やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

クロヒメヤスデ?(山の神峠/南砺市[利賀村])

2017-04-13 03:27:50 | その他動物

(2013年5月上旬の観察記録です。)

2017/04/09に投稿したムカデの種類は布村さん(元富山市科学博物館)に教えていただきましたが、以前に撮ったムカデやヤスデの写真(2013年の6枚)が整理せずに放置してあることを思い出し、再度布村さんに写真を見ていただきました。この結果をご紹介します。

今回の写真について、布村さんからは、ヤスデの仲間でクロヒメヤスデに似ているが確かなことは分らないとご返事いただきました。

クロヒメヤスデについて、ウエブサイト『5.多足類』(千葉県生物多様性センター)では「体長約50mmになる大形の黒色のヒメヤスデ。頭部の両側の眼はそれぞれ約50個の単眼が8列に並ぶ。体は56前後の円筒状胴節からなり、各胴節の後縁は淡黄色を呈するために多数の縞模様に見える。各環節の下半分に縦溝線がある。雄の第1歩肢の後腿節は特に肥大し、剛毛束が内側にある。また第2歩肢の基節は特に大きい。朽木に集まり、キノコなど菌類を主食とするが、生活史は不明。湿度の高い森林に生息している。【分布】本州~九州。」とされています。

撮影は4年ほど前のことなので、詳しい状況はほとんど憶えていませんが、当時は枯れ木の樹皮下に潜む生きものに興味を持ち始めたころで、下の写真は山の神峠への道の途中にあった倒木の樹皮下に潜んでいたものだと思います。 

《腐朽の進んだ枯木に潜んでいたクロヒメヤスデ? 2013/05/09》


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アオズムカデ(県民公園頼成... | トップ | トビズムカデ(森林研究所樹... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他動物」カテゴリの最新記事