マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

世界史の一番長い日 第134話 初芽.血の罪を背負う

2018-02-11 21:26:53 | マクロス各種作品派生外伝
                 【西暦2010年.地下施設】
千代と初芽は血の臭いと硝煙の臭いが漂う地下施設の廊下を走る。
途中には大勢の両陣営の兵士の遺骸が転がっており、一般の人が見たら精神的に耐えきれないような感じになっていた。
初芽はこう言うのに慣れていなく、気分が悪くなるが千代は表情を変えていない。

望月初芽「姉さん、慣れているわね。」

望月千代「戦場とはこう言う者よ、警務官とは言え慣れていた方がいいわ。」

望月初芽「そうだけど・・・・堪えるわね。」

望月千代「誰もそうよ、最も・・・・なのは・・・・・」

千代は死体見る事に慣れている。
自身曰く、慣れておかないと軍人としての役目を果たせないと・・・・

もっとも最も一番なのは・・・・・・・・
一番大事な部分を教えようとした瞬間・・・・・・・・・

                 ガンッ

望月千代「停電・・・・」

突然、地下施設内部の電源が消えた・・・・
この停電は地下施設のみに限定されており地上には影響がない。
千代と初芽はきょろきょろするが・・・・・・・・

その時・・・・・・・

「どぉぉや!!」

                 ダッ

望月初芽「わっ!?」

望月千代「初芽!?」

初芽に向けて反統合同盟残党兵がナイフで襲いかかった。
初芽はナイフを持つ手を抑え、ナイフの刃を自身の体に刺さるのを防いだ。
が・・・・それでも刃は初芽に向けられたまま・・・・

「統合政府のメス犬共めが・・・・・」

望月初芽「メス犬・・・・・」

「我らが大義の前にその無残な亡骸を晒せ!!」

反統合同盟残党兵が初芽を罵声を浴びせる。
初芽も反統合同盟には千代程恨みがないが、メス犬と言われ相手を睨む。
千代は助けようとするが・・・・

      ダンッ ダンッ ズドドドドドドドドドドド

望月千代「横から支援攻撃・・・・・」

初芽と千代の間にある通路から別の残党兵数名が発砲する。
弾幕が張られており、初芽を助けに行こうとしても助けられないし。
それに真っ暗闇だから、どう動けばいいのか・・・・分からない・・・・・

そんな状況下だったが・・・・・・・

                グサッ

望月初芽「ギュィィアァァァ」

初芽の左肩にナイフが刺さ、負傷する。
負傷した左肩から血が流れる。
痛がる初芽に残党兵はバンと倒す。

望月初芽「女の子に乱暴するなんて・・・・・最低ね・・・・・」

止血するため、初芽は腰に携帯している消毒用パットを取り出しつける。
ゆっくりしている暇はなく、残党兵はナイフを取り出し初芽の心臓目がけて襲いかかる。

               ズゴォォォン
バタン

望月初芽「はぁはぁはぁはぁ」

咄嗟の判断で、拳銃を取り出し残党兵の頭に銃弾を叩きこむ。
銃弾が脳天に当たり残党兵は初芽の目の前に倒れこんだ。

望月初芽「殺した・・・・・・・私が・・・・・・・・・・人を・・・・・」

軍人とは言え初めて殺す事は誰でもかなり厳しい精神を圧迫する。
初めて人を殺した初芽は激しく精神が動揺する・・・・
これが戦争なのかと・・・・・・・・・

望月千代「初芽・・・・・・・・・・」

           ズドドドドドドドドドドドドドドド

望月千代「くっ・・・・・・・・」

初芽の今の状態を感じ取ったのか、シェルショック(戦闘ストレス)にならないか心配する。
だけど、今いる場所は戦場。
他人を心配するより、今は自分を心配しろ・・・・・・・・

千代は相手の命を奪うべく銃を向け撃つ・・・・
数人撃つが・・・・・・・・

望月千代「こいつ・・・・・・・」

一人、紙一重の優秀な兵士が体を上手く活かし接近する。
それだけでも十分いけるが、仲間が共に動き千代の銃弾の餌食になりその兵士を千代に近づける。

望月千代「死兵になっているのか・・・・・・・」

残党兵の動きに恐怖するが、本命の兵士が千代に接近する。

「Пойдите для этого(くたばれ)!!」

相手はロシア語で千代を罵声し銃剣を付けたAK-47で千代を突き刺そうとする。
千代はダンッと体をつけ銃を落としAK-47を両手で押さえる。

確実に殺される・・・・・

そう千代は死を覚悟する。
いくら身が軽く、華奢な体して運動神経と運転能力.士官学校に入れる完璧な兵士の千代。

だが今相手している兵士は力が圧倒的に強い、なんとか機動戦で仕留めれば勝てなくはないが・・・・

圧倒的に不利・・・・・・・
死ぬしかない・・・・・

望月初芽「姉さん・・・・・・・」

初めて人を殺し・・・・・動揺していた初芽は姉の危機を確認した。
初芽はどうしたらいいのか分からない。

第1次星間大戦開戦後のSDF-1マクロス内部で軍の入隊の案内の看板を見て軍に入り。
正義感が強く、警務官に配属された。

軍の中で不正を働いたり、暴力を振るう人間を諌め時には制圧・・・・・・・

だけど実際、自分が戦場に入れば無力・・・・目の前で・・・・自分の家族が敵兵に殺されかける・・・・・・・・・・

現実に向き合えない自分が憎む・・・・・・甘さを残す時に非情になれない自分に・・・・

初芽はナイフを取り出した・・・・・・・そして・・・・

                 グジュ

「がっ・・・・・・・・・сам(おのれ)!!」

千代を抑えている反統合同盟残党兵の脇腹を刺す。
兵士は痛さに耐えているのか、初芽を殺すべく痛みを抑え拳銃を向ける。

                  ザシュ

望月千代「早く私を殺すべきであったな・・・・そうすれば自分が死なずに済んだものを・・・・・・・」

抑えから解放された千代は素早くナイフを取り残党兵の首を斬り裂く・・・・
千代の顔は残党兵の血の色に染まる・・・・・・・・・・
二人はお互いの顔を見る・・・・・・・初芽の目からうっすらと涙を流す・・・・

望月初芽「姉さん・・・・・・・・」

2度も殺した・・・・・・・もう普通には戻れないと・・・・
その涙は初芽の今の心境を表していた。
その初芽の心境を千代は感じ取る・・・・・・・・

望月千代「助けてくれてありがとう、辛かっただろうね・・・・・・」

望月初芽「はい・・・・・・・・・・」

望月千代「早くこれを終わらせよう・・・・・・何が起きているか分からないけど・・・・・・・これを・・・・・・・・」

千代はしかたがないとは言え、2度も人を殺す事になった初芽にお礼をいいつつ慰め、これを終わらそうと初芽に言う。
一刻も早くこの無残な戦場を終わらせて終戦を迎えねばと・・・・・・
初芽は姉の言葉を聞いて頷く・・・・・・・・・・

だけど、二人の目標はそう簡単に達成させるつもりはない・・・・・・
二人に脅威はひっそりと忍びよっている。
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世界史の一番長い日 第23話 援軍要請

2018-02-04 22:43:11 | マクロス各種作品派生外伝
矢吹は部下とチェヨン.菊蘭を率いて通信施設に向かう。
かつて、地球統合軍総司令部の管制官が使っていた施設である。
今は一部修理されて使えるようになっている。

袁菊蘭「少佐、認証カードはありますか?」

矢吹少佐「上から認証カードを預かっている、地下施設警備責任者だからな。」

なんとか通信室に到達したが、通信室に入るには認証カードが必要である。
矢吹はポケットから認証カードを取り出し通信室に入る。

チェヨン「誰に通信するのですか?」

矢吹少佐「警備担当をしているのはマイストロフ大佐だ、なんとして今の事態を報告する。」

矢吹が通信する相手は。
SDF-1マクロス内部で保守タカ派のマイストロフ大佐である。
現在、終戦協定締結式の警備総合担当者として活動している。

少しでも援軍を要請し反統合同盟残党による反応弾の使用を阻止しなければならない。
通信機の一つを取ると矢吹は地上とのコンタクトを試みた。
最初はノイズ音であったが・・・・・

『こちらガンサイト3、こちらガンサイト3。そちらの官姓名と所属をお願いします。』

矢吹一郎「こちらコチラ、クロウヘッド。」

『クロウヘッド、了解。要望をお願いします。』

矢吹一郎「警備担当のマイストロフ大佐をお願いしたい。」

上の通信班と通信が繋がる。
矢吹はコールサインであるクロウヘッドを伝え警備担当のマイストロフを呼んでくれと通信兵に言う。

一方、矢吹が話したい相手マイストロフ大佐は終戦協定締結式におけるグローバル議長の演説を聞きながら配下にそれぞれの指示を与えていた。

「大佐、このまま式典は成功しそうですね。」

マイストロフ大佐「あぁ何事もなく・・・式典が成功しこの戦争終結がなる事を祈るよ。」

地上は今の所異常なし。
マイストロフ大佐は安心した表情を浮かべていた。
このまま式典が無事に終わり戦争終結への道へと進んでくれればと思った・・・・・

「失礼します・・・・マイストロフ大佐、地下警備を担当している矢吹少佐から連絡です。」

マイストロフ大佐「矢吹から?なんだね?」

「通信班から何やら慌てた様子だと・・・・・」

マイストロフ大佐「統合戦争の冷静なる日本人指揮官が珍しい・・・・・・・分かった。」

例の通信がマイストロフ大佐の元に届く。
マイストロフ大佐は副官の話を来たらすぐ様、通信所へ向かう。
統合戦争の矢吹が自身を呼び出しているのはただ事ではないと・・・・

マイストロフ大佐「私だ・・・・矢吹何かあったのかね・・・・・」

矢吹一郎「はい・・・・少しヤバい状況でして・・・・・・」

マイストロフ大佐「名将であるお前の少しのヤバいは我々凡人からしたらとんでもない・・・・何かあるのならば言ってくれ。」

矢吹と話すと比較的に落ち着いているが。
いつもの矢吹を知っていると、少し焦りがあるように感じる。
今まで保守系軍人としてSDF-1マクロスに乗り艦長代理と戦ってきたマイストロフ大佐・・・・・
それぐらいは分かる・・・・・・・

少し矢吹は落ち着き・・・・・・・

矢吹一郎「地下施設に例の物を狙う反統合同盟残党が襲来しました。」

マイストロフ大佐に反統合同盟残党が襲来した事を報告する。
それを聞いたマイストロフ大佐は帽子を取り頭を少しかくと・・・・・

マイストロフ大佐「馬鹿な・・・・連中は我々と同様にゼントラーディ軍の総攻撃でダメージを負っているはず・・・・・何かの冗談だろう・・・・と言いたいが確かか・・・・」

矢吹一郎「はい・・・・・・・・・」

マイストロフ大佐「そうか・・・・連中の戦力は・・・・」

矢吹一郎「総数不明・・・・・私の推測では1個大隊はいるかと・・・・・」

マイストロフ大佐「つまり・・・・・・・・私を呼び出したのは援軍か・・・・・」

矢吹一郎「そうです・・・・・・」

必要な情報を手に入れる姿勢に入り、矢吹が何が必要か求める。
矢吹から必要だという物は援軍・・・・・
やはりそうかと思った・・・・・・・・1個大隊の戦力・・・・

援軍を出すとしたらかなりの兵力を送らなければならない・・・
だが・・・・・・・・・・・

マイストロフ大佐「戦力は装甲車を中心とした3個分隊30名しか出せない。」

矢吹一郎「30名だけでありますか?」

マイストロフ大佐「下手に大部隊を動かせば、国民やゼントラーディ軍代表に不信を抱かせる事になる・・・・・これが精一杯だ・・・・」

矢吹一郎「そうですか・・・・ならば仕方がありませんね・・・・」

あまり大部隊を応援に向かわす事が出来ない。
せいぜい送る事の出来るのは1個小隊に近い兵士30名と装甲車1台のみである。
だけど、それでも矢吹からすればありがたい戦力である。

