やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ギンリョウソウ(芽生え)?(富山市[大山町]東黒牧)

2022-03-28 03:00:00 | 植物

早春の雑木林で久しぶりに倒木の虫探しをしたものの、虫がほとんどみつからず、帰ろうとしたとき、苔の生えた古い切り株の根元に1~2㎝の楕円形をした白いものがたくさん顔を出しているのに気づきました。よく確かめもせず、これは蛾の蛹か何かだろうと早合点、でも念のため自宅に少し持ち帰りました。

持ち帰ったものをよくよく見ると、植物のようです。思い当たるのは腐生植物のギンリョウソウ。ウエブサイトで調べると、どうやらギンリョウソウの芽生えのようです。しばらくしてから、現地で再確認しようと思います。


《苔の生えた古い切り株から顔を出していたギンリョウソウ?の芽生え 2022/03/26》


《苔の生えた古い切り株から顔を出していたギンリョウソウ?の芽生え 2022/03/26》


《ギンリョウソウ?の芽生え 2022/03/26》

ウェブサイト『October Deer/ギンリョウソウ 光合成をやめた植物』には、「ギンリョウソウの根はアメ色で丸く、菌類が共生する菌根というもの…」との記述があり、上の写真の茶色い楕円形のものが根なのでしょうか?よく分かりません。


《ギンリョウソウ?の芽生えの横断面 2022/03/27》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒメリュウキンカ?(富山市上堀南町)

2017-03-15 04:42:33 | 植物

冬枯れの荒れ地などで、春一番に目につくキンポウゲ科の黄色い花があります。

以前にヒメリュウキンカでは?だと聞いたことがある植物のようなので、いくつかのウェブサイトなどを調べましたが、よくわかりませんでした。

ウェブサイト『屋島の野草/ヒメリュウキンカ』にはヒメリュウキンカとあり、「ヨーロッパ原産の園芸種が逸出し野生化したと思われる。里山の湿り気のある半日陰の、林縁や林床に群生する多年草…園芸用の矮性種は5㌢~15㌢程度…直径3㌢~4㌢の黄色で光沢のある花…花弁状の萼の裏側に3枚の萼片…これがヒメリュウキンカの大きな特徴」とありました。

ウェブサイト『タコサンの秋吉台日記/2016年3月13日キクザキリュウキンカ』には、キクザキリュウキンカ Ranunculus  ficaria 別名ヒメリュウキンカとありました。

また、ウェブサイト『生きもの好きの語る自然誌/キクザキリュウキンカ Ficaria verna』では、和名はキクザキリュウキンカ(別名ヒメリュウキンカ)ですが、学名が異なりFicaria verna とされていました。

よくわかりませんが、感覚的には同じ植物のように思えます。

《ヒメリュウキンカ?の咲く用水沿いの荒れ地 2017/03/11》

《ヒメリュウキンカ? 2017/03/11》

《ヒメリュウキンカ? 2017/03/11》

 

 《ヒメリュウキンカ?の花弁状の萼の裏側の3枚の萼片》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドクダミ(富山市)

2011-06-07 05:05:04 | 植物

北陸地方はまだ梅雨入りしませんが、白いドクダミの花が咲き出しました。ドクダミは、庭や畑の雑草として嫌われものですが、梅雨空に群生する白い花には趣があります。

ドクダミは薬草として有名ですが、山菜として利用されることもあり、ベトナムや中国南部では香草や野菜として食べられているようです。

4枚の白い花びらのように見えるものは総苞(そうほう)で、たくさんついている花に花びらやがくはありません。苞とは、花の基部にあって、大きさや色などが変形した葉のことです。 

《ドクダミ 2011/06/06》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする