玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

「黄色い電車」江戸東京たてもの園 -3

2022-11-29 | ♫僕の好きな公園

都電「新橋行き」、中央の「6」は6系統「渋谷駅前〜新橋」の表示、
小金井公園「江戸東京たてもの園」にいつも停車している7514号車、
ここのところ毎朝この横を散歩する。

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 黄色の車体に赤のラインの都電があたりまえだった時代に育った私には、この黄色い電車が「都電」です。当時は、送電線とパンタグラフの接点からときどき火花を散らし、道路の真ん中を堂々と走っていたのをよく覚えています。パシッ!パシッ!、ゴト〜ン、ゴト〜ン・・・かっこよかったな〜。
 まだまだ少なかった自動車たちは都電の邪魔にならないように気を使って走っていました。
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 子供の頃、都電に乗るとまずキョロキョロと空いている席を探し、シートに後ろ向きに膝から座り、窓から外を眺めるのが好きだった。都電は街の中をゆっくりと走るので子供には街の景色や行き交う人たちが観察できて楽しかった、でも後ろ向きに座っていると母からすぐに「外を見るなら靴を脱ぎなさい!」と叱られた。
 そんなことを今思い出しました・・いい時代でした。


6系統「渋谷駅前〜新橋」の経路表示。(この間にも停留場はもっとありました)
この経路、東京のとても良いところを通っていましたね、飲み歩くのには最高です。
>まずは渋谷で乾杯!
>六本木あたりで途中下車してオシャレなお店で飲んで、
>締めは新橋ガード下のヤキトリ屋かな?

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カタールW杯、なんだかややこしいことになりましたね。
それでもガンバレ日本!






朝霧が漂う日は、だいたい晴れる

2022-11-22 | ♫僕の好きな公園

今朝の小金井公園、6時半ごろ。
ラジオ体操会場はまだ朝霧が漂っていました。
霧の中をゾンビがさまよっているような不気味な光景でした。(よくあります)
でも10分もすると霧はなくなり気持ちの良い朝の光が射してきました。
「朝霧が漂う日は、だいたい晴れる」昔からそう言われているそうです。・・その通り!


今朝の小金井公園、7時ごろ。
とても良い天気になりました、今日は暖かくなりそうです。
よかった、よかった。
今日はテニスができそうだ。
ファミマで「北海道メロンバン」を買って帰ります。

すっかり吐く息が白い

2022-11-18 | ♫僕の好きな公園

今朝の小金井公園、7時ごろ。
日の出のころの光線は赤みを帯びていて綺麗です。
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今朝はとても天気が良かったけど寒かった、
でも風がないから穏やかだ、
すっかり吐く息が白い朝。
(すっかり書くことがないこのブログ)
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 「2022サッカーワールドカップ開催国カタールで、ここ10年間で何千人もの外国人労働者が死亡していることが明らかになった。」
 数日前、新聞でこんな記事を読んで驚いた!・・記事には「死者六千人」とも書いてあった。バングラデシュ、インド、ネパールやアフリカ大陸など貧しい国から来ている労働者が多く、ワールドカップに向けたスタジアム建設やインフラ工事に従事していて死亡した可能性が高いらしい。こんなに死者を出すような労働環境とは・・・何故?
・・・凄いことです。
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 日本のテレビでは連日ワールドカップ関連報道で大盛り上がり、でもカタールでの「外国人労働者の死者六千人」に関して誰も何も触れない・・・何故?
・・・凄いことです。




素敵なスタジアムですが・・・








小金井公園の木漏れ日の下

2022-11-12 | ♫僕の好きな公園

今朝の小金井公園、7時ごろ。
今朝はとても天気が良い。
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サクサクと落ち葉の上を歩く。
少し寒い、吐く息が白かった。
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もう7時なのに日差しはまだ低い、
落ち葉に朝の木漏れ日が心地よかった。
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東京の田舎小金井も秋の感じになってきました。
「小金井公園の木漏れ日の下」

「アーツ・アンド・クラフツとデザイン展」と鴨汁せいろ

2022-11-09 | 映画と美術と音楽と

ウィリアム・モリス「いちご泥棒」内装用ファブリック  1883年 モリス商会
(いちご泥棒たちのまん丸な目が可愛いね)
この繰り返し連続する図柄、どの範囲でどのように版が分かれているかわかりますか?
この展覧会ではそれがわかります。
オリジナルは手彫りの木版でした、140年前の技、すごい技術です!

