やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

アキアカネ(県総合運動公園/富山市南中田)

2018-11-30 04:18:44 | 昆虫類

代表的な「赤とんぼ」であるアキアカネの姿を最近見なくなった、そんな声が各地で上がっているようです。2000年頃から急激に減少し始めているという印象を持っている人が多いとのこと。

しかし、このごろアキアカネをよく見かける気がします。急激に減少する前の状態をよく覚えていないので、回復したのかどうかよくわかりませんが…。

『富山県のトンボ』によると、富山県内のアキアカネの成虫は6~11月を中心に6月上旬から12月の記録があります。12月に入っても、しばらくはアキアカネの姿が見られるのかも知れません。


《夕陽を浴びて幹にとまるアキアカネの群れ(後ろはジョギングする人) 2018/11/27》 


《夕陽を浴びて幹にとまるアキアカネ 2018/11/27》 


《役割を終え路上で死んでいるアキアカネ 2018/11/27》  

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ムナビロオオキスイ?(県総合運動公園/富山市南中田)

2018-11-29 04:24:27 | 昆虫類

穏やかなよい天気なので、夕方から犬「総合運動公園」コースを散歩しました。

中央西側にあるアルペン広場に50本近く植えてあるのケヤキの剥がれかけた樹皮の下を見ていると、オオキスイムシの仲間がいました。ここで越冬するのでしょうか?

『原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)』によると、オオキスイムシ科の甲虫は日本には3種(ムナビロオオキスイ、ヨツボシオオキスイ、ミドリオオキスイ)。このうちミドリオオキスイは前胸背板に特異な彫刻がないということなので、そのほかのよく似た2種のどちらかになります。

大きさはほとんど変わらず、
  ムナビロオオキスイ 「上翅の第3~5間室は数個にくびれ、翅端は鈍くまるい」
  ヨツボシオオキスイ 「上翅の第3、
5間室のくびれは弱い。翅端は♂ではまるく、♀ではとがる」
と書かれています。(つまり、第4間室が数個にくびれるのがムナビロオオキスイ)

黄白色の点(紋)のあるラインが第4間室で、写真では数個のくびれがあるように見えます。ムナビロオオキスイでしょうか?


《ケヤキの樹皮下に潜むムナビロオオキスイ? 2018/11/27》 


《ケヤキの樹皮下に潜むムナビロオオキスイ? 2018/11/27》 

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イチモンジカメムシ♂(県総合運動公園/富山市南中田)

2018-11-28 06:43:13 | 昆虫類

穏やかなよい天気なので、夕方から犬「総合運動公園」コースを散歩しました。公園をほぼ一周するので、およそ2km、いろいろ寄り道をするので1時間ほどかかります。

中央西側にあるアルペン広場には、50本近くのケヤキが植えてあります。ケヤキの剥がれかけた樹皮の下を見ていると(これはいつもの癖です)、前胸背が赤いカメムシがいました。ここで越冬するのでしょうか?

帰宅後、『ポケット図鑑日本の昆虫1400①』の写真と見比べていると、どうやらイチモンジカメムシの♂のようです。同書には♀の写真とともに、こう書かれていました。「イチモンジカメムシ 9~11mm 本、四、九、南/平地~丘陵。水田やイネ科植物の生える草地で見られる。明かりにも飛来する。前胸背に淡緑色か淡紅色の横帯がある。前者はメスで、後者はオス」


《ケヤキの樹皮下に潜んでいたイチモンジカメムシ♂ 2018/11/27》


《ケヤキの樹皮下に潜んでいたイチモンジカメムシ♂ 2018/11/27》

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チヂレタケ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-11-27 04:07:15 | キノコ

