雪が積もると、ふだんなかなかその存在を確認できない夜行性の哺乳動物の動きを、雪の上に残された足跡などによって知ることができます。
この間、久しぶりに富山市営農サポートセンターに出かけました。20~30cmの雪が積もっていました。雪の上に、写真のような足跡と糞が残されていました。4本の指跡と爪跡が残っていること、歩行のパターンがほぼ一直線であることなどから、キツネの足跡ではないかと思います。しかし、それほど広くない所なので、キツネがその中だけで生息できる可能性は低く、周辺は農耕地です。
動物の足跡などについての本はいくつもありますが、「哺乳類のフィールドサイン観察ガイド」(文一総合出版)はわかりやすい本です。
《キツネ?の足跡 2012/01/07》
《キツネ?の糞 2012/01/07》