体どんな奴なんであろうか?ミリアは気になって気になってしょうがなかった。
監察軍には何度か凄腕パイロットがいたがミリアが満足するパイロットは一人もいなかった。
そしてこの第1次星間大戦と呼ばれる戦争でついにミリアが満足するような相手が出てきた。

ミリア「デワントン。」

メール「はいなんでしょうか?」

ミリア「お前も凄腕と戦ったそうだな?」

デワントン「戦いました、その相手は私の闘争本能の血が燃えたぎるかのような震いがした程です。」

ミリア「ふっそいつは面白そうだな、これよりももっといる可能性は?」

デワントン「可能性としてはあるでしょう。」

ミリアは凄い相手と交戦したデワントンに聞く。
デワントンは嫌な顔をしないで淡々と凄腕の事を話す。
これを聞いたミリアは好奇心旺盛な子供のようにデワントンにもっと上の凄腕に関して聞き・・・・・
可能性があるでしょうと言うの顔が若干柔らかくなった。
それを聞くと・・・・・・・

ミリア「そうか・・・・・・それを聞いたら安心した、もし私が強敵に負けて死ん・・・・・」

デワントン「どうしましたか?」

ミリア「うん・・・・・・・・・・なんでもない。」

とまるで自分が死んだ後どうするかの事を漏らそうとする。
デワントンはん?と顔をしながらミリアの様子を窺うが・・・・・・・・
ミリアはとっさに自分の本音を隠した。
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長田義家 ついに成人へ

2017-05-30 12:56:24 | 日記
どうも長田義家です。
今日9時13分、20歳になりました。
もうそろそろブログが1年目になる前に誕生日を迎えましたが。
両親や祖父母・友人・先生などの方々やTwitterやFacebookのフォロワーさんの皆様に感謝します。
自分が生きて20歳になった事を皆様に感謝します。

ありがとう。
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第53話 ヒストリー・デペロッパー

2017-05-29 16:27:18 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
バーミリオン小隊小隊長一条輝。
先日のカムジンとの戦闘でダイダロスアタックのデストロイド部隊のミサイルの誤射で機体を撃墜されて負傷した。
未沙の焦りからこのような事態が起こったのでマクロス内部の上層部では軍法会議に処せよと言う意見が続出した。
その意見に対しグローバル艦長は不問とし未沙に責任を大きく負わせる事はしなかった。

マクロス上層部の幹部たちは不満を持ちつつもグローバルの処置に従う事を渋々決めた。

桐原中尉「早瀬大尉はどうしたんだろうか?」

滝田英史「さぁないつも冷静な大尉らしからぬミスだが・・・・よっぽど大きな事が起きたんだろうな。」

桐原中尉「だが戦闘機乗りとしては味方から背後を狙われる事は忍びないな・・・・・・げっ・・・・ジョーカー

桐原と滝田はトランプ遊びをしながら未沙のミスについて語り合っていた。
いつもは冷静である未沙と言う事を知っている二人は何かあったのだろうと推測するが・・・・
結局パイロットである二人からすれば理由よりも背後から味方に撃たれないかの心配をする。
艦載機のパイロットは背後にいる守るべきかつ帰る場所の味方がいるからこそ戦えるような物である。

その味方が背後から誤射してきたらとても心配でしょうがない。

マックス「二人ともまたトランプをしているんですか?」

桐原中尉「おっマックスか?そうだよ、トランプをしてんさ。」

マックス「でもお金を賭けるのは忍びないな~まるで従兄弟のジョニーのようだ。」

滝田英史「ジーナス、一つ言っておくが戦場の合間に金を賭けないギャンブルはギャンブルじゃねぇんだよ。金を賭けたっていいじゃないか!!」

マックス「それは聞いた事がないですよ。」

負傷した輝の部下マックスことマクシミリアン・ジーナスが桐原と滝田のギャンブルしている処に首を突っ込んでくる。
いつも一緒にいる柿崎速雄はロイを突き合わせてステーキを食べに行っているらしい。
自分の隊長が負傷しているのにいい気なもんだ。

と言っているギャンブルをしている俺たちも人の事を言える事ではないが。

桐原中尉「そういえばマックス。」

マックス「なんでしょうか?中尉?」

桐原中尉「佐枝子見なかったか?」

マックス「三浦少尉ですか?今食堂で食事していると思いますが・・・・それが・・・・・・」

桐原中尉「この前喧嘩して謝りたいと思ってね・・・・」

桐原はこの際、戦闘前に起きた写真事件で起こってしまった事を謝ろうと考えていた。
あれ以来佐枝子と全然話さなくなってしまった。
このままではまずいと思い、この際謝ろうと本気で思った。

自分が怒って以降、佐枝子は元気を失ってしまった。
その様子を見ているとなんとなく申し訳なくなってしまった。
だから謝らないと気が済まないと・・・・・・・

本当に許してくれるかどうかは分からないが・・・・・・・

                                  【マクロス内市街地】
マクロス艦内に所在する市街地、桐原はカフェで佐枝子を呼び出した。
いつも制服だが、今回は私服での会合である。
桐原はコーヒーを飲みながら佐枝子を待つ。
佐枝子に関してはイェルが電話で伝えるとの事。
コーヒーを飲む中で桐原はこんな事を思っていた。

