玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

神戸公演3「ピッカピカの鉄人28号」

2017-02-26 | ワヤン「ありがとうございました」

2017.01.27 夜の鉄人28号
今年はピッカピカ!すごく綺麗になっていた。
鉄人は風呂に入ったのか?

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 正直、ぼくは鉄人28号のことをとてもよく知っている。さすがにそんな年齢なのである。私の確かな記憶は鉄人28号で、かすかな記憶は白馬童子や鞍馬天狗だから、やはり鉄人28号は私の世代の番組であった。ウルトラQやウルトラマンはそれから後の時代、その頃私は中学生、この着ぐるみ怪獣たちのバトルがバカバカしくてあまり見ていない。(この記事をご参照ください)
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 先日の神戸ワヤン公演も今回で4回目。主催者に毎回同じホテルを用意していただいている。立地も良くとても快適なホテル、気に入っています。このホテルから徒歩数分のところにこの「鉄人28号」がいる。
 だからこの鉄人に会うのも今回で4回目。今年はピッカピカになっていた、納入直後の新車のような輝きだった。
 また来年も鉄人に会えるといいな。

関連記事、
2015「鉄人との再会」
2014「鉄人28号」
2014「続・鉄人28号」


2015:再会の鉄人28号(2016は写真がないのが残念)


2014:初対面の鉄人28号






ワヤンの夜はなんだか楽しい!

2017-02-23 | ワヤンのお話

素晴らしいワヤンでした。
ワヤン終了後の歓談風景(このときの撮影はOK)。
とても大きなクリル(幕)です、我々一座の倍の面積はあるようです。
LED光源なのでこの面積をカバーできるのですね。

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 先日、日も暮れた小雨の中、武蔵小金井駅前の市民ホールまでワヤンを見に出かけた。
 我が家からは徒歩15分ぐらい。妻と歩きながら「ワヤンに出かけるのはやっぱり暗くなってからの方が気分が出るね」とワクワクしながら会場に向かった。
 私たちのワヤン公演が最近明るい時間帯に多いこともあってそんなことを思った。本来ワヤンは夜の芸能だからでしょうか。
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「バリ島のワヤン(影絵芝居)上演と解説」
主催:日本インドネシア・バリ教育文化協会(JIBECA)
演目:アルジュナの瞑想(Arjuna Tapa)
ダラン:カデ・チャプン(I Kadek Budi Setiawan)
グンデル演奏:ブダ(I Ketut Buda Astra) 他
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 とても素晴らしいワヤンでした。
 特に興味深かったのはたくさんの動物たちの動き。獣、鳥、魚などたくさん出てきました、どれも生きているような素晴らしい動きに感心しました。動物たちの人形もとてもよくできていた。
 日本で、ほかのグループのワヤンを見るのはとても楽しい、ダランもグンデルも上手かったし、とても楽しめました。また公演してください、是非小金井で。
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 帰り道「ワヤンを観てから、歩いて家まで帰れるなんて贅沢だね」と妻と話しながら、その足でコンビニに寄ってビールとつまみの「チーズたら」を買って帰った。
 ワヤンの夜はなんだか楽しい!


映画「ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち」

2017-02-19 | 映画と美術と音楽と

自然と身体が浮遊してしまう少女エマにロープをかけ先導する主人公ジェイク。
この場面、ロープがピーンっと張っているところにご注目。浮遊感がよくでています。
映画「ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち」より
©2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

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 奇妙な映画「ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち」を観に出かけた。
 大好きな監督ティム・バートンの久々の新作。とても面白い作品でした。日本公開からまだ2週間ほど、映画館の入りはまずまずのようです。私たちの観たのは2Dでしたが、3D上映もあるようです。
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 一般社会からは敬遠されてしまう奇妙な能力を持つこどもたち、この善良なこどもたちを守り共に暮らしているミス・ぺレグリン、彼女にも奇妙な能力がある。
 そのこどもたちを襲う奇妙でとても凶暴な怪物たち。この怪物からこどもたちを守ろうと必死に戦う普通の少年、だと思っていると実は奇妙な能力を持っていた主人公ジェイク。とても奇妙な物語が展開します。
 何もかもが奇妙なので、観ているうちにだんだんと奇妙が普通になってくる奇妙な映画。
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 今日の記事は「奇妙」が多い、でも奇妙なお話なんだから仕方がない。原作はランサム・リグズの児童向け冒険小説「ハヤブサが守る家」、本でも読んでみたいので今図書館に予約をしています。(ハヤブサ = peregrine falcon = ぺレグリン)
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怪物たちと戦う決意をする「奇妙な能力を持つこどもたち」
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この画面構成が素晴らしいですね。
薄暗い画面の中央に白い衣装の双子を置き明るく照らし出す、レンブラントの絵画のようです。
右端は「透明な男の子」、透明感を伝えるために照明スタンドの位置に工夫がみられる。
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あとは観てのお楽しみ。

