マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

可変戦闘機英雄伝説 太平洋の黒き鷹トム・マクガイヤ 第8部

2018-03-10 04:54:04 | マクロスオムニバスシリーズ
赤い翼のリーダーアシモフが指揮するスヴァール・サラン級はハワイ基地に接近していた。
これを阻止するべく各部隊が攻撃をするが、中々スヴァール・サラン級に近づく事ができずに苦戦を強いられていた。

そんな中・・・・・ハワイ基地司令部はジョセフ司令により反応ミサイルがスヴァール・サラン級に向けて発射された・・・・・・・

「全軍、退避しろ!」

「スヴァール・サラン級に近づくな!」

ハワイ基地から退避命令を聞いた各飛行隊隊長は部下に命じ退避するように言う。
隊長の命令に従い全隊員は爆発予定地域から退避した。
無論、ミッドウェー飛行隊.千歳飛行隊も・・・・・

「こちらハワイ飛行隊だ・・・・・お前らも退避しろ!」

ブレック「退避しろだと?」

「反応ミサイルが接近している、爆発に飲み込まれる。爆発すれば空母2隻沈められる程の爆発だ!急げ!」

ブレック「了解・・・・・レオン.トム、スヴァール・サラン級から退避反応ミサイルの爆発に飲み込まれるぞ!」

ハワイ飛行隊から退避勧告が出たのでブレックはトムとレオンにその場から退避するように言う。
最初は戸惑ったが、巻き込まれる可能性があるので素直に指示に従い。
適当に爆発予測範囲から退避した。

「連中逃げます。」

アシモフ「新統合軍め諦めたか、本艦はそのままハワイへ向かうぞ!」

新統合軍の一連の退避行動にアシモフは安心した。
邪魔者がいなくなれば安心してハワイ基地まで向かい特攻が成功するから・・・・
だけど・・・・・・・・・

「前方よりミサイル・・・・・」

アシモフ「回避しろ!」

「間に合いません!!」

反応ミサイルの接近まで気がつく事が出来なかった。
その結果、多少ずれる事に成功するが・・・・・・・・・・・

ズゴォォォォォン

ミサイルが命中し大爆発を起こす。
その爆発はハワイ全土から見える物であり。
爆発を見た人々は騒然とした。

「スヴァール・サラン級に命中撃沈せずとも機動力低下。」

ジョセフ「よしいいぞ、洋上艦隊を展開しミサイル攻撃。海底に沈めるぞ!」

爆発を確認したハワイ基地司令部では第2段階を発動。
パールハーバー港にいる太平洋艦隊を出港させ、迎撃態勢を取らせる。
このまま海底に沈める気である。

ブレック「よしいい感じだな。」

トム「案外呆気ない気がしますけど・・・・・」

ブレック「それが戦場だ・・・・・呆気なくていいのよ。」

案外呆気なく終わった事にトムはあんまり納得いかない。
だけど、これが戦争であり納得しにくくても納得しないといけない。
そんなもんである。

アシモフ「このまま落下するだけか・・・・・・・・・ならば最後の手段だな・・・・・」

アシモフは崩壊するスヴァール・サラン級で呟いた。
まだ最後の手段が残っておりまだまだ負けていない。
そう思い、味方である兵士やゼントラーディ人達の遺体が転がる中一人格納庫へ向かった。

シュボボボボボーン

太平洋艦隊によるスヴァール・サラン級への総攻撃が開始される。
圧倒的な火力で攻撃され、スヴァール・サラン級はハワイへ到達する事なく海面へ落ちていく。
それを見れば誰もがハワイを守れたと思った・・・・・

だが・・・・・

ドボォォォォン

沈没寸前のスヴァール・サラン級からSv-51改が出てくる。
それに乗っているのはアシモフである。
更に大型ミサイル爆弾を搭載しながらで・・・・・・

アシモフ「これより体当たり攻撃だ・・・・・・艦隊は全滅できなくても司令部はな・・・・生き残った気続け!」

生き残った機体を集め、総攻撃を開始した。
僅かに残ったが、対空迎撃を恐れず進撃する。
何機か落とされるが、気にしないで進む。

ズドドドドドドドドドドド

アシモフ「なんだ!?」

トム「偶然居合わせたらここにいたのか!!」

反応ミサイルの爆発の影響で別のエリアに退避していたトムとエカテリーナの乗るVF-1がアシモフが乗るSv-51改を攻撃した。
アシモフの護衛機2機がトムを襲うが・・・・

ズドォン
ゴォォォン

エカテリーナ「やる~」

トム「こんなの朝飯前だ!」

と呆気なくやられる。
なんせフランカーとSv-51の予備パーツで構成されたポンコツ。
トムの相手ではなかった。

アシモフ「くそこいつめ・・・・・」

トム「いい加減諦めたらどうだ?もう終わりだぞ!」

アシモフ「くそ・・・・・・・」

重い機体でハワイ司令部へ向かうアシモフ。
このままではトムにやられてしまう・・・・・

ズドドドドドドドドドドド

「同志」

トム「もう1機いたのか?」

エカテリーナ「あれは突撃攻撃型まずいよ。」

自分の背後にもう1機のSv-51改がいた。
それに狙いも正確であり、エース。
こうしているうちにアシモフに逃げられてしまった。

「同志の理想のためだ死んでもらう。」

トム「くっ」

Sv-51改の攻撃、半端ない。
それに早く撃墜しないとアシモフによる司令部への攻撃が成功してしまう。
ブレックやレオンもいない。

そのレオン達も他の連中と共に赤い翼残存部隊と戦っているが・・・・・
ならば・・・・・・

トム「カーシャ舌を噛むことになるし苦しめる事になるが我慢してくれ!!」

エカテリーナ「えっ・・・おわっ!?」

トムは操縦桿を握り機体を急反転する。
そしてファイター形態からガウォーク形態に変形させた。

「なんだと!?」

トム「とっととくたばれ!!」

ズドドドドドドドドドドドドドド

Sv-51のパイロットは驚くが一瞬にしてミンチにされた。
攻撃が終わるとファイターに変形し、急激に動き再びアシモフの追撃に入るが。
Gによりカーシャは口から唾を垂らしながら失神した。
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可変戦闘機英雄伝説 太平洋の黒き鷹トム・マクガイヤ 第7部

2018-03-09 03:57:01 | マクロスオムニバスシリーズ
スヴァール・サラン級はハワイ基地に向けて出発した。
トム達はハワイ基地を攻撃させるわけには行かないので追撃した。
カムチャッカ半島からハワイに行く道中には・・・・・