ーあの時物凄い怒り方をしたからな、佐枝子や早瀬大尉に当たるつもりはないが・・・
ー結果的に当ててしまい、傷つけてしまった。
ーできるならば謝らないと・・・・・

と佐枝子や未沙にしてしまった事を深く反省していた。
感情的になってしまった事、恐怖を与えてしまった事を・・・・

三浦佐枝子「待たせたかな?」

桐原中尉「佐枝子・・・・・」

三浦佐枝子「あなたがこの場を設けた事はありがたいわ。」

すると私服姿の佐枝子がカフェの中に入ってくる。
ビジネススタイルのすっきりとした服装。
まるで怒っている風には見えず、いつもの佐枝子。

桐原中尉「実は単刀直入なんだが、この前の事を謝ろうと・・・・・」

三浦佐枝子「とんでもない、むしろ謝るのは私の方なのに・・・・」

桐原中尉「なぜ佐枝子が謝る?悪いのは俺なのに・・・」

三浦佐枝子「いやあの時、茂人の気持ちを分かっていなかったから。」

佐枝子に謝る桐原であったが逆に謝ってきたのは佐枝子だった。
謝る理由は気持ちを理解していなかった事。
そして家族に安否の手紙を届けられなかった桐原をフォローする事ができなかった事。
その事を悔やんで元気がでなかったとの事。

三浦佐枝子「私は最低な女よ何もできない・・・・・・・・」

桐原中尉「佐枝子は最低な女じゃない、感情を抑える事のできなかった俺も悪い。」

すすり泣く佐枝子を桐原は優しく頭を撫でる。
そんな桐原の目から涙が流れている。
女を泣かせた事とこんな風に謝らせた事を悔やんで。

丁度この場に誰もいなくこの事実は二人しか知らない。

                        【ゼントラーディ軍ラプラミズ直衛艦隊】
作戦を終了したミリアはカムジンを呼び出し今回の独断善行の説教をしていた。
カムジンは不機嫌そうな顔をしながらミリアを睨みながら逆切れをする。

カムジン「てやんでい! きさま、なんの資格があって俺に説教たれるんだっ!」

ミリア「わたしは、戦士として恥を知ったほうがいいといっているのだ。」

カムジン「ふん、あとからのこのこ戦線に出てきて、かっこつけるなってんだ。」

ミリア「ふん、そこで大口たたいていられるのも、私たちがお前を海から拾いあげてやったからだということを、忘れるな。」

ミリアはカムジンを見下すような顔をしながら恥と言う物について語る。
それは返ってカムジンを逆上させる事になるがミリアは余裕を持っている。
どうせ自力で帰還するだけの事を考えていなかった事を・・・・

カムジンは事実だと言う事を若干認めるが・・・・・
このまま言われっぱなしで済む男ではない。
ミリアを挑発し後の歴史に影響を与えるような事を言う。

カムジン「黙れっ!! 誰にも負けたことがないのがおまえさんの自慢らしいがな、だったら教えといてやる。マクロスのなかにもすご腕が一人いるってことをな!」

ミリア「マクロスのなかにすご腕が? 面白い、相手になってやる。」

カムジン「余裕だなぁだがお前さんにはちと無理じゃねぇのか?」

ミリア「まさか私は撃墜王だろ、最近面白くない相手ばっかりだったから面白いと言っている。無理ではないさ。」

ミリアはマイクローンの凄腕エースの存在に興味を持つ。
以前マイクローンスパイ輸送の任の時、見どころのあるパイロットがいたのを知っている。
まさかそいつらではないかとミリアは思う。
ふっとニヤけると・・・・・・

ミリア「まぁ私の敵ではないのは間違いない。」

と宣言した。
だがこの宣言は後に覆される事になろうとはこの時ミリアは知らなかった。
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着物で行きたい場所

2017-05-29 15:23:44 | 日記
明治神宮や伊勢神宮や出雲大社などの神社類ですね。
日本人の宗教は神道ですのでそちらを中心に行ってみたいです。
むしろ料亭とかもいいですし。

和食料理屋なども捨てがたいと思います。
まぁ着物を着る事があるのか自分は正直着るかなぁと思います。
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明日はうますぎ

2017-05-29 15:21:12 | 日記
明日はうますぎWAVEが放送されます。
そろそろスーパーロボット大戦の最新作の情報があっていいじゃないか?

自分はそろそろ新しいスーパーロボット大戦がやりたいんだ!!
と思っています。

でっ・・・・来るのか_?

★出演者
杉田智知
遠藤正明
相沢舞
寺田貴信
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平忠正の末裔 戸沢盛安

2017-05-29 02:38:02 | 戦国武将・戦国姫図鑑
戸沢盛安
【諱】盛安
【苗字】戸沢
【朝臣】平
【通称】九郎
【生没】1566年ー1590年
【父親】戸沢道盛
【母親】本堂親条の娘
【兄弟】
戸沢盛重
戸沢光盛
【正室】なし
【子息】
戸沢政盛(実子)
戸沢光盛(養子 弟)
【解説】
戸沢氏16代目当主戸沢道盛の次男として角館城で生まれる。
病弱の兄政盛に代わりに13歳で戸沢家の当主になる。
戸沢氏は平忠正の子平維盛を祖としており、服部氏や中根氏と共通の先祖を持つ、
盛安は家臣団の掌握や領国経営の安定化し南部一族からの独立を目指し奮闘する。
小野寺家と対立すると最上家と連携を取るようになり脅威を耐え、安東家との戦闘では千人で迎撃撃退する、
角館地方に勢力を拡大し安東家の改姓後の秋田家と対立する。
豊臣秀吉が勢力を拡大し小田原征伐を行うと降伏、所有領土を安堵された。
その直後25歳の若さで急死する。

