玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

藤枝公演3「蓮華寺池の怪」

2013-07-31 | ワヤン「ありがとうございました」

打ち上げ風景。色彩感覚に溢れた素晴らしい食卓。当然「餃子」が主役!!

 藤枝公演のあと、メンバー7人とワヤン機材をのせた車2台で浜松までの帰り道。
 はじめての町なので土地勘もなく、頼りはカーナビだったのですが。
 突然、先導車のナビが故障してしまったのです!会場を後にして東名高速の焼津インターに向って走り始めたはずが、会場周辺の住宅街の中の細い道をウロウロウロウロ、あげくの果てには行き止まり。まるではじめての町での犬のお散歩状態です。と思たら、今度はものすごく広いバイパスに出たかと思うと静岡方面(逆方向)に向って爆走状態!さすがにみんなおかしいと思ったらしく、メンバーたちはそれぞれのスマホのナビアプリをかざし「あ~これ方向が違う」「今こんなとこ走ってるよ!」「このみち違うシ~」「もどった方がいいよ」「神様たすけて!」と騒ぐのでした。
 一旦バイパスから外れて側道で停車。そこでダランはカヨナンを出しマントラを唱え「聖水」をつくりカーナビに振りかけるのでした。するとどうでしょう・・・カーナビはみるみるうちに蘇り、その後は順調に帰る事が出来たのでした。この事件をわれわれは「蓮華寺池の怪」(*)と呼び語り伝える事にしました。(この話「聖水の件」以外は本当です。)
 無事に浜松に着き、大学に機材を戻し、レンタカーを返し、買い物をして、(う)のお宅に集合、餃子も美味しそうに焼けて準備も整い、やっとの「乾杯!!」は22時30分!
 いや~~~このビールの「うまいことうまいこと!!!!!!!!」(この瞬間、わたしはこのビールの家来になって一生ついて行こうと思いました。)
 皆さんおつかれさまでした。(か)

 
 翌日の朝食風景。爽やかですね~。
 (う)がみんな準備してくださいました。
 泊めてもらってさらに朝食付きです。
 みなさんも浜松に来たら泊めてもらうといいですよ。
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 (*印)蓮華寺池:
 公演会場の藤枝市郷土博物館に隣接したとても静かな素晴らしい池。
 

横浜公演チケット完売御礼

2013-07-30 | ワヤンのお知らせ

「8月7日(水)横浜みなとみらいホール屋上庭園公演」
先日(7/28)、おかげさまでチケットが完売いいたしました。
ありがとうございました。
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公演日近くになればキャンセルがでるかもしれません?
キャンセルなどのお問い合わせは下記へお願いします。
横浜みなとみらいホール・チケットセンター
045-682-2000

藤枝公演2「叩いてみていいですか?」

2013-07-29 | ワヤン「ありがとうございました」
   「叩いてみていいですか?」「ヘ~きれいな音がするのね~」
   「ヘ~人形ってこんな細かな細工があるんだ」「面白いね~」
    藤枝公演終了後の会場風景。

 いつもそうなのですが、公演終了後場内の照明があかるくなり、お帰りいただく時間になっても沢山のお客様がクリルの裏側を覗きにきます。グンデルを叩いてみたり、人形に触ってみたり、出演者に話しかけたり、いろいろな質問をしたり、今日の感想を熱く語ってくれたり、みなさんとても熱心です。われわれも出来るだけ丁寧に対応するように心がけています。
 他のガムラン公演ではこのような光景はあまりありません。ワヤン公演独特の光景ですね。きっとワヤンの上演形態そのものが観客と一体化した空気感であることや、ダラン(う)のパフォーマンスに親しみを感じて、みなさんなんとなくクリルの裏側を覗きにきては、われわれに気安く話しかけてくれるのだろうと思っています。わたしたちにとってもこの時間はすばらしく楽しい時間です。
 東京公演のときはガムラン関係の知り合いのお客様が多いので、公演終了後のこの光景も、「あッご無沙汰していました。」「お元気でしたか?」「今日はわざわざありがとう。調子はどう?」などと、どうしてもご挨拶系の会話になってしまいます。これはこれでもちろん楽しい時間なのですが。
 地方公演の場合、ほとんどのお客様はガムランやワヤンがまったくはじめての方ばかりです、そんな皆さんにワヤンを見ていただいた後、「みなさん楽しんでいただけたのだろうか?」とすこし不安に思っている時、沢山の方がクリルの裏側を覗きにきて声をかけてくださると、出演者は本当に嬉しいものです。これからもよろしくお願いします。(か)