ブレック「あそこにはミッドウェー基地がある、以前は支援はしてくれなかったが・・・・今回はしてくれるだろ!!」

新統合海軍基地が置かれているミッドウェー基地がある。
あそこならばスヴァール・サラン級の足止めをしてくれるだろう。

            【ミッドウェー島基地イージスアショア施設】
新統合海軍.ミッドウェー島基地にあるイージスアショア施設。
ここは大戦中にコンゴウ級巡洋艦.アタゴ級巡洋艦全隻とアーレイバーグ級数隻などの海軍艦艇がこの周辺海域に展開しながら。
ゼントラーディ軍砲撃に巻き込まれずに逃れた新統合海軍の施設である。

現在はイージスアショア施設と海軍1個飛行隊が所在する基地となっている。




ミッドウェー島を構成し、第1飛行場やレーダーサイトがあり。
上記のイージスアショア施設のあるサンド島。
レーダーサイトがアシモフが指揮するスヴァール・サラン級を発見した。

それをミッドウェー島の地下の司令部へ報告した。

「ゼントラーディ軍が運用していたスヴァール・サラン級接近。」

「何!?・・・・まさか先日撃沈されたイズモを殺った奴か・・・・迎撃ミサイル発射準備!!」

「了解」

女性オペレーターがスヴァール・サラン級を発見と上官に言うと。
その上官はミッドウェー島を構成するイースタン島のミサイル基地に連絡し迎撃ミサイルを発射を指示する。
指示を受けた兵士は、すぐさま長距離迎撃ミサイルべトロを発射させた。

「司令部よりミサイル発射命令です。」

「よし撃て」

ミサイル基地管制指揮官はミサイルの発射ボタンをオペレーターに命じて発射させる。

          シュボォォォォォォォォォォン



迎撃ミサイルはそのままスヴァール・サラン級へと向かっていく。
スヴァール・サラン級の艦載機は迎撃するが、阻止できず・・・・・・
そして・・・・・・

ズゴォォォォォン

全弾命中。
しかし、撃沈に至らず・・・・・・・

「こちらミッドウェー島基地、スヴァール・サラン級撃沈ならず・・・・・」

『こちらハワイ基地からミッドウェー基地へ、対艦装備に換装し千歳基地から出撃した部隊と合流せよ』

「了解」

ハワイ太平洋艦隊司令部は千歳から出撃した極東・太平洋支部所属の千歳基地所属の飛行隊と共同で対処するため所属飛行隊を出すように言われた。
普通の装備では対処しずらいので対艦装備に換装する。

「千歳のVA部隊だ・・・かなりいるな。」

「とは言えスヴァール・サラン級を撃沈できるのか?」

「馬鹿野郎!ハワイの連中がいるんだ、出来るはずだぞ!全機無駄口を叩く暇があるか、スヴァール・サラン級に追いつくぞ!」

ミッドウェー島から対艦装備を施したVF-1バルキリー1個編隊が離陸。
千歳からの攻撃機部隊と合流しスヴァール・サラン級を追いかけた。



数分後・・・・・・

ハワイ基地や後方からミッドウェー島や千歳基地から出撃した編隊がスヴァール・サラン級を止めようと出撃し攻撃を開始した。
トム達も同様に追いかけるが、赤い翼の全戦力がいるのと。
大規模戦闘になっているため、中々スヴァール・サラン級に近づけない。

「同志・・・・我が軍の構成員の必死の抵抗により新統合軍部隊を足止めしています。」

アシモフ「このままハワイ基地まで進む事が出来そうだな。」

近づく事もできない新統合軍にアシモフは笑いながら喜ぶ。
このままこのスヴァール・サラン級で新統合軍海軍太平洋艦隊とその組織を殲滅出来る。
そうすれば各地で潜伏している新統合政府に不満を持っている者が決起すると・・・

トム「くそたれ・・・近づけない・・・・・」

エカテリーナ「後少しだけど・・・・・・」

トム達はスヴァール・サラン級を追い懸けるが。
敵と味方の乱戦で不用意に近づけない・・・・

              【ハワイ本島ハワイ基地司令部管制室】
太平洋艦隊やハワイ防衛守備隊の全体を指揮するハワイ基地司令部。
基地司令官のジョゼフ・カハナモク中将がある指示を出す。

ジョセフ「小型反応ミサイルを発射する、アラスカに使用の許可を・・・・」
新統合宇宙軍ジョセフ・カハナモク中将

「ハッ」

反応ミサイルを使う・・・・・
ゼントラーディ軍のような大型艦を沈めるにはこれしかない。
だが、威力は小さいとは言え空母2隻を一度に撃沈できる程の威力・・・
アラスカの司令部も決断を渋るような物であった。

「基地司令、アラスカ司令部より使用の許可が出ました。」

ジョセフ「そうか・・・・・ミサイル基地に伝達・・・・反応ミサイル準備」

「了解」

以外にもあっさり許可された。
許可されるとジョセフは部下に命じ反応ミサイルの発射を命じた。
部下はミサイル基地に連絡し反応ミサイルの発射を命令した。

ズドォォォン

命令により反応ミサイルが発射。
そのままスヴァール・サラン級へと向かって行った。
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可変戦闘機英雄伝説 太平洋の黒き鷹トム・マクガイヤ 第6部

2018-03-09 03:39:36 | マクロスオムニバスシリーズ
カーシャを助けるため、バルキリーの手を使いつつ壊れた窓から管制室に入るトム。
それを待っていたと言わんばかりにカーシャが見ていた。
トムはナイフを取り出し、カーシャの両腕を縛っているロープを切った。

トム「無事だったかいカーシャ?」

エカテリーナ「なんとかね・・・・・」

お互い向き合って生きている事を実感した。
カーシャは本来ならば抱き合って再会を喜びたい所であるが今はそんな場合じゃない。
まだ多くのイズモ乗員が人質として捕われている。

今は自分たちの都合で動くわけにはいかない。
カーシャはそう今の自分の気持ちを封じ込めた。

ズゴォォン
ズゴォォン
ズゴォォン

エカテリーナ「何この爆発?」

トム「外から聞こえるぞ、隊長やレオン達じゃない。」

外で大きな爆発音が聞こえる。
ブレックやレオンとは全く違う爆撃音が・・・・・
一体何が起きているのかトムとカーシャは理解していなかった。

その頃外では・・・・・・・・・・



ズゴォォン
ズゴォォン
ズゴォォン

ブレック「あいつらは千歳の部隊じゃねぇか・・・・」

極東・太平洋軍管区軍所属の千歳基地から出撃したVA-3インベーダーを主力とした攻撃機編隊がカムチャッカ半島の赤い翼の基地の空爆を開始した。
攻撃部隊の護衛機が周囲に展開している、赤い翼の構成機に対し攻撃を仕掛ける。

