ウェブサイト『愛知県尾張地方中心‥自然utty』に紹介されていた尾張旭市森林公園の写真の中に、「ニホンフサヤスデ ケヤキの樹皮下に集合。」がありました。この写真を見たとたん、「ああーっ、間違えた」とため息が出てしまいました。2024/02/12のブログで『カツオブシムシの仲間?(幼虫)(越冬)』として紹介した生きものに似たものが「ニホンフサヤスデ ケヤキの樹皮下に集合。」として紹介されていたのです。
ウエブサイトでフサヤスデを調べると、ウェブサイト『成城の動植物/ハイイロチブフサヤスデ』に詳しい説明がありました。
布村昇さん(元富山市科学文化センター館長)に写真を見ていただいたところ、
「写真はハイイロチビフサヤスデあるいはハイイロフサヤスデEudigraphis takakuwai kinutensisだと思います。樹皮下で集団越冬する性質があります。」との返事をいただきました。
したがって、2024年2月のブログ「カツオブシムシの仲間?(幼虫)(越冬)」は削除します。
今年の2月に見かけた生きものなどを紹介しています。
暖かくておだやかな午後、妻と布瀬南公園と土川の土堤を散歩しました。愛犬とも一緒によく散歩した道です。家族連れなどで賑わっています。
生きものの姿はほとんど目に入らないので、プラタナスの幹などを見てまわりました。剥がれかけの樹皮を剥がすと、大きさ数mm、毛の密生した円筒形のイモムシのようなものが群がって越冬していました。アップした写真をよく見ると、尾端には白っぽい毛束が多数の後ろ向きに生えています。よくわかりませんが、カツオブシムシの仲間の幼虫のような気がします。
今回を含めると、名前のよくわからない(名前の後ろに「?」をつけた)生きものの紹介が、5回続きました(ご存知の方、教えていただけると幸いです)。
《プラタナスの樹皮下で集団越冬するフサヤスデの仲間カツオブシムシの仲間?の幼虫 2024/02/12》
《プラタナスの樹皮下で集団越冬するフサヤスデの仲間カツオブシムシの仲間?の幼虫 2024/02/12》
《プラタナスの樹皮下で集団越冬するフサヤスデの仲間カツオブシムシの仲間?の幼虫 2024/02/12》
参考までに、下の写真はハラビロカマキリの卵のうを食べていたカマキリタマゴカツオブシムシ?の幼虫です。
《ハラビロカマキリの卵のうにいたカマキリタマゴカツオブシムシ?の幼虫 2021/09/01》