智勇に優れ総大将ながら常に陣頭に立って、単騎で敵勢の中に突っ込むという荒武者であり周辺大名から鬼九郎か夜叉九郎と呼ばれて恐れられていたが。
慈悲深く部下思いの一面がある。
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第52話 桐原とデワントン.ファーストコンタクト

2017-05-28 23:55:48 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
突如来襲したミリア率いるクァドラン・ローはダイダロス艦上に降下した。
デワントン率いる部隊は上空のバルキリー部隊と部隊ごとに分かれ陽動作戦を開始した。
衛星軌道上のラプラミズ直衛艦隊は回収艇を降下させカムジンの収容準備をする。

モーア「マイクローンは監察軍より危険と話しだけど大した事ないじゃん!!」

今まで戦闘できなくてストレスを溜めていたモーアはデストロイド部隊を強襲し複数機を撃墜する。
モーア的には物足りない気がするがそれでも溜まっていたストレスを発散するだけの面白さを感じており。
次々にデストロイドを撃墜する。
もっともハナからデストロイドなんてモーアからしたら敵ではない。

モシアート「モーア流石にやり過ぎじゃない?」
ミリア隊モシアート・クラウド3級空士長

モーア「やり過ぎ?別にいいじゃないマクローンの船以外とこのマイクローンの星以外ならばなんでもやっていいんでしょ?」

モシアート「それは・・・・・その・・・・・・・・」

エリアーノ「モシアートの言う通りやり過ぎ。」

メフィア「もう少し自重したらいいんじゃない?」

モーア「ケチくさいなそれは・・・・・どうせならばぱぁとやろうよ!ぱぁとね。」

仲間から次々と撃墜していくモーアを見て自重しようとか言われる
・・・・・・・・・がモーアは戦闘をしていないストレスからぱぁとやりたいのでそのまま戦い続ける。
皆はその方がモーアらしいやともう止めても無駄だし、モーアの言う事もあり同じようにデストロイドやバルキリーを撃墜する。

桐原中尉「くそ例の新種機か?・・・・・・よりによって・・・・・お前達大丈夫か?」

イェル「えぇぇなんとか・・・・・・・・・それに背後はお任せを・・・・・・・」

ウォルター「新機種だろうが生き延びてやります。」

桐原中尉「よしいい心がけだ・・・・・・・・・行くぞ!!」

桐原のノンバリケン小隊は士気が旺盛でありカムジンの部隊やミリアの部隊に負けないと言う気に溢れていた・・・・・
すると・・・・・・・・・

                     ビュビュビュビュビュビュビュ

デワントン「ミリア1級空士長が言っていたマイクローン、監察軍の兵器とは大きく形状が異なる。」

ノンバリケン小隊にデワントンのクァドラン・ローが1機襲撃する。
銃弾はイェルやウォルターそして桐原に命中せず編隊が崩れる。

桐原中尉「例の奴か・・・・・・今度こそ!!!」

桐原はデワントンに向けてバトロイドに変形し追撃する。
そのとっさの行動はイェルやウォルターを置いて行くほどである。
行動力の早い桐原は既に乱戦の中に消えていった。

イェル「隊長・・・・・・・・」

乱戦の中に消えていった桐原を心配するイェルとウォルター。
もしかしたらあの乱戦の中で消えているかもしれない。
それとも友軍の誤射で戦死しているかもしれない・・・・・・・
二つの心配が思い浮かぶ中でイェルとウォルターは無事に桐原が生きている事を祈るばかりである。

                     ズドドドドドドドドドドドドドドドドド
                        ビュビュビュビュビュビュビュ

桐原とデワントンは一進一退の攻防を繰り広げていた。
お互い回避しては攻撃するの繰り返しである。
なんとか当てようとするも外れ、なんとしても回避しようと回避に成功する。
そんな単純な動作の繰り返しをただひたすらやり続けた。

どちらも腕前は悪くはない、むしろ同じと言っていい似た者同士の戦いであると。

デワントン「こいつは中々やる、腕前も良くないし私の力に似ている。面白い・・・・・・そうそうに撃墜するのに勿体無い。」

桐原中尉「腕前がいいし悪くはない、今までの敵の中で見るに魅了する動き。敵ながら天晴れ、いいエースパイロットだな。」

お互いに声は届かないが褒め称える。
むしろ好感度を持つようになる、これ程自分の腕前にそっくりな敵がいる事を・・・
出来れば殺さないでずっとこれからも戦っていきたい。
そのくらいの価値のある人物だ!

