goo blog サービス終了のお知らせ 

 玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

「今年は苔の量が多い」御泉水自然園

2019-08-29 | 山の国から

川辺の石にビッシリと厚く苔が付いていた。
今年は特に苔の量が多いように感じた。

八ヶ岳連峰蓼科山の御泉水自然園を訪れた。
ここには本当に素晴らしい自然がある。
・・・・・・・・・・・・・
ここに来たのは2年ぶり、散策していて少し気になったことがあった。
森全体の「苔」の量がとても多いのである。
・・・・・・・・・・・・・
ここ自然園の森は「御泉水」の名前の通り、わき出る湧水によって湿地帯になっている。
鬱蒼とした森なので地表に届く光の量も少なく、
湧水から発生した霧が地表に長くとどまる湿地帯なので、
「苔」があるのは当たり前なのだが、
その苔が今年は一層と深くなっているように感じた。 
・・・・・・・・・・・・・
この日一緒に訪れた、この近くの山に数十年通っている友人夫婦とも、
この「苔」の話をきっかけに、
「今年は洗濯物が乾かない」「布団が湿気てる」「除湿剤が数ヶ月で満杯になる」
などと、最近の山の「異常な湿気」の愚痴話で盛り上がった。
・・・・・・・・・・・・・
「八ヶ岳、蓼科、車山」のエリアは「夏は涼しく空気が乾いているから爽やか」が自慢だった。
それがここ数年、なんだか「湿気」を感じるようになってきている。
お互いに「昔は良かった」「昔はもっと爽やかだった」と思い出話に花が咲き、
最後は「やっぱり地球温暖化なんでしょうね?」と環境問題で話は落ち着いた。
・・・・・・・・・・・・・
少し大げさな結論でしたが、でも本当にそんな気がします。
ジワ〜ジワ〜と山の環境が少しずつ変わっているのを肌で感じます。
私たちがこの山に通い始めた27年前とは明らかに「山は変わっています」。
永住ではなく通っているからこそこの変化に気づくのかもしれませんネ。


苔がビッシリと付いていました。とても綺麗でした。


森の地表を覆う苔も今年はとても多い、苔の厚みを感じます。
これも綺麗なんですが・・・その量感に圧倒されました。


木の枝から垂れ下がる「サルオガセ」も増えたような気がします。
(サルオガセ:苔に近い地衣類で空気中の水蒸気を吸って育つ)


遊歩道はリニューアルされていてとても綺麗でした。
歩いていて気持ちが良かった。管理人さんゴクロウさん。
・・・・・・・・・・・・・
名犬エースもピョンピョンと楽しそうに歩いていました。
ここ御泉水自然園は昔からワンチャンはOKなんです。
・・・・・・・・・・・・・
でもワンチャンも人もこの遊歩道から一歩も外に出てはいけません、それが決まりです。
そのルールでこの自然環境が守られている。
・・・・・・・・・・・・・
この日、この遊歩道から外れて歩いている小さな子供がいた、
親たちが叱らない様子なので・・私たちが注意した。
でも親たちもこの子も日本語がよくわからないようだった。
(日本でのルールは守ってくださいね、お願いしましたヨ)





