眠る女性 1942年 アンリ・マティス(1869-1954年)
1942年の作なので・・1969年生まれだから、え〜とマティス73歳の作品です。凄い!
先月、上野の東京都美術館「マティス展」に出かけた。(展覧会は8月で終了しています)
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マティスはとても好きな作家です。
いろいろな美術館でも見ていたしパリのルーブルやポンピドゥーに出かたこともありましたが、今回のような大規模な回顧展は初めて(日本では約20年ぶりらしい)、とても充実した展覧会でした。
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マティスの太く力強い線も好きだし、キラキラと色彩が踊っているような切り紙絵の作品も素晴らしい。
彼はスケッチをとても大切にして、描く対象を観察しながらの膨大なスケッチを繰り返し、その結果数本の単純な線になったそうです。一見するといきなり線を決めているように思いますが、巨匠になっても基本には観察と膨大なスケッチがあるのですね、素晴らしい!
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会場の最後には、マティス晩年の傑作、南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料もたくさん展示されていました、素晴らしい教会です。綺麗な光に包まれたロザリオ礼拝堂に行きたくなりました・・・まずヴァンスがどこにあるか、どのぐらい時間と費用がかかるのか、調べてから考えます。(ちょいと深大寺に行くのとはちがいます)
ロザリオ礼拝堂 (写真:アトリエブランカ blog )
ステンドグラスからの光が美しいですね。
作品「イカロス」
晩年の切り紙絵のシリーズ「ジャズ」より
切紙に塗られた色は彼が考えたオリジナル、とても綺麗でした。
帰りに売店で展覧会のカタログとこのポスターを買いました、
目の前でどんどん売れていました。どんどん
今頃は日本中このポスターだらけ?