この無邪気な笑顔に誘われて竹橋の棟方志功展に出かけた。
映像作品で眼鏡が板木に触れるほどに顔を近づけて軍艦マーチを口ずさみながら彫っている姿や、私たちに親しみのあるこの笑顔は対外的なもので、ご家族のお話によると「自宅での棟方は物静かな読書家で、大変な努力家だった。いざ実作にかかると仕事は早かったが、アトリエには他人を入れず、制作にあたっては冷静かつ入念な準備を重ねて細心の注意を払い、刀物での怪我には気を付けていた」という。確かに、いつも笑ってはいられない・・・でもこの笑顔が好きだな〜。
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「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」
会期 2023.10.6 〜 12.3
会場 東京国立近代美術館
会場は小さな作品から壁画のような大きなものまで棟方志功が溢れていました、凄いボリュームでした。よく知っているものも初めて見るものも、やはり本物はどれもとても迫力があって面白かった。棟方志功、やっぱりすごい!「板画は爆発だ!」
どの作品も迫力でした!
会場は撮影ができました。
こんな展示もありました。
まるでビンの底のような分厚いレンズの黒ぶちメガネ、
棟方の笑顔が目に浮かびます。
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皇居のほど近く、地下鉄竹橋駅のあるパレスサイドビルを出て
お濠にかかる竹橋を渡ると右手に東京国立近代美術館があります。
建築家谷口吉郎の名建築、いつ来てもカッコイイね!