そんくらいの面白さと好感度を持てる・・・
ずっと戦いたい所だが・・・・・

ズドォォォォォォォォン

マクロスの近くでカムジンの突撃艦が爆発する。
爆発した理由はダイダロスアタックが成功したのだ。
この時、この時ミリアを追撃していた輝のVFー1バルキリーJ型がダイダロスアタックのミサイルが命中。
撃墜され負傷する事件が起きているが、この時桐原は知らない。

ミリア「デワントン2級空士長 撤退だ、我が隊には損害はないがカムジン達を回収した撤収するぞ。」

デワントン「サ・エスケスタ.......マイクローンのパイロット......楽しかった......また戦おう!!」

デワントンは作戦目的を完了したミリア隊に合流するため桐原との戦いを中断し離脱する。
圧倒的なスピードで脱兎の如く離脱し姿は見えなくなってしまった。

桐原中尉「あの敵逃げる? ふっいいパイロットだったな。」

桐原は脱兎の如く離脱するデワントンのクァドラン・ローを見て笑顔を見せる。
そんな中イェルとウォルター達が桐原を迎えに来る。
それに答えるように桐原はイェルとウォルター達と合流しマクロス プロメテウスに帰還した。

その頃

ミリア「お前 妙に笑顔になっていないか?」

デワントン「そうですか?」

メール「うんいつも見られないいい笑顔を見せているよ、デワントン。」

帰還したデワントンは物凄くいい表情をしていたためミリア以下隊員達はデワントンを見て驚いていた。
一体何が起きたんだろう?一体何がデワントン2級空士長を笑顔にさせたんだ?
一同はいろいろと考える。

デワントン「私のライバル、敵にかぁ。殺すより面白い敵、この気持ちはなんだろうか?出来れば会ってみたいな。」

その心はデワントン以外分からない。
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実は・・・・

2017-05-28 23:27:25 | 日記
どうも今晩は長田義家です。
明後日で未成年を終えて成人します、20歳になります。
1997年 5月30日福島県須賀川市清水産婦人科で産まれ、東京江戸川区に3歳まで住み。
4歳から千葉県市川市島尻に今日まで住んでいますが、何とも感慨深い。

これからもブログを続けていくし将来の夢に向けて頑張ります。
よりより日本のために、己自身のために。
生きて22世紀の日の出を見るために。
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第51話 バトルフィールド

2017-05-28 15:41:08 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
                   【地球統合軍 アラスカ第123ミサイル基地】
ここは地球統合軍アラスカ総司令部に属する第123ミサイル基地。
近隣のレーダーサイトと連動し地球に進入してくる物体を監視している。
当然ながらカムジンが乗る突撃艦の存在をキャッチしている。

「敵艦降下.K-32.R-56ポイントに着水の模様。」

「敵推測攻撃目標は太平洋上に鎮座するSDF-1マクロスの模様。」

「敵か、まっ迎撃ミサイルでも撃っておきたまえ・・・・・」

「了解。」

「連中の目標はマクロスだからなぁ、今の地球にマクロスと言う荷は担ぎきれん。」

適当すぎる対応だが、迎撃ミサイルを撃つ事を疎かにしない。
きちんとミサイルサイロから大型ミサイルR-34キューべリックを発射する。

キューべリックはまっすぐカムジンの突撃艦に向けて進んでいく。
それを見ていた地球統合軍アラスカ総司令部はマクロスにミサイルが発射した事を通告する。

千葉軍曹「シゲ坊とその子分ら遅いぞ!!」

桐原中尉「すいません、だけど中隊長とのミーティングが・・・・」

千葉軍曹「そんな事はいい・・・久しぶりの地上戦だが・・・・・気が抜けた真似はするんじゃねぇぞ。」

桐原中尉「分かったよ。」

マクロスは大至急艦載機の発進を指示する。
第1次迎撃部隊と第2次迎撃部隊と分かれての編成である。
桐原らが所属するSVF-64も第1次迎撃部隊に含まれている。
敵の攻撃が出てくる前に離陸し出てくるであろう艦載機を撃墜しなければならない。

桐原中尉「発進!!」

                    ズドォォォォォォォォォォォォォン

空母プロメテウスから離陸。
第1次迎撃隊3個飛行隊分の戦力は上空で編隊を組んだ。
目の前にはカムジンの突撃艦が接近してくる。

桐原中尉「敵か・・・・・・・・・・」

桐原は迫りくる敵に緊張感を持ち見る。
折角地球に戻れたがいいが、結局何も変化なし・・・・・・・
普通の戦場と言う名の日常が戻っただけ・・・・・
そう思った。

                      ビューン ビューン


航空部隊はカムジン艦と交戦を開始する。
激しい攻撃の末、友軍機が数機落とされる。
確実に死んだ奴が多く、脱出している暇のない戦闘模様になった。
カムジンの突撃艦はマクロス上空に接近しグラージやリガードを降下させる。
グラージにはカムジンが自ら陣頭指揮を取っている。

それを迎撃しようとマクロスからデストロイド・スパルタンやトマホークが出撃。
ダイダロス甲板にてグラージ戦闘ポッドを迎撃した。

桐原中尉「第2次迎撃部隊も出てくるのか?くそ運の悪い時に出たもんだな。」

桐原はプロメテウス甲板から出撃しようとする第2次迎撃部隊の姿を見てつぶやく。
今はカムジンがマクロスを直接強襲しており、今出てきたら上空から撃たれる危険性があった。
現に1機が上空から狙われ撃墜されてしまった。

桐原中尉「くそ敵は一体何機出してくれば気が済むんだ!!」

必死に防戦を強いられる事になる桐原は焦りと苛立ちを次第に覚えるようになる。
マクロスにはデストロイド部隊が配備されているが損耗率が広がり被害が拡大中。
航空部隊にもかなりの損害を出してしまっている。
いつになったらゼントラーディ軍と言う敵が攻めてこなくなるようになるのか?
いつになったら地球統合海軍太平洋艦隊の増援が来るのか?

