今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

尸羅度山 西蓮寺(茨城県行方市西蓮寺)

2018年11月27日 | 神社・仏閣
尸羅度山 西蓮寺
西蓮寺という寺名も全国各地にあるが、ここは茨城県にある天台宗の寺院である

仁王門(重要文化財)
駐車場の横にある山門(仁王門)。近くにある施設から大音量で演歌が流れていて寺院の静寂な雰囲気を壊している



天文12年(1543)に建立したときは2階建・三間一戸の楼門であった



江戸時代の寛政年間(1789–1801年)に楼門の2階部分を取り壊し、1階建の山門となった



寺名「西蓮寺」の扁額



蟇股(写真)と蓑束の形に室町時代末期の地方的特徴がみられるという



「仁王像」  安政7年(1860年)に現在の位置に移築されて仁王門に改められた



仁王像を撮るのはいつも障害物があるので難しい



仁王門の後ろ姿



「手水舎」



左手にお堂が見えてくる



「常行堂」  お堂の名前は定かではないが、「常行三昧会」の案内板で判断した



お堂に近づくと見事な彫刻が












「水子地蔵尊」



「薬師堂」  



木造薬師如来坐像を安置。



「瑠璃殿」の扁額



最澄の残した言葉 「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」
  


相輪橖(重要文化財)
高さ9.16m、基壇、橖身、頭部の3つの部分からなり、錫杖形をしている



頭部は五輪塔形で、頂部に火焔がつけられた宝珠、その下に大輪及び大輪に架けられた12個の小輪からなる
大輪には卍字が飾られている。元寇(弘安の役)の戦勝を記念し、弘安10年(1287年)に建立したものと伝えられる



比叡山延暦寺、日光輪王寺の相輪橖と並び称される



「聖徳太子像」






「千手観音像」









「鐘楼」










境内の面積は1万6000平方メートル。



「客殿」



「尸羅度観音」  山号の付いた観音様



「大イチョウ1号2号(県天然記念物)」  樹齢千年以上、樹高27m



最後に重文の仁王門



撮影 平成30年10月8日

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