Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ノック 終末の訪問者

2024-10-31 20:36:23 | 映画
10/31(木)晴れ
爽やかな秋晴れの一日。7:30起床。散歩、朝食、清掃。午前中はワールドシリーズ第5戦をTV視聴。祝・ドジャース。午後は証券会社の営業担当の来訪を受ける。個別銘柄の下落止まらず、損切して資金を引き揚げようかと思い、収支の報告を求める。夕方、駅前歯科で取れた詰め物(2箇所)の補修。診察料金3,500円なり。カフェで一服して帰宅。夜はネットフリックスで昨日の繋がりで見逃していたシャラマンの昨年公開されたスリラー映画を視聴。原作小説あるようだが未読。この監督は良き原作・脚本を得て演出に徹した方が良作を撮れると思ふ。お話は実にシンプル。ゲイカップルと養女が平和に暮らす小屋に『世界の終末を回避できるのは貴方たちの選択にかかっている』と、4人組の男女がとんでもない要求を突きつける。宗教的(キリスト教)な暗喩の数々とカルト教団やパンドラの箱的なキャラ設定やオチなど、深読みするのも悪くはない。なかなかの佳作でありました。
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トラップ

2024-10-30 20:59:14 | 映画
10/30(水)雨のち曇りのち晴れ
早朝は昨夕からの降雨が続く。散歩で一日が始まらないと調子が狂う。朝食後はTVでワールドシリーズ観戦。ヤンキースが一矢を報いて第5戦へ。昼前に雨も上がったので相棒と散歩。午後はチャリで近所のシネコンへ。13:00上映開始の洋画は先週末から公開。場内単身者ばかり6名と超閑散。初期の大傑作≪シックス・センス≫(これを超えられないジレンマあり)以降、ほぼ確実に2年毎に作品発表しているM・ナイト・シャマランの新作。人気歌姫のライブを楽しむ父と娘。実はこの父親はサイコな切り裂き魔だった・・・。ポスターの惹句≪巨大ライブ会場、3万人の観客、300人の警官、ひとりのサイコキラー、逃げ場ゼロ≫この監督の特徴だが、大きな風呂敷は拡げるも畳めなかったりオチがショボかったり。ご都合主義の展開はツッコミどころ満載どころか、物語は破綻している。但し、ジョシュ・ハートネット の熱演やサスペンス・シーンには工夫あり。更には監督の実娘が演じる歌姫(エンドクレジットで知った)の楽曲とライブシーンには感心した。まぁ金のかかった親バカのミュージックビデオを見たと思えば良いか。帰宅して兄貴分と2度目の散歩。住民税をコンビニで払う。夜は居間の2重サッシの見積チェック。

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退職記念ランチ会

2024-10-29 21:24:59 | 日記
10/29(火)曇り後雨
グッと涼しくなって秋らしい。散歩、朝食、清掃。正午までセカンドキッチンに篭ってひたすら調理。13:30旧同僚ふたりがやってきた。コーンスープとグリーンサラダ、ビーフシチュー、フルーツ盛り合わせ、〆にコーヒーとフルーツケーキ。トウモロコシを砕いて、牛すね肉を4時間煮込み、果実4種を選別、豆から挽いたコーヒーはコロンビア。この豪華フルコースは郊外のビストロでは5千円は値付けできるだろう。普段は自画自賛するのだが、今回は称賛のコメントを対面で戴く。2時間半懇親して雨も降ってきたので愛車で池袋まで送った。夜はネットで総選挙の総括を視聴。
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政権交代なるか

2024-10-28 20:15:51 | 映画
10/28(月)曇り時々にわか雨
曇天の週明け。選挙結果は与党の大敗。それにしても投票率53%は酷い。もはや邦家は民主国家ではありませんな。若年層の政治無関心が特に顕著。ロシアや中国のような体制になった方が、皆々幸せに暮らせるのかもしれない。野党が連合して政権交代なるか。そんなことよりスーパースターの怪我の状態の方が気になる者が多いのかもしれない。昼前にふたつのスーパーで食材購入。午後はひたすら料理の下拵え。楽しい楽しい至福の時間。夜はYouTubeで関連動画を見て、あとはひたすら読書。
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日曜日には選挙へ行こう

