やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

キアゲハ(交尾)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2020-04-30 03:26:57 | 昆虫類

新型コロナウィルスの所為(⁇)で人影のほとんどない公園を歩いていると、草むらに何か大きなものが飛んできてとまったのが、視界の隅に入りました。近寄ってみると、交尾中のキアゲハのペアでした。

チョウが交尾したまま飛ぶときには、♂、♀のどちらか一方が飛び、もう一方はぶら下がっています。このとき、♂が飛ぶか♀が飛ぶかなどは、種によって一定しています。アゲハチョウ科のアゲハチョウ属の種は、♀が飛ぶパターンです。(『原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編』参照)。下の写真では翅を広げているほうが♀になります。


《交尾中のキアゲハ 2020/04/29》


《交尾中のキアゲハ 2020/04/29》

※ 富山市営農サポートセンターの近況は、下の写真のとおりです。


《池の様子 2020/04/29》


《新芽の広がるユリノキ 2020/04/29》


《ハナミズキ 2020/04/29》


《シャクナゲ 2020/04/29》


《シャクナゲ 2020/04/29》


《シャクナゲ 2020/04/29》


《シャクナゲ 2020/04/29》


《オオデマリ 2020/04/29》

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オオトビサシガメ(富山市)

2020-04-29 19:15:39 | 昆虫類

隣地との境のブロックの上に、オオトビサシガメがとまっていました。

オオトビサシガメは山地に棲んでいるようなので、どこかへ移動の途中に一休みしたのでしょうか?


《隣地との境のブロックの上にとまっていたオオトビサシガメ 2020/04/26》


《隣地との境のブロックの上にとまっていたオオトビサシガメ 2020/04/26》

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ヨコヅナサシガメ(捕食)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2020-04-26 07:06:36 | 昆虫類

春に樹幹ウオッチングをしていると、ヨコヅナサシガメの幼虫の集団を見かけることが多くなります。

この日も、めぼしい樹木の幹を見て回っていると、ソメイヨシノの幹で、ヨコヅナサシガメの幼虫がイモムシを捕食していました。ヨコヅナサシガメは、昆虫などを捕え、細長い口吻を突き刺して消化酵素を送り込み、体外消化で溶解した体内組織と体液の混合物を吸汁します(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ヨコヅナサシガメ』2020/04/26参照)。


《ソメイヨシノの幹でイモムシを捕食していたヨコヅナサシガメ 2020/04/25》


《ソメイヨシノの幹でイモムシを捕食していたヨコヅナサシガメ 2020/04/25》


《ソメイヨシノの幹のヨコヅナサシガメ集団 2020/04/25》


《スギの幹のヨコヅナサシガメ集団 2020/04/25》


《ヒメリンゴの幹のヨコヅナサシガメ集団 2020/04/25》

※ この公園で見かけた植物の一部を紹介します。


《カリンの花 2020/04/25》


《ヒメリンゴの花 2020/04/25》


《ハクモクレンの新芽 2020/04/25》


《トチノキの新芽 2020/04/25》

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トノサマガエル(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2020-04-26 04:36:21 | 両生類

キショウブなどが芽吹いて大きくなり始めているものの、まだ枯草が目立つ池の周りを歩いていると、ガサゴソと重量感のある何かが動きました。気配を消して足の周りを探すと、枯草と同じような色合いのトノサマガエルが枯草に埋もれるようにじっとしています。体色が灰色っぽいので、♀かなと思います。背中の中央にはっきりした白い線があります。

まだ十分に目覚めていないのか、動きは鈍かったので、もう少しよい状態で写そうと刺激すると、思惑とは反対に池の方へジャンプして水の底に潜ってしまいました。


《池のそばのトノサマガエル 2020/04/25》


《池のそばのトノサマガエル 2020/04/25》

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フクラスズメ(富山市太田南町)

2020-04-25 04:06:57 | 昆虫類

2020/04/18にアブラコウモリ(?)を見かけた北陸自動車道に設けられたカルバートボックスの壁に、茶褐色のものがついていました。よく見ると、フクラスズメでした。https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/36854490daeb55a19b9d981d1b308f85

フクラスズメは、人家の周辺でも見られるヤガ科の中型の蛾で(「スズメ」と付きますがスズメガ科の蛾ではありません)、成虫で越冬します。


《フクラスズメがとまっていた北陸自動車道に設けられたカルバートボックス 2020/04/23》


《北陸自動車道に設けられたカルバートボックスにとまっていたフクラスズメ 2020/04/23》


《北陸自動車道に設けられたカルバートボックスにとまっていたフクラスズメ 2020/04/23》


《北陸自動車道に設けられたカルバートボックスにとまっていたフクラスズメ 2020/04/23》

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クサギカメムシ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2020-04-24 04:12:54 | 昆虫類

猿倉山キャンプ場の炊事棟に立てかけてあったパネルの裏側で、クサギカメムシが1頭越冬していました。

クサギカメムシは、成虫で越冬し、朽ち木や枯れ木の樹皮下など遮蔽された場所に潜り込んで冬を過ごし、の時には人家などに侵入することもあります(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/クサギカメムシ』2020/04/24参照)。


