やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

スエヒロタケ(小杉神社/富山市小杉)

2024-04-09 03:53:02 | キノコ

小さな神社のモミ?の大木の幹に、スエヒロタケが生えていました。

私は、スエヒロタケをサルノコシカケの仲間とよく勘違いしますが、キノコ図鑑などを見るとヒラタケに近い場所に載せられているスエヒロタケ科のキノコだそうです。

ウェブサイト『きのこ図鑑/スエヒロタケ』の説明です。「スエヒロタケは様々な環境に適応‥世界的にも広範囲に分布‥乾燥にもある程度、適応できる生命力の強いキノコ‥。カサは直径が1~3cm位の大きさで形は‥半円形~扇形、表面の色は褐色でその上を灰色の荒い毛が覆って‥。‥ヒダのひとつひとつが縦に裂けて二重になって‥柄の部分はありません。」


《モミの幹に出ていたスエヒロタケ 2024/03/31》


《モミの幹に出ていたスエヒロタケ(ヒダが縦に裂けて二重に) 2024/03/31》


《モミの幹に出ていたスエヒロタケ(裏側) 2024/03/31》

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ヒラタケ(富山南総合公園/富山市友杉)

2024-02-29 06:12:56 | キノコ

今年の2月に見かけた生きものなどを紹介しています。

暖かくておだやかな午後、妻と富山南総合公園を散歩しました。この公園も、愛犬とも一緒によく散歩したところです。

園路のそばの立ち枯れした木の幹に、鼠色の大きなキノコが重なり合って生えていました。ヒラタケだと思います。ひだの色が茶褐色に変色していたので、発生してからかなり日が経っています。


《立ち枯れの幹に生えていたヒラタケ 2024/02/11》


《立ち枯れの幹に生えていたヒラタケ 2024/02/11》


《立ち枯れの幹に生えていたヒラタケ 2024/02/11》

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ハチノスタケ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2024-02-01 05:19:39 | キノコ

久しぶりに雪の公園に出かけてきました。8時ころから20㎝ほど積もった雪の中を2時間ほど歩き回りましたが、誰にも出会いませんでした。

ニシキギの老木に明るい褐色のキノコが付いていました。カサの裏側の孔口が大きくハチの巣状なので、サルノコシカケ科のハチノスタケだと思います。

自分のブログのカテゴリー「キノコ」を見てみると、いちばん最初に「ハチノスタケ?(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)」2022/12/20が出ていました。私が名前のわかるキノコはそれほど多くないのです…。


《ニシキギに出ていたハチノスタケ 2024/01/27》


《ニシキギに出ていたハチノスタケ 2024/01/27》


《ニシキギに出ていたハチノスタケ 2024/01/27》

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ハチノスタケ?(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-12-20 06:26:34 | キノコ

枯れたため伐採されたコブシの切り株に、くすんだ朱色のキノコが生えていました。管孔が細長いハチの巣状なのでハチノスタケかなと思いますが、自信はありません。


《コブシの切り株に生えていたハチノスタケ? 2022/12/12》


《コブシの切り株に生えていたハチノスタケ? 2022/12/12》


《コブシの切り株に生えていたハチノスタケ? 2022/12/12》

※ 強い冬型の気圧配置となり、12月中旬というのに東北~北陸(新潟県)を中心に大雪が降っています。でも、富山地方(12月14日初雪)は雪雲の流れから少しそれていて、昨夜10:00の段階で積雪20cm。生活に支障が出るような状況ではありません。これから本格的な冬。すぐにクリスマス寒波が来そうですが、大雪にならないよう願っています。


《散り残ったエゴノキの枯葉に積もった雪 2022/12/18》


《咲き始めたロウバイの花に積もった雪 2022/12/18》

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オオワライタケ?(富山市[大山町]東黒牧)

2022-11-07 05:37:48 | キノコ

富山市の南部(旧大山町)、富山国際大学のキャンパスなどが点在する東黒牧台地に、下刈りされた小さな雑木林が道路沿いにあります。歩きやすいので、ときどき歩きに来ます。

この雑木林のコナラの根元に、明るい茶色で、おいしそうな(私はキノコの同定に自信がないので、原則野生のキノコは食べません)キノコの株が出ていました。塊の大きさは20cmほどです。図鑑などをみると、オオワライタケかなと思いますが、自信がありません。

『カラー版きのこ図鑑』のオオワライタケの項には、こう説明されています。
「初夏~秋に広葉樹、針葉樹の朽ち木上に単生~束生。傘は中型~大型、黄色の地に帯黄褐色~橙黄色の繊維状鱗片に覆われる。ひだは明るいさび褐色、密、直生~やや垂生。肉は淡黄色~帯褐黄色で苦い。柄は傘より淡色で繊維状、淡黄色の膜質のつばがある。幻覚性の中毒をおこす。…本種に類似の菌が何種かあり、今後検討を要する。」

