やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

アナグマ?(目撃)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-07-31 04:12:53 | 哺乳類

「暑いから外歩きは1時間以内に」と、高齢で基礎疾患のある我が身の健康を心配する妻に強く言われ、馴染みの公園に出かけました。

しばらく歩きましたが、めぼしいもの(こういう考え自体、「ふつう」と思われている生き物を記録しておきたいという趣旨に合わないのですが…)には出会わず、そろそろ帰ろうかと車の所へ引き返しているときでした。

何かの気配を感じてその方向を見ると、2mほどの至近距離で側溝の中にアナグマの顔。
〈信じられない!嘘だろう!〉
一瞬眼を合わせたアナグマも私も、何が起きたのか理解できず茫然。私はポケットの中のカメラを慌てて取り出し、アナグマは側溝の中を一目散に走り去ります。当然のことながら、アナグマの動きの方が断然早く、小さくなっていくアナグマの後ろ姿さえ撮ることはできませんでした。
(ですから、証拠の写真はありません。)

「近くに丘陵や林のない水田地帯の中にある公園に、アナグマが生息しているのだろうか?」、写真に撮れなかったので、見たのがはたしてアナグマだったのか、時間がたつと、だんだんわからなくなってきます。4~50cm、茶色っぽい、顔が細長い、鼻筋が白っぽい、ずんぐりしている、…。アナグマ、ハクビシン、アライグマ、タヌキなど中型の哺乳動物がいろいろ思い浮かびますが、第一印象はアナグマです。

以前(晩秋~初冬)、この公園で動物に食べられた痕のあるトウモロコシを見たことがありますが、この時はハクビシンの仕業か?と思っていました。

アナグマに至近距離で出会えた嬉しさと高揚感(?)、またとないシャッターチャンスを逃してしまったしまった悔しさ、この日一日は複雑な気分でした。


《アナグマが走り去った側溝 2022/07/29》

※ 市立図書館から7月30日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『昆虫学者はやめられないー裏山の奇人、徘徊の記ー』(小松貴・著)
   2 『万感のおもい』(万城目学・著)
   3 『毎日がこれっきり』(木皿泉・著)
   4 『私捨五入』(安野光雅・著)
   5 『この世あそびー紅茶一杯ぶんのことばー』(徳井いつこ・著)
   6 『李王家の縁談』(林真理子・著)

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ウスバキトンボ(睡眠?)(富山市)

2022-07-30 04:15:06 | 昆虫類

薄暗くなってきたので、テラスのアウタ-シェードを上げに出ると、鉢植えのネギの葉にアキアカネ(と思いこみました)がとまっていました。睡眠のポーズで、近寄っても逃げません。

ほんとうの睡眠かどうかは、翌朝確かめることにして、部屋に戻って撮った写真でトンボの種類を確認することにしました。アカトンボ(アカネ)属の種を区別できる胸側の黒条が見あたりません。ここでおかしいと気づけばいいものを、ひょっとして「胸部側面の黒条が下部だけで細い」タイリクアカネかもと、トンボに詳しいNさんにメールで尋ねたところ、「これは、ウスバキトンボですね。少し前から飛び始めました。」との返事。私のトンボに関する知識のいい加減さに、呆れかえりました(ウスバキトンボがわからないなんて…)。そういえば、私も、家の近くなどで数日前くらいからウスバトンボの飛ぶ姿を何度か見かけていました。

ウスバキトンボは、翅が薄く透明で体のわりに大きい中型のトンボです。全身が淡黄褐色、腹部の背中側に黒い縦線があり、それを横切って細い横しまが多数走ります。また、成熟したオス成虫は背中側にやや赤みがかるものもいます。日中はほとんどの個体が地上に降りず飛び回るが、夜は草木に止まって休み、朝夕にも休んでいる個体が多くいます。発生時期が徐々に北上し、8〜9月頃には日本各地で大群で飛び回ります。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ウスバキトンボ』参照)

翌朝薄明るくなってからウスバキトンボの様子を確かめると、前日とまったく同じ姿勢でネギの葉にとまっていましたが、もう眠りから覚めていたのか、近寄ると飛んで逃げていきました。

ウスバキトンボがとまっていた下の雨樋には、30個ほどの糞が残されていました。眠っている間にも糞をしていたのでしょうか?