2024-10-27 20:26:12 | 日記
10/27(日)曇り時々晴れ一時にわか雨
暑いのか涼しくなったのか良く判らない秋の空。寝坊して8時過ぎに起床。まず散歩、そして選挙、ゆっくり朝食、次いで居間でワールドシリーズ第2戦をTV観戦。正午過ぎに決着。午後は依頼してあった鍵屋の来訪をうける。概算費用は3万円から3万5千円程度とのこと。夕方、早めの夕食。圧力鍋で鯛の兜煮をつくる。付け合わせの野菜は大根のみ。ものの15分で調理完了。魚肉はふっくら、野菜はトロトロとなった。夜はYouTubeで映画監督・岩井俊二のロングインタビューを視聴。当初は小説家を目指し、次いで漫画家、更には映像系に進み、弱年の頃はカラオケ映像、アイドルのプロモーション映像などでパワハラ被害にあったこともあるそうな。自身の作品に対する解説も興味深かった。言語(表現)能力が極めて高い。

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退職記念麻雀

2024-10-26 21:26:16 | 日記
10/26(土)曇り
定刻起床。朝のルーティンを済ませて9時からはワールドシリーズ第1戦をTV観戦。11:00自宅を出て新宿まで。駅近くで縁起モノの昼食を摂って12:00ちょうどに東南口の雀荘入り。老人ばかりで満卓。現役の役職者が5分ほど遅れたが、いざ勝負。かつての同僚たちと1年ぶりに卓を囲む。序盤からパッとしない配牌で好機掴めず。ここぞの勝負にも悉く競り負けて運気変わらず。半荘4回、トップを獲ることもなく第三位。18:00前にお会計。諸物価高騰からゲーム代、飲食共に2割増しと云ったところか。帰宅してすっかり涼しくなった夜の公園を相棒と散歩。夜はYouTubeで調べものとひたすら読書。
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八犬伝

2024-10-25 21:05:26 | 映画
10/25(金)曇り
早朝小雨が降ったようで路面が濡れている。少し蒸し暑い。寝坊して8:00起床。ゴミ出し、散歩、朝食、清掃。愛車に乗って近所のシネコンへ出向く。11:45上映開始の邦画は本日初日。場内高齢者中心に5割以上の入り。タイトル通り、曲亭馬琴の≪南総里見八犬伝≫から材を取った山田風太郎の≪八犬傳≫が原作。監督は≪ピンポン≫で鮮烈な監督デビューを果たしたが、以降はあまりパッとしない曽根文彦。八犬伝のメインストーリーと戯作者・馬琴とその家族、絵師・北斎との交流が交互に描かれる。剣士ファンタジー【虚】と作者の艱難辛苦【実】の対比が見所となっている。2時間半の堂々たる巨編。CG・SFX満載のアクションと豪華俳優陣の競演。つまらなくはなかったが、何故か胸に迫るものがない。最も面白かったのは鶴屋南北との対峙場面。勧善懲悪を主題とする馬琴と忠臣蔵と四谷怪談で虚実を逆転せんとする南北。役所広司や内野聖陽が達者なのは当然として意外や栗山千明 のヒールぶりがよろしかった。1983年製作、薬師丸ひろ子主演の『里見八犬伝』が懐かしい。ネットで見直そうかしらん。
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わたしの見ている世界が全て

2024-10-24 21:02:10 | 映画
10/24(木)曇り
記録的な夏日が断続的に記録されている。本日も終日Tシャツ一枚でも汗ばむ。7:30起床。散歩、朝食、懸案の庭木の剪定を済ます。シャワーを浴びて垣根と同様に気分爽快。昼にカレーシチューとチーズとアボカドのサンド。夕方、駅前歯科で欠けた奥歯の治療。型を取り直すことになった。新しく取得した健康保険証を提示すると定年退職お疲れさまでした、と事務員に声をかけられた。向かいのカフェで新聞精読。夜は昨年公開のインディー系邦画を視聴。両親を亡くした兄弟姉妹4人のお話。森田想、中村映里子、中崎敏、熊野善啓の主要キャストをひとりでも知っているのなら相当な邦画通であろう。監督の佐近圭太郎は初コンタクト。但し制作会社(Tokyo New Cinema)の過去作は何本か観ている。渋い佳作が多い。本作も世相を巧みに取り込んだ家族の群像劇として良く出来ている。対人関係としての微妙な距離感が良い。過剰・饒舌なTVのホームドラマを観て時間をつぶすよりはナンボか為になる。



