玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

メンテナンス3「新聞紙」

2014-03-31 | わたくしごと

作品:2・0・1・4「新・聞・紙」

 12年目の自宅のメンテナンス。外壁の塗り替えが主な工事だったのですが、まあこの際だからついでに直してしまおう、と思い立ったのが内装床タイルの補修。
 12年も使っていると、ちょいとしくじって割ってしまい、ズ~っと気になっていたタイルが一カ所あって、そいつの貼り替えをお願いしたところ、下見に来たタイル屋のオヤジサンから「いいですかい?だんなさん!貼り替えの当日はね、タイルの目地に電動カッターをグワングワンと容赦なく入れますからね、ものすごいホコリが出ますよ!覚悟しておいてくださいね。」と凄まれてしまいました。気の弱い私は大慌てで周囲の養生に奔走しました。といっても、簡単に言うとホコリのかかりそうなところを新聞紙で覆っただけなんだけど。
 いたるところを新聞紙で覆てから、改めて眺めてみると、意外にもこれが?とてもカッコいいのである!まるで「梱包」の巨匠クリストの作品の様にも見える・・???
 クリスト、ご存知ですか?、日用品の「梱包」から、橋も建物も山も谷も海もなんでも「梱包」して作品にしてしまうアーティスト。1985年にパリのポンヌフ橋を梱包した美しい作品は有名。
 さて、それから我が家がどうなったかと言いますと、結局、電動カッターをグワングワンと使うこともなく穏やかにタイル工事が完了しました。・・なんだ~はりきった新聞紙の意味が無かったじゃん。
 「やい!タイル屋!大げさなんだよな言い方が。・・あまり脅かさないでね、血圧高いんだから。・・まあ結果は良かったんだけどネ。」(か)


作品:2・0・1・4「シ・ン・ブ・ン・シ」
逆さに読んでも「シ・ン・ブ・ン・シ」


クリスト「梱包されたポン・ヌフ」(1985年)
美しいですね。

みつまた「三叉」

2014-03-27 | 木漏れ日お散歩

みつまた「三叉」(3月23日撮影)
・沈丁花(じんちょうげ)科。
・原産地は中国中南部、ヒマラヤ地方。江戸時代初期に渡来。
・花は、蜂の巣がぶら下がったような形。
・枝が3本ずつ分岐する。
(解説>HP>「季節の花 300」より)

 小金井公園の梅林の中、「さんしゅゆ」の脇に、不思議な花を咲かせ、とても存在感のある「みつまた」がありました。なんとも不思議な花です。
 あまり見慣れない花です、至近距離で眺めているとすこし不気味な気もしますが、花を含めて樹木全体をボワァ~ンと眺めていると、生命力のみなぎった力強い感じがして、見ていると元気になります。
 この「みつまた」の樹皮は、高級和紙の原料として1万円札などの紙幣に使われると聞いて、よけいに元気になりました。・・なぜだろう?・・ただ単純に「紙幣」という言葉に反応しているのでしょうね。ハハ
 春咲く花々はいいですね!勢があります!元気になります!
 春咲く花々の勢いを眺めていると、ビールではなく、やはり日本酒が飲みたくなります!・・これはなぜだろう?(か)


枝が必ず三叉、すなわち三つに分岐するのが「みつまた」と呼ばれる由縁。
分かりやすく、覚えやすい名前です。


とても不思議な素敵な花です。
この花は、オレンジ色から朱色の色幅の花を付けていました。
この種を赤花三叉「あかばなみつまた」と呼ぶそうです。
きれいですね。
濃厚な花です。

黄金花(はるこがねばな)

2014-03-26 | 木漏れ日お散歩

「さんしゅゆ」(3月23日撮影)
・別名「春黄金花(はるこがねばな)」木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝く。
・中国と朝鮮半島が原産地。日本に渡来したのは江戸中期。
・難しい名前。「さんしゅゆ」は中国名「山茱萸」の音読み。
「茱萸」はグミのことで、秋にはグミのような実がなる。赤く熟し、食べられるらしい。
(解説>HP>「季節の花 300」より)

