60代最後の運転免許の更新のついでに、近くの常願寺川河口付近を散策してきました。
砂浜に残された水鳥などの足跡を見ながら砂浜を歩いていると、チドリの警戒する鳴き声がしてきました。砂に溶け込むような色彩のシロチドリで、眼を離すとどこにいるのかわからなくなってしまいます。
《常願寺川左岸の河口付近に広がる砂浜 2017/03/30》
《砂浜のシロチドリ 2017/03/30》
60代最後の運転免許の更新のついでに、近くの常願寺川河口付近を散策してきました。
砂浜に残された水鳥などの足跡を見ながら砂浜を歩いていると、チドリの警戒する鳴き声がしてきました。砂に溶け込むような色彩のシロチドリで、眼を離すとどこにいるのかわからなくなってしまいます。
《常願寺川左岸の河口付近に広がる砂浜 2017/03/30》
《砂浜のシロチドリ 2017/03/30》
鉢植えのクレマチスを植え替えていると、土の中からクロコガネが出てきました。
コガネムシ類の多くの種類は幼虫で越冬しますが、クロコガネやオオグロコガネ、ピロウドコガネ亜科のものは成虫で建冬するようです。
《植木鉢の中で越冬していたクロコガネ 2017/03/29》
《植木鉢の中で越冬していたクロコガネ 2017/03/29》
暖かい日だったので、急に思いついて、富山市営農サポートセンターに家族でピクニックにでかけました。
園内のヒカンザクラは蕾が膨らんで今にも咲きだしそうな気配でしたが、虫の気配はまだほとんどなく、チョウではルリシジミを見かけただけでした。ルリシジミは、コツバメのように顕著ではありませんが、畳んだ翅が太陽に垂直になるようにとまって、太陽エネルギーを最大限受けようとしているように見えました。
《ルリシジミ 2017/03/25》
《ルリシジミ 2017/03/25》
ホームセンターの砂利敷きの駐車場にできた水たまりで、2羽のハシブトガラスが水浴びをしていました。カラスはとても大胆な鳥ですが、別の意味では非常に敏感で、車の中からカメラを構えると1羽はすぐに飛んで逃げて行ってしまいました。
昨年、この水たまりでは、スズメやハクセキレイ、セグロセキレイ、コチドリなどが水浴びしていました。
http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/0bce77cb631d65925e1c06ead35f9bb4
《駐車場の水たまりで水浴びするハシブトガラス 2017/03/24》
《駐車場の水たまりで水浴びするハシブトガラス 2017/03/24》
《駐車場の水たまりで水浴びするハシブトガラス 2017/03/24》
《昨年、同じ駐車場の水たまりで水浴びしていたコチドリ 2016/05/12》
河川敷を歩いていると、枯草の中で何かがカサコソと動きました。カナヘビでした。3月も半ばを過ぎ、最近の暖かさでカナヘビが冬眠から目覚めて、活動し始めたようです。
《冬眠から目覚め活動し始めたカナヘビ 2017/03/20》
《冬眠から目覚め活動し始めたカナヘビ 2017/03/20》
それほど暖かくない春風に吹かれて、弱々しく飛ぶ虫がいました。10mほど飛んでは、地上にとまっています。カメラを取りに戻ってから、そっと近づいてみると、フタモンアシナガバチでした。私の今年の初見です。
フタモンアシナガバチは、「3月も中旬を過ぎると暖かな日には越冬を終えた女王バチが付近を飛び回」(ウェブサイト『都市のスズメバチ/アシナガバチカレンダー』)るようなので、このハチは女王バチのようです。
《地面にとまったフタモンアシナガバチ 2017/03/19》
《地面にとまったフタモンアシナガバチ 2017/03/19》
河川敷に流れ着いて(?)腐朽が進んだ朽ち木の中で、ヒメマイマイカブリが越冬していました。腐朽の進んだ褐色腐朽でした。
