マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第10話 敵哨戒艦隊強襲命令.中編

2016-11-30 22:52:19 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
ゼントラーディ軍哨戒艦隊強襲作戦Uボートアタックはロイ・フォッカーのパイロット推薦もあってかなんとか可決される。
ロイ・フォッカーはそのパイロット達がいるある場所へ向かう。

                       【航空課兵舎】
SDF-1マクロスの艦内の兵舎。
可変戦闘機部隊の精鋭たちが住む兵舎でもある。
パイロット不足もあり部屋は結構ガラガラに空いている。

桐原中尉「ジョニーくんこれで俺の勝ちだなっと!!」

                  パシュ

ジョニー「くそったまジョーカーかよ、ババ抜き俺の負けか・・・・・・・賭け金です、受け取ってください中尉。」
SVF-1スカルズ.コールサイン.スカル7.ジョニー・ギルバート少尉

桐原中尉「悪いなジョニー君。」

桐原は各地の可変戦闘機乗りとコミュニケーションを取るためにババ抜きをしていた。
普通にやるのはつまらないので兵士たちは賭け金を出しながら勝負していた。
桐原とトランプ遊びをしていた男はジョニー・ギルバート。
まだ新人だが、南アタリア島上空の空戦で華々しい戦果をあげたエースの卵である。
腕前はいいのだが、ギャンブルに弱い弱点がある。

「おいまた桐原の一人勝ちだぜ。」

「日本人なのにやるな~」

多くの隊員達は桐原のギャンブルの強さに驚きを隠せない。
すると・・・・・・・

滝田英史「中尉殿、多くの兵士から金を巻き上げているようですね。ここは俺が相手しましょう。」

桐原中尉「いいだろう、丁度相手を探していた所だ。」

SVF-13ブランジャーズの滝田英史である。
戦場のギャンブラーと呼ばれている滝田だが、実際のギャンブルの腕もいい。
その場にいた大勢の将兵はこれはいい勝負になるぞと期待した。

     ちょっとその勝負は待った!!!!!

後ろから大きな声が聞こえる。
一同はなんだと振り返ると・・・・・・・・・

ロイ・フォッカー「その勝負はこれからの出撃の後にしろ!お前ら!!!!

ロイ・フォッカーだ、隣にいるのは伊集院義一少佐である。
伊集院もこの作戦に参加する一人である。

「出撃って・・・・・・・・・おい・・・・・」

ロイ・フォッカー「おめぇら全員出撃するわけじゃねぇぞ、これから呼ぶ者はハンガーへ来い!桐原.滝田.ギルバート.バレットお前ら4名はハンガーでバルキリーに乗れ!!!」

桐原中尉「俺!?」

桐原は他の呼ばれたメンバーと共に驚く。
無理もない何の理由もなくハンガーへ行き、そこでバルキリーに乗れと言われのだから。

一体俺達に何をさせる気なんだ?

と思いながらも逆らえるわけでもないので、ジープに乗り空母プロメテウスの連絡路
まで向かう。

                 【空母プロメテウス】
           キィィィィィィィィン

「反応弾各機1基ずつ搭載完了。」

桐原が到着した頃には既に整備員が反応弾の搭載を完了していた。
これらの愛機の姿を見た桐原はこれはろくでもない任務だなと直ぐに分かった。
そして・・・・・・

ロイ・フォッカー「今日貴様らに集まったのは他でもない、俺達はこれより敵の斥候艦隊を全滅するために出撃をする。敵艦は500m級であり、ミニッツ級空母の2倍程の大きさなため、特別に反応弾の使用が許可された。」

やっぱりか・・・・・・・・・・
なんか胡散臭い任務であると思ったらこのような仕事か・・・・・・・・

ロイ・フォッカー「俺達6人は、この哨戒艦隊がマクロスを見つける前に叩きつぶす。
連中の進行エリアはマクロスの進行エリアと重なる。もし見つけられたら地球帰還前に俺達は死んでしまうか捕まるかだ。そうなる前に敵艦隊を撃滅するぞ!!!各員搭乗せよ!!!敬礼!」

ロイ・フォッカーの号令の元一同は敬礼する。
胡散臭い任務ではあるが、マクロスの危機ならば見逃すわけにはいかない。
桐原は自分の使命を自覚しながらマクロスへ搭乗する。

千葉軍曹「よぉ茂坊。」

搭乗した直後、南アタリア島の警備兵である千葉軍曹が話しかけてきた。
彼もマクロス艦内に避難していたため生きており、プロメウスの生存者と共に機体の整備を行っていた。

千葉軍曹「お前さんのバルキリーのOSは俺が少しいじったから反応弾の命中率を格段と向上した。うまく一発で仕留めていってくれ。」

桐原中尉「分かった、一発で仕留める。OSの改良サンキューなシゲさん。」

桐原は一瞬の会話ではあるが、千葉軍曹の期待を受けて可変戦闘機に乗り込む。
キャノピーを占めエレベーターでプロメテウスの甲板に出て発進準備が完了する。

            ドビュゥゥゥゥゥゥゥゥン

桐原のバルキリーは暗黒の宇宙へ飛び立つ。
攻撃目標.敵哨戒艦隊・・・・・・・・
守るべき者の未来を確保するために6人の戦鷹は飛び立つ。

      【ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊第1直衛艦隊.通称ラプラミズ艦隊】
ラウラ「ミリア、我々キヨラ隊の方が優秀だ!その事は覚えておけ!!!いいな!!!」
ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊第1直衛艦隊キヨラ隊.ラウラ・ベルタリア3級空士長

                 プォン

ミリア「馬鹿な子が・・・・・・」

太陽系から退却する監察軍の敗残兵全滅作戦のため作戦を協議していたのだが、いつものようにラウラとミリアの衝突が起こる。

デワントン「ミリア1級空士長、またキヨラ1級空士長の部下ラウラと喧嘩したんですか?」

ミリア「私が仕掛けたのではない、馬鹿なラウラが挑発に乗ってきたから遊んでやったまでだ。それと言うより喧嘩ではない。」

デワントン「なるほど」

ミリアはデワントンの指摘をこう返事する。
・・・・・まだ製造されてまだ若いラウラをいとも簡単に遊び道具にする。
デワントンはミリアの好戦的な性格には若干引く。
しかし、逆にそれが魅力的でありデワントンはミリアを尊敬する・・・・・・・・

デワントン「そう言えばミリア1級空士長はブリタイの艦隊がマイクローンと戦闘をしたのを知ってますか?」

ミリア「知っている、まだどうせマイクローンだ直ぐに壊滅できるだろう。私の当分の相手は監察軍だ、私は興味はない。」

デワントン「そ.そうですか・・・・・・・・・」

ミリアはマイクローンの事には興味はない。
そんなミリアがマイクローンと交戦し敗北し、そのマイクローンのマクシミリアン・ジーナスと結婚するなんてこの時思いもしなかっただろう。

そのデワントンもいずれは・・・・・・・
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ゲームキャラをリファインして二次創作を使おう!!!第1弾