用水沿いに植えられたソメイヨシノの枯枝に、チヂレタケが群生していました。

チヂレタケは、夏~秋、広葉樹の枯木・枯枝上に多数群生するコウヤクタケ科チヂレタケ属の超小型~小型のキノコです。柔軟な革質「傘」は、扇形からほぼ円形でしばしば短い「柄」があります。表面は淡黄色~淡黄褐色平滑で、不明瞭な環紋があります。「ひだ」は、白色~灰白色で分岐します。白色腐朽をおこします。(『カラー版きのこ図鑑』参照) 


ソメイヨシノの枯枝に群生するチヂレタケ 2018/11/24》


ソメイヨシノの枯枝に群生するチヂレタケ 2018/11/24》


ソメイヨシノの枯枝に群生するチヂレタケ 2018/11/24》  

※ 時のたつのは早いもので、もうじき師走。我が家でも、クリスマスの飾りが少しづつ置かれるようになってきました。高島屋チャリティーサンタの人形は、毎年1種類ずつ新顔が加わっています(今年の分はまだです)。これまでは孫娘が「早く飾って!」と手伝っていましたが、高校生になった今年は他にすることがいっぱいあるようです。


《玄関に置かれたクリスマスの飾り》


《玄関に置かれたクリスマスの飾り(高島屋チャリティーサンタ)》


《玄関に置かれたクリスマスの飾り》

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エノキタケ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-11-26 04:01:33 | キノコ

降り積もった落ち葉に紛れるように、切株からぬめりのある茶色のキノコが出ていました。エノキタケのようです。

エノキタケの見分け方については、ウェブサイト『富山きのこクラブ/エノキタケが発生しています』(2007年12月12日)に、次のようにまとめられていました。https://blog.goo.ne.jp/sola1one/e/b0aa6811f2b9b23086f0d0915f34a287

 「エノキタケは、
   1.傘に粘性があること
   2.ヒダは白~うすいクリーム色
   3.ヒダの柄に着き方は上生(柄の手前で内側でへこんだように見える)
   4.柄の下部は焦げ茶色(時に薄いことあり)で、表面に非常に細かい毛がビロード状に密生する
  の全ての条件を満たせば比較的簡単に同定できます。」

見かけたキノコは、上の4つの条件すべてに当てはまるようなので、エノキタケだと思います。ちなみに、この切株はエノキではないかと思います。


切株から出ていたエノキタケ 2018/12/24》


切株から出ていたエノキタケ 2018/12/24》


切株から出ていたエノキタケ 2018/12/24》


切株から出ていたエノキタケ 2018/12/24》


切株から出ていたエノキタケ 2018/12/24》

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アカタテハ(富山市小杉)

2018-11-25 04:03:51 | 昆虫類

犬と「アンダーパス」コースのバリエーションルート(上の道)を散歩していていると、アンダーパスを見下ろす防護柵にヒメアカタテハがとまっていました。

よく見ると、ヒメアカタテハ後翅は直線的に切断されていました。これまでに見たビークマークとは、ちょっと感じが違います。いったいどのようにして、このような切断のされ方をしたのでしょうか?

ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ヒメアカタテハ』(2018/11/25)によると、ヒメアカタテハは移動性が強く、越冬できないような冷帯や寒帯地方でも、夏から秋にかけて侵入や発生を繰り返します。日本でも秋に個体数が多くなります。確かなことはわかりませんが、富山ではヒメアカタテハは(卵、幼虫、蛹、成虫いずれの状態でも)冬を越していないようです。

2022/10/20 訂正します。名前が間違っていました。ヒメアカタテハではなく、アカタテハです。(訂正が間違ってなければいいのですが…)


《アンダーパスを見下ろす防護柵の上で陽を浴びるヒメアカタテハ 2018/11/24》


ヒメアカタテハ(後翅は直線的に切り取られています) 2018/11/24》

※ 来年のカレンダー、日記帳を買いました。毎年、母親のためのカレンダーも買っていましたが、今年は買う必要がなくなりました。母親のいない初めての年末年始になります。


《2019年用のカレンダーと日記帳》  

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フタモンアシナガバチ♂(神通川左岸河川敷/富山市[婦中町]塚原)

