やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

スズメ(羽繕い)(富山市)

2024-06-24 07:17:13 | 鳥類

最近は、テラスで足を投げ出し、本を読み、コーヒーを飲みながら、多いときは朝から夕まで5~6時間も飽きもせずに庭にやってくるスズメたちを眺めています。


《テラスから見た餌台(黄丸内)と今回の羽繕いの場所(赤丸内)》

スズメたちのいろいろな行動、「採食」「羽繕い」「砂浴び」「水浴び」「子育て(給餌)」「交尾」「休息」「喧嘩」などを写したいのですが、なかなかうまくいきません( は、なんとか写せたもの)。

今回紹介するのは、「羽繕い」です。羽繕いは鳥にとって生きていくうえで非常に大切な行動の一つです。

「羽繕い」について、わかりやすく説明された平塚市博物館によるウェブサイト『野鳥の観察(5.体の手入れ)羽づくろい』があったので、それを参考に(以下、「」内の説明文および図は同サイトによるものです)、紹介します。

「…羽毛には鳥にとってなくてはならないだいじな働きがあります。体を包む羽毛は、熱を通しにくい空気の層を作り、体温を維持する役目を持っています。冬になると鳥が丸く見えるのは、羽毛をよりふくらませ、空気の層を多くするからです。また羽毛は翼や尾を作り、鳥の飛行の原動力にもなっています。こうしただいじな働きを持った羽毛の手入れを羽づくろいと呼んでいます。
羽づくろいの主な道具はくちばしで、羽毛をついばむようにしたり、はさんですくようにしていきます。ほつれを直す、重なりを整 える、寄生虫を取り除くなどが羽づくろいの役目です。」

  

「羽づくろいの中で重要な行動に、尾羽の付け根にある脂腺から出る脂を羽毛に塗り付けることがあります。この脂には防水の意味があり、水鳥にとっては特に重要な行動です。」  

  

以下は、我が家の庭のウメの小枝にとまって羽繕いするスズメです。


《尾脂腺から出る脂を嘴にとっている?スズメ 2024/06/22》


《尾脂腺から出る脂を背中に塗っている?スズメ(赤丸内に尾脂腺?) 2024/06/22》


《尾脂腺から出る脂を背中~胸に塗っている?スズメ 2024/06/22》


《尾脂腺から出る脂を胸に塗っている?スズメ 2024/06/22》


《羽繕いの仕上げに羽を伸ばすスズメ 2024/06/22》


《羽繕いの仕上げに羽を伸ばすスズメ 2024/06/22》


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