2021年11月上旬の観察記録です。
いろいろ教えてもらっているブログ『今日も、こっそり自然観察!』の『新春早々のプレゼント…』、新春早々にフジの蔓で見つけたウラナミシジミの幼虫についての記事を見て、思い出したことがあります。この幼虫、「最初はフジの葉芽を食べているのだろうと想っていたのだが、こうして観ると、葉芽とと言うよりはむしろ蔓の表皮を食べている様に観える」と書かれていました。
一昨年のことです。秋遅くになってもキュウリを収穫できないかと、夏にプランターに植えたキュウリが思ったほど採れないうちに枯れてきたので、処分していました。すると、「うらなり」のキュウリに、わらじ型の幼虫がついているのに気づきました。ウリ科のキュウリを幼虫が食べる蝶はいるはずがないと頭から思い込んでいたので、とりあえず写真だけ撮って処分してしまいました。
後で写真を整理していて、あのわらじ型の幼虫はウラナミシジミの幼虫で、しかもキュウリの皮を食べていたのではないかという思いが、頭をよぎりました。でも、時すでに遅し。あの時、幼虫を処分せずに飼育してその後の経過を見ていればと、観察例のない「ウリ科のキュウリの皮を食べるウラナミシジミの幼虫」が確認できていたのかも知れないと、今でも後悔しています。
《キュウリについていたウラナミシジミ?の幼虫 2021/11/02》
《キュウリについていたウラナミシジミ?の幼虫 2021/11/02》
《キュウリについていたウラナミシジミ?の幼虫 2021/11/02》
日頃、この部屋に登場する様々な虫や本に感動し、また勉強させて頂いてますので、そこで私の名前を目にしたことに正直感動致しました。
と同時に、いつも日記を読んで頂き有難うございます。感謝申し上げます...
初めてフジの若蔓で見付けたシジミチョウの幼虫を想わせるワラジ形に驚いた私です...
...更にキュウリとなると...
見聞きしたことも無く驚きました。ウラナミシジミの幼虫であればマメ科植物!とイモムシ・ハンドブックに(など)も付けられておらずハッキリと記されていることから、どうもキュウリが解せません...
他に、キュウリを食べるシジミチョウが?とも想いましたが、イモムシの様相からウラナミシジミが近いのでは?と共感致しました。
もしやキュウリの近くにマメ科の野菜が植えられていたのでは?と想像してみたりも致しましたが、進化の過程で或いはこういった食草の変化からイモムシ自体の様相成り食草の変化成りがおこるのでしょうかね?
ウラナミシジミとは全く異なる種かもしれませんが、何れにしても非常に貴重な証拠写真になるではないかと感動致しました。
素適な写真を紹介くださり有難うございました。
この幼虫を見かけたとき、我が家の庭にはマメ科の植物は生えておらず、また周囲の住宅にもマメ科の作物などはなかったので、ほかのマメ科の植物から移動してきたのではないと思います。しかし、蛹化、羽化させて確認したわけでないので、あくまでも想像にすぎません。
私は、生きものは好きですが、種を見分けるのが苦手です。間違いが多々あると思いますので、お気づきの点はご指摘いただければ幸いです。