2016-11-30 20:23:39 | マクロス版権キャラリファイン
PS2超時空要塞マクロスやゲームキャラを自分で設定を盛り込んで再設定します。
楽しんでくださいね。




ジョニー・ギルバート
【階級】少尉
【所属】地球統合軍SVF-1スカルズ.スカル7⇒パープル小隊小隊長
【年齢】17歳
【性別】男性
【解説】
地球統合軍SVF-1スカルズに所属する隊員。
当初は訓練を終えたばかりの時に南アタリア島の警備に当たっていた。
しかし、ゼントラーディ軍の襲撃もありジョニーも戦闘に巻き込まれるが華々しい戦果をあげる。
マクシミリアン・ジーナスと親戚であり、技能は彼より上回っており彼から尊敬される程。
カムジンがミリアに凄腕のパイロットは彼の事である。
しかし、ミリアはマックスの方を凄腕のパイロットと認識し後に歴史に名を残すチャンスを逃した。
オペレーターで元指導オペレーターであった
ネックス・ギルバートは子孫。
【初出】
PS2超時空要塞マクロスの主人公。
名前の無いキャラクターだったが、二次創作化に当たり名前を設定しました。



エマ・グレンジャー
【階級】中尉
【所属】地球統合軍SDFー1マクロス第2航空管制課主任
【年齢】18歳
【性別】女性
【解説】
地球統合軍SDF-1マクロス第1航空管制課主任。
早瀬未沙の部下であり、彼女の士官学校時代の1期下の後輩。
ジョニーの実機試験のオペレーターを務めていた事があり面識がある。
未沙と同じく冷静で落ち着いた性格だが、若干怒りっぽい性格。
行動的であり読書家であると言われるが、カードを集めるオタク的趣味がある。
出身はイギリス.スコットランド生まれ。
【初出】
PS2超時空要塞マクロスのキャラ。
声優がついており、ミレーヌ・ジーナス役の櫻井智さん。


エディ・ユーティライネン
【階級】准尉
【所属】地球統合軍SVF-1スカルズ
【年齢】19歳
【性別】男性
【解説】
新規入隊で入ってきたSVF-1スカルズの隊員であり、後にジョニーの部下。
年齢が下であるジョニーを馬鹿にしていたが、戦闘を通して信頼関係を築く事が出来た。
金髪のポニーテールがトレードマークであり、傷がある。
傷があるのは結構不良でありよく喧嘩してその際に出来た物。
フィンランド出身であり、祖父がソ連と戦ったフィンランド元軍人。
愛称はA(エース)
【初出】
PS2超時空要塞マクロス
声優はトウマ・カノウを演じている加瀬康之


ブルース・ルーデル
【階級】准尉
【所属】地球統合軍SVF-1スカルズ
【年齢】20歳
【性別】男性
【解説】
機種転換で入ってきたSVF-1スカルズの隊員であり、後にジョニーの部下。
冷静沈着であり、冷静な男だが稀に興奮する事がある。
可変戦闘機パイロットになる前は海兵隊員であり、シーハリアーに乗っていた。
腕前はフォッカー少佐のお墨付きである。
出身はドイツ。
【初出】
PS2超時空要塞マクロス
声優は浦田優。
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第9話 敵哨戒艦隊強襲命令.前編

2016-11-30 13:28:51 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
南アタリア島から冥王星までフォールドした事件から1週間後。
マクロスは通常航行で地球への帰還を目指していた。
マクロスの艦内には5万人の一般市民のために、街が建造されていった。
人々は最初不安がっていたが、どんどん立ち直りを見せて行った。

                 【機種転換訓練所】
南アタリア島に駐留していた戦闘機パイロットやヘリパイロットそして輸送機のパイロット達が機種転換の訓練入隊のため並んでいた。
軍人だけではない、飛行機の操縦ライセンスを持っている一般市民も入隊のために並んでいた。
後に行われた2次募集ではリン・ミンメイと一緒に救助され話題になった一条輝もいた。

ディー曹長「なんで駄目なんですか?」
SDF-1マクロス第3管制室オペレーター.ディー・ヴァーミル曹長

「オペレーター出身者は駄目だ!一般募集に並べ次。」

女性兵の姿があった。
彼女はディー・ヴァーミル・・18歳。
友人のマリア・フラートと共に機種転換のため訓練所に訪れていた。
元々彼女は戦闘機の操縦経験もないために跳ねられてしまった。

ディー曹長「なんなのよ、あのくそ野郎。」

マリア「はははは、2次の募集があるから今度また受ければいいじゃない。」

ディー曹長「それもそうね。」

女性も戦闘機に乗るような時代になった。
可変戦闘機はOTMの技術によりGの負担が減らされた。
その結果2009年からまだ少数ではあるが女性パイロットの採用が始まったのである。

                   【哨戒宙域】

『こちらキャッツアイ4号機、敵哨戒艦隊を確認。数は3隻です。危険回避のため、離脱します。以上』

SDF-1マクロスが出撃させたキャッツアイの一つが敵の哨戒艦隊を発見した。
マクロスの消息を見つけ出すためにブリタイが派遣した部隊である。
敵は小規模であり一瞬大した事のないように見えるが実はそうでもない。
もし哨戒艦隊にマクロスが発見されれば敵本隊に通報され包囲される。
実働可能艦載機数の少ないマクロスからすれば絶体絶命の危機である。

キャッツアイの報告を受けたマクロスはこの哨戒部隊にどう対処するかの作戦会議が始まる。
1時間ほどの会議で出た結果は・・・・・・・・・

           【Uボートアタック】

発案者はSDF-1マクロス艦長のグローバルだ。
攻撃潜水艦プリンス・マルコ艦長経験のあるグローバル艦長はイタリア海軍士官時代ドイツのUボート並びに戦術を研究していた。
敵艦隊を損害少なく強襲するには隠密で強襲し、援軍呼ぶ暇なく殲滅することである。
しかし、巨体の大きいマクロスが強襲するわけにはいかない。

グローバル艦長「強襲は2個小隊単位の可変戦闘機部隊で行う。」

可変戦闘機だ。
小型で小回りの利く可変戦闘機であれば、今の現状のマクロスの隠密強襲作戦に有効な唯一の兵器である。
2個小隊=可変戦闘機:6機、数は少数であり隠密作戦に必要な適切な戦力であり。
実質30機しか運用できないマクロスの戦力としてはありがたい数である。

斥候艦とは言え推定500m級クラスの大きさである。
地球統合海軍の空母ニミッツ級航空母艦の2倍程度の大きさである。
6機程度の火力では3隻の斥候艦に対抗するのは火力不足である。
多くの将校たちが苦渋の末に許可をしたある兵器を使用する。

それは・・・・・・・反応兵器

反応兵器=反応弾

世界の核兵器所有国の核兵器を宇宙空間用に改良した決戦兵器である。
放射性物質を半減させた、開発者曰く綺麗な核兵器である。
初の実戦は火星からの帰還中の帰還船団を全滅させた反統合同盟軍に対する報復戦である。
綺麗な核兵器とは言え、大量殺戮兵器であり日本の自治体を一発撃っただけで数千人が死亡する威力である。
後に第1次星間大戦と呼ばれるこの戦争の序盤に実戦投入し、これらの兵器の製造方法を失ったゼントラーディ人に大きな衝撃を与えた。
地球統合軍や冥王星にデ・フォールドしたマクロスは決戦に備え温存する方針であったはずだが・・・・・・・・・


