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 玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

スペイン旅 17「現代のガウディ」サンタ・カタリーナ市場

2018-11-29 | スペイン旅

とても活気がある市場でした。
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ウネウネとした屋根は2005年の改修。
屋根の下のアーチが連続する白い建物は1848年の改修。
時代の異なる二つの建築表現が融合した面白い建物です。

 ここでバルセロナの現代建築のご紹介。
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 「サンタ・カタリーナ市場」は2005年に「現代のガウディ」と呼ばれるバルセロナの設計事務所EMBTによって改修されたとても面白い建築です。
 この市場、古くはここにあった修道院が1848年に市場として改修されました。そして150年後の2005年、建物全体を大きな屋根で覆う現在の姿に再改修されました。面白いネ。
 地元客で賑わうバルセロナの人気市場です。ワイワイ!


ダイナミックな屋根の架構が印象的な内部空間。
のびのびとしていて気持ちが良い!
素敵な空間です。
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屋内には、黄色地に赤の「カタルーニャの旗」でいっぱいでした。
バルセロナはカタルーニャなのです。




スペイン旅 16「ベラスケス大好き」ピカソ美術館

2018-11-26 | スペイン旅

ピカソ美術館 バルセロナ
街に溶け込んで目立たない入口、人も少なく通り過ぎてしまいそうでした。
この美術館に並ばずに入れるのは珍しいようです。

 建物は13~14世紀に建設された隣接した大邸宅数軒を継なげて大改装、1963年に開館しました。外観は古い建物のままなので古い街並に溶け込んでまったく目立ちません、「Museu Picasso」の小さなプレートがあるだけでした。渋い。
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 この美術館にはピカソの若いころの作品が多くありました。初期の絵を見ていると「ピカソは本当に絵が上手い!」と改めて感心します。あまりにも上手すぎて普通の絵ではつまらないから、どんどんと先へ進んでいってしまったのですね、天才ですから。
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 この美術館には晩年に描いた「ベラスケス大好き」シリーズの連作もあります(こんな呼称はありませんが)。
 ピカソは75歳を過ぎた頃からスペインの巨匠ベラスケスの名作「ラス・メニーナス」を題材にした作品を描きました。これは58点もの連作でその全てがここバルセロナのピカソ美術館にあります。とても楽しい作品です。見ていると思わず口元が緩んでしまう。
 「ベラスケス大好き」な天才ピカソでした。


ベラスケスの名作「ラス・メニーナス(女官たち)」 プラド美術館蔵
・・・この絵が・・・


・・・こうなったり


・・・こうなったり


ベラスケスの名作「マルガリータ姫」
・・・この姫が・・・


・・・こうなったりします。
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楽しいですね。
何故このようになるのか?
ピカソだけが知っている。
・・天才だから。


ピカソ美術館がある「ムンカダ通り」
左側の上部工事ネットの建物が美術館ですが、全然目立ちません。
歩きながら「ほんとにこの通りにあるの?」と不安になります。




11.23 三鷹・南部図書館みんなみ公演「ありがとうございました」

2018-11-24 | ワヤン「ありがとうございました」

クリル(ワヤン上演のための布の幕)のフレームを組む。
上演の基本!とても大切な仕事です。
簡単そうでいて、なかなか難しいゾ!

「三鷹・南部図書館みんなみ」公演(11/23)無事終了しました。
今回も沢山の方に来ていただきました。
ありがとうございました。
・・・・・・・・・
受付初日で「満員」のお申し込みをいただきました。
これはすごいことです!
ありがとうございました。
・・・・・・・・・
三鷹市は、われわれ一座の拠点国分寺市のすぐ近く、
これからもよろしくお願いします。


「可愛い仲間」が我々の中に並んでくれました。嬉しいナ!


上演風景。


会場の様子。
「80席」ご用意しましたが満席になりました。
しかたなく当日の入場をお断りした方もありました、
本当に申し訳ありませんでした。



ワヤンの朝(46) 2018.11.23 三鷹・南部図書館みんなみ公演

2018-11-23 | ワヤンの朝

今朝の東京は晴れ、でもとても寒い!