「3年半ぶりの対決」ワヤンの撮影

2019-08-24 | ワヤンのお話

ダラン(うめだ)対カメラマン(こはら)
一枚の薄い布を挟んで至近距離に対峙した二人。
3年半ぶりの対決である。

・・・・・・・・
ワヤンの撮影が静岡文芸ちゃんのスタジオで行われた。
前日に準備。
当日は朝の9時から夜8時まで、とても疲れた。
・・・・・・・・
「もう一度お願いしま~す」「あッ!それいい感じです」とカメラマンから声がかかる。
カメラマンは納得がいくまで繰り返し同じシーンを撮り直す。
相変わらずのこだわりの撮影となった。
・・・・・・・・
今、バリ・ワヤンの図録のようなものを作っている。(これはまだここだけの秘密です)
もう5年越しの仕事になる。
ということが、先日の撮影の時に改めて記録を見返してわかった。
「えッ!もうそんなに経つんだ!」とみんなで驚いて、そして笑った。
・・・・・・・・
5年間コツコツと作業を続け、最近やっと全体の構成が見えたきた中で、
「やっぱりこの人形の写真も欲しい」
「こんなシーンの写真が欲しい」といろいろなリクエストが出てきた。
バリに依頼して新たに作ってもらった人形たちもある。
・・・・・・・・
そんなわけで、満をじして今回の撮影が行われた。
このスタジオでのワヤンの撮影は今回で3回目になる。
3回とも撮影は巨匠「コハラッチ」にお願いしている。
・・・・・・・・
来週、私の手元に送られてくるはずの「写真の出来」には全く心配していないのだが、
その膨大な量のカットから選ぶ作業がまたまた大変そうだ。
でも、これからまた5年の時間をかける訳にはいかない、
今回は数週間でカットを決めなくてはなりませぬ。
う〜大変だ・・唸る。
(しばらくはテニスの回数が減るな、これからやっといいシーズンなのに)
・・・・・・・・


2014-04-03「ワヤンのお話」より
右に「座敷わらし」だった頃のキクチ


2016-03-19 「ワヤンのお話」より
3年半前の対決


これは今回の様子 2019-08-22


とても広い撮影スタジオ、快適でしたが
でもやっぱり疲れたな〜
歳だな




スペイン旅54「自販機のお釣り」セビージャ

2019-08-21 | スペイン旅

セビージャ駅:待合室
なんだか礼拝堂を感じさせるような空間でした。
(なんでもないけど・・いい感じでした)

スペインでは「セビリア」ではなく「セビージャ」と呼びます。
・・・・・・・・
セビージャはSevillaと書きます。
セビージャ地方の人は「セビージャ」と呼びます。
セビージャより北の地方の人は「セビーリャ」と呼びます。
私達日本人は理髪師の件が気にかかり 「セビリア」と呼びます。
ジョコビッチの母国は「セルビア」です。
と一年前のグログに書きました。
・・・・・・・・
セビージャ駅はこじんまりとしていてカッコ良かった。
私は定規で引いたような直線的な空間デザインが好きです。
(もちろんガウディは別ですよ!レベルが違う)
最近流行りのPCを駆使したグニャグニャしたデサインはドウモ・・・。
だからセビージャ駅のデザインはわかりやすくて良い。
・・・・・・・・
スペインのパブリック・デザインはどれもカッコ良かった。
国が観光に力を入れているからでしょうね、
私たち観光客の目に触れるパブリック施設はどれも快適でした。
・・・・・・・・
でも駅横にあった飲料水の自販機の「釣り銭」はちゃんと戻ってこなかった。
数十円のことですが、日本では考えられない。
そのことをスペイン在住の兄に話したところ、
「そんなもんちゃんと戻るわけがないだろ!ここはスペインだよ。
水のボトルは出てきたんだろ?それで充分だよ。
日本みたいな完璧な自販機は「神」なんだよ。」
と叱られた。
なぜ私が叱られなければならないのか・・?
兄に言わせると「自販機から正確に釣り銭が出てくると思うヤツが甘い!」
のだそうです。・・そんなバカな?ハハ
・・・・・・・・
実は、この自販機事件には後日談もあります。
違う駅の自販機でまた懲りずに飲料水を購入したところ、
今度はお釣りがドカドカと多く出てきてしまった。
これも数十円のことですが、私たちは「これは神のおぼしめし、これでちょうどチャラだ!」
と勝手に納得して、その後は楽しく旅を続けることができました。メデタシメデタシ
・・・・・・・・
東京も2020に向けて現在いたるところでパブリックの整備をしていますね。
新宿駅とか渋谷駅とか、今行くと「仮囲い」だらけでなんだか全くわかりません。
でも「仮囲い」がとれると、きっと素晴らしいパブリック環境が現れる事でしょう。
「日本なんですから!」
数十円の釣り銭だってちゃんと戻りますヨ。
「日本なんですから!」


