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やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

エグリツマエダシャク(羽化失敗)(富山市)

2025-05-11 03:47:04 | 昆虫類

庭で満開に咲いていたモッコウバラの下で、バタバタ羽ばたいて動き回る薄茶色の蛾がいました。羽化に失敗して右の翅が縮んでいます。

前翅の地色は黄褐色から茶褐色まで個体差がある。外横線は淡色で直線1対の小黒点があり内部は白色
前翅外縁がえぐられたような形をしていることからエグリヅマ(抉り褄)の和名がある。触角は枝の短い櫛歯状で♀では更に短くほぼ糸状。」(ウェブサイト『虫ナビ』)を参考に、エグリツマエダシャクの♀ではないかと思います。

このウエブサイトにあった幼虫の説明文「…根元にジグモ…の巣と並ぶように止まっていた灰色の大型のシャクトリムシ…」とその添付写真から思い出しました。以前、同じ場所で同じような幼虫を見たことがありました。おそらくエグリツマエダシャクの幼虫だったのだと思います(写真を探しましたが、見つからず)。


《バタバタ動き回るエグリツマエダシャク♀(羽化に失敗して右の翅が縮む) 2025/05/09》


《バタバタ動き回るエグリツマエダシャク♀(羽化に失敗して右の翅が縮む) 2025/05/09》

 

※ 市立図書館から5月10日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)。
   1 『ホタルのはなしーじつは身近なー』(遊磨正秀・著)
   2 『陽だまりの昭和』(川本三郎・著)
   3 『田中冬二全集(第一巻)』(田中冬二・著)

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ヨコヅナサシガメ(摂食)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2025-05-07 04:48:02 | 昆虫類

サクラの幹でヨコヅナサシガメの成虫が、ハエの仲間を食べていました(ヨコヅナサシガメは、細長い口吻を獲物に突き刺して消化酵素を送り込み、溶かしたものを吸汁します)。


《サクラの幹でハエの仲間を食べていたヨコヅナサシガメ 2025/05/04》


《サクラの幹でハエの仲間を食べていたヨコヅナサシガメ 2025/05/04》


《サクラの幹でハエの仲間を食べていたヨコヅナサシガメ 2025/05/04》

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タイワンタケクマバチ?(死骸)(南砺市井波)

2025-05-04 05:52:18 | 昆虫類

昨日のブログの続きです。

せっかく井波(南砺市)まで来たので、瑞泉寺から八日町通り周辺を少し散歩です。

『池波正太郎ふれあい館』の入り口前の敷石に、真っ黒なハチが仰向けになって死んでいました。キムネクマバチと違い、胸に黄色い毛がなく、頭や腹も黒く、翅は褐色です。

ウエブサイトを探していて、タイワンタケクマバチにたどり着きましたが、確証はありません。

ウェブサイト『国立環境研究所/侵入生物データベース』によると、タイワンタケクマバチは、台湾、大陸中国南部~インドに分布。国内での初記録は2006年に愛知県豊田市で、現在では富山県を含め20府県近くで生息が確認されているようです。


《敷石の上に仰向けになって死んでいたタイワンタケクマバチ? 2025/05/01》


《死んでいたタイワンタケクマバチ? 2025/05/01》


《『池波正太郎ふれあい館』の入り口付近 2025/05/01》

「瑞泉寺」の門前にのびる「八日町通り」は、彫刻師の工房や蔵元、土産店などが軒を連ね町家と石畳など趣のある景色になっています。

2025/05/02の北日本新聞朝刊には、井波地域が、米国の大手旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』が選ぶ「世界の静かな所50選」に選ばれたことが報じられていました。国内では、ほかに伊勢神宮や出雲市などが選ばれているそうです。


《「瑞泉寺」の門前にのびる「八日町通り」 2025/05/01》

 

※ 市立図書館から5月3日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)。
   1 『図解日本のむかで』(奥山風太郎・著)
   2 『夫の脳梗塞から十六年「あきらめない」をやり通す』(北原かな子・著)
   3 『モーロク日和』(坪内稔典・著)

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ナカモンキナミシャク(南砺市井波三日市) 

2025-05-03 06:02:37 | 昆虫類

大型連休に何処へも行かないというのも、何か物足りないような気がして(実は1年中連休の身ですが…)、連休の間の平日に、以前から気になっていた井波のCという蕎麦屋に妻と行ってきました。静かな町の裏通りにある極めて静かな蕎麦屋で、静かに蕎麦を食べてきました。

蕎麦屋の開店(11:00)まで、隣の「黒髪庵」の向かいにある小さな公園で時間待ちをしていると、小さな蛾がひらひら飛んできて、スギナにとまりました。

帰宅後ウエブサイトなどで調べると、春に現れる小さなシャクガ科ナミシャク亜科のナカモンキナミシャクのようです。

ナカモンキナミシャクについては、ウェブサイト『かのんの樹木図鑑/渓舟の昆虫図鑑』に似た種の見分け方などが詳しく説明されていました。

《公園でスギナにとまったナカモンキナミシャク 2025/05/01》


《公園でスギナにとまったナカモンキナミシャク 2025/05/01》


《松尾芭蕉ゆかりの翁塚と黒髪庵のある浄蓮寺 2025/05/01》

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ツバメシジミ♂(吸蜜)(常願寺川左岸河川敷/富山市西番)