トム「まさか極東・太平洋軍管区軍の連中、中に人質がいる事を知らないんじゃないのか?」

エカテリーナ「そんなはずはないわ、演説だってしているし。極東・太平洋軍管区軍は赤い翼と数年に渡り戦ってきたそんな事はない。」

トム「しかしなぜ・・・・・・・」

トムはこの極東・太平洋軍管区軍が人質がいる中で何故攻撃してくるのか理解できない。
こうした行動に意味不明だと思うトムであるがそれにはきちんと理由があった。

ダダダダダダダダダダダダーン
ダダダダダダダダダダダダーン

エカテリーナ「銃声よ。」

トム「外からじゃない中からだ!一体何が起きているんだ?」

地下基地の中で突然聞こえてきた謎の銃声。
それこそが極東・太平洋軍管区軍が空爆を開始した理由があった。

「全部隊突撃!捕虜の奪還とアシモフの逮捕だ!」

極秘に潜水艦から上陸した海軍強襲制圧部隊が上陸したのだ。
極東・太平洋軍管区軍司令部のある東京基地ではすぐさま、大湊基地と函館基地に命じて。
潜水艦に運用を前提とした海軍強襲制圧部隊を用いた人質奪還作戦が実施されていたのである。

「よしここに人質がいたぞ!」

「かなりいるな、よし各所を制圧し外から出せ!戦える者には武器を与えるんだ!」

人質を解放した海軍強襲制圧部隊は戦える者には武器を与え。
赤い翼壊滅に動き始めた。
カーシャは外を確認するとトムに騒ぎを起こしているのは味方だと伝える。

それを聞いたトムは・・・・・・・・

トム「よし俺達はここから出よう、カーシャ・・・後ろの予備座席に座るんだ。」

エカテリーナ「えぇぇ」

トム達は赤い翼の基地から出る事を決めた。
目的は達成されたしここにいる必要はない。
隊長やレオンと合流ししっかり基地司令官からお叱りの言葉をもらう。
それが終われば全てOKだ!

と・・・・・・・

そう思うカーシャだが、予備座席に座ったカーシャは何やらなんか不満そうな顔をしていた。
すると突然何か閃いた・・・・・・・・

エカテリーナ「そう言えば太平洋の中心が何か起こるって。」

トム「何かだ?」

エカテリーナ「何か知らないけど・・・・このまま放置していいのかな?」

アシモフが言っていた事である。
言っていた事が何なのかが気になってこのまま帰っていいのかと思った。
それをトムに告白する・・・・・

トム「そう言われてもな・・・・・」

エカテリーナ「でもこのまま放置しては良くないわ・・・・・」

トム「う~む」

トムはカーシャの言葉に戸惑う。
なんたってあの場所に居合わせてないし。
それにこう言う事はむしろ苦手隊長なら何か分かるかもしれないが・・・・
悩んでいるトム・・・・・・・

トム「一旦外に出てからにしような。」

エカテリーナ「そうね・・・・・」

これに関しては一旦外から出て考える事に決めた。
ガウォーク形態で炎が飛び交う赤い翼の基地の出口を目指し移動する。
何事もなく赤い翼の基地の出口にたどり着き隊長と合流する。

レオン「トム無事だったか。」

トム「あぁなんとかな、人質の件は一応問題ないらしい。カーシャもこの通り・・・」

ブレック「そうか・・・・・」

合流したトム達・・・・
無事を喜び合うが・・・・

エカテリーナ「隊長・・・実は・・・・」

ブレック「なんだ?」

エカテリーナがアシモフが言った事をブレックに報告しようとした。
一体何なのかとエカテリーナの言葉に耳を貸すブレックだが・・・・・

ズガァァァン
ズゴォォォォォォォォン

突然大爆発が起き、その中からからスヴァール・サラン級が出港する。

トム「一体何が起きているんだ?」

突然の出来事に皆は驚く・・・・・
それは誰だって同じことであるが・・・・・・・・・

出港したスヴァール・サラン級は最大全速力で何処かへ向かう・・・・・
一体何処へ向かうのかブレックは考えている・・・・・
だが、ブレックはスヴァール・サラン級の進路から考えて最悪な場所だと推測した。
その場所は・・・・・・

ブレック「いかん、あの進路は太平洋艦隊司令部があるハワイ基地に向かっているぞ!!全機追撃!!」

新統合海軍太平洋艦隊司令部のあるハワイ基地である。
アシモフが狙っていた事は新統合海軍の太平洋艦隊と組織を消滅させる事である。
このままでは新統合軍全体の威信に関わる・・・・

一同はスヴァール・サラン級の目的を知るとすぐさま追いかけた。
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可変戦闘機英雄伝説 太平洋の黒き鷹トム・マクガイヤ 第5部

2018-03-09 02:33:50 | マクロスオムニバスシリーズ
トム達はカムチャッカ半島の赤い翼の防衛ラインに到達していた。
敵基地に潜入しカーシャ達の奪還しようとするが、敵は防衛部隊を出しており。
更に敵の基地が分からない問題が発生した。

ブレック「敵は地表の何処かから出ているのだが・・・・レオンどうだ?」

レオン「こちらも駄目です、それにこの数じゃ・・・・・」

トム「糞後ろに喰いつかれた。迎撃に専念します。」

ブレック「そうか・・・・・・・・・くそたれめ・・・・・」

圧倒的な相手に入り口を見つける事が出来ない。
3人で来た上での失点であった。
入り口を見つけ強行して危険を犯すのも自分たちを死に追いやる事と同じである。

         グォォォォォォォォォォォォォン

トム「なんだあれは?」

他の面々同様に入り口を探していると。
カムチャッカ半島の地表の一部からハッチが開いた。
まさか・・・・・

トム「隊長、ハッチです。」

ブレック「ハッチだと!?しめたぞ!ここが入り口だ!ミサイルを撃て!一発だ!」

トム「了解。」

ブレック「ふさぐ心配のない大きさだ、その後は突入だ!」

トムはブレックに地表のハッチが開くと報告。
それを聞いたブレックはトムにハッチの中にミサイルを撃ちこむように命令した。
ハッチが開いたと言う事はこれから赤い翼の後続部隊が出てくるのであろう。