スペイン旅53「静かな夕暮れ」カセラビラ

2019-08-17 | スペイン旅

カセラビラ (ポルトガル)からの大西洋の夕暮れ。午後8時過ぎに撮影。
ここは大西洋です、地中海ではありません。

ーーーーーーー
ポルトガルの「タビラ」からの帰路、
一般道を15分ほど走り海沿いの村「カセラビラ」に立ち寄りました、
この村は遠浅の海に面した断崖の上にある、ほんとうに小さな村。
親しいスペン人からの推薦があり立ち寄りました。
ーーーーーーー
夕景がとても美しい静かな村でした。
こんな静かな村にも12世紀ごろには海賊船が出没して村人たちを脅かしたそうです。
緊急避難用の教会や立てこもるための城壁は今でも残っていました。
ヨーロッパの城壁は「侵略してくる敵から身を守るための歴史」ですね。
ーーーーーーーー
ここから眺める太西洋の夕景は、とても穏やかでとても美しかった。


こんな素敵な教会がありました。


教会の隣に小さな城壁がありました。
海賊に攻められ、子供や年寄りを連れた村人達がここに立てこもった時、
どんなに怖かったことでしょうか?
攻める方も、攻められる方も、戦争はいけませんね!
お互いに不幸になるだけです。


この村で一軒だけの飲食店がありました。大繁盛でした。
みなさん、のんびりと並んで順番を待っていました。
とても平和な光景でした。
メデタシメデタシ



スペイン旅52「残暑お見舞い申し上げます」イスラクリスティーナ

2019-08-15 | スペイン旅

イスラクリスティーナの海岸・南スペイン 撮影:2018.9.25
(一人だけ鼻にハイライトがあたっている鼻の高いスペイン人)
(左から兄嫁・兄・妻です ・・・私ごとで本当にスミマセン)

「残暑お見舞い申し上げます」
(猛暑お見舞いですね)
・・・・・・・・
一年前のスペインは「夏」でした、とても暑かった!
・・・・・・・・
早いもので、私たち夫婦の「スペイン旅」から早一年が過ぎました。
(ブログ「スペイン旅」は、残念ながらまだまだ続きます)
そしてまた「夏」がそのままやってきました。
どこにいても夏は暑い!
しかし、今年の日本の夏は本当に暑いですね。
・・・・・・・・
この夏の炎天下でテニスをしていると頭がおかしくなりそうです。
だから誰もゲームのスコアなんか正確に数えられません、
カウントが増えたり減ったりしながらゲームが進みます、
それでも誰も不思議に思わないから・・・それが怖い。
炎天下で「なんでこんなことしてるんだろ〜?」とつくづく思います。
バカなんです。
・・・・・・・・
みなさんもお大事にお過ごしください。
こまめな水分補給にお気をつけください。
コップ半分ぐらいの麦茶を30分おきに飲んでいると良いらしいです。
(テレビでやってました)
・・・・・・・・
オラ!

スペイン旅51「塩田」ウエルバ近郊

2019-08-11 | スペイン旅

塩田(えんでん)
フロール デ サル、ウエルバ近郊

 ここは南スペイン、ウエルバの海の近くの湿地帯、塩分を多量に含んだ沼がありました。
 沼といっても、とても綺麗な水を湛えた美しい風景です、野生のフラミンゴも群生しています。この地域は生態学的にも価値の高い環境として保護されているそうです。

 ここの沼地での塩作りはローマ時代から行われていた歴史があるそうです。良質の塩が獲れる。
 私の兄夫婦は数十年前からこの近くに別荘を持ちました、この塩田も昔からよ〜く知っています。「昔はここの塩はキロ単位で売っていてね、良質の塩がすごく安く買えたんだ!」そうです、その頃は客も少なかった様です。

 その塩が、今はオシャレなパッケージに小分けされ、立派な価格で販売される様になりました。昔の価格を知っている兄は「バカらしくてもう買う気がしない!」と、ふて腐れています。