矢吹もマイストロフ大佐の言う事を理解している・・・・
たくさんの戦力を送ればいろんな問題が起きる事を・・・・・

マイストロフ大佐「ここでいいだろう・・・戦いがあるだろう・・・・」

矢吹一郎「はい・・・・私はここで失礼します。」

矢吹はそろそろ戦いに復帰するべく通信を切る。
マイストロフ大佐は軍帽を整えると・・・・

マイストロフ大佐「各部隊から隊員30名と装甲車1台の準備の手配を頼む。」

「ハッ・・・・・」

すぐさま増援部隊の手配を開始する。
問題はいい人材が集まるか・・・・統率がいいかである・・・・・

マイストロフ大佐「さて・・・・・・・・どう動くか・・・・・・・」

そうした事からマイストロフ大佐は不安がる・・・・・・
だけど、そうしているうちに反応弾が反統合同盟残党により奪取され。
使用されてしまい、終戦を破壊してしまう可能性がある。

そうならないためにもなんとしても援軍を送り形勢を維持しなければと・・・
マイストロフ大佐は思った。
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世界史の一番長い日 第22話 戦闘種族が故の恐ろしさ

2018-02-03 15:47:01 | マクロス各種作品派生外伝
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊ラプラミズ直衛艦隊ミリア隊所属。
モーア・カリダム・・・

地下施設における反統合同盟残党兵の襲撃に他の兵士と共にいた。
その中にはなんやかんやでで合流した信一郎も含まれている・・・・

「銃声は近くだけど何処かしら・・・・」

モーア「多分・・・・・・・・・」

                 ダッ

「カリダム・・・・・・・」

銃声を聞いた兵士達は不安がっているが。
モーアはまるで平気な顔をしながらこの先にある周り角に入り込む。
今行動している女性兵士などの兵士はモーアの迂闊な行動に驚き止めようとするが・・・

グェギャアグァァァァ
ダェェェガァァァァァ
ズドドドドドドドドドドドドドドドド

「ひっ・・・・・」

突然、銃声と兵士の者とされる悲鳴が聞こえる。
兵士はこの世の者と言えない程の叫びを発しており、この先一体どんな事をしているのか・・

想像力が普段からそんなにない人でも理解できる程の凄惨な事態になっている事が分かる・・・・・

それからして・・・・・・・・

モーア「こんなに近くにね・・・・・・」

「なんて恐ろしい女なの・・・・・・」

武田信一郎「知ってはいるが、お前は恐ろしい女だな。」

すぐさま返り血を浴びて帰ってくる。
移動して見ると若い者からベテランまでの男女の反統合同盟残党兵の遺体が転がっていた。
良く見ると、どれも急所だけを狙って殺害している・・・・・

だけど・・・・・・・・

ミーリャ「こ・・・い・・・・」
反統合同盟残党兵ミーリャ・アバルキン.曹長

一人の反統合同盟残党の10代の女性兵士が生きており拳銃をモーアに向ける。
その目はモーアと統合政府への恨みの目だ・・・・
信一郎はそれに気が付き拳銃を抜こうとするが・・・・・・・・

                  ガツッ
ダンッ

ミーリャ「あ”ばばばばばばばば」

モーア「よしなよ・・・・・・・あんたを生かしたのはワザとだよ・・・・私の善意を利用し私を殺そうとするのは・・・・・・・・本当に君って言う地球人は愚かだね。」

モーアは誰もが予測しえない行動を取り、ミーリャの首を絞めあげる。
首を絞められたミーリャは口から唾液を噴き出す。

武田信一郎「おいやめろ、死ぬぞ!」

モーア「大丈夫・・・・・・・・殺さない・・・・・・私がこの娘にあげるのは死に近い所・・・・・・・・・地球人の先人が言っていたんだけど・・・・・・・・死に近づければいかに自分が愚かって教える事が出来るよ。」

武田信一郎「なんだと!?」

モーア「ほらっ・・・・・・・・」

苦しんでいるミーリャを見て信一郎を始め大勢の兵士はモーアを止めようと入るが。
モーアは明るい表情から目の前にいる敵を本気で殺すかのような表情を浮かべ上記の事を言う。

死に近づければ自分が愚かって・・・・・・・・

上記の事を言った後、ミーリャを解放する。
ミーリャは倒れた途端咳き込むが・・・・・・・・・・

                    ガッ

ミーリャ「ぎっ・・・・・・・・あ・・・・・・」

モーア「これでよし・・・・・・当分、銃は使えない・・・・これが終わったら上で治療しようか・・・・・・・・・」

モーアがミーリャの左手を足で踏み銃を使えないようにする。
銃は基本両手で持つのが基本であり、片方をダメージ追えば命中率と安定率が下がる。
そしてミーリャからナイフなどの武器を取り上げ自身が持っていた水筒の水を飲ませる・・・

ミーリャ「統合政府の犬め・・・・・・・・・」

「何・・・・・・・」

ミーリャ「勝手に戦勝国気取りしやがってそこの日本人(ヤポンスキー)もそこのアメリカ人(アメリカンスキー)も皆・・・・・・・・」

元気を取り戻したらミーリャは反抗する・・・・・・・・
大勢の統合軍将兵は驚く・・・・・・・・・
あれだけモーアに痛めつけられながら・・・・・・・・・・

モーア「君は本当に・・・・・・・・・ふぅ・・・・・・どうして分からないのかね・・・・」

ミーリャ「お前・・・・・・・・・・ゼントラーディ人と言う奴だろ・・・・よくも・・・・・・・・私達の故郷を・・・・・・・・・」

                  シュッ

ミーリャ「ひゃっ・・・・・・・・・」

モーア「もうやめなよ・・・・・・・・・・私から見ればあんたは年上・・・・・・でも・・・・まだ人生まだまだ先なんだしさ、私はこれ以上傷めつけたくないのよ・・・・・・・ねっ」

反抗するミーリャにモーアはナイフを突き付ける。
そして自身が敵兵を殺害した時の返り血を浴びた自身の顔を近づけながら・・・・・・・

モーア「どうする投降しお前達の上が何をしているか話す・・・・・・・・投降しなかったら・・・・・・・・捕虜として取らず・・・・・・殺すけど・・・・・・」

武田信一郎「おい!!」

ミーリャ「え・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・」

ミーリャを脅す・・・・・・・・・
こうしたモーアの威圧にミーリャは等々泣きだしてしまい・・・・・・・・

ミーリャ「降参し全て話ますから・・・・・・・殺さないで・・・・・」

モーア「それでよろしい。」

武田信一郎「・・・・・・・・・・・」

モーアに降伏する・・・・
それを見ていた信一郎達はモーアの美しい顔立ちとは裏腹に心底にある戦闘種族としての恐ろしさを知り畏怖を覚える・・・・・・・・・・・・・・・

これが戦う種族ゼントラーディ人なのかと・・・・・・・

【登場人物アイコン】


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世界史の一番長い日 第21話 エデンの禁断の果実

2018-02-02 14:10:26 | マクロス各種作品派生外伝
地下基地施設が銃撃戦が行われECM攻撃を受け通信が分断された。
あるゲート付近にいた矢吹は、伝令兵を用いて状況を確認しようと試みた。
結果、ある程度の状況を確認できた。

事態は相当深刻であると・・・・

僅か数十分で第23警備小隊で19名.第24警備小隊で18名.警備隊で7名と既に44名死傷した。

★現時点の被害状況
・第23警備小隊
第1分隊:10/10
第2分隊:4/10
第3分隊:0/10
第4分隊:10/10=千代.チェヨン.モーア.菊蘭.信一郎が所属。
第5分隊:3/10
・第24警備小隊
第1分隊:10/10
第2分隊:7/10
第3分隊:10/10
第4分隊:0/10
第5分隊:5/10
・警務分隊
第1分隊:10/10=初芽が所属
第2分隊:10/10
・地下施設臨時警備隊
第1分隊:10/10
第2分隊:3/10

今後も増える可能性がある140名いる兵士であるが、支え切れるか不安になる。
そう思った矢吹は・・・・・・・

矢吹一郎「私も出るが、第24警備小隊.第3分隊をこちらに代わりに入れろ!不足の事態に備えてな。」

「ハッ了解しました。」

矢吹一郎「頼むぞ。」

ゲートを代わりの部隊を置き自身は戦線で陣頭指揮を取り、通信室に一応向かい地上の上層部にコンタクトをする事を決めた。
敵の予想は2個中隊いる可能性がある・・・・・
そうとなれば不利になるのは自分達であり、このまま押される一方であるし。

むしろこの扉を死んででも守り切らねば成らぬ・・・・・この扉の先に終戦が決まる物が置かれている・・・・
もし防衛が失敗すれば、僅かな平和とは言え守り切らねば・・・・・

矢吹は戦線へ向かうが・・・・

袁菊蘭「少佐、ちょっとお聞きしてもよろしいでしょうか?」

矢吹少佐「なんだね?」

袁菊蘭「あの中に入っている物はなんでありましょうか?」

菊蘭からあの扉の奥にある物を聞かれる。
副官と護衛兵.初芽と一緒にいた警務官は険しい顔をするが・・・・

矢吹一郎「やめておけ・・・・・・菊蘭・・・・キム軍曹・・・今からこの中にある物を話す・・・」

「少佐しかし・・・・・」

矢吹一郎「命令だ・・・・・・・」

「ハッ・・・・・・・・」

矢吹により険しい顔し副官らを威圧し、この中に入っている物を話すと言う。

チェヨン「あの中って何が・・・・・って・・・・」

矢吹一郎「慌てるなキム軍曹・・・・」

チェヨン「すいません・・・・」

チェヨンは何が入っているのかを知りたがり、慌てながら中身を聞くが・・・
今焦っているチェヨンを矢吹が落ち着かせる。
落ち着かせると・・・・・・・・

矢吹一郎「・・・・・・・・・あの中に入っている物は・・・・・・・・・反応兵器だ・・・・・」

袁菊蘭「!?」

チェヨン「えぇぇぇぇぇぇ」

中に入っていたのは反応兵器・・・・・・・・反応弾・・・・・
あまりにも衝撃近い物・・・・・・・・・

菊蘭はそれ程驚いていないが、SDF-1マクロスに乗っていたチェヨンは威力を知っているので驚く。

反応弾


(例.西暦2067年.惑星ラグナ.バレッタシティ沖に設置された反応弾が起爆した様子)

往来の核兵器を改良した対異星人用決戦兵器であり、宇宙空間威力向上がされている。
火星サラ基地から帰還中の帰還船団を襲撃した統合軍から奪取したオーベルト級にブルーノ・J・グローバル大佐が乗る同型艦ゴダートにより初投入。
千代達がいるアラスカ総司令部地下施設の中心にあり、SDF-1マクロスが鎮座しているグランドキャノン採掘・マヤン島プロトカルチャー遺跡争奪戦にも使われた。

戦後、重要視され反物質を搭載した対消滅兵器であったり純粋水爆であったりとバリエーションが豊富である。
だが、威力は一個都市を消滅させる程であり。
特別な命令以外使用が禁止され、テロリストやゼントラーディに奪取されたら政治的カードと安全保障上の脅威になる程の危険兵器である。

リン・ミンメイや地球文化のカルチャーショックで、地球の勝因を上げたのは後の歴史学者は言うが。
軍事学者はプロトカルチャー絶滅により失われた兵器であり、ゼントラーディ軍からしたら幻の兵器。
ARMD-01とARMD-02から発射された反応弾を見て、関心を持ち一気に攻撃しなかったから勝因が最大限に上がったという。
関心がなかったら2009年代でも地球が壊滅していたと言う程である。
ボドル基幹艦隊決戦でも投入、され殆どの反応弾が使い切ったと言われている。

袁菊蘭「そんな危険な物があの部屋に・・・・」

矢吹少佐「総司令部が地上にゼントラーディ軍が襲来時に使う予定だっただろう。」

チェヨン「でも総司令部はグランド・キャノン発射後、壊滅的に近い被害を受け・・・・・」

矢吹少佐「確かに2度のゼントラーディ軍の攻撃を受け司令部は壊滅した、だが・・・・・私や袁らのように数千人の将兵が生き残っている・・・・反応弾は何事もなくこの保管庫と共に・・・生きていたんだ。」

菊蘭とチェヨンは矢吹の言葉にあまりにも衝撃を受けた。
自分達が背負っている物の重さに実感する・・・・・・

チェヨン「もし反統合同盟が反応弾を起爆させたら・・・・」

矢吹少佐「半径20kmは消えるだろうな、そうすれば数万人は死ぬし・・・それでもまだマシで・・・・残留ゼントラーディ軍の代表を殺せば他のゼントラーディ軍兵士が死兵となり我々と戦うだろう。」

