やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ルリタテハ(富山市布市)

2022-10-31 05:40:29 | 昆虫類

北陸自動車道に沿った道を自転車で散歩していると、陽の当たる路肩にルリタテハがとまって、翅を開閉していました。翅を開いている時は、翅表の濃紺色と水色の筋模様が目立ちますが、翅を閉じると、地味な濃褐色のまだら模様が土や落ち葉などに溶け込んでわからなくなってしまいます。

ルリタテハは成虫で越冬します。20年以上昔、気温の下がった晩秋の立山ブナ坂で、台風で倒れたブナの大木の下側に隠れるようにとまっていたルリタテハを見つけたことを思い出しました。たぶん、そこで越冬したのではないかと思います。


《陽の当たる路肩にとまって翅を開閉するルリタテハ 2022/10/29》


《翅を開くと、翅表の濃紺色と水色の筋模様が目立つルリタテハ 2022/10/29》


《ルリタテハ(翅を閉じると背景に溶け込んで目立たなくなる) 2022/10/29》

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キリバエダシャク(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-10-30 03:52:00 | 昆虫類

キャンプ場の炊事棟に、鮮やかな橙黄色のシャクガがとまっていました。うすい褐色の斑紋が点々とあり、翅の縁が凸凹しています。

写真をもとに調べると、キリバエダシャクのようです(が、自信はありません。山地性としてあるものもありますが、ここは平野に近い丘陵です)。


《炊事棟にとまっていたキリバエダシャク 2022/10/21》


《炊事棟にとまっていたキリバエダシャク 2022/10/21》

※ 市立図書館から10月29(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『昆虫飛形図鑑』(三橋淳・著)
   2 『いいかげんなイタリア生活』(ワダシノブ・著)
   3 『デンマークのちいさな刺繍』

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ニホンヤモリ(富山県総合運動公園/富山市南中田)

2022-10-29 05:17:45 | 爬虫類

公園などで、バネで幹に取り付けられた樹名板を見ると、裏側に何か隠れていないかとめくってみたくなります。

このケヤキの樹名板の裏側には、ヤモリ(ニホンヤモリ)の幼体が潜んでいました。


《裏側にニホンヤモリが潜んでいた樹名板 2022/10/26》


《樹名板の裏側に潜んでいたニホンヤモリ 2022/10/26》


《樹名板の裏側に潜んでいたニホンヤモリ 2022/10/26》

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ウンモンスズメ(終齢幼虫)(富山県総合運動公園/富山市南中田)

2022-10-28 05:29:49 | 昆虫類

6月に愛犬を亡くしてから久しく利用していなかった運動公園に、天気がいいのでおにぎり弁当を持って出かけました。散歩の相棒がいないのは寂しいのですが、紅葉には少し早い公園を妻とゆっくり一周しました。

ケヤキの幹に付けられた樹名板の後ろを覗こうとして、幹を降っている大きなイモムシに気づきました。この公園でいちど見たことのあるウンモンスズメの終齢幼虫です。これから土の中もぐって蛹になり、越冬します(成虫の出現は5~9月)。

ウンモンスズメの終齢幼虫は地色が黄緑~緑色、暗赤褐色の尾角がほとんど曲がらず、全体に細かな顆粒があります。斑紋に変異があり、1・3・5・7本目の斜条に赤紫色の斑紋のあることがあります。ケヤキやハルニレ、アキニレなどニレ科樹木の葉を食べます。(『イモムシ ハンドブック』参照)


《ケヤキの幹を降っていたウンモンスズメの終齢幼虫 2022/10/26》


《ケヤキの幹を降っていたウンモンスズメの終齢幼虫 2022/10/26》


《ケヤキの幹を降っていたウンモンスズメの終齢幼虫 2022/10/26》


《ケヤキの幹を降っていたウンモンスズメの終齢幼虫 2022/10/26》


《ケヤキの幹を降っていたウンモンスズメの終齢幼虫 2022/10/26》 

基本的に「蛾」は苦手な生きものですが、ウンモンスズメ(の成虫)はシックな抹茶色できれいだと思います。


《ショウブの葉にとまるウンモンスズメ(富山市営農サポートセンター) 2017/05/05》 

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クロウスタビガ(死骸)(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-10-27 04:29:06 | 昆虫類