 11月23日(金・祝)
 今日は三鷹・南部図書館みんなみ公演の本番です。
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 開館5周年を迎える「南部図書館みんなみ」
 アジア・アフリカ文化財団の協賛により開催される「みんなみフェスタ」での公演です。
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 演目は「鬼女になった姫」
 サティヤワティ姫とアルジュナ王子の天界と地上界を結ぶ物語。
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 今から我が家を出て、
 武蔵小金井駅前のレンタカー屋さんでワンボックスバンを借りる。
 小金井街道と五日市街道から国分寺へ、梅スタジオで道具を積み、
 府中街道と東八道路から三鷹へ、会場の南部図書館に向かいます。
(地元の人にしかわからない今日のルート確認でした。スミマセン)
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 忙しい一日の始まりです。
 ・・頑張るぞ。

「パスカル・ロジェ」ピアノ・リサイタル

2018-11-21 | 映画と美術と音楽と

パスカル・ロジェ ( poht:Pacific Concert Management )

「パスカル・ロジェ」ピアノ・リサイタルに小金井宮地楽器ホールに出かけた。
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我が家から徒歩10分。とても近いコンサート会場。便利で良い。
まさか小金井でパスカル・ロジェを聴けるとは思っていなかったので、素直に嬉しかった。
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パスカル・ロジェ:1951年パリ生まれ。67歳。
彼の演奏の中でも「ドビュッシー」は特に評価が高い。
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 私の二人の息子達がまだ小さかった頃、親が子育てにまだ夢を持っていた頃、「ドビュッシーは聴かせたい」と思い、買ったCDがたまたまパスカル・ロジェのピアノ演奏でした。今思うと偶然にもとても良いセレクトだったと思います。
 でも子供達はドビュッシーでも富田勲のシンセサイザーアルバムの方が好きだったようです、ドナルドダックがハミングしてるようなサウンドが子供達には受けてました。
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 この日のコンサートは、前半がサティでゆっくりと始まり、次にラベルとドビュッシー、後半は全てドビュッシー。まるで「大サービス・ドビュッシー祭り!」です。
 ロジェのドビュッシーは我が家にある40年前の録音とはかなり変わっていました。40年間弾き込んでいる訳ですから当然です。その変化が面白い素晴らしい演奏でした。とても良かった!
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 とても感じの良い静かな空気感のコンサート。
 唾を飲む音も聞かれてしまいそうな静まり返ったコンサート会場にいると、前日の映画「ボヘミアン・ラプソディ」でのあの ” 気持ちの良い大喧騒 ” が嘘のように感じます。「みんな何故こんなに静かなんだろう?」などと不思議なことを考え始めたりします。
 「音楽はいろいろな楽しみ方があっていいな〜」と思いました。
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 そしてコンサート終了。
 この上品なコンサート会場を後にして45分後、今度はさらに上品な梅スタジオでのワヤンの通し稽古に駆けつけました。(遅れてスミマセン)
 通し稽古でグンデルを弾きながら、ロジェやフレディのことを思いました。音楽はいいな〜。


いつもとても上品なワヤンの通し稽古。
目を剥き牙を出したとても上品な人形たち。
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本番は11/23(金・祝)三鷹南部図書館みんなみワヤン公演です。

 