《ネギの葉にとまって睡眠の姿勢にはいっていたウスバキトンボ 2022/07/25 18:58》


《ネギの葉にとまって睡眠の姿勢にはいっていたウスバキトンボ 2022/07/25 18:58》


《ネギの葉にとまって睡眠の姿勢にはいっていたウスバキトンボ 2022/07/25 18:58》


《前日と同じ姿勢でネギの葉にとまっていたウスバキトンボ 2022/07/26 05:02》


《とまっていた下の雨樋に残されていたウスバキトンボの糞 2022/07/25 18:58》


《とまっていた下の雨樋に残されていたウスバキトンボの糞 2022/07/25 18:58》

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ツバメシジミ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-07-29 04:46:25 | 昆虫類

私のブログの自己紹介欄には、「自然、特に生き物に興味があります。現在は『ふつう』と思われている生き物を記録しておくことが大切と考えています」と書いています。このように考えていながら、ついつい珍しいもの、希少といわれるものなどの方に目が行ってしまいます。

「ふつう」の生きものであっても、できれば「ふつうの生活」の中の劇的な一場面(孵化、幼虫、蛹化、蛹、羽化、摂食、交尾、産卵、被食、死など)を記録できたらいいなとは思います。

雨があがった公園を散歩していると、ツバメシジミが草(名前はわかりません)の葉にとまっていました(休んでいるのでしょうか、配偶相手をさがしているのでしょうか?)。ふだん、よく見かける光景です。ゆっくり翅表を確認しなかったので、雌雄はよくわかりません。

ツバメシジミは、どの図鑑などを見ても、「普通種」「各地にふつう」などと書かれているごく「ふつう」のチョウ目シジミチョウ科の小さなチョウです。「ふつう」といっても、いつでも、どこでも見られるわけではありません。

名前の由来は、後翅にある尾状の突起。翅の表面は雌雄で異なり、♂は青紫色、♀が黒色です。翅の裏面は灰色がかった白色で、後翅には橙色の紋があります。


《草の葉にとまっていたツバメシジミ 2022/07/22》


《草の葉にとまっていたツバメシジミ 2022/07/22》


《草の葉にとまっていたツバメシジミ 2022/07/22》

※ 昨日2022/07/28の早朝、今年初めてエンマコオロギの鳴き声を聞きました。今朝も鳴いていました。

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フカイドロバチ♂(富山市)

2022-07-28 03:39:53 | 昆虫類

我が家の駐車場に、暑さのせいなのか寿命なのか、瀕死状態のハチが落ちて(とまって?)いました。「アッシー」として.買い物にでかけるところだったのですが、何か気になって、5分ほど待ってもらって写真を撮りました。はじめ、このあたりに多いフタモンアシナガバチだろうと思っていたのですが、体が黒っぽくて紋が橙色、少し小さめです。

1時間ほどして帰宅したときには、同じ場所にずっと弱った状態でとまっていたので、きちんと名前を調べられるよう採集することにしました。

形などからドロバチではないかと思いましたが、手近な図鑑やウエブサイトには似たものが見当たりません。ハチに詳しいNさんにメールで尋ねると、「これは、フカイドロバチでしょう。富山では、*田中先生の記録以来無かったものです。この個体は、ぜひ博物館にIさんの所に持って行ってください。」との返事。
  *(田中忠次「富山県産昆虫目録」(1971)の黒部市石田の記録)

名前がわかったので、さっそくネットで調べましたが、情報は多くはありませんでした。そのうちの一つウェブサイト『平群庵昆虫写真館/フカイドロバチ』には、「メスは額にハートのマーク」とあり、今回見かけたハチは額の模様からみると♂ではないかと思います(腹端から針も出ていませんでした)。

また、『狩蜂生態図鑑』には、フカイドロバチは「大型のドロバチで体色がオレンジ色で、他のドロバチから明確に区別できる」とも書かれていました。

このフカイドロバチの標本は、富山市科学博物館に持っていきました(知り合いの方はほとんど高齢のため退職、博物館を利用するのも久しぶりでした)。


《駐車場に落ちて(とまって?)いた瀕死状態のフカイドロバチ♂ 2022/07/26》


《駐車場に落ちて(とまって?)いた瀕死状態のフカイドロバチ♂ 2022/07/26》


《駐車場に落ちて(とまって?)いた瀕死状態のフカイドロバチ♂ 2022/07/26》


《駐車場に落ちて(とまって?)いた瀕死状態のフカイドロバチ♂ 2022/07/26》

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モンクロシャチホコ(交尾)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-07-27 04:54:14 | 昆虫類