公園のトイレの床に、吹き込んだ落ち葉に混じって大きな茶色い蛾が落ちていました。今回はウスタビガとの出会いを期待していたのですが、何か違います。よく見ると黒褐色に黄色い波状の模様、半月状の透明な紋があるなど、初めて見かけたクロウスタビガです。翅を畳んで死んでいました。

クロウスタビガは、『富山県の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータブックとやま2012)』で、「生息地が国内、県内いずれにおいても限定され、県内では生息密度も低い」ことを理由に、富山県カテゴリー「準絶滅危惧」に選定されていました。

今度は、生きたクロウスタビガを見つけたいと思います。


《トイレの床で死んでいたクロウスタビガ 2022/10/26》


《トイレの床で死んでいたクロウスタビガ 2022/10/26》


《トイレの床で死んでいたクロウスタビガ(翅を開かせた) 2022/10/26》

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ニホンザル(グルーミング)(富山市寺家)

2022-10-26 04:04:08 | 哺乳類

昨日(2022/10/25)のブログの続きです。

畑の大豆を食べて満腹したのか、リラックスしたニホンザルたちがあちこちでグルーミングをしていました。

岡山県の勝山ニホンザル餌付け自然集団の3歳以上の全個体の約1年間にわたる観察によると、グルーミングは63.3%が同一血縁個体間で、また、その80%弱は母と雌の子の間でなされたもの。血縁関係のない個体間でなされたグルーミングは、非交尾期においてはそのほとんどが雌の間でなされたもので、非血縁雌間グルーミングは交尾期になると全体の12.8%にまで減少したそうです。(「動物心理学年報32巻2号」参照)


《ニホンザルのグルーミング(母と子?) 2022/10/21》


《ニホンザルのグルーミング 2022/10/21》


《ニホンザルのグルーミング 2022/10/21》


《ニホンザルのグルーミング 2022/10/21》

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ニホンザル(あくび)(富山市寺家)

2022-10-25 04:04:42 | 哺乳類

昨日(2022/10/24)のブログの続きです。

私の車からいちばん近いところ(2~30m)に座っていたニホンザル。しばらく、こちらを見ていましたが、大きなあくび(欠伸)を1回しました。鋭く大きな犬歯が威圧的です。若い♂ではないかと思います。あくびをする前も、した後も穏やか(?)な表情で、ことさら私を威嚇したようには見えません。

あくび(欠伸)については、よくわかっていないことが多く、「眠いとき。過度に疲れているとき」「退屈なとき」「極度の緊張状態」「寝起き」などで起きるようです(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/あくび』参照)。


《自動車からいちばん近いところ(2~30m)に座っていたニホンザ 2022/10/21》


《あくびをするまえのニホンザル 2022/10/21》


《鋭く大きな犬歯を見せて大きなあくびをするニホンザルの若い♂  2022/10/21》


《鋭く大きな犬歯を見せて大きなあくびをするニホンザルの若い♂  2022/10/21》


《あくびをした後のニホンザルの表情 2022/10/21》

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ニホンザル(摂食)(富山市寺家)

2022-10-24 03:53:27 | 哺乳類

寺家公園から猿倉山森林公園へ自動車で向かっていると(5分ほど)、右手から左手の方にニホンザルの群れが道路を横切っていました。(このあたりでは、よくニホンザルの群れを見かけます。)

車の中からだと、ニホンザルの警戒心も少ないので、小半時ほど群れの様子を見ていました。(このあたりは交通量が少なく、この間に車は1台も通りませんでした。)

何かを食べているサルをよく見ると、足元に大豆の株があり、莢をむしりとって中の豆をさかんに食べています。近くの高電線の鉄塔の上でも、持ってきた大豆の株を子ザルたちが食べていました。