2018-11-24 14:55:46 | 昆虫類

神通川左岸の河川敷に設けられた歩行者用のアスファルト道路を歩いていると、朝陽のあたる道端の草の葉にフタモンアシナガバチがとまっていました。近づいても動かないので、陽を浴びて体温を上げているところだと思います。

触角の先がカールしているので、♂蜂です。フタモンアシナガバチは、「10月~11月にかけての暖かい日に、庭などを多数の本種が飛び回っていることがありますが、これらは全てオスなので刺されることはありません。」(ウェブサイト『都市のスズメバチ/アシナガバチ事典』より)。


《朝陽を浴びるフタモンアシナガバチ♂ 2018/11/02》 


《朝陽を浴びるフタモンアシナガバチ♂(触角の先がカールしています) 2018/11/02》  

※ 今日(2018/11/24)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。このところ、なんとなく忙しくて、(借出し期間を延長しても)読み切れずに返却してしまう本がたくさんあります。 
   1 『にっぽんスズメ散歩』(ポンプラボ編)
   2 『オールド・ノリタケ』(コロナ・ブックス編集部編)
  
 3 『佐野洋子ーあっちのヨーコこっちの洋子』(佐野洋子著)
   4 『卓上の風景』(小倉遊亀著)
   5 『画室のうちそと』(小倉遊亀著著)
   6 『茨木のり子』(文春別冊)
 

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スギタケの仲間(県総合運動公園/富山市南中田)

2018-11-23 06:00:44 | キノコ

犬と「総合運動公園」コースを散歩していると、公園の植え込みのハナノキ(カエデ科)の根元に、スギタケの仲間と思われる若いキノコが生えていました。見るからにおいしそうなので、持ち帰って食べようと提案しましたが、毒があるかもと料理長に即座に却下されました。その後(9日後)もう一度見にいきましたが、そのままで誰も採っていっていませんでした。

このキノコは、ハナノキの根元や張り出した根から生えていました。この部分やハナノキ本体が枯れていたかどうかは、はっきりしません。

キノコについては気安く教えてくれる知人がいないので、図鑑とウエブサイトを頼りに名前を調べます。『山渓カラー名鑑日本のきのこ』に載せられたスギタケ属のキノコの写真と説明を見比べていきました。生えている場所、何から生えているか、時期、「傘」の大きさ、色、形、表面の粘性・光沢・鱗片、「柄」の粘性、色、鱗片、「つば」、「つぼ」、「胞子紋」…。慣れないと説明がどういう状態をさしているのかわからず、しかもそれら全てを総合して種名が判明するのです。知識や経験のない者が軽々に判断できません。

地上性でないことからツチスギタケでないことはわかりましたが、スギタケ、スギタケモドキ、ヌメリスギタケ、ヌメリスギタケモドキのいずれとも判断できませんでした。ご存知のときは、コメントで教えていただければうれしいです。 


《ハナノキの根元に生えたスギタケの仲間 2018/11/05》 


《ハナノキの根元に生えたスギタケの仲間 2018/11/05》 


《ハナノキの根元に生えたスギタケの仲間 2018/11/05》


《ハナノキの根元に生えたスギタケの仲間 2018/11/14》 


《ハナノキの根元に生えたスギタケの仲間 2018/11/14》


《ハナノキの根元に生えたスギタケの仲間(木部から生えています) 2018/11/14》  

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ホタルトビケラ(富山市小杉)

2018-11-22 04:17:14 | 昆虫類

いつもの散歩道の一つ「アンダーパス」コースを歩いていると、朝陽のあたった電柱にトビケラの仲間がとまっていました。『ポケット図鑑日本の昆虫1400②』のトビケラ目の写真と比較していくと、ホタルトビケラにいきつきました(しかし、日本にはホタルトビケラ属Nothopsycheの仲間は7種も生息しているようなので、?は付きます)

