やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ヒメスズメバチ(巣?)(森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2014-10-31 03:44:19 | 昆虫類

(6月上旬の観察記録です。)

林内の伐開地で、ヒメスズメバチが小さな穴の縁にとまり、様子をうかがってから土中に入っていきました。中に巣を作っているのかも知れません。

ヒメスズメバチの「営巣場所は屋根裏や物置の中、土中などの閉鎖的な場所です」。(ウェブサイト『都市のスズメバチ』2014/10/31)。http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/vespa_d2.htm

《土中に入るヒメスズメバチ 2014/06/07》

《土中に入るヒメスズメバチ 2014/06/07》

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ヤマサナエ♂(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2014-10-29 06:52:05 | 昆虫類

(6月上旬の観察記録です。)

トンボ池から流れ出る細流の周辺では、翅を広げてとまっている中型のサナエトンボをよく見かけます。サナエトンボの特徴の一つは、左右の複眼が接していないことです。

サナエトンボはよく似た種が多くて区別に困りますが、〈中型で翅胸部前面にL字状の太い黄斑があること〉、〈♂の尾部上付属器が下付属器とほぼ同じ長さなこと〉、〈頼成の森周辺の分布状況〉などから、ヤマサナエだと思います。

ヤマサナエは、「県西部から中部を中心に広く分布するが、山間部では局所的で…標高が500mを超えると見られなくなることが多い」(『富山県のトンボ』)です。

《岩の上で縄張りを見張るヤマサナエの♂ 2014/06/04》 

《岩の上で縄張りを見張るヤマサナエの♂ 2014/06/04》

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スズメ(被食)(富山市)

2014-10-29 05:22:44 | 鳥類

庭に、何者かに食べられたスズメと思われる小鳥の翼の一部が落ちていました。残された肉がまだ赤いので、つい最近のことではないかと思います。このあたりでスズメを食べる鳥は、ハシボソガラス、モズ、ヒヨドリあたりでしょうか?

《スズメ?の翼の一部 2014/10/27》 

 《スズメ?の翼の一部 2014/10/27》

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チャバネツヤハムシ(乱橋池/氷見市宮田)

2014-10-28 04:44:29 | 昆虫類

(5月下旬の観察記録です。)

頭、胸部が黒く、上翅は光沢のある茶色と、印象的なツウトーンのハムシがいました。近づけなくて接写できませんでしたが、チャバネツヤハムシではないかと思います。

《チャバネツヤハムシ 2014/05/25》 

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コブシハバチ(幼虫)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2014-10-27 11:25:20 | 昆虫類

(6月上旬の観察記録です。)

コブシの葉を丸々太ったイモムシの集団が食べていました。頭部が黒く背面は灰色、腹面は黄色、コブシの葉を集団で食べていたので、コブシハバチの幼虫だと思います。 

《コブシの葉を食べるコブシハバチの幼虫 2014/06/05》 

 《コブシの葉を食べるコブシハバチの幼虫(葉裏の様子) 2014/06/05》 

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ヒラタアオコガネ(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]羽根)

2014-10-26 05:29:07 | 昆虫類

(5月下旬の観察記録です。)

前翅に縦縞のある緑色のコガネムシが、ヒメジョオンの花にきていました。前胸背板や腹面に長い毛が生えているので、ヒラタアオコガネだと思います。

《ヒメジョオンの花にとまるヒラタアオコガネ 2014/05/24》

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オオトビモンシャチホコ(幼虫)(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]羽根)

2014-10-25 04:16:09 | 昆虫類

(5月下旬の観察記録です。)

山道を歩いていると、コナラの枝先の葉が丸坊主にされ、オオトビモンシャチホコの赤褐色の幼虫が団子状に群がっていました。

オオトビモンシャチホコの幼虫の食草は、コナラやクヌギなどブナ科の樹木です。

《群らがってコナラの葉を食べ尽くすオオトビモンシャチホコの幼虫 2014/05/24》

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ビロウドツリアブ(牛岳/富山市[山田村])

2014-10-24 05:36:42 | 昆虫類

(5月中旬の観察記録です。)

早春に陽のあたる山道を歩くと、ホバリングする虻によく出会います。ビロード状の毛で覆われ、口吻が長いビロウドツリアブです。

ビロウドツリアブの幼虫は、ヒメハナバチ科の幼虫に寄生するそうです。

《ビロウドツリアブ 2014/05/18》 

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アジアイトトンボ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2014-10-23 03:59:16 | 昆虫類

(5月中旬の観察記録です。)

同定が苦手です。特にイトトンボの仲間は小さいので、避けてきました。標本にして、きちんと比較しない(できない)からだと思います。

池の周辺には数種類のイトトンボの仲間が生息していますが、一目でわかるのはキイトトンボくらいで、あとの種の同定には自信がありません。

アジアイトトンボは、「県下に広く分布し、個体数も多い」(『富山県のトンボ』。以下同じ。)イトトンボです。「平地から山地にかけての挺水植物の繁茂する池沼や湿地に生息」するイトトンボです。

アオモンイトトンボと似ていますが、「♂は腹部青色斑の位置」(写真の赤矢印。アジアでは腹部第9節全体が青色、アオモンでは腹部第8節全体が青色)で区別できるようです。また、同じように橙色をした未熟な♀では、「腹部第2節背面の黒斑が前節まで延びることなどで区別」できるようです。

