朽ち木を見かけると、中に面白いものが潜んでいないかと崩してみたくなります。河川敷に流木を集めた所があり、いい具合に腐朽が進んだものもありました。
ゲジの仲間は動きが早く、種名もわからないと思い込んでいたので写真はパスしていましたが、今回は図書館から借りてきた「落ち葉の下の小さなハンドブック」がありました。崩した朽ち木からでてきたゲジの仲間は、「背面全体に3本の黒い線が入り、背板の後縁中央に2つの点のような橙色部が入」っていたので、ゲジだと思います。
虫好きでも虫が好かないものはいるようで、養老孟司さんは「ゲジが最大限に嫌い」(『私の脳はなぜ虫が好きか?』)だそうです。ちなみに、私はゲジはそれほどでもありませんが、昆虫のなかではガやゴキブリが苦手です。
《朽ち木の中からでてきたゲジ2017/04/21》