同書によると、ホタルトビケラは11~12月上旬にかけて、平地の小川や流れの穏やかなところで見られということです。胸の橙色が目立ちます。


《電柱にとまるホタルトビケラ 2018/11/21》


《電柱にとまるホタルトビケラ 2018/11/21》

※ 11月も半ばを過ぎ、日の出の位置がかなり南になってきています。2018/11/17は朝焼けで、諺どおりしばらくして雨になりました。


《犬との散歩の途中見た富山市新保付近からの日の出 2018/11/17》 

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アカハライモリ?(死体)(神通川左岸河川敷/富山市[婦中町]塚原)

2018-11-21 04:37:08 | 両生類

神通川左岸の河川敷に設けられた歩行者用のアスファルト道路を歩いていると、路上に何かが踏みつぶされ干からびていました。トカゲのような形ですが、腹部の脇に赤と黒の模様が少し見え、裏返すとその模様がよく見えました。アカハライモリだと思います。

ここは神通川の高水敷(増水時に冠水する平坦な土地)で、水量が多く流れの急な神通川本流以外に近くに水気はまったくないところなので、ここでアカハライモリを見かけたことは意外でした(人為的に持ち込まれたものでないとすれば)。

アカハライモリは「水田、池、川の淀みなど流れのない淡水中に生息」し、「成体は繁殖期以外も水中で生活することが多」く、「冬は水路の落ち葉の下や水辺近くの石の下などで冬眠」します。また、「幼体は、森林内などで小さな昆虫や陸棲貝類、ミミズなどの土壌動物を捕食して3-5年かけて成長し、成熟すると再び水域に戻ってくる」ようです。( ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/アカハライモリ』2018/11/21参照)

したがって、このアカハライモリが「どこから」「どこで」「何をしに」やってきたかは、よくわかりません。よくわからないこと、知らないことがあるから、面白いのでしょう…。

水域から離れたところで越冬中のアカハライモリなどについては、これまでにもこのブログなどで紹介しています。

「2013/04/06 イモリ(越冬)(富山市[大沢野町]寺家)」https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/f89e58c7425f80fb40d586ca489e6c3e

「2013/05/09 イモリ(朝日社叢/氷見市小境)」 https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/fb6b14800bf37569d13b663c36672494


《河川敷の歩道で干からびて死んでいたアカハライモリ 2018/11/02》


《河川敷の歩道で干からびて死んでいたアカハライモリ(裏返したもの) 2018/11/02》

※ 11月16日から29日まで富山市ガラス美術館で開かれている『星野富弘花の詩画展』を見てきました。「富弘美術館」に行って原画を見たいとまで思っていただけに、70点の原画には感動しました。昨年から今年にかけてひどく落ち込んだとき、星野富弘さんの詩画集を何度も読んで励まされました。


《富山市ガラス美術館で開かれている『星野富弘花の詩画展(富山)』のパンフレット 2018/11/20》


《富山市ガラス美術館で開かれている『星野富弘花の詩画展(富山)』 2018/11/20》 

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ヒメフキバッタ(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2018-11-20 04:41:31 | 昆虫類

寺家公園へ、ヒナカマキリを探しに行ってきました。暖かい晴天の休日で、ふだんはそれほど車が多くない駐車場がいっぱいでした。何かイベントでもしているのか?と思いましたが、別々の家族やグループなどで、紅葉狩りを楽しみに来ている人たちでした。(結局、ヒナカマキリは見つかりませんでした。)

晩秋なので虫たちの姿はほとんど見えませんが、道端の石垣の上などにフキバッタの仲間がいました。

帰宅して、写真を見ながらあてはまる種名を探しましたが、この仲間やキマダラヒカゲ、キノコなどは苦手中の苦手です。『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』ではいろいろな種に分けられていて、生息地以外に断定的な根拠が見つかりません。この図鑑にも、フキバッタの進化と題して「フキバッタ類は翅が短く、飛翔して移動できない。そのため、地域ごとに少しづつ形態が異なることが多く、必ずしも明瞭に種を区分できるとは限らない。…などは、分布の境界で中間的な個体群も見られることがある。おそらく、これらは種分化の途中なのであろう。これらをそれぞれ種内の変異に過ぎないとして1種にまとめる考えもある。しかし、本書ではこれらを独立種(あるいは亜種)とした。微妙な分化を示す種をひとまとめに1種にするよりは、その多様性を記録する手段として種名を活用したいのである。」と述べられています。よくわかりません。要するに〝種とは何か?”ですか…。