 
 今回ワヤンデビューの期待の新人「きくチィー」
 頑張っていましたね。自転車のベル、大熱演でした。
 大変良くできました、おつかれさま。

藤枝公演1「こんな夢をみた」

2013-07-28 | ワヤン「ありがとうございました」

「こんな夢をみた」
人形の影を見ながらの演奏!(リハーサル風景)

 昨日、7月27日(土)藤枝市郷土博物館。われわれワヤン・トゥンジュク梅田一座によるワヤン公演が行われました。沢山のお客さまに来ていただきました、とても喜んでいただけたようでした、本当にありがとうございました。
 当日、会場の構成と進行の都合で、急きょ「前弾きの曲」の時だけ、グンデル(楽器)をクリル(スクリーン)の前に出しての演奏となりました。「前弾きの曲」の後はグンデルをクリルの背後に戻し、通常の配置でワヤンを上演しました。
 グンデル弾きのメンバーたちはこの時にいつもとは違う光景をすこしだけ体験して、「影を見ながら演奏できたら面白いね!!」と、叶わぬ夢を見るのでした。・・そんな夢を見た。
 でもこの配置ではお客さまの邪魔ですね。(か)
 
 リハーサル風景。
 
 左の一名「あのサ~、そこはやっぱもっと軽く”ドゥワップシュビドゥワ”と弾いてほしいんだよね!」
 右の四名「気持ちはわかる!でもね、やっぱわれわれの技量だと”ハッパフミフミ”としか弾けませんね! ・・ハハ。」
 左の一名「それだったらサ~、しょうがないから”シャバドゥビシャバドゥビ”のリフにしておこうネ!」
 右の四名「ハイ!わかりました~~ボス!」「シャバドゥビシャバドゥビですね。」

ガムラン・アンクルン

2013-07-26 | ワヤン「ありがとうございました」

紫色のおそろいのウダン(はちまき)がお似合いの運営担当と出演した学生さん達。
公演が成功して良かったですね。おつかれ様でした。

 先週の土曜日に静岡文化芸術大学でガムラン・アンクルンのコンサート「青銅の響き」公演がありました。出演者は文化芸術大の学生さんと東京のガムランスタジオ「音の森」からの助っ人達。すばらしいコラボ演奏と踊り。舞台に立った学生さんたちも緊張の面持ちながら上手に演奏できていましたよ。
 この公演は、公演全体を全て学生さん達で運営したイベントだそうです。女子の学生さんが多かったようでした、開場のときの「お出迎え」「ご案内」もとてもよい笑顔でよかったですよ。驚いたのが後片付けのきびきびした動き、重い物も積極的に持って、小走りにどんどんと運んで行くではありませんか!早く片付けてしまって、打ち上げ会場で冷えた飲み物が飲みたかったのかな・・?おつかれ様でした。(か)

「え~~お笑いを一席申し上げます・・」
 
 ガムラン・アンクルンのお話をする(う)と
 ガムランスタジオ「音の森」からの助っ人達。

藤枝公演いよいよ明日!