公園の真ん中を横断する用水の並木のサクラの蘖(ひこばえ)の葉の上で、モンクロシャチホコが交尾していました。まるでずんぐりと丸い一つの棒のように見えます。

モンクロシャチホコの幼虫はサクラの葉を食べるので、このサクラ並木では、成虫の姿をときどき見かけます。


《並木のサクラの蘖(ひこばえ)の葉の上で交尾するモンクロシャチホコ 2022/07/22》


《並木のサクラの蘖(ひこばえ)の葉の上で交尾するモンクロシャチホコ 2022/07/22》

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コガネグモ♀(富山市太田南町)

2022-07-26 05:37:00 | クモ類

北陸自動車道と交差する道路のトンネルの壁に、コガネグモの♀がとまっていました。コガネグモは造網性の大きなクモで、ほぼ円形に張った網にかかった獲物を食べています。

このときは、網ではなくトンネルの壁に、網にとまっているときと同じように、前2対と後2対の足をそれぞれそろえて真っすぐに伸ばしてX字状になってとまっていました。飛んできた虫などが網にかかるわけでもないのに、何をしているのでしょうか、不思議です。

ちなみに、このトンネルでは、以前に同じように壁にとまっているコガネグモ♀を見たことがあります。


《トンネルの壁にとまっていたコガネグモ♀ 2022/07/15》


《トンネルの壁にとまっていたコガネグモ♀ 2022/07/15》


《トンネルの壁にとまっていたコガネグモ♀ 2022/07/15》

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リンゴドクガ♂(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-07-25 04:46:32 | 昆虫類

公園のトイレの窓枠に、白っぽくて毛深い蛾が仰向けに落ちていました。触角のオレンジ色が目立ちます。翅の表側の写真も撮ろうと裏返すと、脚が動き出しました。まだ死んではいなかったようです。

帰宅後、ドクガ科あたりに見当をつけ、ウェブサイト「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」のドクガ科の成虫縮小画像一覧の写真を1枚ずつ見ていき、リンゴドクガにたどりつきました。リンゴドクガの幼虫は、このブログでも何度か紹介しています(物覚えが悪いので、ブログで紹介したした生きもののリストが必要だといつも思うのですが、実行に移せないまま溜まる一方で…)。

リンゴドクガについては、ウェブサイト『北茨城周辺の生き物/リンゴドクガ』を引用します。
「…リンゴドクガはドクガ科の蛾ですが、毒針毛を持っていないので卵・幼虫・蛹・成虫のどのときに触っても大丈夫です。
 …リンゴドクガの雌は、白っぽく2本の横線があります。それに対して、雄は2本の線の間が灰褐色になっています。…」


《トイレの窓枠に仰向けに落ちていたリンゴドクガ♂ 2022/07/21》


《トイレの窓枠に仰向けに落ちていたリンゴドクガ♂ 2022/07/21》


《トイレの窓枠に落ちていたリンゴドクガ♂ 2022/07/21》


《ケヤキの幹にいたリンゴドクガの幼虫 2020/12/06》

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オニヤンマ(羽化殻)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-07-24 04:32:47 | 昆虫類

公園の真ん中を横断する用水の桜並木のサクラの幹で、オニヤンマの羽化殻を2個見つけました。

オニヤンマの産卵などついて、ウェブサイト『ウィキペディア/オニヤンマ』の説明を引用します。
「…産卵が行われ幼虫が育つ水域は、巨大な体に似合わず、大規模な河川や湖沼ではなく、小規模で緩やかに水が流れあるいは入れ替わる小水域である。メスは適度な産卵場所を見つけると、体を立てて飛びながら、ストンと体を落下させるようにして水際ぎりぎりの浅い水底の柔らかい泥や砂の中に産卵弁を腹の先ごと何度も突き立てる動作を行う。泥に産卵弁が突き立った瞬間に、泥の中に産卵する。…」

