2003~2009年に、富山県中央植物園で見かけた生きものを、紹介しています。
今回は、ハシボソガラスです。中央植物園の南池の縁にはヨシの群落があり、毎年、初夏にになるとオオヨシキリがやってきて繁殖します。オオヨシキリは一夫多妻で、オスの縄張りに内に複数のメスが巣(数本のヨシを軸にしたお椀型の巣)を作ります。
「ギョギョシ ギョギョシ 」とオオヨシキリの鳴き声が聞こえるようになると、カッコーの鳴き声も聞こえてくるようになります。カッコーはオオヨシキリに托卵するので、注意して観察しましたが、カッコーのものらしき卵は見つかりませんでした(カッコーは、オオヨシキリのほかモズ、ホオジロ、ハクセキレイ、キセキレイ、セッカ、オナガなどに托卵します)。
《オオヨシキリの巣 2007/06/11》
《オオヨシキリの巣 2007/06/11》
《オオヨシキリの巣 2007/06/13》
《オオヨシキリの巣 2007/06/13》
《オオヨシキリの巣と卵 2007/06/18》
《オオヨシキリの巣と卵 2007/06/18》
《オオヨシキリの巣 2007/06/26》
《オオヨシキリの巣と卵 2007/06/26》
※ 12月の中央植物園(5)
《イソギクの花 2007/12/08》
《コブクザクラの花 2007/12/08》
《ジュウガツザクラの花 2007/12/08》
《ウメモドキの実 2007/12/08》