神戸公演番外編 5 「みんぱく:床屋を覗く」

2017-02-17 | 旅ゆけば

みんぱく(国立民族学博物館)の展示 「床屋」

アフリカのどこかの国の床屋があった。(どこか忘れた)
窓から中を覗いてみた。
床屋の椅子、鏡、クシ、ハサミなどの散髪道具、
そして正面の壁に貼られた様々なポスターや写真。
なんだか、床屋のオヤジがちょいと留守にしているような感じである。
アフリカの日常の空気感があって面白かった。

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>ある日、アフリカのあるところの床屋に日本人が訪ねてきた。
民(民博):「あの〜お忙しいとこすみません。あの〜このお店、丸ごと売っていただけませんか?」
床 (床屋):「エッ!?マジかい?これが欲しいの?このオレの店?日本はそんなに困ってるのかい?」
民:「いいえ、困ってはいませんが、このお店がこのまま丸ごと欲しいんです。」
床:「マジか〜?このまま欲しい?しかし日本人は変わってるね〜オレはいいよ、またすぐ建てれば簡単だからヨ。よし!売ってやる。それじゃ〜ちょいと待ってな、すぐに片付けるから。」
民:「あ〜!片付けちゃダメ!!何も片付けないでください。みんなそのまま欲しいんです。そこのゴミみたいなものも壁の写真も何もかもそのまま下さい。」
床:「これも?それも?この写真も?ここに写ってるのうちのカカアだよ?」
民:「はい何でもいいんです。すべてそのまま下さい。」
床:「あんた変ってるね〜。そんじゃうちのカカアも持ってくかい?」
民:「いいえ、結構です。」
>床屋と日本人はにこやかに握手を交わしたのであった。
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それにしても、いくらで買ったのか?
知りたい!


床屋の外観。
なんとなく覗きたくなるでしょ?この展示方法が面白い。
電気バリカンの横には「Magic Hand Bras Magique」と書いてある。

神戸公演番外編 4 「みんぱく:へんなおじさん」

2017-02-15 | 旅ゆけば

木彫「ナワル」
• 地域:オアハカ州 メキシコ
• 制作:A.ヒメネス、I.ヒメネス、M.ヒメネス
• 2010年収集
メキシコの民間信仰では、動物に変身する能力をもった人や、人を守る動物霊をナワルとよぶ。
展示品はヤギに変身したナワルの木彫。(みんぱくHPより)

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 ヤギに変身しているそうだが顔は人間のままのへんなおじさん。
 おじさんが耳とツノと髭をつけてふざけている様に見えた。この作品のアニメ風なフォルムと大胆な色使いがとても美しく、ポップアートの様な楽しさがあって気に入った。これなら我が家にも一つ欲しいな〜と思った。どこに置く?
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 みんぱくには各国の現地で売られているお土産的なものもたくさん展示してある、これがみんぱくの魅了の一つだ。
 展示は格調高い高価なものから、親近感のある手ごろなもの、生活雑貨、さらには道端に落ちていそうなもの(?失礼しました)もきちんと分類して展示してあってとても面白い。ついつい欲しくなるものもたくさんあるのだが、みんぱくは展示即売会場ではないのが残念だ。
 せめて展示の横に「参考:現地購入価格」とか添えておいていただけると、もっと実感を持って興味深く鑑賞できて面白いと思った。
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欲しいものがたくさんありました。







みんぱくへのお願い。
試食コーナーを作って欲しい!

