Il film del sogno

現実逃避の夢日記

クーリエ:最高機密の運び屋

2021-10-31 19:01:20 | 映画
10/31(日)曇り時々にわか雨
曇天、午後から時折ぱらつく雨。8:00起床。散歩、選挙、ファミレスで朝食&読書。昼から物置の清掃。あんなものこんなもの色々な不要物が雑然と放置されており整理・選別に難儀をする。義父の大工道具や園芸用品、作業着・ヘルメット・壊れた家電製品などなど。母屋より設置が古く、スライド扉の開閉にガタがきて、床も抜けそうである。中身は快晴の日に天日干しでもするか。我が仔と2度目の散歩を終えて池袋へ出張る。馴染の中華屋で遅い昼食後にシネマ・ロサにて英国映画を鑑賞。1960年代前半、キューバ危機が時代背景。M16に雇われた実在の商人・グレヴィル・ウィンを描いたスパイもの。主人公が平凡な中年ビジネスマンで≪運び屋≫だったことがミソ。東西冷戦の最中に国家の監視や諜報機関の恐ろしさが丁寧に描かれる。熱演のベネディクト・カンバーバッチ以下、欧州俳優のキャスティングが渋い。往時を再現したプロダクションデザインも素晴らしく、収容所のシークエンスなどは、007なんぞよりよほど緊密で胸に迫る。それにしてもいざとなったら個人など捨て駒にされる国家権力と云うのは怖い。ラストはお約束のモデル本人の解放後のインタビュー。1990年に天寿を全うしたそうな。18:30小雨のなか帰宅。
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