園内を歩いていると、足元の草むらにアキアカネがとまっていました。
アキアカネは代表的な赤トンボですが、羽化したばかりの成熟していない時は橙色です。アキアカネはナツアカネと似ていますが、胸側の第1黒条の先端が、アキアカネでは尖るのに対しナツアカネは角状に近いことなどで見分けられます。
《草むらにとまっていたアキアカネ 2016/06/20》
《草むらにとまっていたアキアカネ 2016/06/20》
園内を歩いていると、足元の草むらにアキアカネがとまっていました。
アキアカネは代表的な赤トンボですが、羽化したばかりの成熟していない時は橙色です。アキアカネはナツアカネと似ていますが、胸側の第1黒条の先端が、アキアカネでは尖るのに対しナツアカネは角状に近いことなどで見分けられます。
《草むらにとまっていたアキアカネ 2016/06/20》
《草むらにとまっていたアキアカネ 2016/06/20》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アラゲカワキタケは、ヒラタケ科カワキタケ属のキノコで、春から初夏にかけて広葉樹の倒木や枯れ木、切り株などに群生します。傘の表面は粗毛に密に覆われ、初め饅頭形でその後開いて漏斗形になります。肉は強靭で、食用にはなりません。(『カラー版きのこ図鑑』参照)
頼成の森では、当時、カシノナガキクイムシの被害を受けたコナラがあちこちで伐倒されていました。
《コナラの伐倒木に発生したアラゲカワキタケ 2009/06/19》
《コナラの伐倒木に発生したアラゲカワキタケ 2009/06/19》
池の周りを歩いていると、シャクナゲの葉にノシメトンボがとまっていました。ノシメトンボを見かけるのは、今年初めてです。
ノシメトンボは、翅端に褐色部がある赤トンボです。このようなトンボは数種類いますが、「ノシメトンボは胸側の第1黒条が上縁に完全に届くこと、リスアカネは胸側の第1黒条が完全に上縁に届かないこと、コノシメトンボは胸側の第1黒条と第2黒条がつながっていること」(ウェブサイト『神戸のトンボ/日本産トンボリスト/ノシメトンボ』(2016/06/29)などで区別ができます。
《池の傍のシャクナゲの葉にとまるノシメトンボ 2016/06/20》
《池の傍のシャクナゲの葉にとまるノシメトンボ 2016/06/20》
《池の傍のシャクナゲの葉にとまるノシメトンボ 2016/06/20》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アミタケは、イグチ科ヌメリイグチ属の食用として人気の高いキノコで、夏から秋にかけてアカマツなど二針葉マツ林の地上に発生します。傘は肉桂色から黄土色で粘性があり、肉は煮ると紫色になります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)
頼成の森のアカマツ林は少なくなりましたがまだ尾根部などに残されており、毎年アミタケの発生する所もあります。また、アミタケは、北陸では「しばたけ」として非常に好まれるキノコです。
《アミタケ 2009/10/22》
《アミタケ 2009/10/22》
《アミタケ 2009/10/27》
《アミタケ 2009/10/27》
富山市南部にあるショッピングセンターの柱で、ツバメが巣作りを始めていました。富山の2016年のツバメ初見日は3月29日なので、この営巣は2回目以降あるいはやり直しの営巣だと思います。『ウィキペディア/ツバメ』(2016/06/28)には、「1回目繁殖に成功したつがいあるいは失敗したつがいのうち、詳細は不明であるが、相当数のつがいがその後2回目あるいはやり直しの繁殖をする』とあります。
(再営巣し始めたツバメ 2016/06/11》
(再営巣し始めたツバメ 2016/06/11》
《抱卵?するツバメ 2016/06/25》
《抱卵?するツバメ 2016/06/25》
《ツバメの巣の下に掲げられた注意書き 2016/06/25》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アミスギタケは、サルノコシカケ科タマチョレイタケ属のキノコで、春から秋にかけて広葉樹の枯れ木に発生します。スギの名がついていますが、針葉樹のスギからは発生しないようです。傘は円形で中心は浅く窪み、表面はベージュ色で褐色の小鱗片で覆われます。(『カラー版きのこ図鑑』参照)
《切り株から発生したアミスギタケ 2016/08/26》
《切り株から発生したアミスギタケ 2016/08/26》
「生きたクワガタの仲間を来園者に見せたい」と捕獲を依頼されたヒラタクワガタ♂を届けにいくついでに、頼成の森に寄りました。数年前には樹液の発酵する匂いがあたりに漂い、昼でもカブトムシやノコギリクワガタ、ミヤマクワガタがやってきていたコナラの木は、すべて枯れてしまっていました。