このキノコは、生きたコナラの根元に出ており、(シイタケやヒラタケなどのように)枯木の材から出ているのではなく、土から出ているような気がします。肉の味は確かめていませんが、同じような状況で生えていたキノコは猿倉山でも何度か見かけており、気になります。
キノコに詳しい方がおられれば、教えていただければ幸いです。


《生きたコナラの根元に出ていたオオワライタケ?の株 2022/11/03》


《オオワライタケ?が根元に出ていたコナラ 2022/11/03》


《生きたコナラの根元に出ていたオオワライタケ?の株 2022/11/03》

 


《生きたコナラの根元に出ていたオオワライタケ?の株 2022/11/03》


《生きたコナラの根元に出ていたオオワライタケ?の株 2022/11/03》


《生きたコナラの根元に出ていたオオワライタケ? 2022/11/03》


《生きたコナラの根元に出ていたオオワライタケ? 2022/11/03》

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ヤマブシタケ(富山市[大山町]東黒牧)

2022-11-04 05:56:15 | キノコ

富山市の南部(旧大山町)、富山国際大学のキャンパスなどが点在する東黒牧台地に、下刈りされた小さな雑木林が道路沿いにあります。歩きやすいので、ときどき歩きにきます。

この雑木林で、横たわった古い倒木の下側に、拳ほどの大きさの白いものを見つけました。太い針のようなものが密に突き出たような独特な形をしたヤマブシタケです。

ヤマブシタケは、近年、食用キノコとして栽培・販売されているようです。


《下刈りされた小さな雑木林 2022/11/03》


《倒木から出ていたヤマブシタケ 2022/11/03》


《倒木から出ていたヤマブシタケ 2022/11/03》


《倒木から出ていたヤマブシタケ 2022/11/03》


《ヤマブシタケの断面 2022/11/03》

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ヒラフスベ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-10-22 05:04:34 | キノコ

猿倉山に出かけると、いつも立ち寄るところ。そこは林の中の小さなキャンプ場です。少し前までは、利用者はほとんどいなかったような気がしますが、昨今のキャンプブームでいつ行っても誰かがキャンプしていて、気兼ねでゆっくり生きもの観察ができにくくなりました。

このキャンプ場に、キツツキの開けた大きな穴のある1本の枯木が立っています。この枯木から、黄白色、饅頭形、大きさは拳の半分くらいのキノコが出ていました。硬い弾力があり、割ってみると中はぎっしり詰まっています。

帰宅後、写真をもとに、(地生ではないのですが)腹菌類にあたりをつけて調べましたが、該当するものがありません。

「枯れ木に出てくるキノコ」「ボール状」で検索すると、「ボール状のキノコ」を紹介したサイトに、それらしきものがありました。ヒラフスベです。

ヒラフスベは、サルノコシカケ科アイカワタケ属のキノコで、夏の初めから梅雨時にかけて広葉樹の枯れ木上に発生を始め、発生し始めは弾力があるが、時間がたつと砕けやすくなってしまいます。キノコはこぶ状、表面の色は初めレモン色、後には褐色になり、古くなると内部が粉状になってしいます。
(ウェブサイト『JATAFF/読み物コーナー/ボール状のキノコ』など参照)


《枯れ木に出ていたヒラフスベ 2022/10/21》


《枯れ木に出ていたヒラフスベ 2022/10/21》


《枯れ木に出ていたヒラフスベ 2022/10/21》


《枯れ木に出ていたヒラフスベ 2022/10/21》


《枯れ木に出ていたヒラフスベ(割ったところ) 2022/10/21》


《猿倉山森林公園のキャンプ場 2022/10/21》

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マンネンタケ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-08-18 05:32:14 | キノコ

広葉樹の切り株から、マンネンタケが出ていました。まだ若いキノコで、成熟すると傘の表面が光沢のある赤褐色になります。

ここ数年、同じ切り株からマンネンタケが発生しています。


《広葉樹の切り株から出ていたマンネンタケ 2022/08/17》


《広葉樹の切り株から出ていたマンネンタケ 2022/08/17》


《広葉樹の切り株から出ていたマンネンタケ 2022/08/17》

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オオワライタケ?(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2021-11-05 08:44:26 | キノコ

昨日のヒラタケに続き、今回も同定に自信のないキノコの仲間の紹介です。間違っていれば、ご指摘ください。(とは言っても、キノコ以外は同定に自信があるという訳ではありません…。)

カタクリの花の鑑賞のため林床を管理されたコナラの林を歩きました。虫たちはもちろん、時期が遅かったせいか?キノコ類もほとんど見当たりません。でも、立ち枯れた2本のコナラの根元に、黄褐色の立派なキノコが固まって生えているのが遠くからでもわかりました。一見してオオワライタケかなと思いました(私は、直観で生きてきて、詰めが甘いのです)。