桐原は・・・・・・それを考えるとますます焦りと苛立ちをどんどん覚えるようになってくる。

イェル「隊長、後方に敵機・・・・・・・撃ちます。」

イェルは桐原の後ろにジナール2機が喰いていたのに気が付き背後から迎撃する。
桐原は焦りと苛立ちを感じたせいで敵に背後を取られていた事をようやく気が付く。

イェル「どうしたんですか隊長?いつもの隊長なら背後の敵に気が付くはずなのに?」

桐原中尉「いや・・・・・一瞬焦っただけだ・・・・・」

イェル「本当ですか?隊長の背後は私とウォルターでしっかり守りますので安心してくださいね。」

桐原中尉「あぁ期待しているよ、後ろは任せたぞ。」

イェル「了解であります。」

イェルはウォルターと共に桐原の後方を援護する事を心がけるようになる。
頼もしい事だが、逆にお前らも俺を守る事で必死になって背後を取られるなよと桐原は思った。
実際物事に集中し過ぎて背後を取られる事はたくさんある。

まぁ実際に背後を取られた自分が言える事ではないがと。
桐原は思った。

その頃、ミリア率いるクアドラン・ロー隊が降下する。
目標はカムジンの独断行動の阻止である。
ラプラミズはカムジンにキツい仕置をするため、頼りになるミリアを派遣した。

ラプラミズ『この作戦はカムジンの独断行為阻止が目的である。敵には絶対手を出すな。』

ミリア「敵には手を出すな? そうはいってもそういう命令って実行しにくいんだな。」

ミリアは接近してきた複数のバルキリーを撃墜する。
これはさっきのラプラミズの命令違反だが、出撃前にモーアに言った自衛ならば撃墜してもよしである。
バルキリーを撃墜したミリアは・・・・

ミリア「ほ~ら、もう命令違反だ、ふふふ。」

と上機嫌に笑った。
これはあくまでも自衛戦闘であり命令違反ではない、攻撃してくるならば何でも撃墜だ。
ミリアはそう思い。

ミリア「各機、回収艇で回収するカムジンを援護する。好きに戦闘せよ!」

『サ・エスケスタ』

部下達に陽動任務を与える。
一番喜んだのがモーアであるがこの際憂さ晴らしにやらせてもいいだろうとミリアは思った。
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今川家一門 関口家当主 関口親永

2017-05-28 01:58:47 | 戦国武将・戦国姫図鑑
関口親永/瀬名義広
【諱】親永
【苗字】関口
【朝臣】源
【通称】不明
【官位】刑部少輔
【生没】1518年ー1562年
【別名】氏興、氏広、氏純
【父親】瀬名氏貞
【母親】堀越貞基の娘
【兄弟】
瀬名氏俊
瀬名氏次
女(武田左衛門尉某室)
【正室】今川義元の妹(養妹で井伊直平の娘の説あり)
【子息】
関口正長
関口道秀
大谷元秀のち与兵衛室
瀬名姫/築山殿
【解説】
遠江今川家瀬名氏貞の次男として生まれ、関口氏緑の養子となり家督を相続する。
初名は義広で主君今川氏親から偏諱を受けて親永の改名する。
娘の瀬名が今川家に従属して松平9代目当主松平元信(後に松平元康かつ徳川家康)と結婚する。
家柄として申し分がらなかったが、1560年に桶狭間の戦いの後娘婿元康が独立したため。
主君今川氏真の命により1562年.駿府尾形町の屋敷で自害。
追記で兄の氏俊や甥信輝には何にも咎めはない。
【遠江今川家系図】
清和天皇
|
貞純親王
|
源経基
|
源満仲
|
源頼信
|----------|-----|-------|---------|---------|---------|
源頼義子 源頼義 源頼清 源頼季 源頼任 源義政
|----------|---------|--------------------------|--------|
源義家 源義綱 源義光(甲斐源氏祖) 快誉 河野親清
|----------|----------|----------|----------|-------------|
源義国 源義宗 源義親 源義隆 源義忠義 源義時
|-------------|
足利義康 新田義重
|------------|
足利義兼 矢田義清(細川氏など)
|-------------|-----------|
足利義氏 畠山義純 桃井義助
|--------------|-------------------------|
吉良長氏 足利泰氏(足利本家) 吉良義継(奥州吉良氏)
|--------------|
今川国氏 吉良満氏(吉良本家)
|
今川基氏
|
今川範国
|--------------|--------------------------|------------|
今川貞世 今川範氏(本家今川) 蒲原氏兼 今川氏秋(肥前今川家)
|
今川貞臣
|
今川貞相
|
今川範将
|
今川貞延
|
瀬名一秀
|
瀬名氏貞
|--------------------|----------------|
瀬名氏俊(本家) 関口親永 瀬名氏次
|
瀬名信輝
|
瀬名政勝
|
瀬名清貞
|
瀬名弌明(以降略)
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第50話 カムジンの逆襲

2017-05-27 23:56:57 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
輝とミンメイが横浜に行き連れてきていい人ではない反戦馬鹿のリン・カイフンをマクロスに連れてきた頃。
カムジン率いる第7空戦機甲師団では第110分岐艦隊司令と通信を行っていた。