2013-07-26 | ワヤンのお知らせ

 明日7月27日(土)。藤枝市郷土博物館にてワヤン・トゥンジュク梅田一座によるワヤン上演が行われます。
 午後と夕方の2回公演。午後の公演は完売。夕方の公演にはまだほんの少しだけ、ジャスト・ア・リトルだけ、ウン・ポーコだけお席がございます。お近くの方は是非お越し下さい。面白いですよ!
 われわれ東京組のメンバーは今日の夕方、浜松に入ります。今夜はクリルを立て、公演の最終調整の稽古があります。なんと!熱心な人たちなのでしょうか、感動します!。稽古がいったい何時まで行われるのか?それは何時まで「餃子とビール」を我慢することができるか?という事でしょうね。
 藤枝公演の次は8月7日「横浜みなとみらいホール屋上庭園」での公演です。こちらもよろしくお願いします。(か)



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詳細は以下のとおりです。

演 目:バリ島伝統の影絵人形芝居「天女スプラバ使者に立つ」
公演日:7月27日(土)
 第1公演=午後2時~3時20分(完売御礼)
 第2公演=午後5時~6時20分
定 員:各回70名
会 場:郷土博物館エントランスホール
料 金:大人600円、3歳~中学生300円
主 催:藤枝市郷土博物館・文学館

「お申し込み・お問い合わせ先」
〒426-0014 静岡県藤枝市若王子500 
藤枝市郷土博物館・文学館
TEL054-645-1100 FAX054-644-8514
E-mail muse@city.fujieda.shizuoka.jp
HomePage http://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kyodomuse_index.html

おぬしの目は節穴か?

2013-07-24 | わたくしごと

完璧な状態で発見された「節穴」

 なんだかここ数日、東京は過ごしやすい気温で助かりますね。
 「おぬしの目は節穴か?」という表現があります。日常会話ではあまり使わない表現です、芝居がかりすぎるからでしょうね。
 時代劇などで、上役の同心が間抜けな手下の岡っ引きに向って「おぬしの目は節穴か?!」と怒鳴りますが、現代の警察で、県警の部長が部下に向って「お前の目は節穴か?!」とは・・・あれっ?・・やっぱ使いそうですね?・・なんだかこの表現は昔も今も「捜査」関係のみなさんの職場によく似合う表現のようですね。
 何がきっかけだったか忘れてしまいましたが?「おぬしの目は節穴か?」と、冗談で(もしかしたら本気?)妻から言われたのですが。言われた後に「ワ~なんだかすごく懐かしい表現だな~、そんな言い方たしかにあったな~、久しぶりに聞いたな~、鬼平犯科帳とか大岡越前でよく出てきたよね?」としばらく盛り上がり、そのうち話題は「節穴」そのものへと移ります。「節穴懐かしいな~、最近見ないな~、今もあるのかな~、元気かな~?」という話になり、最後には「よし!節穴を探そう!」という事になりました。(われわれ夫婦は要するに暇なのです。)
 家の内外をくまなく探索した結果、何と!立派な節穴があったではありませんか!庭のデッキに完璧な状態で発見されました。(それがこの上の写真)
 設計の常識として、このような箇所に「節」のある材料を使用する事はありません。設計図書の特記仕様書にはきちんと「デッキ材:〇〇材(無節) W90 D30 L2000内外 @100 防虫防腐剤塗布 」などと書き込まれるはずです。この「無節」の二文字が大切なのですね。この二文字には、工事を請け負っている工務店に対して「節の無い材料を使用してくださいね。節があると後々そこの部分が抜け落ちて『節穴』になってしまいますからね。わかりましたか~。材料代をケチったりしないでくださいね~。」という深い意味が託されているのです。
 では上の写真の状況は何故生じてしまったのか?理由は簡単である、我が家だからです。設計の段階で建設資金が底をつき、見積と予算がどうやっても合いません。減額の算段を進める中、設計者である施主自らが自暴自棄となり「も~なんでもイイ!もっと安い材料を使ってイイ!デッキ材なんか節が入っていてもイイ!」と思わず口走った結果が上の写真です。
 でも今となるとこの「節穴」、特に機能的に問題がある訳でもなく、名犬エースが足を突っ込んだりもしないし(覗いたりはするけど)。「これもなかなかカワイイし、楽しい景色だな~」とながめています。(か)

  
 おぬしの目は節穴か?