『富山県産無翅昆虫類および直翅系昆虫類』には、フキバッタの仲間がミカドフキバッタ、ヤマトフキバッタ、ヒメフキバッタ、ハネナガフキバッタの4種が富山県内に生息する種として載せられています。ハネナガフキバッタ以外の3種を見比べ、記録数の多いミカドフキバッタかなと思いましたが、スッキリしません。

元富山市科学博物館のNさんに写真を送り尋ねたところ、ヒメフキバッタ♀だと思うとのことでした。見分け方も教えていただきました。「フキバッタ類で、《ハネナガ》は文字通り長翅なのでまず除外。《ヤマト》の翅は中途半端に短く背中の上で左右が少し重なる。《ミカド》の胸側面の黒斑はより長く現れ、腹部は緑色。《ヒメ》は胸側面の黒斑は短く、腹部は赤色がかり側面に黒斑が現れる。秋も遅くに見るフキバッタはほぼ《ヒメ》です。」


《石積みの上にとまるヒメフキバッタ 2018/11/18》


《石積みの上にとまるヒメフキバッタ 2018/11/18》


《石積みの上にとまるヒメフキバッタ 2018/11/18》


《笹の葉にとまり陽を浴びるヒメドフキバッタ 2018/11/18》

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エサキモンキツノカメムシ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2018-11-19 09:48:52 | 昆虫類

防護柵に何かとまっていないか注意しながら歩いていると、エサキモンキツノカメムシがとまっていました。これから越冬するのでしょうか?

以前(2009/12/24)、頼成の森で落ち葉の下で越冬しているエサキモンキツノカメムシを見かけたことがあります。


《防護柵にとまっていたエサキモンキツノカメムシ 2018/11/13》


《防護柵にとまっていたエサキモンキツノカメムシ 2018/11/13》


《落ち葉の下で越冬していたエサキモンキツノカメムシ 2009/12/24》 

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ハタネズミ?(死体)(富山市小杉)

2018-11-18 08:50:41 | 哺乳類

いつもの散歩道の一つ「アンダーパス」コースを歩いていると、歩道脇の側溝の蓋の上で、小さなネズミが死んでいました。前日の雨のためか、それこそ全身濡れ鼠です。

小さいので最初はハツカネズミかなとも思いましたが、それにしては尾が短いので、ハタケネズミの仲間す。『富山県の鳥獣』(富山県、1980)によると、富山県内のハタケネズミの仲間はニイガタヤチネズミ、スミスネズミ、ハタネズミの3種類。前2種類はそれぞれ高山性、山地性のネズミなので、このネズミはハタネズミだと思います。

富山県内でハタネズミは、「平野部の田畑に多く、…立山の上の小平(1450m)より標高の高い…浄土山の稜線部(2890m)にまで生息」(『富山県の鳥獣』)しています。

標本は、記録として活用してもらえるよう富山市科学博物館に持っていきました。学芸員のNさんでは「尾がだいぶ短いので、ハタネズミではないでしょうか。」とのことでした。


歩道脇の側溝の蓋の上で死んでいたハタネズミ? 2018/11/07》


歩道脇の側溝の蓋の上で死んでいたハタネズミ?(全身濡れ鼠) 2018/11/07》


ハタネズミ?(頭胴長90㎜ほど、尾長30㎜ほど) 2018/11/07》 


ハタネズミ?(耳介を出しました) 2018/11/07》  


ハタネズミ?(後足の蹠球数が5であれば確実にハタネズミ) 2018/11/07》 


ハタネズミ?の切歯 2018/11/07》 

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ハヤシノウマオイ?♀(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2018-11-18 03:35:41 | 昆虫類