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To Leslie トゥ・レスリー

2024-10-23 20:19:48 | 映画
10/23(水)曇り一時にわか雨
10月下旬になっても少し蒸し暑い。寝坊して8:00起床。散歩、朝食。10:00家を出て元町・中華街まで地下鉄一本で1時間。駅前のカフェで時間調整して青龍門下でかつての同僚と合流。豪華中華ランチを摂って歓談。お互い同じ部署になったことはないが、不思議とウマが合い昔話に花が咲く。喫茶店で食後も懇親して14:00散会。15:30帰宅。夜はネットフリックスで昨年公開時に見逃していたインディー系洋画を視聴。ヒロイン演じたアンドレア・ライズボローがオスカーにノミネートされた作品。前半は宝くじで大金を当てたにもかかわらず、破産してアル中となったシングル・マザーの陰々滅々たるエピソードがこれでもかと紡がれる。後半、ようやくモーテルを経営する中年男に拾われ、艱難辛苦の末に再生を果たしてハッピーエンド。英国出身の演技派・ライズボロー、入神の演技がお見事でありました。

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歎異抄をひらく

2024-10-22 21:12:40 | 映画
10/22(火)曇り
7:00起床。肌寒い。散歩、朝食。8:30家を出て久しぶりに通勤時の地下鉄で池袋まで出張る。9:30~ハローワークで講習会を受講。大会議室には50名程度の老若男女が神妙な表情で講師の説明を聴く。11:30終了。カフェで一服。そういえばサンシャインには高校の同級生が働いている。ラインでランチに誘うとホイホイと降りてきた。彼の案内でビジネスゾーンの社員食堂でAランチ(唐揚げ定食)を食す。920円なり。14:30帰宅。15:30にはドアノブ交換を依頼していたリフォーム会社の営業がやってきた。夕方、相棒と2度目の散歩。夜はアマゾンプライムで2019年製作の邦画(アニメーション)を視聴。長くベストセラーを続けている啓蒙書の映像化。内容は、まぁ宗教法人のPR映画であるから想像の範囲内。人間の業や罪、愛欲などの親鸞の教えが弟子たちの苦悩と共に描かれる。歎異抄は未読だが、親鸞と唯円の関係は、10代のころ倉田百三の≪出家とその弟子≫を読んで甚く感銘を受けた記憶がある。あれは名著でありました。
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アシュラ

2024-10-21 21:14:31 | 映画
10/21(月)晴れ
働いてもいない(失業中な)のに週明けは気怠い。不燃物のゴミを出して相棒と散歩。朝食を摂って清掃。圧力釜で根野菜を煮ると20分ほどでトロトロになった。残ったデミグラスソースと合わせて昼食とする。BSでドジャース・リーグ制覇の試合を観る。今週末からヤンキースとのワールドシリーズ。10年1千億の大谷翔平の報酬は、この1年、観客動員、グッズ販売、スポンサー収入などで回収済みらしい。夕方、2度目の散歩とカフェでの一服。夜はアマゾンプライムで2012年製作のアニメを視聴。ジョージ秋山の漫画は1970年の少年マガジン掲載時に読んでいる。同年には≪銭ゲバ≫も発表され両作とも物議を醸した。本作は東映アニメーションによるフルCGらしいが、手書きっぽいタッチを残して芸が細かく丁寧な仕事振りである。後に≪浮浪雲≫や≪ピンクのカーテン≫など、ほのぼのとしたり、エロチックな成人路線で安定したが、この頃が一番過激な時代でありました。≪パットマンX≫や≪ほらふきドンドン≫などのギャグマンガの熱心なファンだった幼少の身としては仰天した記憶がある。アニメは原作に忠実な造りでラストも余韻があって良し。人間の残酷な業を描いた佳作だと思ふ。
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陰陽師0

2024-10-20 20:36:47 | 映画
10/20(日)晴れ
快晴なれど気温上がらず快適な一日。寝坊して8:30起床。明け方に一雨あったようで濡れた路面を散歩。朝食をガッツリとってネットで調べもの。リフォーム会社2社に見積依頼のメールを作成。先日、芝居見物に帯同した後期高齢者の知人から写真添付した日記がメールで送られてきた。セミプロだから写真の出来が良いのは当たり前だが、名所旧跡や芝居・映画の感想文も深い洞察に満ちて感服。見習うべき点が多く、かくありたし。夜はアマゾンプライムで今春見逃していた邦画を視聴。夢枕獏のベストセラーは若年時に何冊か既読。滝田洋二郎・監督、野村萬斎・主演の劇映画も鑑賞した記憶あり。本作は安倍晴明の【学生時代】を描いている。豪華俳優陣の芝居も良かったが、CG・SFXを駆使したセット・美術に感心。興行収入も10億超えだったそうで普通に面白かった。