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

2018-11-19 | 映画と美術と音楽と

映画「ボヘミアン・ラプソディ」 (C)2018 Twentieth Century Fox

クイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に立川に出かけた。
極音上映(音が大きく質が良い上映)の映画館、
音がとても良いので映画はたいていここに来る。
我が家から近いし、シニア割引で安いから。
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この日の上映ホールは380人、このシネコンでは大きなホール。
朝10時の回なのにこのホールがほぼ満席、これは珍しいことです。
土曜日だったこともありますが、やはりこの作品の人気です。
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この作品、封切りからちょうど一周間、どんどん人気が上がっているようです。
私の周りにもすでに観た人が沢山います。
みなさん私と同世代のシニア割引のきく年齢、
クイーンの黄金期には20代ど真ん中の「元若者達」です。
映画館の中はそんな元若者達でイッパイでした。
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映画のラスト21分の「ライブエイド」の再現シーンが本当に素晴しかった!
(「ライブエイド」は1985年イギリスで行われた20世紀最大のチャリティーコンサート)
そこにはフルメンバーのクイーンがいました!
スタジアム全体を巻き込んだ「We Are the Champions」の大合唱!
フレディ・マーキュリーのあの奇跡のような歌声を聞いていると、なんだか目がウルウルしてきます。
周囲の元若者達を横目で見てみると、みなさんハンカチで目もとを押さえていました。
とても良かった!感動しました。
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あらためてフレディの歌唱力の凄さに驚きます!本当に凄い人です。
このシーンの「音源」はクイーンのオリジナルを使用しているそうです。
・・だから凄い!
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映画が終わった時、館内からパチパチと拍手が上がりました。
映画館は楽しいね。
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帰りに妻と吉野家の「牛すき」を食べて帰りました。
ユーロ換算だと5.5€でした。バルセロナの昼食より少し安い。
「牛すき」をつつきながらクイーンの思い出話をしているうちに、
話題はグッチ裕三のハッチポッチステーションへと・・・
「犬のおまわりさん with QUEEN」


スペイン旅 15「なぜ何もないのですか?」バルセロナ・パビリオン

2018-11-17 | スペイン旅

バルセロナ・パビリオン  設計:ミース  
1929年 バルセロナ万博にドイツ館として建設。万博終了後撤去。
1986年 万博と同じ場所に復元。現在、ミース記念館として公開。

突然ですが、モダニズム建築のご紹介。
「バルセロナ・パビリオン」
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この建物はスペイン広場からカタルーニャ美術館へ向かうアプローチの傍にひっそりとありました。
ここも誰もいない。
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鉄とガラスと石を使ったモダニズム建築の究極の名作。
近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエ(ドイツ)の代表作。
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 このパビリオンは万博の一般向けの展示施設ではなく、当時のスペイン国王アルフォンソ13世を迎えるためのレセプションホールとして建設されました。
 簡単に説明すると「田舎者のスペイン国王に近代国家ドイツの誇る最先端デザインと技術を見せつけ驚かせ、ドイツの力を誇示するための国家ぐるみの大仕掛け!」でした。
 普段はきらびやかな装飾に彩られた宮殿で暮すスペイン国王です、いきなりこの何もない殺風景なパビリオンに招かれて・・「なんなんだこれは?何もないじゃないか?」・・とさぞ驚いたことでしょう。89年前の出来事でした。
 アルフォンソ13世はこの2年後の1931年に政治的な行き詰まりから亡命、スペイン王政は廃止されます。そして共和政の失敗、スペイン内乱、フランコ独裁政治へとスペインは悲しい歴史をたどります。


89年前、バルセロナ・パビリオンでのレセプション風景。
中央に言葉を交わすアルフォンソ13世(中央)とミース(その右)。
13世「・・なぜ何もないのですか?」
ミース「・・美しいからです。」・・なんてね。
(会話は創作です)


彫刻家コルベの裸婦像・・素敵です。


「・・なぜ何もないのですか?」
89年前、これをいきなり見せられたアルフォンソ13世もさぞお困りだったと思います。
(私はこの水を見ていてカワウソがいたら楽しいナ・・と思いました)


「・・なぜ何もないのですか?」
「Less is more. 」(より少ないことは、より豊かなこと)
 ミースの名言です。

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「・・なぜ誰もいないのですか?」
お答えします:
このパビリオンは公園に面した開かれた空間です、
公園からはよく見えていますが中に入るのには入場料5€が必要、
普通の人は外から見るだけで充分、
5€払ってパビリオンの中にわざわざ入るのは建築マニアだけ、
だから誰もいないのです。


パビリオンのすぐ隣の池ではちょうどワンチャンたちの水遊びでした。
(ホラ!だからパビリオンの池にもカワウソがいれば楽しいのに〜)



