今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

正法山 長谷寺<通称:赤田大仏>(秋田県由利本荘市赤田)

2016年06月21日 | 神社・仏閣
奈良県桜井市の長谷寺、神奈川県鎌倉市の長谷寺と並び日本三大長谷観音の一つといわれている
十一面観音立像があるという長谷寺。すでに二つは拝観しているので、意識はしていなかったが目標達成となる



正法山 長谷寺(ちょうこくじ)
大きな駐車場から、やや離れた場所に長谷寺がある。案内板もあるが、入り口がわかり難い
地元の人に聞くと「赤田の大仏さんね」と親切に教えてくれる



石段を上ると、右手に建物が見えてくる



「手水舎」



是山禅師御舎利堂
創建された僧 是山泰覚を祀る



舎利堂の扁額



大仏殿(国の登録有形文化財)
正法山長谷寺は、安永4年(1775年)、亀田藩の僧是山泰覚により創建された寺院



明治21年(1888年)に堂塔伽藍の総てが火事により焼失したが、4年後に観音像が再建、さらに9年後には本堂が再建された



長谷寺と書かれた扁額の「谷」の字が、鎌倉と同じ鳩の形をしている



柱も含め彫刻がすばらしい。この奥に観音像が安置されている
拝観自由というところが他の二つとは大きく違う



十一面観音立像(由利本荘市有形文化財)
天明4年(1784年)に、鎌倉長谷寺の本尊と同木から彫り出されたという小仏を胎内仏として十一面観音立像の製作が始まり…



2年後に完成。明治の火災で焼失、再建されたものである
高さ約9m、木製金箔押しの長谷十一面観音立像



観音像の足下にある扉が開かれている



「蔵王権現」



堂内の様子。撮影禁止の札もなく、係の人もいないためゆっくり拝観することができた



「是山和尚墓地」 大仏殿から離れた場所にある



その横には、歴代住職の墓が



「閑居様お手造りの地蔵さま」






「釈迦三尊 石庭」 堀川達三郎画伯による築庭



石庭から大仏殿を見る



撮影 平成28年5月15日

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