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徒花-ADABANA-

2024-10-19 20:33:23 | 映画
10/19(土)曇り時々晴れ一時にわか雨
コロコロ変わる天候だが気温は30℃近くまで上がり蒸し暑い。10月中旬でも残暑と云うのか。散歩、朝食を済まして、チャリで近所のシネコンまで。10:55上映開始の邦画(仏国合作)には観客10数名と閑散。監督(脚本)の甲斐さやかはファーストコンタクト。キャスティングに釣られて鑑賞。近未来、クローン誕生により、資格者(富裕層?)のみに成りかわることが可能となる。発想はカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』と同じ。対象者が主人公で担当する臨床心理士がヒロイン。SF的設定だが近未来を感じさせるセットがあるわけではなく、地方のサナトリウム施設を思わせる。主人公の不安定な精神の振幅が過去の記憶と夢が交錯する。クローンと対峙するシーンがあるのは新味か。哲学的な問答や科白の多くは情緒的なもので、エンタメとは程遠い独特な雰囲気と何が訴えたいのか不明な迷路のような作品。絵は美しく、この手の作風が好みの方もおられよう。主演ふたり(井浦新と水原希子)の贔屓筋にはキャリアパスとして観ておくべき珍作。


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さようなら、シュルツ先生

2024-10-18 21:27:27 | 演劇
10/18(金)曇り時々雨
終日曇天時々降雨。夏日ではないが蒸し暑い。7:30起床。散歩、朝食、清掃。昼前に家を出てバスで高円寺まで。カフェで時間調整して劇場(高円寺・座)で帯同者と落ち合う。14:00劇団MODEの公演初日のゲネプロに立ち会う。帯同者はその道では有名な舞台写真家である。アシスタントと称してもぐりこんだわけである。この劇団の公演は2000年の≪アメリカ≫以来、カフカもの≪失踪者≫≪審判≫や別役実の≪マッチ売りの少女≫を観劇している。エンターテインメントである商業演劇とは一線を画した、いかにも文学的(新劇らしい)な様式美に彩られた2時間の舞台であった。ちなみにタイトルはポーランドの小説家で画家でもあったブルーノ・シュルツの作品からの引用。ストーリーはその諸作のコラージュである。シュルツはユダヤ人で1942年にゲシュタポにより殺害されている。終演後、劇場2階のカフェで帯同者と合評会。後期高齢者にしては精力的に芝居・映画を観ており、大いに刺激を受けた。18:30帰宅。兄貴分と夜の散歩。夜はドジャースVSメッツのダイジェストなどを視聴。
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チャチャ

2024-10-17 21:29:22 | 映画
10/17(木)曇り時々晴れ
記録的な夏日が続いて本日も終日Tシャツ一枚で過ごす。7:30起床。散歩、朝食、庭の草むしり。蚊も寄ってくるが払うと射す力もないのかどこかへ飛んで行った。BSで大谷翔平の豪快なスリーランホームランを観て思わず快哉をあげる。昼食に3日連続のビーフシチュー。さすがに少々飽きてくる。サイドメニュー(サラダ)に一工夫。夕方、相棒と2度目の散歩。公園では銀杏の果肉の腐臭と金木犀の甘い香りが混じってそれも秋の気配である。夜は近所のシネコンへ出向き先週末から公開のインディー系邦画を鑑賞。18:20の回は我のほかに中年の男性がふたり。互いに顔を見合わせて苦笑い。大きな声では云えないが、主演女優の密かなファンなのである。監督(シナリオも)は、まだ30代の酒井麻衣。既に10本以上の劇場作品とTVドラマを演出している気鋭だが、ファーストコンタクト。よくある恋愛モノかと思いきや、途中から語り手が変り、何度かのツイストを経て、まぁハッピーエンドとなる。後半のホラー要素が入ってくるところは賛否あろう。全体ではポップでカラフルな軽コメディだと思ふ。若い女流監督の才能と元気なヒロインに刮目した一本。スーパームーンを見上げて夜道を帰宅。


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