 小金井公園の梅林の一角に立派な「さんしゅゆ」がありました。梅林の紅白の花々に囲まれて、黄色いきれいな花をつけていました。鮮やかでとても美しかった。(か)


「さんしゅゆ」 水木(みずき)科

白モクレン

2014-03-25 | 木漏れ日お散歩

白モクレン(24日11時撮影)
花びらが南側(画面の左)にふくらみ、花先が北側(画面の右)を向いています。
これは花びらが太陽の光を受けて南側にふくらむからだそうです。
この方位を表す特徴から「磁石の木」と呼ばれることもあるらしい。

 東京は暖かな日が続いています。我が家の白モクレンの花が見頃を迎えました。春です。
 この白モクレン、これから一週間は楽しませてくれますが、それからが大変です、毎日、我が家の前の道に散ってくる花びらの清掃作業が待っています。最後の花びらが落ちきるまで二週間ぐらいはこの清掃作業が続き、ほうきを待った私は「レレレのおじさん」と化します。(か)


暖かかったので、花びらはわずが4時間でこんなに開いてしまいました。
(24日15時撮影)


昨日いったん開ききった花びらも、今朝はちょうど良い形に戻っていました。
面白いですね。
(25日11時撮影)

レレレのおじさん
レレレのレ~~

似てるかも?と以前誰かに言われた。

もう一息!

2014-03-24 | 木漏れ日お散歩

都立小金井公園「たてもの園」入口へのアプローチ、芝生の広場。
この広場の周りには桜の大木がびっしりと囲んでいます、花が咲くともの凄い迫力の光景になります。
いまはまだ、桜のつぼみはすこし堅かったナ~。もう一息!

 昨日、あまりにも良い日差しに誘われ、妻と名犬エースに連れられて、小金井公園にお弁当とビールを持ってフワフワといってきました。自転車だと10分ぐらいかな。すぐです。
 暖かな日差しの中、たくさんの人たちが、遊んだり、お弁当を食べたり、ビールをのんだり。でもお花見とはちがうので、そこは自粛をしながらそこそこの楽しみ方のようでした。これがお花見の時は、なんだか公園全体の雰囲気が異様になります、お花見独特のネッチャリとしたお酒系の濃厚な空気感に包まれてしまいます。まあ、あれはあれで楽しいのですが。ハハ(か)




こんな楽しい人もいました。
自作の木琴を叩きながら、両足ではリズムセクション。
デューク・エリントンの名曲「スイングしなきゃ始まらない」をやっていた。

カヨナンと宇宙

2014-03-23 | ワヤンのお話

「宇宙を撹拌するカヨナン」    制作:デザイン部長(は)

「2001年宇宙の旅」(*)より・・・最後に、ただ一人だけ木星探査船ディスカバリー号に残されたボーマン船長、彼は木星の衛星軌道上で巨大なモノリスと遭遇する・・・ことなっているが、彼が遭遇したのは実は「巨大なカヨナン」であった!・ハ・ハ・ハ
(*)アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キューブリック監督の名作。

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 いま、ワヤン・クリッ「影絵人形芝居」に登場する人形の撮影を計画しています。有名な人形だけではなく、出来るだけ多くの人形を撮影して、整理して記録しておこうという計画です。
 撮影はまだ先ですが、仲間うちで意見を出し合って、事前に撮影方法や記録としてのデータ処理のしかたなど、いろいろなテストを行っています。
 そんな作業の中、一座のデザイン部長(は)から上の合成写真「宇宙を撹拌するカヨナン」(題名は私が勝手につけました)が突然送られてきました、理由はよくわかりません?不思議な人です。
 緻密な作業の中での気晴らしに、作ってみた様です。なかなかお茶目な楽しい作品ですね。
 カヨナンは「宇宙樹」とも呼ばれます。カヨナンに描かれている「渦」と、宇宙の「渦」を見比べていると不思議な気持ちになってきます。カヨナンにこの「渦」の図柄を一番最初に描いた人(いったい誰なのだろう?)は、現在は明らかになっている「無数の銀河の渦の集合にってよって宇宙ができている」ことを、天体望遠鏡も無い遥か昔に、知っていたとしか思えませんネ。面白いですね。(か)