グローバル艦長「2個小隊6機のうち、4機は反応弾を搭載し強襲する。」

マクロスが所有する反応弾の0.5割程度の反応弾を搭載し強襲するプランである。
当初は大きく荒れたが、マイストロフ大佐の意見もあり僅か0.5割の反応弾で強襲することに纏まった。
残りの2機はジャミング弾を搭載し、散布後反応弾搭載可変戦闘機部隊の護衛機になると言う。

大体作戦プランもまとまり、後はそれを実行するパイロット集めと部隊の編成である。
すると・・・・・・・・・

ロイ・フォッカー「部隊の編成は各飛行隊の腕のいいパイロットで編成する、当然指揮官は俺が勤め副官はSVF-13ブランジャーズの滝田を連れていく。」

その場にいたロイ・フォッカーは自ら志願する。
副官として名前は呼ばれたのはSVF-13ブランジャーズの隊長滝田英史である。
統合戦争時代はVF-0フェニックスを駆り、戦場のギャンブラーと反統合同盟軍の将兵から恐れられるほどの腕前を持っていた。
これらの腕前もあってかロイ・フォッカーからの信頼は厚い。

マイストロフ大佐「しかし2名は決まったが残りの4名はどうするのかね?」

マイストロフ大佐はロイ・フォッカーやグローバル艦長に質問をする。
ロイ・フォッカーと滝田英史が決まっているが、残りの4名が決まらなくては作戦の実行はできない。
明らかに戦力不足である。
するとロイ・フォッカーは笑顔で・・・・・・・・・

ロイ・フォッカー「いますよ俺がお勧めする腕のいいパイロットがね。」

ロイ・フォッカーの進める腕のいいパイロット。
一条輝はまだ入隊はしてないので入らないが、フォッカーにはこの作戦を上手く成功できる腕のいいパイロットを知っている。

果たして・・・・・・・・・・・・・
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おはよう記事作り置きのおかず

2016-11-30 08:14:05 | グルメ
作り置きのおかずは前日に作った夕飯の残りです。
ハンバーグを作ったらハンバーグを食べます。
食パンがあるならばそれに挟んで食べます。

作り置きのおかずは基本的新たな要素を加えて食べる事が多いです。
これが当管理人の作り置きのおかずの食べ方です。

本題に入りますが今日の作り置きのおかずは実はキムチ鍋の残りでした。
まぁ鍋もあり昨日食べた結果なんにも具材はありませんでしたけどね。(笑)
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うまうますぎWAVE

2016-11-29 21:32:25 | 日記
今日のうますぎWAVE楽しませてもらいました。
もうこれが11月最後のうますぎWAVEでした。

いよいよ来年はスーパーロボット大戦最新作、スーパーロボット大戦Vが発売になります。
うますぎもそれに向けて動き始めました。
すんごく楽しみ~
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第8話 SDF-1マクロス再編成

2016-11-29 20:40:42 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
南アタリア島上空でフォールドし冥王星へ到達した地球統合軍戦艦SDF-1マクロス。
地球ではその事実を知らないまま、南アタリア島の住民は反統合同盟残党によるテロで全員死亡と発表した。
マクロスは空母CVSー101プロメテウスと強襲揚陸艦SLVー111ダイダロスを接続する。

そして・・・・・・・・・・・・・・・

                                   【空母プロメテウス】
「どうだ?」

「あぁ生体反応レーダーが反応しているんだ、この先なんだが・・・・・・・・・」

接続を完了したプロメテウスとダイダロスの水密区画に生存者反応が確認された。
グローバル艦長はプロメテウスとダイダロスの乗員の生存者がいると確認し、救出部隊を派遣した。
救出部隊がたどり着いた先は水密区画。
プロメテウスとダイダロスは潜水も可能であり、水密区画が存在する。
ここならば生存者がいてもおかしくない・・・・・・・救出部隊は空気が漏れないように通路を接続し救出を試みようとした。

                            ウィィィィィィィン

「救出部隊です、あなた方を助けにきました!!」

通路を接続し、水密区画のドアを開けて救出部隊が生存者のいる区画に到達する。
生存者達は震えながらもやっと来た救出部隊の来訪に歓喜する。
1時間もしないうちにプロメテウスとダイダロスの両艦の生存者の救出が完了する。
生存者はプロメテウスとダイダロス合わせて4000名弱、半数以上は亡くなったがこれほどの人命が生きている事は奇跡である。
生存した統合軍海兵隊員曰く寒さと死の恐怖から解放されて凄く安堵したとの事。

しかし、マクロスには深刻な問題が発生していた。

グローバル艦長「パイロット不足?」

ロイ・フォッカー「あぁ搭乗する前に異星人の攻撃を受けて戦死した乗員がいて、全体的に欠員が出ているんだ。」

バルキリーのパイロット不足。
マクロスにはマクロス直属の航空隊のために可変戦闘機が納品されていた。
しかし、パイロットが届く前に戦闘が始まってフォールドしたばかりか。
機体に乗る前に戦闘に巻き込まれて戦死したと言うケースがあった。
実質的マクロスが運用できる艦載機の数は、僅か30機程度であった。

マイストロフ大佐「陸軍のデストロイド部隊はなんとか定員に間に合っていますが・・・・可変戦闘機が不足になると・・・哨戒警戒が出来なくなりますな。」

可変戦闘機の不足によりキャッツアイの護衛に必要な機数が足りなくなり、最適な策敵活動ができなくなる。
いつ連中が襲来してくか分からない状況下に置かれたら、マクロスが地球の帰還前に撃沈されるか拿捕される可能性がある。
このままどうするか・・・・・・・・・・・・・・

          自分に案があります!!!

一人の青年将校が手をあげた。

マイストロフ大佐「ハーカナ少佐なんだ?」

アルーノ少佐「南アタリア島に駐留していた地上用戦闘機パイロットや輸送機やヘリのパイロットを機種転換と臨時志願兵による補充はいかがでしょうか?」
空母プロメテウス.航空課主任アルーノ・ハーカナ少佐

機種転換・・・・・・・
南アタリア島に戦闘機のパイロットや輸送機やヘリのパイロットが所在していた。
彼らを可変戦闘機に機種転換させればなんとかなるかもしれない。

ただ・・・・・

朴徳昌「志願兵による訓練は論外だ、採用には反対だ!!」
SDF-1マクロス.人事課.朴徳昌.中佐

いきなり志願兵に可変戦闘機を乗らせる事に反対な朴中佐だ。
可変戦闘機の1機分のコストはデストロイド中隊が創設出来る程である。
これほど高価な機体を素人に任せるわけにはいかない・・・・・・・