スペイン旅 14「誰もいない」コロニア・グエル

2018-11-15 | スペイン旅

コロニア・グエル教会(1908年着工〜15年一部完成〜16年全体工事中断) 設計:ガウディ 
ユネスコ世界遺産 バルセロナ近郊サルバリョ市
ガウディ56歳(着工時)の作品。
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 大きな石の柱、カタルーニャ独特の薄いレンガを積み上げた天井、とても美しい架構です。
 ここに並べられた礼拝用の家具もガウディのオリジナル。祈りの道具として機能的に出来ています。
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 着工当初はこの空間の上に巨大な教会を積み重ねる計画だったので、相当な荷重に耐えられるよう強固な構造となっている。無垢の玄武岩を積み重ねた柱は、石と石の接合部に緩衝材として「鉛」が挟んであるそうです・・当時の知恵です。
 この教会の管理人さんが教えてくれました。

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 バルセロナ郊外にある「コロニア・グエル教会」を尋ねました。
 郊外に向かう電車で40分「コロニア・グエル駅」に到着、無人駅、乗降客3人(内:私たちが2人)寂しい駅。駅付近にも人がいません。
 のどかな田舎の風景の中を徒歩で10分「コロニア・グエルの町」に到着、ここにも人がいません。でも道路に車は駐めてあるし窓辺に鉢植もあるので生活は感じます。
 町のインフォメーションを尋ねる。係の女性が一人だけ。地図と音声ガイドを受け取り「コロニア・グエル教会」に向かう、ここからもう近い。
 途中で下校中の小学生数人と出会ったので少しホッとした。
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 教会に着くと先客が二人いましたが、じきに帰ってしまったので、あとはこの素晴らしい空間に私たち夫婦だけ。なんという贅沢な時間でしょうか。「誰もいない」。
 夕暮れの静かな礼拝堂に私たちの靴音だけがコツコツと響きます・・いい雰囲気です。
 ガウディをとても近くに感じた素晴らしい体験でした。
 ここを訪ねてよかった。


「ステンドグラス」
換気用に開く姿がなんだか可愛い。結構大きな窓です。
夕刻になると管理人さんが下から紐を引き
「ギ〜〜バッタン」と閉めて回ります。
・・とてものどかです。「い〜い仕事だな〜」


「外観」
これではなんだかわかりませんね。
現在の建物は計画全体の一部です。
この上に巨大な教会が建てられる予定でした。


「完成模型」 (復元)
赤い線から下が現在の建物。上が未完の教会。


「構造研究」(当時)
布に重りをつけて天井から吊り下げています。
この写真を逆さまに見ると「完成模型」の形になる。
ガウディはこうやって美しい構造を考えました。
面白いですね。


人と出会わなかった町「コロニア・グエル」
スペインの空はどこまでも青い。



スペイン旅 13「ウネウネと」カサ・ミラ

2018-11-13 | スペイン旅

カサ・ミラ:ミラ邸と高級賃貸住宅(1906着工〜12竣工) 設計:ガウディ
ユネスコ世界遺産 バルセロナ

ガウディ54歳(着工時)の作品。
オーナーのミラ家の邸宅と高級賃貸住宅からなる大規模建築。
現在も賃貸住宅として使われているようです、賃貸1区画がなんと400M2(120坪)もある。
ガウディ最後の市井の仕事、ガウディはこのあとサグラダ・ファミリアに専念します。
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 この建物の屋上は本当に不思議です。まず、全体がウネウネと波打っています、平らなところがどこにもない、そして不思議な形の換気塔や塔屋がニョキニョキと立ち並んでいる。見学者はうねった屋上の段を上ったり下がったしながらカメラを構えます。いい運動になります。
 この屋上、今は超人気スポットなので見学者で溢れていますが、建設当時は一体誰のためにこんなに手の込んだ造形群を作ったのでしょうか?不思議です。
 ここもまさに「不思議の国」。バルセロナには不思議の国がたくさんありました。


「不思議な屋上」
ここも見学者でいっぱい。ワイワイガヤガヤ


屋上の直下階には屋上を支えるレンガを積んだ小屋裏があります、
この小屋裏のレンガの積み方に変化をつけて屋上のウネウネを作っていました。
この空間、現在はガウディの資料展示スペース、充実した展示内容で面白かった。
どこまでも迷路のように続くレンガのボールト天井がいい感じでした。


ウネウネと波打つ石の造形、とても丁寧に仕上げられています。
石の曲面とコントラストをつけるガサガサっとした黒い手すりが素敵でした。


カサ・ミラは大きな交差点に面してウネウネと建っていました。
ここから見ると「不思議な屋上」も少し頭を出しています。
この建物前の歩道にも大勢の見学者がカメラをかざして群がっていました。
まるでガウディの「集会」です、私もこの集会に参加する一人。
ワイワイガヤガヤ