チェヨン「ぎっ・・・・・」

更に矢吹の言う言葉にも・・・・・
代表らを殺せばゼントラーディ軍兵士が統合軍がだまし討ちにしたと思い。
死を覚悟し統合軍に攻撃を仕掛ける。
装備が不足したり、戦力的にも統合軍が負けるのは確実であり。
下手すれば人類滅亡、月面にいる人間しか残らず・・・人類復興は不可能になる。

矢吹少佐「敵は俺の予想以上に強い、通信室はECM攻撃を受けても地上への通信は可能だ・・・菊蘭・・・・キム軍曹、お前たちも俺の護衛を頼む。」

袁菊蘭「了解。」

チェヨン「りょ.了解」

自分達が反応弾を守り切らねば人類滅亡・・・・・・・・・・・・
チェヨンは物凄く緊張し冷や汗を垂らした。

望月千代「様子的には敵兵士はいない・・・・・」

望月初芽「姉さんなんでそんなに冷静なのよ、拳銃やナイフしかなくましては防弾チョッキのない私に・・・・」

望月千代「しっ・・・・・静かにして・・・・・・」

     ズドドドドドドドド ズドドドドドドドドドド

望月千代「銃声は聞こえる・・・・信一郎とモーアは無事かしらね・・・・・」

千代と初芽は地下のある場所で敵兵士の目を避けながら道を進んでいた。
だけど、周りは銃声が聞こえとても安心できる状況ではない・・・・

望月初芽「しかし、なんでこの兵士達は私達を襲うんだろうね?」

望月千代「あら地下で父さんにそっくりな目をした不審者とか言ったでしょ。何か地下にあるはずでしょ。」

望月初芽「それは確かに・・・・・」

一体なんで反統合同盟残党がここを攻撃するのか、千代と初芽は正直分かっていない。
考えてみようと思うが・・・・・・

望月初芽「もしかして例の部屋かも・・・・」

望月千代「例の部屋って?」

望月初芽「矢吹少佐が守れと言う例の部屋・・・・・」

望月千代「それは何処初芽!!」

望月初芽「姉さん近い・・・まずは仲間を見つけないと・・・・・」

初芽は例の部屋を思い出す。
千代は初芽を問いただすように顔を近づけるが。
軽装備である初芽は仲間集めを最優先にしようと訴える・・・・・・・・
あっそうかと千代はきょとんとし、初芽はジト目になりながら呆れる。

【登場キャラアバター】




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世界史の一番長い日 第20話 死屍累々

2018-02-01 21:19:19 | マクロス各種作品派生外伝
地下駐車場に降り立つ反統合同盟残党兵。
トラックから出てきてはAK-47.AK-74.AN-94を持った兵士が迎撃地点に退避中の統合軍将兵に向けて発砲する。
撃たれた将兵は次々に倒れていく。

「撃て撃て!!」

「おい待て慌てる・・・・」

              ズドドドドドドドドドドドドドドド ズドドドドドドドドドドドドドドド

「がっぎぃがぁ」

味方が次々に殺害され、恐怖に陥った一部の兵士が銃を乱射する。
その結果、敵兵士を殺したり、近くにいた仲間に向けて撃ち殺す事になる。
その兵士もまた同じように狂乱した味方に殺されその兵士も同様になる。

信濃弾正「敵は混乱している白兵戦用意!着剣、行け!!」

信濃弾正の命令により反統合同盟残党兵がアサルトライフルにナイフを付け、突撃する。
何も出来ずに逃げる事しかできない統合軍将兵を次々に殺害する。

なんせ反統合同盟残党兵は歩兵戦が豊富な統合戦争を経験し、大半が戦後入隊の歩兵戦経験のない者だらけの統合軍将兵。
差が出るのも当然である。

「たぁ」

信濃弾正「ほう!!」

                                ガーン

統合軍兵士の中のは統合戦争経験者がいる。
統合戦争を経験した20代後半の日系人兵士が信濃弾正に銃剣で襲撃する。
弾正はナイフ片手でそれを抑える・・・・・

「お前は信濃弾正か・・・・・・反統合の毒牙にも襲われた今は無き日本を裏切った下郎が!!」

信濃弾正「下郎か・・・・平和を過信し自国の防衛を無下にする愚民なんぞ知らんな!!」

「貴・・・・・・・」

信濃弾正を知っており、激怒する。
信濃弾正は反統合同盟について戦った日系人・・・・・何度も統合戦争中に日系人を死傷させており。
日系人兵士からは恨まれていた・・・・

なんとかして倒そうとするが、弾正の挑発に乗った・・・・
一気に力を込めて弾正を殺そうとするが・・・・

                                ザシュッ

信濃弾正「戦っている最中は話をするもんじゃない・・・・・・・・周りを見ろ・・・・・・下郎はどちらだ・・・・だから日系人は戦争をゲームやドラマ感覚しか見ず平和を過信するから嫌いなんだよ。」

日系人兵士は別の反統合残党兵に銃剣で刺され殺された。
弾正はその日系人兵士を見下したかのような表情で見る・・・・・

「分隊長・・・・戦線維持できません・・・・」

「通信はどうだ?」

「矢吹少佐や本隊に通信できず・・・・ECM攻撃です。」

なんとか迎撃地点に到達し応戦している。
が押される一方であり、応援呼ぼうとしても呼べない。
そうしているうちにどんどん殺されて行き。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」

「おい・・・・・・・・」

信濃弾正「次はお前で最後だ!!」

「うわぁぁぁぁ」

                     パン パン パン パン

信濃弾正「頭が正常ではない奴の銃が俺に当たると思うか!!」

「た.たす・・・・・」

                                 ザシュッ

とうとう指揮官まで殺害される。
指揮官の死により駐車場は完全に沈黙する。
当たりには呻き声が聞こえる。
さっきの戦闘で死にきれない兵士達が苦しんでいる・・・

「信濃大尉どうします?」

信濃弾正「どの道こいつらは死ぬ放置しておけ・・・」

「ハッ」

呻き声を発する兵士は放置。
反統合同盟残党の兵士も信濃弾正の非情さには引く・・・・・

信濃弾正「次は発電室を狙いこの地下内部を電気を遮断、一気に例の部屋に入りある物を起動させる。おい・・・・」

「ハッ・・・・」

信濃弾正「別動部隊はまだか?」

「後20分程に・・・・・」

信濃弾正「それまでに発電所を破壊する、4名程。俺についてこい。後は各所に分かれ陽動せよ!」

「ハッ」

次の攻撃目標は発電所。
電力を遮断すればあたり一面真っ暗になり。
別動部隊が上陸、例の目標に到達しあるもの起動させる。
それが戦争終結を阻止する切り札であり、弾正達にとっても成功させなくてはいけない物である。

弾正は4名を引き連れ発電所へ向かう。

望月初芽「姉さんちょっと待って・・・・」

望月千代「待っている暇はない、あの銃声・・・・ただごとじゃない。」

望月初芽「私拳銃とナイフぐらいしか装備ないんだよ。」

望月千代「あなたはそれでも忍びと清和天皇の末裔ですか?」

望月初芽「そうとだけど・・・・・・・清和天皇今関係ある?(月にいる皇室は私達の遠い本家だけど)」

千代と初芽は銃声を聞いて、発砲元に向かっていた。
初芽は警務官でありアサルトライフルを持って戦う兵士ではなく。
拳銃などの軽装備しか持ってないので、千代を止めるがどんどん千代は前に行く。
なんて怖い物知らずの姉なんだと初芽は思うが・・・・・・・

「!!」

望月千代「なっ」

望月初芽「えぇぇぇぇ」

「こ.殺せ!!」

出会い頭に反統合同盟残党兵と出会ってしまう。
軽装備しかない初芽は思わず叫んでしまうが・・・・
反統合同盟残党兵はAN-94を千代と初芽に向ける。
初芽は更にギャーと叫ぶが、千代は持っていたM5カービンを置き。
ナイフを取り出し。

            グジャァァァァァァ

「こいつ!!」

望月千代「遅い!!」

              ザシュゥゥン

千代はあっけなく2名の反統合同盟残党兵を惨殺する。
その光景に初芽は圧倒されるばかりで。
うちの姉は恐ろしいと改めて実感するのであった。

【反統合同盟】
イスラエルやドイツ.ポーランドなどの軍需産業や。
反米思想にある日本人や西側の人間もいた模様。
2008年のマヤン島事件で瓦解し、崩壊し終戦協定を結び統合政府に編入される。

が信濃弾正を始め多くの残党が抵抗を続け。
第1次星間戦争後、反統合組織として活動。
惑星独立を目指す過激派と組んだり、武装供与を行うなど。
戦場をどんどん広げていき、半世紀たっても戦争は終わってない。
【参加国】
ロシア連邦(反統合派)
中華人民共和国
朝鮮人民共和国
ハンガリー人民共和国
ブルガリア人民共和国
ポーランド人民共和国
ルーマニア社会主義共和国
など
【戦争の記録】




統合戦争は可変戦闘機VF-0フェニックスや火星サラ基地から帰還中の船団を襲撃したオーベルト級宇宙駆逐艦がブルーノ・J・グローバル大佐が乗るオーベルト級宇宙駆逐艦2番艦ゴダードから核兵器を改修した反応弾が使われたり。
マヤン島事件で、古代文明プロトカルチャーに関連する鳥の人が出現している。




【白人系反統合同盟兵】
ロシア
ベラルーシ
ポーランド
など


【アジア系反統合同盟兵】
中華人民
北朝鮮
一部日本人
など
【ピースブレイクダウンを指揮する者】

【名前】
信濃弾正
【種族】
地球人
【出身】
日本国

【名前】
馬友来
【種族】
地球人
【出身】
中華人民共和国

【名前】
クルト・スルガジェーフ
【種族】
地球人
【出身】
ロシア連邦

【名前】
エルザ・ヴェルベア
【種族】
地球人
【出身】
ロシア連邦

【名前】
ファン・テボク
【種族】
地球人
【出身】
北朝鮮
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世界史の一番長い日 第19話 これは演習にあらず 繰り返す これは演習にあらず

2018-02-01 12:45:05 | マクロス各種作品派生外伝
地下で不穏な動きが起ころうとしている頃。
地上では地球統合軍残存部隊.アドクラス艦隊.ラプラミズ艦隊など地球側についたゼントラーディ軍.連合側と・・・
残留ゼントラーディ側の代表らが握手していた。
ラプラミズ艦隊の代表はカムジンの部隊と行方不明になったラプラミズの代行としてティレノール.ゼムー1級記録参謀が担当した。

メフィア「おうおうチビ助上手くやっているね・・・・・・・あだっ・・・・・・」

エリアーノ「チビ助は言わない・・・ったく、あんたは・・・・・・モーアは地下で頑張っているのよ。それに何よ髪結んでヘッドホンして・・・・」

メフィア「いいでしょ、もうゼントラーディの掟に縛られるわけじゃないし。」

兵士が並んでいる中で、地球側についたゼントラーディ軍人が並ぶ中にはモーアの良き戦友メフィアとエリアーノ。
そしてミリア隊と呼ばれる面々が地球統合軍の軍服を着て式典に参加していた。
このような式典に参加するのは戦う事と破壊する事がすべてのゼントラーディ人は初めてであり。
あまり緊張感が感じない・・・・
あんまり緊張感を感じないのは・・・・・・・

桐原茂人「まるでかつての我が故郷日本が降伏し9月に行われたミズーリの降伏式典のようだな。」

滝田英史「少し違いますけどそうですね。」

桐原茂人「そのような式典に俺たち日本人・・・いや日系人が参加するのは複雑な気がする。」

地球人も同じである。
日系人は1945年の敗戦後、統合戦争終戦協定式典を含め2度目の戦勝側の式典に複雑な気持ちを抱く。
もしASS-1の落下せず世界構図がそのままの日本国の自分達が見たらどんな風に思うのだろうかと考えて見た。
なんとも言えない顔をするだろうなと、茂人を始め大勢の日系兵は思った。

桐原茂義「よぉ馬鹿兄貴。」

桐原茂人「誰が馬鹿だ・・・・って明美は・・・・・」

桐原茂義「いつものジャーナリズムの仕事さ。」

警務隊の指揮官として、要人警護ではなく他の警備小隊と共に周辺少数警戒パトロールに就いていた弟茂義と部下であり恋人である紅花が来た。
ジャーナリストである明美はいない模様である。

