今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

大崎八幡宮(宮城県仙台市青葉区八幡四丁目6番1号)

2024年03月23日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年10月10日

大崎八幡宮
国宝の社殿があるということで訪れた
カーナビが案内した国道46号線沿いには鳥居は見えたが車の入る場所がない
駐車場の検索してみると社殿の裏側にあることが分かった

北参道鳥居
御鎮座400年奉祝事業の一環として平成17年に建造された 
木材には樹齢250~300年の青森ヒバ、袴石には茨城県産の御影石を使用



駐車場からは緩やかな坂の北参道を進んで行くことになる



長床(重要文化財)
長床(ながとこ)とは、神社の本殿の前方の細長い建物
拝殿のみならず、修験者の宿泊、参籠場所としても使われることがあった



額には社号の「大崎八幡宮」



拝殿・石の間・本殿(国宝)
東夷征伐に際して坂上田村麻呂は、武運長久を祈念すべく武門の守護神である「宇佐八幡宮」を現在の岩手県水沢市に勧請、「鎮守府八幡宮」を創祀
その後、室町時代に奥州管領大崎氏はこれを自領内の現遠田郡田尻町に遷祀し守護神として篤く崇敬した為、世に「大崎八幡宮」と呼ばれた



大崎氏の滅亡後は伊達政宗公が居城の玉造郡岩出山城内の小祠に御神体を遷す
仙台開府後仙台城の乾(北西)の方角にあたる現在の地に祀った






社殿は、伊達政宗の命により豊臣家召抱えの、当世随一の巨匠を招き、慶長9年(1604年)より12年にかけ造営された



拝殿正面
祭神:応神天皇、仲哀天皇、神功皇后



拝殿の彫刻















神輿殿内部



太元社



諏訪社



鹿島社



北辰社



龍神社と稲荷社






表参道に移動する(正面には長床)



石絵馬
大正14年(1925年)に神馬の銅像を奉納されたが、先の大戦で金属供出により撤去された



昭和33年、当時皇太子殿下(現上皇陛下)御成婚記念事業として神馬の姿を刻した建立
この「石絵馬」と呼ばれた碑は永く長床前にあったが、平成11年に移設された



表参道の階段を下まで下りる

一之鳥居
鳥居前の国道46号線は交通量が激しく鳥居は後ろ姿のみ



二之鳥居(宮城県指定文化財)






二之鳥居から一の鳥居を眺める



社号標
社号標には「大崎八幡神社」
歴代藩主の篤い尊崇を受け、明治以降は「大崎八幡神社」と称していた
遷座四百年を間近に控えその歴史的経緯を考慮し、平成9年6月、社名を「大崎八幡宮」に復した



大石段(仙台市登録有形文化財)









石燈籠
石燈籠だと思うが形が面白い



三之鳥居



狛犬1









額の「八幡宮」は伊達吉村の揮毫(享保3年)



表参道の提灯が灯った時のことを想像しながら歩く



正面に見えるのが長床



金刀比羅社



殉国碑



狛犬2






長床前から駐車場に戻る



撮影 令和5年10月10日

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