この付近に、用水以外の水域はないようですが、この用水は、コンクリート張りの底面、コンクリートブロックの擁壁という構造で、水深20cm以上(田植え時などはその倍以上)の水が常時勢いよく流れています。とうてい、オニヤンマが産卵するような環境とは思えません。

また、以前に二度ほど、この用水縁の草むらの下など砂泥の少し溜まった場所を網ですくってオニヤンマのヤゴがいないか確かめたことがありますが、ヤゴは見つかりませんでした。用水の上をパトロールする♂や用水で産卵する♀を見かけたこともありません。

となると、ここで羽化するオニヤンマがどこの水域でヤゴの時代をすごしているのか、気になるところですが、きちんと確かめることもしていません。


《用水縁のサクラの幹に残されたオニヤンマの羽化殻 2022/07/15》


《用水縁のサクラの幹に残されたオニヤンマの羽化殻 2022/07/15》


《用水縁のサクラの幹に残されたオニヤンマの羽化殻 2022/07/15》


《用水縁のサクラの幹に残されたオニヤンマの羽化殻 2022/07/15》

※ 市立図書館から7月23日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『オオカマキリ(科学のアルバム)』(森上信夫・著)
   2 『東京の美しい図書館』(立野井一恵・著)
   3 『大人への手順』(伊集院静・著)
   4 『人生百年の教養』(亀山郁夫・著)
   5 『ムスコ物語』(ヤマザキマリ・著)
  1と5とは借りるのが二度目の本、そのほかは富山市立図書館の新着図書案内から選んだ新しい本です。

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スミナガシ(吸蜜)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-07-23 03:51:11 | 昆虫類

これまで樹液の出ていた木が何本か枯れてしまい、狭いコナラ林に樹液の出る木が少なくなりました。

数少ない樹液の出る木も、出方が悪く、スミナガシやスズメバチが頭を突っ込むようにして少ない樹液を吸っていました。

樹液にくるチョウは、タテハチョウ科のものがほとんどです。
コムラサキ亜科(オオムラサキ、コムラサキ、ゴマダラチョウなど)、イシガケチョウ亜科(スミナガシなど)、イチモンジチョウ亜科(イチモンジチョウなど)、タテハチョウ亜科(ルリタテハ、キタテハ、アカタテハ、ヒオドシチョウなど)、ジャノメチョウ亜科(ヒメジャノメ、ジャノメチョウなど)
(『ウィキペディア(Wikipedia)/ジャノメチョウ科』、『樹液に集まる昆虫ハンヅブック』参照)


《コナラの樹液にやってきたスミナガシ 2022/07/21》


《赤い口吻を伸ばしてコナラの樹液を吸うスミナガシ 2022/07/21》


《赤い口吻を伸ばしてコナラの樹液を吸うスミナガシ 2022/07/21》

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キアゲハ(休息?)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-07-22 06:33:08 | 昆虫類

広場の草原に、何かがとまっているのに気付きました。よく見ると、キアゲハが翅を閉じてとまっていました。休息しているのだと思います(一時的にとまったのではないような気がします)。

アゲハチョウ属のチョウは、日中に翅を水平に開いてぶら下がるように静止すると言われていますので、今回の姿は例外なのでしょうか?寝相ならぬ休み相もさまざま、観察事例を積み重ねていけば実像が見えてくるのではないかと思います(特に、昆虫館のようなところは観察しやすいのではないでしょうか?)


《広場の草原で休息?するキアゲハ 2022/07/19》


《広場の草原で翅を閉じて休息?するキアゲハ 2022/07/19》

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ホシヒメホウジャク?(産卵)(富山市関)

2022-07-21 04:00:53 | 昆虫類

北陸自動車道のフェンスに絡みついたヘクソカズラ(アカネ科)の蔓に、小さなホウジャクの仲間の蛾が、ホバリングしながら産卵していました。

スズメガ科ホウジャク亜科で、幼虫の食餌植物がヘクソカズラである蛾はホシヒメホウジャク(開張35~40mm)とホシホウジャク(開張40~50mm)とがいますが、大きさなどからホシヒメホウジャクではないかと思います。