 オーナーは素朴に塩を作り続ける気のいいお爺さん、商売っ気はなかったようです。
 それを商売上手な娘さんんが「このままではもったいない」と、「マグネシュームを含んだ泥んこ浴」とか「死海の様に体が沈まない体に良いプール」などの施設を作り評判となり、「塩」は「最もグルメな味覚を作る」ブランドとして、オシャレなパッッケージで少量づつ売る現在のスタイルを作ったそうです。
 ネットを駆使した健康志向の多角経営は大成功。今ではお客さんが沢山やって来ています、外人(私だ?)の観光客もこの塩田を目指してわざわざ訪れる様です。ポルトガル人や何故かドイツ人が多いそうです。
 商売はアイデアと、そして実践ですね。
 メデタシメデタシ


野生のフラミンゴ


オシャレになった店舗で「昔話に花が咲きます」


「まいどあり〜」レジも今はPC。
私たちはちゃんとお土産も買いました。
でも全部で15ユーロぐらいの買い物でした。
スミマセン


スペイン旅50「巡礼祭の村」ロシオ

2019-08-08 | スペイン旅

エル ロシオ(El Rocío)
この建物群は年に一度のお祭り「ロシオの巡礼祭」の時だけに使われる。
それ以外の時は誰もいない「巡礼祭用の村」なのです。
この日は私たち以外本当に誰もいなかった。(写真右端の木陰にいるのが私たち)

「ロシオの巡礼祭」は、スペインのアンダルシアで行われる重要な宗教行事。
ロシオの「マリアさま」を目指してアンダルシア(南スペイン地方)から人々が訪れる。
馬に乗り山車のような荷車を引きながら、数日かけて各地からロシオを目指して巡礼が行われる。
この巡礼でロシオに集まる人の数は100万人を超えるらしい、凄いですね。
・・・・・・・・・・・・・
この「馬」で集まるのが面白い!日本ではイメージできませんね。
巡礼用の臨時バスも出るし車でも来るのですが、やはり馬で来るのがこのお祭りらしい。
馬をつなげておくためのバーが家の前にありました。
西部劇みたいで楽しそう。
そもそもこの地方のみなさんが「足代わりに馬を持っている」ことが西部劇の様ですね。
・・・・・・・・・・・・・
このお祭りのための準備をして一年を過ごす人たちもたくさんいるそうです。
「ロシオの巡礼祭!命!」
「お祭りが人生になっている人達」は世界共通です。
日本のお祭りもそうです、お祭りのために準備をして一年を過ごす!
それが楽しいのですね。
・・・・・・・・・・・・・
日本でも、
ラッパを吹き、凧を作り一年を過ごす人たちがいます。
素敵な人生ですね!


馬をつなげるバーが家の前にありました。
まさに西部劇です・・でもこの日は誰もいなかった。



8.4 あざみ野公演「ありがとうございました」子供たちにありがとう!

2019-08-05 | ワヤン「ありがとうございました」

「横浜市民ギャラリーあざみ野公演」会場風景
たくさんの子供たちにありがとう!

横浜市民ギャラリーあざみ野公演(8/4)無事終了しました。
私たちの想像以上のたくさんの子供たちが来てくれました。
子供たちのあまりの多さに驚いてしまいました。
すごい!
・・・・・・・・・・・
公演は6時開演予定。
だから6時にはみなさんが集まっていて、上の写真のこの状態。
でも西向きのエントランスホールはまだまだこの明るさ、影絵芝居はできません。
そこでダランがいろいろな話をして20分ほど引き伸ばし、
暗くなるのを待ちましたが「まだまだ明るい」。
仕方がないので
「始めの頃は見えにくいけどだんだん見えるようになるからね、我慢してね」
と見切り発車の上演開始でした。
・・・・・・・・・・・
でも子供たちはそんなことはお構い無し、
ワヤンが始まるとすぐにクリル(幕)のそばに集まって来て、
ワーワーと歓声をあげとても喜んでくれました。
子供たちが喜んでくれるとワヤンは盛り上がります、大人もつられて笑います。
ワヤン会場全体がとても良い空気になっていきます。
子供たちにありがとう!
とても良い公演になりました。