アルーノ少佐「今は議論を噛ましている場合じゃない!一刻も早く戦力を拡充し、地球帰還できるようにするべきだ!」

朴徳昌「いや機種転換のみでいい!!」

二人は言い争いをする。
他の将官達もお互い分裂して言い争いをするが・・・・・・・
艦長であるグローバル艦長の一言で決着する。

グローバル艦長「志願兵による戦力拡充を許可をする。」

朴徳昌「何!?」

志願兵による戦力拡充の許可を正式に下した。
反対派は一斉に反論したが・・・・・・・・

グローバル艦長「今は錬度どうこうではなく、なるべく戦力が必要だ。戦力不足のまま、地球へ帰るのは不可能だ・・・・・・・分かってくれ・・・・・・」

反対派の将校も黙りこむ。
賛成派も反対派は考え方は違うが地球へ帰還する気持ちは同じである。
反対派の何人かも次々に志願制の賛成に回る。
最後まで反対を続けていた朴中佐も折れ賛成に回る。

そしてこの会議から数日後。

桐原中尉「こちら2、敵小型艦のダメージを確認。敵は後少しで撃沈が出来ます。」

早瀬未沙『了解しました、トドメのミサイル攻撃をするので退避してください!』

桐原中尉「了解。」

ゼントラーディ軍の斥候艦がマクロスの防空エリアに侵入し12機の4個小隊が迎撃線を展開した。
多少被弾したものの、斥候艦であるためあっけなく撃退に成功した。
桐原の小隊は戦死者なく、無事に帰還する事が出来た。

             コォォォォォォン

千葉軍曹「よぅ派手にやってくれたな。」

帰還しプロメテウスの甲板に張り付いている桐原のVF-1バルキリーを触って言う千葉軍曹。
彼も南アタリア島の戦闘から生存していた。

桐原中尉「数が少ないから派手にやらないと人員不足分の仕事量は補えないからな。」

桐原も感じるように人員不足により正規バルキリーパイロットの仕事量が増加していた。
派手に機体を動かして敵を迎撃しないとその分の仕事量が減らない。

千葉軍曹「文句言うな、そろそろ補充の兵士の訓練が始まるそうだ。彼らが配属されれば解決される。」

桐原中尉「解決か・・・・・・・・・そいつらは使えればいいんだが。」

まず最初に機種転換組が来月配属される予定である。
それまでは正規バルキリー組が重労働並の任務を強いられる事になる。

その頃、マクロス艦内では一条輝とリン・ミンメイが救出される。
運命の歴史の歯車は少しずつ動き始めていた。
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Gジェネ写真館第4期

2016-11-29 13:00:21 | ゲームソフト
今回もGジェネプレイした画像を記事にしました。
楽しんでください。


















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第7話 デ・フォールド

2016-11-28 23:06:52 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
ゼントラーディ軍艦隊の砲撃により地球衛星軌道艦隊が壊滅し
マクロスはARMD-01とARMD-02の接続を断念したした

地球衛星軌道艦隊の残存した艦載機群は安全のため退避したARMD-02との合流を断念し
マクロスへ着艦し、合流した。

一方とSDF-1マクロスは南アタリア島から上昇してから地球を1周していた。
そんな中グローバル艦長はある決断をした

グローバル艦長「クローディア君、進路を南アタリア島に着陸すると見せかけてフォールドに入る。」  

南アタリア島に降りると見せかけて月にフォールドする事

フォールドとは
OTMの技術で得られた空間転移すなわちワープの事。
20世紀の人間が聞いたら腰を抜かす程驚くような代物であり。 
まだテストが済んでおらず安全性は未知数である。 

グローバルは事態解決には月にフォールドし 
月にある地球統合宇宙軍総司令部と合流し、事態解決しようとしていた。

クローディア「フォールドシステムを?テストは済んでいません。」

そんなグローバルの考えにクローディアは戸惑いの声を出した
それも当然である。

更に言えば、このフォールドシステムはアラスカの地球統合軍総司令部の許可がないといけない。
安全性的にも軍内部事情的にもリスクのあり、いい決断とは言えない。
下手したら軍法会議にかけられる可能性だって考えられるのだ。

グローバル艦長「やってみないで諦められては困る!空間転移、あぁいやフォールド・システムスタンバイ!デ・フォールド目標、月の裏側.地球統合宇宙軍総司令部アポロ基地.座標チェック!島の上空でフォールドをする!」

クローディアは地表付近でフォールドする事に戸惑う。

宇宙空間はともかく地表・・・・・更にリスクが高まる。
下手したらマクロスが消えてなくなってしまう可能性がある

それでも・・・・・

クローディア「了解、全艦非常配置。全艦非常配置。これは演習ではない、本艦は5分後にフォールド航法を実施する。」

まず、SDF-1マクロス艦内の統合軍の将兵に呼び掛けた。

事態解決に近づく考え方はこれしかない。 
反対しても、敵に対する他の案は見当たらない。  

本当は怖いが、グローバル艦長に賭けてみよう

クローディアは意を決し職務を全うしアナウンスした。

桐原中尉「フォールド!?」

クローディアの放送を聞いていた統合軍の将兵はフォールドと言う未知の単語に驚く。
一体フォールドと言う単語が何を意味をするのか 
フォールドについてあんまり知らない将兵たちはお互いに何なのか質問を行う。

そして・・・・・・

グローバル艦長「フォールド突入!!!」

SDF-1マクロスはフォールドを実行する。
輪郭が歪み南アタリア島とその周辺に展開していた空母プロメテウス.強襲揚陸艦ダイダロスが巻き込まれた。

「隊長、何か戦場がおかしいです。」

「まさか、マイクローンの奴らフォールドを・・・・・・・・」

地上に展開していたリガードや基地に僅かにパイロットが無く駐機していたVF-1バルキリーや輸送機そして一条輝のファンレーサーも巻き込まれた。

 【月面アポロ基地管制室】

月面アポロ基地、アポロクレーターに建造された地球統合宇宙軍の基地である。
アラスカの総司令部機能の移転から独立し、このアポロ基地に司令部が置かれた。
宇宙の警察署と言われるだけもあって大規模な軍事施設。
SDFー1マクロスの完全な量産型SDF-2メガロードが建造されている。
この艦は後に移民船団の旗艦になる。

「SDF-1マクロス、南アタリア島付近でフォールド。実行後、島が消えました。」

ギャスバル提督「・・・・・テストも無しに実行したのか・・・・・・」

宇宙軍の名将ギャスバル提督は冷静にフォールドして消えた南アタリア島のあった付近を見つめる。
これが未知のシステム【フォールド】の効果の威力なのか・・・・・・
今後対策を講じる必要があるな・・・・・ギャスバルは心の中でそう思う。

星村提督「しかし、SDF-1マクロスは何処へフォールド先にしたんでしょうな?月面付近にはSDF-1マクロスが確認された報告はない。」

星村提督の言う通り、マクロスがフォールドするならば行き先はこの月面である。
そのマクロスが月面付近に確認されていない。
現在ARMD-00ヴァリウスに調査のため出撃させたが、今だに報告がない。

