やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

頼成の森のキノコ(63)クヌギタケ属の一種(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-08-31 06:02:20 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クヌギタケ属はキシメジ科のキノコです。多くは小型で「傘」の縁部は最初から内側に巻かず、「柄」は軟骨質で通常は中空です。腐生性で、ほとんどが落葉、木材の分解菌です。(『山渓カラー名鑑日本のきのこ』参照)

《クヌギタケ属の一種 2009/04/03》

《クヌギタケ属の一種 2009/11/26》

《クヌギタケ属の一種 2009/12/05》

《クヌギタケ属の一種 2010/04/21》

《クヌギタケ属の一種 2010/05/05》

《クヌギタケ属の一種 2010/05/31》

《クヌギタケ属の一種 2010/10/19》

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スズムシ(富山市)

2016-08-31 05:11:59 | 昆虫類

ホームセンターやスーパーなどに囲まれた広い駐車場を日が暮れてから散歩すると、8月の半ばころから、あちこちでスズムシの鳴き声が聞こえてくるようになりました。どこで鳴いているのか?潜んでいるような場所がないので、側溝の中かも知れません。もちろん野生のスズムシではなく、元は籠脱けしたものだと思います。

ある日、早朝にゴミを出しに行くと、ゴミステーションの中からスズムシの鳴き声が聞こえてきました。昼に確認に行くと、ゴミステーションの隅に置いてある籠などの蔭に、スズムシのペアがひそんでいました。

《ゴミステーションの隅に潜んでいたスズムシ♂ 2016/08/30》

《ゴミステーションの隅に潜んでいたスズムシ♀ 2016/08/30》

《スズムシの潜んでいたゴミステーション 2016/08/30》

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キクキンウワバ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-08-30 13:55:42 | 昆虫類

夕暮れ時、コブシの幹にガが下向きにとまっていました。前翅にある特徴的な斑紋から、すぐに種名がわかると思って帰りしたが、なかなかわかりませんでした。翅を屋根型にたたんでとまっている姿から、展翅された姿を連想するのが苦手なのです。

しかし、図鑑を何回か眺め、想像できた前翅の展開模式図を書いていると、展翅されたキクキンウワバの写真にたどり着きました。確認のためにウェブサイトに紹介されているキクキンウワバの生態写真と比較して、ようやく納得します。キクキンウワバは「前翅中央から外縁にかけて広く黄金色を呈することで、同定を誤ることはない。…7~8月に各地にきわめて普通。」(『原色日本蛾類図鑑(下)』との衝撃的な記述があるので、これで同定誤りだと救われません。キクキンウワバの前翅ある大きな黄色い紋は光があたると金色に輝くようですが、このときは光の加減からか、金色には見えずくすんだ黄色に見えていました。

《コブシの幹にとまるキクキンウワバ 2016/08/25》

《コブシの幹にとまるキクキンウワバ 2016/08/25》 

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ヤマトゴキブリ(脱皮)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-08-25 19:03:30 | 昆虫類

エンジュの幹の窪みに、脱皮したばかりでまだ着色していないヤマトゴキブリの幼虫がじっととまっていました。

《脱皮して間もないヤマトゴキブリの幼虫と脱皮殻 2016/08/25》

《脱皮して間もないヤマトゴキブリの幼虫と脱皮殻 2016/08/25》

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頼成の森のキノコ(62)クチベニタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-08-24 06:49:42 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クチベニタケはクチベニタケ科クチベニタケ属の腹菌類の小型のキノコで、夏から秋にかけて、林内の切り通しなどに群生します。「類球体」の頭部は半透明で飴色、その頂部には周囲を赤く縁どられた星形の胞子噴出口があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

頭頂部の赤い部分がまるで口紅をひいたようなのでこの名が付けられていますが、頼成の森で見かけて感動したキノコの一つです。

《クチベニタケ 2010/10/01》

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頼成の森のキノコ(61)クサハツの仲間(2)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-08-23 03:07:01 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クサハツの仲間は、ベニタケ科ベニタケ属のキノコです。

なお、このキノコが頼成の森のキノコ(60)のクサハツの仲間(1)と同一種かどうかは不明です。

《クサハツの仲間 2009/07/22》

《クサハツの仲間 2009/07/22》

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ヒガシキリギリス♂(神通川左岸/富山市婦中町塚原)