そこにミサイルを撃ち込めば敵の戦力を打撃を与えるのと同時に基地内部へ潜入する事ができる。

                 シュバーン

「なんだ・・・・・うわっ」

ズゴォォォォォン

トムの放ったミサイルにより出撃部隊は打撃を被った。
基地の各所には炎の手が回っており、赤い翼の構成員が血塗れで倒れていた。
この光景にトムは思わず目を覆いたくなるが。

これが戦場の現実なのかと・・・・

ブレック「トム!!俺とレオンで喰いとめるからお前は乗員を助けろ!!」

トム「俺一人ですか?」

ブレック「そうだ!それにオクトスやSv-51などお前の相手じゃないだろ!!さっさと行きな!!」

トム「了解」

ブレックとレオンはこの場に留まりトムの内部潜入の支援を行う。
全員入ってしまえば外側にいる部隊に出口を封鎖される可能性がある。
それだと人質になっているイズモ乗員共々全員死んでしまう可能性がある。

なのでトムだけ行くしかない。
最初は戸惑ったトムだが、すぐさま基地内部に入り込んだ。

トム「待っていろよ、カーシャ・・・・イズモの皆・・・・・・」

トムはガウォーク形態に変形しカーシャのいる場所を探す。
この何処かにいるはずだと・・・・・・
そのカーシャはと言うと・・・・

エカテリーナ「・・・・・・」

アシモフ「・・・・・・」

相変わらずアシモフと一緒であった。
かなりの時間、無言が続いており何も変化はなかった・・・・
その冷たい沈黙・・・・それを破ったのは・・・・・

エカテリーナ「あなた達の目的は何?私達人質は用はないとか・・・・・」

アシモフ「くどいなそれに答える気にはならんな。」

エカテリーナ「答えて・・・・・ここにはスヴァール・サラン級がある・・・・それを使って何をする気?」

カーシャはアシモフに一体何をするのかと聞く。
何度も聞いている事であり、何度も答える事を拒否する。
当分黙っていたので諦めたと思ったが・・・・

まだ諦めていなかった・・・・・
もう折れたのか・・・・

アシモフ「まぁいい教えてやる・・・・だが全部ではない。」

エカテリーナ「全部じゃない、何を勿体ぶって・・・・」

アシモフ「敵に話してやるんだ、それだけでもマシだと思え。」

全部ではないが、今回の自分たちの計画を打ち明けようとする。
カーシャは全部じゃないと聞いて抗議するもアシモフの威圧に押され諦める。

ー全部じゃなくてもいいか。
ー聞き出せる物は聞きださないと・・・・・・

そう考えカーシャは事の詳細を聞こうとした。
何故このような事をしたのか・・・
大人しく抵抗していればまだ戦えたのに・・・・
もし自分たちがいなくなれば我が軍の総攻撃に遭うのに・・・・・

アシモフ「太平洋の真ん中は再び炎上パールハーバーだ!」

エカテリーナ「えっ・・・・」

アシモフ「それだけだ・・・・」

エカテリーナ「うそでしょ、こんなの・・・・・」

太平洋の真ん中は再び炎上パールハーバーだ!
たったのこれだけの言葉だけであった。
カーシャはそれだけでは分からないので再び聞こうとした時・・・・

アシモフ「ん・・・・・なんだ・・・・

外から銃声らしき物が近づいてくる。
護衛のSv-51改が振り返ると驚いた仕草をする・・・・

ズドドドドドドドドドドドドドドドド
ズガァァァァン

エカテリーナ「何・・・・・・」

突如、目の前にいたSv-51改が何かに反撃しようとするが撃破。
そこで大爆発が起こる。
一体何が起きたのか確認しようとすると・・・・・

奴はいた・・・・・・・・・・

アシモフ「なんだと!?」

エカテリーナ「トム!!」

アシモフとエカテリーナのいる管制室の窓にバトロイド形態のトムのバルキリーがいた。
アシモフは驚くが、特にエカテリーナを人質にするわけもなく。
自動ドアの向こう側へ行ってしまう。

エカテリーナ「トム・・・・・・」

トム「カーシャ、窓を割るそこから離れて・・・・」

エカテリーナ「うん・・・・・」

トムはエカテリーナを助けるべく窓を割ろうとする。
それに答えるようにカーシャは足を使い、指定位置から少しでも離れる。
安全圏内に入ったカーシャを確認したトムは・・・・・・

ガシャン!!

バルキリーの腕を使って窓と壁の一部を破壊した。
ガウォーク形態になり手の裏を使ってカーシャの元へ向かった。
カーシャもトムの姿を見てホッとした表情を浮かべた。
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可変戦闘機英雄伝説 太平洋の黒き鷹トム・マクガイヤ 第4部

2018-03-08 02:33:44 | マクロスオムニバスシリーズ
捕われの身になったカーシャ達を助けるべく新統合軍太平洋艦隊司令部は作戦を考え始めた。
残された時間は少なく、後数時間で人質は全員殺されてしまうと言う。

そんな最中・・・・・・・・・・・・

「何事だ!?」

「一部部隊が独断出撃しました。」

「なんだと!?」

トム達が無断出撃した事が司令部に伝わる。
基地司令官はそれを聞いて驚愕と落胆の同時を味わう事となった。
一方その頃

トム「そろそろ赤い翼のアジトだな。」

レオン「あぁ」

ブレック「カーシャちゃん達を助けて赤い翼を潰そうぜ!勿論隊長は俺だけどな。」

トム達は赤い翼のアジトに向けて飛行していた。
赤い翼を倒し、カーシャ以下全員を助け出す。
ヒーローを気取っているのではない、ただの人助けのため・・・・

レオン「くそっ来やがった、連中だ!モビーディック野郎だ!!空にもいるカリョービンだ!!合計10機いるぜ!」

トム「このまま突破する、入口を見つける。行くぞ!!ある程度落とせ!!」

トム達の前にデストロイ・クリヴェートカとMIM-31カリョービン合計10機現れる。
トム.ブレック.レオンの3機じゃ相手が悪すぎる。
だけど、突破しないと救出する事が出来ない。