《パネルの裏側で越冬していたクサギカメムシ 2020/04/17》

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マダラカマドウマ?(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2020-04-23 19:06:50 | 昆虫類

猿倉山キャンプ場の炊事棟に立てかけてあったパネルの裏側で、カマドウマの仲間が数頭越冬していました。

カマドウマの仲間は、「互いに似たものが多く、日本産のカマドウマ科だけでも3亜科70種以上が知られ、専門家以外には正確な同定は難しい」(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/カマドウマ」2020/04/24)ようです。

写真のカマドウマは、黄白色の地に黒褐色のまだら模様があり、後脚が長いので、カマドウマの仲間の中で最も普通に見られるマダラカマドウマではないかと思います。


《パネルの裏側で越冬していたマダラナナカマド? 2020/04/17》


《パネルの裏側で越冬していたマダラナナカマド? 2020/04/17》

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オオトビサシガメ((猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2020-04-22 09:35:22 | 昆虫類

猿倉山キャンプ場の炊事棟に立てかけてあったパネルの裏側で、何種類かの昆虫などが越冬していました。

オオトビサシガメは、山地の樹上や樹皮下、建物の壁などで越冬する大型のサシガメの仲間です。


《パネルの裏側で越冬していたオオトビサシガメ 2020/04/17》

※ 現在、市立図書館から借りている本です(妻の本も含まれています)。図書館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月16日(木曜日)から5月6日(水曜日)まで全館臨時休館されているため、ゆっくり読もうと思っています(でも、結局全部は読めないでしょう…)。
   1 『ミミズ図鑑』(石塚小太郎著)
   2 『庭で飼うはじめてのみつばちーホビー養蜂入門ー』(和田依子編著)
   3 『本を読む』(安野光雅著)
      4 『ハーブで楽しむ庭づくり』(東山早智子監)
   5 『みんなの園芸店』(大野八生著)
   6 『論よりダンゴ』(山藤章二著)
           7 『いつか聴いた歌』(和田誠著)
           8 『和田誠ポスター集』(和田誠著)
           9 『マザー・グース愛される唄70選』(谷川俊太郎訳)
         10 『星を追う子ども』(あきさかあさひ著)
         11 『対岸の彼女』(角田光代著)
         12 『なんでわざわざ中年体育』(角田光代著)
         13 『忘れてしまった高校数学を復習する本』(柳谷晃著)

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ヒメホソアシナガバチ?((猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2020-04-21 18:32:09 | 昆虫類

猿倉山キャンプ場の炊事棟に立てかけてあったパネルの裏側で、何種類かの昆虫などが越冬していました。

ホソアシナガバチの仲間が1頭いましたが、写真には頭楯が写っていません。頭楯に黒い縦斑があればヒメホソアシナガバチ、なければムモンホソアシナガバチ。昨年(2019/04/29)猿倉山でヒメホソアシナガバチを見かけているので、これもヒメホソアシナガバチではないかと思います。https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/81b5bcaf02cfadedc831619324a59dba


《何種類かの昆虫などが越冬していた炊事棟に立てかけてあったパネル 2020/04/17》


《何種類かの昆虫などが越冬していた炊事棟に立てかけてあったパネル 2020/04/17》


《パネルの裏側で越冬していたヒメホソアシナガバチ? 2020/04/17》

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アブラコウモリ?(富山市太田南町)

2020-04-20 09:34:41 | 哺乳類

最近よく利用する水田の中の散歩コースの農道を犬と散歩していると、北陸自動車道に設けられたカルバートボックスに黒っぽいものが付いていました。よく見るとコウモリで、アブラコウモリではないかと思います。

ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/アブラコウモリ』(2020/04/20)によると、アブラコウモリ(油蝙蝠)は、ヒナコウモリ科に属するコウモリの一種で、日本に棲息する中では唯一の住家性(家屋のみをすみかとする)コウモリです。この習性から、イエコウモリ(家蝙蝠)の別名もあります。市街地を中心として、平野部に広く分布し、人家のない山間部などには棲息していないようです。家屋の瓦の下、羽目板と壁の間、戸袋の中、天井裏、換気口など建物の隙間などを主な棲息場所(ねぐら)とし、高層ビルの非常口裏などのほか、道路・鉄道等の高架や橋の下、大型倉庫内などもねぐらとなっています。成獣の雄は1頭で暮らすことが比較的多く、雌は数頭の家族単位(幼獣と)で暮らすことが多い。夜行性で、昼間はねぐらで休み、日没近くから夜間に飛び回ります。日本では、11月の中ごろから冬眠に入り、気温が上がる3月中下旬に冬眠から覚め、活動を開始します。


《北陸自動車道に設けられたカルバートボックス(アブラコウモリ?を確認) 2020/04/18》


《カルバートボックスの壁にとまっていたアブラコウモリ? 2020/04/18》


《カルバートボックスの壁にとまっていたアブラコウモリ? 2020/04/18》


《カルバートボックスの壁にとまっていたアブラコウモリ? 2020/04/19》


《カルバートボックスの壁にとまっていたアブラコウモリ? 2020/04/19》

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アカタテハ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2020-04-19 08:27:43 | 昆虫類

