20㎝ほど積もった雪の下から、正月用に使うキャベツ、ハクサイ、レタスなどを取り出しました。無農薬、無防虫ネット(防虫ネットは使って欲しいという強い要望はあります)で栽培し、モンシロチョウやヨウトウガなどの幼虫は見つけて捕殺するだけのため、見落とした虫たちのため穴だらけ、糞だらけ(こちらの方が問題‼)です。
今回取り出したハクサイとキャベツには、葉の間に数頭のモンシロチョウの幼虫が生き残っていました。雪の下でも葉の間はそれほど寒くならないのか、糞も新鮮なので今も葉を食べているようです。
1982年発行の『原色日本蝶類生態図鑑(Ⅰ)』には、モンシロチョウの周年経過として「基本的に蛹で越冬するが、日本本土の暖地では幼虫や、ときには成虫が見られることもある」と書かれています。来年の春には、取り残したハクサイやキャベツで幼虫が生き残っているかどうか確かめてみたいと思います。
《雪の下からハクサイやキャベツを取り出しているところ 2018/12/30》
《ハクサイの葉の間に潜んでいたモンシロチョウの幼虫 2018/12/30》
《ハクサイの葉の間に潜んでいたモンシロチョウの幼虫 2018/12/30》