アンクルン始まる

2017-02-13 | ワヤンのお稽古
   右手でコテカンを弾きながら、左手で拍を取り、口では主旋律を歌う、
   この後、足の指先に挟んだ木バチで木箱をトントンと叩き(さすがにこれはウソ)、
   一座のみんなにアンクルンの曲を教えるダラン某。

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 昨日アンクルンの練習があった。
 我々一座はなんと、アンクルンのハーフセットを持っているのです。凄いでしょ!
 いつのことかは忘れてしまったが、数年前に一座のみんなで購入した宝物のような楽器です。
 ワヤンの稽古のたびにこの楽器を眺めていたのだが、いつもみなさん何かと忙しくなかなか練習を始めるタイミングがなく、部屋の片隅で長い間大事に発酵させていた。非常に勿体無いことであった。
 そこで満を持して、「よし今年こそはアンクルをやろう!練習しよう!」と一同意を決して、ついにアンクルンの練習を始めた。といっても、まだ一回目なのでこの後どうなるかはまだまだ予断を許さない。
 でもアンクルンの練習はすごく楽しかった!だから、多分これからも続くと思います。早く上手になってアンクルンでワヤンを上演するのが一座の目標です。
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 ガムランはどんな曲でもそうなのだが、「拍」を間違えて覚え込んでしまうと取り返しのつかないことになる、一度覚えた拍を修正するのは大変。そこで「拍も一緒に教えて欲しい!」とダラン某にお願いした結果、上の写真の状況になったわけです。おかげで非常によく理解できました。・・・はずです。


こんな差し入れをいただきました。
すごく甘ドロしくておいしかったです。
ありがとうございました。

神戸公演番外編 3 「みんぱく:トーテムポール」

2017-02-11 | 旅ゆけば
   みんぱく(国立民族学博物館)「トーテムポール」
   どれも一本の巨木から彫り出されている。
   ものすごい迫力だ!!
   あまりの迫力にただただダランと見上げるダラン某。

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(ミンパクHPより抜粋)
北アメリカの北西海岸先住民の文化を象徴するもののひとつは、巨大なトーテムポールである。それは、ビーバーやワタリガラスなどの家族の紋章を掘り込んだレッド・シーダー(ヒノキ科)の巨木柱であり、現地では、ポールと呼ばれている。
ポールには、伝承や祖先の功績を記録に残すための記念柱、死者のために建てる墓柱、家の入り口に立てる入口柱、家内の柱である家柱などがある。ヨーロッパ人と接触する以前にも作られていたが、巨大化したのは、ラッコの毛皮交易などにより鉄器などが先住民の手に容易に入るようになった19世紀以降のことであった。(略)
詳しくはこちら
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近づいてみると立派な「割れ」がバシッと入っていた、一本ものの証です。

とても力強い不思議な造形です。
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それにしてもこんな巨木を切り出して運ぶのはさぞ大変だっただろうな〜?
と思いつつ、でもみんなで力を合わせて山を落としたり川を渡ったり、
結構みんなで盛り上がって楽しかったんじゃないかな〜?
ポールのための巨木の切り出しだからきっと神事だろうし、
木遣歌って、ラッパ吹いて、オンベ振って・・
と「諏訪大社御柱祭」好きの感想でした。ヨイテ〜コショ!

神戸公演番外編 2 「みんぱく:流し」

2017-02-10 | 旅ゆけば

「みんぱく(国立民族学博物館)」>「中央ブロック」>「音楽」>「ギター」>「日本歌謡とギター」>「流し」の展示。(この分類は正確ではありません)
 モニターでは関西系「流し」の映像を繰り返し流していて面白かった。書いていて気がついたけど「流しを繰り返し流している」って面白くないですか?・・スミマセン。

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 神戸公演の途中で寄ったみんぱく。中でも、「ここ!みましょうね!凄くおもしろいですよ!」とみんぱくを案内をしてくれたダラン某が特に力を入れて薦めてくれた展示がここ。
 「ねッ!面白いでしょ?すごいでしょ!」と大絶賛。「近代日本歌謡ギター文化史(なのかな?)」が凝縮されている展示。懐かしいレコードもたくさんあった、お薦めの通り面白かった。バタヤン(田端義夫)のサインの入ったギターや藤圭子のポスターもあった。バタヤンは日本のエレキギターの祖、いつも「オース!」と元気な挨拶。藤圭子は宇多田ヒカルの母、代表曲は「圭子の夢は夜ひらく」。
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 「流し」はかつて日本中のどこの繁華街にもいたが、現在はもうほとんどいないようだ、若い人で活躍している人もいるが稀である。
 昔、新宿ゴールデン街あたりの小さなバーで飲んでいると、突然ドアがバッ!と勢いよく開いて「流し」が入ってきたものだ、静かだった店内が急に騒がしくなる。突然ドアから入ってきた陽気なギターを抱えたオジサンと外気の寒さに驚きながら、「流し」の歌を聞き、チップをはずんで一緒に歌って騒いでいる大人たちを眺めていた。その頃私はまだ若かったのでチップの金もなく、できるだけ「流し」のオジサンとは目を合わせないようにしながらも、横で便乗して騒いでいた。
 カラオケなんかまだまだ存在しない遠い時代のお話でした。
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ここの展示はよく知ってる曲ばかり、懐かしかった。
この頃の日本人はみんなギターと一緒だった。
右上は六代目市川染五郎(松本幸四郎)。