《ヘクソカズラに産卵するホシヒメホウジャク? 2022/07/13》


《ヘクソカズラに産卵するホシヒメホウジャク? 2022/07/13》


《ヘクソカズラに産卵されたホシヒメホウジャク?の卵 2022/07/13》

※ 人生で初めて(というほど大袈裟なことではないのですが…)、CF『築50年以上、標高2926mにて風雪に耐えぬいた薬師岳祠再建』を支援しました。リターンは「薬師岳Tシャツ」と「薬師岳ブレンドドリップパック3P」です。クレジットを使うのは嫌なので、銀行振り込みにしました。
  きっかけは、2022/06/14の北日本新聞朝刊の記事。太郎平小屋の五十嶋さんには、現役時代、たいへんお世話になっています。
  ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/クラウドファンディング』には、次のように説明されています。
「クラウドファンディング(英語: crowdfunding)は、群衆 (crowd) と資金調達 (funding) を組み合わせた造語である。多数の人による少額の資金が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを意味する。…」

《2022/06/14の北日本新聞朝刊の記事》

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キボシアシナガバチ(営巣)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-07-20 04:14:24 | 昆虫類

眼の高さほどにあるコブシの葉裏に、アシナガバチが営巣していました。繭の蓋が緑がかった黄色なのでキボシアシナガバチかヤマトアシナガバチですが、まだ「巣の背面が反り返る」ところまで巣が大きくなっていませんが「巣柄が巣の中央にはない」のでキボシアシナガバチです。

これに対して、同じように繭の蓋が黄色のヤマトアシナガバチの場合は、巣の背面が山型で、巣柄は巣の中央にあります。


《コブシの葉裏に営巣していたキボシアシナガバチ 2022/07/15》


《コブシの葉裏に営巣していたキボシアシナガバチ 2022/07/15》


《コブシの葉裏に営巣していたキボシアシナガバチ 2022/07/15》


《同じキボシアシナガバチの巣(巣柄が巣の中央にない) 2022/07/19》

※ ツクツクボウシの鳴き声を今年初めて聞きました。
    2022/07/19 富山市営農サポートセンター
  ちなみに、富山地方気象台による生物季節観測によると、2020年の「つくつくぼうし初鳴」は8月2日(平年は8月2日、2019年は8月15日)でした。この生物季節観測は、2021年1月から植物のみの 6 種目 9 現象を対象とした観測に変更されています。

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カブトムシ♂(富山市布市)

2022-07-19 03:53:21 | 昆虫類

北陸自動車道と交差する道路のトンネルの天井に、♂のカブトムシがとまっていました。車道の建築限界が4.5mですから、5mほどの高さです。蛍光灯のそばなので、夜間に蛍光灯の光に飛んできたのだと思います。

最近、街灯や自販機などで、虫の好む紫外線をカットして誘引性を低減した光源が使われるようになったので、朝に街灯などを見て回る楽しみがなくなりました。


《道路トンネルの天井にとまっていた♂のカブトムシ 22/07/13》


《道路トンネルの天井にとまっていた♂のカブトムシ 22/07/13》


《道路トンネルの天井にとまっていた♂のカブトムシ 22/07/13》

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モンスズメバチ(営巣)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-07-18 06:17:38 | 昆虫類

この日(2022/07/15)の公園には、先日(2022/07/13)に紹介した「スズメバチ進入注意」とした園路の一部の通行止めも、コガタスズメバチの巣も、見当たらなくなっていました。利用者の危険防止のため、処分されたのだと思います。

気を取り直して(?)園内を散歩していて、別のスズメバチの巣があることに気づきました。

数年前に立ち枯れし、地上3mほどの幹を残して伐採されたコブシ?の木があります。園内では数少ない貴重な枯木なので(枯木は公園管理のため伐採処理されてしまいます)、何かいないかといつも立ち寄ります。

実は、最近、この枯木にくると必ずモンスズメバチに出会うので、巣材を集めに来ているのだろうと思っていました。ところが、この日は、株元の落ち葉を懸命に動かしているモンスズメバチがいました。何をしているのかとしばらく見ていると、もう1匹、ハチが見えてきました。しきりにそのハチをどうにかしようとしている様子です。よく見ると、そのハチはどうやら死んでいるようです。(その後の経過は、観察していないのでわかりません。)

このとき、やっと枯木の根元にモンスズメバチの巣の外皮の底面の開口部が見えているのに気付きました。モンスズメバチは、この枯木の根元の空洞に巣を作っていたのです。ときどきモンスズメバチが出入りしています。巣だと少し危ないので、あまり近寄らないで、その日の観察は止めにしました。