「敵だぜ!」

「3機か・・・・報告するまでもないな・・・行くぞ!!」

赤い翼の部隊はトム達を戦力とみなしていないので普通どおりにやる。
だけど・・・・・・・・・こいつらは可変戦闘機の恐ろしさを知らなかった・・・・

その結果が・・・・・・・・・・・

「ぐぁぁぁぁぁぁぁ」

レオン「カリョービンなんざ相手になんねぇよ。」

VF-1バルキリーとカリョービンは性能に差がある。
7機ぐらいいたカリョービンは呆気なく全滅する。

厄介なのは・・・・・・・・・・・

          シュバババババババババババーン

トム「わお!!モビーディックだけは元気だね。」

ブレック「連中のご自慢の奴さ・・・厄介なのは代わりはないな。」

トム「ごもっともだな。」

3機のクリヴェートカがトム達を執拗に攻撃する。
こいつらは以前、イズモを撃沈した奴らである。

だからVFの性能を知っている。

「司令部へ連絡、子ネズミ3機接近だ!」

「ハッ」

クリヴェートカ小隊の隊長機が部下に基地司令部へ報告するように言う。
部下はこれに応じてトムら3機出現を赤い翼のアジトの中にある司令部へ報告した。

             【反統合系ゲリラ組織赤い翼アジト】
カムチャッカ半島の某所にある反統合系ゲリラ組織赤い翼アジト。
カーシャを始めイズモ乗員が捕虜になり人質として拘束されていた。

アシモフ「エカテリーナ・アバクモア・・・・・・・・お前か・・・・」

エカテリーナ「そうよ・・・・・」

アシモフ「かつての同胞か・・・・・ふふふふふ」

アシモフかカーシャだけを連れ出した。
カーシャから見れば女の尊厳を奪うつもりかそれとも何か別の意図があるのではと思ったが・・・・
どうやら自分がロシア人である事が理由で連れてこられたと判断する。

エカテリーナ「同胞・・・・それが理由で私をここに連れてきたわけ?」

アシモフ「あぁそうだ、同胞なら我々の同胞になるのかと思ってな。」

エカテリーナ「馬鹿馬鹿しい・・・・私はそんなのには乗らないわよ。」

アシモフ「ほう強気なお嬢さんだ・・・それでいい。」

同胞であるから自分たちの仲間になれと言ってきた・・・・
やっぱりと言う程に・・・・・・・・
エカテリーナはアシモフを睨みつけ抵抗を続ける。

アシモフ「まぁ仲間にならん・・・お前の出自は・・・・」

エカテリーナ「白軍側のロシア連邦軍よ、父はあんた達と死んだ・・母はあんた達に殺された・・・裏切り者じゃないのに裏切り者扱い・・・私は妹と共に統合軍に保護され、大戦では運よく砲撃から逃れ今に至る・・・・それが私よ!」

自分の出自を明かすエカテリーナ。
彼女はロシア人であるが、反統合同盟側には加わっていない白軍ロシア連邦側の人間であった。
それが故に反統合同盟色の濃い赤い翼の同志になるつもりがなかった。
むしろ吐き気がする・・・・・・・・・



家族の仇だし、今は新統合政府国民であるかつ新統合軍軍人である。
こんな奴らに忠誠を誓うのはまっぴらごめん。
カーシャはそう思っていた。

アシモフ「そうかまぁいい、どうせお前やイズモ乗員は用が無くなるし分かっていた事だ。小娘・・・・」

エカテリーナ「突然何を言っているの?まったく意味が分からない。」

アシモフ「意味が分からないか・・・・・・・・・そりゃそうだろうな、我々の目的をお前ら統合政府の犬に教えるわけにはいかんからね。」

エカテリーナ「意味不明な事の次は強がり、おじさんダサいわね。」

エカテリーナとアシモフと会話は続く。
一方その頃・・・・・

レオン「わおっSv-51改やジナールまで出て来やがったぜ!」

ブレック「連中の本拠地に近付いた証拠だな。」

赤い翼のアジト周辺エリアの北太平洋上空でドックファイトをしていた。
圧倒的な数の対空システムと敵航空部隊に空戦を繰り広げていた。

ブレック「トムよ、連中は何処かに巣穴から出ているそこが連中共の基地内部への入り口だ!!」

ブレックは敵がカムチャッカ半島から出てくるので何処かに基地への入り口があると言う。
赤い翼などの反統合勢力の基地は大体地下基地が多く。

赤い翼の保有する部隊は地下基地の出口を通って出撃していると推測。

トム「入口があるから探せと?」

ブレック「その通りだ!そこに侵入して人質を解放するぞ!」

トム「そんな無茶な!」

相手の格納庫を経由して人質を解放する。
今ブレックが思いついた作戦である。
それにトムとレオンは無茶だと思った・・・・・
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可変戦闘機英雄伝説 太平洋の黒き鷹トム・マクガイヤ 第3部

2017-03-20 17:01:28 | マクロスオムニバスシリーズ
海戦は統合軍の敗北に終わった。
空母イズモの乗員3000名のうちに340名の死亡者を出し。
1209名が負傷する大惨事になった。

新統合海軍の数少ない貴重な洋上空母を失い貴重な人員の損失は統合軍司令部に大きな衝撃を与えた。

トムはその後友軍艦に救助されハワイ基地に到着した。
空母イズモは撃沈され、エカテリーナは消息不明だと聞いた。
イズモの乗員は救助されたが、エカテリーナの名前が名簿になく。
その報を聞いて激しい絶望感に包まれてしまった。

愛するべき人が消えてしまったのだから。

レオン「トム・・・・・・・」

親友であるレオンは黙ってトムの後ろを見るしかなかった。
今のトムは恋人が死んでしまった事実がある。
下手に説得したら逆に悲しむ事になるかもしれない。

ここは黙っておくしかない。

「おい皆来い!!」

突然一人の兵士が叫ぶ。
その声に応じて多くの兵士がモニターに集まる。
当然トムも悲しんでいるが、一応気になるので周りの兵士に呼応するように動く。
すると反統合系ゲリラ組織リーダー、アシモフ・カレードの姿があった。