ホイップクリーム

2013-07-22 | ワヤン「ありがとうございました」

も~完璧でした!
日曜日、ジャワ・ワヤンをみんなで観てきた後に(う)のお宅で開かれた「おやつタイム」風景。

 先週末は浜松にいました。
 土曜日の静岡文化芸術大学でのアンクルン公演の差し入れでいただいたものすごく美味しいシホンケーキと、丁寧に練りあげた、ウイスキーをちょいと垂らし甘さを控えたホイップクリームと、桃とキウイとバナナ、そしてこだわりの深煎りコーヒーとの「コラボレーションおやつタイム」。も~完璧でした!
 BGMはバンドネオン。「お~ヨーロピアンだ!ヨーロピアンの味だ!ヨーロピアンの香りだ!」と、ほとんど前日の打ち上げ宴会の再現のようなことをうわ言のように口走りながらパクパクと口に運ぶ一座のメンバーであった。
 このすばらしい、これだけヨーロピアンな香りのおやつタイムでも、話題はもっぱらワヤンについて(これはもう完全に病気ですね)、年末恒例の光塾ワヤン(渋谷)の演目や内容について話に花が咲きました。この会議で演目はほぼ決まったのですが「まだないしょ!」お楽しみに。(か)

 
 静岡芸術大学アンクルン公演の休憩時間、
 アンケートを丁寧に書いてくれていた女の子。
 どんな感想を書いてくれたのかな~?
 面白かった?

歩行者用信号機

2013-07-19 | 木漏れ日お散歩
   右上の歩行者用信号機、この時は「赤」でした。
   この後「青」に変わりますが、ほどなくするとまた「赤」に変ります。

 7月21日(日)は参議院議員選挙です。
 私は選挙当日、地元にいないので「期日前投票」にしようと思っています。そこで、「投票所入場整理券」に同封されていた「期日前投票」に関する案内をあらためて詳しく見てみました。とても親切にわかりやすく書かれていました。「期日前投票」はとても簡単なようです。
 「投票所入場整理券」の裏に「氏名・生年月日・住所・事由」を記入して所定の「期日前投票所」にいけば良いのです。事由も細々と記入する必要もなく「該当するいずれかに O 」で良いようです。お役所の手続きにつきものの肩苦しい感じは全くありません。選挙管理委員会も投票率を上げるようにいろいろと考えているのだろうとな~と思いました。
 でも期日前投票も、これからは「駅」でも「コンビニ」でも「郵送」でも「ネット」でも出来るようになれば投票率はもっと上がるのでしょうね・・無理なのかな?・・ハハ。でもきっと「やれば出来る!」
 私は「期日前投票」は30年ぶりぐらいです、すこしワクワクしています、期日前投票所がいつもの近くの小学校でないことがやっぱりちょっと面倒かな~?ハハ。
ーーーーーーーー
 それで今日、期日前投票にいってきました。場所は市役所の6階だったのですが、1階のエレベーターホールの扉の前に8人ほど待っていたのですが、それがなんと!手にてに「選挙の赤っぽい封筒」を持っているではありませんか!そんなみなさんと小さなエレベーターの箱の中にいる時、「なんだかこのエレベーターの中って投票箱の中みたいだな~」と思いました。(か)

 
 しばらくは「青」であってほしい・・。

ポムカの練習

2013-07-15 | ワヤンのお稽古

シャッタースピードを1秒で撮影、ものすごく巧い人のように一見みえます。

 昨日、一座のグンデル隊の練習がありました。久しぶりに「ポムカ」と呼ばれるワヤン上演の始めに必ず演奏される長~い曲を練習しました。
 ワヤン開始の合図は、ダランが人形の入った木箱の蓋を「トントントン」と軽く三回叩いて重たい蓋を「ガバッ!」と開けて始まります、このタイミングを合図に「ポムカ」の演奏も「ドカッ!」と開始されます、この曲が演奏される中、ダランは木箱から次々に人形を出してスクリーンの前に並べて行き、ワヤンの準備が始まります・・・。それからはダランの様々な所作に対応しながらの演奏になります。伸縮自在の曲の構成なので上演ごとに全体の長さが変わります。短めで終わる事もあるし30分におよぶ事もあります、全てはダランの合図に合わせた演奏です。
 練習後の皆さんの改めての感想、「ホント長いね~」「不思議な構成だよね」「なんでこんな長いんだろう?」「だれがつくったんだろう?」「年寄り向きではないね~」「きまって弾けないとこあるシ」「その箇所になるとみんなに注目されるシ」と、まあ毎回同じグチのような事を言い合うのでした。それでも昨日は少し短い構成での練習、完全版で弾くともっとグチが増えそうです。
 藤枝公演までのメンバー全員そろっての練習は昨日で最終、各自使い慣れたパングルをもって帰りました。(か)
 