少し先の右手には、高さ1mほどの電気柵で囲まれた大豆畑があり、大豆はそこから持って来たもののようです。電気柵は、子ザルも楽々跳び越えていました。(農家の方は大変だと思います。)


《車の前方を右手から左手の方に道路を横切るニホンザルの群れ 2022/10/21》


《持ってきたダイズを食べるニホンザル♀ 2022/10/21》


《持ってきたダイズを食べるニホンザル♀ 2022/10/21》


《鉄塔の上で持ってきたダイズを食べるニホンザルの子ザル 2022/10/21》


《電気柵で囲まれた大豆畑とニホンザルが食べ残した大豆の枝 2022/10/21》

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ハラビロカマキリ(夢の平スキー場/砺波市五谷)

2022-10-23 04:54:57 | 昆虫類

秋風に揺れるコスモス約100万本が夢の平スキー場のゲレンデに咲き誇る「となみ夢の平コスモスウォッチング」(2022年は、10月8日(土)~16日(日))のイベントは終わっていましたが、天気がいいのでコスモスを見に出かけてきました。

コスモスはまだ満開の状態で、一部にはヒマワリも植えてあり、おにぎり弁当を食べながら景色を堪能しました。

食後にゲレンデを散歩していると、ハラビロカマキリが通路に出てきていました。


《ゲレンデの通路に出てきたハラビロカマキリ 2022/10/20》


《ゲレンデの通路に出てきたハラビロカマキリ 2022/10/20》


《ゲレンデの通路に出てきたハラビロカマキリ 2022/10/20》


《コスモスの花にとまらせたハラビロカマキリ 2022/10/20》


《ヒマワリの花にとまらせたハラビロカマキリ 2022/10/20》


《ゲレンデいっぱいに咲いたコスモスの花 2022/10/20》


《ゲレンデいっぱいに咲いたコスモスの花 2022/10/20》


《ゲレンデいっぱいに咲いたコスモスの花 2022/10/20》


《ゲレンデの一部に植えられていたヒマワリ 2022/10/20》

※ 市立図書館から10月22(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『ハエトリグモ ハンドブック(増補改訂版)』(須黒達己・著)
   2 『科学のカタチ』(養老孟子・宮崎徹・著)
   3 『世界の児童文学をめぐる旅』(池田正孝・著)
   4 『まるまる徹夜で読み通す(発掘エッセイ・セレクションⅡ)』(井上ひさし・著)
   5 『香君(上)』(上橋菜穂子・著)
   6 『そして誰もゆとらなくなった』(朝井リョウ・著)
   7 『ボタニカ』(朝井まかて・著)

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ヒラフスベ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-10-22 05:04:34 | キノコ

猿倉山に出かけると、いつも立ち寄るところ。そこは林の中の小さなキャンプ場です。少し前までは、利用者はほとんどいなかったような気がしますが、昨今のキャンプブームでいつ行っても誰かがキャンプしていて、気兼ねでゆっくり生きもの観察ができにくくなりました。

このキャンプ場に、キツツキの開けた大きな穴のある1本の枯木が立っています。この枯木から、黄白色、饅頭形、大きさは拳の半分くらいのキノコが出ていました。硬い弾力があり、割ってみると中はぎっしり詰まっています。

帰宅後、写真をもとに、(地生ではないのですが)腹菌類にあたりをつけて調べましたが、該当するものがありません。

「枯れ木に出てくるキノコ」「ボール状」で検索すると、「ボール状のキノコ」を紹介したサイトに、それらしきものがありました。ヒラフスベです。

ヒラフスベは、サルノコシカケ科アイカワタケ属のキノコで、夏の初めから梅雨時にかけて広葉樹の枯れ木上に発生を始め、発生し始めは弾力があるが、時間がたつと砕けやすくなってしまいます。キノコはこぶ状、表面の色は初めレモン色、後には褐色になり、古くなると内部が粉状になってしいます。
(ウェブサイト『JATAFF/読み物コーナー/ボール状のキノコ』など参照)