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府中市美術館で開催中の「アーツ・アンド・クラフツとデザイン展」に行きました。
この美術館には妻とよく行きます、いつも面白い企画をやっている。
我が家から自転車で25分の、ちょいと美術館。
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 アーツ・アンド・クラフツはイギリスで1880年代から始まったデザイン運動。産業革命の結果として、大量生産による安価で粗悪な商品が溢れていた当時のイギリス。「庶民の暮らしに良いデザインを!」とウィリアム・モリス(1834年-1896年)が中心となって始めた美術工芸運動です。
(と、その昔大学で習いましたがすっかり忘れていました・・・)
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 現在でもアーツ・アンド・クラフツのデザインは日常的なプリント製品などで目にします。
 ロンドンの洒落た百貨店「リバティ」の有名なリバティプリントはアーツ・アンド・クラフツ時代のデザインが発祥です。昔、私もリバティ百貨店で小さなお土産を買いました、まだベルリンが東西に分かれていた頃です。(いつもすっごく古い話でスミマセン)
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 この展覧会ではアーツ・アンド・クラフツのオリジナル作品を見ることができます。木版、染色、家具、工芸、本など、どの作品も「ヘ〜これがあの有名な作品のオリジナル?これが本物ですか?本物は木版なんだ?ヘ〜」と面白かった。
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府中市美術館エントランス付近(空がきれいでした)
「アーツ・アンド・クラフツとデザイン展」2022.9/23〜12/4 開催


会場入口
「ここから先は撮影禁止なのでここまでは撮っても結構です!」と係りの人に言われた。
そう言われて思わず撮ったけど・・何が面白いのかわからない写真になった、ハハ。


「鴨汁せいろ」
これはアーツ・アンド・クラフツの作品ではありません、蕎麦です。
帰りに美術館から自転車で5分、蕎麦「心蕎人さくら」に寄りました。
毎回このお店に寄るのが楽しみです、とても結構でした、ごちそうさまでした。
私の中では蕎麦屋に行くついでに、ちょいと美術館に寄る感じです。



冬支度

2022-11-06 | 山の国から

2022.10.31 撮影
山小屋のあたり(1.450m)はすっかり紅葉、この山に多い白樺系の葉はすでに落ちていました。
JR東海のCMのような真っ赤なモミジはありませんが、黄色の中にも様々な色があってとても綺麗でした。

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山に来ました、今年は多分最後になると思います。
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「山小屋の冬支度」
 テラスと樋と排水溝に積もった大量の落ち葉を掃除して、前世紀(これほんと)のスキー靴を捨て(でも子供達のは捨てられなかった)、もう何年も着たことの無い衣類を処分し、冷蔵庫の中を整理し、最後に凍結防止のための水抜きをし、雨戸を閉めて今年も終了しました。(・・玄関の鍵かけたかな?)
 さすがに正月飾りは飾らなかったけど、まだどこにも売ってないからね。でももう「一の酉」があったんだから気分はもう年末です!・・江戸っ子は気が早い!
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 早いですね、山はもうそんな季節なんです・・・冬を迎えるこの作業をあと何回するのでしょうか?自分で決めた免許返納時期もジリジリと近づいてくるし・・・どうしよう。

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みなさま、良いお年をお迎えください。🎌


「山の朝」・・・静かです。
雲海の向こうには南アルプス。












蓼科山と大好きな蕎麦

2022-11-02 | 山の国から
この日は車山高原(1,925m)越しに蓼科山(2,531m)が頭を出して「こんにちは」。
(10月31日八島湿原より)
蓼科山は八ヶ岳連峰の最北端、写真右手方向に八ヶ岳連峰が続きます。

2週間ぶりにまた八島湿原を訪れました。
まるで八島湿原のまわし者のようです。
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 「この前行った秋の八島湿原、すっごくよかったよ」と妻に話していたら「私も行きたい!夏は何度か行ったけど秋に行ったことがない、・・行くべし!」と話がまとまり、また湿原を訪れました。
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 この日はとてもいい天気、でも快晴とは違って空全体にほんの薄〜く雲がフィルターのようにかかっていて、光線が淡く穏やかで景色全体がパステル画のようにホワ〜ッとしていました。風もなくポカポカして「平和だな〜」とか言いながら静寂の空をホワ〜ッと眺めていると・・眠くなってきて、しばらくここから動きたくなくなりました。
 でもその後、蕎麦屋「登美」には山道を下ってしっかり向かいました。


青空が池に映りこんでとても美しかった。




登美の蕎麦、上から「せいろ」と「田舎」
これを食べくらべながら楽しみます、至福の時。
登美には30年間通っています。
初めて行ったのが1992.11だからちょうど30年!
「蕎麦の上にも30年」
とても美味しい!大好きです。
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写真を並べていて気がついたのですが、
秋の湿原の景色と新蕎麦の「色」はそっくりですね。
・・当たり前か〜