こんな「のどかな情景」バージョンもありました。
カヨナンの背景が透けて見えているところにご注目!凄い!
どうやって制作しているかは一座の「ヒ・ミ・ツ」。


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ダラン(う)のブログ『 バリ島ワヤン夢うつつ 』アーカイブス 
ワヤン>2009-10-12>「カヨナン」 より

 カヨナン?かなりのバリ通だって、ワヤンを見たことがなければ聞いたことの無い言葉だと思います。これは、ワヤンにとって、とても大切な人形の一つ。人形といっても手足のついている人形ではなくて、樹を象った人形です。<略>

 ジャワ島のワヤンではグヌンガンと呼ばれ、バリのカヨナンとは形も少し違います。でもジャワでもバリでも樹の形をして、森羅万象すべてを象徴する人形がワヤンの上演の最初にスクリーンに登場します。ワヤンを見た方なら思い出すでしょう。最初の場面までなら、たいてい起きているし。

 1983年に生まれてはじめてバリでワヤンを見たとき、この最初の部分を観ただけで、すっかりこの芸能に引き込まれてしまいました。そのスクリーンに映る美しさと、グンデル・ワヤンとよばれる音楽が吸い付きあうようなダイナミックな関係とスピーディーな迫力がすばらしいのです。ワヤンを上演するようになってからも、私はこの数分足らずの場面を演じるのが大好きです。  

メンテナンス2「シンナーに気をつけて・壁塗んな~」

2014-03-21 | わたくしごと

外壁の塗り替えです。古い塗料を除去し外装材の木地を出しています。ご苦労さま。

 我が家の本格的な外壁塗装の塗り替えは12年ぶり。いままでも部分的には気になるところをチョロチョロと塗ったりはしていましたが、それもそろそろ限界。建物全体の古い塗料を薬剤と水で完全に除去し、木地を出してから良~く良~く乾かして、サンド・ペーパーで表面を整え、再塗装しました。とても丁寧な仕事の塗装屋さん、「良い仕事」してくれましたヨ。星三つです!
 使用した塗料は、木の質感を活かす浸透性保護塗料として一般的なものです。それほどシンナーが強い感じではなかったのですが、それでも建物全体を塗った訳ですから周囲には三日間シンナーの匂いが漂いました。これはしかたがありませんネ。近隣のみなさんご迷惑をおかけしました。
 幸い、我々も暮らしていてシンナーでラリったりはしませんでしたが、でもこの期間、なんとなく家族全員が名犬エースも含めてすこし陽気だったのかもしれません。ハハハ~ワンワン~。(か)


「シンナーに気をつけて・壁塗んな~」

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スネークマンショーより
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現場で塗装作業をしている二人、親方と弟子のタメ。
塗装作業のハケを動かす細かい音が絶えず聞こえています。シュ・シュ・シュ・シュ・
どうやらシンナー系塗料を塗っている様です。

親方「お~いタメ!シンナーに気をつけて・壁塗んな~」
タメ「わっかりました!親方~!」
親方「お~いタメ!シンナーに気をつけて・壁塗んな~」
タメ「わっかりました!親方~!」

と声を掛け合いながら毅然と仕事をする二人が、
しだいにシンナーでラリってきて陽気になってしまうお話。
この二人がどうなってしまうのか?興味のある方は、
スネークマンショー「シンナーに気をつけろ!」 - YouTube>でお聞きください。
「わっかりました!親方~!」