浜松・演劇学会公演「ありがとうございました」

2018-11-11 | ワヤン「ありがとうございました」

上演風景

「浜松・演劇学会公演(11/10)」無事終了しました。
今回も沢山の方に来ていただきました。
ありがとうございました。
・・・・・・・・・
「学校の先生みたいな人が多かったね」
「だってみんな先生だろ?」
「でも楽しそうだったよ」
「演劇学会のみなさんはウケるツボが違うね」
「意外なところで笑いが起こった」
「やっぱり1時間のワヤンは忙しかったね」
「すごく良かった!って言ってもらったよ」
「時間が短かったのが良かったんじゃないの?」
「そうじゃないと思います」
と、打ち上げでの一座の皆さんの感想でした。
・・・・・・・・・
今回は時間制限1時間での特急ワヤンでした。
いつもの上演の半分の時間でしたが、上手く収まったと思います。
メデタシメデタシ


準備しましょ」


お片付けしましょ」



ワヤンの朝(45) 2018.11.10 浜松・演劇学会公演

2018-11-10 | ワヤンの朝

6時45分、今朝は早起きです。

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 11月10日(土)
 今日は浜松公演の本番です。
 正式には「静岡県浜松2018年度日本演劇学会研究発表会ワヤン公演」です。
 この公演名称は我々一座の今までの公演の中で一番長い名称だと思います。
 演目は、アルジュナ・タパ「アルジュナの瞑想」
 ・・頑張ります。
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 浜松の最新情報がダラン梅田から入っています。
 「大学までの道であるアクト通りで、浜松餃子まつりをやってます。
 浜松市内から15店舗、日本各地から10店舗の出店があります。
 大学に来る前にどうぞ、餃子で腹ごしらえを。」
 ・・頑張ります。
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 これから小金井を出発し、3時間後には浜松の会場にいます。
 とても近い!
 ・・頑張ります。




スペイン旅 12「ピカソが通ったから」クアトロ・ガッツ

2018-11-08 | スペイン旅

「クアトロ・ガッツ 」店内。 バルセロナ

 建物めぐりもちょっと休憩、「クアトロ・ガッツ(4匹の猫)」で昼食です。
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 天井と梁の色が印象的な空間、壁には店のトレードマークの二人こぎ自転車の絵、Ramon Casasの作品。オリジナルはカタルーニャ美術館に展示されているそうです。
 このお店は1897年創業。当時は芸術家たちのたまり場でまだ若かったピカソも通ったそうです。現在のお店は1981年に再現。
 今はガイドブックに「ピカソも通った」と必ず紹介されるので大繁盛でした。私たちも「ピカソが通った」からここを訪ねました。やっぱりピカソは凄い!「通った」だけで人が集まるのですから。
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「昼の定食: Menu del Dia(19€)がお手軽でおすすめ」
とガイドブックにあったのでそれを頼みました。 


グラスワイン 1杯付。


ガスパチョ。
これはとても美味しかった。
アクセントにイチゴとチーズが入っていた。


ビーフシチュウ。
少し塩っぱい、量はたっぷり、
学食にありそうな感じかな?
味付けが単調で飽きてくる。
生野菜の緑が欲しくなるプレート。
いまいち。


デザート:ベリー系のシャーベット。
ふつう。
これもハーブの葉がチョンとのってると良くなるな。
料理全体に「彩」に工夫をすると良いと思いました。
ーーーーーーーー
楽しみにしていてわざわざ訪ねたのですが昼の料理は「ふつう」、残念。
お店の雰囲気は良かったから、夜お酒を飲みにくると良いかも。