桐原茂義「そう言えばデワちゃんは?」

桐原茂人「ゼントラーディ軍時代の仲間と一緒、そう言えば楽だろ。」

劉紅花「ふられたんじゃなくて?」

桐原茂人「ふられた・・・・そんなんじゃねぇって・・・・劉さん・・・・お前弟に似たな。」

劉紅花「まぁね・・・・♪」

地上ではあんまり緊張感を感じさせるまるで平穏な人時を過ごすかのように終戦協定式典を見守ろうとした・・・
一方地下では・・・・・

モーア「ちぇっ・・・式典が参加したかったな、ミリア1級空士長やデワントン2級空士長やメフィアとエリアーノは楽に過ごせて・・・・」

「ゼントランの小娘何を言っているんだ、これも立派な仕事のうちだぞ。」

モーア「はいはい分かっていますよ。」

地下施設で第23警備小隊の一員として警戒活動をしているモーア。
ゼントラーディ人の歩兵がおらず、人生最初の式典になるかもしれない終戦協定締結式に参加できない事を愚痴っていた。
不満そうな顔をしながら・・・・・

モーア「話し相手もいない、千代やチェヨンとか・・・・・入ればいいんだけど・・・・ってあいつ(信一郎)でもいいんだが・・・」

周りは地球人の男女しかいない現場。
ゼントラーディ人であり、地球人との交流関係の幅の狭いモーア。
交流関係のある人は皆、何処かへ行ってしまった・・・・
モーアはそのせいで孤独感を感じるようになる。

           ズドドドドドドドドドドドドドドド ズドドドドドドドドドドドドドドド

モーア「何が起こった!?」

突然、駐車場の方面から銃声が聞こえる。
まるで雷かのような轟音を発しながら・・・・不満ばっかり言っていたモーアの不快感を吹き払った。

「これは演習にあらず!!これは演習にあらず・・・・あのトラックを撃て!!横転させ敵の侵入を防げ!!」

           ズドドドドドドドドドドドドドドド ズドドドドドドドドドドドドドドド

「銃弾が効果なし・・・、防弾ガラスです。」

「構わん、タイヤを狙え!!」

矢吹の命令で応戦状態に入る駐車場警備の第24警備小隊と第23警備小隊の兵士。
重機関銃とアサルトライフルを発砲しているが、銃弾が防弾ガラスであり銃弾程度では破壊できないような作りになっているトラックを破壊できない。

信濃弾正「なんとしても駐車場を制圧しろ!別動隊が攻撃開始するためにも引き寄せる必要がある行け!!」

「ハッ」

攻撃部隊を指揮する信濃弾正はドライバーに駐車場に突撃するように指示する。

「タイヤ狙えません。」

「ロケットランチャーを使え・・・・」

「無理です・・・・爆風の関係で持ってきてません・・・・・」

「なんだと!!」

突撃してくるトラックに有効なダメージを与えられない・・・・
指揮官はロケットランチャーで破壊するように指示するが・・・地下でロケットランチャーを使うのは危険なので持ってきてない。
その事実を知った指揮官は顔色が真っ青になる。

「来るぞ!!」

「た.退避!!」

ガシャン

有効な手段を選べないままトラックの激突を許してしまう。
警備小隊の将兵達は攻撃ポジションから逃れるため退避する。
トラックの激突に巻き込まれた兵士はいないが・・・・

完全に防衛体制に乱れが発生する・・・・

「総員、別の防衛地点まで退避!敵兵が来るぞ!!」

指揮官は若干腰を抜かしかけつつ、トラックからの敵歩兵の降車を恐れ各隊員の退避を指示する。
兵士たちは応戦迎撃地点まで退避する・・・・

信濃弾正「全員降車、急げ!敵兵を殲滅する。徹底的にな・・・・・・」

マスクを被り防弾ヘルメットを被る信濃弾正は反統合同盟残党兵士にそう指示しトラックから降車する。
どんどん後続のトラックが停止し次々と兵士が降りてくる。

そして・・・・・・・・

              ズドドドドドドドドドドドドドドド ズドドドドドドドドドドドドドドド

駐車場で雷のような銃声が多数響く・・・・・・
これが世界史の一番長い日の始まりを告げる音となる・・・・・・・
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世界史の一番長い日 第18話 千代と初芽あっさり和解と招かれざる客

2018-01-31 23:56:01 | マクロス各種作品派生外伝
残留ゼントラーディ軍の代表らが到着した。
マイクローン化しており、グローバル議長と同様に軍人に囲まれながらレッドカーペットを歩く。
歓喜する者や憎しみをこめる表情を浮かべる者に二分される。

様々な感状を込められたこの式典。
その地下では千代と矢吹を護衛する初芽がいる・・・・

望月千代「案外この地下施設大きいわね。」

チェヨン「それもそのはずよ、元々地球統合軍総司令部があったから。」

望月千代「それもそうか。」

千代はチェヨンと袁菊蘭の3人で廊下の警戒に当たっていた。
信一郎は別の班に加わっているのでこの場にいない。
女性兵士3名で行動している。

矢吹一郎「ふぅ・・・・各員別のエリアに向かうぞ。」

望月初芽「ハッ」

一方の初芽は矢吹と共にいた。
厳重に守られている地下ゲートの前にいながら。
初芽は矢吹や他の面々と共に別のエリアに向かう・・・

が・・・・初芽はずっとあの厳重なゲートを見続ける。
あれには一体何があるのか、あのゲートの先に一体何が保管されているのかと・・・

「何をしている望月伍長・・・・」

望月初芽「いえ・・・申し訳ございません。」

「気になるが・・・中身を知る必要はない。」

望月初芽「知る必要はない?」

「そう必要ない。」

ずっと見ていると矢吹付きの士官が早く来ないかと催促する。
気になっている事に気がつくが、ゲートの先にあるのかは言わない。
むしろ、知る必要がないと言われた。

一体何が入っているのか気になる初芽・・・・
だけど、この先深入りするのは危険だと判断し諦めた。

しばらくすると・・・・・・

望月千代「あっ・・・・」

望月初芽「姉さん・・・・・」

望月千代「少佐に初芽・・・・・・」

千代と初芽は出会ってしまう。
二人は何やら微妙な雰囲気を出してしまい・・・
それを察した矢吹は二人を不思議そうに見る・・・・

袁菊蘭「お久しぶりです少佐。」

チェヨン「あの時に救出作戦以来ですね。」

矢吹一郎「えぇぇそうですね。」

チェヨンと菊蘭も二人の微妙な動きを感じたのか・・・・・

矢吹.菊蘭.チェヨンは二人を差し置いて挨拶する。
横目で二人の微妙な雰囲気を見る。

すると・・・・・

望月千代「チェヨン.菊蘭.ついでに少佐。」

矢吹一郎「少佐である私はついでなのかね?」

望月千代「そう言う事では・・・・・」

矢吹一郎「分かった・・・・望月行きなさい。」

望月初芽「えっ!?・・・あっ・・・分かりました。」

千代は3人に席を外していいかと言う。
矢吹はそれを察し初芽を千代と共に行かせる。

望月千代「ではこれで・・・・失礼します。」

矢吹一郎「うむ・・・・」

望月初芽「姉さん・・・」

望月千代「初芽・・・・・おいで・・・何も悪い事言わないから・・・・」

望月初芽「うん・・・・・・・では少佐、私も失礼します。」

千代と初芽は敬礼してこの場を去った。
この場を去った千代と初芽・・・
すると・・・・

望月初芽「姉さん・・・・ごめん・・・・」

望月千代「ごめん・・・・・」

望月初芽「あの時、激怒して・・・・本当にごめんなさい・・・・」

初芽は若干涙を浮かべて千代に謝る。
それを聞くと・・・・

望月千代「ごめんは私だよ、あんまり気持ちを理解しないで軽率な事を言って・・・・今回の任務一緒に頑張ろう・・・・奇遇にも同じ場所が現場だし。」

望月初芽「姉さん・・・・うん。」

望月千代「少し話そうか・・・今回の仕事は楽そうだし。」

思っていたよりあっさり関係の修復が出来た。
案外これでもいいかもしれない、関係修繕出来れば・・・
二人は完全装備のまま、周辺の警戒に入りつつ二人きりで話そうと決めた。

その頃・・・・

「ちっこんな所を守っても意味あるのかねぇ?」

「そいつは同感だな。」

第24警備小隊と第23警備小隊が守る旧地下施設の駐車場。
地下施設は全部警備しきれているわけではなく、地下施設にあった重要な物はすべて一か所の復旧できた地点に集められている。

彼らがいる場所はその場所であり、残りの部分は戦後復興計画に再建される予定・・・
だけど・・・敵が来なさそうな場所であり、警備しても意味があるのかと疑問に持つ兵士がいて、まるでやる気のない表情を浮かべていた。

そんな時・・・・・

「なんだあの光は?」

「どうした?」

「見てくれ・・・・・確かに・・・・・なんか光が見える。」

第24警備小隊の兵士の光がトンネルの奥に見える光を確認する。
それを聞いた別の兵士が双眼鏡でトンネルの光を確認する。
一体何の光だと思ったが・・・・・

「お.おい・・・・・」

「なんだった・・・・」

「これはまずいぞ・・・・司令部に連絡しろ警備担当者は・・・・」

「ハッ矢吹少佐です・・・・」

双眼鏡を覗いた兵士は顔面蒼白になる。
見えたのは謎の車列を確認する。

矢吹一郎「何?謎の車列?」

『ハッ・・・・あまり遠くですが謎の車列が・・・・・どうしま・・・・』

矢吹一郎「終戦協定の招かれざる客だろう、相手してやれ発砲準備!」

『了解』

矢吹は報告を聞くと第24警備小隊の兵士に応戦準備の命令を出した。
この話を聞けば攻めてきた相手が分かる・・・・・
明らかに反統合同盟残党と言う名の終戦を破壊する目的の招かれざる客。

「矢吹少佐の指令だ!あれは招かれざる客、応戦準備・・・・」

「それは本当・・・・・」

「今はどうでもいい今はあいつに銃を向けろ!!これは演習ではない、これは戦闘になるのかもしれん!!統合戦争の経験は・・・・」

「自分は戦後入隊で・・・・・・」

「ならば今覚えろ!!急げ!!!」

この場にいた班長がうろたえている兵士に激を飛ばす・・・・
そうしているうちにどんどん車両は接近する・・・・も・・・
警備小隊側は一斉に謎の光の正体の車列にアサルトライフルや重機関銃を向けた・・・・
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世界史の一番長い日 第17話 運命の日

2018-01-31 00:02:33 | マクロス各種作品派生外伝
            【西暦2010年3月30日.終戦協定締結日マクロスシティ.午前1時】


いよいよ運命の日を迎えるマクロスシティ周辺の建物周辺には警戒する兵士でいっぱいであった。
千代が所属する第23警備小隊は全員揃い、今後政府庁舎として使う建物前に集結した。
どの兵士も完全装備でありどの兵士も眠そうな顔をしている。

フランク「いいか今回は地下の警備に当たる、不穏分子がどこから攻めてくるか分からない今。地下施設の片隅も不穏分子の攻撃の目を摘まなくてはならない!!」

千代達が並んでいる前方にフランクが演説をする。
皆は眠そうに寒そうにしているので中々フランクの演説している話の内容を理解できていない。
寒さに震えながら演説を聞いているといろんな箇所がいたくなる・・・・