防護柵に、ウマオイの仲間の♀がとまっていました。よく似たハヤシノウマオイとハタケノウマオイとは♀の外見では区別できませんが、生息場所を考えると、ハヤシノウマオイだと思います。


《防護柵にとまるハヤシノウマオイ?♀ 2018/11/13》 


《防護柵にとまるハヤシノウマオイ?♀ 2018/11/13》


《防護柵にとまるハヤシノウマオイ?♀ 2018/11/13》

※ 「近所の空き地に冷たい風が吹き始め、日が短くなると、見る間に目につく虫の数が少なくなっていく。…。そんな虫たちの季節も過ぎ、翅がボロボロになって、やがて消えていく。冬の始まりである。…。秋や冬の虫もそれはそれで楽しいものである。秋には美しい声を響かせる虫、冬には春を待つさまざまな虫があちこちに身を潜めている。「秋枯れ」や「冬枯れ」というのは自然の表面にしか目を向けていない証拠であり、虫の世界は常にみずみずしく命脈を保っている。」(『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』より)
 現在生きている生きものたちは(私たち人間も含めて)、生命誕生から途切れることなく生命を繋いできています。たとえ、虫の姿が私たちの目の前から消えたとしても、卵、幼虫、蛹、成虫いずれかの姿で長い冬をしのいでいるはずです。これからは、そういう虫たちを見つけていけたらいいなと思っています。 
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クサギカメムシ(そばの郷/南砺市[利賀村]坂上)

2018-11-17 12:27:19 | 昆虫類

昼食に立ち寄った利賀そばの郷のうまいもん館の板壁に、クサギカメムシがとまっていました。これから建物内に入って越冬するようです。近くの樹木の幹にもとまってい

富山ではヘクサンボ(屁臭んぼ?)とも呼ばれるクサギカメムシについて、『富山大百科事典(上)』には次のように書かれています。「果樹害虫および悪臭害虫。…。本県では…山間地での家屋侵入・不快害虫として知られる。…。標高300m前後の河川流域での飛来・侵入被害が顕著。飛来は9月下旬ごろの最低気温が15℃以下になった後の晴れた暖かい日に開始され、最盛期は最低気温が10℃以下になる10月中・下旬ごろ。家屋への飛来・侵入は越冬のためである。(渡辺護)」


《利賀そばの郷のうまいもん館の板壁とまるクサギカメムシ 2018/11/16》 


《利賀そばの郷のうまいもん館の板壁とまるクサギカメムシ 2018/11/16》


《利賀そばの郷のうまいもん館近くの樹木の幹にとまるクサギカメムシ 2018/11/16》 

※ 今日(2018/11/17)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。このところ、なんとなく忙しくて、(借出し期間を延長しても)読み切れずに返却してしまう本がたくさんあります。 
   1 『生物多様性の謎に迫るー「種分化」から探る新しい種の誕生のしくみー』(寺井洋平著)
   2 『三千円の使いかた』(原田ひ香著)
  
 3 『広辞苑をつくるひと』(三浦しをん著)
   4 『カズオ・イシグロ読本ーその深淵を暴くー』(別冊宝島編集部編)
   5 『おんな城主直虎(1)』(森下佳子著)
   6 『般若心経ー二百六十二文字を読む・知る・書くー』(角田康隆ほか著、コロナ・ブックス)
   7 『聴竹居ー福井厚二の木造モダニズム建築ー』(松隈章著、コロナ・ブックス)
   8 『京のおばんざい100選』(松永佳子料理、コロナ・ブックス)
   9 『京都半日とっておきの散歩道ー四季折々の物語を訪ねて』(若村亮ほか著、GEM STONE)


《現在、図書館から借りている本 2018/11/17》 

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