「カムジン・クラヴシェラ師団長、君はいつになったらまともに命令を聞けるのかね?ラプラミズ直衛艦隊司令の報告でボドルザー総司令が激怒されたんだぞ!!」

カムジン「ハッそれは御愁傷様です。」

「な・・・・・・・・何が御愁傷様だ!!貴様!!」

カムジン「ガドルバ分岐艦隊司令閣下、将官は忙しい身ですので・・・・・では・・・・」

「何が忙しい身だ!きさ・・・・・」

                             プオン

カムジン「ふん何が分岐艦隊だ何がボドルザー司令だ・・・・・・・俺が知るかってんだ青親父め。」

カムジンは分岐艦隊司令との通信を強引に終わらせて愚痴を言う。
自由体質好戦戦闘至上主義者であるカムジンは上の命令も軍規もくそったれな風にしか考えず。
自由に戦えない事に大変不満に思っていた。
特に一番の要因はラプラミズ直衛艦隊だ・・・・・・・

あの時妨害さえしなければ・・・・・・・・・・

あの時妨害さえしなければ勝てた物を・・・・・・・カムジンはそれを思い出すたびに酒瓶を正面に投げて割る。

オイグル「親分ずいぶん荒れていやすね。」

カムジン「当たり前だ!ラプラミズの野郎が妨害さえしなければマクロスを沈める事ができたんだ。」

オイグル「だけどよぉ、もしあのまま攻撃していたら殺されていたのは俺達のほうですぜ。ラプラミズ艦隊お得意の一斉殲滅態勢でしたし。」

カムジン「うるせぇそんなのはわかってらー!!」

カムジンはオイグルに事実を言われ口を荒く当たる。
この事実だってカムジンだって分かっている事余計にそれを言われると腹が立つ。
いや最大限に腹が立つ。

カムジンはイライラしながらブリッジを歩く。
そんなカムジンにある通信が入って来る。

                               プオン

ジンナ「やぁカムジン久しぶりだな。」
メルケドーラ直衛艦隊ジンナ隊隊長.ジンナ・フィアロ1級空士長

カムジン「ジンナ・フィアロ、ここに直接通信をかけてくるとはな・・・・」

ジンナ「あぁお前には共感するのでな司令には内緒で通信だ、それにラプラミズ艦隊に妨害されたそうだな?」

カムジン「あぁ妨害されて今イライラしている所なんだ!!てかお前も笑いに来たのか?」

ジンナ「まさか?助言しに来たんだよ。」

カムジン「助言だと?」

それはメルケドーラ直衛艦隊所属のジンナ・フィアロであった。
メルケドーラ直衛艦隊はラプラミズ艦隊から次の番号の直衛艦隊である。
カムジン率いる第7空間機甲師団とは作戦を共にする事が多く。
メルケドーラ側の通信を行うのはジンナである。

ジンナは赤いショートカットであり、中性的な美人。
デワントンと同じフィアロであるが、同じ系列の遺伝子の持ち主ではない。
まったく別系統でありなんの共通点のないゼントラーディ人(メルトラン)である。

だいたいはカムジンの事を嫌うメルトランだが・・・・
ジンナだけはカムジンを嫌っておらず好意的な態度を取る。
言うならばメルトラン側のカムジンの協力者である。

この説明の通りマクロスを沈めたいが邪魔者(ラプラミズ艦隊)がいて実行できずにイライラしているカムジンに助言しようとしている。
カムジンの自ら艦隊以外の唯一の協力者である。

カムジン「助言と言ってもお前に何の得がある?」

ジンナ「あるさいつも花方のラプラミズ艦隊にひと泡吹かせる意味ってな。」

カムジン「ふっ・・・そうかい・・・・・・・・相変わらず面白い奴だ、さっそく助言とやらを聞かせてみろよ?」

ジンナの協力する動機を確認したカムジンは早く助言とやらを聞きたくてしょうがない。
動機なんかよりもラプラミズ艦隊にひと泡吹かせるジンナの助言を・・・・・・・・・
わくわくしながら待っていると・・・・・・・・・・・・・・・・

ジンナ「それは・・・・・・・・・」

一方その頃、ラプラミズ艦隊。
定期的に甲板駐機を行う。
ラプラミズ艦の上にはミリア隊やキヨラ隊のクァドラン・ローがいる。
普通のクァドラン・ローの駐機に見えるが・・・・・・・

ラウラ「ミリアの野郎出てきやがって!!くたばれ糞野郎!馬鹿野郎!!」

ミツル「やめなさいよ、落ち着いて~」

モーア「キヨラ隊なんて永遠の二番手だっての!!」

メフィア「モーア静かにしろ!」

と殺伐な光景が広がっていた。
普通の横ならびであるが、その場は空間戦争状態。
デワントンとメールはただこの戦闘状態を止める事ができず。
諦めたかのような表情をしながら待機していた。

ランメル「相変わらず、ミリア隊とキヨラ隊は仲悪いね~」

クレリア「しょうがないよ、同じ艦にいる敵対組織だし例えるならば監察軍と我が軍よ。」

フィオナ「言えている。」

ナタルマ率いる遊撃隊の面々は直下に見えるラプラミズ艦にいるミリア隊とキヨラ隊について語る。
こうした光景は何度も見ているが、このような事を呟くのは初めてである。
厳格な指揮官タイプのナタルマは話には入らない・・・・・・・・