 
 ボトルケースにパングルを差すと小動物のような表情になり、
 むじゃきに喜ぶ一同でした。
 本番に忘れない事!

藤枝公演情報

2013-07-13 | ワヤンのお知らせ

 今日からちょうど二週間後の7月27日(土)。藤枝市郷土博物館にてワヤン・トゥンジュク梅田一座によるワヤン上演が行われます。
 午後と夕方の2回公演。午後の公演はほぼ完売、夕方の公演にはまだお席がございます。お早めにお申し込みください。
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詳細は以下のとおりです。

演 目:バリ島伝統の影絵人形芝居「天女スプラバ使者に立つ」
公演日:7月27日(土)
 第1公演=午後2時~3時20分
 第2公演=午後5時~6時20分
定 員:各回70名
会 場:郷土博物館エントランスホール
料 金:大人600円、3歳~中学生300円
主 催:藤枝市郷土博物館・文学館

「お申し込み・お問い合わせ先」
〒426-0014 静岡県藤枝市若王子500 
藤枝市郷土博物館・文学館
TEL054-645-1100 FAX054-644-8514
E-mail muse@city.fujieda.shizuoka.jp
HomePage http://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kyodomuse_index.html

エースは見た!

2013-07-11 | 犬の気持ち

「・・あの~そろそろお散歩のお時間なんですけど?・・」
階段の下でお座りをしてシッポを振りながら、
控えめなまなざしで二階を見上げ、
お散歩をじっ~と待つエース。
「その時エースは見た!」

 現在我が家は私と名犬エースの二人暮らしです。
 同居人の妻と母はイギリスのコッツウォルズに田舎の景色を眺める旅に、料理人の息子はタイのバンコクへ料理のネタ探しの旅に、みなさん出かけています。家では私と愛犬エース、二人で気ままなお留守番です、今晩はエースと近くの寿司屋にでも行って適当にすませます。
 このように書いてみると、なんだかものすッごく優雅な生活を送る平和な家族、というイメージですよね、ね!。だから一度記念に書いておきたかったんです。ハハ、こんな事ってまず無いし、本当にたまたまなんですが。
 最近テレビで「世界のこんな所に日本人!(番組名は正確ではありません)」的な番組を見かけますが、妻が旅の準備をしていた時、まさにそんな事がありました。
 コッツウォルズはイングランド中央部に広がる丘陵地帯です、「羊の丘」という意味らしい。簡単に言うと「きれいな田舎」なのでしょうか?。芝がどこまでも広がる丘陵に執事じゃなくて羊さんたちがのんびりと草を食んでいる、そんなとこなのかな~?(行った事無いから間違えていたらゴメンナサイね)。そんな田舎を、高齢の母と娘たちの三人で一週間ほどかけてゆっくりと旅をする(のだそうです)、いいですね~。
 移動手段は車です、当初はレンタカーを借りて気ままに動く予定だったのですが、いくら左側通行の田舎道とはいえ、そこはやはり外国、なにかあったら大変なので現地でドライバーをチャーターする事にしたようです。われわれがバリに行くとよくやる方法ですね、ここで違う点はバリのように頼めば誰でもどこでもすぐにでも「チャーター車に変~身~!」とはいかないので、きちんとタクシー会社に事前に依頼しておかなければいけないようでした。現地では、観光ポイントを要領よく廻る日本語のガイドツアーもいろいろとあるらしいのですが、どうもそのような気分ではなく、もっと気ままに巡りたいようでした。そこで、現地のタクシー会社をネットで調べて直接「英文」で問い合わせメールを送るものの、イメージしているようなチャーターのシステムが無かったり、車が足りないからと断られたり、なかなかうまくいかなかったようです。そして少しくたびれてきた頃、何社目かに「英文」で問い合わせメールを送ったところ、何と!突如「和文」で返信があったのです。ビックリーメンシュナイダー!問い合わせ先に日本人の女性が働いていたのですね。それからは「和文」での交信、こちらの希望を細かく伝える事が出来て、この会社にドライバーの予約をお願いしたそうです。日本人っていろいろなところで働いているのですね。
 でもこの話、冷静に思うとイギリスの観光地ですからね、日本人が働いていてあたりまえですね。自分の送ったメールはイギリス人が読むもの!返信は「英文」でくるもの!と決めつけていたこちら側が、かってに驚いただけでした。スミマセンでした。日本でも、蓼科とか原村とか行くと外人さんが沢山働いていますからね。(か)

