玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

夕方の空に「うさぎさん」

2023-06-27 | 山の国から

夕方の空にプカプカと「うさぎさん」

 山に来ています、ブログに書くことが何もありません、困ったな〜と思って南の空をみたら、なんと雲に乗った「うさぎさん」がプカプカと目の前を通るではありませんか?(右にゆっくりと動いていきました)・・・ただそれだけなんです、特に書くことはありません、スミマセンでした。
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 標高1,450mにいます、気温は低くてさわやかなんですが日差しがものすごく強い!これは太陽に近い分日差しが強いのですかねハハ(・・そんなバカな〜)。日傘が欲しい感じです・・変な天気が続きます。
 でも日が落ちて夜になると冷えてきます、今は冬用パジャマで羽毛布団と毛布1枚を掛けてちょうどイイ、もう少し寒いと羽毛布団と毛布2になります、さらに寒いとヒーターを入れます・・・山は寒いのです。


ほんの30秒ほどで姿が変わってしまいました。
だいぶ姿がばらけてきた頃のうさぎさん。

「赤だけ」

2023-06-25 | 山の国から

夕暮れの八ヶ岳(6月20日撮影)
左奥に赤岳、右手前に阿弥陀岳

前回掲載した写真がシルエットだけだったので、昼間のわかりやすい写真も載せておきます。
赤岳の名は山肌が赤褐色であることに由来しているそうです、いつも見ても本当に赤い山肌です。
カッコイイ!
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昔、この山のスケッチを描いていたとき、隣で一緒に描いていたまだ幼い息子に「ちょっとクレヨン貸してくれるかな?・・・赤だけ」と言ったかどうかはもう忘れました。
(赤岳は赤だけでは描けませんね・・ハハ)


八ヶ岳連峰
(この写真を撮ってみて気がつきました、今度また木を一本切らなくては・・・あ〜あ面倒だな〜)

「やつが高け〜!」

2023-06-23 | 山の国から

早朝の八ヶ岳(6月20日撮影)
左に八ヶ岳連峰最高峰の赤岳(2,899 m) 、右に阿弥陀岳(2,805 m)

この日の朝は八ヶ岳連峰全体に雲がかかっていました。
赤岳と阿弥陀岳だけが雲間から姿を現していた、雲がどんどんと形を変えて幻想的で美しかったな。
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調べてみてわかったのですが、最高峰の赤岳は標高2,899.17 mなんですね・・・惜しい!
あと83cmで2,900 mです・・・あと83cm、みんなで石を積みましょう。
「やっぱり、やつが高け〜!(八ヶ岳)」と周りの山々に言わせたい。


映画「バートン・フィンク」

2023-06-12 | 映画と美術と音楽と

「なんなんだこのホテルは・・?」 映画:バートン・フィンク(1992年公開)

「素晴らしい創作のためなら悪魔に魂を売ってもいい」そんなセリフを聞いたことがあります、平凡な芸術家ほどそんなことを考えるものです。この映画はまさに創作に苦しむ芸術家が悪魔の棲家に知らぬ間に入り込んでしまうような怖〜いお話・・・恐ろしい!でもコーエン兄弟の作品だからどことなく可笑しい。
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「物語」 1941年のニューヨーク。社会派劇作家のバートン・フィンクは、ハリウッドに招かれて映画のシナリオを依頼された。早速ホテルにチェック・インしたが、そこは薄暗く、不気味な雰囲気が漂っていた。とりあえず部屋に入った彼だったが……。蚊の飛ぶ音、暑さ、息苦しさ--それらの生理的な感覚を、主人公の悪夢になぞり、独自の映像センスで描いたコーエン兄弟の傑作。(Yahoo!映画より)
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コーエン兄弟の作品「バートン・フィンク」を久しぶりに観た。ずいぶん昔に観たのでほとんど忘れていましたが、炎に包まれたホテルの廊下をまさに悪魔の形相の大男がショットガンを持って走るシーンを観て思い出しました・・・恐ろしい!あとは観てのオタノシミ。
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カメラワークのとても素敵な映画です、1941年代のアメリカの粋なインテリアも楽しめます。
1941年は真珠湾攻撃・日米開戦の年です。


・・・隣の部屋から微かに何か聴こえる


蒸し暑くじめじめした息苦しいホテルの部屋に飾られた一枚の写真
なんなんだこれは・・・さわやかすぎませんか?・・・最後にわかる、かも?





背景の描き込みが凄い!

2023-06-01 | 映画と美術と音楽と

エドワード・ゴーリー 「不幸な子供」
(物語) 幸せな家庭に生まれた可愛い少女シャーロット、しかし仕事先での父の死を知らされ、母は心労でやつれて死に、叔父も事故死、身寄りのないシャーロットは寄宿学校に入れられてしまいます、不幸の連鎖はさらに続き・・・そして物語はとても悲しい結末で終わります。「こんなに辛い目にあったのだから最後は幸せになってほしい!」・・・しかし読者の思いは届きません。最後までハッピーエンドにならない作品「不幸な子供(Hapless Child)」


展覧会「エドワード・ゴーリーを巡る旅」を見に渋谷の松濤美術館に出かけた。
会場は平日の昼間なのにたくさんの人、若い女性が多かった気がする、皆さんとても熱心に鑑賞していました。私も読書用の一番細かいものを見るメガネをかけ超至近距離で鑑賞しましたが、それでも細かすぎてよく見えないところもありました、それぐらいどの作品も緻密な線描で入念に描き込まれていました。とくに壁紙やカーペットなどの背景が凄かった!(PCのない時代です)
みなさんもこの緻密な原画を見るときっと驚きますよ。目は少し疲れましたがとても面白かった、拡大鏡メガネを持っている人は必携!・・・オススメです。

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(展覧会プレスリリースより)
不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつ絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey,1925‒2000)。近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手がけた主著(Primary Books)以外にも、挿絵、舞台と衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。本展は(略)、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250 点の作品で再構成するものです。

(展覧会情報)
渋谷区立松濤美術館
会期 2023年4/8(土)~6/11(日) 月曜休


お気に入りのお人形で遊ぶシャーロット「不幸な子供」より
この頃はまだまだ幸せだったのです。


美術館入口


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