雨で一層滑りやすくなった山道を慎重に歩いていると、足元の茂みからヒョウモンエダシャクが飛び出しました。ヒョウモンエダシャクの翅は、白地に黒色の紋が散りばめられ、後翅の外側半分が黄色です。特徴的な模様から識別は容易なようなので、大丈夫だと思います…。
《ヒョウモンエダシャク 2016/06/26》
《ヒョウモンエダシャク 2016/06/26》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アシナガイグチは、オニイグチ科キクバナイグチ属の柄(足)の著しく長いのが特徴のキノコです。秋に、シイ・カシ林などの地上に生えます。傘は半球形~饅頭形、赤褐色~栗褐色、弱い粘性があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)
《 柄(足)が著しく長いアシナガイグチ 2010/09/29》
《 柄(足)が著しく長いアシナガイグチ 2010/09/29》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アシグロタケは、サルノコシカケ科タマチョレイタケ属の多孔菌で、孔口はごく微細です。秋に広葉樹の枯れ木に発生し、傘は円形~さじ形で、柄は名前の謂れのように全体に黒褐色をしています。(『カラー版きのこ図鑑』参照)
《アシグロタケ 2010/10/15》
《黒褐色の柄が特徴のアシグロタケ 2010/10/15》
トンボの羽化殻などを探しながら池の縁を歩いていると、ヤマカガシに出会いました。動かずにじっと見ていると、頭を持ち上げてじっとしています。でも、こちらが動き出すと、池の中に逃げていきました。
この日は、小さな池の周りを一周する間に、このヤマカガシ以外に2匹のシマヘビに出会っつてしまいました(ヘビに出会うと、どうしてもドキッとしてしまいます)。
《頭を持ち上げるヤマカガシ 2016/06/15》
《頭を持ち上げるヤマカガシ 2016/06/15》
《シマヘビ 2016/06/15》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アキヤマタケは、ヌメリガサ科アカヤマタケ属のレモン色で小型のキノコです。傘は、初め饅頭型から平に開き、中央部がやや窪みます。また、表面には粘性があり、周囲に条線があらわれます。秋に林地に発生します。(『カラー版きのこ図鑑』参照)
《アキヤマタケ 2010/10/22》
《アキヤマタケ 2010/10/22》
《アキヤマタケ 2010/10/22》
《アキヤマタケ 2010/10/22》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アカヤマタケ属の一種はヌメリガサ科のキノコです。2016/06/23で紹介した「頼成の森のキノコ(5)アカヤマタケ属の一種①」と同じ種かどうかは不明です。
《アカヤマタケ属の一種 2010/09/23》
《アカヤマタケ属の一種 2010/09/23》
石積みの上でトカゲが日光浴?をしていました。トカゲが本当に日光浴をしていたのか、餌を狙っていたのか、リラックスしていたのかはわかりません。
また、トカゲとしましたが、ウェブサイト『ウィキペディア/ニホントカゲ』には「ニホントカゲ(Plestiodon japonicus)は、…本州西部から大隅諸島にかけての西日本に分布し、東日本やロシア極東には姉妹種ヒガシニホントカゲが、伊豆半島から伊豆諸島にかけては近縁のオカダトカゲが分布する。これら3種は相互に外見がそっくりなため長年にわたって単一種として扱われてきたが分子系統解析などの手法により分類されるようになった」(2016/06/24)とあるので、このトカゲは場所からするとヒガシニホントカゲなのでしょうか。
巣に尾を入れたままで、何かあればすぐに穴の中に逃げ込む体勢でいたようです。産卵の際は石や倒木等の下に巣穴を掘るようですが、ふだん自分で掘った巣穴に生活しているのかどうかもよくわかりません。
「…ようです」「…そうです」など、わからないことばかりです。
《石積みの間の穴から出て日に当たるトカゲ 2016/06/04》
《尾は穴に残したまま石積みの間の穴から出て日に当たるトカゲ 2016/06/04》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アカヤマタケ属ザラツキヤマタケ亜節の一種はヌメリガサ科のキノコです。
《 アカヤマタケ属ザラツキヤマタケ亜節の一種 2009/06/01》
《 アカヤマタケ属ザラツキヤマタケ亜節の一種 2009/06/01》
2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
アカヤマタケ属の一種はヌメリガサ科のキノコです。
《アカヤマタケ属の一種 2009/04/06》
《アカヤマタケ属の一種 2009/04/06》