ギャスバル提督「まさか・・・・空間の狭間に消えたのでは・・・・・至急.地球に報告だ・・・・早瀬君には残念だが・・・・・・・」

ギャスバル提督の指示でマクロスが失踪した事を地球の地球統合軍アラスカ総司令部に報告した。
早瀬提督は娘未沙が載っている艦であると言うせいか、失踪した衝撃は大きかった。
この時の様子は戦後、基地司令部から生還した将兵らによると。
報告を聞いた早瀬提督は一瞬驚き、一瞬揺らぎ動揺したと言う。

マクロスが失踪した・・・・・・だが真相は・・・・・・・・・・

                      【冥王星付近】
「こちらサルベージ艇21号、VA-3インベーダーを発見回収する。」
「プロメテウスとダイダロスの艦橋を確認しましたが・・・残念ながら、艦橋にいたもの全員の死亡を確認。」
「南アタリア島のシェルターの生存者を早くマクロスに入れろ!急げ!いつ連中が襲撃してくるか分からんぞ!」

SDF-1マクロスは太陽系の外縁部冥王星付近にデフォールドをした。
マクロスはプロメテウスとダイダロスをARMD級の変わりに接続する作業のため作業艇を出撃させる。

滝田英史「こちらリべオ臨時リーダー、敵異星人の戦闘ポッドは確認されていない。」
SVF-13ブランジャーズ.滝田英史

『了解、引き続き警戒パトロールを実施してください。』

滝田英史「了解。」

動けるバルキリー部隊はマクロスが行っている作業の警護のため周囲をパトロールする。
いつ敵が襲撃してくるかどうか分からない恐怖・・・・・・・・
冥王星と言う辺境に飛ばされたマクロスの乗員と巻き込まれた者たちはその恐怖に怯えながら生存者のマクロスへの収容作業を行う。

でも諦めない・・・・・・・・地球へ帰るまでは・・・・・
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第6話 地球衛星軌道艦隊全滅

2016-11-28 21:54:28 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
ゼントラーディ軍の攻撃を南アタリア島から逸らすべく
SDF-1マクロスは通常エンジンで接続予定である
ARMD級らの統合軍衛星軌道艦隊に合流すべく上昇した

各飛行隊はマクロスへ合流すべく、護衛するかのように同じように上昇し
マクロスと共に上昇した機体の大半はマクロスの艦内へと帰還した。

ゼントラーディ軍もマクロスが宇宙へ上がるのを確認すると 
脱出カプセルに乗り込み、南アタリア島から撤退。
一部は現在も南アタリア島の守備隊と交戦していた

桐原中尉「一旦態勢を整えるためにマクロスに帰還するのだろう・・・・・それが最善の策だ・・・・・」

その姿を見た茂人はこれらの統合軍部隊を評した。
今の地球統合宇宙軍が出来る事であり、部隊の再編は急務だった

なんせ未知の敵であるゼントラーディ軍とまともに戦うためには 
部隊とメンタルの再編が必要であり
それなくば戦えない。

茂人はそうした事情を察しながら自らのバルキリーを駆った。

【地球 衛星軌道上】

マクロスは地球衛星軌道上に到達する事が出来た。
スカル中隊などの飛行隊はマクロスの警護を行い

他の飛行隊は補給とメンテナンス
パイロットの休息のためマクロスに着艦していった

桐原中尉「やっと地球軌道に到達したか・・・・・・・・」

茂人の乗るバルキリーは本隊に合流し
SDF-1マクロスの着艦ラインに入った。

しかし

既に他の飛行隊が集結しており、順番待ちをする必要があるため
中々、着艦する事が出来なかった。

そのせいか

早く対応してもらって休みたい、戦い疲れた茂人はそう思っており・・・
多少イライラしながら自分の順番を待った。
この状況は他のパイロットも同じであり、ここのエリアはかなりギスギスしていた。

しばらくして・・・・・

早瀬未沙「こちらガンサイト1からSVF-64へ。着艦が可能になりました、こちらは水平推力をかけるので各機着艦ポジションへ。」
SDF-1マクロス主任航空管制官早瀬未沙

ようやく自分たちの順番が来た。

上官を先頭にSDF-1マクロスの格納庫へ着艦し
指定された場所に駐機し、愛機から降りた

ようやく戦闘による休息ができる

茂人は安堵しSDF-1マクロスの整備兵から栄養ドリンクを受け取り飲んだ。

そして、いつでも出撃出来るようにと再びコックピットに乗り込み
そこで仮眠し、しばしの休息を楽しんだ

【SDF-1マクロス 艦橋】

SDF-1マクロスはARMD級2隻を有する地球衛星軌道艦隊と合流すべく
月面アポロ基地地球統合宇宙軍司令部の連絡を待っていた。

ARMD-01とARMD-02は一時は撃沈されたとあったが
それは誤報であり修理が可能なほどの損害であり。
マクロスと接続しても問題はなかった。

キム「艦長、月司令部から通信が入っています。」

グローバル「うむ。」

ついにSDF-1マクロスに月面アポロ
基地地球統合宇宙軍司令部からの連絡が入った。
艦橋にいたオペレーターたちは大はしゃぎせずに、冷静に対処した。

アラスカの地球統合軍総司令部と違って
かなり厳格なギャスバル・イゴール提督のいる所だ。

いつもうるさいオペレーター達も今回ばかりは静かにしていた

ギャスバル提督『地球統合宇宙軍総司令ギャスバルである。』
地球統合宇宙軍総司令官ギャスバル・イゴール提督

月面基地の名将ギャスバル・イゴール提督自ら通信してきた。
なにやら不機嫌そうな顔をしている。

どうやら異星人と遭遇しても決して交戦はするなと言うことを破ってしまって
異星人と交戦状態になってしまった事を怒っているのだろう。
仕方がないとは言え、ギャスバル提督もその事でいちいち気にしては困る
それで動けなくなる可能性だってあるから

まぁSDF-1マクロスを落とした異星人が仕掛けたブービートラップが発動して
発砲したと言うことは信じてはくれないだろうが・・・・

ギャスバル提督『グローバル君、今回の事は我が月面でも観測されている。起きてしまったことはしかたがないな。不幸な出来事だ。』

グローバル艦長「提督の仰るとおりです。」

ギャスバル提督『これは宇宙軍の問題だ、ARMDー01とARMD-02との接続の後我が月面アポロ基地の宇宙艦隊と合流してもらいたい。10年近く改修した船を態々撃沈されるわけにはいかない。』