トム「アシモフ・カレード・・・・・・」

レオン「反統合系ゲリラ組織赤い翼のリーダーだな、奴何する気だ?」

突然の反統合系ゲリラ組織リーダー、アシモフ・カレードの姿を映した放送。
一体何をするかと黙って見ていた。
だがその光景は驚きに変わる。

エカテリーナ『・・・・・・・・・・』

トム「カーシャ・・・・・・・」

カーシャなどの空母イズモの乗員が捕らわれていた映像が出てきた。
どうやら赤い翼に捕らわれているようである。
そして12時間後にこの人質を殺す・・・・

意味不明な事に要求なしで・・・・・
もし新統合軍が救助のために部隊を派遣したら即殺すと・・・・・・・

この時・・・・・
トムが思った事は・・・・・・・・・・・・・

トム「俺行きます。」

一人で助けに行く事であった。
誰もが映像に気がつかないでそのまま・・・・・

レオン「トム!?」

ブルック「どうした?」

レオン「トムがいねぇんだ。」

ブルック「あの馬鹿が・・・・・・・・」

親友のレオンがトムが居なくなった事を誰もが気がつかない中で、トムがいない事に気がつく。
レオンはトムが居なくなった事をブルックに報告する。
報告を聞いたブルックは馬鹿がと呆れ、すぐさま追いかけるようにモニターから離れる。

               ブォォォォォォォン

『おい、何をしている?脱走を銃殺刑と知ってやっているのか?』

トム「分かっている、これよりカムチャッカを襲います。」

『お・・・・・・・・・・・・』

脱走と思われてもおかしくない出撃。
当然、管制塔から警告の通信が入る。
トムは強引に通信を切り、カムチャッカ半島へ向かった。
ハワイからカムチャッカまで遠いが、なんとかして救わなければ・・・・
と無茶をする。

トム「案外遠いな。」

何処を見ても海。
陸地が見えない、それに一体何処を飛んでいるのであろうか?
なんか勢いよく出てきたら後悔する奴ってか。
でも・・・・・・・・・・・今更後悔するわけにはいかない銃殺刑になろうとなんだろうと・・・・・・・

「馬鹿が一人で飛び出すとはど言う事だよ。」

通信機から何か聞こえる。
いや何かではない、聞きなれた声だ。

レオン「よっトム。」

トム「レオン。」

レオンだ、バルキリーに乗っている。
それにレオンだけじゃない。

ブルック「馬鹿を一人戦場に出すのは指揮官としてできないんでな、ここは正規の軍事行動と行くぞ。」

隊長や先の戦闘を生き抜いた隊員までいる。
(トムが太平洋の地図を持たないでぐるぐるしていた間に、合流)
その後、カムチャッカ半島に行き無人島になったアッツ島に野営を取った。
その際、なぜついて来たのか確認した。

それは救出作戦をすると上が決めており、トムが勝手に出て行った事でハワイ基地司令官がある事を思いついた。
それは低空飛行で敵のアジトに接近し基地を襲撃、その隙に潜水艦から上陸艇を出し混乱に乗じて上陸すると言う事である。

トム「いいように使われたな俺。で銃殺刑はどうするんですか?」

ブルック「それは作戦が成功したら取り消すそうだ。」

脱走まがいの無断出撃に関する銃殺刑は作戦成功した暁に取り消すそうである。
なんとも軽い作戦であるが・・・・・・・・

ブルック「だが時間はない、タイムミリットが出ている。」

トム「タイムミリット?」

ブルック「あぁ捕虜は明日の正午までに処断するそうだ。」

トム「なんだって!?」

トムが勝手に出て行った後の放送では、明日の正午までに捕虜の処刑すると新統合軍に通達した。
要求もなしに処断、だがそれだけではない。
捕虜の救出に関する行動を取れば処断する時間が短くなる、統合軍を動けないようにするため。
明日の正午までとは、赤い翼の逃亡先に移るための期間。

レオン「既に位置は分かっているそうだ、偵察衛星によればエリゾヴォ(カムチャッカ半島の街)付近に奴らの地下要塞型に駐屯している。」

ブルック「そこを俺達はレーダーに反応しないように低空から強襲、基地内に侵入する。」

既に強襲して救出する案が出来ており、分かりやすく説明している。
しかし・・・・・・・・・・・・

トム「待てよ、救出する行動をとれば処断する時間が早まるんだろ?」

ブルック「そうだ。」

トム「俺達の行動がばれて処断が早まりタイムアウトしたらどうするんだよ!?」

強襲作戦に異を応えるトム。
正直、不安に感じカーシャを助ける事に自信がなくなった。
だが・・・・・・・・・・・・・

ブルック「一人勝手に飛び出してそれか・・・・・・・・・だったら帰って銃殺されて死ね。」

トム「なっ・・・・・・・・」

レオン「隊長さんよ・・・・・・・・」

ブルック「黙れよおら。」

レオン「はひ(はい)」

ブルックの表情は急に固くなった。
表情はすごく恐ろしく、話しかけようとしたレオンが怯んでしまった。
更にどんどん脅すように話を進める。

ブルック「時間が短くなったくらいでおじけつくとはとんだクズだな・・・・・・・お前はそのまま救出しないで黙ってみているのか!?どちらにしろ死ぬだけだぜ。」

トム「・・・・・・・」

ブルック「そのまま殺されるか、時間が短くなっても助けるか?さぁどっち選ぶ。」

どちらを選択するにしろ、人質が殺されるのが決まっている。
その事実をトムに伝えつつ、どちらを選ぶかを迫る。
トムはブルックの一連の発言を受けて精神的に追い詰めかれられたが・・・・・

トム「分かりました、やりますよ。短い時間内にカーシャを助けます。」

カーシャを助けたい一心で、後者を選ぶ。
黙って救出しないで殺されるよりも。短くなっても救出できるならばいい。
可能性は低下しようが、最後の力を出せばカーシャは助けられるかもしれない。
その思いがトムの心を動かしたのだ。

現在午前0:00 処断まで後12時間。
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可変戦闘機英雄伝説.太平洋の黒き鷹トム・マクガイア 第2部

2016-11-07 21:31:43 | マクロスオムニバスシリーズ
西暦2017年
太平洋上でゼントラーディ軍の標準戦艦を発見した新統合海軍空母イズモは可変戦闘機部隊を発進させる。
トム・マクガイアらサンダー・ライト小隊も含まれていた。
2個飛行隊の32機の可変戦闘機部隊がゼントラーディ標準戦艦に向けて飛行する。
標準戦艦に向かう飛行隊にオペレーターからの通信が入る。