オオワライタケは、初夏~秋に、広葉樹、針葉樹の朽ち木に単生~束生するフウセンタケ科チャツムタケ属の中型~大型のキノコ。「傘」は、黄色の地に帯褐黄色~橙黄色の繊維状鱗片に覆われます。「ひだ」は、明るいさび褐色、密で、直生~やや垂生。肉は淡黄色~帯褐黄色で苦い。「柄」は、傘より淡色で繊維状、淡黄色の膜質の「つば」があります。幻覚性の中毒を起こします。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

オオワライタケについて、以前(2010/10/15)に頼成の森で写したオオワライタケとは、どこか違う感じがします。(特に、柄にあるはずの淡黄色で膜質の「つば」が見当たらないような気がします。)また、以前、キノコの専門家から、「噛んで苦ければオオワライタケ」と聞いたような気がしますが、写真のキノコでは噛むことも匂いを嗅ぐこともできません。


《立ち枯れたコナラの根元に生えていたオオワライタケ? 2021/10/29》


《立ち枯れたコナラの根元に生えていたオオワライタケ? 2021/10/29》


《立ち枯れたコナラの根元に生えていたオオワライタケ? 2021/10/29》


《立ち枯れたコナラの根元に生えていたオオワライタケ? 2021/10/29》

※ 『JAFMATE2021/11』巻頭の「幸せって何だろう」。「しあわせの呪縛」と題した、脚本家・北川悦吏子さんのエッセイ。
  「…私が口に出して『しあわせ~』と言うのは、仕事した後のお風呂上がりのビールだったり、友達とシャンパンで乾杯して美味しいものを食べた時…
   …なんだ。わりと、ささやか。
   …『しあわせ』という言葉に大仰な意味を持たせすぎでは?しあわせの呪縛……
   もしかして、しあわせは目指すものではないんじゃないか、という気がしてくる。
   なんとか日々を生きてれば、…自然について来るのではないか?おまけみたいに。
   …自分なりに真面目に人生を生きようとする人には、…しあわせは、ひょいっと顔を覗かせるものだと思う。どんな人にでも。」

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ヒラタケ?(富山県空港スポーツ緑地/富山市秋ケ島)

2021-11-04 04:39:10 | キノコ

シダレヤナギの太めの枯れ枝に、径10㎝ほどの灰色のキノコが重なり合って生えていました。かなり乾燥しています。雰囲気からすると、自信はありませんがヒラタケではないかと思います。

ヒラタケは、春と晩秋に、ブナその他種々の広葉樹の倒木上や枯木などに多数重生するヒラタケ科ヒラタケ属の中型~大型のキノコ。「傘」は、初め饅頭形のち貝殻形~半円形で、表面は平滑で湿り気をおび、初め黒色から暗灰色、のち灰色。「ひだ」は密で白色~灰色。「柄」「柄」は短く、側生~中心生ときに不明瞭。肉厚で歯ごたえもよく、優秀な食菌。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《シダレヤナギの太めの枯れ枝に生えたヒラタケ? 2021/10/30》


《シダレヤナギの太めの枯れ枝に生えたヒラタケ? 2021/10/30》

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エゴノキタケ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-07-20 12:53:04 | キノコ

梅雨時は、秋霖の時期に次いでキノコの発生が多い時期です。樹木園でもキノコはたくさん見られますが、同定ができないので、紹介できるものはわずかです。

エゴノキタケは「ひだ」が粗いなど特徴的な姿形をしているため、同定しやすいキノコで、エゴノキ属の枯れ木などに生えます。


《粗いひだが特徴的、エゴノキに生えたエゴノキタケ(赤で囲んだのはエゴノキの実) 2020/07/19》


《粗いひだが特徴的、エゴノキタケに生えた 2020/07/19》


《エゴノキタケの傘の表面の環紋 2020/07/19》

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シイタケ(?)(白萩川周辺/上市町伊折)

2020-05-17 04:20:19 | キノコ

何10年ぶりかで劔岳の登山基地、馬場島周辺に出かけました。

白萩川を作業用道路に沿って歩いていると、小さな流れのそばの立ち枯れの木にキノコが3個出ています。シイタケのようですが、何しろキノコには自信がありません。だいぶ乾燥して、半生の状態でした。
持ち帰って、干しシイタケにして(独りで)食べてみようと思っています。