グローバル艦長「無論です、できるだけ早く月基地と合流します。」

ギャスバル提督『大至急にな』

アームド級らの地球軌道艦隊と合流後、アームドと接舷し 
月面アポロ基地や月面クラビクス基地の宇宙艦隊と合流。

それは異星人艦隊による孤立と地球への戦火を向けさせないための対策であり。
月面で敵を食い止め、地球が反撃できるチャンスを造り出すと言う事である。

同時に、莫大な予算をかけてまで改修したマクロスを
敵の手により撃沈を防ぎたい思惑でもあり
早々に撃沈される心配が少ない月に来いと言う意味合いもある。

ギャスバル提督『まぁとにかく合流せよ、異星人への対策は練る。通信は以上だ。』

グローバル艦長「ハッ」

とギャスバル提督からの通信が切れた。

グローバル艦長はゆっくり席に座る。
ARMD級と接続し月基地に合流すればなんとかなる。
その反面、嫌な予感がする。

アームド級との接舷にあの異星人が攻撃を仕掛けて来るかもしれない
そうとなればマクロスの戦力に大打撃を被り
最悪の場合、拿捕もしくは撃沈される可能性も否定できない

グローバル艦長「苦しい現状だな、これが人類が経験する初の本格的な宇宙戦争の一角だと言うのか・・・」

グローバル艦長はそう思った

指揮官として最悪なケースを想定しなくてはならない。
楽観視していては足元を救われる

物事を進めるには簡単ではない困難がつきもの

艦橋の窓の外を眺めながら、グローバルは今の現状を憂いた

【SDF-1マクロス格納庫】

SDF-1マクロスに収容したバルキリーの整備が始まった。

茂人も休息を取っており仮眠している
これからスカル中隊と交代で護衛任務につかないといけないのである。

しっかり休憩を取らないと披露でとんでもないミスを犯してしまう可能性がある。
だからこそしっかり休憩をとり不足の事態に備えなきゃいけない。
コックピットの中で仮眠する茂人だったが・・・

桐原茂義「兄貴・・・・・」

桐原中尉「茂義?・・・・・茂義!?茂義生きていたのか?」

桐原茂義「なんとかな。死ぬかと思ったけどな、なんとか生きてます」

茂人の弟である茂義が生きていた。

茂義の声を聞いた茂人はコックピットから降りて近づいた

戦火に巻き込まれたようで軍服が汚れており
激しい戦闘から生き延びた事を物語っていた。

そんな事はどうでもいい、弟が生きていて嬉しい。
大きな怪我もなくこうして生き延びた事実だけでもありがたい

桐原中尉「しかし、なんでマクロスへ居るんだ?それに明美は・・・・・・」

桐原茂義「上の命令で、一部の市民をマクロスまで避難誘導してな・・・姉貴も無事だ・・・・とにかく兄貴無事でよかったぜ。」

桐原中尉「こっちもだ。」

妹の明美も生きている
             
朗報続きに茂人は嬉しさのあまり茂義の肩を軽く叩いた
茂義もお返しに茂人の肩を叩く。

お互い家族が生きてくれれば、最高の安心感と嬉しさだ。
劉紅花も生きており、茂義と共に避難民を守り抜きマクロスにいる。
とにかく知り合い全員生きていてよかった。

茂人はそう安堵した。

桐原茂義「それにしてもバルキリーのコックピットで寝るとはね。」

桐原中尉「まぁな。いつ出撃になるか分からないからな。今こうして待機しているんだ」

桐原茂義「それは感心なこった、まぁ程々にしとけよ。」

安堵したからか
先程未知の敵と戦いピリピリしていた茂人の表情は穏やかになった。
家族が無事で安堵したのが一因だったようだ。

とは言え、そう簡単に悩み事が解決するわけではなかった。  

桐原中尉「にしても、いつまでこんな事をしなくてはいけないんだ?」

いつまで異星人と戦う事になるのか?

異星人ことゼントラーディ軍との戦争は始まったばっかりであり
今の現状は地球統合軍側がかなり押されている。

相手の戦力はどのくらいなのか?
相手は話し合いが通じるような相手なのか?
茂人は深々と考えてしまう。

桐原茂義「どうしたんだ?兄貴?」

桐原中尉「いや、いつまで戦争が続くかを考えていただけだ。」

桐原茂義「いつまで戦争が続くかねぇ。難しい話だな」

この戦争は人類同士の戦争ではなく
人類史上最悪な戦争になりゆるものであり一番危険な戦争だ
初の星間戦争いや初星間大戦だ!

なんせこれは生き残れるかどうかすら不明。
茂人はこの先の未来に不安を感じる。

今後の戦争の行末がどうなるのかを・・・・

『こちらARMD-01H.Jニーヴンからマクロスへこれより接続のため合流する。』

早瀬未沙「了解、ランデブーを開始します。」

『この作業が終われば、月面アポロ基地か月面クラビクス基地だ!もう少しの辛抱だから辛抱を・・・・』

地球統合軍地球衛星軌道艦隊がマクロスへ合流する。
ARMD-01H.Jニーヴン.ARMD-02インヴィンシブルがマクロスと接続のためランデブーを開始する。
マクロスの艦内の乗員達は、接続が完了したらこのまま友軍のいる月面基地に迎える。
と言う期待感を持っていた。

ヴァネッサ「ドッキング・ラインに乗りました。」
地球統合宇宙軍ヴァネッサ・レイアード少尉

グローバル「うむ、接舷作業に入れ!各バルキリー隊は護衛せよ!」

いよいよ

マクロスとアームド級2隻による接舷作業に入った。
周辺にはマクロスとアームド級から発進した各可変戦闘機部隊が展開し
厳戒態勢で敵の襲撃に備えていた。

このまま成功すれば、一段落

グローバルは少し希望の光を見た

しかし

巨大な悪魔の目はマクロスにそんな安堵させる余裕を与えなかった。  

「敵艦隊、合流の模様です。」

ブリタイ「よろしい。敵艦隊と戦艦の間にビームを撃て。戦艦にあてなければ、小型艦は撃破してもかまわん。

「了解。これより攻撃を開始する。目標は敵艦隊。戦艦は目標からはずす」

ブリタイ「揉み潰せ!我々、ゼントラーディの力を思い知らせるのだ!」

ゼントラーディ軍艦隊が砲撃を開始した。
攻撃目標はマクロスと地球軌道艦隊の間。

合流ポイント

ブリタイの指揮の元、各艦艇は砲撃し容赦なく
マクロスとそれに合流する地球軌道艦隊との間に攻撃
先行していたオーベルト級駆逐艦ミランダとアキシマ

そして、アームド01HJニーヴンを襲う

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「アキシマ撃沈、沈みます。続いてミランダも!」  

「くそ、宇宙人どもめ、こんな時にも襲撃とは・・・÷ぐぁぁぁぁぁぁ」

オーベルト級駆逐艦があっけなく撃沈され、ARMD級にも被害が出た。
周辺を警護していた、ランサーやバルキリー部隊は半壊し
大部分はSDF-1マクロスの方へ退避した。

後方にいたオーベルト級駆逐艦は再度の攻撃を恐れ
マクロスとの合流地点から離れていった。  

続いてアームド級02インヴィンシブルが被弾し中破
そのままマクロスとの合流を諦めて戦域から離脱した

早瀬未沙「ARMD-01、およびミランダ.アキシマの2隻が撃沈されました。」

グローバル「まとめて3隻もか。本艦の損傷は?」

シャミー「直撃弾はありません」 
地球統合宇宙軍シャミー・ミリオム少尉

今の攻撃でARMDー01が撃沈され駆逐艦2隻撃沈、ARMD-02も中破した。
その結果、マクロスとの接続が不可能になった。
生き残ったARMD-02は中破しながらも生き残った護衛艦と共に退避。
マクロスはゼントラーディ軍に包囲されてしまった。