 
  「メ~~メ~~」

・・・あれ?
「メ~~メ~~」はヤギか?
羊はどうなくのだろう?「メ~」でいいのかな?
・・・この話題の方が俄然おもしろいですね。
ーーーーーーー
そこで調べてみました。
いましたいましたヨ、私のような人が。
以下はネット掲載記事のコピーです。
質問>
やぎと羊の鳴き声は両方「メ~」でいいのでしょうか?
回答>
文字で書くときは同じ「メ~」でいいと思います。
違いを誇張すると、やぎは「メ~」ですが羊は「ベぇ~ぇ」です。
(以下省略)

雨宿り

2013-07-09 | 木漏れ日お散歩
   昨日の夕方の「芝居がかった雲」。ティム・バートン風。
   写真右手奥は「小金井のカヨナン」と私が勝手に呼んで尊敬している巨大なケヤキ。
   写真では大きさが分かりませんが、本当に巨大なのです。
   4年前に、半分ほどに切り詰められたのですが、今では30mほどに復活しつつあります。
   日々の管理が本当に大変なのに、このケヤキを切り倒さなかった地主さん!ありがとう!

 昨日の夕方、いつものように名犬エースとお散歩に出たのですが、日中の本当に頭の悪くなりそうな猛暑の空から一転して、空一面はなにやらとても「芝居がかったおおげさな雲」に覆われていました。ここまで芝居がかったからには「龍」の一匹ぐらい出てきてもらわないと納まりが着かない感じだな~と、思ったのがいけなかったのでしょうか?一天にわかにかき曇り(すでに充分曇っていたけど)大粒の雨が「ドタ!ドタ!ドタ!」と落ちてきたかと思うと、数秒後に「ドタ!ドタ!ドタドタ!ドザァ~!!」っと、ものすごい勢いの夕立になりました。私とエースは大急ぎで走って近くにコンビニの軒先で雨宿り。
 雨宿りといっても「たっぷりとした軒先」があるわけでもなく、コンビニの照明サインの出幅90センチほどの空間です、それでも急な夕立にはありがたく、数人の人が雨宿りをしていました。雨脚はなかなか止まず、そのうちみなさんはパラパラとコンビニの中に入って行きました。私(か)はエースが可哀想なのでつきあって軒下にいました、するともう一人だけ店内には入らないで雨宿りを続けるオジサン(オ)がいました、歳の頃は私ぐらい、どこか職人風なくだけた感じ、日焼け顔、肩には手ぬぐい、ハンチング姿、片手には口の開けた缶ビールを持っている、ちょっと顔が赤いかな?、なぜが大きなビニール袋を抱えています。
(オ)「やまないね~」
(か)「そうですね~、でもホラ、あのたりは青空が見えているし、じき止むとおもい思いますよ。」
(オ)「そうかな~」
(か)「大丈夫ですよ」
(オ)「オレさ~、今クリーニング屋でこれとってきたんだよ」と、抱えている大きなビニール袋を目で示す。
(オ)「だから、これが濡れてしまうとさ~、また洗って干してアイロンとかかけなきゃならないからサ~、クリーニング代が無駄になるんだよね~、ハハハ~」と一方的に話し始めるオジサン。
 オジサンの感じからして、日常的にはクリーニグとはおよそ無縁のような感じの人なので、この抱えているクリーニング袋の中身には特別な思いがあるのだろうな~?近々オジサンの特別な日があるのかな~?と、このオジサンの人生を一瞬考えてしまうのでした。ハハ。
(オ)「オレさ~、相撲が好きなんだよね~。アレ?もう6時過ぎてるから今日は相撲終わってるよね。あ~!残念だな~見れなかったな~。相撲は日本の国技だからね~、やっぱり日本人の横綱がほしいよね~、モンゴルばかりじゃつまんないよね~」と、なにか一方的に自分の好きな話題を話し続けるオジサン。