《枯れ木に出ていたヒラフスベ 2022/10/21》


《枯れ木に出ていたヒラフスベ 2022/10/21》


《枯れ木に出ていたヒラフスベ 2022/10/21》


《枯れ木に出ていたヒラフスベ 2022/10/21》


《枯れ木に出ていたヒラフスベ(割ったところ) 2022/10/21》


《猿倉山森林公園のキャンプ場 2022/10/21》

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ウストビモンナミシャク(富山市布市)

2022-10-21 05:38:48 | 昆虫類

北陸自動車道と交差する道路のトンネルの壁に、薄い茶色の蛾がとまっていました。

腹部を頭上にまで反り上げた独特のポーズでとまるウストビモンナミシャクです。


《トンネルの壁に独特のポーズでとまっていたウストビモンナミシャク 2022/10/16》


《トンネルの壁に独特のポーズでとまっていたウストビモンナミシャク 2022/10/16》


《ウストビモンナミシャク 2022/10/16》


《ウストビモンナミシャク 2022/10/16》

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ナガコガネグモ♀(富山市布市)

2022-10-20 04:20:08 | クモ類

北陸自動車道と交差する道路のトンネルの壁に、ナガコガネグモの♀がとまっていました。ナガコガネグモはコガネグモ科の造網性の大きなクモで、中型の垂直な円網に常に網の中央に頭を下にしてとまっています。この付近ではよく見かけるクモです。

このクモは、網ではなくトンネルの壁に、網にとまっているときと同じように下向きにとまっていました。飛んできた虫などが網にかかるわけでもないのに、何をしているのでしょうか、不思議です。

ちなみに、北陸自動車道と交差する道路のトンネルでは、同じように壁にとまっているコガネグモ♀を何度か見たことがあります。(2022/07/26のこのブログで紹介)


《トンネルの壁にとまっていたナガコガネグモの♀ 2022/10/11》


《トンネルの壁にとまっていたナガコガネグモの♀ 2022/10/11》

ナガコガネグモがトンネルの壁にとまっているのを見かけて、以前(2022/10/03)に別のトンネルの壁で見かけていた茶色の卵のうのようなものの正体がわかったような気がします。写真を見返すと、不規則な網状の足場の中に2cmほどの茶色い壺状のものがあり、ナガコガネグモの卵のうではないかと思います。

ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ナガコガネグモ』に書かれていたナガコガネグモの卵のうに関する部分を引用します。
「産卵は大きな卵嚢を形成する。雌は草の間に不規則網状の足場を作り、直径2-3cmにもなる西洋なし型、坪状の卵嚢をつける。上面はくぼんで壺の口を形成するが、そののようなものに内側には丈夫な幕があり、内部は閉ざされている。壺内部には、クッションのような綿状の糸に包まれて、900個ほどの卵がまとめられている。」
「コガネグモなど、同属の他の種では、より扁平な卵嚢を形成する例が多い。それらでは不規則な多角形のシート二枚の間に卵が納められる。産卵の際は、まず片面の膜を糸で作り、その上に産卵して、それを覆うもう一枚の膜を作るようにする。その点、この種の卵嚢は一見では異質である。」(コガネグモの卵のうは、網の片隅にぶら下げられるようです。)


《トンネルの壁に着いていたナガコガネグモの卵のう? 2022/10/03》


《トンネルの壁に着いていたナガコガネグモの卵のう? 2022/10/03》

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アキアカネ(交尾)(富山市)

2022-10-19 04:30:20 | 昆虫類

秋の陽が斜めに差し込む家の壁に、連結(タンデム)したアキアカネがとまっていました。トンボの連結した姿を、昔は「おつながり」、最近は「タンデム」と言うようです。

♂は腹端の上付属器と下付属器とで♀の複眼の後ろをはさみ、♀は生殖器を♂の副性器(精子を移しておくところ)と結合させて精子を移動させる「移精行動」をしています。この移精行動を、トンボは種類によって飛びながら行ったり、止まって行ったりするようです。

(以上、ウェブサイト『神戸のトンボ/トンボってどんな生き物?』など参照)