せっかくの希望であったアームド級との接続は消え
更にマクロスは最悪な現状へと追い込まれていくのであった。
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ジーナス一門の日常 アテナ日記

2016-11-28 20:33:29 | マクロスキャラクターブログ
★西暦2056年11月28日
新統合軍の観艦式に参加した。
私の部隊も閲覧部隊として火星艦隊旗艦マクロスマーズの直衛として参加しました。
私は入隊してまだ浅い身と言う事もあり、かなり緊張しました。
新統合政府大統領もいたのでかなり背筋が凍りましたよ。
私もジーナス家の直系なのでそれなりの態度で観艦式へ望みました。

★西暦2056年11月29日
あの小さかったミラージュがミランダ叔母様と共に火星へやってきた。
ミラージュもすくすくと育っていて私の母性が爆発しそうでした。
私もミラージュみたいな子供が欲しいな・・・・・・・・・・
ハッ!!・・・・・・・・・私従姉妹を見てなんて事を言っているんだろう。
って妹達に笑われる。

★西暦2056年11月30日
パパが出生したおめでとう。
と思いきや・・・・・・地球へ出向か・・・・・・・ふんやっぱりね。
あんまり出世運に恵まれていないわパパ。
ママは呆れ顔、だろうね。

★西暦2056年12月1日
今日は反統合同盟との戦闘がありました。
今回の戦果は13機、あんがい強敵がいたので少し苦戦したかな。
まぁ私にかかればこの程度の敵に対しては余裕余裕よ。

★西暦2056年12月2日
久しぶりに友人のサチと酒を飲みました。
18歳にして初めて日本酒なるものを飲みました。
案外日本酒はいいわねくせになって、サチのお父さんが造ったそうです。
まぁすっきりとした美味さだからたまんない❤

★西暦2056年12月3日
ついに少尉へ昇進しました。
今日辞令があり、今までの功績により少尉へ正式に昇進すだってさ。
いやぁ嬉しいね、昇進してしまったわ。
いままで准尉で準士官であったので肩身の狭さを感じていた所なんさ。
嬉しいわ。

★西暦2056年12月4日
私は実は初孫じゃないと聞かされたのを急に思い出された。
まぁ最初に結婚したのはミラクル叔母様だからね、20歳で結婚よ。
ミューズ叔母様やテレ-ズ叔母様もそうだけど。
でもなんで急に思い出したんだろう?
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明日もうますぎWAVEだぜ!!

2016-11-28 13:04:03 | 日記
いよいよ明日うますぎWAVEが放送される火曜日になります。
今週はどんな問題が出るのか楽しみですね。
管理人である長田義家も楽しみであります、って毎度毎度書いているとマンネリ化しそう・・・・・・・・


まぁ明日もうますぎWAVEを聴いてくださいね。
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アプリは基本使いません。

2016-11-28 13:00:13 | 日記
基本的にはアプリケーションは使いませんね。
理由をいいますとセキュリティ上の問題を考えてなんですよ。
それと携帯の中の容量もありますが。

アプリケーションは基本的には今後使う機会はそんなにないでしょう。
登録するまでに時間も結構かかりますから。
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Gジェネジェネシス写真館第3期

2016-11-28 12:57:09 | ゲームソフト
ツイッターであげたGジェネジェネシスの写真をあげます。
遅れましたが楽しんでくださいまし。








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劉夢華の警務隊時代の部下。

2016-11-27 23:00:20 | 地球人系図鑑
大束敏恵
【階級】准尉
【所属】新統合軍ニューヨークタウン第2警務中隊
【性別】女性
【年齢】18歳
【解説】
ニューヨークタウン第2警務中隊の隊員。
劉夢華が警務隊時代に持っていた部下でもあり、親友である。
黒い髪のボブカットがトレードマークである。
麻薬取り締まりの際、集団暴行され左目を失明する。
夢華が離れた後は退官し、地球の日本へ帰っていき旅館の主と結婚したらしい。
気が強くて責任感が強い。
【モデル】
女性向け漫画で管理人が注目している美醜の大地の登場人物の大塚敏恵。
主人公をいじめていたキャラですが・・・・もったいないキャラなのでモデルとしてできたのが大束敏恵です。

シャルロッテ・アーべライン
【階級】准尉
【所属】新統合軍ニューヨークタウン第2警務中隊
【性別】女性
【年齢】18歳
【解説】
ニューヨークタウン第2警務中隊の隊員。
ドイツ人であり、赤毛のボブカットがトレードマークであり。
同じ髪型である敏恵と仲がよく、コンビを組んでおり夢華を尊敬している。
麻薬取り締まりの際、全治2週間の負傷を負う。
夢華が離れて敏恵が退官した後も軍に残り、警務隊隊員として勤務している。
結婚はしたらしい。
負けず嫌いな性格であり、当初敏恵をライバル視していた。
【モデル】
機動戦士ガンダムジオニックフロントのシャルロッテ・へープナー。
ドイツ人の設定はシャルロッテがドイツ系の女性の名前から由来する。
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第62話 元警務官.劉夢華の格闘術

2016-11-27 15:06:48 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
               【ニューエドワーズ基地道場】
ニューエドワーズ基地の内部にある道場。
ラウラと夢華は格闘訓練をしていた。
利用者は彼女二人であり、お互いの格闘技術を双方ぶつけあっていた。

ラウラ「うあぁぁぁぁぁぁ、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

               シュッ パシュ

劉夢華「くっ・・・中々いい拳じゃない!はぁぁぁぁぁぁ!」

              シュッシュッ パシュ パシュ

ラウラは昨日の悔しさから、体を鍛えるため道場で中国拳法の使い手である劉夢華に激しい攻撃を加える。
一時は吉野に奢らせた料理で満足してたが、ミリアに負けた事とその娘コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナスに負けた事でプライドが傷つけられてラウラは修行の修羅へと落ちつつあった。

ラウラ「うぉぉぉぉぉお」

ラウラは夢華に強い一撃を与えるべく腹に拳を向ける。
これは完全にミスであり、危険極まりない行為ではあったが・・・・・・・

                  パシュ

ラウラの拳を簡単に片手で受け止める。
確実に一般のオペレーターに出来るような事ではない。

劉夢華「甘い!」

                  ドォン

ラウラ「がはぁ、うぅぅぅ」

                  カチャ

夢華はラウラを拳を受け止めながらもう片手でラウラの肩を掴み投げ飛ばす。
ラウラが起き上がる前に銃を突きつける。
完全にオペレーターとしての夢華ではなく、まるで戦士の目をした一人の女兵士が目の前にたい。

劉夢華「甘いわね、いくらエースと言っても格闘技は厳しいかぁ。骨格は優れているんだけど、格闘戦では無駄な動きが多いしむしろ殺気により相手に感情を読み取られてしまうわね。」

