2003~2009年に、富山県中央植物園で見かけた生きものを、紹介しています。
今回はクモ類のコガネグモです。
コガネグモは、大きな円網を張る大型の造網性のクモで、前回紹介したジョロウグモとともに最も広く知られているクモのひとつです。♂♀の違いが大きく、成体の体長は♀で20~30mmとクモとしては大型の部類ですが、♂は♀の1/5程度とはるかに小型で、体色は茶色一色です。
クモは常に網の中心にいて、前2対と後ろ2対の足をそれぞれそろえて真っすぐに伸ばし(配置はX字状)、頭を下に向けて止まります。網には、足の配置に合わせるように、糸の帯でできた白いジグザグの模様(「隠れ帯」または「白帯」)がつけられています。
また、コガネグモは、捕まえてきたクモをけしかけて喧嘩をさせるさせる「蜘蛛合戦」という遊びがされてきました。
(以上、ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/コガネグモ』参照)
《コガネグモ(円網の中心にとまり、隠れ帯がある)2007/06/19》
《網の中心に頭を下にしてとまるコガネグモ♀2007/06/19》
《コガネグモ♀の腹側 2007/06/23》
《コガネグモ♀の腹側 2007/06/26》
《アブラゼミを捕食するコガネグモ♀ 2007/08/15》
《アブラゼミを捕食するコガネグモ♀ 2007/08/15》
※ 3月の中央植物園(2) 15年ほど昔の写真なので、状況は変わっていると思います。
《マンサクの花 2009/03/03》
《ダンコウバイの花 2009/03/03》