(オ)「ダンナさんは、関取ではだれが『ひいき』ですかい?」といつのまにか私は「ダンナさん」になってしまっています。雨が上がるまで10分間ほど世間話しをしていて、そろそろ雨も上がってきたので、
(か)「ではお先に・・」とエースと歩き始めると、
(オ)「その犬!オスかい?」とオジサンが初めてエースの事に触れました、
(か)「そうですが・・」
(オ)「その犬いい顔してるね~。ダンナさんに似てるよ。犬は飼い主に似るってい言うからね~」と、オジサンが別れ際、たぶんその時思いついた最大級の別れの言葉をかけてくれるのでした。(犬が俺に似るか?!)と内心思いつつ「ありがとう!」とオジサンとニコヤカに別れました。オジサンはビール缶を片手に、クリーニング袋を抱え、ヒラヒラと手を振ってくれました。
 そんな短い雨宿りでしたが、「日本は平和でいい国だな~」とあらためて思いました。・ワン。
 オジサン、クリーニングの袋は大丈夫でしたか?(か)
 
 記事の内容とは全く関係ありません。
 
 今朝200回練った納豆!
 一座のメンバーの入知恵です。
 この詳しい話は、いずれまた。
 ネバ~~~~~~ギブアップ。

クリルを下ろす

2013-07-07 | ワヤンのお稽古
   稽古終了後、クリルを下ろしました。すこし寂しいですね。

 今朝はよい天気です。
 関東では梅雨が開けたようです。各地で大雨の被害が出ていますが、東京では梅雨らしい雨がほとんどふらなかったですね、水不足が心配です。
 昨日稽古がありました。稽古終了後、約一ヶ月間設営していたクリルを下ろしました。「藤枝公演」本番までのクリルを張っての稽古は今日で終了です。本番は約3週間後になりますが、これからの時期、一座のメンバーはそれぞれにいそがしくなり、ほかにもいろいろな活動が入っているので、「藤枝公演」の通し稽古は今日が最終となりました。ワヤンの内容としてはとても凝縮された良い構成になったと思います。あとはグンデル隊の演奏の練習は公演間際まで続けられますが、ワヤン全体としての合わせは今日で最終です。
 ワヤンの稽古は、毎回思うのですが、稽古をすればするほどきりがないし、あまり稽古で細部までの演出や細かなタイミングを決めってしまっても、本番でその通りにはいかないし、ほどほどの打ち合わせのほうが本番ではかえって緊張感があって良い結果になる場面もあるようです。
 藤枝公演の演目「天女スプラバ使者に立つ」は、われわれ一座の演目としては、既に昨年末から何回となく公演を重ねている演目なので内容的には問題ないのですが、今回の藤枝公演は主催者側からの意向でワヤン全体を約一時間に納める調整をしなくてはなりませんでした。この演目は本来二時間ほどの演目なので、一時間に納めるのは大変だったのですが、ご安心ください、今日の稽古の最終調整で完全な形で一時間に納める事ができました、正確に言うと63分でしたが完璧な構成です。もちろん「デレムのバリス」もちゃんと入っています。みなさんご期待くださいね。
 稽古の後の打ち上げは国分寺のいつもの中華屋さん、「よしッ!今日はいままでオーダーしたことの無いものでいくぞッ!」とみんなでメニューをくまなくチェック、その甲斐もありテーブルの上はいつもと違う新鮮な景色となりました、料理が運ばれてくるたびに一同「オ~!」とか「ワ~!」とか歓声を上げて喜ぶのでした。でも手に持っているのはいつのも「生ビール」、これだけは「いままでオーダーしたことの無いもの」には置き換えることは出来ませんでした。(か)