ワヤン終了後、恒例の質問ぜめ。



ワヤンの朝(49)2019.8.4 横浜市民ギャラリーあざみ野公演

2019-08-04 | ワヤンの朝


----------------------
8月4日(日)
今日は横浜市民ギャラリーあざみ野公演の本番です。
---
昨日、通し稽古をしました。
みんなで意見を出しながらギリギリまで演出を直しました、
面白い内容になったと思います!
今日は万全です!
----------------------
あざみ野ナイト
バリ島の影絵人形芝居「ワヤン」
〜マハーバーラタ「ビマの鬼退治」〜
真夏の夜の夕暮れ時、一日限りのお祭り。
今年は「ワヤン」。
人形の影がスクリーンにうつりワクワク、ドキドキのお話がはじまります。
今回は、子供も楽しめる演目、笑いあり、涙ありの「ビマの鬼退治」をおおくりします。
◆出演:ワヤントゥンジュク梅田一座
◆18:00開演〜19:00頃終演予定
◆横浜市民ギャラリーあざみ野 1階エントランスロビー
◆申込不要・参加無料
----------------------
同時開催
こどものための展覧会あざみ野こどもぎゃらり2019
「さよならをいって、それからあう旅」
7/26(金)〜8/4(日) 10:00〜17:00
----------------------
今日も暑い日になりそうですが、是非お立ち寄りください。
申込不要・参加無料のお気軽な公演です。

「若者にありがとう」ビマの鬼退治

2019-08-03 | ワヤンのお話

公演前日の今日、ワヤンの稽古があった。
若者が加わってくれた。

今回はクテンコン(ダランの助手)に若者が加わってくれた。
クテンコンの左側はノリちゃん、右側が若者トシくんの完璧な布陣である。
ダランもきっと喜んでいる!
〜〜〜〜
稽古中、新しい演目の演出についてこの若者にダランが意見を聞くと、
「面白いよ、大丈夫だよ。」「いいと思うよ。」と率直な意見を言ってくれる。
この若者の率直な感想がダランにはなによりも嬉しいようだ。
〜〜〜〜
ダランは
「そうなんだ。この展開でも分かるんだ?」
と、若者の反応を確認しながら物語を進める。


ビマの大活躍するお話です。
どうぞお楽しみに!

スペイン旅49「荒野」エル ロシオ

2019-08-01 | スペイン旅

南スペイン:エル ロシオ(El Rocío)付近(去年の9月ごろ)
この日の日差しはとても厳しかった。
でも湿度がないからカラカラしている、東京の夏の暑さとは全然違います。
こんな気候だから生ハム(イベリコ)が作れるのですね。


南スペインの田舎はだいたいこんな感じ。
簡単に表現すると・・「荒野」なんです。
もちろん人の手の入った果樹園やオリーブ畑もありますが、
だいたいは広〜い広〜い「荒野」でした。
・・・・・
この日、この付近にいるのは私たちだけ、見渡す限り他には誰もいません。
人がいない!
ワイルドだろ〜?
・・・・・
「マカロニ・ウエスタン」を覚えていますか?
イタリア製の西部劇だからマカロニと呼ばれた。
「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」が1960年代に流行り、
クリント・イーストウッドやフランコ・ネロが大人気でした。
・・・・・
当時、映画制作費を大幅に削減するため
「マカロニ・ウエスタン」のロケ地は主にスペインだったようです。
まだ通貨がユーロではない時代、スペインの物価はとても安かった!
そして、このスペインの荒涼とした空気感が「マカロニ・ウエスタン」にピッタリ!
まるで黒澤映画の「用心棒」ような
ヒゥ〜ヒゥ〜と風が吹き土煙りが舞い上がる「とても埃っぽい西部劇」・・懐かしいですネ。
・・・・・
エンニオ・モリコーネのシンプルな音楽がとても新鮮でした。
音楽も制作費削減のためシンプルな編成にしたようです・・それが当たった。


「荒野の用心棒」のイーストウッド。
カッコいいね!
懐かしいね。