夢華は拳法・空手などの格闘術の名人だ。
彼女の兄も同様な腕前であり、年少期は地元の大会でも大人に勝てる程の強さである。
普通のオペレーターと違うわけである。

ラウラ「だったらもう一回、お願いします。夢華・・・・・格闘術を・・・・・・・」

ラウラは夢華にもう一度格闘練習を申し込む。
しかしラウラの息は苦しそうである。
これでも2時間休憩なしで頑張ってきた。

劉夢華「ラウラ・・・あんた疲れているわよ、休憩は取らないとぶっ倒れるわ。兄さんに憧れて軍に入ったけど、訓練で張り切りすぎてバタッて倒れたんだから。だからさ、休もうね。」

休憩なしで戦うのは流石に危険極まりがない。
このままでは死んでしまうと。

ラウラ「わ.分かった。」

ラウラと夢華はゆっくり休む。
栄養ドリンクを飲み水分補給をする。
すると・・・・・・夢華はある事を言う。

劉夢華「ふぅここまで格闘練習を行うのは地球で警務隊に努めて以来だわ。」

ラウラ「夢華って警務隊に勤務していたの!?」

劉夢華「そうよ。」

ラウラは夢華が警務隊に勤務していた事に驚く。
警務隊と言う言葉を聞いてラウラは夢華の格闘技術の腕前は当然だと言う事に納得する。
警務隊
軍の秩序を取り締まる軍警察つまり憲兵。腕章にMP。
戦時には交通整備や捕虜の管理を行う業務である。
新統合軍の警務隊は軍の秩序と反統合系ゲリラやはぐれゼントラーディの捕虜の管理を行う。
資格はゼントラーディ語などを話せる事などである。

夢華が警務隊の元隊員。
ラウラは夢華の過去の経歴を知り多少は驚いたがある疑問が浮かぶ。

ラウラ「なんでやめちゃったのよ!?」

警務隊員であった夢華が態々オペレーターをする必要がない。
地球・・・・・本国勤務ならばエリートであるはず。
なんでここに・・・・・・・・
すると夢華は照れ臭そうに言う。

劉夢華「恥ずかしい話なんだけど・・・・・・・」

ラウラ「恥ずかしい話?」

劉夢華「うん・・・・・・・恥ずかしい話・・・・・・・それは数か月前」

夢華の回想が始まる。

   【西暦2020年10月29日地球北米大陸ニューヨークタウン駐留基地】
私は15歳で軍に入隊した。
3ヶ月の訓練の最中司法に興味を持ち、評価A判定を貰う程の優秀な成績と自分の先祖代々の拳法の腕前から教官から警務隊に勤務するように勧められた。
私は教官の勧めの通り1年の航空警備隊の勤務を経て警務隊に入隊した。
その時の私はどの警務隊の中
警務隊に勤務してから3年目の頃。
ある事件が起きたわ・・・・それは私の親友敏恵に起きた事件から始まったわ。

劉夢華「敏恵とシャルロッテ遅いわね。」
ニューヨークタウン第2警務中隊.劉夢華.中尉(当時)

私は事件当日。
私は勤務を終え、パトロールに向かった二人を事務室で待っていた。
しかし、一向に二人は帰ってこない。
心配していた私であったが、その直後私は目の前の光景に衝撃を覚える。

大束敏恵「劉中尉。」
ニューヨークタウン第2警務中隊.大束敏恵.准尉

後輩の大束敏恵だ。
相棒であるシャルロッテ・アーべライン准尉を抱えている。
見るからに負傷している様子であった。

劉夢華「どうしたのよ敏恵、こんなに泣いちゃって何かあったの?」

大束敏恵「ぐぅぅぅぅ・・・・・」

大束敏恵は泣いてしまった・
顔には殴られた跡があった。
顔には問題は無さそうだが、左目は特にひどく失明になるぐらいの後遺症を負っていそうな程である。

劉夢華「酷い左目が・・・・・誰がやったの?」

大束敏恵「・・・・うぅぅぅぅ・・・・」

敏恵は辛さのあまり泣き出してしまった。
集団暴行され命からがら逃げてきたのであろう。
これは確実に心にも深い傷を負ったんだ。
確実な障害事件である。
上官に申告し、二人を病院に入院させた。
正義感の強かった私は独自に調査した。

そして・・・・・・・・

劉夢華「あなた達!!」

ガブル少尉「なんだこのアマ?」
ガブル・メサック.少尉

ニューヨーク基地で一番評判の悪い問題児のガブル・メサック少尉。
軍法で禁止されているバズーカ煙草の吸引していた。
バズーカ煙草

新統合政府が禁止している麻薬。
惑星エデン産植物コルカにより生産されている。
煙草のように吸引する。
中毒性が強く、依存しやすい。
吸引続けたら廃人もしくは死亡の可能性がある。
(初出 超時空要塞マクロスⅡ小説版)

その場を偶然パトロール中の敏恵とシャルロッテが現行犯で取り締まろうとしたが返り討ちにあったと言う。

ガブル少尉「テメェはMPか、さっきの小娘共の仲間か?」

劉夢華「そうよ、その復讐に来たわけ。」

ガブル少尉「ほうテメェ一人でか?」

劉夢華「そうよ。」

私は声を荒くして答える。
正式な命令ではなかったので私一人しかいない。
私は感情に任せてガブル少尉一派のアジトへ乗り込んだわけである。
こんな奴らなんて・・・・・・生かしておけない。死より重い苦しみを与えてやる。
とそんな気持ちでいっぱいでした。

ガブル少尉「テメェもあいつらのように体に傷をつけてやる!野郎どもやれ!」

ガブル少尉の号令のもと配下の兵士が私を襲ってきました。
私は得意は拳法で配下の兵士を投げ伏せて応戦しました。
そしてガブラ少尉は私が配下の兵士を掴みあげている隙にナイフを持って襲いかかりました。

       ズダーン

ガブラ少尉「ぐぁ」

私は配下の兵士を掴んで投げ飛ばし僅か2秒の間に護身用の拳銃に持ち替えて発砲しました。
発砲した銃弾はガブラ少尉の手を撃ち抜き肩に命中、それを見た配下の兵士は怯えてガブラを抱え逃げていきました。』

とそこで一旦回想が終わる。

ラウラ「それで・・・・・・・・」

劉夢華「ガブラ少尉はそのまま軍法会議にかけられ無期懲役刑になったけど、私は過剰防衛と言う事で警務隊除名処分され当分は事務で勤務する羽目になったのよ。」

夢華は拳銃で反撃し肩を負傷させた事が原因で警務隊を除名された。
敏恵とシャルロッテは必死で引きとめたが結局警務隊から除名されてしまった。

劉夢華「結局辿りついてしまったのが今のアルタミラのオペレーターなのよね。」

夢華は事務で勤務している時にアルタミラのオペレーター募集の広告を見て募集。
オペレーターとしての訓練を終えて今のアルタミラもオペレーターになったと言う。

劉夢華「まぁ人生は分からないわ。」

人生は分からない。
それは人生は一体どうなるかは自分自身では予測はできない。
ただそれだけである。
夢華の話を聞いたラウラは、この出来事をこれからの人生のために生かそうとそう思うのであった。
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