やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

シロモンヤガ(富山市[大山町]粟巣野)

2024-06-19 16:25:48 | 昆虫類

立山山麓家族旅行村で昼食(おにぎり+減塩カップ麺など)を食べ、少し散歩したあと、粟巣野スキー場そばの喫茶店(「KAKI’s cafe」)で冷たい飲み物を飲んできました。

屋外のベンチで風景を見ながら飲んでいると、芝生の上に蛾がとまって(?)いました。

前翅は暗い茶褐色で山形に白く切り取られた黒い長方形の模様が目立つ蛾です。あまり動かなかったので後翅を広げるとほとんど白色(縁は灰色)でした。

手持ちの図鑑などで絵合わせをすると、シロモンヤガに似ています。


《芝生の上にとまっていた?シロモンヤガ 2024/06/11》


《芝生の上にとまっていた?シロモンヤガ 2024/06/11》

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アゲハ(蛹)(富山市)

2024-06-19 04:08:55 | 昆虫類

真夏日が連続し、雨も降らないので、ここ数日庭木などに水遣りをしています。

この日、水遣りをしていて、フェンスの隅に何かがついているのに気づきました。近寄ってみると、アゲハの蛹でした(数mほどのところにユズの木が2本あります)。

この蛹の上を何か小さな虫が動き回っていました。アゲハの蛹に寄生するアオムシコバチ?ではないかと思います。このハチに卵を産み付けられたら、やっと蛹になったのに蝶にはなれません。蛹に小さな穴を開けて出てくるのは、小さな寄生バチになります。


《フェンスの隅で蛹化していたアゲハ 2024/06/17》


《フェンスの隅で蛹化していたアゲハ(赤丸内はアオムシコバチ?) 2024/06/17》


《アゲハの蛹の上を動き回るアオムシコバチ? 2024/06/17》

なお、アオムシコバチがアゲハに寄生するのは、蛹化後5日くらいまでの蛹に対してで、幼虫や前蛹には寄生しないようです(『アゲハの蛹寄生蜂としてのアオムシコバチの生態』高木正見1976)。

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