今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

山口大神宮(山口県山口市滝町)

2018年01月22日 | 神社・仏閣
山口大神宮
永正17年(1520年)大内氏30代目の大内義興が伊勢神宮の神霊を勧請して創建したものである

石鳥居



「山口大神宮」の額



馬舎
木彫神馬:文政3年(1820)に寄進されたもの。木彫りの神馬は全国的に珍しい



石段を上がると右に稲荷神社があったので先に参拝する



鳥居が左寄りにあるのも珍しい



高嶺稲荷神社



山口大神宮の末社



農産物の守護、商売繁昌、三難(火・盗・病)消除の神として古くから篤い信仰を受けている



鷺岩
江戸時代祇園社は大神宮境内にあった
その神事に鷺舞があり、鷺舞が終わるとこの岩の上に鷺の頭や羽根を置くことになっていた
それでこの岩を鷺岩という



手水舎



多賀神社
近江の多賀大社の御分霊を勧請した古社



永和年間(1375~78)に大内弘世が社殿を建立
永禄12年(1569)の大内輝弘の乱で社殿が焼失し、慶長15年(1610)に毛利輝元が再興した



延寿・安産の神として庶民に親しまれ、さらに縁結び、学業成就などの信仰を集めている



安産石



神楽殿






神楽殿横の石段を上がる



左の建物が外宮、奥の建物が内宮になる。



籾置岩
外宮の社前左側に巨岩が置かれている
種子にする稲籾や麦などをこの岩において、農作物の厄除け、豊作を祈願したことからこの名がある



伊勢神宮と同様の内宮・外宮があり、それぞれに附属した別宮・摂社がある

外宮
主祭神 豊受大御神



右横から



応仁の乱で京都が疲弊するに反して、山口の町は平和で豊か
それで都から移り住む公卿や文化人などが多く、山口は西の京都といわれる程の繁栄を誇った



内宮
主祭神 天照大御神



伊勢皇太神宮から直接分霊を受けて、太神宮社が創建されたのは、明治になるまでは、この山口大神宮だけ



右横から



撮影 平成29年10月4日

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2 コメント

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よくぞ倒れないものと… (OTETSUDAI)
2018-01-23 13:10:09
随分年数も経っているでしょうが、いつも倒れない壊れないという神社仏閣に感心します。
前日のモーターショーの続きがあるかと期待しましたが、燃料なしでも存える社に感動します。
木彫り馬は素晴らしいですね。
昔、三石の親戚に行った時に、妹が高さ30㎝くらいの木彫り馬を2万円で買ってきました。家の入り口に飾っていましたが、そのうち耳が片方取れて…私がよく行く菅平の主人が馬場を持っていて馬に凝っていたので、妹から買ってプレゼントしようとしましたが、妹は離しませんでした。飾ってもいないのに…正に競走馬のスタイルでした。
モーターショーは国産ばかりだったのですね。馬といえばムスタング…。
伊豆の温泉から帰宅して翌日(22日)は関東は大雪でした。楽あれば苦有りです。私の車の性能の「ワルサ」か運転の「ヘタサ」に驚きました。急カーブの登り下りはシフトダウンばかり…。後ろからも煽られるので必至でした。
モーターショーの車に乗りたいなと…それと…こまでにします。ありがとうございました。
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神馬には驚きました (2014kurumatabi)
2018-01-23 21:14:09
いつもありがとうございます。
モーターショーでは観客が多すぎて、長居をする気力もなくなり早々に帰ってきました。
木彫りの神馬には私も驚きました。2頭の馬のしぐさが今まで見たことがないほど自然で、そこに馬がいるような見事なものでした。
この神社は伊勢神宮に参拝できない人達が参拝していたといいます。この数も1日1万人というのでその人気振りにも驚きます。
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