この直後・・・・・

ナタルマ「突撃艦が地球に降りた・・・・・・・」

ランメル「うへぇ?」

フィオナ「突撃艦が降り立って・・・・・・・・・・・・・」

クレリア「まさか・・・・・・・」

ナタルマ「カムジンが動いた・・・・・・また命令違反を犯す気だ・・・・・・・・・・・」

カムジンのケアドウル・マクドミラから突撃艦が地球に向けて降下する。
それに全艦隊を引き連れないで・・・・・・・・

ナタルマ「ひと波乱起きそうだな・・・・・・・・」

ナタルマはカムジンらが地球に降りてつぶやく。
その通り・・・・・・・・・

ミリア「お前達、出撃だ!」

モーア「一斉にですか?」

ミリア「あぁ・・・・・・・・カムジンを止めに私達も地球に降下する。」

ミリア隊もカムジンの暴走を止めるべくラプラミズから出撃命令が降る。
ミリア単機ではなく全機発進である。
これを聞いたモーアは笑顔になって喜ぶ。

ミリア「いいかこれは攻撃しに行くのではない、ラプラミズ司令の単なる命令だ。」

『ハッ』

モーア「質問ですが?マイクローンが襲ってきたら?」

ミリア「命令違反になるが自衛として撃墜していいぞ、まぁ仕方が無いからな。」

モーア「自衛・・・・分かりました。」

モーアはマイクローンの扱いについてミリアに質問し確認する。
自衛権を行使するならば撃墜していいと聞くとニッとにやけながら満足したかのように通信を切る。
ミリアはどちらにしろ命令違反を犯してしまうだろうと、既に考えており。
表情を変えずにモニターを見る。

ミリア「デワントン メールそれぞれ15機ずつ率いておけ!」

『サ・エスケス』

ミリアはデワントンとメールにそれぞれ15機率いる用に伝える。
そして・・・

ミリア「行くぞ!!」

約30機のクァドラン・ローは一斉にラプラミズ艦から離れる。
それを見たキヨラ隊は・・・・・・・

ラウラ「ミリア 馬鹿野郎この野郎!!」

ミツル「だから落ち着けっての!!」

ラウラ「キヨラ隊長!!行きましょう!!」

キヨラ「命令がない限り動かん!」

ラウラ「うっ......命令遵守ですよね、分かりました。」

ラウラはミリア隊が出撃するのを見て激怒し出撃しようと訴える。
だがキヨラの一喝もあり、ラウラは黙ってしまった。
ラウラはカムジンとは違って命令遵守する人間。
10年後も同様に・・・・
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島津四兄弟末っ子 島津家久

2017-05-27 22:01:25 | 戦国武将・戦国姫図鑑
島津家久
【諱】家久
【朝臣】惟宗
【苗字】島津
【通称】中務大輔
【生没】1547年ー1587年
【父親】島津貴久
【母親】本田親康の娘
【正室】樺山善久の娘
【兄弟】
島津義久
島津義弘
島津歳久
【子息】
島津豊久
島津忠仍



【解説】
島津貴久の末息子。
軍法に優れており父貴久から「軍法戦術に妙を得たり】と評価されている。
隣国大隅国の肝付氏との廻坂の戦いで肝付家臣工藤隠岐守を15歳で討ち取っている。
長篠の戦いのあった1575年に島津氏の三州平定の神仏の加護を伊勢神宮に謝するために上洛する。
この時、里村紹巴の弟子心前の家に宿泊し今日の公家や堺の商人と交流を持つ。
その最中、偶然居眠りしながら行軍する織田信長や後に本能寺の変を起こす明智光秀に歓待され坂本城や多聞山城で接待を受ける。【家久君上京日記】

1578年家久は兄義久と共に田原親賢の大友軍を破り、九州最大勢力大友氏を衰退させる。
その隙をついて肥前の龍造寺隆信が台頭し九州地方の覇権は島津家と大友家に分かれて対立する。
その一方で肥前西部の大名有馬晴信が応援を呼ぶなど島津家に有利に動く事もあった。

1584年、島津家は有馬家を救うべく出兵、合計8000名の島津・有馬の連合軍を形成する。
それに対し龍造寺軍の兵力は18000人の大軍であり明らかに勝ち目ように見えたが。
島津軍得意な弓鉄砲を用いて釣り野伏せで龍造寺軍を攻撃、隆信以下龍造寺家主要人物を討ち取る事に成功する。

家久は功績により4000石を貰い部屋住み身分を脱する。

一方、隆信の後を継いだ龍造寺政家の重要家臣で隆信義弟の鍋島直茂が密かに豊臣家と連絡を取り。
後に九州征伐軍先遣隊となる事になった。

1586年、仙石秀久を大将とし長宗我元親.信親.父子.十河存保ら九州征伐軍先遣隊6600名が上陸。
家久はこれを迎撃し撃退する、これにより信親と存保は討ち死にし秀久は改易される。(小田原征伐で復帰)

だが圧倒的な征伐軍の兵力の前に家久は3人の兄よりも真っ先に豊臣秀長率いる軍と単独講和を果たし事実上の降伏をする。
その直後急死する。

暗殺説があるが、豊臣・島津に暗殺するメリットがないため病死扱いとされているのが当然の見方になっている。
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第49話 ミリアの副官.デワントンとメールの苦悩

2017-05-26 22:49:04 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
一方、マクロスが地球に降下して今だに地球周辺に展開しているラプラミズ直衛艦隊と第7空間機甲師団の両艦隊。
ラプラミズ直衛艦隊がカムジンら第7空間機甲師団の艦隊の進路を封鎖し、その隙に包囲網が突破されてしまいそれが原因で緊張が高まっていた。