ウェブサイト『上野高敏-Takatoshi UENO-九州大学大学院農学研究院生物的防除研究施設/スズメバチ事典/モンスズメバチ』を抜粋します。
「…モンスズメバチ…
女王蜂は3センチ前後、働き蜂は2.5センチ前後の大きさで、スズメバチとしては小型~中型の種類です。
腹部の波を打った黄色い模様が特徴的なスズメバチとなります。…
自然環境下では、岩と岩の隙間、木の洞など、人為的な環境としては天井裏、壁の隙間などに営巣します。引っ越しをするタイプのスズメバチです。…
日本のモンスズメバチも節足動物の捕食性天敵となりますが、特にセミを好みの獲物とすることが知られています。…」

ウェブサイト『都市のスズメバチ/モンスズメバチ』によると、モンスズメバチの巣は釣り鐘状。底の部分が抜けていて、側面には出入りのための穴は無く、ハチは大きく開いた底面から出入り。外皮の模様もきれいな貝殻状にはならないそうです。

モンスズメバチは、セミ類を好んで捕食するようなので、今度はセミを捕食しているところを見てみたいと思っています(刺されなければいいのですが…。カブトムシを捕りにいっていた子どもの頃に邪魔するオオスズメバチをササの葉で叩き落として踏みつぶしていたころから一度も刺されたことがないので、「自分だけは大丈夫」という根拠のない自信がまだ続いています)。


《コブシ?の枯木に作られたモンスズメバチの巣の出入り口 2022/07/15》


《死んだハチ(赤矢印)をどうにかしようとしているモンスズメバチ 2020/07/15》


《コブシ?の枯木に作られた巣に出入りするモンスズメバチ 2022/07/15》


《巣に出入りするモンスズメバチ(外皮の底面の開口部が見える) 2022/07/15》

※ 昨日2022/07/17のブログでアブラゼミの初見(2022/07/16)について紹介しましたが、昨日、その近くの神社でアブラゼミの鳴き声を聞きました。今年の初鳴き(2022/07/17)です。

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アブラゼミ♂(富山市小杉)

2022-07-17 04:21:59 | 昆虫類

7月も半ばを過ぎ、ニイニイゼミの鳴き声があちこちから聞こえてくるようになりましたが、アブラゼミの鳴き声はまだ聞こえてきません(羽化殻は見つけていますが、姿は見ていませんでした)。

早朝、自転車で散歩していると、地鉄上滝線と交差する県道のアンダーパスの舗道脇に、アブラゼミ♂が仰向けに転がっていました。動かないのでてっきり死んでいるものだと思いましたが、起こしてやると動き出しました。(つかんでも鳴かなかったので、羽化してそれほど時間がたっていないセミだったのかも知れません。この近く(100mほど)にアブラゼミが羽化するような場所はありません。)

この日2022/07/16が、私の2022年アブラゼミ初見日です。

アブラゼミは、場所や年によって異なりますが、7月中旬から9月下旬まで鳴き声が聞かれるといわれています。昔のことになりますが、頼成の森では2009年の初鳴きが7月16日、2010年の初鳴きが7月23日でした。

ちなみに、富山地方気象台による生物季節観測によると、2020年の「あぶらぜみ初鳴」は7月24日(平年は7月16日、2019年は7月17日)でした。この生物季節観測は、2021年1月から植物のみの 6 種目 9 現象を対象とした観測に変更されています。


《アンダーパスの舗道脇に仰向けに転がっていたアブラゼミ♂ 22/07/16》


《アンダーパスの舗道脇に仰向けに転がっていたアブラゼミ♂ 22/07/16》


《仰向けに転がっていたアブラゼミ♂(起こすと動き出した) 22/07/16》

(2022/07/18)アブラゼミを初見した場所の近くの神社で、アブラゼミの鳴き声を聞きました。今年の初鳴き(2022/07/17)です。

※ 市立図書館から7月16日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『虫のオスとメス、見分けられますか?』(森上信夫・著)
   2 『イギリスの心地いい小さな愉しみ』(smile editors・編)
   3 『破れ星、流れた』(倉本聰・著)
   4 『ひとり老後、楽生き事典』(辻川覚志・著)
   5 『東大教授、若年性アルツハイマーになる』(若井克子・著)

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