2025-04-27 04:24:27 | 昆虫類

久し振りに常願寺川の河川敷を歩いてみました。4月も後半ですが、生きものの姿はあまり見られません。

まだ枯葉が目立つ河原で、ツバメシジミの♂がカスマグサ?の花の蜜を吸っていました。


《カスマグサ?の花の蜜を吸っていたツバメシジミ♂ 2025/04/26》


《カスマグサ?の花の蜜を吸っていたツバメシジミ♂ 2025/04/26》


《カスマグサ?の花の蜜を吸っていたツバメシジミ♂ 2025/04/26》


《枯草に翅を広げてとまっているツバメシジミ♂(翅の表面が青紫色) 2025/04/26》

 

※ 市立図書館から4月26日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)。
   1 『とことんツバメ、アマツバメ』(佐藤信敏・写)
   2 『カエルの見つけ方図鑑』(松橋利光・写文)
   3 『春夏秋冬いつでも楽しめる昆虫探し』(牧田習・著)
   4 『夜明けのブランデー』(池波正太郎・著)
   5 『人生の滋味ー池波正太郎かく語りきー』(池波正太郎・著)
   6 『50代からの池波正太郎の食と街』(壬生篤・著)
   7 『キミコのよろよろ養生日記』(北大路公子・著)

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フタスジクサカワゲラ?(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2025-04-26 03:59:17 | 昆虫類

公園の駐車場の建物の壁に、薄黄緑色のカワゲラの仲間がとまっていました。

これに似た写真がウェブサイト『web東奥』に載せられていましたので、フタスジクサカワゲラなのかなと思います。


《建物の壁にとまっていたフタスジクサカワゲラ? 2025/04/21》


《建物の壁にとまっていたフタスジクサカワゲラ? 2025/04/21》

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シロオビナカボソタマムシ((猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2025-04-25 03:57:01 | 昆虫類

春のこの時期、モミジイチゴやクマイチゴなどキイチゴ類の葉でよく見かける1cmに満たない小さなタマムシ、シロオビナカボソタマムシです。翅の後方に2本の(青)白いジグザグの筋があります。


《モミジイチゴの葉にとまっているシロオビナカボソタマムシ 2025/04/21》


《モミジイチゴの葉にとまっているシロオビナカボソタマムシ 2025/04/21》


《モミジイチゴの葉にとまっているシロオビナカボソタマムシ 2025/04/21》

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ツマキチョウ♂(富山市石田)

2025-04-20 03:59:00 | 昆虫類

タンポポの花が咲き乱れる道端の草むらに飛んでいた白いチョウが、何かにとまりました。モンシロチョウやスジグロシロチョウと比べると少し小さいような気がしたので、カメラの望遠で確かめると、前翅の先端にオレンジ色の部分があるツマキチョウの♂でした。

ツマキチョウは「飛び方が直線的なので、慣れれば遠くから見ても見分けられる」ようですが、私は見かける機会が多くないので、飛び方で(確実には)見分けることはできません。


《ハルジオンの蕾にとまるツマキチョウ♂ 2025/04/19》


《ハルジオンの蕾にとまるツマキチョウ♂ 2025/04/19》


《ハルジオンの蕾にとまるツマキチョウ♂ 2025/04/19》

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ヤマトシロアリ?(岩瀬浜/富山市岩瀬古志町)

2025-04-19 03:49:09 | 昆虫類

海岸に枯れたクロマツの切り株が、ところどころにあります。私は、腐朽の進んだ切り株を見かけると(樹皮の下に何かいないか?)樹皮を剥がしたくなるのですが、同じような癖の人がいるのでしょうか?、いくつかの切り株の樹皮がが不自然に剝がれていました。

そのうちの一つの切り株で、残っていた樹皮を剥がすと、下にいたのはシロアリでした。

兵隊蟻を見ればヤマトシロアリとイエシロアリの区別ができるようですが、知らなかった私は兵隊蟻を探すこともせず、「暖地性の種」のイエシロアリでなくヤマトシロアリだろうとしました。(2017年発行の『富山県産無翅類昆虫類および直翅系昆虫類』には、「シロアリ類は、…、富山県内では、ヤマトシロアリのみが屋内・外で棲息が確認されていたが、近年、アメリカカンザイシロアリが発見された」とあります。)

今度シロアリを見かけたら、兵隊蟻を探そうと思います。


《クロマツの切り株(樹皮が剥がされている) 2025/04/14》


《クロマツ切り株の樹皮の下にいたイエシロアリ? 2025/04/14》


《クロマツ切り株の樹皮の下にいたイエシロアリ? 2025/04/14》


《砂浜海岸の海浜植物 2025/04/14》


《ハマダイコン 2025/04/14》


《コウボウムギ 2025/04/14》


《ハマヒルガオ 2025/04/14》


《ハマニガナ 2025/04/14》


《ハマボウフウ 2025/04/14》

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アシブトハナアブ(富山市)