春一番

2014-03-19 | 木漏れ日お散歩

「春一番」
グワァングワァンと大きな木の枝を揺らしながら暖かな強い風が吹き抜けていきました。

 昨日、関東地方には「春一番」が吹き抜けていきました。上空ではゴーゴーと風が凄い音をたてていました。名犬エースとこの風の中、お散歩をしていると、自転車のカバーとかゴミバケツの蓋とか、結構いろいろな物がコロコロと飛ばされていました。
 「春一番」といえば、浜松在住のダラン(う)は今頃きっと「キャンディーズ」を思い浮かべ、花粉症と相まって目をウルウルとさせていると思われますが、硬派な私はそんなものは連想しません。「春一番」と聞いて思い浮かべるのは御茶ノ水のラーメン屋「味一番」です。
 「味一番」は私が学生だった頃(40年以上前)に良く通ったラーメン屋です、今はもうありません。通称「味一」と呼ばれ、御茶ノ水周辺の学生達を中心に高い評価を受けていた名店です。御茶ノ水駅から駿河台下へすこし歩いたところ、ギター屋とオーディオ屋の並びにありました、通りの向かい側がジャズ喫茶「ナル」。もしこの情景をイメージできる方はそうとうに古い!ハハ
 「味一」といえば「中華丼」です!この中華丼は注文を受けてから作り始めるような軟弱はものではなく、カウンターのすぐ横の大きな「ズンドウ」の中には、常時膨大な量の中華丼の「具?」がブツ・ブツ・ボゴッ・とマグマのようなトロミをたたえ、作り置きされていました。注文を受けるとラーメンドンブリにご飯をぎっちりと詰め、ズンドウから大きな「オタマ」でマグマのような「具」をすくい、たっぷりとかけてくれます。カウンターに座ると注文から10秒で中華丼が目の前に置かれるのです、早い!美味い!たしか300円ぐらいだったかな?よく煮込まれたキャベツの芯がやわらかくて甘みがあって美味しかったナ~。
 毎年この季節になると「味一の中華丼」をなつかしく思い出します。(か)

 
 花粉症でお悩みのダラン(う)へ送ります。

「バリ」と「ジャワ」の影絵人形芝居

2014-03-17 | ワヤンのお知らせ


4月27日(日)名古屋公演のお知らせ。
「バリ」と「ジャワ」の影絵人形芝居「ワヤン・クリッ」のコラボ上演です。
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野外での「本火」を使用した日本ではめずらしい上演です。
ご期待ください。
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演目:アルジュナの結婚
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「バリ」
ダラン:梅田英春
ガムラン演奏:サンディア・ムルティ
クテンコン(ダラン助手):片倉保夫+長谷部匡
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「ジャワ」
ダラン:ローヒット・イブラヒム
ガムラン演奏:HANA★JOSS(ハナ・ジョス)

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日時:2014年4月27日(日)
会場:徳林寺 地下鉄桜通線相生山駅2番出口から徒歩11分
住所:名古屋市天百区野並相生28-340
電話:054-896-1606
料金:一般3,000円(前売・当日共) 小学生1,000円(未就学児童無料)
定員:70名
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お申込み・お問合せ:
件名に「ワヤン予約」とご記入の上、本文にお名前、ご連絡先、ご希望人数を記載してメールにてお申し込みくださ。
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「サンディア・ムルティ名古屋事務局」
メールアドレス : bali_jawa_wayang@yahoo.co.jp
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◆本火での上演を予定しています。
◆野外での上演となりますので、各自敷物等をご用意下さい。また、防寒対策をお願いいたします。
◆雨天の場合は屋内での上演となります。
◆好評受付中!お早めにお申し込みください。
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名古屋公演4「椅子」

2014-03-15 | ワヤン「ありがとうございました」

とても座り心地の良い、三段階に座高の異なる会場用の椅子。
名古屋公演会場「5/Rホール&ギャラリー」

 この椅子。会場の空間にぴったりと合わせて作られたすぐれものです。(この会場のための特注なのかは未確認です?)。この椅子は座高が違うので前後三列に並べても、お客様は快適に上演を楽しむ事ができます。まるでウェグナーのような木地を活かしたディテールもとてもきれいな椅子でした。座高優先なのでデザイン的なプロポーションやバランスには無理がありますが、それでもとても良い椅子だと思いました。
 ワヤンの会場設営をしていていつも思うのですが、椅子を並べてみるとそこに「人」を感じます。これはあたりまえの感覚かな?ハハ。ワヤン上演のクリル(幕)や楽器の周囲に椅子を並べてみると、なんだか観客のみなさんに取り囲まれた様に感じることがあります。床に置かれた座布団でも、簡単な折りたたみ椅子でも「人」の存在はもちろん感じますが、やはり「きちんとデザインされた椅子」のほうが、自然としっかり「人」の存在を感じるものです。
 日常でも、良いデザインの椅子が置かれていると、そこに座っている人の「空気の殻」のようなものを感じて、少しドキッ!とする事があります。(か)


沢山の椅子に囲まれた会場風景。


既存の倉庫を改築した「5/Rホール&ギャラリー」
初期のコルビジェのような懐かしい雰囲気の建物で良かったナ。
ホールのインテリア・デザインも丁寧で良かったナ。
打ち上げ会場「幻の手羽先・世界のやまちゃん」へも徒歩30秒で行けて良かったナ。
(とにかく誉める!)