チェヨン「耳が痛い・・・・・手袋越しなのに手が痛い・・・・」

袁菊蘭「しっ聞こえるわよ。」

チェヨン「だって・・・・・・・」

以前、チェヨンが助けた兵士の一人袁菊蘭もこの小隊にいた。
まるであの時に戻ったかのように・・・・・・
その横でチェヨンが寒さでいろいろと震えている・・・・

一方の千代は・・・・・・

望月千代「・・・・・・・・」

寒さを我慢しながらずっとフランクの方をずっと見続けている。
どうやって初芽に誤ればいいのかを悩みながら・・・・・

フランク「では第23警備小隊は第24警備小隊と共に地下施設に入り警戒任務を実施する。第1分隊から進め!!」

フランクの号令の元、地下施設に入る。
将兵たちは寒さに震えながら待機していたのかその反動でどんどん地下施設に入りこんでいく。
その表情は笑顔である。

地下施設に入り喜ぶ彼らであるが、地下搬出道路を通るのでかなり体力をくう。

望月千代「かなりきつい・・・・・」

いくらワンマンアーミー体質の千代でもこれはきつい・・・・・
しんどいを通り越した感じである。

ようやくポイントに到達した頃には大勢の将兵達がばてており息切れを起こす人が続出した・・・・・

望月千代「はぁはぁはぁはぁ」

ビル4階分の下の地下に降りた千代は多少の息切れを起こす。
アサルトライフル.拳銃.ナイフ.水筒.食料.衣料品を積んだバックパックを積んでいる。

望月千代「流石にこの重さでやるのは・・・・・チェヨン・・・・水飲みなさい・・・・・」

チェヨン「がふ・・・・・・ご・・・ごめん・・・・・・・」

普通の兵士級の体力を持ってしても喉が渇く程の力を失う。
チェヨンや信一郎を始め多くの兵士がバテバテだ・・・・・

望月千代「菊蘭はバテないのね。」

袁菊蘭「拳法などいろいろと格闘術と我慢強さがありますから、千代さんもバテませんねそれと・・・モーアさんも。」

望月千代「まぁね。」

モーア「いやいやこれ普通じゃない、地球人ってなんでそんなに体力減るの早いんかねぇ?」

バテていない菊蘭とモーアに問いかける。
菊蘭はなんともなく、千代が問いかけた事を返し。
なんで皆バテてているんだ、バテないの普通じゃんとモーアが言う。

それを言ったモーアを千代と菊蘭は・・・

あんたはゼントラーディ人で戦闘に特化した遺伝子と体付きだからバテないんでしょうが・・

と突っ込みを入れた。

確かにゼントラーディ人は地球人よりかなり骨格が優れている。
それは有名な事である。

チェヨン「しかし、なんで地下も警備するのかな?」

望月千代「さぁね、でも地下にはまだまだ分からない所があるし不穏分子がそれを利用して襲う可能性があるから。」

チェヨン「ふ~ん。」

これから本当の意味での仕事が始まる。
皆は終戦の日に襲う人間はいないと考えており、第24警備小隊含め気楽な態度を取っていた。

だが・・・・これから世界の歴史の中で最に長く苛酷な戦いが始まろうとは予想もしていなかった。

一歩間違えれば人類滅亡の危機に陥る程の短くも長く苛酷な戦いが・・・・・

矢吹一郎「そろそろ目標回に着く頃だな。」

望月初芽「はい。」

初芽は矢吹と共に千代がいる地下にエレベーターで降りていた。
そこには何か重大な物を守っているかのような大きな部屋があった。

矢吹一郎「よし各隊は引き続きここの警備を厳にせよ!!」

「ハッ」

矢吹は部下に厳重に警備せよと命令する。
初芽はこの部屋に一体何を意味するのかと疑問に持つ・・・・

だが唯一分かる事が・・・・・
下手すれば人類の命運に関わる重大な物が保管されている事・・・・・

一体何が入っているのか分からないがそんな気がする・・・・・

望月初芽「今回はとてつもなく苛酷な日になりそう・・・・姉さん・・・・姉さんにいつ謝ろうか・・・・・」

初芽は不安そうにこの厳重に警備されている扉を見るのであった・・・・



そして、終戦協定締結の式典の時間になった。

グローバル議長は大勢の軍人に囲まれながらレッドカーペットを歩く。
陸軍.海軍.空軍.宇宙軍.海兵隊.警備隊の将兵・将校と、会場周辺には終戦を待ち遠しく待つ国民らが集まった。
ようやく終わる戦争・・・・・

人々が現時点で望む事がようやく実現できる・・・・・・・

だが・・・・・・・・

信濃弾正「諸君、いよいよ決起の時が来た!!終戦を破壊しこの戦争終結を阻止する!!」

『ハッ』

信濃弾正「目標物を起動すれば我々の勝利となろう地下道路を使い進撃する、全員乗車。」

それを望まない者が動き始める。
冷戦時代の遺物か・・・・・・・西側諸国への嫉妬か・・・・・・・
恨みか・・・・・・・・・

様々な感情を混ざりながら・・・・・・・・・・トラックに乗車し・・・・・
自身の目的を果たさんと動き始めるのであった。
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世界史の一番長い日 第16話 勝利者のいない戦争

2018-01-26 19:43:44 | マクロス各種作品派生外伝
             【西暦2010年3月29日.終戦協定締結前日】
残留ゼントラーディ軍と終戦協定締結を向けて地球統合軍残存部隊と政府首脳代行は式典の準備を開始した。
終戦協定締結式に参加するため、月面アポロ基地.月面クラビウス基地にいて難を逃れた宇宙軍首脳と一部議員が次々にマクロスシティの滑走路に到着する。
周辺にはVF部隊.VA部隊.デストロイド部隊などの統合軍残存部隊の精鋭が警護。

更に戦車部隊や警務隊.歩兵部隊に警官部隊も導員されている。

チェヨン「いよいよ明日・・・・終戦ね。」

モーア「終戦、ゼントラーディ人である私には実感ないな~」

チェヨン「実感ない?」

モーア「うん・・・・・感覚の違いだとは思うけど~なんか釈然としない。」

チェヨンとモーアは陸軍歩兵装備一式着込んで、第23警備小隊集合ポイントに向かう。
かなり集合時間に余裕があるため談笑しているが、内容は終戦に関する事である。
明日を楽しみにしているチェヨンと何か釈然としないモーア。

モーア曰く感覚の違いと言うが・・・・・・・・・
もっとも釈然としない理由が感覚ではない・・・・
感覚よりも大きな理由が存在している・・・・・・・・・それは・・・・・・

モーア「そう言えばチェヨン。」

チェヨン「何?」

モーア「この戦争の勝利者って何処なのかな・・・・・」

チェヨン「私たち地球人なのかしらね・・・・」

釈然としない理由はこの戦争の勝利者である。
第1次星間大戦と後に呼ばれるこの戦争は一体誰が勝利者なのか・・・・・そこが釈然としない。
なぜそこが釈然としないのか・・・・・・それはモーアの質問に答えたチェヨンの返答・・・・

地球人が勝利者である事・・・・・・・・・

モーア「地球人が勝利者ね・・・・・」

チェヨン「地球人が勝利者では何かご不満でも?」

モーア「大ありよ!!」

モーアは地球人がこの戦争で勝利者である事が気に入らない。
チェヨンは不思議そうに・・・・

チェヨン「なんで?」

とモーアに質問する。
モーアは一旦落ち着いた口調で・・・・・・・

モーア「圧倒的な戦力を今だに有しているのに戦争に負けた事にされると、私の同胞は納得する人いないと思うな。」

チェヨン「えっ・・・・・・・」

モーア「確かに反抗作戦で打撃を与えたけど、まだ大勢の将兵・・・・いや他のエリアにいる敗残艦隊や別の基幹艦隊が来れば勝てると思う将兵が大勢いるからよ。」

ゼントラーディ人は自分たちこの戦争の敗者とされる事に納得していない。
理由は圧倒的に地球人に勝てる要素が残したまま敗者にされる事を・・・・・・・
地球側について戦ったモーアもそれを唱えるゼントラーディ人の気持ちが分かる・・・・

チェヨン「認めない将兵って・・・・」

モーア「私の推測だけど、終戦締結がされても0.5ターム(1年)単位で同胞が暴動を起こし・・・そして武器を取って統合政府に歯向かうようになり別の基幹艦隊とコンタクトを取ろうとする連中が出てくる・・・・」

チェヨン「そんな・・・・」

モーア「もっとも勝利者がいない場合でも起こるけど、定めた場合よりかはマシよ。」

ゼントラーディ人が地球人に不満を持ち暴動を起こして、次第に武器を持ち叛乱を起こす。
奇しくもそのモーアの予測は1年程後に的中し、2012年1月に第1次マクロスシティ攻防戦が起こる。
勝利者を設定したらゼントラーディ人の猛反発は必至である。

チェヨン「今度は私から質問するけど・・・・・モーアは軍に残りそれが起こったら同胞を・・・・・」

モーア「殺すしかないわ、それが今の状態・・・・・・私は地球人と同化し叛乱を起こした同胞を殺す覚悟はあるわ。」

チェヨン「殺す覚悟・・・・・」

モーア「どんなに地球人に復讐の念で差別されようとも・・・・私は地球に住むために課せられた使命を果たすつもりよ。でも・・・・」

ゼントラーディ人の一部が叛乱を起こした場合、モーアは同胞を殺す覚悟は既に出来上がっている。
地球人のやり方に不満を持っても、いかにしてゼントラーディ人の矜持を生かすかは自分にかかっている。
ぐーたら文句言ったり力で抑えようとすれば、地球人とゼントラーディ人の憎しみが広がり距離が広がる一方。
それは分かってるけどやはり・・・・・

モーア「ゼントラーディ人の私としては地球人がこの戦争の勝利者である事は認めない・・・絶対に・・・・」

ゼントラーディ人であるモーアとしては、この裁定を認めるわけにはいかない。
勝利者なんていない、ただこの戦争の結果としてはただ生きている人間がいる・・・・戦争を終わらした両軍の勝利と・・・・・

チェヨン「勝利者ね・・・・ふぅ・・まぁ地球が壊滅したし、どの道・・・・勝利者なんて内心どうでもいいんですけどね生き残れば・・・・分かった・・・そうしておこうよ。」

モーア「キム軍曹・・・・理解してくれて感謝するわ。」

チェヨン「キム軍曹じゃ堅いし・・・チェヨンだけでもいいわ。」

チェヨンもモーアの気持ちを分かり、この戦争の勝利者は生き残った人間だと・・・・・モーアに伝える。
その後、この気持ちは上層部により裏切られ・・・・・・・
今後の歴史に影を落とすとはこの時点では知らない・・・・・・

矢吹一郎「あなたが望月伍長ですか?」

望月初芽「はい、望月初芽警務伍長であります。」

初芽は護衛対象である矢吹と会っていた。
相方であるフレッド・ジェナス伍長と共に矢吹の護衛だが、この時は初芽と矢吹そして護衛の秘書官と護衛兵2名のみ。
緊張するけど、それほど緊張しない・・・・・

以前、姉千代が救った人物の一人・・・・・
何処か親しみがある。
そう感じていると・・・・・・

矢吹一郎「姉に似ていますね。」

望月初芽「姉さんにですか?」

矢吹一郎「目つきも信念も、一見違うように見えますがそっくりすぎです。」

矢吹が初芽が姉千代にそっくりだと言われる。
そう言われて戸惑う・・・・
自分の激怒したせいで・・・・関係が気まずいにしてしまった千代・・・・
その姉千代に自分が似ていると・・・・・

望月初芽「私が姉さんに似ているんですか?」

矢吹一郎「君が秘めている信念と強さにね・・・・それと姉千代と喧嘩し悔やんでいる事を・・・」

望月初芽「!!」

矢吹一郎「なんで知っているかは・・・・お前さんの表情を見れば分かるさ・・・大丈夫だ、千代軍曹は初芽伍長を恨んではいない。素直に仲直りすればいい。」

望月初芽「なんでもお見通しか・・・・・洞察力と言うのか・・・・」

矢吹の洞察力・・・・
嘘をついても簡単に見抜かれてしまいそう・・・・・初芽は矢吹を恐れる・・・・・・
そして・・・・・

矢吹一郎「君にも期待しますよ、姉千代軍曹のように・・・・」

望月初芽「・・・・」

矢吹は初芽に期待している。
自分が考えた作戦に初芽が沿っていい働きをしてくれるかのように。
初芽は矢吹は味方にいれば頼もしいが、敵に回せば不気味とこの時感じた・・・・
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世界史の一番長い日 第15話 矢吹少佐再び

2018-01-25 21:21:09 | マクロス各種作品派生外伝
初芽は上官紅花を連れて自室に戻る。
目的は以前、報告した件に関する上からの命令書の内容を聞くためである。
今は喧嘩別れした千代と仲直りする方法を考えていたいが・・・
命令書を聞くのを最優先にするしかない。

それが軍人であるのだからしょうがない。

劉紅花「上の検討した事と警務隊司令部が決定した事を伝えます。初芽ちゃんいい?」

望月初芽「はい。」

劉紅花「よろしい、では上からの命令を伝えるわね。」

いよいよ上からの命令の内容が分かる。
初芽は緊張する。
一体どんな内容なのか・・・・・

そこが気になってしょうがない・・・・

だが・・・・

劉紅花「地下警備を担当する矢吹一郎少佐の警護につけとの事です。」

望月初芽「矢吹少佐の護衛それだけですか?」

劉紅花「はい茂義がそう言っていました。」

伝えられたのはかつて千代が助けた矢吹の護衛と言う任務であった。
正直がっかりしたが、これも任務のうちだとショックを隠す。
それを確認した紅花は・・・・・

劉紅花「ちゃんと話聞いて・・・・これも矢吹少佐の配慮でもあるから。」

望月初芽「配慮?」


矢吹が自身の警護を初芽に任せたのは自分が考えている事をしやすいようにする配慮である事だと言う。
一体どう言う事なのだろうか・・・・
・まさか・・・・・・・・・初芽は配慮と聞いて全てを悟った・・・・・