 
 本番のときの人形の立ち位置、進行、動き、
 伴奏を絡めて確認して行きます。

 
 台詞も全て本番同様に確認しながらの通し稽古。
 大変ですが、とても大切なチェックです。

 
 おやつには(に)から「さくらんぼ」」の差し入れです。
 素晴らしく美味しかった。旬の物は爽やかでいいですね。
 パングル二本を箸のように使って食べるのは・・・無理でした。

ーーーーー
藤枝公演情報はこのブログ
カテゴリー「上演情報」
投稿記事「7月27日公演のおしらせ(藤枝)」2013年06月01日投稿
をご覧ください。

妖怪焼き

2013-07-05 | 木漏れ日お散歩

妖怪焼き。「鬼太郎ちゃんちゃんこ」柄のスタッフ前掛けが楽しい。

 今日、近所のスパーの駐車場に「妖怪焼き」の移動販売車が出ていました、時々見かけます。この場所には「焼き鳥」「たこ焼き」「産直の果物」などが交代で出ていて、いつもなかなか楽しげな雰囲気を出しています。
 渋い所では「研屋のオジサン」が出ている事もあります。一応包丁などの刃物を広げて売っているのですがあまり売れている様子もなく、オジサンの仕事は「研ぎ」です、腰掛けて下を向いて依頼された包丁を研いでいます。手元はよく見えませんがオジサンの頭が小刻みに動いているので、砥石の上で研ぎ上げられていく包丁を想像してワクワクします。
 刃物を「研ぐ」この言葉には緊張感を伴った独特の響きがありますね。私が子供の頃(またまた昔話)は、大工さんが一日の仕事の仕舞に、バケツに水を汲んできて、現場に積んである材木の上に腰掛けて、砥石を出し自分の数種類の「ノミ」を鮮やかな手つきで研ぎ始めるものでした。近くで遊んでいたフロシキを首に付け手には刀のつもりの棒を持った子供達は遠巻きに囲んで見入ったものです、あたりはそろそろ夕暮れです。そのときの大工さんの「ノミ」のほとんどが、使い込まれていて本当に短くなっているのを良~く覚えています、毎日研がれてだんだん短くなっていくのですね、でもその短くなったノミを見て「カッコいいな~」「職人だな~」「こういう人に私はなりたい・・」と子供心に思ったもです、長年使い込まれた道具に対する感動なのでしょうか?最近はすでにカットされて、仕口(接合部)も工場加工された材料が現場に直接搬入されるので、今の大工さんは現場でほとんど「ノミ」を使う事はありません、「短くなったノミ」も現場でみかけることもありません、なんとなく寂しいかな。
 「妖怪焼き」に戻りますが、妖怪を焼いて売っているのではありません。たい焼きとか人形焼きの型が「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪達のキャラになっているお菓子です。「鬼太郎」「ねずみ男」「こなき爺」「砂かけ婆」「ねこ娘」「ぬりかべ」のキャラのようです。「一反もめん」は薄すぎて中にあんこを入れる事が出来なくて断念したのでしょうか?・・ハハ。調布市の知的障害者のための施設で製造販売、日本財団の支援で移動販売車でも販売を始めたそうです。施設のスタッフの方がダメモトで同じ調布市在住の水木先生に妖怪キャラクターのタイ焼き型への使用をお願いした所、快諾していただいたそうです。さすが水木先生ですね。なかなか美味しいです、みなさんも食べてみてください。(か)

 
 「鬼太郎!子供達を先に助けるんじゃ!」
 「・・わかってるよ!父さん!」