「ハイハイ!いそいで並んでくださいね!」
「あれ?そっちにもっと寄ったほうが良いかもね?」
 記念の一枚の直前の一枚。

名古屋公演3「アンニュイなひととき」

2014-03-13 | ワヤン「ありがとうございました」

アンニュイなひととき

 公演終了後、テキパキテキパキと会場を撤収、道具と楽器のトラックへの積み込みもドバドバと終了、トラック組が荷物を置きに行ってくれている間、と言いますか、正確には打ち上げ開始までの持て余した一時間ほど、近くの喫茶店に入ってケーキと紅茶で時を過ごしました。
 いつもはラワールにサンバルを垂らしたものをアラックのロックで喉に流し込んでいるような元気なメンバーのみなさん、ここでは何故かとても似合わないような品々を注文して「あら!このケーキお上品でおいしいことフフ」「ま~この紅茶の香りス・テ・キ」「ホント結構でございますわね~ホ・ホ・ホ」とか口々に言い合うのです。「アンニュイなひととき」が静かに流れます。みなさんの目もウツロ。なんなんだこのボ~っとした雰囲気は?「みんな大丈夫か?しっかりしろ!気を確かに持て!もうすぐ打ち上げだぞ!」
 アンニュイなひとときの後、この喫茶店から徒歩3分の予約済み打ち上げ会場「幻の手羽先・世界のやまちゃん」に向かいました。そして「幻の手羽先と飲み放題コース」がもたらす狂喜乱舞の大宴会がその後三時間にわたり繰り広げられ、危うく「アンニュイ」に陥っていたみなさんも、本来の「ざる」のような姿に戻ったのでした。メデタシメデタシ。
 ここで一句。「ワヤンには のみほうだいが よくにあう」(か)


乾杯!3分前!緊張の瞬間!とりあえず笑顔でごまかす。

乾杯!乾杯!

乾杯!乾杯!

とにかく!乾杯!

残念ながら「幻の手羽先」の写真はナイ!幻だから。
何故ならば、幻の手羽先が出て来た瞬間から、
私の両手は手羽先の油でベトベト、もうカメラが持てなくなりました。

名古屋公演2「新しい芸」

2014-03-11 | ワヤン「ありがとうございました」

「右手がこう。左手がこう。このようにした両手をね・・いいですか~?」
中央の怪しげな人物の、指の形と手の平の向きに注目!(顔はとくに見なくても良い。)


「ハイ!瞬時にこうする!・・これを出来るだけ早く繰り返す。さ~出来るかな~?ハハ」
右側の後ろ向きの男性の手元に注目!・・なにをどうすべきか?まったく理解できていない。
「カッチャン!ダイジョブか?それ違うだろ~ハハ」

 名古屋公演、開場から開演までの30分間、出演者はホール横の小さな控え室で待ちました。30分待つのは結構長いですね。
 東海道筋最強のバテルグループ「サンディア・ムルティ」のみなさんは、そんな時間も惜しんで「新しい芸」の稽古に余念がありません。さすがですね。上の写真の芸はアジアのどこか(聞いたけど忘れた)に伝わる「指人形の芸能」のための基本トレーニングだそうです。どうやら「サンディア・ムルティ」は、今度は「影絵人形芝居」ではなくて「指人形芝居」の上演を考えている様でした。本当にいつも向上心に溢れたみなさんです。ガンバレ~!・・カッチャンは基本トレーニングから。(か)