望月初芽「まさか・・・・私が仕事しやすいように?」

劉紅花「そう・・・・初芽ちゃんが仕事しやすいようにね・・・・・まぁ矢吹少佐は終戦の日、特に地下を警戒せよと言われていて初芽ちゃんの報告を聞いたら自分の警護につき仕事してもらいたいって。」

望月初芽「そんな事を・・・・・・」

自分が仕事しやすいように自身の護衛につけているのだと・・・・

ただ

矢吹が地下を警戒する事を重視している事は初めて知った。
それに地下に一体何があるのか・・・・・

劉紅花「この後、矢吹少佐に会って頂戴。ついでに相方も忘れずに。」

望月初芽「はいありがとうございます。」

初芽は支援してくれたこの場にいない茂義とこの場にいる紅花に感謝し部屋を出た・・
後はどうやって姉千代に謝るか・・・ゆっくり考えなくてはならない。



               【地球統合軍.駐屯エリアキャンプ】
初芽が護衛する予定の矢吹は外延部の統合軍が駐屯するエリアキャンプに訪れていた。
中枢部の地下入り口の一つがあり、陸軍部隊が警備にあたっていた。
一部にはアドクラス艦隊所属のヌージャデル・ガーやラプラミズ艦隊所属のクァドラン・ローがいる。

矢吹一郎「お前ら二人はここで待機だ。」

『はっ行ってらっしゃいませ、参謀』

                パサッ

牧原和夫「おぉぉ矢吹じゃないか久しぶりだな。
地球統合軍少佐.牧原和夫

矢吹一郎「貴様こそ元気そうだな。」

牧原和夫「あぁにしても相変わらず日本刀持ちか・・・」

矢吹一郎「日本軍人として指揮棒は軍刀に限るんでな・・・・:

牧原少佐.矢吹の士官学校の同期である。
よく共に勉強した仲であり統合戦争で共に世界各地を転戦した仲である。
楽しく昔話をしているが・・・・・

矢吹一郎「ところで不審な車両を見なかったか?」

牧原和夫「ぶっ・・・・・・・な.なんの事だ!」

矢吹は牧原に不審車両を見なかったかと質問する。
質問されると牧原は飲んでいた茶を噴き出す。

矢吹一郎「おかしいな、私の部下がここで不審な車両が出て行ったところを・・・・見たと・・・」

牧原和夫「そんなはずはない。そんな車両があるはずないだろ!!馬鹿馬鹿しい何の冗談だ!」

矢吹一郎「ほう・・・・ではなんでそんなに興奮し手が震えて冷や汗を垂らす?。」

牧原和夫「それは・・・・・」

部下からここで不審な車両を見たと言うと・・・・・
牧原は興奮して苛立ちながら否定する。
手が震えながら冷や汗を垂らしながら・・

矢吹一郎「それに統合戦争中にお前がいた部隊はなぜか予測エリアに敵がいて大打撃を被っていた・・・・まさか・・・スパイでも・・・・・」

牧原和夫「していない・・・なぜお前は俺をそんな目で見る・・・・」

矢吹一郎「・・・・・・・疑惑があるからそんな風に見るもんだ。」

どんどん牧原を中傷する矢吹・・・・・
それを否定する牧原・・・・だがその姿はまるで何かあぶりだされているかのように見える・・・・

いろいろと言った後・・・・・・・

矢吹一郎「まぁいい、俺はここを調査する・・・・・・」

矢吹はテントから出ようとする。
顔色を悪くした牧原だが・・・・・・・・

牧原和夫「悪く思うな・・・・・お前にはいい加減消えてもらうぞ、矢吹・・・・・」

                カチャ

本性を現し・・・・拳銃を取り出し矢吹の後ろへ狙う。
この距離で逃れるはずはない・・・・必ず死ぬと・・・・
後は自身が矢吹がスパイでありその発覚を恐れ攻撃してきて反撃し殺害したと言えばいい。

銃砲はじっくり矢吹を狙う・・・・・・・・・・

               ズダァァン
グサッ

牧原和夫「が・・・・・・・・」

銃弾は発砲されるが、矢吹には当たらず。
矢吹が指揮棒として持っていた、日本刀により斬りつけられる。
牧原は何が起きているか理解できず、虫の息になる。

矢吹一郎「残念だったな・・・・お前が反統合同盟のスパイである事は知っている・・・情報員の手を借りるまでもない・・・・」

牧原和夫「馬鹿な・・・こんな事を・・・してみろ・・・軍法会議・・・・」

矢吹一郎「それも残念な事にお前がスパイである事を確かめる証拠人はいるんでな。」

瀕死の状態で矢吹を睨みつけ自身を殺害した事で軍法会議にかけられるぞと言うが・・・
矢吹は気にせず余裕は表情を浮かべて見下すかのような表情を浮かべ証拠人がいると言う。
牧原は信じられないような表情をするが、この直後に出てきた人物に驚愕する・・・・

佐久間昌盛「君がスパイである事



矢吹一郎「お前には・・・・・・・ようはない・・・必要な情報は・・・

                    チャ

矢吹一郎「ここにあるのだからな

矢吹は牧原を最初から生かすつもりはない。
必要な情報は牧原の胸ポケットに隠しているこのメモリーだけが必要だから・・・・

牧原和夫「おのれ・・・・いつの間に・・・」

矢吹一郎「楽にしてやる。」

牧原和夫「し・・・・」

ズガァン

牧原は最後の力を振り絞って拳銃を握ろうとするが。
矢吹が拳銃を取り出して射殺され、殺し損ねる。
動かなくなった牧原を確認すると佐久間配下の兵士が牧原の遺骸を持ち運ぶ。
後で戦死したと処理するのだろう・・・・

佐久間昌盛「少佐終わりましたな。」

矢吹一郎「いえまだ終わってません、このメモリーに何が隠されているのか解析しないといけません。」

佐久間昌盛「私の部下に解析させよう、なるでくおおごとにならないように・・・・」

後はこのメモリーの解析と当日を待つしかない。
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世界史の一番長い日 第14話 終戦を壊す者

2018-01-24 23:49:28 | マクロス各種作品派生外伝
                     【西暦2010年3月28日 旧アラスカ地球統合軍総司令部跡地下施設】
ここはマクロスシティと呼ばれる復興地の外延部にある地球統合軍アラスカ総司令部の外延部地下施設。
この施設は資材置き場であり、大した物が置かれておらず人名はあんまりいなかった。

だが・・・・・・・・

「ひゃやめ・・・」

「いい加減、この地下施設の場所を吐けよ!」

「わ.私は知りません・・・・」

反統合同盟残党がこの施設の資材用潜水艦ドックを使い侵入。
ゼントラーディ軍の砲撃で生き残った職員を拘束し、部隊を駐屯させた。
主力はロシア軍系に北朝鮮・中華人民軍の元兵士.ポーランド軍兵士などがおり。
少数ではあるが日系人や欧米系の兵士がいる・・・・

信濃弾正「やめろ中尉、女性相手に・・・・」
反統合同盟.日系傭兵.信濃弾正

「しかし・・・・」

信濃弾正「アラスカ地球統合軍総司令部の中枢はマクロスシティと呼ばれる復興地にいるスパイが目標物の場所を特定したんだぞ。もう牢に入れろ!」

「・・・・申し訳ございません。」

マスクを被った日系人傭兵信濃弾正は、拘束した外延部地下施設の女性兵士を圧力かけて尋問するコスタリカ系の兵士を制する。
コスタリカ系の兵士は渋々、銃を降ろし女性兵士を開放する。
女性兵士はロシア系の女性兵士に誘導され牢に入れられる。

信濃弾正「さて・・・いよいよ結構日は明後日となるか・・・・・」

弾正はすべてを済ませると明後日行われる作戦の事を思う。
いよいよ待ちに待っていた作戦が実行される。
この作戦が成功すればすべてが終わると・・・・・・

馬友来「いよいよだな弾正、統合政府の連中にひと泡吹かせる時が!!」
反統合同盟.馬友来.大尉

信濃弾正「あぁ。」

馬友来「お前もいつでも準備しとけ、統合戦争時の腕前を期待している。」

元中華人民解放軍軍人の馬友来大尉。
信濃弾正と共に統合戦争で反統合同盟側として地球統合軍と戦った同士である。
厳しい戦闘を次々と潜り抜け弾正と馬は良き戦友のようになっていた。

馬友来「さていよいよ最期の闘いだが、思い残すことはないか?」

信濃弾正「ないさ、これが終われば世界が終るからな。」

馬友来「そうか・・・ねぇんだな、良き覚悟だ・・・・・」

いよいよ最期の戦い・・・・
成功すれば世界は終戦どころが全滅戦争に陥り、復興不可能なほどになり。
最終的に人類は残留ゼントラーディ人と共に絶滅する手はずになる。

無論、この作戦は最初から生還を前提にしていない。
最初から死ぬことを前提としている。
この場には約100名余の兵士がいるが、どれも戦死を覚悟した猛者ばかりである。

男性兵士だけじゃない、女性兵士も含まれている。
反統合同盟時代からこの場まで戦い続けている猛者・・・・・・・・
男性も女性も関係はない・・・・・

馬友来「しかし・・・お前、この前敵を見たそうだな。」

信濃弾正「あぁ・・・・だが、大丈夫だ・・・あの兵士は俺と言う存在がなんなのか理解していない大丈夫だ。」

馬友来「・・・・・まぁお前が言うんだから、大丈夫だな。」

この前、地下施設で発見された事例を大丈夫かどうか確認する。
地下施設で発見された事例とは初芽が出あった未確認人物の事である。
馬は大丈夫かどうか疑うが、弾正が大丈夫と言うと少し戸惑うも・・・

今までの弾正との関係から、安心した。

信濃弾正「だが・・・あくまでも完全に大丈夫とは言い切れんぞ・・・」

馬友来「その時はその時、せめて地球統合政府臨時大統領グローバルを暗殺できればいい。全滅してでも・・・・」

信濃弾正「・・・・・」

もしばれていた場合は全滅覚悟で地球統合政府臨時大統領のブルーノ・J・グローバルを殺害を強行する。

リーダーさえ殺害すれば地球統合政府側も混乱が生じ、主戦派が台頭するか・・・
残留ゼントラーディ軍側に不信感を抱かせ、戦争継続を狙う・・・・
それがこの反統合同盟勢力が勧めているピース・ブレイクダウン作戦の全貌である・・・・

だが・・・・完全にそうとは言い切れない。
主目標は地球統合軍アラスカ総司令部の地下に保管されたある物である。
ボドル基幹艦隊戦で僅かに残った物とアラスカ総司令部で眠っていた超兵器・・・・

それが計画に重要な目標であり、それを起動させて爆破させれば成功と言うが。
その超兵器がなんなのかこの作戦に参加する兵士は知らない・・・・・

馬と別れた弾正はトラックに乗り込む・・・・・

信濃弾正「息子・・・娘たちは生きているだろうか・・・・それが名残惜しいと言うか・・・・」

誰もいない空間で本音を言う。
弾正は故郷で別れた子供達の行方を心配していた。
作戦が実行し成功すればいいのだが、子供達の行方を知るまでは正直死にたくない・・

一体何処でどうなっているのか知りたいと・・・・・・・・
それだけが惜しい・・・・・・

それが弾正の同志に言えない悩みであった。

                                  【警務隊兵舎】
姉千代と喧嘩別れした初芽は警務隊兵舎の廊下にいた。
どうやったら姉に謝ればいいのか、悩んでいた・・・・・
とぼとぼと歩いていると・・・・

劉紅花「初芽ちゃん。」

望月初芽「紅花さん・・・・」

後ろから上官桐原茂義大尉の恋人で先輩である紅花がいた。
一体なんなのかと振り返る・・・・

劉紅花「茂義経由で上からの命令が来ているから教えにきたよ。」

望月初芽「もうですか?」

劉紅花「そう明後日終戦だしね、一応部屋に行ってもいいかな?」

望月初芽「別にかまいません。」

初芽が報告した事の上からの結果を経た命令書の通達であった。
かなり早いと驚く・・・・・

だけど驚いている場合じゃない。
一体どんな命令なのか聞く必要がある。
初芽は紅花を自分の部屋に案内しその命令を聞こうとした。
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世界史の一番長い日 第13話 姉妹関係の一時的な亀裂