2025-04-15 05:06:11 | 昆虫類

穏やかな春の日差しを浴びて、ハナアブが1匹、キンカンの葉にとまっていました。

「胸部に縦筋」「腹部の黄色い三角班が目立つ」「脚は黒く、ももの部分が太い」ので、アシブトハナアブだと思います(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ』参照)。いろいろな花にやってきて、都市周辺でもよく見られるようです。


《キンカンの葉にとまり日を浴びるアシブトハナアブ 2025/04/12》


《キンカンの葉にとまり日を浴びるアシブトハナアブ 2025/04/12》

 

※ 運転免許更新
  昨日、運転免許を更新(「3年」「ゴールド」)してきました。
  「高齢者講習」のに加え、今回は新しく「認知機能検査」も自動車学校で受けました。
  次回の更新は、(存命であれば)80歳代の大台に。車は必需品なので、問題なければ、返納したくはないのですが…。

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アゲハ(吸蜜)(富山市)

2025-04-14 03:35:38 | 昆虫類

朝方までの雨も上がり、草むしり、野菜の苗植え、種まきなどの庭仕事をしていると、ローズマリーの花にアゲハがやってきて、蜜を吸っていました。

アゲハを見かけるのは、今年初めてです。

庭に3本あるユズのうちのどこかで発生、蛹で冬を越し、羽化したばかりではないかと思います。


《ローズマリーの花で蜜を吸うアゲハ 2025/04/12》


《ローズマリーの花で蜜を吸うアゲハ 2025/04/12》

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モンシロチョウ(吸蜜)(富山市)

2025-04-10 03:57:41 | 昆虫類

モンシロヨウが庭に飛んできて、ローズマリーの花の蜜を吸っていました。我が家の庭では、4月5日にモンシロチョウを今年初めて見かけています。

モンシロチョウが庭を飛びまわるのはいいのですが、幼虫がミズナやカブなどアブラナ科の野菜の葉を食べるので、ちょっと困っています。


《ローズマリーの花の蜜を吸うモンシロヨウ 2025/04/07》


《ローズマリーの花の蜜を吸うモンシロヨウ 2025/04/07》

 

※ 「庭の花(2025/04/09)」
   我が家の庭に咲いている花です。
   雪が溶けて、一斉に咲き出しました。一週間ごとに主役が変わります。


《ミズナの花 2025/04/09》


《アメリカザイフリボク(ジューンベリー)の花 2025/04/09》


《リキュバイの花 2025/04/09》


《ヤマブキの花 2025/04/09》


《ハナカイドウの花 2025/04/09》

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モンシロチョウ(初見)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2025-03-12 18:11:51 | 昆虫類

散歩に出かけた公園で、今年初めてモンシロチョウに出会いました。


《モンシロチョウ 2025/03/12》


《モンシロチョウ 2025/03/12》

 

 我が家の庭で、ウメが咲き出しました。


《我が家の庭で今年初めて咲いたウメ 2025/03/12》

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ミヤマアカネ(富山県中央植物園/富山市[婦中町]上轡田)

2025-03-11 05:08:17 | 昆虫類

2003~2009年に、富山県中央植物園で見かけた生きものを紹介しています。

今回は、トンボの仲間(トンボ目)、トンボ科アカネ属のミヤマアカネです。

翅の縁紋付近に褐色の帯がある赤蜻蛉です。


《ミヤマアカネ 2007/09/11》


《ミヤマアカネ 2008/10/12》


《ミヤマアカネ 2008/10/15》

 

※ 「庭のスズメ(2025/02/16 )」
   餌台のスズメです。

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コフキトンボ(富山県中央植物園/富山市[婦中町]上轡田)

2025-03-08 04:02:46 | 昆虫類

2003~2009年に、富山県中央植物園で見かけた生きものを紹介しています。

今回は、トンボの仲間(トンボ目)、トンボ科のコフキトンボです。

「一見するとシオカラトンボ属と見間違えるかもしれないが、胸側の複雑な黒条斑を比較すれば区別できるであろう。本種は♀も青白い粉を吹く。翅の基部には褐色の部分がない。♀の尾毛が下に曲がっている。…♂は成熟すると複眼が黒くなり、…、縄張りを持つようになる。…池で見かけるときは、枝の先や茎の中程の部分に、体を水平にして止まっていることが多い(ウェブサイト『神戸のトンボ』より)。


《コフキトンボ♂(尾毛が下に曲がっていない) 2008/08/01》


《コフキトンボ♀(尾毛が下に曲がっている) 2008/08/20》


《コフキトンボの尾毛(左:♂、右:♀(尾毛が下に曲がっている)) 2008/08/20》

 

※ 「庭のスズメ(2025/02/14 )」
   塀の上でひと休みするスズメです。

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