《壁にとまって連結して移精行動(交尾)していたアキアカネ 2022/10/18》


《壁にとまって連結して移精行動(交尾)していたアキアカネ 2022/10/18》


《壁にとまって連結して移精行動(交尾)していたアキアカネ 2022/10/18》

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ハシボソガラス(摂食)(富山市太田南町)

2022-10-18 04:23:47 | 鳥類

水田の中の道を自転車で走っていると、道路の上でハシボソガラスがしきりに何かを食べていました。近づいていく私をチラッと見上げて、まだ何かを掬うように食べています。

ある距離まで近づいたところでハシボソガラスは飛び立ちましたが、少し離れたところにとまって、こちらを見ています。

食べていたあたりを見ましたが何も落ちていません。もっと近づくと、アスファルトの割れ目に実の入った籾米が落ちていました。ハシボソガラスはこの籾米をたべていたのです。


《道路の上で割れ目に落ちていた籾米を食べていたハシボソガラス 2022/10/16》


《道路の上で割れ目に落ちていた籾米を食べていたハシボソガラス 2022/10/16》


《道路の上で割れ目に落ちていた籾米を食べていたハシボソガラス 2022/10/16》


《道路の割れ目に落ちていた籾米 2022/10/16》


《道路の割れ目に落ちていた籾米 2022/10/16》

※ 昨日(2022/10/17)の朝の空です。5時半ころから水田の中の農道に腰を下ろして明けていく空を見上げていると、コオロギ(エンマ、オカメ、ツヅレサセ)やケラの鳴き声が聞こえてきます。このとき、きれいな朝焼けは見られませんでした。


《東の空(富山市上新保) 2022/10/17》

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シマヘビ(カラスヘビ)(富山市布市)

2022-10-17 04:13:20 | 爬虫類

北陸自動車道に沿った道を自転車で散歩していると、フェンスに黒光りのする太いゴムチュウブが這わせてありました。何か不自然な感じがして、引き返してよく見ると、1m以上はある黒いヘビが、フェンスの金網に横たわっているのです。満腹して休んいたのか、腹部が膨らみ、私が写真を撮っている間もほとんど動きませんでした。

黒い(黒化した)ヘビには、シマヘビ(カラスヘビ)、ヤマカガシ、マムシの3種類がいるようですが、キールがそれほどはっきりしていないのでシマヘビだと思います。


《フェンスの金網で横たわって休んでいたヤマカガシ(カラスヘビ) 2022/10/16》


《フェンスの金網で横たわって休んでいたヤマカガシ(カラスヘビ) 2022/10/16》


《フェンスの金網で横たわって休んでいたヤマカガシ(カラスヘビ) 2022/10/16》


《ヤマカガシ(カラスヘビ)(腹が大きく膨らんでいる) 2022/10/16》

※ 祝い事があって、妻と2泊3日の旅程で、数十年ぶりに東京に行ってきました。もちろん、北陸新幹線に乗るのは初めてです(北陸新幹線は2015年に長野~ 金沢間が開業。脳梗塞で入院中の私は、ベッドから試運転の列車を指をくわえて見ていた覚えがあります)。全国的には雨が降っていないのに、関東地方だけがぐずついた3日間で、(脇見をして)見かけた生きものは、キチョウ、ウラナミシジミ、アブspくらいで、この機会にふだん見かけないいきものをたくさん撮って帰ろうという不純な私のもくろみは崩れ去ってしまいました。


《東京タワーそばの「とうふ屋」の庭でなんとか撮ったキタキチョウ 2022/10/14》

  帰宅する日の昼頃には天気が回復してきて、東京に在学中の孫娘と待ち合わせ、若い人に人気?の明治時代に銀行営業室として利用されていたというクラシックな趣の店で昼食、丸の内界隈を少し散歩して新幹線に乗りました。(東京は人が多くて、疲れてしまいます。)


《晴れ間が見えてきた丸の内界隈の空 2022/10/14》

※ 市立図書館から10月16(日曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『夢蝶美』(村田泰隆・著)
   2 『グレイがまってるから』(いせひでこ・著)

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