2018-01-20 20:38:24 | マクロス各種作品派生外伝
                          【西暦2010年3月28日.地球統合軍広報ビル内食堂】
地下基地跡探索を終えた初芽は千代を呼び出した。
呼び出した理由は昨日見た不審な人影の事・・・・・うっすら見えたマスク越しの目の事・・・・
初芽は陸軍の制服を着てコーヒーを飲みながら千代を待つ。

望月初芽「桐原大尉、例の件はどうですか?」

桐原茂義『一応さっき、上に報告した。まずは警務隊司令部内、次に軍上層部だろう。』

望月初芽「そうですか・・・・」

初芽は上官である桐原茂義大尉と電話で会話していた。
昨日見た光景を報告し、上にどのように伝わっているかを・・・・

桐原茂義『しかし、この情報は大きいが・・・・取り扱い注意だな・・・』

望月初芽「どう言う事です?」

桐原茂義『明後日は我が地球統合軍とゼントラーディ軍が終戦協定を結ぶ日だ、外延部の地下基地跡に不審な人影がいたとなると警備体制に影響がでるかもしれん。』

望月初芽「警備に影響・・・・」

桐原茂義『うむ・・・まぁ一応、ニコラスとジャックの部隊が地下基地跡を調査している・・いい報告か悪い報告かは鬼が出るが蛇がでるかだな。』

取り扱い注意。
茂義からそう伝えられる・・・後で同様の事をかの人に言われるが。
初芽はその後茂義と仕事内容に関する話をした後、電話を切った・・・・
このことを姉千代に言ったらなんと言うか・・・・

望月千代「ごめん待った。」

望月初芽「定刻より早いけど、大丈夫よ。」

同様に陸軍の制服を着て制帽を被った千代が初芽のいる席にやってきた。
時間より少し早いが特に問題はない。
姉妹はうっすら微笑むが、すぐに真面目な顔になる。
内心初芽は例の事で緊張するが・・・

望月千代「そう・・・ところで・・・話って何?」

望月初芽「いいから・・・座って、コーヒーはこちらが奢るから。」

望月千代「そう・・・・でもコーヒーをそっちから奢るのは珍しいわね。」

望月初芽「まぁね。」

千代は初芽に何故呼び出したのかを聞いた。
無論、呼び出したのは上記のとおりである。
初芽は恐る恐る千代に地下基地で見かけた不審な人影の事・・・・・うっすら見えたマスク越しの目の事を伝えた。

望月千代「不審な人影とマスク越しで辛うじて見えた目で・・・・大尉殿に報告した?」

望月初芽「桐原大尉に報告したわ、今は上層部にどう伝わるか・・・・・」

望月千代「上層部ね・・・・・明後日、終戦協定締結の日だし・・・・・」

望月初芽「うん(大尉と同じ考え・・・・・・)」

上へ報告したかと言うと初芽は勿論と言う・・・・
それを聞いた千代は桐原茂義大尉を経由し上層部に報告した事に何かを疑うような表情になる。
無論であるが・・・明後日、地球統合軍と残留ゼントラーディ軍が終戦協定を締結する日である・・・
不穏な影を見かけたと報告するのがいいが、下手に警備を強化したら一般市民や兵士に不安を煽る事になる。
多少警備を強化するぐらいで済ますだろう・・・・・
やはり千代も茂義と同じ事を考えていた・・・・。

後もう一つは・・・・・・・・・・不審な人影の目・・・・・・・・・

望月初芽「そうそう地下基地跡で見かけた人影でうっすら見たの目だけど・・・・」

望月千代「見た目?何が重要、人影で十分だと思うけど?」

望月初芽「十分・・・・まぁそうかもしれないけど、あの目何処かで見たような目とか言いたかったんだよね。」

望月千代「何処かで見た目?」

何処かで見た目・・・・初芽は言った。
一体誰の目なのか・・・・最初はどうでもいいと思っていた千代だがそうではいかなくなる。

望月千代「どんな目・・・・」

望月初芽「年少期に・・・統合戦争で死んだ父さんの目にそっくりだわ。」

望月千代「父さんに?まさか・・・・」

どんな目なのか聞くと初芽は父盛綱にそっくりだと言う。
父の目にそっくりと聞いた千代は若干動揺する・・・・・
一体どう言う事なのか・・・・・・・意味不明・・・・

望月千代「父さんは生きているはずがない、あの時行方不明になって死んでいるし仮に生きているにしろあの砲撃で・・・・・」

望月初芽「・・・・そうだと思う・・・・でも可能性は・・・・」

望月千代「可能性は・・・・・・・」

望月初芽「ゼロじゃないと思う・・・・・」

望月千代「・・・・・・・・・」

行方不明の父が生きている可能性・・・・・・
死んでいる可能性が高いが、生きている可能性はゼロじゃない。
その言葉に千代は何も言えなくなる・・・・

もしあれが父親であれば何をしていたのだろうか・・・・

望月初芽「ちょっと姉さん・・・・・」

望月千代「・・・・父さんか・・・・・」

望月初芽「姉さん・・・・・」

望月千代「・・・・・・・・初芽・・・・・この事は姉さんに任せてくれない。初芽は仕事に専念して、気楽に要人警護を・・・・・・・」

望月初芽「!?」

一瞬悩んだ後・・・・・・・・この件を自分に任せてくれないかと言う・・・・・・・・
だが・・・・・・・・

望月初芽「・・・・・・・・・・まさか私を除け者にする気?」

望月千代「除け者って・・・・・」

望月初芽「私は警務官で要人警護担当で姉さんは警備兵・・・・・・警備兵と言う職務を利用して!!」

望月千代「それが違う!!」

望月初芽「何が違うのよ!!馬鹿姉さん!!」

この事が原因で初芽が激怒する・・・・除け者にしたと・・・・
いきなりの激怒に千代は言葉を失う・・・・が反論するが初芽の怒りに火に油を注ぐ結果になる。

望月千代「初芽・・・・・」

望月初芽「何よ姉さん・・・・・・何が違うと言いたいわけ・・・・」

望月千代「私はそんなわけで行ったわけじゃない・・・・私は・・・・・・」

その後も何度も千代は初芽に説明するが・・・・
初芽は興奮して話を聞いてもらえそうにない・・・・
なんとかしようとするが・・・・・

そして・・・・・

望月初芽「姉さんはいいわよ!!小学生の時まで、おじいちゃんやおばあちゃん.父さんと母さんの顔の記録あるし。幼かった私はないのよ!父さんの目しか・・・・」

望月千代「初芽・・・・・・・・」

ダンッ

望月初芽「もういい・・・・・私帰る・・・・・・当分顔見せないでね・・・千代姉さん・・・・・」

初芽はテーブルを叩き出て行ってしまう・・・・・・・
千代は瞳から涙を浮かべ、コーヒーカップを持つが・・・・・

ガシャン

ショックで上手く持てず落としてしまう。
一方の興奮し我を忘れた・・・・初芽は正気に戻る・・・・

そして今までの流れの事を思い出し手が震える・・・・

望月初芽「本当はあんな事を言いたくなかった・・・なぜあんなことを・・・・言葉を間違った・・・・・私がもっと冷静であれば・・・・・・・・姉さん・・・・・・・」

初芽はさっき姉千代にとった態度を思い出し泣く・・・・
なんであんなことを・・・・・・・・・・・・腰を落とし啜り泣く・・・・・
千代と初芽・・・・・・二人にはこの後、姉妹の仲を取り戻すきっかけが来るのだが・・・・

同時に・・・二人の心に死ぬまで消える事のない傷を負うことになる・・・・・
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世界史の一番長い日 第12話 地下探索

2018-01-20 20:24:36 | マクロス各種作品派生外伝
                      【西暦2010年3月27日 終戦協定と戦闘停止命令の3日前】
望月千代の妹初芽は同僚と共にマクロスシティ外縁部の廃墟施設にて警戒任務についていた。
実戦部隊の警護の元、かつての地球統合軍アラスカ総司令部施設の地下の中に入り異常がないか確認する。
かなりの人間が働いており、ここで戦死した兵士の搬出には苦労した。

それはさておき、何も残っておらず機材しかない地下施設に進む。

望月初芽「ここの区画は?」

「はいここは総司令部における資材室です、銃器が保管していました。」

望月初芽「一応中に入るからバックアップ任せて頂戴。」

「了解」

初芽は資材室の中に入る。
中には武器が転がっており、それ以外は何もない・・・・

望月初芽「よし・・・・こちらヤマネ、資材室異常なし。」

『こちらブラッド、了解。別のエリアを回れ、敵が近くに潜んでいる可能性は否定されない。反統合同盟残党の襲撃があるかもしれない警戒せよ!』

望月初芽「了解・・・・・・・・っているのかな・・・・・・・」

資材室に異常はなかったと確認した初芽は司令部に報告、司令部から別のエリアに向かうように言われた。
初芽は本当にいるのかなと疑うが、これも任務のうちとしながら命令通りに動く。
同僚と共に更に地下内部を向かう。

上にランプをつけてどんどん明るくし施設内部の探索する・・・・・・・・

望月初芽「やば行き止まり、瓦礫で埋まれている・・・・・ここはやめましょうか・・・・」

瓦礫でこの先が行けないのでここを通るのをやめようとするが・・・・
眼鏡をかけているプエルトリコ出身の軍曹が、ベレー帽を取り瓦礫に耳をつける・・・・
何かを確信した軍曹は・・・・・

「待ってください。危険なので離れてください。」

望月初芽「えっ・・・・」

「早く!」

望月初芽「えぇぇ」

バックパックから粘着式爆弾を取り出すと初芽達に退避するようにいい、初芽らはその場から離れる。
粘着式爆弾を瓦礫に張り付けると・・・・・・

                                   カチャ

「爆破」

                                  ズゴォォォン

調査済みの部屋に入り、爆風から逃れる・・・・
多少熱い気がしたが・・・・・なんとか耐えきった。
襲る襲る瓦礫を見ると・・・・

望月初芽「相手いる・・・・この先が・・・・」

爆発し瓦礫が粉砕されると道が出来た。
その先にあるのは大きな道のような物であった。

望月初芽「道路のようね。」

「はい恐らく基地内の連絡ハイウェイだと思います。」

望月初芽「結構あるわね遠くまで行くのは無理そう。ここの調査は?」

「恐らくしていないんでしょう。」

まだ調査していない区画・・・・・
この先に一体何があるのだろうか・・・・・・・・
道路をずっと先に進むと・・・・・・・・

「行き止まりですね。」

望月初芽「行き止まり・・・瓦礫か・・・・・」

「いや・・・・穴があります、かろうじて人一人分は入れます。」

ハイウェイが瓦礫で封鎖されており、かろうじて人一人分が通れる穴があった。
初芽は近づいて調査を開始する・・・・・・・・
中を覗くと・・・・・・

望月初芽「ん?」

何かを見つける・・・・
何か人影のような物を見つける・・・・・
それにこちらに気がつき振り返るが・・・直ぐに消えた。

望月初芽「父さんの目に似ている・・・・・って・・・・・・・・待て・・・・」

「ちょっと・・・・伍長何処へ?」

望月初芽「中に入ります。」

「伍長・・・・・命令は・・・・・って・・・・・行くしかないのか・・・・・」

初芽は人影と視線が合うと追いかけるべく穴の中に入っていく。
同僚は止めようとするが既に初芽は穴の中に入り込んでおり追いかけるように穴に入る。
穴から出ると既に人影がいなかった・・・・・・

望月初芽「それにこの先も瓦礫とは何処に・・・・・・」

それに穴の先にも瓦礫があり人が通れるような穴がなかった。
初芽は周囲を見渡すが、何もない・・・・・

望月初芽「くそ何もない・・・・・」

何もない事に初芽は憤慨し、元の場所へ戻る。
後から穴に入ってきた同僚も同じように戻っていく・・・・・

劉紅花「怪しい人影?・・・・本当に?」

望月初芽「そうなのよ。大尉も信じてくれる。」

桐原茂義「人影ね・・・・・・見間違えじゃないのか?」

望月初芽「見間違えじゃないわ、本当よ!!」

初芽は茂義に報告するが、信じてもらえなかった。
見間違えの可能性があると・・・・
何度も茂義と紅花は言うが、そのたびに初芽は反論する。

必死に何度も不審な人影を見たと言う初芽を見て茂義はこれほど言うんだし一応信じるかと言う気持ちになってくる。

桐原茂義「分かった・・・・真偽はどうこうとして俺が上に報告する。」

劉紅花「茂?」

望月初芽「本当ですかありがとうございます。」

結局、初芽の報告を受け入れる事を決定した。
初芽は嬉しくなり交代用のトラックに乗る。

望月初芽「そうだ、姉さんにも伝えないと・・・・」

中枢部に戻ったら姉の千代に今回の事を伝える・・・・・
姉だったら力になってくれるかもしれないとそう感じた。
数分後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