入口はこんな感じ。
大繁盛でした、「ピカソが通ったから」。






スペイン旅 11「直線はどこだ?」カサ・バトリョ

2018-11-06 | スペイン旅

カサ・バトリョ:バトリョ邸(1904着工〜06竣工) 設計:ガウディ 
ユネスコ世界遺産 バルセロナ

ガウディ52歳(着工時)の作品。
前作グエル邸から14年後の大作、繊維業の大金持ちバトリョ家の邸宅。
もともと建っていた建物をベースにガウディが大改装。
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この仕事の頃のガウディはすでに名のある建築家、
グエル邸に比べて肩の力がすっかり抜けて自由自在です。
建物は外も内もグニャグニャと波打ち、渦を巻き、うねっていました。
この建物で「直線」の部分を探す方が難しい。
「直線はどこだ?」
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ガウディの超人気建築!
バルセロナのメインストリート、グラシア通りに面したこの建物の前には、
大勢の見学者がカメラをかざして群がっていました、凄い人気です。
まるで何かの「集会」のようでした。
中に入るのも予約がないと大変。




道路側ファサードの木製サッシ。
このグニャグニャと波打つサッシの窓部分は、
上下にスライドして開き風が通ります。
とてもよく考えられています。


「直線はどこだ?」
照明と天井:グルグルと渦巻く天井。


「直線はどこだ?」
階段室とトップライト:フワフワと漂う空間。


「直線はどこだ?」
暖炉コーナー:グニャっとした心地よさそうな小さなスペース。


「海の底」
採光と通風のために設けられた吹き抜け空間。
水の底を漂っているような不思議な空間でした・・ブクブクブク。


ガウディこだわりの屋上の換気塔。
この屋上も見学者がいっぱい。
凄い人気です。



三鷹・南部図書館みんなみ公演(11.23)のお知らせ

2018-11-05 | ワヤンのお知らせ

・・・そして姫は鬼女となる。あ〜恐ろしや〜恐ろしや〜・・・
(2017.12)光塾公演『鬼女になった姫』より

南部図書館みんなみ「ワヤン公演」11月6日(火)から受付開始!!

2018年11月23日(金・祝)三鷹・南部図書館みんなみ「ワヤン公演」のお知らせです
 開館5周年を迎える「南部図書館みんなみ」
 アジア・アフリカ文化財団の協賛により開催される「みんなみフェスタ」での公演です。

◆日時:2018年11月23日(金・祝)  13:30~16:00
◆会場:アジア・アフリカ語学院 3階教室 南部図書館みんなみ と同じ建物です。
◆住所:東京都三鷹市新川5丁目14番16号
◆料金:無料
◆演目:「鬼女になった姫」天界と地上界を結ぶサティヤワティ姫とアルジュナ王子の物語
◆出演:梅田一座  ダラン:梅田英春
◆定員:60名、どなたでも参加可(先着・事前申し込み)
◆お問い合わせ、お申込み:11月6日(火)から受付開始
 南部図書館みんなみ
 電話番号 0422-76-5571(毎週月曜、第3水曜を除く、午前9時30分から午後5時)

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「お知らせ」
年末恒例梅田一座「渋谷光塾ワヤン」
今年は一座の都合により開催いたしません。
本当に申し訳ありません。
7年連続の年末公演だったのでとても残念ですが、
今年は公演に向けた充分な準備ができないため涙を飲んで「一回パス!」
来年年末は開催予定です。どうぞお楽しみに!



浜松・演劇学会公演(11.10)のお知らせ

2018-11-04 | ワヤンのお知らせ

同時に放たれた二本の矢で仕留められた「凶暴な野ブタ」。
謎の狩人キラタ(左)とアルジュナ(右)は「仕留めたのは私の矢だ!!」と手柄を譲らず争いとなる。
(2017.10)神戸芸術工科大学公演『アルジュナの瞑想』より

静岡県浜松2018年度日本演劇学会研究発表会「ワヤン公演」のお知らせ

◆日時:2018年11月10日(土) 17:20~18:20
◆会場:静岡文化芸術大学 西ギャラリー
◆住所:静岡県静岡市中区中央二丁目1番1号
◆演目:アルジュナ・タパ「アルジュナの瞑想」
◆出演:梅田一座 ダラン:梅田英春
◆問い合わせ先:
静岡文化芸術大学 文化政策学部 芸術文化学科
Tel/Fax:053-457-6190
E-mail:y-inoue@suac.ac.jp


昨日の通し稽古。(11.3)
公演に向けた準備は完璧!
のはず。