『各大隊へ、ゼントラーディ軍の標準戦艦スヴァール・サランはカムチャッカ半島に潜伏していた模様。』

トム「カムチャッカ半島だって!?」

トムはオペレーターの通信の中にあったカムチャッカの用語に反応する。
カムチャッカ半島は統合戦争時代、反統合同盟の勢力下にあった半島である。
戦時、反統合同盟の秘密基地が建設されておりそこからアラスカの地球統合軍総司令部を強襲したり、日本に対し空爆を実行していた。
大戦後も最後まで統合政府に抵抗していて第1次星間大戦時砲撃で消滅したと統合軍は思っていたが・・・・・・・まさか生きていたいたとは・・・・・・

もしかすると・・・・・・

トム「隊長、敵のスヴァール・サランは反統合同盟の残党が運用していると思われます。」

ブレック「何!?」
サンダーライド小隊長ブレック・エンフィールド大尉

サンダーライド小隊長ブレック・エンフィールド大尉はトムの報告に驚く。
今回の掃討目標である標準戦艦スヴァール・サランが反統合同盟の残党が運用している物に対して・・・・・
確かにカムチャッカならば可能性は低くないが・・・・・・・・

ブレック「だが例えそうだとしても、連中は修理する施設や資材はないどうやって・・・・・反応エンジンは何処から入手したんだ?」

反応エンジン、5年前のクリスマスの日。
カムジンは反応エンジンを偉いオギノシティの工場を襲撃した。
その際、双方とも大きな犠牲者を出した事からブラッティ・クリスマスウォーズと言われている。
まるで3年前の反統合同盟がクリスマスの日に南アタリア島を襲撃する事件を思い出させるように・・・
しかし目の前にいる標準戦艦は動いている、反応エンジンが生きておりそのまま来る時まで潜伏していたかそれとも・・・・・・・・・・

その時であった。

レオン「隊長、レーダーに感ありいよいよ敵さんと接敵ですぜ。」

ブレック「来たか!を撃墜しないと飯は食えん行くぞ!」

反統合同盟残党は新統合軍の動きを確認していたらしく。
ジナール空戦ポッドと旧時代のMIM-31カリョービン。
揃いも揃って大したメカではないが、反統合同盟残党とゼントラーディ人が手を組んだというのは事実のようだ。

いや何か様子が違うなんだ・・・・・・・・・
水中に物陰何かいる・・・・・・

ブレック「大した敵ではないが油断するな・・・・・・・全機アタック!」

トム「下方水中より何か来ます。」

ブレック「何!?」

             ビュゥゥゥゥゥゥン

水中からレーザー砲が発射される。
ブレック機に命中、そのまま火達磨になり墜落する。
1機が撃墜され2個大隊の編隊に乱れが生じる。
水中に何かいるそれが事実である。

レオン「野郎、モビーデックかよ!」

モビーデック・・・・白鯨
アメリカの小説家ハーマン・メルヴィルが発表した小説に出てくる鯨である。
統合戦争時代太平洋上で多くの統合軍艦艇を海の藻屑に変えた兵器が存在しており、

トム「レオン、水中に何かいるから気をつけろ!」

レオン「へっ小隊長代理かよ、まぁいいぜ水中のモビーデックなんざ俺の敵じゃないぜ!」

トムはレオンに指示をする。
気前よく返事をする。

トム「こんな時にVAー3インベーダーがあれば、対潜ができるのに・・・・何処だモビーデックめ!」



トム「しまった奴の狙いはイズモか!!」

デストロイド・クリヴェートカを追いかけるが・・・・・
Sv-51改4機の編隊が正面から出てくる。
こいつらはこのモビーデックの護衛機なのか?

トム「邪魔だ退きやがれ!!」

トムは機体を回転させSv-51改の編隊の中へ突っ込み、トリガーを引く。
しかし、その際.肩翼を被弾させる。

トム「くそ。」

後ろから2機が残存しており、トムを追撃する。
肩翼が被弾したトムは彼らからしたら格好の獲物である。
Sv-51改2機はトムのバルキリーに攻撃する。

「旗艦をもらったぞ!!」

デストロイド・クリヴィエートカが空母イズモに迫る。
甲板にいた整備兵たちはすぐさま、退避しようと艦内に入りこもうとする。
護衛のイージス艦を抜けて旗艦へ目指す。

エカテリーナ「あっ・・・・・・・」

「こいつでフィニッシュだ!!」

デストロイド・クリヴィエートカは艦橋に砲を構える。
艦橋にいた乗員は速やかに退避しようとする。
カーシャは恐怖のあまり腰を抜かす。
デストロイド・クリヴィエートはイズモの艦橋に向けレーザー砲を放つ。

             ズドォォォォォォォン

トム「嘘だろ・・・・・・・カーシャ・・・・・・・カーシャァァァァァ」

トムは目の前の光景を見て絶望する。
この爆発ではイズモは助からないと・・・・・・・・・・
トムはコックピットの中で絶叫する。

その頃。
イズモからは大量のボートが確認でき多くの乗員は退艦する。
どんどん爆発し海の藻屑になろうとしていた。

               パシャン

エカテリーナ「はぁはぁ」

エカテリーナは運よく生きていた。
爆発の際海に投げ出されたが、なんとか生きていたらしく海上に出る。
イズモはどんどん沈んでいく。

「おい大丈夫か!?」

エカテリーナはボートに救助される。
友軍の護衛艦に収容されるべく向かう。

しかし・・・・・・・・・・・・・・

            ボガァァァァァン

「なんだ!?」

護衛艦が爆発し撃沈される。
撃沈した正体は上空に展開するSv-51改である。
すべての護衛艦を破壊し尽くす。

「漂流中の新統合海軍に告ぐ、降伏せよ。既に我々は貴様らの生殺与奪の権利を有している。」

この直後、漂流中のボートは姿を消した。
この出来事が新たな局面を迎える事になる。
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可変戦闘機英雄伝説.太平洋の黒き鷹トム・マクガイア 第1部

2016-10-22 22:10:33 | マクロスオムニバスシリーズ
西暦2012年.カムジン・クラヴシェラ率いるゼントラーディ叛乱勢力がマクロスシティを襲撃する事件.第1次マクロスシティ攻防戦が勃発した。
この事件を契機に新統合政府に対し不満を持つ者たちの決起を促す結果になる。

この反乱の同年.超長距離移民船団メガロード01が出港、その翌年には近距離移民船団により惑星エデンが発見され2020年までにさまざまな惑星が発見される。
その一方で反統合系ゼントラーディ人.反統合同盟の残党が結託し、様々な植民惑星にて叛乱を起こす。
この危機に対しVF-Ⅹ部隊を投入する中でも有名なのはマクシミリアン・ジーナス大尉とミリア・ファリーナ・ジーナス中尉のコンビによるVF-Xダンシング・スカルである。