《アジアイトトンボ♂ 2014/05/13》 

 《アジアイトトンボ♀ 2014/05/13》

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オオゴキブリ(幼虫)(呉羽丘陵/富山市古沢~西金屋)

2014-10-22 04:22:46 | 昆虫類

(5月上旬の観察記録です。)

立ち枯れしたコナラなどの樹皮の下を見ていると、黒光りするオオゴキブリの幼虫が数頭でてきました。

オオゴキブリは、富山市[細入村]でも確認しています。http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/2d43082b74eb2b947901942f05cfd423

《立ち枯れ木の樹皮下にいたオオゴキブリの幼虫 2014/05/10》

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ニホンカワトンボ(呉羽丘陵/富山市古沢~西金屋)

2014-10-21 04:27:01 | 昆虫類

(5月上旬の観察記録です。)

春に呉羽丘陵の山道を歩いていると、近くの細流で発生したカワトンボによく出会います。

カワトンボ属の分類、同定はややこしくてむずかしくて、よくわかりませんが、現在では「ニホンカワトンボ」(←オオカワトンボ、ヒガシカワトンボ)と「アサヒナカワトンボ」(←ニシカワトンボ)の2種に落ち着いたようです。

アサヒナカワトンボは、「本州中部地方では♂♀ともに通常無色透明の翅を持つ」(『富山県のトンボ』)のようなので、橙色翅型も見かけるここのカワトンボはニホンカワトンボだろうと思います。ちなみに、ウェブサイト『トンボBIOTOPE富山県氷見市宮田“乱橋池周辺”』(2014/10/21)にはアサヒナカワトンボ(旧ニシカワトンボ)は「呉羽丘陵では記録がなく」と書かれています。「http://www.city.himi.toyama.jp/~35200/biotope/Mnais%20pruinosa%20pruinosa%20Selys.htm

《ニホンカワトンボ♂ 2014/05/10》

《ニホンカワトンボ♀ 2014/05/10》

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ヤマトゴキブリ♀(県民公園太閤山ランド/射水市[小杉町]黒河)

2014-10-20 06:28:26 | 昆虫類

(6月上旬の観察記録です。)

スギの大木の樹皮下に、ヤマトゴキブリが潜んでいました。

ヤマトゴキブリは、ゴキブリの仲間では「唯一の日本土着の害虫種」で、「野外生息性も強く、住宅付近の雑木林の樹液でも生活しています」(『ゴキブリの話』)。屋内ゴキブリの代表種であるクロゴキブリとよく似ていますが、♀は翅が腹節背面の半分くらいしかありません。

《スギの樹皮下に潜んでいたヤマトゴキブリ♀ 2014/06/04》

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ウラナミシジミ(神通川左岸/富山市[婦中町]上轡田)

2014-10-19 15:50:07 | 昆虫類

ウラナミシジミに会いたいと思えば、秋に、葛の生えた河原に出かけるに限ると思います。 

《ウラナミシジミ 2014/10/04》

 《ウラナミシジミ 2014/10/04》

《ウラナミシジミ 2014/10/04》

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キバラヘリカメムシ(空港スポーツ緑地/富山市秋ケ島)

2014-10-18 07:08:52 | 昆虫類

公園にはマサキがたくさん植えてあるので、以前から、マユミなどニシキギ科の植物に集まってくるキバラヘリカメムシがいないかと探していました。この日も、遊歩道を歩きながら、注意して道沿いのマユミの葉を見ていくと、1本のマユミでキバラヘリカメムシの成虫と幼虫を見つけました。キバラヘリカメムシは、腹部が黄色いヘリカメムシ科のカメムシの仲間です。

また、同じマユミの木で、キバラヘリカメムシの幼虫がクモに捕食されていました。

《マサキの葉の上のキバラヘリカメムシ 2014/10/16》 

 《マサキの葉の上のキバラヘリカメムシ幼虫 2014/10/16》

《マサキの葉の上のキバラヘリカメムシ幼虫の群れ 2014/10/16》 

《マサキの葉の上でクモに捕食されるキバラヘリカメムシ幼虫 2014/10/16》  

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チャバネアオカメムシ(神通川右岸/富山市塩)

2014-10-17 03:51:20 | 昆虫類

(7月上旬の観察記録です。)

河原の放棄畑に一斉に生えたキク科の外来植物に、チャバネアオカメムシがとまっていました。周辺には、今では管理されていないクワ畑があります。

チャバネアオカメムシは、名前のとおり緑色の体に茶色の前翅を持つカメムシの仲間です。カメムシの前翅は「基部の半ばまでは固く厚くなり、先だけが膜状になる。この羽根の先だけを左右を重ねるように、胴体の背面に折り重ねて畳む。…後翅は、前翅の下に折り込まれ」(『ウィキペディア』2014/10/17)ます。薄い茶色の部分が固く厚くなった前翅、濃い茶色の部分が膜状の前翅です。

クワの幹に、チャバネアオカメムシの幼虫のような虫がとまっていました。チャバネアオカメムシは、幼虫期をスギ、ヒノキなどで過ごすようなので、同定に自信はありません。

《チャバネアオカメムシ 2014/07/06》 

《クワの幹にとまっていたチャバネアオカメムシ?の幼虫 2014/07/06》 

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