社会への異議申し立ても必ずギターと一緒だった時代があった。
泉谷しげるも歌手だった時代があった。(いずみやさん・・スミマセン)

デコポン

2017-02-08 | わたくしごと

佐賀不知火農協のデコポン。すごく美味しい!

 佐賀の知人から立派なデコポンを送っていただいた。
 「このデコポンは光センサー糖度計を通して、糖度の順に選別したものです。その中で一番上のレベルの赤秀品です。つまり選び抜かれたおいしいデコポンという事です。」と農協の効能書きが添えられていた、ありがたい限りです。
 どうもありがとうございました。またよろしくお願いします。
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 デコポンを食べると部屋中、いや家中が柑橘系の甘い香りで満たされる。天気が悪く寒い日などにはとても良い、皮をむいた途端に部屋の中が南国のようにパっと明るくなる。
 だから家族に内緒でデコポンを食べるのは不可能である。妻の留守の時に食べてみたのだが、「デコポン食べたでしょ?」と帰宅した妻にすぐにバレてしまった。
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 昔「デコピン」という技があった。相手のオデコを中指でピンと弾くからデコピン、結構痛い。私が中学の時の社会科教師が生徒に対して「罰」として得意になって使っていた。本人は冗談気分で浮かれてしているのだが、やられた方はたまったものではない。今だったら大問題になる、即クビだ。このバカ教師は「スケジ」というあだ名で呼ばれていた、このスケジがある時・・・(ここから長くなるので省略)。
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 佐賀不知火のデコポン、美味しいです!

映画「この世界の片隅に」

2017-02-06 | 映画と美術と音楽と

絵が上手く、絵を描くことがとても好きな主人公の「すずさん」。
映画「この世界の片隅に」より

 立川のシネコンに「この世界の片隅に」を観に出かけた。
 休日だったこともあり220席ほどのホールは満席、次の回もたくさんの人が入り口で入れ替えを待っていた。私の印象ではシニアの人たちが多かったかな。
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 とても素晴らしい映画です。戦時中の話なので辛く悲しいことがたくさん起こりますが、ただボロボロ泣くこととも違うその先の感動があります。生きていくことの素晴らしさ。
 この映画を観ると「人に薦めたくなる」のがよくわかる。皆さん是非映画館に足を運びましょう。現在とても好評で上映館数も時間枠もどんどん広がっているようです。
 この映画は映画館の繊細な音響で観ることをお勧めします。音と音楽とそして声、作品全体の「音」が素晴らしい。
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 予告編では、主人公たちの庶民の暮らしや呉軍港に浮かぶ戦艦大和の映像と共に、とてもゆっくりと流れていた歌がサトウハチロウ+加藤和彦+北山修の名曲「悲しくてやりきれない」。それだけでもう悲しくてやりきれない気持ちが十分に伝わってくる。
 この選曲と「コトリンゴ」のカバーがとても良い。コトリンゴはこの映画全体の音楽も担当している。予告編はこちらから。
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 すずさん役の「のん」の少しオドオドした感じの声が印象に残る。とても良かった。


神戸公演番外編 1 「太陽の塔」

2017-02-04 | 旅ゆけば

太陽の塔の後ろ姿。気に入った。
なかなか堂々としていてよかった、少し猫背の横綱の土俵入りを思った。
ちょっと寂しげな岡本太郎の後ろ姿を感じた、作品は作者に似るそうだ。
「背中にも顔があったってイイじゃないか?!バクハツだ!」と太郎のカラ元気な声が聞こえる。
写真右端は万博開催当時この塔を囲んでいたトラス(屋根架構)の一部、イメージより大きかった。