だが他のゼントラーディ部隊からどちらが正しいと言ったらラプラミズ直衛艦隊を選ぶであろう。
普段対立している数百からなる直衛艦隊もラプラミズ直衛艦隊を支持するであろう。
カムジンがマクロスを撃沈したい気持ちは分かっても命令順守正義至上主義であるゼントラーディ軍からすれば命令を平然と破りマクロスを撃沈しようとするカムジン率いる第7空間機甲師団を支持しないだろう。

デワントン「以外以外、他の直衛艦隊からも支持されるとはね。」

メール「それはしょうがないでしょ、命令違反を犯すカムジンの奴が悪いから・・・・当然の結果でしょ。」

ミリアの副官であるデワントンとメールは廊下で話合う。
他の部隊の調整役として隊長であるミリアと共に他の艦隊と連絡を取り合う。
そうした中でいろいろと情報を共有しあうから情報を得る事もできる。

まるで記録参謀顔負けの仕事をしている。
ミリアはもちろん実際の記録参謀であるティレノールもミリアの子飼いの副官であるデワントンとメールを高く評価している。

でもこれだけが仕事じゃない・・・・・・・・・・・

モーア「デワントン2級空士長・・・・・メール2級空士長・・・・・・」

デワントン「一体どうした?モーア3級空士長・・・・・・?」

モーア「戦いっていつするんでしょうか?」

デワントン「ま・・・」

メール「た・・・・かい!!」

デワントン「貴様は我慢と言う事を知らんのかこの馬鹿!!」

それはミリアに代わって部下のメンタルを担当する事である。
モーアなどの問題児の部下からその他の真面目な部下までの面倒をきちんと見る。
部下一人一人感情をコントロールするのも2級空士長であるデワントンとメールの仕事である。
もっとも戦闘ばかりのゼントラーディもきちんとその事を考えられるように造られている。

デワントン「戦闘は当分ない我慢しろ!!以上!!」

モーア「うわっ!?またそれ?」

デワントン「当然です。」

メール「命令がないのに戦闘行為してみろ?確実にお前に一斉に批難の眼だぞ。」

モーア「でも戦いたいですよ、デワントン2級空士長もメール2級空士長も戦いたいんでしょ?」

デワントン「否定はしないが・・・・・・とにかく駄目だ!!」

モーア「駄目ぇぇぇ!?・・・・・通信室に行ってキヨラ隊に喧嘩を・・・・・・・」

メール「おい!!!」

デワントン「やめろ!!」

だが血気盛んな部下の暴走行為を必死に止めなくてはならない。
特に一番心配なのはモーアである。
一番血気盛んで好戦的かつ無邪気の問題児は女カムジンと言わしめるほどである。

この前だってミリアと殺し合いの模擬戦をして大問題を引き起こそうとした程である。
精神的攻撃で怯えさせたがそれを忘れたのか平然として戦いをする事を要求する。
地球の動物に例えたら鶏のような感じ。
そもそもモーアは地球人の年齢にしたら中学生ぐらいである。
もっともミリア隊のメンバーもそんくらいの兵士が殆どいる。

デワントンとメールもそんくらいだが、知能はミリアと同じぐらい上であり。
全体的には上の方である。
だが知能が上だとしても暴走する一部の兵士(特にモーア)の数が多いので一斉に暴走されたら困る。
止められるのはミリアのみと言う事になる。

結局デワントンとメールはそこまでしか力がないと言う事だ。
それもしょうがないいくら優れている人がいても数の暴力で押される。
しょうがない事だ・・・・・・・・・・・

だがそんな補佐をするデワントンんとメールだが・・・・・
部下以外にも問題が・・・・・・・・・・

クロレ「やぁミリア久しぶりだな。」
エルメルート直衛艦隊.クロレ・アロレア1級空士長

ミリア「クロレ、一体何のようだ?」

クロレ「お前達の艦隊がマイクローンを追いかけているので激励にな・・・・・・・・」

ミリア「激励?」

                             ピクッ

デワントン「マズイ。」

それは別の直衛艦隊からの通信である。
しかもミリアとはライバル関係になるクロレ・アロレアである。
エルメルート直衛艦隊のエースであり、ミリアとお互いに戦果をするライバル関係。
当然ライバル関係と言う事もあり仲は険悪と言ってもいいほどである。

ここでの対立はできれば避けたい物だが・・・・・・

クロレ「まぁたかがマイクローン風情にてこずるとはエースのミリアも堕ちた物だな。」

                             カチンッ

ミリア「そうか?でもボドルザー司令に一回も名誉ある命令を受けた事のないお前に比べたらマシな方だな。」

                             カチンッ

クロレ「な.なんだと・・・・・・?」

ミリア「事実を申し上げたまでだ・・・・・・」

デワントン「ミリア1級空士・・・・・・」

メール「長・・・・・・・」

いつもの喧嘩であるが、このような痴話喧嘩を諫めるのを苦手なデワントンとメールにはかなり精神的に苦痛である。
もっとも早く終わってもらいたい・・・・・・・なぜなら止める事は出来ないのだから・・・・・・・

ミリア「せいぜい貴様もいい手柄を手に入れるんだなクロレ。」

クロレ「フン!!」

やっとミリアとクロレの喧嘩が終わる。
デワントンとメールはそれを見て安心した。
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