穏やかな春の日、猿倉山森林公園へ出かけてきました。今年になって2回目です。カタクリの花は見ごろを過ぎ、実の膨らんできているものもありました。

キャンプ場の擬木柵で、1頭のアカタテハが日光浴をしていました。春に見られる成虫は、越冬した個体です。


《猿倉山森林公園キャンプ場(赤丸は擬木柵) 201704/17》


《擬木柵にとまっていたアカタテハ 201704/17》


《擬木柵にとまっていたアカタテハ 201704/17》

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ナミアゲハ(吸蜜)(富山市)

2020-04-18 07:29:14 | 昆虫類

この日、庭で、今年初めてナミアゲハ(アゲハチョウ)の成虫を見ました。テラスのそばに植えてあるローズマリーの花の蜜を吸っていました。

ナミアゲハの幼虫には、昨年、ユズやサンショウの葉をすごく食べられたので、(庭では)見つけ次第捕殺してやろうと思っていましたが、何となく気が引け、写真を撮っているうちにどこかに飛んでいってしまいました(ブログのネタになってくれたので、まあいいか…)。

ナミアゲハは蛹で越冬するので、春に見かける成虫は、その春に羽化したものです。ちなみに、我が家の庭で見つけた越冬蛹はまだ羽化していません。


《ローズマリーの花の蜜を吸うナミアゲハ 2020/04/17》


《ローズマリーの花の蜜を吸うナミアゲハ 2020/04/17》


《ローズマリーの花の蜜を吸うナミアゲハ 2020/04/17》

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カメノコテントウ(富山市[大山町]東黒牧)

2020-04-17 04:30:52 | 昆虫類

ときどき出かける標高200mに満たない旧大山町の東黒牧台地。ここには、大学のキャンパスや企業の研修センターなども点在しています。雑木林の一部は管理され下草が整理されているので、そこを散策します。昨年の4月29日にはギフチョウの卵を見ており、(少し早いかなと思いましたが)今回もそれが目当てでした。

この日は暖かく穏やかな日だったもののギフチョウを見かけたのは1頭だけ、新葉が開き始めたヒメカンアオイにも卵は見つかりませんでした。30分ほど歩きまわって見つけたのが、カメノコテントウ1頭でした。

カメノコテントウ(体長10㎜ほど)は、赤と黒の模様が特徴的で、なじみのテントウムシ(ナミテントウ)(体長7㎜ほど)よりひとまわり大きなテントウムシです。成虫・幼虫とも、クルミハムシなどの幼虫を食べ、秋が深まると、成虫が樹皮の下や岩のすきまなどに集まって集団で冬を越します。テントウムシの仲間は種類が多く、富山県からは29種も知られているようです。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/カメノコテントウ』2020/04/16、『富山市科学博物館/昆虫の部屋/テントウムシ』2020/04/16参照)


《カメノコテントウ 2020/04/15》


《カメノコテントウ 2020/04/15》


《ユキグニミツバツツジ 2020/04/15》


《ユキグニミツバツツジ 2020/04/15》


《タチツボスミレ? 2020/04/15》

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コガタスズメバチ(古巣)(八幡宮/富山市流杉)

2020-04-16 05:35:36 | 昆虫類

何かいないか?と流杉にある八幡社の手水舎の柱や天井などを見渡していると、天井にトックリを逆さにしたようなものが付いていました。コガタスズメバチの古い巣です。

コガタスズメバチの巣は外皮に覆われたボール状をしていますが、越冬を終えた女王バチが5月中旬頃に単独で巣作りをしている時期にはトックリを逆さにしたような独特の形をしています。営巣場所は茂みの枝や家屋の軒下などの開放的な場所です。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/都市のスズメバチ/コガタスズメバチ』2020/04/15参照)

この巣は、営巣の途中に何らかの事故により営巣が継続できなくなったものだと思います。


《手水舎の天井についていたコガタスズメバチの古い巣 2020/04/14》


《手水舎の天井についていたコガタスズメバチの古い巣 2020/04/14》


《コガタスズメバチの古い巣の外皮とその中にあった巣盤 2020/04/14》

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ウスバカゲロウ(幼虫)(八幡社/富山市流杉)

2020-04-15 06:02:46 | 昆虫類

大日橋へのサイクリングの途中、北陸自動車道流杉スマートICのそばに八幡社(村社)があったので、立ち寄りました。ケヤキやスギの大木がなかなか立派です。

大木の幹や石灯篭など生きものが見られそうなところを探していると(ある種の不審者です…)、スギの根元にウスバカゲロウ(?)の蟻地獄がいくつかありました。試しに一つの蟻地獄の底の砂を掻き出すと、ウスバカゲロウの幼虫が出てきました。ウスバカゲロウは、幼虫や蛹で越冬するようです。


《スギの根元にあったいくつかの蟻地獄 2020/04/14》


《スギの根元にあったいくつかの蟻地獄 2020/04/14》


《蟻地獄の主、ウスバカゲロウの幼虫 2020/04/14》


《流杉にあった村社・八幡社 2020/04/14》

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