今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

禅林街の寺院(青森県弘前市西茂森)

2016年06月10日 | 神社・仏閣
津軽藩2代藩主信枚が、弘前城の南西(風水でいう裏鬼門の方角)の砦として、1610年に津軽一円の主要寺院をこの地に集め、曹洞宗三十三ヵ寺が連なっている

禅林街
地元のタクシーの運転手がここに駐めなさいと言ってくれた場所だが、外に出てみると駐車禁止場所に堂々と駐めているのではないかとの不安が
禅林街の様子を知りたかったこともあり急いで廻ることにした。



長勝寺を背に左側の歩道を歩きながら撮っていった。
 


さっそく聞き覚えのある寺の名「万蔵寺」
長勝寺の重要文化財の銅鐘「嘉元鐘(かげんのしょう)」を寄進した寺












 











「黒門」(弘前市指定有形文化財) 長勝寺の境内入り口を示す総門(表門)
この門を重機が通過した際、貴重な黒門を破壊してしまったようで、現在修復作業中。
長勝寺で受けた説明によると、黒門が「一ノ門」、車を駐めた所が「二ノ門」、そして、重要文化財の門が「三ノ門(三解脱門)」



「六角堂(通称:栄螺堂)」
天保10年(1839) 海難や大飢饉の死亡者の無縁の諸霊冥助のため発願して建立された



内部は栄螺(さざえ)形の廻り階段になって全国でも稀な建築様式になっている






道路の両側に寺院が建ち並ぶ。遠く中央に見えるのが長勝寺。黒門からUターンした


















先に紹介した「六角堂(栄螺堂)」を管理しているのが、少し離れた場所にある「蘭庭院」












この日は気温が上昇し夏日となった
北海道の寒さに慣れた体には辛いが天気がいいのは気持ちが良い
 
撮影 平成28年5月13日

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