玉川上水の木漏れ日の下

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スペイン旅54「自販機のお釣り」セビージャ

2019-08-21 | スペイン旅

セビージャ駅:待合室
なんだか礼拝堂を感じさせるような空間でした。
(なんでもないけど・・いい感じでした)

スペインでは「セビリア」ではなく「セビージャ」と呼びます。
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セビージャはSevillaと書きます。
セビージャ地方の人は「セビージャ」と呼びます。
セビージャより北の地方の人は「セビーリャ」と呼びます。
私達日本人は理髪師の件が気にかかり 「セビリア」と呼びます。
ジョコビッチの母国は「セルビア」です。
と一年前のグログに書きました。
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セビージャ駅はこじんまりとしていてカッコ良かった。
私は定規で引いたような直線的な空間デザインが好きです。
(もちろんガウディは別ですよ!レベルが違う)
最近流行りのPCを駆使したグニャグニャしたデサインはドウモ・・・。
だからセビージャ駅のデザインはわかりやすくて良い。
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スペインのパブリック・デザインはどれもカッコ良かった。
国が観光に力を入れているからでしょうね、
私たち観光客の目に触れるパブリック施設はどれも快適でした。
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でも駅横にあった飲料水の自販機の「釣り銭」はちゃんと戻ってこなかった。
数十円のことですが、日本では考えられない。
そのことをスペイン在住の兄に話したところ、
「そんなもんちゃんと戻るわけがないだろ!ここはスペインだよ。
水のボトルは出てきたんだろ?それで充分だよ。
日本みたいな完璧な自販機は「神」なんだよ。」
と叱られた。
なぜ私が叱られなければならないのか・・?
兄に言わせると「自販機から正確に釣り銭が出てくると思うヤツが甘い!」
のだそうです。・・そんなバカな?ハハ
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実は、この自販機事件には後日談もあります。
違う駅の自販機でまた懲りずに飲料水を購入したところ、
今度はお釣りがドカドカと多く出てきてしまった。
これも数十円のことですが、私たちは「これは神のおぼしめし、これでちょうどチャラだ!」
と勝手に納得して、その後は楽しく旅を続けることができました。メデタシメデタシ
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東京も2020に向けて現在いたるところでパブリックの整備をしていますね。
新宿駅とか渋谷駅とか、今行くと「仮囲い」だらけでなんだか全くわかりません。
でも「仮囲い」がとれると、きっと素晴らしいパブリック環境が現れる事でしょう。
「日本なんですから!」
数十円の釣り銭だってちゃんと戻りますヨ。
「日本なんですから!」

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