玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

八ヶ岳美術館フワフワポコポコ

2023-08-23 | 山の国から

八ヶ岳美術館内部
天井がレースのような軽い布に覆われ、フワフワしている素敵な空間です。照明が布の奥に隠されていて布を通した淡い光が素敵でした。

「照明の交換はどうするのですか?布を外すのですか?」と美術館の人(多分館長さん)に尋ねました。「布のヒダのところにスリットが隠されていて手が入るのです・・・当館の新人職員の採用条件は脚立の最上部にのって両手で照明を交換できることです」と笑顔で教えてくれました。
・・・本当ですか?楽しそうですね・・・怖いけど。
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八ヶ岳美術館を久しぶりに訪れました。
エコーラインから山道を原村・八ヶ岳山麓に向かって上がると八ヶ岳鉢巻道路との突き当たりに原村村立八ヶ岳美術館があります。普段の日だと駐車場に車は数台、とても閑静な環境です。車から降りて鬱蒼とした林の中を10分ほど歩くと美術館に着きます。
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この建物は巨匠・村野藤吾の設計です、村野89才の時の作品。
とても斬新でありながらホッとする佇まい、いい感じです。
私は20年前に訪れたときは内部の「フワフワの天井がわからないな〜」と思いましたが、今回は「フワフワの天井が素敵だな〜」と改めて思いました、こんど20年後に来た時はどう思うのでしょうか?(そもそも20年後私はもう来れませんね?近々またきます)


八ヶ岳美術館外観
鬱蒼とした緑の中にポコポコと可愛い屋根が並びます。
素晴らしいスケール感です。
ポコポコ


エントランス付近
ポコポコが途切れて小さな建物の入口のようにも見えます。
彫刻が楽しそう。
ポコポコ


(写真:美術館HPより)
全体はこんな感じ、ポコポコが連なっていて全体は結構大きな建築ですがそれを感じさせない。
巨匠の発想はすごいですね、こんなポコポコの連続をどうしたら思いつくのでしょうか?
そして中はフワフワ









空は少し秋

2023-08-17 | 山の国から


空は少し秋







仮面の女神【実物】

2023-08-13 | 山の国から

「国宝 土偶(仮面の女神)【実物】 高さ27cm 重さ2.7kg 縄文時代後期 中ッ原遺跡第70号土坑 約4000年前 」(4000年前なんです)

 茅野市尖石縄文考古館には国宝の土偶が二つあります、「縄文のビーナス(約5000年前)」と「仮面の女神(約4000年前)」です。仮面の女神が縄文のビーナスの約1000年後になるそうです、1000年です。
 そんなことを思いながら見ていると気が遠くなります。

 茅野市にはいたるところにこれら二つの土偶の巨大な写真が展示してあります、それを見ているうちに「土偶は巨大なんだ!」と勝手に思い込んでしまったバカな私は高さ27cmの実物を見て「そうだよな〜このぐらいの大きさだよな〜・・あ〜よかった」となぜかホッとしたのでした。

 この土偶の発掘現場の様子がジオラマと写真で展示してありました。この土偶は足の部分が壊れていた(壊してから埋めた?・・謎なんです)以外はほぼ完全な姿で発掘された様子がよくわかります。これはすごいことです!4000年前なんです。





 この時に発掘現場に立ち会っていた人とお会いする機会がありました。
「ここにいるのが私です」と23年前の発掘現場の写真を誇らしげに見せてくれました、素晴らしい思い出ですね。


縄文のビーナス【実物】

2023-08-10 | 山の国から

「国宝 土偶(縄文のビーナス)【実物】 高さ27cm 重さ2.14kg 縄文時代中期 棚畑遺跡第500号土坑 約5000年前 」と解説がついていました。(5000年前なんです!)
 国宝と実物に弱い私たち夫婦は「国宝なんだ!」「やっぱり実物は凄いね!」と感動するのですが、「国宝がテグスと画鋲で止めてあるんだね・・・」などと余計な心配もするのでした。

 尖石縄文考古館を訪ねました。
ここの展示はすごく面白い、国宝の土偶などは貸出中のこともありますが今回はすべて【実物】を見ることができてよかった、やっぱり実物には5000年の重さを感じます(へ〜わかるのかい?)。


頭のかぶり物も可愛いし、下半身のどっしりとした安定感がいいですね。


ここの展示はすごく面白い。
帰りに考古館喫茶コーナーで外の緑を眺めながらソフトクリームを食べました、
ソフトクリームは普通でした。




とがりいしさま

2023-08-09 | 山の国から

「とがりいしさま」
 この石は、高さ1.1m、根元幅1mで先端が尖っているところから、「とがりいしさま」と呼ばれています。「尖石遺跡」の名前もこの石の形からつけられました。(略)右肩に磨かれた様な跡があることから、縄文時代の石器を研いだ砥石ではないかといわれています。(現地の解説板より)

 「とがりいしさま」は茅野尖石縄文考古館から徒歩10分ぐらいの森の中にひっそりとありました、訪れる人もほとんどいない静かなところ。私たちも考古館には行くものの、この石のところまで来るのは初めてでした。
 「尖石の言葉の由来はなんなんだろうね?」「尖石が近くにあるんじゃないかな?」と疑問だったので、この石のことを知り訪ねました。見事な「尖石(とがりいし)」だったので納得しました。
 およそ5000年前、いやいやそのはるか昔からここにあったのでしょう、地中に埋まっている深さは不明だそうです。手前の祠は近年のもの、縄文の時を思うと気が遠くなります。


「とがりいしさま」から少し坂を上がると尖石遺跡の美しい原っぱが広がります、誰もいない。縄文の人たちが出てきそうです、この原っぱの右手に茅野尖石縄文考古館があります。

コウメとコハル

2023-08-05 | 犬の気持ち

「何見てんのよ〜」:左のコウメ
「よくも爪を切ってくれたワネ〜」:右奥のコハル

コウメとコハル、17歳になる姉妹のネコ。
生まれた時から室内での飼い猫、二匹とも外の世界を知らない。

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今、我が家にネコたちがいる。
可愛いがっていたワンちゃんが天国に行ってしまって寂しくなった我が家にネコたちが来てくれた、息子の飼いネコたちをある事情があって預かっているのだが、息子からは
「ネコたちを引き取ってくれてありがとう」とメールが入った。
「引き取ったのではなくて預かっているだけ」と返信をした。

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以前から時々預かっていたので二匹とも、もう慣れている、ネコたちも安心です。

ネコたちのいる生活はとても楽しい!
これからも元気でいてね。
ミャ〜!
シャ〜!