名古屋公演「ありがとうございました」

2014-03-10 | ワヤン「ありがとうございました」

公演終了後の和やかな時間、この時間がとても良いですね。
みなさん、人形や楽器の所にきて興味深くご覧になります、ワヤン公演独特の雰囲気です。

 土曜日、名古屋「5/Rホール&ギャラリー」でのワヤン公演も無事終了。沢山の方に来ていただきました。本当にありがとうございました。
 名古屋公演は日本有数のバテルグループ「サンディア・ムルティ」の(西の)地元での公演です。このホールでは一年ぶり、ワヤン公演にはぴったりの大きさ、とても素敵なホールです。先週の東京公演同様、梅田一座からはダラン(う)とクテンコンに (は)と(か)が参加。大迫力のワヤン・バテル公演が繰り広げられました。
 公演終了後、沢山のお客様から声をかけていただきました。「良かったよ」「面白かった」「迫力があって凄かった」「バリで何度かワヤンを見たけど、言葉が解らなかったので楽しさがわからなかったけど、今日は日本語だったので楽しく笑えて面白かった」、そして小さなお客様からは「じょうずだった~!」と、たくさんの感想をいただきました。ありがとうございました!


公演終了後のご挨拶「ありがとうございました。」礼!


「へ~こんななってるんだ」「おもしろいね~」


「へ~こうやって動かすんだ~おもしろい!」
お帰りになるときには「じょうずだった~!」と、お褒めの言葉をいただきました。ハハ。
(か)

ワヤンの朝 2014.3.8 5/Rホール

2014-03-08 | ワヤンの朝

「梅の花」いよいよですね。春ですね。         2014.03.07撮影、小金井市

今日は「名古屋公演」の本番です。
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 今日の会場は「5/Rホール&ギャラリー」、一年ぶりの公演です。客席の椅子もとても座りやすく、丁寧に作り込まれた素敵なインテリアのホールです。
 この「5/Rホール&ギャラリー」の公演予定表を見てみると、私たちのワヤン公演の前後には「室内アンサンブル」「ソプラノリサイタル」「ヴァイオリンとピアノデュオ」「ピノッキオ操り人形の物語 演劇公演」と並んでいました。「操り人形の物語」とあったので親しみを感じて、なんだか安心しました。(か)


名古屋公演、明日!

2014-03-07 | ワヤンのお知らせ

自分の弱点を天女スプラバに教えてしまう魔王ニワタカワチャ。
宮廷を見渡せる木の上からその様子をうかがうアルジュナ。(左上)

 魔王ニワタカワチャは一人使者としてやってきた天女スプラバを歓待し、すぐに自分の妻になるように迫ります。 スプラバはアルジュナに教えられた通りに優しく、囁くようにこう言います。
 「ニワタカワチャ様、私はいつでもあなたの妻になりましょう。ただその前に一つだけお願いがあるのです。 どうかあなたの弱点を教えてください。妻は夫のすべてを知りたいと思うものなのです。 そうすればあなたも私のすべてを手に入れることができましょう。」
 我を忘れたニワタカワチャはスプラバの耳元でつぶやきます。「ワシの弱点はな・・・」

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ガムラングループ「サンディア・ムルティ」とのバテル・コラボ上演。
バリ島の影絵人形芝居「天女スプラバ使者に立つ」
いよいよ明日8日(土)5/Rホール&ギャラリー(名古屋)公演です!

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まだ若干お席がございます、前売りは↓↓↓メールにて受付中です。
(名古屋公演事務局)gamelan_batel_758@yahoo.co.jp
件名に「ワヤン予約」とご記入の上、本文にお名前、ご連絡先、ご希望人数を記載してメールにてお申し込みください。折り返しメールを差し上げていますので予約内容をご確認ください。
なお、前売り受付は3月7日(金)22時到着メールをもって終了とさせていただきます。

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<名古屋公演>
演目:天女スプラバ使者に立つ
料金:一般前売3,000円/当日3,500円 小学生以下1,000円(未就学児童無料)
日時:2014年3月8日(日) 開場13:00 開演13:30
場所:5/Rホール&ギャラリー(地下鉄・JR千種駅から2分)
   http://www.five-r.jp/pages/common/access
住所:〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池1-3-4
電話:5/R Hall&Gallery事務局  052-734-3461

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