《立ち枯れの木に出ていたシイタケ(?) 2020/05/15》


《立ち枯れの木に出ていたシイタケ(?) 2020/05/15》


《立ち枯れの木に出ていたシイタケ(?) 2020/05/15》


《立ち枯れの木に出ていたシイタケ(?) 2020/05/15》


《持ち帰って干しシイタケに…》

※ 今から50年近く昔の話になります。たぶん私が学校を出て勤め始めた最初の年か2年目の年の冬だったかと思います。第1次南極観測隊の設営隊員だったY.S.さんから誘われ、仕事納めの後、2泊3日の日程で馬場島に出かけました。伊折から馬場島まで狭い車道を歩いて約2時間。積雪は20~30㎝(よく覚えていませんが)と少なかったのですが、もちろん除雪はされていません。誰の歩いた跡もありませんでした。
  馬場島野営場管理所で泊めてもらい、安次さん手料理の熊鍋とストーブで焼いた熱々の生シイタケ(風呂場で出したもの)を味わったことは今でもよく覚えています。(馬場島周辺はすっかり様変わり。野営場管理所も馬場島荘も当時のものは残っていません。)


《現在の馬場島荘と県警山岳警備隊馬場島警備派出所 2020/05/15》

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タマゴタケ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2019-07-11 10:19:42 | キノコ

葉が広がって薄暗くなった林の中を歩いていると、足元に何か鮮やかなオレンジ色のものがあるのに気づきました。近づいてみると、タマゴタケでした。

タマゴタケはテングタケ科テングタケ属の中型~大型のキノコで、非常においしいそうです(私自身は食べたことがありません)。


《林の中に生えていたタマゴタケ 2019/07/10》 


《林の中に生えていたタマゴタケ 2019/07/10》  


《林の中に生えていたタマゴタケ 2019/07/10》  


《林の中に生えていたタマゴタケ 2019/07/10》  

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ハラタケ⁇(県総合運動公園/富山市南中田)

2019-06-13 03:11:17 | キノコ

妻が新しいウオーキングシューズを買ったので、晴れ間を見つけて、足慣らしの散歩に出かけました(ラッキーなことに、この日は、帰宅後に猛烈な雷雨になり、夜まで続きました)。

犬を連れて園路を歩いていると、広々とした芝生の中に、白く光るものが点々と落ちていました。プラスチックゴミでも放置してあるのじゃないかと最初は思いましたが、通り過ぎてから「もしかして?」と思い直して確認に行きました。ゴミではなく、真っ白いキノコが生えていました。半楕円形を描くのように生えており、直感は「ハラタケ」の仲間でした。

帰宅後、ウエブサイトで芝生で見かけるキノコのことなどを調べると、やはりハラタケに辿り着きました。

ハラタケは、春から秋に、肥沃な草地や芝生に発生し、しばしば菌輪を作るハラタケ科ハラタケ属のキノコです。「傘」は直径5~10㎝、初め半球形から饅頭形になり、のちに平に開きます。表面はほぼ白~帯黄色で、絹状の光沢があります。「肉」は、傷つくと多少紅変します。「ひだ」は密で初め淡紅色、のち紫褐色~黒褐色になります。「柄」の表面は白色で絹糸状、「つば」は柄の上部または中ほどにつきます。栽培されているマッシュルームの仲間の優秀な食菌で、全体の味や香りはマッシュルームと大差ないそうです。(『山渓カラー名鑑日本のきのこ』参照) 

ただし、キノコの同定にはまったく自信がありませんので、(⁇)付きです。


《公園の芝生に生えていたハラタケ?の菌輪 2019/06/11》 


《公園の芝生に生えていたハラタケ?の菌輪 2019/06/11》


《公園の芝生に生えていたハラタケ? 2019/06/11》

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頼成の森のキノコ(160)ワタゲナラタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-05 06:29:23 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ワタゲナラタケは、初秋に、雑木林地上や林道脇の草地などに単生または少数束生するキシメジ科ナラタケ属の小型~中型のキノコです。「傘」は初め半球形でのちに丸山形、表面は淡橙褐色~茶褐色、暗褐色のやわらかい綿毛状~繊維状の脱落しやすい鱗片を散在しています。「ひだ」は帯淡褐白でやや疎です。「柄」は淡褐白色、繊維状、消失性の「つば」があります(『カラー版きのこ図鑑』参照) 


《ワタゲナラタケ 2010/10/15》


《ワタゲナラタケ 2010/10/15》

※ 今回(160回)で、2009年4月から2011年3月にかけて県民公園頼成の森で見かけ写真に採っていたキノコの紹介は終わりです。頼成の森には、まだこの数倍以上のキノコが生育していると思います。このブログが頼成の森のキノコを知る足掛かりになれば、幸いです。

  この頼成の森のキノコ以外にも、以前に撮りため、まだブログなどで紹介していないものがいくつかあります。脳梗塞後遺症のため思うように動かせない老齢化が進む身体の持ち主としては、データとしては新しくありませんが記録としては一定の意味があると思いますので、これらを折を見て紹介していきたいと思います。(ただ、今となれば、引っ越しの際、数100本あった4年かけて写した立山の自然のスライドフィルムを処分してしまったのが、心残りです…。)

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