2016-08-22 15:05:32 | 昆虫類

炎天下の河川敷でウスバカミキリを探しましたが、見つかりません。暑くて方針を変更、草むらで鳴いているキリギリスを写すことにしました。子供のころ、夏になると竹籠に入れて売られていた情景を思い出します。

《草むらで鳴くヒガシキリギリス♂ 2016/08/20》 

《草むらで鳴くヒガシキリギリス♂ 2016/08/20》 

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頼成の森のキノコ(60)クサハツの仲間(1)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-08-22 12:43:34 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クサハツの仲間は、ベニタケ科ベニタケ属のキノコです。 

《クサハツの仲間 2009/07/30》

《クサハツの仲間 2009/07/30》

《クサハツの仲間 2009/07/30》

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ウスバキトンボ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-08-21 08:18:26 | 昆虫類

8月に入ると、芝生広場の上を行ったり来たりするウスバキトンボの群れが目立つようになります。

この日は俄か雨が降ったり止んだりしていたので、ふだんは日中ほとんど飛んでいるウスバキトンボも芝生広場の少し丈の高い雑草にとまっていました。

《翅を休めるウスバキトンボ 2016/08/17》

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頼成の森のキノコ(59)クサウラベニタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-08-21 03:28:33 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クサウラベニタケはイッポンシメジ科イッポンシメジ属の中型の毒キノコで、夏から秋にかけて、ブナ科の樹下に群生します。「傘」は灰色から帯褐灰色、吸水性、湿時粘性でやや条線があり、乾くと光沢があらわれます。「ひだ」はやや密で、白色からピンク色になります。「肉」は白色で粉臭があります。「柄」は白色で艶があり、中空です。有毒で、嘔吐や下痢などの胃腸系の中毒をおこします。食用のホテイシメジ、ハタケシメジ、ウラベニホテイシメジなどと混同して食べないように注意が必要です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《クサウラベニタケ 2010/10/10》

《クサウラベニタケ 2010/10/10》

《クサウラベニタケ 2010/10/10》

《クサウラベニタケ 2010/10/10》

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クサキリ♀(富山市)

2016-08-20 14:35:10 | 昆虫類

庭で水やりをしていると、アガパンサスの葉叢から中型のキリギリスの仲間が飛び出してきました。「大アゴ」は黄色、「頭頂」は鈍くとがり、「前翅先端」は裁断的となり、「脛節」は濃褐色なことなどから、クサキリではないかと思います。

《クサキリ♀ 2016/08/19》

《クサキリ♀ 2016/08/19》

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ツマグロヒョウモン♂(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-08-19 12:51:43 | 昆虫類

にわか雨が降るなか、センターにでかけました。芝生広場の周辺で、ツマグロヒョウモンの♂が♀を探しているのか勢いよく飛び回り、ときおり芝生にとまって翅を休めていました。

《ツマグロヒョウモン♂ 2016/07/17》

《ツマグロヒョウモン♂ 2016/07/17》

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頼成の森のキノコ(58)キホコリタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-08-18 03:40:05 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

キリンタケはテングタケ科テングタケ属の中型のキノコで、夏から秋にかけて、主に針葉樹・広葉樹混生林の地上に発生します。「傘」の表面は灰褐色から褐色、白色から淡灰色粉状の「いぼ」を散在し、「ひだ」は白色です。「柄」はほとんど白色で、「つば」より下は細鱗片をっ有するかまたは繊維状になります。塊茎状から紡錘状に膨らんだ「柄」の基部に綿屑状の「つぼ」の破片が付着します。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《キリンタケ 2009/07/24》

《キリンタケ 2009/07/24》

《キリンタケ 2009/07/24》

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ツクツクボウシ(産卵)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-08-17 14:07:47 | 昆虫類

ツクツクボウシ♀が小枝にとまって産卵していました。

ツクツクボウシ♀は、腹端から出ている長い産卵管が特徴です。

《腹部を曲げて小枝に産卵するツクツクボウシ♀ 2016 08/17》

《長い産卵管が目立つ♀ 2016/08/17》

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頼成の森のキノコ(57)キホコリタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-08-17 06:04:06 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

キホコリタケは、ホコリタケ科ホコリタケ属の中型のキノコで、秋に林内地上に群生します。「外皮」は粒状から粉状、「基本体」は最初は白色、成熟すると黄色から褐色になり、綿屑状の胞子塊となります。無性基部があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《キホコリタケ 2010/10/02》

《キホコリタケ 2010/10/02》

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