望月千代「初芽?何?」

望月初芽「明日、会えるかな?制服で着てもらいたんだけど・・・・・」

望月千代「明日?別にいいけど、一体何かな?」

望月初芽「重大な事を言わなきゃいけないの・・・お願い。」

望月千代「分かった、明日は・・・・何処・・・・」

望月初芽「それはね・・・・・」

初芽は千代に連絡を取り明日、会えるかどうかを確認する。
千代は了承し待ち合わせの場所や時間を決めるが・・・・

この事が姉妹の絆を傷つけることになろうとは思いもしなかった。
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世界史の一番長い日 第11話 決着

2018-01-18 12:34:22 | マクロス各種作品派生外伝
2発の銃声が模擬戦場で響く・・・・・
チェヨンが二人の姿を見て驚く・・・・・・・・
二人は・・・・・・・

望月千代「相打ち・・・・・・・・」

                          バタン

モーア「・・・・あっけないじゃない・・・・・・・・・こんな・・・・おわ・・・・」

                          バタン

相打ち・・・・・・・・・二人はそれぞれに首・腹にペイント弾を撃ち込んでいた。
首を撃たれた千代は先に倒れ、モーアはあっけない戦いに不満を述べ倒れた。
確かにあっけない終わり方・・・・・・・・確かに・・・・・・

チェヨン「えぇぇと結局、私が残ったから私たちの勝ち・・・・あはははははは・・・・ってなんて虚しい勝ちなんだろうね・・・・・」

最後に残ったチェヨンは自分が最後に生き残り勝利した事に苦言を言う。
こうしてチェヨンと信一郎を鍛える戦いは千代とモーアのあっけない負け方とチェヨンが最後まで立っていた結果で終わる。

ミリア「・・・・・・・・・・・」

                          チラッ

デワントン「なんでしょうかミリア1級・・・・准尉。」

メール「私たちの方を見て・・・・・」

ミリア「今の戦いお前たちはどう思う?」

メール「どうって・・・・」

デワントン「そう言われましても・・・・・・ねぇ・・・・・」

ミリアは今の戦いを見ており、一緒に観戦した副官デワントンとメールにどう思うか感想を聞いた。
二人はなんて言えばいいのか分からず・・・一瞬戸惑い目を逸らすが、ミリアから出てくる圧力で黙秘する事を諦めた。
最初どちらが言うか、二人は迷ったが・・・・

最初に言葉を発したのは・・・・・・・・・

デワントン「戦いを見ましたが、武田曹長はあっけなくやられましたが、仲間意識が強く無茶はしますが共同戦を展開すればかなりの戦力になり。キム軍曹は頼りない感じがするがいざとなれば回避要員として奇襲要員として使えます。」

ミリアが一番信頼する副官デワントンである。
メールは自分が言いたかった事をデワントンに言われ悔しがる。

ミリア「メールはないのか?」

メール「すべてデワントンが全部言いました。私は特に何もありません。」

ミリア「それだけか?」

メール「それだけです。」

悔しがっているメールを見たミリアは何か言う事はあるのかと聞くと、慌ててデワントンに全部言われて何もありませんと言う。
ミリアは不満そうに見るがメールは懸命に顔をそらす・・・・
それを確認したミリアはそうかと呟きこの場を後にする。

デワントン「ふぅ・・・・終わった・・・・」

メール「まったくミリア1級空士長も・・・難しい質問をしてくる・・・・」

デワントン「それがらしいと言ったららしいんですけどね。」

二人はミリアがいなくなると肩の荷が降りた感じでリラックスする。
良き上官だが、戦場関連の内容は正直答えるのが難しい・・・・・

メール「デワントン、モーア達どうだった?」

デワントン「いつも通りだけど、メフィアとエリアーノは地球流の戦術の再教育が必要ね・・・私もだけど・・・・」

メール「例の・・・・・」

デワントン「けっして茂人目当てではありません!!」

メール「へ~」

再教育が必要・・・・・
地球流の戦術をしっかり身に着ける必要があるとデワントンは言う。
南米戦線で地球製の戦った経験が故である・・・
想い人である桐原茂人中尉が目的・・・・・・・もあるけど・・・・それが重要じゃない。
これから地球人と共に過ごす事になるのだから必要になると・・・・・・・

ただ・・・・・・・

デワントン「でも・・・・・・・」

メール「でも・・・・?」

デワントン「望月千代って言う地球人の女性兵士の娘・・・・何者だろうね。」

デワントンは千代の事が気になっていた。
熱心に地球流の戦術を学んでいる・・・・・ただでさえミリア隊ナンバー2の実力の持ち主。
歩兵でも優秀な兵士である事が証明されたが、まだまだ地球人歩兵に対しては未熟・・・・

だけど・・・・千代は違う・・・・・
モーアと相打ちに引き込んだのは別として、チェヨンと信一郎と違う何かを感じていた・・・・・・
他の地球人の女とは違う何かを秘めているかのように・・・・・・・

メール「望月千代・・・・・モーアと共に行動する女兵士ですよ、何処かで言ったと思いますが・・・・・」

デワントン「何処かね・・・・・・・・まて何者かは・・・・・」

メール「ただのモーアと相打ちした兵士で共にする兵士・・・・それだけです。」

デワントン「なんか・・・・話かみ合わない・・・・・」

共にする兵士。
現時点で分かっている事・・・・・・・
メールからそう言われるがデワントンは納得しない。
もっと別の何かがあるかと思ったんだが・・・・・

デワントン「まぁいいか・・・・いつか会う事になるし・・・・・・・今は自分の事をすればいいか・・・・・」

と気にしない事を決め、今は自分のやるべき事に専念する事にしメールと共に模擬戦の観戦室から出る。

モーア「・・・・・相打ち・・・・」

望月千代「相打ちですね・・・・・・・・・」

                              納得いかん!!!

二人は気絶状態から覚めるとすぐさま先ほどの結果に憤慨しつかみ合う。
それを見た信一郎とチェヨン、メフィア.エリアーノに取り押さえられる始末になる。
二人は不憫そうな表情をするが、夕食の時になると仲は改善され楽しく食事する。

周りは安心するが・・・・・遠くから茂人と食事していたデワントンはまた戦うと言い出すかもしれないと心配するかのような目でモーアを見ていた。

【おまけ】

戸沢悠馬「女に囲まれ演習か羨ましいな。」
地球統合陸軍戸沢悠馬.曹長

武田信一郎「ほっとけ・・・・」
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世界史の一番長い日 第10話 千代VSモーア

2018-01-17 23:48:46 | マクロス各種作品派生外伝
真打登場・・・・
モーアが千代が出てきた時に行った言葉。
チェヨンの救援要請(雑な対応したが)を受けて降りてきた千代を見て発した。
その反応に千代は当然かのような表情をして受け止める。

モーア「あの日、千代やそこにいるチェヨン.信一郎に興味を持ってから今に至るけど・・・・私が知る限り地球人の女で強敵かつ味方になれば良き戦友・・・・・こうして戦える事にゼントラーディ人の戦士としての誇りの元に感謝します。」

望月千代「感謝?・・・・・・・それもそうね・・・・・・」

モーア「共に戦える日が楽しみだけど、前哨戦は千代・・・・まずあなたが私の相手で・・・・・」

千代とモーアはお互い微笑みながら戦闘状態に入る。
いつ何処から動くか分からない、お互いに銃を構え・・・何処へ行ってもいい構え・・・
微笑んでいるが、その中は戦いに臨み睨み合う兵士の目をしている。

モーア「キム軍曹・・・・」

チェヨン「はい・・・・」

モーア「リタイアした武田曹長と共に合格、おめでとう。」

チェヨン「はぁ」

千代と戦う前にモーアは、チェヨンに信一郎と共に戦士として合格した事を言った。
つまり共に行動をするだけの資格があると言う証拠である。
チェヨンは一瞬戸惑ったが、すぐに顔色を良くし安堵する。

望月千代「・・・・・・・」

モーアをずっと見続ける千代。
いつ動き出すか分からない・・・・モーアに隙を見せるわけにはいかない。
隙を見せれば致命傷になる可能性がある。
逆に自分がモーアの隙を見つけ致命傷を与え先制を得ればいい・・・
そう考えている・・・・・

モーア「どう動くかな~千代♪」

一方のモーアも千代の動きを見続けていた。
同様に致命傷を与えるべく先制を狙うが、同時に何かの策を考える。
千代の隙を見つけるのもいいが、じっと探し出すのは駄目・・・・・・・

餌をぶら下げねば・・・・・・

望月千代「・・・・」

モーア「・・・・」

お互いに見続ける・・・・・・・・・
何処から攻めるか・・・・・・・・いつ攻めるか・・・・・・・
そうした状況下で空になった弾倉を胸のポケットから取り出す。

                                 パッ

取り出した弾倉を千代は思わず見てしまう・・・・・
それを確認すると・・・・・・・・

                                 ダンッ

望月千代「!?」

                                 ダシュン

モーア「やはり逃げたか・・・・いい動きだ・・・・・」

いきなり拳銃を発砲した。

結果、銃弾は千代の髪を通り過ぎる。
モーアの攻撃してくる意思を感じとって数cmぐらい横に回避し難を逃れる。
それを当然と見ていたのかモーアが笑う・・・・・・・と思った瞬間・・・

                  ダッ

望月千代「銃剣突撃!!」

模擬的な銃剣をつけM5カービンを構え千代に向けて突撃を開始した。
スピードはGに優れており、スピードはかなり早く・・・・

                  ガシッ

モーア「守勢ね・・・・もう少し攻められない?」

望月千代「攻めるって・・・」

モーア「案外・・・・予想外の攻撃に出ると思ったけど・・・・・」

一気に距離を詰められ銃を叩き銃で抑える状況になる。
モーアは少し千代から攻められないかと聞いてくるが・・・
千代はなんとも言えない・・・・

少しだけ考えるが・・・・・

望月千代「そんなに攻めが欲しいわけ。」

モーア「そっ面白くないからね。」

望月千代「欲しいならばあげてあげるは・・・・・」

千代は何か考えたようである。
それをモーアに伝える・・・・そして・・・・・・

モーア「へっ・・・・・・」

望月千代「フン!!」

                   グッ

モーア「ケハッ・・・・・銃を持つ手を・・・・・」

銃を持つ手の力を大幅に下げ、力のバランスを崩し。
そのまま銃を落とし、攻撃範囲予測から避けモーアの体に近寄りエルボーを喰らわせる。

エルボーを喰らった、唾液を吐く・・・・・・・

望月千代「よしこいつでトドメと行くよ!」

エルボーを暗い攻撃姿勢を崩したモーアにトドメを入れようとする。

チェヨン「これでトドメと行けば私達の勝利よ!」

これで勝利できる。
側から見ていたチェヨンも実行するモーアもそう実感した・・・・

しかし

                 ガシッ

望月千代「なっ・・・・・」

モーア「そんな小道具は捨てなさい・・・・いい?」

              カタカタカタカタ

望月千代「くぉ!?」

モーア「さっきはよかった・・・・そろそろいかせてもらうわ・・・・・あっけなくやられるモーア・カリダム・・・・じゃないよ・・・・」

千代がモーアの胸に向けていた拳銃を両手で押さえ封じる・・・・
なんて言う瞬発力・・・・すぐ行動に入るとは・・・・
モーアを今は敵兵士として見る千代は思った・・・・

流石は人生最初から戦争ばかりのゼントラーディ人と言うわけなのか・・・・・

望月千代「ぐぐぐぐぐぐぐ・・・」

モーア「さぁて・・・・・・・」

                 パッ

ずっと抑えていたが、手を離しさっきと同じような状態になる。
違うのは後ろにバックをし千代に向けて拳銃を向けた事である。

モーア「これでおしまいだ!」

望月千代「撃つ気か・・・・・」

千代もモーアの手が拳銃から離れたので同じように向ける・・・・・

ダンッ
ダンッ

チェヨン「あっ・・・・・・・」

そして・・・・模擬戦場に二つの銃声が響く・・・・・
果たして・・・・・・・・・・・
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