しかし、今あげた事例は辺境惑星の話である。
地球はどうなっているのか・・・・・・

            ズドドドドドドド

地球の一部では新統合軍と反政府ゲリラ組織と交戦する地域が存在する。
旧反統合同盟の勢力下のあった地域である。
この地球上の紛争が完全に終結するのは第2次マクロスシティ攻防戦後の巨人在住禁止法と反統合系ゲリラ組織浄化作戦を待ってからである。

そんな地上戦時代の地球・・・・・・・・・

   【西暦2017年6月5日新統合政府.首都惑星.地球.ミッドウェー島付近】

静かな太平洋のミッドウェー島。
ゼントラーディ軍の砲撃では運よく砲撃が当たらず大戦以前の自然が唯一残る場所になった。
また大戦時のボドル基幹艦隊決戦時にこの島に偶然立ち寄っていた地球統合海軍艦艇こんごう.きりしま.アーレイバーグが偶然生き残ったエピソードが存在する。

この日、新統合海軍太平洋艦隊所属アドバンスド・プロメテウス級3番艦イズモから発艦したサンダー・ライド小隊はいつものように定期パトロールを行う。
単機で様々な地域をパトロールし、周辺海域に航空機がいないか確認をする。

トム中尉「こちら、サンダーライド3からマザー・シップへ、ミッドウェー島洋上25°地点異常なしおくれ!」
新統合海軍.太平洋艦隊飛行隊.トム・マクガイア中尉

『こちらマザーシップ、サンダーライドの報告を確認。サンダー・ライド3.本隊へ合流し、本艦へ帰還せよ!』

トム中尉「了解」

サンダー・ライド小隊3番機のトム・マクガイア中尉のVF-1Aバルキリーはいつものようにパトロールをする。
本人曰く.仕事はいつもこのような仕事ばかりなので暇すぎる仕事だと思っているそうだ。
太平洋はそうだが、インド洋.オホーツク海.日本海.大西洋などはあんまり敵がいない。

トム中尉「平和だけが救いか・・・・・・・」

トム中尉はサンダーライド小隊小隊本隊へ合流する。
隊長のスタンレー大尉.トムとレオンで編成されているサンダーライド小隊。
階級的にも小隊を持てるはずなのだが、人手不足なため中尉くらすでも小隊隊員という身分である。
移民船団とかに新人パイロットが宇宙軍に優先的に配備されるため海軍パイロットの不足は深刻化しているほどである。

レオン中尉「よぉトム、敵さんのお姿を確認できたか?」
新統合海軍.太平洋艦隊飛行隊.レオン・J・バーガー.中尉

士官学校時代からの悪友レオン・J・バーガー、お調子者のファイター(戦闘機乗り)が話しかけてきた。
定時パトロールの後、必ずある交流である。
トムはいつものように・・・・・・・

トム中尉「ねぇよ、太平洋には人っ子いねぇて。」

いつものの台詞である、本当に太平洋には敵の姿が確認されない。
の答えに対し・・・・・

レオン中尉「やっぱかぁ、ここパトロールがないほどヒマだな。」

トム中尉「まったくだ・・・・・・・・・ハワイのパールはバーにいるウェーブ(女性士官)の方が見つけやすぜ!」

ハワイ.パールハーバー.1999年まで米海軍の基地が置かれ、2000年以降.地球統合海軍の基地が置かれていた太平洋の重要拠点である。
2010年のゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊の砲撃で壊滅したが、戦後新統合軍再編計画により横須賀.サンディエゴ.ニューカレドニア.などの地球各地の軍港が整備され復興している。
そして現在、新統合海軍太平洋艦隊の本拠地である。

現在は復興も進みカメハメハ大王像が再建され以前のオアシスを取り戻している。

       【新統合海軍太平洋艦隊アドバンスド・プロメテウス級イズモ】

      キィィィィィィィィィン ゴォォォォォォォン

サンダーライド小隊が母艦イズモへ着艦する寸前、定時パトロールの交代部隊グレイライトニング小隊が哨戒機ヘビージャガーと早期警戒機キャッツアイⅡを伴って発艦する。
敵もいない平和な海へのんびり飛行ごくろうさん。
トムは出撃する彼らの姿を見て心の中で言う。

そしてトムは太陽がキラッと光る甲板で空を見上げる。

「マクガイア中尉!!」

とトムの事を呼ぶ声が聞こえる。
それに女性の声だ。

トム中尉「カーシャ」

どうやら声の主は知り合いのようだ。
トムが振り返ると黒髪のボブカットの整備兵の格好をした女性兵がいる。
人種的にはロシア人のようである。

エカテリーナ「中尉、いつも平和なパトロール飛行なのに派手に飛びましたね。」
新統合海軍太平洋艦隊.整備兵.エカテリーナ・アバクモア.准尉

トム中尉「カーシャちゃんも分かってくれるか?」

エカテリーナ「はい!分かります、でも整備には余計な手間がかかるので・・・たまにはメカニックの苦労を考えてくださいね。」

トム中尉「はいはい分かっていますよ。」

エカテリーナ・アバクモア.17歳。
統合戦争時.地球統合軍に参加したアシモフ・アバクモアの娘であり、イズモの整備兵である。
小柄であるが胸も大きく、つなぎのしたには胸元をさらけ出すようにTシャツを着ている。
面倒見のいい女性であり、よく喋ってくれる。
トムはエカテリーナに好意を抱いていた。

            ヴィーヴィーヴィー

突然、警報が鳴り出す。
その直後にアナウンスが放送される。

『哨戒機より報告、ゼントラーディ軍の標準戦艦を確認.掃討作戦を展開する、総員戦闘配備!各小隊はスクランブル!!』

平和なはずの太平洋に敵が確認された。
まさか・・・・・・

トム中尉「カーシャ、機体は発進できるか?」

トムはカーシャに対して質問をする?
それにカーシャの返答は・・・

エカテリーナ「一応修理が終わっているわ、でも・・・一部がまだ修理が終わっていなくて、安全性にも問題があるしそれに思うように出力が出ないわ。」

思うように出力が出ない、バルキリーの性能低下がある。
整備が完全にされていないため、思うように出力はでない。

エカテリーナ「だからあまり無茶はしないでくださいね。空中分解を引き起こします。」

トム中尉「了解だ!」

トム・マクガイアは自分の愛機に向かって走りだす。
退屈な日常を抜け出すために。
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