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サン・パウ病院・病室(復元) 設計:モンタネール
天井は伸びやかに高く自然光が明るく射し込むとても綺麗な空間でした、癒されます。
日本人の感覚だとこれだけのボリュームがあれば2層にしたくなるところですね。
「芸術には人を癒す力がある」モンタネールの信条だったそうです。施術や投薬だけではなく建築のつくりだす「美しい環境そのものが病気を治す力」となる、との信念を持っていたのでしょう。
その言葉通りこの病院はとても美しい空間で溢れていました。どの部屋も穏やかな自然光が射し込み、換気など快適さに充分配慮した合理的な設計になっています。病棟の内部はモンタネール独特の不思議な装飾も控え気味、穏やかな空間でした。この空間ならゆっくり眠れそうです。
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談話室天井
装飾にイスラムを感じますね。
とても軽い印象の素敵なドームです。
カタルーニャの人は薄くて軽い架構(カタルーニャボールト)を作る名人です。
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病室に隣接した談話室(ケースに入った白い彫刻は展示品です)
ガラス窓に囲まれ自然光が射し込む明るく開放的な空間。
とても気持ちが良い空間でした。