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 神戸ワヤン公演のための道具運搬で浜松から神戸に向う車中。ダラン某と二人で名神高速吹田付近を走っていたのだが、「みんぱく(国立民族学博物館)に寄りたい!」と、私はハンドルを握りながら、本当に突然に思いついたわがままを言ってみた。
 「えッ!みんぱくですか?・・イイですよ寄りましょうか?・・えッ!まだ行ったことがない?・・それならぜひ寄りましょう、素晴らしいですよ。」と、自分の研究でみんぱくの研究所と博物館には飽き飽きするほど通いつめているはずのダラン某は私の思いつきを快諾してくれた。ありがとう。
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 みんぱくを目指して車やバスで来た人は、万博記念公園の駐車場で車から降りると、まずこの後ろ姿の「太陽の塔」に迎えられることになる。この塔が素晴らしい!
 私の頭の中では三波春夫の「コンニチハ〜♪コンニチハ〜♪」がすでに始まっていた。
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 みんぱくの素晴らしい展示の中を2時間ほどで走り抜けてきた後(本当に走り抜けた感じです)、ここを離れる前に塔の正面にも行きたかったのだがもう時間がなかった、今度また来ます。でも後ろ姿の方が素敵な人もいますからね。
 

フェデラーの涙

2017-02-03 | テニス日和
   思いっきり振り切る素晴らしいバックハンド。(写真=AP)
   両手打ちバックハンド全盛の最近のテニス界だが、
   やっぱりフェデラーの片手打ちバックハンドにはしびれる。
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 日曜日、全豪オープン決勝、フェデラー(スイス)がナダル(スペイン)を破り7年ぶり5回目の優勝を果たした、これはみなさんご存知のとおり。
 この大会で、錦織くんを破ったのもこのフェデラーだった。
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 全豪オープン決勝の時、私は神戸ワヤンからの帰り道だったのでライブでは見れなかった。結果はすでに知っていたのだが、せっかっく録画をしておいたので数日後なんとなく録画を見始めた、これが良くなかった、あれよあれよと結局4時間近く試合が終わるまでテレビに釘付けになってしまった。
 「素晴らしい!」試合だった、見てよかった。表彰式のスピーチまでしっかり見て、そして感動した。ナダルとフェデラーは、お互いに今回のカムバックの努力を讃え合っていた。二人ともきっと苦しい練習をしてきたのだろう。
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 スピーチでは、ナダルはフェデラーの優勝を賞賛し、お互いに苦しかったカムバックと決勝戦に勝ち進んだ努力を讃え、自分は来年もこの舞台に必ず帰ってくる、そして優勝を狙うことを力強く語った。
 フェデラーは「もしテニスの試合に引き分けがあるならば、今日のナダルとは引き分けだった。」とナダルを賞賛し、「今日は最高に嬉しい、だが私は来年この舞台にいるかはかわからない。」とも言っていた。ナダル30歳、フェデラー35歳。
 優勝の瞬間のフェデラーの涙に感動した。おめでとう!
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世界ランキング(1月30日更新)
1位>マレー 29歳
2位>ジョコビッチ 29歳
5位>錦織 27歳
6位>ナダル 30歳
10位>フェデラー 35歳

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そして全豪オープン車いすの部女子シングルス。
上地結衣さん初優勝おめでとう!!!
これで全仏、全米、全豪の3タイトル獲得。凄い!

NHK NEWS WEB

神戸公演 2「打ち合わせ」

2017-02-01 | ワヤン「ありがとうございました」

これは「ベテラン刑事から取り調べを受けるベトナム反戦デモ参加の大学講師」ではありません。
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神戸ワヤン公演に先立って、杉浦先生とダラン梅田との打ち合わせ。
この写真、かつての黒澤組風アングルで私はなかなか気に入っている。(撮影:かたくら)
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ワヤン公演に先立ち開演10分前にワヤン公演の前のレクチャーの打ち合わせがありました。
すでに度々共演しているお二人なので呼吸はぴったり。
杉:「今日は多分こんなことから話しますから、それを受けてそんなことをお話しください。」
梅:「わかりました、それではそんなことを受けて多分こんなことをお話しします。」
倉:そんな打ち合わせの内容を横で聞いていて要約すると多分こんなことでした。
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そして講演本番ではお二人のお話しは完璧な内容に仕上がっていました。
呼吸はぴったり!素晴らしい講演になりました。
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お二人の知識の豊富さに改めて敬服します。