マイマイカブリが、その名のように、カタツムリに頭を突っ込んで食べているところを一度見てみたいと常々思っています。
《河川敷の朽ち木の中で越冬するヒメマイマイカブリ 2017/03/20》
《河川敷の朽ち木の中で越冬するヒメマイマイカブリ 2017/03/20》
《河川敷の朽ち木の中で越冬していたヒメマイマイカブリ 2017/03/20》
2017/03/17には、富山地方気象台で 「もんしろちょうの初見の観測が報道されていましたので、3連休最終日の暖かい昼ごろ、期待して神通川の河川敷に出かけました。
まず最初に、毎年ジャコウアゲハの蛹が見つかる消波ブロックを探しましたが、今年は残念ながら見つかりませんでした。チョウは、ツバメシジミらしきものとヒオドシチョウらしきものをちらっとみかけただけで、モンシロチョウには出会えませんでした。
気を取り直して、狭い河川敷に転がる倒木で越冬中の昆虫を探しました。コクワガタなど馴染みの昆虫が越冬していましたが、気にかかっているスズメバチ類は見つかりませんでした。探す場所や方法が間違っているのかも知れません。
《コクワガタ♂♀が越冬していた河川敷の倒木 2017/03/20》
《コクワガタ♂♀が越冬していた河川敷の倒木 2017/03/20》
《倒木の中で越冬してたコクワガタ?♀ 2017/03/20》
《倒木の中で越冬してたコクワガタ?♀ 2017/03/20》
《倒木の中で越冬してたコクワガタ♂ 2017/03/20》
冬枯れの荒れ地などで、春一番に目につくキンポウゲ科の黄色い花があります。
以前にヒメリュウキンカでは?だと聞いたことがある植物のようなので、いくつかのウェブサイトなどを調べましたが、よくわかりませんでした。
ウェブサイト『屋島の野草/ヒメリュウキンカ』にはヒメリュウキンカとあり、「ヨーロッパ原産の園芸種が逸出し野生化したと思われる。里山の湿り気のある半日陰の、林縁や林床に群生する多年草…園芸用の矮性種は5㌢~15㌢程度…直径3㌢~4㌢の黄色で光沢のある花…花弁状の萼の裏側に3枚の萼片…これがヒメリュウキンカの大きな特徴」とありました。
ウェブサイト『タコサンの秋吉台日記/2016年3月13日キクザキリュウキンカ』には、キクザキリュウキンカ Ranunculus ficaria 別名ヒメリュウキンカとありました。
また、ウェブサイト『生きもの好きの語る自然誌/キクザキリュウキンカ Ficaria verna』では、和名はキクザキリュウキンカ(別名ヒメリュウキンカ)ですが、学名が異なりFicaria verna とされていました。
よくわかりませんが、感覚的には同じ植物のように思えます。
《ヒメリュウキンカ?の咲く用水沿いの荒れ地 2017/03/11》
《ヒメリュウキンカ? 2017/03/11》
《ヒメリュウキンカ? 2017/03/11》
《ヒメリュウキンカ?の花弁状の萼の裏側の3枚の萼片》
2016/10/11から諸事情によりブログを長く休んでいましたが、啓蟄も過ぎ春めいてきたので、再開しようと思います。
今日は穏やかな日和だったので、お気に入りの富山市営農サポートセンターにピクニックに行ってきました。昼食も早々に、公園内の木々を見て回っていると、スギの樹皮の下でコクワガタ♂が越冬していました。こんな場所で越冬しているコクワガタを見たのは初めてです。
《スギの樹皮下で越冬していたコクワガタ♂ 2017/03/13》
《スギの樹皮下で越冬していたコクワガタ♂ 2017/03/13》
公園の中ではオオイヌノフグリやシナマンサク?、アセビの花が咲いていましたが、サンシュユやトサミズキなどはまだ蕾でした。
《オオイヌノフグリの花 2017/03/13》
《シナマンサク?の花 2017/03/13》
《シナマンサク?の花 2017/03/13》
《アセビの花 2017/03/13》